JP3894807B2 - 断熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保温用の断熱容器と、これに収容される調理用の内鍋とを備え、内鍋で加熱調理または半調理した調理品を、断熱容器内で保温もしくは余熱で追加調理する断熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の断熱調理器として、例えば実公平4−28491号公報に示されるものがある。この断熱調理器は、二重構造の断熱容器と、該断熱容器に被着される外蓋と、断熱容器に収容される内鍋と、該内鍋に被着される鍋蓋とからなっており、例えば、食材を半調理した内鍋を断熱容器に収容して外蓋で密閉し、内鍋と食材の余熱を断熱容器で保つことによって火を使うことなく調理できるようにAしている。
【0003】
内鍋には一対の把手が付設されており、各把手は、内鍋から上方へ延びる立ち上がり部と、該立ち上がり部の上端から外側へ突出する掛け止め部とにより側面視逆L字状に形成されており、掛け止め部とその外端に固着された握り部とを、断熱容器と外蓋の把手の間に挟むように載せて、内鍋の全体を断熱容器内に収容している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内鍋内の調理品が、例えば湯どうふやおでん,水炊き,寄せ鍋といったいわゆる鍋料理等の場合には、内鍋を断熱容器に入れたまま食卓に置いて調理品を内鍋から直接食べることとなるが、前述の断熱調理器は内鍋と食材の保温性を高めるために、内鍋が逆L字状の把手の下端に吊り下げられ、さらに断熱容器の奥深く収容されることから、内鍋内の調理品が見づらくかつ取りにくいものであった。
【0005】
また、断熱調理器から外蓋を取り外したまま放置しておくと、断熱容器と内鍋との間の空隙に外気が流入してこの空隙で温められていた空気と置換し、調理品が短時間に冷めてしまうという問題がある。
【0006】
そこで本発明は、内鍋内の調理品が食べやすく、かつ断熱容器と内鍋との間の気密性を確保して、調理品の温度を長時間良好に維持することのできる断熱調理器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1発明では、上部を開口した断熱容器と、該断熱容器に収容される内鍋と、該内鍋の上部開口に被着される鍋蓋とを備えた断熱調理器であって、前記断熱容器と内鍋の上部開口のそれぞれに段部を周設し、断熱容器の段部に内鍋の段部を支承する環状の気密部材を設け、前記気密部材は、形状保持用の剛性体と、前記内鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとを備え、前記環状エラストマーに、前記内鍋の外壁と周接するリップ部を延設し、前記内鍋を陶磁器製とした
【0008】
第2発明では、上部を開口した断熱容器と、該断熱容器に収容される土鍋と、該土鍋の上部開口に被着される鍋蓋とを備えた断熱調理器であって、前記断熱容器と土鍋の上部開口のそれぞれに段部を周設し、断熱容器の段部に土鍋の段部を支承する環状の気密部材を設け、前記気密部材は、前記土鍋の外壁と周接するリップ部を延設すると共に、該リップ部の内周縁は、前記土鍋の外周よりもやや小径に形成した。さらに第3発明では、前記気密部材は、形状保持用の剛性体と、前記内鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとを備え、前記環状エラストマーに前記リップ部を設けた。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の形態例を図面に基づいて説明する。 図1〜 図6は、本発明の一形態例を示すもので、断熱調理器1は、保温用の断熱容器2と、該断熱容器2内に出し入れ自在に収容される加熱調理用の内鍋3と、該内鍋3に被着される鍋蓋4とからなっている。断熱容器2は、ステンレス製の内側板2aと外側板2bとを鍋形に形成して上縁部同士を接合し、これらの間に真空の断熱層5を画成した断熱二重構造で、内側板2aの上部開口に上下に連続する周状の大径段部2cと小径段部2dに、環状の気密部材6が着脱自在に嵌着されている。
【0010】
内鍋3と鍋蓋4には、金属よりも熱伝導率の低い陶製のいわゆる土鍋が用いられ、内鍋3は、断熱容器2の内側板2aよりもやや小さな相似形の本体部3aの上部外周に、断熱容器2の上部開口と略同径の段部3bを連設し、該段部3bの周壁3d外面に一対の把手3c,3cを相対向して突出させており、鍋蓋4の下縁4aを段部3bの底壁3eの上面で支承するようにしている。
【0011】
気密部材6は、形状保持用の剛性体7と、気密保持用の環状エラストマー8との組み合わせからなっている。剛性体7は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂を用いて、上部の大径フランジ7aと下部の小径フランジ7bとをウェブ7cでつないだ断面略コ字状に形成されている。環状エラストマー8は、上部のコ字状体8aと下部の環状体8bとを、軟質で耐熱性に優れた例えばシリコン樹脂で形成しており、大径フランジ7aを外周面側からコ字状体8aで挟むようにして覆い、さらにウェブ7cの外周面を環状体8bで囲繞して、剛性体7と一体に組み付けされている。
【0012】
コ字状体8aの外周面は、断熱容器2の大径段部2cの周壁2eよりも僅かに大径に形成されており、気密部材6は、環状体8bの下端を断熱容器2の小径段部2dの底壁2fに当接させ、コ字状体8aの全体を大径段部2cにややきつめに嵌め込んで、断熱容器2の上部開口に装着される。内鍋3は、段部3bの下面を環状エラストマー8のコ字状体8aの上面に支承させて、本体部3aの全体が断熱容器2の内側板2a内に収容され、断熱容器2の内側板2aと内鍋3の本体部3aとの間に空隙9が画成される。空隙9は、空気の対流が発生しにくい寸法が好ましく、実用的には2〜4mm程度の範囲が適当である。
【0013】
コ字状体8aは、上面に3条の周溝8cが同心円状に形成され、上部内周面に第1リップ部8d(本発明のリップ部)が周設されるとともに、環状体8bの外周面に第2リップ部8eが周設されており、さらに第1リップ部8dの内周側に、半円形の小さな切り込み8fが4箇所に等間隔で設けられている。コ字状体8aの周溝8cは、コ字状体8aの上面と内鍋3の段部3bの下面との接触面積の減少を目的としており、内鍋3を断熱容器2から取り外した際に、気密部材6が浮き上がったり外れることのないようにしている。
【0014】
第1リップ部8dの内周縁は、内鍋3の本体部3aの上部外周よりもやや小径に形成されており、内鍋3を断熱容器2に前述のように収容した際には、第1リップ部8dの内周側が内鍋3の本体部3aの上部外周と密着し、断熱容器2の内側板2aと内鍋3の本体部3aとの間の空隙9が密閉される。なお、第1リップ部8dの切り込み8fは、内鍋3を断熱容器2に収容する際に、空隙9内の空気を速やかに排出し、また内鍋3を断熱容器2から取り外す際には、空隙9に外気を速やかに導入して、気密部材6の浮き上がりや外れを防止する。
【0015】
第2リップ部8eの外周縁は、断熱容器2の小径段部2dの周壁2gよりもやや大径に形成されており、気密部材6を前述のように断熱容器2の上部開口に組み付けした際には、第2リップ部8eの外周側が小径段部2dの周壁2gとの当接で変形し、該第2リップ部8eの上下を気密に遮断している。さらに、第2リップ部8eは、気密部材6と断熱容器2の上部開口の嵌め込み強度も調整している。
【0016】
本形態例の断熱調理器1は、以上のように構成されており、内鍋3は、食材を別途の加熱源で加熱調理または半調理したのち、断熱容器2に収容される( 図1, 図2)。この状態では、内鍋3の段部3bが気密部材6の環状エラストマー8に支承され、またコ字状体8aの第1リップ部8dが内鍋3の本体部3aの上部外周と密着して空隙9を密閉する。気密部材6に用いた環状エラストマー8は、高い弾性力によって内鍋3とよく密着し、また熱伝導率が低いことから内鍋3からの放熱を空隙9内に有効に蓄え、断熱二重構造の断熱容器2と相俟って、内鍋3と内部の調理品とをよく保温する。
【0017】
内鍋3の本体部3aに密着する第1リップ部8dは、空隙9内の蓄熱温度をよく保持して内鍋3と調理品とを長時間有効に保温するのに役立つ。さらに、第2リップ部8eは、小径段部2dの周壁2gに接触して、第2リップ部8e上下の連通を気密に遮断することから、内鍋3と調理品の温度をより長時間保つことができる。
【0018】
また、内鍋3での調理品が、湯どうふやおでん,水炊き,寄せ鍋といった鍋料理の場合には、内鍋3をコンロ等で加熱したのち食卓に運び、調理品の温かさを保つために、内鍋3が断熱容器2内に収容される。この場合には、内鍋3から調理品を直接食べることとなるが、内鍋3は、本体部3a上側の段部3bが断熱容器2上部開口の気密部材6に直接支承されているため、内鍋3の全体が断熱容器2の上部に位置する。この結果、食卓に着いた者は、座ったままの状態で内鍋3の調理品を容易に見ることができ、座った姿勢を崩すことなく調理品を取って食することができるようになる。
【0019】
さらに、気密部材6の第1リップ部8dは、断熱容器2と内鍋3の中心がずれた場合にも、内鍋3との接触に応じて撓み、これらの間の空隙9を常に密閉することができる。したがって、食卓で鍋蓋4を外したまま調理品を食する場合にも調理品が冷めにくく、極力適温で食することができるようになる。
【0020】
内鍋3に陶器の一種である土鍋を用いたことにより、高い蓄熱性と低い熱伝導率によって調理品の温度を長時間良好に保つことができる。また、気密部材6を着脱可能としたことにより、断熱容器2から簡便に取り外して洗浄や清掃ができるので衛生的あるほか、交換時の利便性にも優れている。
【0021】
さらに、気密部材6に剛性体7を併用したことにより、内鍋3と調理品からの重量が気密部材6に大きく作用しても、気密部材6全体の撓み変形をよく抑え、断熱容器2との間の空隙9を空気の対流が起きにくい所定寸法によく保持することができるばかりか、価格的に高い環状エラストマー8の使用量を減らすのに役立つ。また内鍋3は、軟質で弾性力のある環状エラストマー8によって支承されるので、不快な当接音の発生を防止できる。
【0022】
次に、本発明の他の形態例を 図7に基づいて説明する。なお、前述の形態例と同一構成部分ついては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0023】
本形態例の断熱調理器は、断熱容器2の上部開口に形成される段部2hと、該段部2hに着脱自在に装着される気密部材10とが、前述の形態例と異なっている。断熱容器2の段部2hは、上部周壁2iと下部テーパ壁2jと底壁2kとからなり、これらを内側板2aの上部開口に周設した一段形状で、内外の側板2a,2bの上縁接合部2mはやや小径に絞られている。
【0024】
気密部材10は、断面が略縦長方形の形状保持用の剛性体11と、該剛性体11を囲繞する気密保持用の環状エラストマー12との組み合わせでなっている。環状エラストマー12は、コ字状体12aの上部外側にL字状の係止体12bが連続しており、剛性体11の上下面と外周面とをコ字状体12aで包持することにより、気密部材10として一体に組み付けされる。
【0025】
コ字状体12aには、3条の周溝12cと第1リップ部12d(本発明のリップ部)とが前述の形態例と略同様に設けられ、このコ字状体12aの外側を、係止体12bの取り付け環12eが同心円状に囲繞している。取り付け環12eの内周には第2リップ部12fが延設されており、第2リップ部12fの内周縁は、断熱容器2の上縁接合部2mよりもやや小径に形成されている。
【0026】
このように構成される気密部材10は、剛性体11とコ字状体12aとを断熱容器2の段部2hに収容して、コ字状体12aの下端を段部2hの底壁2kに当接させ、係止体12bを断熱容器2の上縁接合部2mに跨がせて、上縁接合部2mの外側に取り付け環12eと第2リップ部12fとを嵌合することにより、断熱容器2の上部開口に装着される。
【0027】
第2リップ部12fは、前述のごとく内周縁が断熱容器2の上縁接合部2mよりもやや小径に形成されるため、上縁接合部2mとの当接によって変形し、断熱容器2の段部2hの内外を気密に遮断する。さらに、第2リップ部12fは、気密部材6と断熱容器2の上部開口の嵌め込み強度も調整している。
【0028】
なお、断熱容器の断熱層は、形態例に例示した真空断熱以外に、空気層または空気よりも熱伝導率が小さいクリプトンガス,キセノンガス,アルゴンガス等のガス類を封入したり、発砲材を充填したものであってもよい。さらに、気密部材を形態例以外の形状とすることもできる。
【0029】
また、断熱容器と内鍋,鍋蓋は、ステンレス以外の金属や剛性樹脂,陶磁器,セラミックス,耐熱ガラス等の他の材料に代えることもできる。さらに、気密部材のリップ部は、断熱容器と内鍋との間の間隙を密閉する目的から環状であることが望ましいが、前述の形態例のように複数の切り込みを入れたり複数片に分割されていても、保温性は若干低下するものの、内鍋を出し入れする際の追随性が高まる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の断熱調理器によれば、内鍋と断熱容器の双方の段部が気密部材を介して周状に密着するので、内鍋と内部の調理品の温度をよく保って調理品を極力適温で食することができるようになる。また、内鍋を断熱容器に入れたまま食卓等で食べる場合にも、調理品が見やすくかつ取りやすい。
【0031】
さらに、気密部材を、形状保持用の剛性体と、内鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとの組み合わせとすることにより、内鍋と調理品からの重量を剛性体で支えつつ、エラストマーによって保温性をより高めることができる。
【0032】
また、環状エラストマーに、内鍋の外壁と周接するリップ部を延設することにより、リップ部が断熱容器と内鍋との間の空隙を密閉するので、内鍋と調理品の保温性をより一層高める。さらに、断熱容器と内鍋との中心がずれたり、断熱容器の開口部がゆがんでいたとしても、リップ部が断熱容器と内鍋間の空隙の気密性を確保する。さらに、内鍋を陶磁器で形成すると、高い蓄熱性と低い熱伝導率特性を持つ陶磁器によって調理品の温度を長時間良好に保つことができる。
【0033】
また、本発明の請求項2の断熱調理器によれば、気密部材に、土鍋の外壁と周接するリップ部を延設することにより、リップ部が断熱容器と土鍋との間の空隙を密閉するので、土鍋と調理品の保温性をより一層高める。さらに、リップ部の内周縁は、前記土鍋の外周よりもやや小径に形成されたことで断熱容器と土鍋との中心がずれたり、断熱容器の開口部がゆがんでいたとしても、リップ部が断熱容器と土鍋間の空隙の気密性を確保する。さらに、内鍋を土鍋で形成すると、高い蓄熱性と低い熱伝導率特性を持つ陶磁器によって調理品の温度を長時間良好に保つことができる。
【0034】
さらに、本発明の請求項3の断熱調理器によれば、気密部材を、形状保持用の剛性体と、土鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとの組み合わせとすることにより、土鍋と調理品からの重量を剛性体で支えつつ、エラストマーによって保温性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【 図1】 本発明の一形態例を示す断熱調理器の要部拡大断面図
【 図2】 図3のII−II断面図
【 図3】 本発明の一形態例を示す断熱調理器の平面図
【 図4】 本発明の一形態例を示す気密部材の一部平面図
【 図5】 本発明の一形態例を示す断熱調理器の斜視図
【 図6】 本発明の一形態例を示す断熱調理器の分解斜視図
【 図7】 本発明の他の形態例を示す断熱調理器の要部拡大断面図
【符号の説明】
1…断熱調理器、2…断熱容器、2a…内側板、2b…外側板、2c…大径段部、2d…小径段部、2e…周壁、2f…底壁、2g…周壁、2h…段部、2i…上部周壁、2j…下部テーパ壁、2k…底壁、2m…上縁接合部、3…内鍋(土鍋)、3a…本体部、3b…段部、3c…把手、3d…周壁、3e…底壁、4…鍋蓋、5…断熱層、6…気密部材、7…剛性体、7a…大径フランジ、7b…小径フランジ、7c…ウェブ、8…環状エラストマー、8a…コ字状体、8b…環状体、8c…周溝、8d…第1リップ部(本発明のリップ部)、8e…第2リップ部、8f…切り込み、9…空隙、10…気密部材10、11…剛性体、12…環状エラストマー、12a…コ字状体、12b…係止体、12c…周溝、12d…第1リップ部(本発明のリップ部)、12e…取り付け環、12f…第2リップ部

Claims (3)

  1. 上部を開口した断熱容器と、該断熱容器に収容される内鍋と、該内鍋の上部開口に被着される鍋蓋とを備えた断熱調理器であって、前記断熱容器と内鍋の上部開口のそれぞれに段部を周設し、断熱容器の段部に内鍋の段部を支承する環状の気密部材を設け、前記気密部材は、形状保持用の剛性体と、前記内鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとを備え、前記環状エラストマーに、前記内鍋の外壁と周接するリップ部を延設し、前記内鍋を陶磁器製としたことを特徴とする断熱調理器。
  2. 上部を開口した断熱容器と、該断熱容器に収容される土鍋と、該土鍋の上部開口に被着される鍋蓋とを備えた断熱調理器であって、前記断熱容器と土鍋の上部開口のそれぞれに段部を周設し、断熱容器の段部に土鍋の段部を支承する環状の気密部材を設け、前記気密部材は、前記土鍋の外壁と周接するリップ部を延設すると共に、該リップ部の内周縁は、前記土鍋の外周よりもやや小径に形成したことを特徴とする断熱調理器
  3. 前記気密部材は、形状保持用の剛性体と、前記土鍋の段部を支承する耐熱性の環状エラストマーとを備え、前記環状エラストマーに前記リップ部を設けたことを特徴とする請求項2記載の断熱調理器。
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