JP3893757B2 - 装飾体のクリップへの取り付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クリップの後部を前方に折り曲げることにより基部を形成してなるクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
クリップの後部を前方に折り曲げることにより基部を形成したクリップの1例として、実開昭48−112430号公報がある。その公報の実用新案登録請求の範囲には、「弾性材製脚杆1の上部を折返屈曲して取付板2を設け、該板の先端をほぼ水平に折曲して設けた挿入板3の両側に適宜数の掛止片4を水平に突設すると共に挿入板3の先端から掛止片4の掛止縁に至る長さより長い適宜長さの打抜溝5を打抜いたクリップ。」と記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記のようなクリップの上部、具体的には取付板と対向した位置のクリップの表面に装飾体を取り付けるには、接着剤などで固定したり、或は、クリップの上部に孔を形成し、その孔に装飾体を圧入するなどして固定していた。
しかし、接着や圧入などの固定方法であっては、多少の衝撃であっても外れやすく、折角、見栄えを善くするために取り付けたにも関わらず、接着の跡や孔が露出してしまい、逆に見栄えを著しく悪くしてしまうものであった。
この様な現象は、クリップの断面が軸方向や径方向に円弧状であると、装飾体とクリップとの接触面積が極めて少なくなり、特に、発生しやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、クリップの後部を前方に折り曲げることにより基部を形成してなるクリップであって、その基部に貫通部を形成すると共に、その貫通部と対向するクリップの本体部分の表面に装飾体を取り付けてなり、その装飾体は前記貫通部より挿入される電極棒やポンチ、或いは、ドライバーなどの工具によってクリップと固定したことを要旨とするものである。
【0005】
【実施例】
1例として、筆記具(シャ−プペンシル)に取り付けるクリップを挙げ説明するが、クリップを取り付ける対象物としては、出没可能な消しゴムのホルダ−であっても良く、或は、修正液を貯溜するペンタイプの容器、或は、携帯用の印鑑のホルダ−などであっても良い。
軸筒1の内部には、複数の芯を貯える芯タンク2や芯を把持・解放するチャック体3、並びに、そのチャック体3を閉鎖・拡開せしめるチャックリング4、また、前記チャック体3や芯タンク2を後方に付勢するチャックスプリング5などからなる芯繰り出し機構6が前後動自在に配置されている。符号7は、その芯繰り出し機構6を作動させるためのノック部材である。
【0006】
前記軸筒1の後部には、断面が軸方向、並びに、径方向に円弧状のクリップ8が取り付けられている。そのクリップ8は、クリップ本体9の後端部より折り曲げ部10を介して前方に折り曲げられており、基部11を形成している。その基部11の下端(端部)には、前記軸筒1の内径より若干大径の外形を有する固定リング部12が形成されている。その固定リング部12の側面には、より多くの弾性力が得られるようにスリット13が形成されている。
また、前記基部11の略中間部には、貫通孔14が形成されており、その対向するクリップ本体9の表面には、凹部15が形成されている。そして、この凹部15には、模様が施された円盤状の装飾体16が取り付けられている。
尚、本例における前記模様は、シ−ル状物とし装飾体に貼り付けたが、装飾体の表面に彫刻などを施しても良く、また、塗布剤で描いても良い。
【0007】
次に、装飾体16のクリップ8への固定方法について説明する。本例においては、クリップ8並びに、装飾体16を金属材質で形成している。具体的には、鉄で形成されているが、これに限られたものではないが、後述するスポット溶接にて固定するならば、互いが同材質で、溶着力の良好な材質を選択するのが好ましい。
前記の装飾体16はクリップ8に、スポット溶接にて固定されている。具体的にその固定方法について説明すると、装飾体16をクリップ8の凹部15に載置した状態で、スポット溶接器具の電極棒を貫通孔14から差し込み、その電極棒を前記凹部15の裏面に当接させることによって溶接・固定している。装飾体16の真後から溶接しているので、その作業も容易であり、また、正確に、確実に溶接することができる。
【0008】
第2例を図4、図5に示し説明する。前記例と同様にクリップ8の基部11には、貫通孔14が形成されている。しかし、その貫通孔14と対向するクリップ本体9の位置で、装飾体17が取り付けられる位置にも貫通孔18が形成されている。そして、本例における装飾体17の取付け部には、惰弱な筒状部19が形成されている。
次に、この装飾体17のクリップ8への固定方法について説明する。先ず、装飾体17の筒状部19を貫通孔18に挿入し、次いで、基部11の貫通孔14から前記筒状部19よりも若干大径のポンチのようなものを挿入し、筒状部19を押圧せしめ筒状部19の端部を拡開せしめる。この筒状部19の端部の拡開により装飾体17はクリップ8に固定される。この固定作業においても、筒状部の真後から作業を行うことができるので、容易であり、また、正確に行うことができる。
尚、本例のように装飾体17の取付け部(筒状部19)を変形せしめて、クリップ8に固定するような場合においては、前記装飾体17の筒状部19を変形が容易なアルミニウムや真鍮、銅などで形成するのが好ましい。しかし、この例に限らず、クリップと同材質な、例えば、鉄やステンレスなどの金属材質で形成しても良い。
【0009】
第3例を図6に示し説明する。本例においては、前記第1例と同様に、基部11とクリップ本体9とに貫通孔14、18が形成されている。しかし、装飾体19には雌螺子が形成されており、雄螺子20によってクリップ8に固定されている。本例の組み立てにおいても、雄螺子20を締め付ける際には、ドライバーなどを基部11の貫通孔14から挿入することができ、容易に組み付ける(ねじ込む)ことができる。
【0010】
第4例を図7に示し説明する。前記第1例〜第3例のものは、基部11に貫通孔を形成したが、本例の基部21においてはスリット22を形成している。また、基部の両側には、矢形23が形成されており、軸筒に形成した圧入孔などに固定できるようになっている。そして、前記スリット22は、装飾体24をクリップ本体9に取り付ける際の組み立て用のスリットともなっている。つまり、このスリット22から電極棒などを挿入し、装飾体をクリップ本体に取り付けるのである。また、クリップを軸筒に固定する際の弾性作用を発生させるためのスリットともなっている。
【0011】
第5例を図8〜図10に示し説明する。前記第2例の変形例である。装飾体25の取付け部には、角柱部26が形成されている。本例においては、この角柱部26の断面形状を四角形としているが、三角形であってもよいし、あるいは、楕円形状であってもよい。
一方、径方向に湾曲形成されたクリップ本体9の前記角柱部26が取り付けられる部分には、その各柱部26の断面形状と同形状の貫通孔27や、あるいは、有底の取付け溝が形成されている。そして、勿論、クリップ8の基部11には、固定手段が入り込める貫通孔14が形成されている。
この様に、装飾体とクリップとの取付け部を異形にすることによって嵌合・固定せしめることにより、装飾体のクリップに対する回転方向の位置決めも正確になされ、また、取り付けた後においても、相対的な回転が防止される。
【0012】
次に、この装飾体25のクリップ8への固定方法について説明する。前記第2例における固定方法と略同様であるが、先ず、装飾体25の角柱部26を貫通孔27に位置合わせし嵌合・挿入する。次いで、基部11の貫通孔14からポンチのようなものを挿入し、角柱部26の端部の周縁部や端面を勢い良く押圧し、その端部を拡開せしめる。この角柱部26の端部の拡開により装飾体25はクリップ8に固定される。この固定作業においても、角柱部の真後から作業を行うことができるので、容易であり、また、装飾体のクリップに対する回転方向における位置決めも作業中に回転することがなく正確に行う(固定する)ことができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、クリップの後部を前方に折り曲げることにより基部を形成してなるクリップであって、その基部に貫通部を形成すると共に、その貫通部と対向するクリップの本体部分の表面に装飾体を取り付けてなり、その装飾体は前記貫通部より挿入される電極棒やポンチ、或いは、ドライバーなどの工具によってクリップと固定したので、装飾体とクリップとを強固に固定することができ、見栄えを長期的に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1例を示す縦断面図。
【図2】 図1の要部拡大縦断面図。
【図3】 図1のクリップを示す斜視図。
【図4】 第2例を示す縦断面図。
【図5】 図4の要部拡大縦断面図。
【図6】 第3例を示す縦断面図。
【図7】 第4例を示す縦断面図。
【図8】 図5の斜視図。
【図9】 第5例のクリップを示す正面図。
【図10】 第5例の装飾体を示す背面図。
【符号の説明】
1 軸筒
2 芯タンク
3 チャック体
4 チャックリング
5 チャックスプリング
6 芯繰り出し機構
7 ノック部材
8 クリップ
9 クリップ本体
10 折り曲げ部
11 基部
12 固定リング部
13 スリット
14 貫通孔
15 凹部
16 装飾体
17 装飾体
18 貫通孔
19 筒状部
20 雄螺子
21 基部
22 スリット
23 矢形
24 装飾体
25 装飾体
26 角柱部
27 貫通孔

Claims (2)

  1. クリップの後部を前方に折り曲げることにより基部を形成してなるクリップであって、その基部に貫通部を形成すると共に、その貫通部と対向するクリップの本体部分の表面に装飾体を取り付けてなり、その装飾体は前記貫通部より挿入される電極棒やポンチ、或いは、ドライバーなどの工具によってクリップと固定されてなる装飾体のクリップへの取り付け構造。
  2. 前記請求項1に記載の装飾体のクリップへの取り付け構造であって、前記装飾体とクリップとの取付け部を多角形状、あるいは、楕円形状となした装飾体のクリップへの取り付け構造。
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