JP3894167B2 - プリント処理装置におけるプリント用紙の受け皿構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント処理装置の搬出口に設けられるプリント用紙の受け皿構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プリント処理装置には、図8に示すように、プリント処理された小さなサイズのプリント用紙を搬出するための上部搬出口Aと、同じくプリント処理された大きなサイズのプリント用紙を搬出するための下部搬出口Bとが設けられ、現像処理後、乾燥処理装置により乾燥処理されたサービス判などの小さなサイズのプリント用紙は上部搬出口Aから搬出コンベアC上に搬出する一方、大型のプリント用紙は下部搬出口Bからこの下部搬出口Bの外部に設けられた受け皿D上に搬出するようにしている。(特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平7−5671号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで以上のプリント処理装置の下部搬出口Bに設けられる受け皿Dは、搬出方向長さが18インチまでのプリント用紙を載せられる大きさとするのが一般的であるが、このプリント用紙の搬出方向の長さが例えば18インチを超えると、図8において二点鎖線で示すように、プリント用紙Pの搬出方向前方側が受け皿Dからはみ出て、下方に垂れ下がり、出来上がったプリントが変形する不具合がある。
【0005】
一方、以上の不具合を解消するために、受け皿D自体の全長を長くして、例えば搬出方向長さが36インチのプリント用紙でも対応するようにすると、受け皿Dが非常に大型となり、この受け皿Dを不使用時に格納するにしても、大きな格納場所を確保する必要が生じる。
【0006】
またハウジングの上面に段差がある場合は、受け皿自体の全長を長くすることが出来ない場合もある。
【0007】
本願発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、各種構成機器類が搭載されるハウジングの上面に段差があり、プリント用紙の搬出口がハウジングにおける低い段の上面側に配置されたプリント処理装置において、ハウジングの前記した段差を有効利用することにより、受け皿が小さくても搬出方向の長さが長いプリント用紙を確実に受け止めることの出来るプリント用紙の受け皿構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、各種構成機器類が搭載されるハウジングの上面に段差があり、プリント用紙の搬出口がハウジングにおける低い段の上面側に配置されたプリント処理装置に搭載されて、前記搬出口から搬出されるプリント用紙を受ける受け皿構造であって、受け皿の遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能としていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の受け皿が、前記搬出口に配置されるメイントレイと、メイントレイの遊端部に連結されるサブトレイから構成され、メイントレイの遊端部に連結されたサブトレイの遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能とすると共に、サブトレイがメイントレイに対して取り外しまたは折り畳みまたは引き出し可能とされていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のサブトレイに、ハウジングに対してサブトレイを支持するための支持脚が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明にかかる受け皿構造が備えられたプリント処理装置の一例を概略的に示したものであって、このプリント処理装置は、基本的には、プリント用紙の一例である印画紙Pに画像をプリント処理するための写真処理部1と、写真処理部1で仕上がったプリントを仕分けるための仕分け部5とが備えられている。
【0012】
写真処理部1は、現像済フィルムをセットするためのフィルムマスクユニット21、このフィルムマスクユニット21にセットされた現像済フィルムのコマ画像を読み取るためのスキャナ22、各種記録メディアに記録した画像データを読み取るための読み取り装置23、スキャナ22または読み取り装置23で読み取った画像データに主として各種の画像処理を施すための画像処理部24を搭載した画像処理機2と、
画像処理機2で処理された画像データにより、プリント用紙の一例である印画紙Pに画像を焼き付けるためのプリンター3と、
プリンター3で画像が焼き付けられた印画紙を現像するためのプロセッサ4とから構成されている。
【0013】
画像処理機2に搭載されているスキャナ22は、現像済フィルムをフィルムマスクユニット21にセットすることにより、光源ユニットからの光を、フィルムマスクユニット21にセットされた現像済フィルムに照射して各コマの画像を順次読み取って画像処理部24に出力し、また画像処理部24では、スキャナ22または読み取り装置23で読み取られた画像データに各種画像処理を施すようにしている。
【0014】
画像処理部24は、画像処理ソフトウエア等がインストールされたコンピュータから成るメインコントローラ25と、メインコントローラ25に各種情報を入力するためのキーボード26と、各種情報を表示するためのモニター27とから構成されている。
【0015】
そしてスキャナ22若しくは読み取り装置23により読み取られた画像データは、所定の処理プログラムとキーボード26aまたはマウス26bにより入力されるプリントサイズなどの各種情報に基づいてメインコントローラ25により適宜処理された後、順次プリントデータとしてプリンター3に搭載したサブコントローラ30に出力するようにしている。
【0016】
プリンター3は、画像処理機2の画像処理部24で作成されたプリントデータを印画紙Pに焼き付けるためのものであり、画像処理部24から出力されたプリントデータなどを入力するためのサブコントローラ30と、ペーパーマガジンから送り出される印画紙Pを搬送するための搬送機構(図示せず)と、搬送機構で搬送される印画紙Pに画像データを露光するための露光機構(図示せず)とが搭載されている。
【0017】
そしてプリンター3では、メインコントローラ25から出力されるプリントデータがサブコントローラ30に入力されるに伴い、このサブコントローラ30で入力されるプリントデータに基づいて露光用データが生成されて、露光機構に出力されるようにしている。
【0018】
プロセッサ4は、既知構造のものであって、プリンター3で画像が焼き付け処理された印画紙Pを現像処理するための現像処理機構(図示せず)と、現像処理機構で現像処理された印画紙を乾燥するための乾燥処理機構(図示せず)と、乾燥処理された印画紙Pを仕分け部5に向けて搬送するための搬出機構41とが備えられている。
【0019】
以上のプリンター3とプロセッサ4は並べて用いるのであって、図1にも示すように、プリンター3のハウジング300における上面301は、プロセッサー4のハウジング400における上面401よりも一段高くなっている。
【0020】
またプロセッサ4のハウジング400の上面401には、メンテナンス用の開閉蓋402が開閉自由に設けられている。
【0021】
この開閉蓋402は、ハウジング400内に搭載されている構成機器のメンテナンス時に全開する一方、日々の運転終了後、現像処理機構の処理槽から発生するガスをハウジング400の外部に抜くために少し開けるようにしている。
【0022】
搬出機構41は、図4にも示すように、
プリント搬出方向切換え装置42と、
このプリント搬出方向切換え装置42の下流側に位置する上下2つの搬出口43・44と、
乾燥処理機構で乾燥処理された印画紙紙Pを上部搬出口43から搬出するための第1搬出装置45と、
上部搬出口43から搬出された印画紙Pを、第1搬出装置45による搬出方向とはほぼ直交する方向に搬出するための搬出コンベヤ46と、
乾燥処理機構で乾燥処理された印画紙紙Pを下部搬出口44から搬出するための第2搬出装置47とが備えられている。
【0023】
以上の搬出機構41は、サービスサイズなどの小型の印画紙Pが第1搬出装置45により上部搬出口43から搬出コンベヤ46上に搬出され、この搬出コンベヤ46を介して仕分け部5の収容皿51に向けて搬出されるようにしており、また下部搬出口44からは、幅が6インチ以上で搬出方向長さが12インチ以上の大きなサイズの印画紙Pが第2搬出装置47により後記する受け皿6に搬出されるようにしている。
【0024】
尚、第1、第2搬出装置45・47は、複数の搬送ローラ対から構成されている。
【0025】
また仕分け部5は、図3にも示すように、多数の収容皿51が備えられ、例えば1オーダー分プリントされた印画紙Pが最上部に位置する収容皿51に搬送された段階で、その収容皿51を駆動機構(図示せず)を介して下方に移送すると共に、続いて搬送されて来る印画紙Pを次の収容皿51に収容するようにしている。
【0026】
次に下部搬出口44の外部に設けられる受け皿6を詳説する。
【0027】
図に示す実施形態では、受け皿6は、大判受け皿7と多数枚の印画紙Pを収容可能とする多量集積受け皿8とを選択的に下部搬出口44の外方に取り付け可能とし、大判受け皿7に本発明を適用している。
【0028】
この大判受け皿7は、基本的には、下部搬出口44に取り付けられた大判受け皿用ブラケット70にその一端部が支持されるメイントレイ7aと、このメイントレイ7aの遊端部に連結されるサブトレイ7bとから構成されている。
【0029】
そしてメイントレイ7aの長さ方向一端部には支持軸71が一体形成され、この支持軸71を大判受け皿用ブラケット70に係止すると共に、メイントレイ7aの長さ方向一端部を大判受け皿用ブラケット70にねじ止めすることで、メイントレイ7aの長さ方向一端部が大判受け皿用ブラケット70に支持されるようにしているのであって、メイントレイ7aの長さ方向他端部には、搬出コンベヤ46のハウジング46aから延びるステー72が連結するようにしている。
【0030】
またメイントレイ7aの長さ方向他端部には、サブトレイ7bの長さ方向一端部を連結するための連結支持部73が設けられている。
【0031】
サブトレイ7bは、その長さ方向一端部が連結支持部73内に挿入可能であって、また長さ方向他端部には、金属線材から形成した支持脚74がサブトレイ7bの下面に対して折り畳み可能に取り付けられている。
【0032】
そして支持脚74の下端部は、ハウジング400の上面401に設けられた嵌合溝403内に嵌合可能であって、支持脚74をサブトレイ7bに対して起立させて、その下端部を嵌合溝403内に嵌合させた時には、図4に示すように、サブトレイ7bの遊端部が、一段高いハウジング300の上面301近くにおいてその上面301よりも若干高い位置に来るようにして、下部搬出口44から搬出されるプリント用紙Pの搬出方向前端側が、一段高いハウジング300の上面301上に載置可能としている。
【0033】
また以上のサブトレイ7bは、不使用時、搬出コンベヤ46におけるハウジング46aの下面に設けた格納部46b内に格納するようにしている。
【0034】
一方、多量集積受け皿8は、図6にも示すように、細長いプレート状のトレイ本体81と、トレイ本体81に取り付けられて、トレイ本体81上に搬出される印画紙Pの搬出方向前端を受け止めるストッパ82とから構成されている。
【0035】
ストッパ82は、トレイ本体81に搬出される印画紙の大きさに応じて、その取り付け位置を変更可能としているのであって、即ちトレイ本体81の両端部には、図5に示すように、スリット状の嵌合孔83が複数形成され、ストッパ82の下端部には、図6に示すように、嵌合孔83に嵌合可能な嵌合片84が設けられ、嵌合片84が嵌合する嵌合孔83の選択により、トレイ本体81に搬出される印画紙Pの大きさに応じて、トレイ本体81に対するストッパ82の取り付け位置を変更出来るようにしている。
【0036】
トレイ本体81の長さ方向一端部は、下部搬出口44に取り付けられた多量集積受け皿用ブラケット80に枢支されて、その長さ方向他端側が上下方向に揺動自由とされているのであって、また多量集積受け皿用ブラケット80に対するトレイ本体81の枢支位置は、図7に示すように、ガス抜き時における開閉蓋402の開放に支障のない高さに設定している。
【0037】
そしてトレイ本体81の長さ方向他端部には合成ゴム製の脚体85が設けられ、図6に示すように、トレイ本体81の脚体85を開閉蓋402上に載せるに伴い、トレイ本体81が、その長さ方向一端部から他端部に向かって斜め下方に傾斜するようにしている。
【0038】
また多量集積受け皿用ブラケット80には、下部搬出口44から搬出されるプリント用紙Pをトレイ本体81に案内するためのガイド体80aが取り付けられている。
【0039】
以上の構成からなるプリント処理装置により、下部搬出口44から搬出される搬出方向長さが大判受け皿7の全長よりも長い例えば36インチの印画紙Pにプリント処理を行う場合には、まず下部搬出口44に大判受け皿用ブラケット70を取り付け、この大判受け皿用ブラケット70にメイントレイ7aの支持軸71を係止すると共に、メイントレイ7aの長さ方向一端部を大判受け皿用ブラケット70にねじ止めして、メイントレイ7aの長さ方向一端部を大判受け皿用ブラケット70に支持し、更に搬出コンベヤ46のハウジング46aから延びるステー72の下端部をメイントレイ7aの長さ方向他端部にボルト止めする。
【0040】
続いて、サブトレイ7bの長さ方向一端部を連結支持部73内に挿入すると共に、支持脚74をサブトレイ7bの下面に対して起立させて、その下端部をハウジング400の嵌合溝403内に嵌合させ、図4に示すように、サブトレイ7bの遊端部を、一段高いハウジング300の上面301近くにおいてその上面301よりも若干高い位置に来るように配置する。
【0041】
そして、以上のごとく大判受け皿7をセットした状態でプリント処理を行なうのであって、プリンター3で露光焼き付け処理が行なわれた大判の印画紙Pは、プロセッサ4の現像処理機構で現像処理が行なわれて、乾燥処理機構で乾燥された後、搬出機構41の第2搬出装置47を介して下部搬出口44から大判受け皿7に搬出されるのである。
【0042】
この時、印画紙Pは、図4に示すように、メイントレイ7a上からサブトレイ7b上に載ると共に、その搬出方向前端部は一段高いハウジング300の上面301に確実に載るので、印画紙Pの搬出方向前方側が下方に垂れ下がって変形してしまうような不具合はない。
【0043】
尚、サブトレイ7bを使用しない時には、このサブトレイ7bをメイントレイ7aから取り外して、支持脚74をサブトレイ7bに対して折り畳んだ上で、搬出コンベヤ46におけるハウジング46aの格納部46b内に格納すればよい。
【0044】
一方、多量の枚数の大判の印画紙Pをプリント処理する場合には、下部搬出口44に多量集積受け皿用ブラケット80を取り付けて、このブラケット80に 多量集積受け皿8の一端部を枢支すると共に、他端部を開閉蓋402上に載せるのであって、これにより、大量集積受け皿8は、図6に示すように、斜め下方に傾斜し、下部搬出口44から順次搬出される印画紙Pは、トレイ本体81上を滑って、その先端がストッパ82で受け止められて整頓される。
【0045】
尚、この多量集積受け皿8を下部搬出口44に設けている場合において、日々の運転終了後、現像処理機構の処理槽から発生するガスをハウジング400の外部に抜くために開閉蓋402を少し開けるに伴い、図7に示すように、多量集積受け皿8も開閉蓋402と共に持ち上がり、多量集積受け皿8が開閉蓋402の前記開放に支障を及ぼすことがない。
【0046】
またサービスサイズなどの小さな印画紙Pは、搬出機構41の第1搬出装置45を介して上部搬出口43から搬出コンベヤ46上に搬出されると共に、搬出コンベヤ46により仕分け部5に向けて搬出される。
【0047】
以上の実施形態では、大判受け皿7を構成するサブトレイ7bをメイントレイ7aに対して取り外し可能としたが、サブトレイ7bをメイントレイ7aに対して二つ折りに折り畳み可能としてもよいし、あるいは、サブトレイ7bをメイントレイ7aに対してスライド可能に取り付けて、サブトレイ7bをメイントレイ7aに対して引き出した位置と格納される位置とに位置変更可能としてもよい。
【0048】
また以上の実施形態では、大判受け皿7をメイントレイ7aとサブトレイ7bとから構成したが、一枚のトレイから構成してもよい。
【0049】
また以上の実施形態では、プリント用紙として印画紙を用いたプリント処理装置に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、印画紙以外のプリント用紙を用いたプリント処理装置に本発明を適用してもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、搬出口から搬出されるプリント用紙を受ける受け皿の遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能としていることにより、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向長さが受け皿の長さよりも長くて、プリント用紙の前端側が受け皿に載らない場合でもその前端側がハウジングにおける高い段の上面に確実に載るので、たとえ受け皿が小さくてもプリント用紙の搬出方向前方側が下方に垂れ下がって変形してしまうような不具合を解消することが出来る。
【0051】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の受け皿が、前記搬出口に配置されるメイントレイと、メイントレイの遊端部に連結されるサブトレイから構成され、メイントレイの遊端部に連結されたサブトレイの遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能とすると共に、サブトレイがメイントレイに対して取り外しまたは折り畳みまたは引き出し可能とされたことにより、請求項1に記載の発明の効果に加え、受け皿の不使用時、サブトレイのメイントレイに対する取り外しまたは折り畳みまたは収納により、受け皿を嵩低くすることが出来て、格納し易くなる。
【0052】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載のサブトレイに、ハウジングに対してサブトレイを支持するための支持脚が設けられたことにより、請求項2に記載の発明の効果に加え、メイントレイに連結されるサブトレイをハウジングに対して安定的に支持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる受け皿構造が搭載されたプリント処理装置の概略説明図。
【図2】 大判受け皿が搭載されたプリント処理装置の斜視図。
【図3】 大判受け皿が搭載されたプリント処理装置において搬出コンベヤを省略して示す斜視図。
【図4】 大判受け皿が搭載されたプリント処理装置の要部の説明図。
【図5】 多量集積受け皿が搭載されたプリント処理装置において搬出コンベヤを省略して示す斜視図。
【図6】 多量集積受け皿が搭載されたプリント処理装置の要部の説明図。
【図7】 多量集積受け皿が搭載されたプリント処理装置において開閉蓋を少し開放した状態を示す要部の説明図。
【図8】 従来の受け皿構造が搭載されたプリント処理装置の要部の説明図。
【符号の説明】
3 プリンタ−
300 ハウジング
301 上面
4 プロセッサ
400 ハウジング
401 上面
44 下部搬出口
6 受け皿
7 大判受け皿
7a メイントレイ
7b サブトレイ
74 支持脚
P 印画紙(プリント用紙)
Claims (3)
- 各種構成機器類が搭載されるハウジングの上面に段差があり、プリント用紙の搬出口がハウジングにおける低い段の上面側に配置されたプリント処理装置に搭載されて、前記搬出口から搬出されるプリント用紙を受ける受け皿構造であって、
受け皿の遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能としていることを特徴とするプリント処理装置におけるプリント用紙の受け皿構造。 - 受け皿が、前記搬出口に配置されるメイントレイと、メイントレイの遊端部に連結されるサブトレイから構成され、メイントレイの遊端部に連結されたサブトレイの遊端部が、ハウジングにおける高い段の上面乃至その近傍まで延びて、搬出口から搬出されるプリント用紙の搬出方向前端側が、ハウジングにおける高い段の上面に載置可能とすると共に、サブトレイがメイントレイに対して取り外しまたは折り畳みまたは引き出し可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のプリント処理装置におけるプリント用紙の受け皿構造。
- サブトレイには、ハウジングに対してサブトレイを支持するための支持脚が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のプリント処理装置におけるプリント用紙の受け皿構造。
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