JP3903968B2 - 非接触式情報入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機器操作等に関する情報を非接触で入力する装置に関する。
近年、自動車の中には、カーナビゲーションを始め、オーディオ装置、TV、ビデオ装置、携帯電話、エアコンなど数多くの情報機器、電装機器が搭載されるようになっている。車内で電話をかけるだけでなく、電子メールの読み書き、インターネットへのアクセスさえ可能である。この傾向は今後もますます進み、自動料金収受システムや安全走行支援システムなども導入され、車はまさに走るコンピュータになろうとしている状況である。
また、それらの様々な機器の操作を行うために、現在は例としてカーオーディオ用の操作ボタン、エアコン用の操作ボタン、カーナビゲーション用の操作ボタンあるいはリモートコントロール等の種々のボタンやスイッチ等があり、それぞれを使って操作を行うという状況が一般的である。このように、車載機器の種類が増えていく中で、運転者が行う操作の種類は飛躍的に増大している。特にカーナビゲーションの登場によって、操作の種類は大幅に増えたと言って良い。
運転中の車載機器の操作は前方不注意につながるため、前方を見たまま車載機器の操作を行うことが出来るようにすることが望ましい。そのため、例えば下記特許文献1においては、手の形状(指の形など)や手の動きを検知するカメラと、手の形状、手の動きそれぞれに対応した操作モードを用意した操作入力装置を用い、前記カメラを用いて検出した手の形状や手の動きを検出、判別して、非接触の操作入力スイッチとして用いることにより、前方を見たまま操作を可能にしている。
また、上記の従来例では、エアコンやラジオなどのON/OFFといった操作機器モードの切り替えスイッチとしての入力に加えて、エアコンの温度やオーディオのボリュームなどのパラメータの調整を、手振りを以って行うことで可能としている。
特開2001−216069号公報
しかしながら前述のような装置を使用する場合、操作モードの選択の数や、パラメータ調整の数が増えるに従い、それぞれに対応した手の形状や手の動き(手振り)が増えることとなる。そのため、画像処理を用いた認識では処理が複雑になることに加えて、誤りが発生しやすくなるという問題があった。さらに画像処理が複雑になればなるほど処理に要する時間が長くなるので、結果として手の動きに追随できなくなるという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、使用者の手の形状で示された情報を、簡単な画像処理で容易、かつ確実に入力することの出来る非接触式情報入力装置を提供することを目的とする。
本発明においては、撮像手段で使用者の手を検出し、手の形状から操作モードを選択し、かつ、手が最初に検出された際における距離を基準距離とし、その基準距離からの距離の変化量または変化割合を検出し、調整すべきパラメータについては、基準距離からの距離の変化量または変化割合に応じてパラメータ値の調整を行うように構成している。
選択した操作モードにおいて調整可能なパラメータの値を、基準距離からの距離の変化量または変化割合に応じて調整するように構成したことにより、使用者が手の距離を変えることでパラメータを調整することが出来るので、画像処理の負担を軽減して容易、かつ確実にパラメータを調整することができる、という効果がある。
(実施例1)
図1は、実施例1を示すブロック図であり、本発明による非接触式情報入力装置を車載機器の非接触式情報入力装置として用いた場合の構成を説明する図である。
図1において、1は赤外線カメラ、2は赤外線カメラに向かって提示された手の形状を検出する手形状検出部、3は赤外線カメラに向かって提示された手と赤外線カメラ1との距離を検出する距離検出部、4は手形状検出部2の検出結果に従い車載機器の操作モードを選択実行する操作モード選択部、5は操作モード選択部4で選択された操作の中で、変更可能なパラメータを距離検出部2の検出結果に従って調整するパラメータ調整部である。6aは操作モード選択部4にて選択実行された操作モードを使用者に報知する操作モード報知部、6bはパラメータ調整部5にて調整されたパラメータの値を使用者に報知するパラメータ報知部である。7はパラメータ調整部5にて調整されたパラメータを確定して実行し、操作終了とするパラメータ調整実行部である。
図2は赤外線カメラ1により、提示した手8が撮像される様子を説明した図である。
図2において、赤外線カメラ1によって撮像される撮像範囲A中に手8を提示する。手形状検出部2によって手形状が検出され、同時に距離検出部3によって手8と赤外線カメラ1との距離Lを検出する。次に操作モード選択部4によって手の形状を判別して操作モードを選択した後、手8の位置を動かして距離Lを変えることによって調整可能なパラメータを調整する。例えば手を近づかせればパラメータを大きく、手を遠ざければパラメータを小さく変化させるように調整する。そしてパラメータ調整後、確定を示す所定の手形状(例えば指で丸印を作る)を検知することを以ってパラメータを確定、実行とする。所定の手形状が検知されなければパラメータ調整を実行せず、パラメータ調整前のパラメータ値へと戻る。なお、所定領域(撮像範囲A)の範囲外へ手8を移動させたことを検知したことを以ってパラメータを確定、実行としてもよい。
上記操作モード選択部4による手の形状の判別は通常の画像処理を用いて行う。また、手の形状や距離を検出するセンサとしては、上記の赤外線カメラ以外に可視光のカメラを用いることも可能であるが、下記の理由によって赤外線カメラの方が適している。すなわり、車載機器への応用を考えた場合、車内は昼間明るく夜は暗いので、外光状態の変動が大きい。そのため可視光カメラで得られる画像は大きく変動してしまうので、検出精度が低下してしまうという問題がある。そのため、外乱を受けにくい赤外線を検出するカメラが適している。特に遠赤外線を検出する赤外線カメラは熱を発する対象物(つまり手)のみを画像として捕らえるため、赤外線カメラの前にかざした手のみを抽出できる。
次に、操作モード選択部4において検出した手の形状と車載機器の操作モードとの対応について説明する。
図3は、手の形状と操作モードとの対応の一例を示す図である。
手形状とは、例えば「グー」「チョキ」「パー」といった「じゃんけん」で提示するような手の形状や、「5本の指の中どの指を伸ばすか」、「人差し指と親指で丸を作る」など手によって表現されるさまざまな形のことを意味する。図3においては、エアコン風量を調整する場合にはaの形状(指1本)を、エアコン温度を調整する場合にはbの形状(指2本)を、オーディオの音量を調整する場合にはcの形状(指5本)を提示することで操作モードを選択する。また、パラメータ調整実行部7において、調整されたパラメータ調整を確定、実行する場合の「確定」を示す所定の手形状としては、dに示すような手形状(指で丸を作る)を提示する。この形状を判別した場合にはパラメータ調整を確定、実行とする。
次に、距離検出部3およびパラメータ調整部5についての詳細を説明する。
図4は赤外線カメラ1と手8との位置関係を示す図、図5は距離検出部3の内容を示すブロック図である。
赤外線カメラ1が遠赤外線を検知する場合、遠赤外線は撮像範囲の温度分布を撮像することになる。図4に示すように、手8を赤外線カメラ1の前にかざすと、手8の表面の温度に対応した遠赤外線が放射され赤外線カメラ1に入射する。そのため近ければ近いほど赤外線カメラ1への入射光量が増え、遠くなるほど入射光量は少なくなる。入射光量は手と赤外線カメラ1との距離の2乗に反比例することが判っている。
図4において、手形状検出部2にて手形状が検出された場合において、赤外線カメラ1と手8との距離をLとし、この時の手の位置を原点21とする。そしてこの時の入射光量を、基準入射光量検出部22にて検出し、その値を基準光量I(0)とする。原点21から赤外線カメラ1に対して距離xだけ近づくと、入射光量I(x)は
I(x)=I(0)×L/(L−x)
となる。
入射光量の変化量算出部23においては、基準光量I(0)からの変化量I(x)−I(0)を下記(数1)式で求める。
Figure 0003903968
位置変化算出部24では、上記のI(x)−I(0)の値から距離xの変化量を求める。距離xが正に大きく(基準位置よりも近く)なればパラメータ値を大きく、距離xが負に大きく(基準位置よりも遠く)なればパラメータ値を小さくさせるように対応づけすることでパラメータ値の調整を行う。なお、距離xは基準位置(原点21)よりも近づいたか遠ざかったかの相対値で良く、絶対的な距離値は必要としない。すなわち、基準位置における距離(つまり基準距離)との変化量もしくは変化割合を検出すればよい。
次に、操作モード報知部6a、パラメータ値報知部6bにおける操作した内容を使用者に報知する機能について説明する。操作モード報知部6a、パラメータ値報知部6bにおいては、例えば音声や音などの音響信号によって操作内容を使用者に報知する。
例えば図3aに示した手形状を示すことによって「エアコン風量」操作を選択した場合には、操作モード報知部6aが「エアコン風量」と発声して使用者に報知し、エアコン風量の調整モードに切り替わる。そして手8と赤外線カメラ1との距離を変化させることでエアコン風量が随時変わり、使用者がエアコン風量を感知しながら手を動かすことで「エアコン風量」のパラメータ、つまり風量を変化させることが出来る。これにより使用者の意図するエアコン風量に調節できる。
また、図3bに示した手形状を示すことによって「エアコン温度」を選択した場合には、操作モード報知部6aが「エアコン温度」と発声して使用者に報知し、エアコン温度の調整モードに切り替わる。エアコン温度の調節は、上記と同様に手8の位置を変化させることによって行うが、この場合には温度が直ちに変化するものではないので、温度の設定が0.5℃刻みで変化する毎にパラメータ値報知部6bが「ピッ」と音を出す。そしてパラメータの変化がなくなったら(つまり手を止めたら)最後に設定した温度、例えば「25度」と発声して報知する。このように構成すればパラメータの値(この場合は設定温度)を確認することが出来る。上記のように音声や音の音響信号で報知することにより、使用者が視線をそらすことなく内容を確認することが出来る。
また、図3cに示した手形状を示すことによって「オーディオ音量」操作を選択した場合には、操作モード報知部6aが「オーディオ音量」と発声して使用者に報知し、オーディオ音量の調整モードに切り替わる。オーディオ音量の調節は上記と同様に手8の位置を変化させることによって行うが、この場合には実際に音が大きくなるので使用者は意図する音量に調節することが出来る。
図6は、これまで説明した非接触式情報入力装置における動作時のフローチャートである。
図6において、ステップS0では、赤外線カメラ1によって撮像範囲Aの領域の情報を取得する。ステップS1では手形状検出部2にて提示された手の形状を検出する。ステップS2では、検出した手の形状がa、b、cのいずれかであるかを操作モード選択部4にて判別し、いずれの手形状にも合致しなければ再びステップS0に戻る。
ステップS2で、いずれかの形状に合致すると判断(YES)した場合には、ステップS3で、操作モード報知部6aによって操作モード内容を使用者に報知する。そしてステップS4では操作モードを変更し、ステップS5で再び画像取得を行う。
ステップS6では、ステップS5で取得した画像から、距離検出部2にて距離測定を行う。そしてステップS7ではパラメータ調整部5にてパラメータ値の調整を行い、ステップS8では、パラメータ報知部6bにてパラメータの値を使用者に報知する。
次に、ステップS9では再び手形状を検出し、ステップS10では、検出した手形状が図3のd(確定を示す手形状)であるか否かを判断する。なお、撮像範囲Aの外へ手8が移動したか否かを判断してもよい。
ステップS10で、手形状がdに合致(YES)するなら、ステップS11でパラメータ調整操作を実行とする。また、ステップS10にてdの手形状と判断されなかった場合(No)にはステップS5に戻る。
また、ステップS10にて所定の時間のあいだ「確定を示す手形状d」が検出されなかった場合には、操作情報の入力ではなく誤操作(例えば単に手形状に似た手の形が偶然に撮像された場合など)と判断してステップS0へ戻る。
以上説明したように、赤外線カメラ1にて手8を検出し、操作選択モード部4において手8の形状から車載機器の操作モードを選択したときに、調整すべきパラメータがあった場合には、手8から赤外線カメラ1への入射光量I(x)の値に基づき距離xを求め、パラメータ値の調整を行うことにより、複雑な画像処理を行わずに容易に、かつ確実にパラメータの調整を行うことができる。また、手から赤外線カメラに入射する光量は、手と赤外線カメラとの距離が近くなるほど大きく、遠くなると小さくなるので、距離検出手段で光量を検出することで、手と赤外線カメラとの距離を容易に算出することができる。
また、パラメータ調整中に使用者にパラメータの値を報知する手段を備えているので、使用者が随時操作中パラメータの値を確認することが可能であり、かつ、パラメータ調整実行部7にて所定の手形状を以ってパラメータ値の確定、実行を行うことで、確実に意図したパラメータの値へ調整することができる。そして選択された操作モードおよび調整されたパラメータの値を、音を用いて使用者に報知することにより、使用者が視線をそらすことなく内容を確認することが出来る。なお、使用者が車両の運転操作を行わない乗員である場合には、選択された操作モードおよび調整されたパラメータの値をディスプレイ等に表示して使用者に報知するように構成してもよい。
また、パラメータ調整の確定を所定の手形状を以って決定することから、使用者の意思を確実に反映し、かつ意図しない動作を防止できる。
なお、特許請求の範囲における撮像手段は上記赤外線カメラに、手形状検出手段は手形状検出部2に、操作モード選択手段は操作モード選択部4に、距離検出手段は距離検出部3に、パラメータ調整手段はパラメータ調整部5に、それぞれ相当する。また、撮像手段は赤外線カメラ(遠赤外線もしくは近赤外線)に限らず、可視光カメラでも良い。
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第2の実施例では、距離検出部3として、撮像範囲A中での撮像する手8の占める面積から赤外線カメラ1と手8との距離を算出するものである。その他の部分は図1と同様である。また、演算のフローチャートも実施例1と同じであるため説明を省く。
図7は、赤外線カメラ1によって撮像した手8の面積から距離を検出する距離検出部3の内容を示すブロック図である。また、図8は赤外線カメラ1と手8との位置関係を示す図、図9は手8の位置による撮像画像の変化を示す図である。
一般にカメラで撮像した対象は、カメラに近づけば近づくほど大きく映る。この性質を利用して撮像対象である手8の大きさの変化によって距離を求める。
図8に示すように、手の基準面積算出部31では操作モード選択部4にて操作モードが決定した時における撮像エリアA中の手8の占める面積を基準面積A(0)、その時の赤外線カメラ1と手8との距離をLとし、またこの時の手の位置を原点21とする。原点21からxだけ近づくと、手8の撮像範囲Aに占める割合は、
A(x)=A(0)×L/(L−x)
となる。撮像範囲A中で手8の占める面積の変化量は、面積変化量算出部32において求める。すなわち、基準面積A(0)からの変化量A(x)−A(0)は、下記(数2)式で求めることが出来る。
Figure 0003903968
さらに位置変化算出部35において、面積変化量算出部32により求まったA(x)−A(0)の値からxの変化量を求める。このようにして手の位置が基準距離Lより近づいたか遠ざかったかが検出できるので、調整すべきパラメータの値を距離xの変化量に従って調整する。
図9に示したように、手8が赤外線カメラ1に対して、原点21の位置よりも近づいたときは画像中の手の面積が大きくなり、遠のいたときは面積が小さくなる。距離xが正に大きく(基準位置よりも近く)なればパラメータ値を大きく、距離xが負に大きく(基準位置よりも遠く)なればパラメータ値を小さくさせるように対応づけすることでパラメータ値の調整を行う。なお、距離xは基準位置(原点21)よりも近づいたか遠ざかったかの相対値で良く、絶対的な距離値は必要としない。すなわち、基準位置における距離(つまり基準距離)との変化量もしくは変化割合を検出すればよい。
撮像範囲に占める手の画像の面積割合は、手と赤外線カメラとの距離が近くなるほど大きく、遠くなると小さくなるので、撮像した手の面積を計算することによって、手と赤外線カメラとの距離を容易に算出することができる。したがって、本実施例においては、撮像範囲に占める手の面積を求めることにより、手の面積からパラメータの値を簡単に調整することが出来る、という効果がある。
(実施例3)
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
図10は、本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図である。
図10において、赤外線カメラ1、手形状検出部2、操作モード選択部4、操作モード報知部6a、、パラメータ報知部6b、パラメータ調整実行部7の構成および演算のフローチャートは前記実施例1と同一なので省略する。
本実施例では、静電容量センサを用いて赤外線カメラ1と手8との距離を算出する点が異なっている。
図11に示すように、静電容量センサ41を赤外線カメラ1の近傍に設置し、距離検出部3において手8による静電容量の変化を検出する。手8による静電容量は静電容量センサ41と手8との距離に応じて変化するので、静電容量の変化に応じて赤外線カメラ1と手8との距離Lを検出する。この場合も前記実施例1、実施例2と同様に、操作モード選択部4にて操作モードが決定した時における手8の位置を基準位置とし、その時の赤外線カメラ1と手8との距離Lを基準距離とし、手8の位置が基準位置よりも近づいたか遠ざかったかに応じてパラメータ調整を行うことにより、精度のよいパラメータ調整が可能となる。
実施例3によれば、静電容量センサ41により手8と静電容量センサ41との距離を精度良く検知することができる。この静電容量センサ41を赤外線カメラ1近傍に取り付けることにより、赤外線カメラ1と手8との距離を容易に測定することが出来る。この方法によってパラメータ調整時に手8を動かした時、距離の変化を検出することでパラメータ調整を行い精度のよいパラメータ調整が可能となる。
本発明の実施例1の構成を示すブロック図。 赤外線カメラ1により、提示した手8が撮像される様子を説明した図。 手の形状と操作モードとの対応の一例を示す図。 赤外線カメラ1と手8との位置関係を示す図。 距離検出部3の内容を示すブロック図。 非接触式情報入力装置における動作時のフローチャート。 本発明の実施例2における赤外線カメラ1によって撮像した手8の面積から距離を検出する距離検出部3の内容を示すブロック図。 赤外線カメラ1と手8との位置関係を示す図。 手8の位置による撮像画像の変化を示す図。 本発明の実施例3の構成を示すブロック図。 静電容量センサ41と赤外線カメラ1および手8の位置関係を示す図。
符号の説明
1…赤外線カメラ 2…手形状検出部
3…距離検出部 4…操作モード選択部
5…パラメータ調整部 6a…操作モード報知部
6b…パラメータ報知部 7…パラメータ調整実行部
8…手

Claims (8)

  1. 使用者の手を含めた所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた手の形状を認識する手形状検出手段と、
    前記手形状検出手段の検出結果に基づいて、使用者が手の形状で指示した特定の操作を判別して選択する操作モード選択手段と、
    手が最初に検出された際における距離を基準距離とし、その基準距離からの距離の変化量または変化割合を検出する距離検出手段と、
    前記操作モード選択手段にて選択した操作モードにおける調整可能なパラメータの値を、前記距離検出手段によって検出した基準距離からの距離の変化量または変化割合に応じて調整するパラメータ調整手段と、
    を備えたことを特徴とする非接触式情報入力装置。
  2. 請求項1に記載の非接触式情報入力装置において、
    前記操作モード選択手段にて選択した操作モード、および前記パラメータ調整手段にて調整したパラメータの値を、音響信号または光学信号を用いて使用者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする非接触式情報入力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の非接触式情報入力装置において、
    前記パラメータ調整手段におけるパラメータ調整値を「確定」する操作は、検出された手の形状が予め定められた所定の形状であることを判別した場合に「確定」と決定することを特徴とする非接触式情報入力装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の非接触式情報入力装置において、
    前記パラメータ調整手段におけるパラメータ調整値を「確定」する操作は、前記撮像手段の撮像する所定領域の範囲外へ手を移動させたことを検出した場合に「確定」と決定することを特徴とする非接触式情報入力装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の非接触式情報入力装置において、
    前記距離検出手段は、撮像手段と手との距離を、検出した手からの光量に基づいて算出することを特徴とする非接触式情報入力装置。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の非接触式情報入力装置において、
    前記距離検出手段は、撮像手段と手との距離を、検出した手の面積に基づいて算出することを特徴とする非接触式情報入力装置。
  7. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の非接触式情報入力装置において、
    前記距離検出手段は、撮像手段の近傍に静電容量センサを備え、前記静電容量センサにて検出した静電容量の変化に基づいて撮像手段と手との距離を算出する、ことを特徴とする非接触式情報入力装置。
  8. 前記撮像手段は赤外線カメラであることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の非接触式情報入力装置。
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