JP3899442B2 - 鋼材用ホットスカーファ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱間圧延により丸形断面の鋼材を素材として角形断面の鋼材を製造するに際して、圧延途中の小判形断面をした鋼材の外周面をホットスカーフするために使用する鋼材用ホットスカーファに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、連続鋳造された継目無管製造用の丸ビレット鋳片は、鋳造後継目無管製造のための素材として直接継目無管製造工程に供給される。
上述のように大部分の丸ビレット鋳片は、直接継目無管製造工程に供給されるのであるが、一部のものは丸ビレット鋳片の運用の拡大を図るため、角ビレットに圧延される。
【0003】
このように、丸ビレット鋳片から角ビレットに圧延するときに、角ビレットの品種によっては、圧延途中に外周面をホットスカーファにより、角ビレット(圧延中間鋼材)の表面をホットスカーフ(溶削)し、不要な部分を除去して品質の維持を図る必要がある。このホットスカーフはスカーフィングユニットから角ビレットの表面に可燃性ガスを噴出して鋼材表面を更に高温にし、酸素ガスの噴出で鋼材表面を燃焼させ、表面を溶削するものである。
例えば、高カーボン材の場合には、角ビレットの表層の脱炭層の深さを一定深さ以下に抑える必要があり、その脱炭層除去のためにホットスカーフを行うことは必須条件となっている。
【0004】
図6は従来の角形ビレット等の矩形鋼材をホットスカーフする鋼材用ホットスカーファの正面図である。
断面が角形状をした角形ビレット等の矩形鋼材の表面をホットスカーフする場合、図6に示すように角形ビレット等の矩形鋼材1の4つの外周面にそれぞれ近接するように、4つの角形ブロック形状のスカーフィングユニット2を配置してホットスカーフする。なお、3は各スカーフィングユニット2を所定位置に位置決め固定する位置決め用ユニットである。
このような4つの角形ブロック形状のスカーフィングユニット2から構成されるホットスカーファにより、角形ビレット等の矩形鋼材1をホットスカーフする場合には何等問題は生じない。
【0005】
しかし、丸ビレット鋳片から角ビレットを圧延するときには、ラインの構成上ビレットが完全に角形形状になってからホットスカーフするという訳にもいかず、断面に曲面部の残る、いわゆる断面が小判形状をしている時点において、ホットスカーフする必要が生じてくる。
そこで、このような断面が小判形状をした小判形ビレットを図6に示す従来の鋼材用ホットスカーファの角形ブロック形状のスカーフィングユニットでホットスカーフしようとすると、小判形ビレットのコーナ部とスカーフイングユニット間の距離が大きくなるため、ホットスカーフ用として供給する酸素の単位面積当りの供給量が低下したり、酸素圧力が低下したりして、ホットスカーフの能力が低下するという問題があった。
【0006】
このような問題に対処するものとして、図7に示す小判形ビレットをホットスカーフする従来のもう一つの鋼材用ホットスカーファがある。
この鋼材用ホットスカーファは、4つのコーナ部11aがかなり大きいコーナーRを有するいわゆる小判形ビレット11に適用するものであり、角形ブロック形状のスカーフィングユニット2には通常の酸素ガス以外に特別に酸素を噴出する酸素供給管4が小判形ビレット11のコーナ部11aとホットスカーフィングユニット2との隙間部に突出するように設置されている。
そこで、このような小判形ビレットを図7に示す従来の鋼材用ホットスカーファのスカーフィングユニット2でホットスカーフしようとする場合は、酸素供給管4からも酸素を供給して小判形ビレット11のRを有するコーナ部11aに対する酸素供給量を他の部分よりも多くして、ホットスカーフの能力を高めようとしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図7に示す従来の鋼材用ホットスカーファは、酸素供給管4が小判形ビレット11のコーナ部11aとホットスカーフィングユニット2との隙間部に突出して設置されているため、そのコーナ部11aを広角に溶削することは難しい。
また、酸素供給管4からの酸素流と後方からの酸素流とが互いに干渉して酸素流に乱れを生じ、且つ酸素圧力の低下もきたし曲面溶削量にバラツキを生じやすいという問題があった。
【0008】
従って、上述した図7に示す従来の鋼材用ホットスカーファでは、小判形ビレット11に適用しても、小判形ビレット11のコーナ部11aのホットスカーフ能力は必ずしも十分ではないという問題点があった。
下記に示す表1は、図7に示す前述した従来の角形ブロック形状のスカーフイングユニット2のみからなるホットスカーファにより、小判形ビレット11をホットスカーフしたときの、図8に示す小判形ビレット11の各部(丸番号で示す)の脱炭層の除去量を示したものである。この表1において、スカーフ前の脱炭層の深さは、ビレットの長手方向の一部にホットスカーフしない部分を残して行った。
【0009】
【表1】
Figure 0003899442
【0010】
この表1から明らかなように、小判形ビレット11の平面部(▲1▼、▲2▼)の脱炭層の除去量に比較して、小判形ビレット11の凸曲面部(▲3▼〜▲8▼)の脱炭層の除去量は1/3以下と少なく、従来の角形ブロック形状のスカーフイングユニット2のみからなるホットスカーファによるホットスカーフでは、角ビレットの品質を保証する上で問題があるということが分かった。
また、図7に示す前述した酸素供給管4を有する角形ブロック形状のスカーフイングユニット2からなるホットスカーファについても、コーナ部11aを広角に溶削することは難しく、酸素供給管4からの酸素流と後方からの酸素流とが互いに干渉して酸素流に乱れを生じ、且つ酸素圧力の低下もきたし曲面溶削量にバラツキを生じやすいことから、小判形ビレット11の平面部の脱炭層の除去量に比較して、小判形ビレット11の凸曲面部の脱炭層の除去量は少なく、小判形ビレット11の品質を保証する上で問題があった。
【0011】
本発明は、従来技術の上述のような問題点を解消するためになされたものであり、小判形ビレットに対しても4面とも十分にホットスカーフできる鋼材用ホットスカーファを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る鋼材用ホットスカーファは、熱間圧延中の断面が小判形状の鋼材の相対する2つの平面と近接する位置にそれぞれ配置され、鋼材の平面に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する平面部を有する2つの平面用スカーフィングユニットと、前記鋼材の相対する2つの凸曲面と近接する位置にそれぞれ配置され、鋼材の凸曲面に可燃性ガスと酸素ガスを、スリット状の噴出口から噴出する、該凸局面に対応した凹曲面部を有する2つの曲面用スカーフィングユニットとを備えてなるものである。
また、前記各曲面用スカーフィングユニットは複数の分割スカーフィングユニット体から構成され、各分割スカーフィングユニット体が鋼材の凸曲面の一部に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する該凸曲面の一部に対応した分割凹曲面部を有するものである。
【0013】
本発明においては、熱間圧延中の断面が小判形状の鋼材をホットスカーフする場合に、各曲面用スカーフィングユニットの可燃性ガスと酸素ガスを、スリット状の噴出口から噴出する凹曲面部は鋼材の凸曲面と近接する位置に配置され、その凹曲面部が該凸曲面に対応しているから、凹曲面部から噴出するスカーフ用酸素の単位ホットスカーフ面積当たりの酸素量および酸素圧力が、鋼材の凸曲面に沿って一定となり、鋼材の凸曲面におけるホットスカーフ能力が、鋼材の平面におけるホットスカーフ能力と同等となり、鋼材の外周面全体にわたって十分なホットスカーフができ、鋼材の品質保証能力が向上する。
【0014】
また、各曲面用スカーフィングユニットは複数の分割スカーフィングユニット体から構成され、各分割スカーフィングユニット体が鋼材の凸曲面の一部に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する該凸曲面の一部に対応した分割凹曲面部を有するときには、各分割スカーフィングユニット体に供給される可燃性ガスおよび酸素ガスの供給圧力を別々に調整することができ、それより適正なホットスカーフを行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の鋼材用ホットスカーファを示す正面図、図2は同鋼材用ホットスカーファの曲面用スカーフィングユニットを示す一部を破断した正面図、図3は図2の曲面用スカーフィングユニットの概要を示す平面図、図4は小判形ビレットのホットスカーフ後の脱炭層の深さの調査位置を示す説明図である。
図において、11は熱間圧延中の断面が小判形状の小判形ビレット、12は小判形ビレット11の相対する2つの平面11aと近接する位置にそれぞれ配置された平面部13を有する2つの平面用スカーフィングユニットである。14は小判形ビレット11の相対する2つの凸曲面11bと近接する位置にそれぞれ配置された凹曲面部15を有する2つの曲面用スカーフィングユニットである。16は各平面用スカーフィングユニット12と各曲面用スカーフィングユニット14を所定位置に位置決め固定する位置決め用ユニットである。
【0016】
小判形ビレット11の相対する2つの平面11をそれぞれホットスカーフする2つの平面用スカーフィングユニット12は、従来から使用されているものと変わらないので詳細な説明は省略し、このホットスカーファの特教である小判形ビレット11の相対する2つの凸曲面11bをそれぞれホットスカーフする2つの曲面用スカーフィングユニット14について詳述する。
この各曲面用スカーフィングユニット14は3つの分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cで構成されている。
各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cは、それぞれ全体としては図2に示すように角形ブロック形状をしており、上面に酸素ガス取入口20と可燃性ガス(コークスガス、プロパンガス等)取入口21が設けられており、一側面の上方に斜め下方に突出した溶削火口22が設けられ、一側面の下方に酸素ガスを噴出するスリット状の溶削酸素噴出口23と可燃ガスを噴出する管状の可燃性ガス噴出口24とが設けられている。その溶削火口22の上部には酸素ガスを噴出する管状のシールド酸素副噴出口25と可燃性ガスを噴出する管状の可燃性ガス噴出口26とが設けられている。
【0017】
これら各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cにおける溶削酸素噴出口23、シールド酸素噴出口25、可燃性ガス噴出口24及び26の先端部はいずれも小判形ビレット11の凸曲面11bの一部に対応するようそれぞれ分割凹曲面部15a、15b、15cとして形成されている。
また、溶削酸素噴出口23とシールド酸素噴出口25は酸素ガス取入口20に接続され、可燃性ガス噴出口24及び26は可燃性ガス取入口21に接続されている。その酸素ガス取入口20には酸素ガス供給源からの酸素ガスを供給する酸素ガス供給管27が接続され、その可燃性ガス取入口21には可燃性ガス供給源からこのガスを供給する可燃性ガス供給管28が接続されている。
【0018】
上記のように構成された鋼材用ホットスカーファにおいては、小判形ビレット11の各平面11aの表面には各平面用スカーフィングユニット12から可燃性ガスと酸素ガスが噴出されて従来どおりにスカーフィングが行われる。
また、小判形ビレット11の各凸曲面11bの表面には、3つの分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cで構成された各曲面用スカーフィングユニット14から可燃性ガスと酸素ガスが噴出されてスカーフィングが行われる。
各曲面用スカーフィングユニット14によるスカーフィングについて詳細に説明すると、各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cの酸素ガス取入口20には酸素ガス供給管27から酸素ガスが供給されており、可燃性ガス取入口21には可燃性ガス供給管28から可燃性ガスが供給されている。
【0019】
そして、各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cは、それぞれ酸素ガスを酸素ガス取入口20に接続された溶削酸素噴出口23とシールド酸素噴出口25から小判形ビレット11の凸曲面11bに向けて噴出させ、可燃性ガスを可燃性ガス取入口21に接続された可燃性ガス噴出口24及び26から小判形ビレット11の凸曲面11bに向けて噴出させている。このとき、小判形ビレット11をその長さ方向に移動させている。
このように、小判形ビレット11の凸曲面11bに向けて噴出された可燃性ガスと酸素ガスの噴出により燃焼し、小判形ビレット11の凸曲面11bの表面がホットスカーフされ、小判形ビレット11の長さ方向の移動によって小判形ビレット11の表面全体がホットスカーフされることになる。
【0020】
各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cにおける溶削酸素噴出口23、シールド酸素噴出口25、可燃性ガス噴出口24及び26の先端部はいずれも小判形ビレット11の凸曲面11bの一部に対応するようそれぞれ分割凹曲面部15a、15b15cとして形成されているので、可燃性ガスおよび酸素ガスのホットスカーフ単位面積当たりの供給量が、小判形ビレット11の凸曲面11bの全域において一定になるとともに、可燃性ガスおよび酸素ガスの供給圧力が小判形ビレット11の凸曲面11bの全域において一定となるために、小判形ビレット11の各部におけるホットスカーフ量(溶削量)が一定となる。
【0021】
図5は図4に示す小判形断面ビレット11の各部(A〜D)のホットスカーフ後の脱炭層の深さを調査したグラフであり、縦線で示したのが従来の鋼材用ホットスカーファでホットスカーフした場合、○印で示したのが本発明の実施の形態の鋼材用ホットスカーファでホットスカーフした場合である。
このグラフから明らかなように、小判形ビレット11のホットスカーフにおいて最もホットスカーフしにくいB点の位置において、ホットスカーフ後の脱炭層の深さが大幅に減少しており、本発明の実施の形態のホットスカーファを使用することにより、鋼材の品質保証能力を向上させ得ることが分かる。
【0022】
なお、上記説明においては、各曲面用スカーフィングユニット14が3つに分割されている場合で説明したが、必ずしも3分割に限定されることはなく、分割しなくてもよいし、より多く分割されたものでもよい。勿論、分割することにより、各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cに供給される可燃性ガスおよび酸素ガスの供給圧力を別々に調整でき、それにより適正なホットスカーフを行うことができるという利点はある。 また、本発明において、小判形ビレット11と称しているのは、断面の相対する2辺がほぼ平行な直線であり、他の相対する2辺が曲線で構成されているビレットを総称しているものであり、曲線は円弧、楕円弧およびコーナーR等を含むものである。
さらに、各分割スカーフィングユニット体14a、14b、14cにおける溶削酸素噴出口23はスリット状とし、シールド酸素噴出口25、可燃性ガス噴出口24及び26は管状としているが、全ての吹出口がスリット状であってもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、熱間圧延中の断面が小判形状の鋼材をホットスカーフする場合に、各曲面用スカーフィングユニットのに可燃性ガスと酸素ガスを、スリット状の噴出口から噴出する凹曲面部は鋼材の凸曲面に近接する位置に配置され、その凹曲面部が該凸曲面に対応しているので、凹曲面部から噴出するスカーフ用酸素の単位ホットスカーフ面積当たりの酸素量および酸素圧力が、鋼材の凸曲面に沿って一定となり、鋼材の凸曲面におけるホットスカーフ能力が、鋼材の平面におけるホットスカーフ能力と同等となり、鋼材の外周面全体にわたって十分なホットスカーフができ、特に最もホットスカーフしにくいコーナー部においても、ホットスカーフ後の脱炭層の深さを大幅に低減でき、鋼材の品質保証能力を向上させ得るという効果を有する。
【0024】
また、各曲面用スカーフィングユニットが複数の分割スカーフィングユニット体から構成され、各分割スカーフィングユニット体が鋼材の凸曲面の一部に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する該凸曲面の一部に対応した分割凹曲面部を有するときには、各分割スカーフィングユニット体に供給される可燃性ガスおよび酸素ガスの供給圧力を別々に調整することができ、それより適正なホットスカーフを行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の鋼材用ホットスカーファを示す正面図である。
【図2】同鋼材用ホットスカーファの曲面用スカーフィングユニットを示す一部を破断した正面図である。
【図3】図2の曲面用スカーフィングユニットの概要を示す平面図である。
【図4】小判形ビレットのホットスカーフ後の脱炭層の深さの調査位置を示す説明図である。
【図5】本発明と従来例の鋼材用ホットスカーファによりホットスカーフをした後の小判形ビレットのスカーフ位置と脱炭層の深さとの関係を示すグラフである。
【図6】従来の鋼材用ホットスカーファの正面図である。
【図7】従来のもう一つの鋼材用ホットスカーファの正面図である。
【図8】図6の従来の鋼材用ホットスカーファで小判形ビレットをホットスカーフした後の脱炭層の深さの調査位置を示す説明図である。
【符号の説明】
11 小判形ビレット(鋼材)
11a 平面
11b 凸曲面
12 平面用スカーフィングユニット
13 平面部
14 曲面用スカーフィングユニット
15 凹曲面部

Claims (2)

  1. 熱間圧延中の断面が小判形状の鋼材の相対する2つの平面と近接する位置にそれぞれ配置され、鋼材の平面に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する平面部を有する2つの平面用スカーフィングユニットと、前記鋼材の相対する2つの凸曲面と近接する位置にそれぞれ配置され、鋼材の凸曲面に可燃性ガスと酸素ガスを、スリット状の噴出口から噴出する、該凸曲面に対応した凹曲面部を有する2つの曲面用スカーフィングユニットとを備えたことを特徴とする鋼材用ホットスカーファ。
  2. 上記各曲面用スカーフィングユニットは複数の分割スカーフィングユニット体から構成され、各分割スカーフィングユニット体が鋼材の凸曲面の一部に可燃性ガスと酸素ガスを噴出する該凸曲面の一部に対応した分割凹曲面部を有することを特徴とする請求項1記載の鋼材用ホットスカーファ。
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