JP3897989B2 - ブレーカ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、短絡プラグの抜き挿しによって主回路を開閉するようにしたブレーカ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
短絡プラグの抜き挿しによって主回路を開閉するようにしたブレーカ装置としては、従来、主回路に直列に設けた一対の電極に対して短絡プラグを差し込むことによりその電極対間を短絡させて主回路を閉じた状態とし、短絡プラグを電極対から抜くことによりその電極対間を通電不能として主回路を開くようにした構造のものがある。
【0003】
この種のブレーカ装置が電気自動車の動力回路の開閉に用いられる場合、動力回路に通電されている状態で短絡プラグを電極対から抜くと、電極と短絡プラグとの間でアークが発生する虞があるため、次のような対策が講じられている。即ち、短絡プラグにレバーを設けるとともに、ケースには、動力回路を開閉するためのリレーを動作させるマイクロスイッチを設けた構造とし、通常は、短絡プラグを差し込むとともにレバーを格納位置へ倒すことで、動力回路を閉じた状態にしておく。この状態から動力回路を開く際には、まず、レバーを起こすと、そのレバーの動きを検出したマイクロスイッチがリレーを開作動させることによって動力回路が開いて通電が止まった状態となり、この後に、起こしたレバーを摘んで短絡プラグを抜くことによって電極間が通電不能状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記ブレーカ装置では、リレーの開作動が開始してから、その開作動が完了して主回路(動力回路)が開くまでにはタイムラグがある。そのため、アークの発生を回避するためには、リレーの開作動が開始してから、電極間を通電阻止状態にするための短絡プラグの抜き操作を行うまでの間に、上記タイムラグよりも長い時間がかかるようにする必要がある。
【0005】
ところが、レバーを起こす第1の操作(即ち、リレーの開作動を開始させるための操作)と、それに引き続いて短絡プラグを抜き取る第2の操作(即ち、電極間を通電不能状態にするための操作)との2つの操作を、レバーに指を引っ掛けたままで一連のワンアクション操作として行うことができるようになっており、しかも、この2つの操作における指の移動方向が概ね同じ方向(上方)となっている。そのため、この2つの操作が極めて短い時間で一気に行われ、その結果、リレーが開作動を開始する前の主回路が閉じた状態のままであるにも拘わらず電極間から短絡プラグが抜き取られてしまう虞がある。
【0006】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、主回路が閉じている状態のままで電極対の間から短絡プラグが抜き取られてしまうのを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、スイッチング手段の開閉作動により開閉される主回路に一対の電極を直列に設け、その電極対に短絡プラグを抜き差しすることにより前記スイッチング手段の開閉作動とは独立して前記電極対の間の通電を許容又は阻止できるようにしたものであって、前記短絡プラグに設けられ、その短絡プラグの抜取り操作を可能とする操作位置とその抜取り操作を規制する格納位置との間での変位を可能とされた操作手段と、前記操作手段が格納位置へ変位したことを検知して前記スイッチング手段を閉作動させるとともに、前記操作手段が格納位置から操作位置側へ変位する過程でその変位を検知して前記スイッチング手段に開作動を開始させる変位動作検知手段と、前記操作手段に設けられ、その操作手段を格納位置から操作位置へ変位させるための変位操作用指掛け部と、前記操作手段における前記変位操作用指掛け部とは異なる位置に設けられ、前記短絡プラグを前記電極対から抜き取るための抜取り用指掛け部と、前記操作手段が格納位置にある状態では前記変位操作用指掛け部に対する指の引っ掛け動作を許容するが前記抜取り用指掛け部への指の引っ掛け動作を規制し、且つ前記操作手段が操作位置へ変位した状態では前記抜取り用指掛け部への指の引っ掛け動作を許容する指掛け規制手段とを備えている構成とした。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記変位操作用指掛け部に対する指の引っ掛け方向と、前記抜取り用指掛け部に対する指の引っ掛け方向とが互いに異なる方向とされている構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記変位動作検知手段は、前記電極対が取り付けられているケースに一対の端子金具を設け、前記操作手段に、格納位置へ変位したときに前記一対の端子金具を短絡させることで前記スイッチング手段を閉作動させるとともに、操作位置へ向けて変位する途中で前記一対の端子金具の短絡を解除することで前記スイッチング手段の開作動を開始させる短絡端子を設けた構成になる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、格納位置へ変位した前記操作手段を係止させることで、その操作手段が操作位置側へ変遊動することを規制する遊動規制手段を設けた構成とした。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの発明において、格納位置に変位した前記操作手段を係止させることで、その操作手段及び前記短絡プラグが前記電極から抜き取られる方向へ変位することを規制する抜取り規制手段を設けた構成とした。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかの発明において、前記短絡プラグが前記電極に対して正規に差し込まれた状態では前記操作手段の操作位置から格納位置側への変位を許容するが、前記短絡プラグが不正な差込み状態のときには前記操作手段と干渉してその操作手段が格納位置側へ変位することを規制する差込み状態検知手段を設けた構成とした。
【0011】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
短絡プラグが電極対に差し込まれるとともに操作手段が格納位置に変位した状態では主回路が閉じた状態となる。この状態から、変位操作用指掛け部に指を引っ掛けて操作手段を格納位置から操作位置へ向けて変位させると、その変位の途中でスイッチング手段が開作動を開始し、その開作動が完了すると主回路が開いた状態となる。この後、指を抜取り用指掛け部に掛け替えて短絡プラグを電極対から抜き取ると、電極対の間の通電が阻止されるが、このとき既に主回路はスイッチング手段の開作動によって開いていているので、電極と短絡プラグとの間にアークが発生することはない。
【0012】
スイッチング手段を開作動させるための操作手段の操作から、その後の電極対から短絡プラグを抜き取る操作へ移行するときには、指を異なる指掛け部に掛け替える必要があるので、スイッチング手段の開作動が開始してからその開作動が完了して主回路が閉じるまでの間にタイムラグがあっても、短絡プラグの抜取り操作は、開作動が完了して主回路が開いた後で行われるようになる。したがって、主回路が閉じた状態のままであるにも拘わらず電極間から短絡プラグが抜き取られてしまう、ということはない。
【0013】
[請求項2の発明]
変位操作用指掛け部に対する指の引っ掛け方向と、抜取り用指掛け部に対する指の引っ掛け方向とを互いに異なる方向としたので、変位操作用指掛け部から抜取り用指掛け部に指を掛け替える際のタイムラグ、ひいてはスイッチング手段の開作動が開始してから短絡プラグが抜かれるまでの間のタイムラグを大きく確保することができる。
[請求項3の発明]
スイッチング手段を開閉作動させる変位動作検知手段として簡素な形態である端子金具と短絡端子を用いたので、マイクロスイッチ等の複雑な機器を用いるのに比べると、コストが低く抑えられる。
【0014】
[請求項4の発明]
遊動規制手段により操作手段が格納位置に保持されるので、スイッチング手段が不用意に開作動を開始することがない。
[請求項5の発明]
抜取り規制手段を設けたので、操作手段が格納位置にあって主回路が閉じた状態となっているにも拘わらず短絡プラグが電極から抜き取られる、ということが確実に防止される。
[請求項6の発明]
差込み状態検知手段を設けたことより、操作手段の格納位置への変位の可否に基づいて、電極に対する短絡プラグの差込み状態を検知することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図13を参照して説明する。
本実施形態1のブレーカ装置Aは、リレー(本発明の構成要件であるスイッチング手段)の開閉作動により開閉される主回路(図示せず)に一対の電極14を直列に設け、その電極14に短絡プラグ30を抜き差しすることによりリレーの開閉作動とは独立して電極14の間の通電を許容又は阻止できるようにしたものである。尚、以下の説明において、前後方向については図1における斜め右上方を前方とし、左右方向については図1における斜め右下方を右方とする。
【0016】
上面が開放されたケース10は、ヒューズ11が収容された収容空間12と、左右方向に長い格納空間13とを備えている。格納空間13内には、上下方向に細長い板状をなす一対の電極14が支柱15の前後両側面に沿って固定されている。また、格納空間13内における両電極14よりも右方の位置には、前後一対の端子金具16(本発明の構成要件である変位動作検知手段)が上向きに固定されている。この一対の端子金具16はリレーを構成するものであり、この両端子金具16に対して短絡プラグ30の短絡端子42(本発明の構成要件である変位動作検知手段)が上方から嵌合されるとその両端子金具16が短絡状態とされ、両端子金具16から短絡端子42が離脱されると両端子金具16の短絡が解除されて主回路が開くようになっている。
【0017】
格納空間13を構成する周壁のうち前後両壁17F,17Rには、夫々、円形の軸受孔18と、この軸受孔18の内径よりも幅が狭くその軸受孔18の上端から前後両壁17F,17Rの上端縁に連通する上下方向(電極14に対する短絡プラグ30の抜き差し方向と平行な方向)のガイド溝19(本発明の構成要件である抜取り規制手段及び差込み状態検知手段)とが形成されている。また、格納空間13における軸受孔18よりも右方位置には、その前後両壁17F,17Rの中間高さから立ち上がると共に上端に内向きの爪を有する前後一対の弾性係止片20(本発明の構成要件である遊動規制手段)が、前壁17F及び後壁17Rに沿うように形成されている。
【0018】
また、格納空間13の前壁17F及び後壁17Rにおける略右半分領域は、操作部34(本発明の構成要件である操作手段)が格納位置にある状態でその抜取り用指掛け部35に対する指の引掛け動作を規制する指掛け規制部21(本発明の構成要件である指掛け規制手段)となっている。また、格納空間13の右壁17Sには、操作部34が格納位置にある状態でその変位操作用指掛け部36に対する指の引掛け動作を許容する切欠部22(本発明の構成要件である指掛け規制手段)が形成されている。
【0019】
短絡プラグ30は、絶縁性樹脂材料からなるプラグ本体31と、金属板材を曲げ加工してなる短絡部材41と、金属板材を曲げ加工してなる短絡端子42とを備えて構成される。プラグ本体31について説明すると、基板部32の前後両側縁からは前後一対の方形の保護板部33が延出されており、この一対の保護板部33の間には短絡部材41が収容されている。短絡部材41は、弧状をなす連結部41Aの両端から保護板部33の内面に沿うように略S字形をなす前後一対の弾性接触片41Bを延出させた形態とされている。
【0020】
基板部32には、保護板部33とは反対側に突出する操作部34が一体に変位し得るように形成されている。操作部34は、抜取り用指掛け部35と変位操作用指掛け部36とを有する。抜取り用指掛け部35は、基板部32の両端から保護板部33とは反対側に立ち上がる一対の立上り部37の立ち上がり端同士の間に基板部32と平行に差し渡された形態である。この抜取り用指掛け部35は、その前方又は後方から手の指を例えば2〜3本同時に引っ掛けることができるような大きさとされており、この抜取り用指掛け部35に指を掛けることで操作部34をしっかり掴むことができる。また、変位操作用指掛け部36は、抜取り用指掛け部35における一端部から基板部32とは反対側(外側)へ突出する形態とされ、この変位操作用指掛け部36には、抜取り用指掛け部35に対する指の引掛け方向と直交する方向(抜取り用指掛け部35の長さ方向と平行な方向)から1本の指の指先だけを引っ掛けることができるようになっている。
【0021】
また、プラグ本体31には、抜取り用指掛け部35における一方(変位操作用指掛け部36の形成されている側とは反対側)の立上り部37の基端部に位置するように収容部38が形成されている。収容部38は、立上り部37の外面側に向かって開口されていて、その収容部38内には変位動作検知手段を構成する短絡端子42が収容されている。短絡端子42は、板状の連結部42Aから前後一対の略三角形をなす板状の接触部42Bを延出したものであり、この一対の接触部42Bがケース10に設けた一対の端子金具16に対して差し込まれる。さらに、抜取り用指掛け部35における他方の立上り部37の側縁には、弾性係止片20が係止される被係止部39が形成されている。
【0022】
また、一対の保護板部33の外面には、前後一対の軸部40(本発明の構成要件である抜取り規制手段及び差込み状態検知手段)が突出形成されている。この軸部40の外周は、基板部32と直交する方向(電極14に対する短絡プラグ30の抜き差し方向)の一対の平坦部32Fと、この両平坦部32Fの両端同士を繋ぐ一対の円弧部32Sとから構成されている。一対の平坦部32Fの間の間隔は、ケース10のガイド溝19の溝の幅寸法と同じかそれよりも僅かに小さい寸法とされているとともに、一対の円弧部32S間の最大距離はガイド溝19の幅よりも大きい寸法とされており、この寸法設定により、ガイド溝19の内部では軸部40が回転できないようになっている。また、一対の円弧部32Sは、共通の仮想円(図示せず)に沿った形態とされており、その共通の仮想円の直径は軸受孔18の内径と同じかそれよりも僅かに小さい寸法とされており、かかる寸法により、軸部40は軸受孔18内では回転できるようになっている。
【0023】
次に、本実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、ケース10の上方において短絡プラグ30を変位操作用指掛け部36が上方を向く姿勢(軸部40の平坦部40Fが上下方向を向く)とし、この姿勢のまま軸部40をガイド溝19に嵌合させてそのガイド溝19にガイドされつつ短絡プラグ30を電極14に対して上から被せるように差し込む。このとき操作部34と短絡プラグ30は操作位置にあり、図9に示すように、短絡部材41の弾性接触部41Bが両電極14に接触してその両電極14間を導通可能な状態とする。但し、この時点では主回路はまだ閉じた状態(通電可能な状態)とはなっていない。
【0024】
この後、操作部34を指で押し、軸受孔18内で軸部40を回転させつつ短絡プラグ30を右側へ倒すように90°回転させると、操作部34と短絡プラグ30は格納位置となる(図3,6,8,12を参照)。短絡プラグ30が操作位置から格納位置へ変位する間、短絡部材41は電極14に接触した状態(電極14を導通可能とする状態)を保つ。
尚、短絡プラグ30が正規の差込み状態になっていないときには、図13に示すように、軸部40が軸受孔18に達せずにガイド溝19内に留まったままであるが、軸部40はガイド溝19内では回転できない。したがって、この不正な差込み状態では、短絡プラグ30を格納位置へ回転させることはできない。したがって、この場合には、短絡プラグ30を正規の差込み状態となるまで、もう一度差し込む操作を行う必要がある。
【0025】
格納位置に変位した状態では、短絡端子42が一対の端子金具16を短絡させ、これにより、操作部34と短絡プラグ30が格納位置に変位したことが検知され、リレーが閉作動し、もって、主回路が閉じた状態となる。また、この格納状態では、弾性係止片20が操作部34の被係止部39に対して弾性的に係止することにより、操作部34は、操作位置側への遊動を規制されて格納位置に保持される。さらに、軸受孔18内では軸部40が平坦部40Fをガイド溝19に対して直交させる向きになるが、この状態では、図12に示すように、軸部40は、軸受孔18からそれよりも幅の狭いガイド溝19へ進入することはできないため、操作部34及び短絡プラグ30の上方への変位、即ち電極14から抜き取る方向への変位を規制される。
【0026】
次に、短絡プラグ30がケース10内に格納されるとともに、主回路が閉じている状態から主回路を開く手順について説明する。格納状態では、図3に示すように、抜取り用指掛け部35が格納空間13の前後両壁17F,17Rの指掛け規制部21との間に完全に収容され、抜取り用指掛け部35の内側に指を差し込むことができない。一方、変位操作用指掛け部36は、右壁17Sの切欠部22から外部へ突出していて指を引っ掛けることが可能な状態となっている。
【0027】
そこで、まず、この変位操作用指掛け部36に指先を引っ掛け、操作部34に対して弾性係止片20と被係止部39との係止力を上回る上向きの操作力を付与することにより、短絡プラグ30を上方へ変位させる。このとき、軸部40は軸受孔18内で回動するだけであってガイド溝19へ変位することはないので、短絡プラグ30は軸受孔18を支点として回転する。短絡プラグ30の変位が開始されると、その開始直後(短絡プラグ30が操作位置へ達するより前)に、短絡端子42が一対の端子金具16から離間し、両端子金具16の短絡が解除され、短絡プラグ30が操作位置側への変位を開始したことが検知される。この検知により、リレーが励磁されて主回路を開くための開作動を開始するが、この開作動が開始してから完了するまでにはタイムラグがあり、開作動が完了すると主回路が開く。尚、このとき、電極14は短絡部材41によって導通可能な状態に保たれている。
【0028】
この後、さらに短絡プラグ30の回動操作を続けると、短絡プラグ30と操作部34が操作位置に達し、軸受孔18内の軸部40がガイド溝19へ移動し得る状態になるとともに、抜取り用指掛け部35が格納空間13から上方へ露出して指を引掛けうる状態となる。そこで、変位操作用指掛け部36に引っ掛けていた指を離し、抜取り用指掛け部35に指を掛け替えて、操作部34を掴む。この状態で操作部34を持ち上げれば、短絡プラグ30が電極14から抜き取られ、電極14の間が導通不能な状態となる。電極14から短絡プラグ30を抜いた時点では、既に、リレーの開作動によって主回路は開いた状態となっているので、電極14と短絡部材41との間にアークが発生することはない。
【0029】
上述のように本実施形態においては、リレーの開作動が開始してからその開作動が完了して主回路が閉じるまでの間にタイムラグがあるのであるが、リレーの開作動を開始させるために操作部34を起こす操作から、その後の電極14から短絡プラグ30を抜き取るための上方へ持ち上げる操作へ移行するときには、変位操作用指掛け部36からこれとは異なる位置に設けた抜取り用指掛け部35に指を掛け替える必要がある。したがって、リレーの開作動が開始してから主回路が閉じるまでの間にタイムラグがあっても、短絡プラグ30の抜取り操作は、開作動が完了して主回路が開いた後で行われるようになる。よって、主回路が閉じた状態のままであるにも拘わらず電極14間から短絡プラグ30が抜き取られてしまう、ということはない。
【0030】
しかも、変位操作用指掛け部36に対する指の引っ掛け方向と、抜取り用指掛け部35に対する指の引っ掛け方向とを互いに異なる方向としたので、変位操作用指掛け部36から抜取り用指掛け部35に指を掛け替える際のタイムラグ、ひいてはリレーの開作動が開始してから短絡プラグ30が抜かれるまでの間のタイムラグを大きく確保することができる。
また、リレーを開閉作動させる変位動作検知手段は、簡素な形態である端子金具16と短絡端子42とによって構成されているので、マイクロスイッチ等の複雑な機器を用いるのに比べると、コストが低く抑えられている。
【0031】
また、遊動規制手段としての弾性係止片20によって操作部34と短絡プラグ30が格納位置に保持されるようになっているので、短絡プラグ30が不用意に操作位置側へ遊動してリレーが開作動を行う、ということが防止されている。
また、非円形の軸部40と、短絡プラグ30の回動中心となる軸受孔18よりも幅の狭いガイド溝19とからなる抜取り規制手段を設けたので、操作部34材が格納位置にあって主回路が閉じた状態であるにも拘わらず短絡プラグ30が電極14から抜き取られる、ということが確実に防止される。
【0032】
また、非円形の軸部40とこの軸部40を回動規制するガイド溝19からなる差込み状態検知手段を設けたので、操作位置にある操作部34と短絡プラグ30が格納位置へ変位することが可能か否かに基づいて、電極14に対する短絡プラグ30の差込み状態を検知することができるようになっている。
[実施形態2]
次に、本発明を具体化した実施形態2を図14乃至図16を参照して説明する。本実施形態2のブレーカ装置Bも、実施形態1のブレーカ装置Aと同じく、リレー(本発明の構成要件であるスイッチング手段)の開閉作動により開閉される主回路(図示せず)に一対の電極(図示せず)を直列に設け、その電極対に短絡プラグ60を抜き差しすることによりリレーの開閉作動とは独立して電極対の間の通電を許容又は阻止できるようにしたものである。尚、以下の説明において、前後方向については図14における斜め右上方を前方とし、左右方向については図14における斜め右下方を右方とする。
【0033】
上面が開放されたケース50は、ヒューズ収容空間51と格納空間52とを有し、格納空間52内には、実施形態1と同様に支柱53に沿った形態の前後一対の電極(図示せず)が収容されている。また、ヒューズ収容空間51の右壁外面側にはマイクロスイッチ54(本発明の構成要件である変位動作検知手段)が固定されている。マイクロスイッチ54は、固定接点54Aと、この固定接点54Aの前方に位置して格納空間52内に臨む弾性接触片54Bとを有している。弾性接触片54Bがレバー63(本発明の構成要件である操作手段)で押されて固定接点に当接すると、マイクロスイッチ54はリレーを閉作動させ、弾性接触片が固定接点から離間するとマイクロスイッチ54はリレーに開作動を開始させる。
【0034】
格納空間52の前壁は、レバー63が格納位置にある状態でその抜取り用指掛け部64に対する指の引掛け動作を規制する指掛け規制部55(本発明の構成要件である指掛け規制手段)となっており、この前壁には、レバー63が格納位置にある状態でその変位操作用指掛け部67に対する指の引掛け動作を許容する切欠部56(本発明の構成要件である指掛け規制手段)が形成されている。さらに、格納空間52には、その支柱53と前壁(指掛け規制部55)との間に位置し、レバー63が格納位置にある状態でその抜取り用指掛け部64と短絡プラグ60との隙間を埋めるように位置するスペーサ部57(本発明の構成要件である指掛け規制手段)が突出形成されている。
【0035】
短絡プラグ60は、下面が開口された箱状をなす絶縁性樹脂製のプラグ本体61の内部に、実施形態1と同じ形態の短絡部材62を固定したものである。この短絡プラグ60には、レバー63が起立した操作位置と前方へ倒れた格納位置との間での回動を可能に支持されている。レバー63は、左右方向に細長い抜取り用指掛け部64の両端から、一対の脚部65を延出させたものであり、その脚部65の途中に設けた軸部66を支点として回動する。抜取り用指掛け部64には、短絡プラグ60と両脚部65と抜取り用指掛け部64とで囲まれた空間内に挿入した手の指を引っ掛けることができ、この抜取り用指掛け部64に指を掛けることでレバー63をしっかり掴むことができる。また、抜取り用指掛け部64には、その外面における長さ方向中央から外側へ突出する変位操作用指掛け部67が突出形成されている。この変位操作用指掛け部67には、1本の指の指先だけを引っ掛けることができるようになっている。さらに、一方の脚部65における抜取り用指掛け部64とは反対側の端部は、マイクロスイッチ54の弾性接触片54Bに当接可能な押圧部68となっている。
【0036】
次に、本実施形態2の作用を説明する。
図14に示すように、レバー63を操作位置(起立姿勢)とした状態の短絡プラグ60を、上から格納空間52内の電極に差し込み、これにより、短絡部材62が両電極に接触してその両電極間を導通可能な状態とする(図15を参照)。但し、この時点では主回路はまだ閉じた状態(通電可能な状態)とはなっていない。この後、操作位置にあるレバー63を指で押し、前方へ倒すように90°回転させて格納位置に変位させる(図16を参照)。レバー63が操作位置から格納位置へ変位する間、短絡プラグ60は電極を導通可能とする状態に保つ。格納位置に変位した状態では、レバー63の押圧部68が弾性接触片54Bを押して固定接点54Aに接触させ、これにより、マイクロスイッチ54がレバー63が格納位置に変位したことを検知し、リレーが閉作動し、もって、主回路が閉じた状態となる。
【0037】
次に、主回路が閉じている状態からその主回路を開く手順について説明する。格納状態では、図16に示すように、抜取り用指掛け部64が指掛け規制部55(前壁)とスペーサ部57との隙間に嵌入する。換言すると、スペーサ部57が抜取り用指掛け部64とプラグ本体61との間の空間を埋める。そのため、抜取り用指掛け部64に対してその内側(レバー63が格納位置にある状態では後側)からも外側からも指を掛けることができない。一方、変位操作用指掛け部67は、指掛け規制部55の切欠部56から外部へ突出しているため、指を引っ掛けることが可能な状態となっている。
【0038】
そこで、まず、この変位操作用指掛け部67に指先を下から引っ掛け、格納位置にあるレバー63を上方へ(操作位置側へ向けて)変位させる。このとき、短絡プラグ60は電極に差し込まれた状態に保たれる。レバー63の変位が開始されると、その開始直後(レバー63が操作位置へ達するより前)に、レバー63の押圧部68が弾性接触片54Bから退避するように前方へ変位してその弾性接触片54Bを固定接点54Aから離間させ、これにより、レバー63が操作位置側への変位を開始したことがマイクロスイッチ54によって検知される。この検知により、リレーが主回路を開くための開作動を開始し、その後、開作動が完了して主回路が開く。このとき、電極は短絡部材62によって導通可能な状態に保たれたままである。
【0039】
この後、さらに変位操作用指掛け部67に指を掛けたレバー63の操作を続けてそのレバー63を操作位置へ変位させる。この状態では、図15に示すように、抜取り用指掛け部64がスペーサ部57と指掛け規制部55との隙間から上方へ抜け出るので、抜取り用指掛け部64に対して指を前方又は後方から引っ掛けることが可能となっている。そこで、変位操作用指掛け部67に引っ掛けていた指を離し、抜取り用指掛け部64に指を掛け替えて、レバー63を掴む。この状態でレバー63を持ち上げれば、短絡プラグ60が電極から抜き取られ、電極の間が導通不能な状態となる。電極から短絡プラグ60を抜いた時点では、既に、リレーの開作動によって主回路は開いた状態となっているので、電極と短絡部材62との間にアークが発生することはない。
【0040】
上述のように本実施形態2においては、リレーの開作動が開始してから主回路が閉じるまでの間にタイムラグがあるのであるが、リレーの開作動を開始させるためにレバー63を起こす操作から、その後の電極から短絡プラグ60を抜き取るための上方へ持ち上げる操作へ移行するときには、変位操作用指掛け部67からこれとは異なる位置に設けた抜取り用指掛け部64に指を掛け替える必要があるので、リレーの開作動が開始してから主回路が閉じるまでの間にタイムラグがあっても、短絡プラグ60の抜取り操作は、開作動が完了して主回路が開いた後で行われるようになる。したがって、主回路が閉じた状態のままであるにも拘わらず電極間から短絡プラグ60が抜き取られてしまう、ということはない。
【0041】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では操作手段が格納位置と操作位置との間で回転操作されるようにしたが、本発明によれば、操作手段の変位形態は、回転に限らず、直線的な平行移動や、揺動変位等とすることもできる。
【0042】
(2)本実施形態においては指掛け規制手段を電極が固定されているケースに設けたが、本発明によれば指掛け規制手段を短絡プラグに設けてもよい。
(3)上記実施形態1では変位動作検知手段として端子金具とこの端子金具を短絡させる短絡端子とを用いたが、これに替えて、マイクロスイッチ等の他の手段を用いることもできる。
(4)上記実施形態2では変位動作検知手段としてマイクロスイッチを用いたが、これに替えて、実施形態1のような端子金具とこの端子金具を短絡させる短絡端子とを用いてもよい。
【0043】
(5)上記実施形態では操作手段の格納位置と操作位置との間の変位角度を90°としたが、本発明では、変位角度は90°より小さい角度にしてもよく、90°より大きい角度にしてもよい。
(6)操作手段と短絡プラグとが一体となっている実施形態1において、一対の電極を操作手段及び短絡プラグの回動中心と同心の円弧形状としてもよい。このようにすると、短絡プラグ側の短絡部材が小さくても、回転する間一対の電極の短絡状態を保つことができる。
【0044】
(7)上記実施形態ではヒューズをケースに固定したが、本発明によれば、ヒューズを短絡プラグに取り付けてもよい。
(8)上記実施形態ではスイッチング手段として励磁により開作動を開始するリレーを用いたが、本発明によれば、トランジスタなどの他の手段を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において短絡プラグを電極から抜いた状態をあらわす斜視図
【図2】短絡プラグを電極に差し込んだ状態をあらわす斜視図
【図3】操作部と短絡プラグを格納位置へ変位させた状態をあらわす斜視図
【図4】変位検知動作検知手段を構成する端子金具と短絡端子の斜視図
【図5】短絡プラグを電極に差し込んだ状態をあらわす平面図
【図6】操作部と短絡プラグを格納位置に変位させた状態をあらわす平面図
【図7】短絡プラグを電極に差し込んだ状態をあらわす横断面図
【図8】操作部と短絡プラグを格納位置へ変位させた状態をあらわす横断面図
【図9】短絡プラグを電極に差し込んだ状態をあらわす縦断面図
【図10】変位動作検知手段の検知構造をあらわす断面図
【図11】操作部と短絡プラグが操作位置にある状態をあらわす側面図
【図12】操作部と短絡プラグが格納位置にある状態をあらわす側面図
【図13】短絡プラグの差込みが不正である状態をあらわす側面図
【図14】実施形態2において短絡プラグを電極から抜いた状態をあらわす斜視図
【図15】短絡プラグを電極に差し込んだ状態をあらわす斜視図
【図16】レバーを操作位置へ変位させた状態をあらわす斜視図
【符号の説明】
A…ブレーカ装置
10…ケース
14…電極
16…端子金具(変位動作検知手段)
19…ガイド溝(抜取り規制手段、差込み状態検知手段)
20…弾性係止片(遊動規制手段)
21…指掛け規制部(指掛け規制手段)
22…切欠部(指掛け規制手段)
30…短絡プラグ
34…操作部(操作手段)
35…抜取り用指掛け部
36…変位操作用指掛け部
40…軸部(抜取り規制手段、差込み状態検知手段)
42…短絡端子(変位動作検知手段)
B…ブレーカ装置
60…短絡プラグ
63…レバー(操作手段)
54…マイクロスイッチ(変位動作検知手段)
67…変位操作用指掛け部
64…抜取り用指掛け部
55…指掛け規制部(指掛け規制手段)
56…切欠部(指掛け規制手段)
57…スペーサ部(指掛け規制手段)
50…ケース

Claims (6)

  1. スイッチング手段の開閉作動により開閉される主回路に一対の電極を直列に設け、その電極対に短絡プラグを抜き差しすることにより前記スイッチング手段の開閉作動とは独立して前記電極対の間の通電を許容又は阻止できるようにしたものであって、
    前記短絡プラグに設けられ、その短絡プラグの抜取り操作を可能とする操作位置とその抜取り操作を規制する格納位置との間での変位を可能とされた操作手段と、
    前記操作手段が格納位置へ変位したことを検知して前記スイッチング手段を閉作動させるとともに、前記操作手段が格納位置から操作位置側へ変位する過程でその変位を検知して前記スイッチング手段に開作動を開始させる変位動作検知手段と、
    前記操作手段に設けられ、その操作手段を格納位置から操作位置へ変位させるための変位操作用指掛け部と、
    前記操作手段における前記変位操作用指掛け部とは異なる位置に設けられ、前記短絡プラグを前記電極対から抜き取るための抜取り用指掛け部と、
    前記操作手段が格納位置にある状態では前記変位操作用指掛け部に対する指の引っ掛け動作を許容するが前記抜取り用指掛け部への指の引っ掛け動作を規制し、且つ前記操作手段が操作位置へ変位した状態では前記抜取り用指掛け部への指の引っ掛け動作を許容する指掛け規制手段とを備えていることを特徴とするブレーカ装置。
  2. 前記変位操作用指掛け部に対する指の引っ掛け方向と、前記抜取り用指掛け部に対する指の引っ掛け方向とが互いに異なる方向とされていることを特徴とする請求項1記載のブレーカ装置。
  3. 前記変位動作検知手段は、前記電極対が取り付けられているケースに一対の端子金具を設け、前記操作手段に、格納位置へ変位したときに前記一対の端子金具を短絡させることで前記スイッチング手段を閉作動させるとともに、操作位置へ向けて変位する途中で前記一対の端子金具の短絡を解除することで前記スイッチング手段の開作動を開始させる短絡端子を設けた構成になることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブレーカ装置。
  4. 格納位置へ変位した前記操作手段を係止させることで、その操作手段が操作位置側へ遊動することを規制する遊動規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のブレーカ装置。
  5. 格納位置に変位した前記操作手段を係止させることで、その操作手段及び前記短絡プラグが前記電極から抜き取られる方向へ変位することを規制する抜取り規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のブレーカ装置。
  6. 前記短絡プラグが前記電極に対して正規に差し込まれた状態では前記操作手段の操作位置から格納位置側への変位を許容するが、前記短絡プラグが不正な差込み状態のときには前記操作手段と干渉してその操作手段が格納位置側へ変位することを規制する差込み状態検知手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のブレーカ装置。
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