JP3904051B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、あるいはプリンタ等の電子写真方式をとる画像形成装置に関し、特に、乾式現像装置の現像ローラ上にトナーの薄層を形成する層形成部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
乾式トナー(現像剤)を用いる現像装置においては、現像ローラ(現像剤担持体)に弾性体ブレードからなる層形成部材を当接させてトナーを摩擦帯電させると共に、現像ローラ上にトナーの単粒子層を形成し、その現像ローラを静電潜像担持体(感光体)に接触あるいは近接させることにより静電潜像を現像して顕像化している。
【0003】
従来、このような層形成部材として導電性ゴムブレードを用いるものが特公昭63−16736号において提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、層形成部材として導電性ゴムブレードを用いると、トナーの帯電量が所望の値より小さいため、現像された画像にはカブリが生じたり、階調性の悪い画像になってしまう。
【0005】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナーの帯電量を所望の一様な値のものにして画像劣化の発生がない層形成部材を備えた現像装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の現像装置は、表面に現像剤を担持しながら回転して静電潜像担持体上へ搬送して潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体によって担持される現像剤の厚さを規制して現像剤の層を現像剤担持体上に形成する層形成部材とを有する現像装置において、
層形成部材の一部が弾性体により構成されており、現像剤担持体接触ニップ部と現像剤担持体と接触しない上流側部分との体積抵抗率の関係を、接触ニップ部の方を低く構成し、かつ、前記層形成部材の弾性体の接触ニップ部でない上流側部分の現像剤担持体に面する部分では、表面のみ体積抵抗率が高く、内部の体積抵抗率が低い構成になっていることを特徴とするものである。
【0008】
この場合に、層形成部材の一部である弾性体の中、現像剤担持体接触ニップ部としては、射出成形後の弾性体の表面を削除して用いることが可能である。
【0009】
また、層形成部材の現像剤担持体接触ニップ部の体積抵抗率は107 Ωcm以下であることが望ましい。
【0010】
また、層形成部材は現像剤担持体と同電位にされていることが望ましい。
【0011】
以下、上記本発明の現像装置の構成と作用を図面を参照にして説明する。
【0012】
図2に本発明の現像装置10の構成を示す。感光体(潜像担持体)20の周りには、その回転方向に沿って、不図示の帯電手段、露光手段が設けられ、現像装置10、不図示の、転写装置、及び、クリーニング手段が配置されている。
【0013】
帯電手段は、感光体20の外周面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電した感光体20の外周面には、露光手段によって所望の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、この露光によって感光体20上に静電潜像が形成される。
【0014】
現像装置10には、現像剤担持体(現像ローラ)2と、その現像剤担持体2表面に現像剤(トナー)を供給する供給部材(供給ローラ)5と、現像剤担持体2表面に担持されている現像剤を摩擦帯電させると共に、その現像剤の厚さを規制して現像剤担持体2上に現像剤の単粒子層を形成する層形成部材(弾性体ブレード)1とが配置されて構成されている。
【0015】
図1は、層形成部材1が現像剤担持体2に当接する位置近傍の拡大図であり、層形成部材1は、現像剤担持体2へ接触してニップを形成する部分11 と現像剤担持体2と接触しないその上流側部分12 とでは、接触ニップ部11 の体積抵抗率相対的に低く、上流側部分12 では高くなっている。
【0016】
層形成部材1をこのような構成にすると、高抵抗の上流側部分12 では現像剤3の帯電量が高くなり(図1の×印は摩擦帯電の大きな部分である。)、一部の現像剤3は過剰に帯電されて帯電量のバラツキが起きるが、下流の低抵抗の接触ニップ部11 に達して放電により比較的帯電量が小さくなると共に、そのような現像剤3間の帯電量のバラツキがならされるため、現像剤3の帯電量を所望の一様な値に制御される。したがって、良好な画像を安定して形成することができる。
【0017】
ところで、層形成部材1の高抵抗層部分12 としては、図1のように、層形成部材1の弾性体内部全域に及ぶより、図3に示すように、表面のみに高抵抗層12 を設け、その内部部分を低抵抗層11 とするのが好ましい。それは、摩擦帯電を行う表面は抵抗が高い程現像剤3への電荷付与が良いが、一方、層形成部材1中の電荷滞留の面からは、内部抵抗が低い程電荷放出が可能なためである。
【0018】
このように上流側部分の表面のみを高抵抗層とした層形成部材1としては、後記の実施例1で示すように、射出成形後の弾性体の表面を削除して用いることがきる。弾性ゴムを射出成形により層形成部材1の弾性体部分を作製する場合、表面(成形用金型内の壁面付近)はゴムの流れが悪いため、混錬するカーボンブラックのチェーンが形成され難く中心部の抵抗よりも高くなる傾向にある。射出成形により作製した弾性ゴム部材の接触ニップ部の表面を削除して層形成部材1を作製すれば、接触ニップ部とそれ以外の体積抵抗率が異なる層形成部材1を安価で容易に作製することができる。
【0019】
なお、層形成部材1の接触ニップ部の体積抵抗率を107 Ωcm以下となるようにすると、現像剤の帯電量が20〜30μC/gに制御でき、帯電量が高くなりすぎることによる生じる現像剤の静電凝集等が発生しない。
【0020】
また、層形成部材1が電位的に浮いていたり現像剤担持体2との間に電位的にアンバランスがあると、ノイズを拾いやす不要な電位変化を現像剤に与えやすく、また、現像剤の静電凝集等が生じやすく、画像に白スジを発生し、画像を乱すことが極めて稀であるが発生する。層形成部材1を現像剤担持体2と同電位にすることにより、このようなノイズ、アンバランスがなく、良好な画像を安定して形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の現像装置を用いた画像形成装置の実施例と比較例について説明する。
【0022】
(実施例1)
図4に本発明の1実施例の現像装置10を用いた画像形成装置の要部の構成を示す。感光体20の周りには、その回転方向に沿って、不図示の帯電手段、露光手段が設けられ、現像装置10、不図示の、転写装置、及び、クリーニング手段が配置されている。
【0023】
帯電手段は、潜像担持体20の外周面に当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電した潜像担持体20の外周面には、露光手段によって所望の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、この露光によって潜像担持体20上に静電潜像が形成される。
【0024】
現像装置10には、現像室6と、メインホッパ7と、メインホッパ7の現像室6と反対側に設けられ、不図示のトナーカートリッジから現像剤を補給する現像剤補給口9とからなり、現像室6には、現像剤担持体2と、その現像剤担持体2表面に現像剤を供給する供給部材5と、現像剤担持体2表面に担持されている現像剤の厚さを規制して現像剤の層を現像剤担持体2に形成する層形成部材1とが配置され、現像剤担持体2と供給部材5は相互に接触して図示の方向に回転しており、現像剤担持体2には現像電源からの現像バイアス電圧が、供給部材5には供給電源からの供給バイアス電圧がそれぞれ印加されており、供給部材5の回転により摩擦帯電された現像剤は供給部材5から現像剤担持体2へ供給され、その表面に担持されている現像剤層の厚さは現像剤担持体2と当接している層形成部材1で規制されると共に、現像剤担持体2表面に担持されている現像剤はさらなる摩擦帯電を受ける。
【0025】
メインホッパ7内には、現像剤補給口9を介して不図示のトナーカートリッジから補給された現像剤を攪拌して流動性の高い状態に保ったまま現像室6へと搬送するアジテータ8が配置されており、現像剤を現像室6へと搬送している。
【0026】
潜像担持体20上の静電潜像は、現像装置10の現像剤担持体2が潜像担持体20表面に接触して後記の一成分非磁性トナーが付与されて現像される。
【0027】
現像装置10中の現像剤担持体2は、アルミニウムローラ表面にショットブラストを施してRz4〜5μm程度の凹凸を形成した後、Niメッキ処理を行ったものを使用している。供給部材5はウレタンスポンジをローラ状に形成してなるものであり、現像剤担持体2に圧接して配置し、図4に示すように、現像剤担持体2に対して反対方向に一定の周速比で回転させている。
【0028】
潜像担持体20は、OPCからなるものである。
【0029】
潜像担持体20の周速は180mm/sec、現像剤担持体2の周速は360mm/sec、供給部材5の周速は180mm/secである。
【0030】
現像剤としては、ポリエステル系樹脂に顔料を分散させ、粉砕して作製した一成分非磁性トナーを用いている。
【0031】
本実施例においては、潜像担持体20の非画像部の表面電位を−700V、画像部の表面電位を−50V、現像バイアス電圧を−300V、供給バイアス電圧を−500Vとして用いている。
【0032】
本実施例の層形成部材1は、図5に断面を示す通り、剛体金属板12に先端ゴムチップ11を付設しており、剛体金属板12として厚み1.5mmのステンレス板、ゴムチップ11としてウレタンゴムを使用している。このウレタンゴムは、カーボンブラックを混錬して導電化されており、本発明の特徴である現像剤担持体2当接部付近とそれ以外での抵抗値変化を、ゴムチップ11の射出成形時のゴムの抵抗変化を利用して作製している。ゴムは同一組成であるが、成形用金型内の壁面付近とそれ以外の部分での抵抗値を変化させるために、熱したゴムの流し込む速度を適切にすると共に、金型温度を通常よりも低めに設定することで行っている。
【0033】
作製した射出成形品11の当接部付近の部分113 のみを研削して表面の抵抗が高い部分112 を削除して層形成部材1を完成させた。ゴムチップ11の中心部の抵抗が低い部分を符号111 で示す。表面の抵抗の高い部分112 は厚みが0.1〜0.5mm程度なので、研削により当接部付近の部分113 を削除し、その後抵抗値の測定を行った。層形成部材1を現像剤担持体2に当接させたときの当接位置近傍の拡大図は図6のようであり、層形成部材1には電荷が溜まることなく、現像剤3を帯電しつつ薄層形成を行っている。
【0034】
層形成部材1のゴム11の抵抗値は、ゴムを剛体金属板12より剥がした後、電極を導電性接着剤にて接着させて測定した。その結果、表面を研磨していないゴムは体積抵抗率109 Ωcmであったが、図5のような研削後のゴムは体積抵抗率106 Ωcmであった。
【0035】
このような層形成部材1を用いて図4のような現像器10を構成後、画像形成を行ったところ、初期においてはカブリのない均一で良好な画像を形成することができた。
【0036】
現像剤帯電量をファラデーケージ法を利用し、現像剤担持体2から直接フィルタに吸引して測定したところ、現像剤帯電量を5回測定した平均値は25μC/gで、バラツキは±2μC/gでほとんどなかった。
【0037】
この現像装置10により連続して画像形成を行ったところ、10万枚印字しても初期と同様の品質の画像が得られた。10万枚画像形成後の現像装置10を分解して層形成部材1を観察したところ、層形成部材1の上流側(図5の高抵抗部分112 )に付着していた現像剤は全てエアブローにより簡単に剥離することができるものであり、全く問題がなかった。
【0038】
このような本発明による層形成部材1は、上記のように、ゴムチップ11の射出成形時のゴムの抵抗変化を利用して研削を併用して作製することに限定されず、後記の実施例2のように、層形成部材1の現像剤担持体2への当接部付近に導電性塗料を塗布してその部分の抵抗を下げることによっても作製することができる。また、抵抗値の異なるゴム部材を接着させて作製することもでき、中心部分の抵抗値の低いゴムを剛体金属板12に接着後、その表面に抵抗値が高いゴムを接着し、その表面の現像剤担持体2との当接部分を研磨等により削除して、現像剤担持体2との当接部分の抵抗値を小さくして使用することもできる。
【0039】
(比較例)
図9に示すように、実施例1と同様の射出成形品11を射出成形後に、表面研削を行わないで層形成部材1を構成し、この層形成部材1を用いて現像装置を構成後、画像形成及び現像剤帯電量の測定を行ったところ、作成された画像は転写抜けが発生しており、階調性が悪かった。また、現像剤帯電量は、50μC/gであり、極めて高く、5回測定したときのバラツキは±10μC/gで、帯電量のばらつきが大きかった。
【0040】
(実施例2)
層形成部材1として、図7に示すように、ゴムチップ11の現像剤担持体2に当接する部分のみの抵抗値を小さくするように、表面に導電性塗料13を塗布して体積抵抗率を104 Ωcmとし、ゴム自体は体積抵抗率が1010Ωcmと抵抗値が大きなものを用いて作製した。このような層形成部材1は、現像剤担持体2に当接する部分のみが抵抗値が低く、上流側は内部まで抵抗値が高くなっている。
【0041】
このような層形成部材1を用いて図4の現像器10を構成し、実施例1との画像評価により比較したところ、何れも良好な画像が得られたが、本実施例の現像装置では、連続して画像形成を行う際、画像上は問題ないものの、現像剤帯電量が変化する傾向がみられた。詳細に現像剤帯電量の変化を調査したところ、連続印字の1枚目と10枚目で比較すると、10枚目の帯電量が低下する傾向があった。さらに連続印字を続けると、画像上にカブリを生ずるようになり、現像剤帯電量はさらに低下した。このときの層形成部材1を分解して調べたところ、導電性塗料13を塗布しない上流側の高抵抗部分に電荷が非常に多く溜まっており、表面電位計で測定すると、プラス側に帯電していた。これを除電器により除電し、再度画像を作成したところ、初期状態に戻っていた。実施例1で使用した層形成部材1を用いて同様の試験を行ったところ、このような現象は認められず、100枚印字後も同様に良好な画像を形成でき、層形成部材1の表面電位もほとんど上がっていなかった。
【0042】
(実施例3)
層形成部材1のゴム自体の抵抗値を変化させて、射出成形により現像剤担持体当接部付近の体積抵抗率が1010Ωcmと107 Ωcmのものを作製して、実施例1と同様の画像形成評価を行った。1010Ωcmの層形成部材1では、現像剤帯電量が35μC/gとなり、階調性がやや劣る画像になった。107 Ωcmでは、現像剤帯電量は25μC/gであり、1200dpiの階調を印字しても、鮮明で極めて良好な画像を得ることができた。
【0043】
(実施例4)
層形成部材1に電極を設けて図8のような構成により現像剤担持体2と層形成部材1を同電位にした現像装置10と、層形成部材1に電極を設けずに、層形成部材1をフロート状態にした現像装置10を用いて画像形成評価を行った。
【0044】
図8において、現像剤担持体2には、電源装置21の高圧電源22における現像電源23から現像バイアス電圧が印加され、供給部材5には、電源装置21の高圧電源22における供給電源24から供給バイアス電圧が印加されており、現像電源23からの現像バイアス電圧の印加のタイミング等は、電源装置21の低圧電源25に接続された制御回路26により制御される。このような電源装置21の現像電源23と現像剤担持体2の接続線路に層形成部材1の電極を接続することにより、現像剤担持体2と層形成部材1を同電位にした。
【0045】
このような構成で層形成部材1を現像剤担持体2と同電位にすると、現像剤帯電量のバラツキは25±2μC/gだったが、同電位にしない場合は、画像上は影響は直接現れないものの、現像剤帯電量を測定したところ、25±5μC/gとバラツキが若干多く、帯電特性が悪かった。
【0046】
以上、本発明の現像装置をその原理と実施例の説明に基づいて説明してきたが、本発明はこれらに限定されず種々の変形が可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の現像装置によると、層形成部材の一部が弾性体により構成されており、現像剤担持体接触ニップ部と現像剤担持体と接触しない上流側部分との体積抵抗率の関係を、接触ニップ部の方を低く構成したので、現像剤間の帯電量のバラツキがならされるため、現像剤の帯電量を所望の一様な値に制御でき、良好な画像を安定して形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の層形成部材が現像剤担持体に当接する位置近傍の拡大図である。
【図2】本発明の現像装置の概略の構成を示す図である。
【図3】本発明の現像装置の別の形態の層形成部材が現像剤担持体に当接する位置近傍の拡大図である。
【図4】本発明の実施例の現像装置を用いた画像形成装置の要部の構成を示す図である。
【図5】実施例1の現像装置の層形成部材の断面図である。
【図6】実施例1の現像装置の層形成部材が現像剤担持体に当接する位置近傍の拡大図である。
【図7】実施例2の現像装置の層形成部材が現像剤担持体に当接する位置近傍の拡大図である。
【図8】実施例4の現像装置の回路構成を示す図である。
【図9】比較例の層形成部材の断面図である。
【符号の説明】
1…層形成部材(弾性体ブレード)
11 …層形成部材の現像剤担持体接触ニップ部分(低抵抗層)
12 …層形成部材の現像剤担持体と接触しない上流側部分(高抵抗層)
2…現像剤担持体(現像ローラ)
3…現像剤
5…供給部材(供給ローラ)
6…現像室
7…メインホッパ
8…アジテータ
9…現像剤補給口
10…現像装置
11…ゴムチップ
111 …ゴムチップの低抵抗部分
112 …ゴムチップの高抵抗部分
113 …ゴムチップの研磨部分
12…剛体金属板
13…導電性塗料
20…感光体(潜像担持体)
21…電源装置
22…高圧電源
23…現像電源
24…供給電源
25…低圧電源
26…制御回路
Claims (4)
- 表面に現像剤を担持しながら回転して静電潜像担持体上へ搬送して潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体によって担持される現像剤の厚さを規制して現像剤の層を現像剤担持体上に形成する層形成部材とを有する現像装置において、
層形成部材の一部が弾性体により構成されており、現像剤担持体接触ニップ部と現像剤担持体と接触しない上流側部分との体積抵抗率の関係を、接触ニップ部の方を低く構成し、かつ、前記層形成部材の弾性体の接触ニップ部でない上流側部分の現像剤担持体に面する部分では、表面のみ体積抵抗率が高く、内部の体積抵抗率が低い構成になっていることを特徴とする現像装置。 - 前記層形成部材の一部である弾性体の中、前記現像剤担持体接触ニップ部としては、射出成形後の弾性体の表面を削除して用いることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 前記層形成部材の前記現像剤担持体接触ニップ部の体積抵抗率が107 Ωcm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の現像装置。
- 前記層形成部材が前記現像剤担持体と同電位にされていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の現像装置。
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