JP3893062B2 - 通信端末装置および受信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動体通信システムにおいて用いられる通信端末装置および受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA方式の移動体通信システムにおいて、通信端末装置は受信した信号の品質を保つ目的から受信中にマルチパスサーチを行い、サーチ結果から逆拡散を行うパスを選択して複数のフィンガのそれぞれへ割り当てを行っている。
【0003】
また、通信端末装置は移動による受信中の回線の切断を防ぐ目的から受信中にセルサーチを行い、ハンドオーバ候補を検出する。
【0004】
CDMA方式の移動体通信システムの通信端末装置において、マルチパスサーチやセルサーチは、通信中に一定の周期で繰り返し行われている。
【0005】
この時、マルチパスサーチ頻度を少なくすると、移動により信号電力が低下したパスを比較的長時間に渡り継続使用し、他に信号電力が強いパスが生じてもサーチできずに受信品質が低下してしまう。一方、マルチパスサーチ頻度を多くすると、通信端末装置の電力消費が増えるという問題がある。
【0006】
また同様に、セルサーチ頻度を少なくすると、一度検出したハンドオーバ候補を比較的長時間に渡り継続使用するので移動中に回線が切断されることがある。一方、セルサーチ頻度を多くすると、通信端末装置の電力消費が増えるという問題がある。
【0007】
このような問題を解決する従来の技術として、特開2000−278246号公報、特開2001−148639号公報、または、特開2001−211101号公報が開示されている。
【0008】
図4に、特開2000−278246号公報に記載の従来の通信端末装置の構成を示す。従来の通信端末装置は、アンテナ401と、アナログ・フロントエンド402と、A/D(アナログ/デジタル)変換器403と、フィンガ404−1、404−2、404−3と、シンボル合成部405と、データ判定部406と、サーチャ407と、制御部408と、から構成される。また、制御部408は割り当て頻度設定部408aと、受信パス割り当て部408bと、から構成される。
【0009】
ここで、従来の通信端末装置の動作について図4を用いて説明する。まず、アンテナ401を介して受信した信号はアナログ・フロントエンド402でベースバンド信号に周波数変換され、ベースバンド信号はA/D変換器403でサンプリングされ、フィンガ404−1、404−2、404−3とサーチャ407に入力される。
【0010】
次に、サーチャ407はサンプリングされた信号の電力情報を検出し、制御部408に出力する。制御部408は電力情報を用いてパス検索を行う。
【0011】
制御部408の割り当て頻度設定手段408aは、フィンガ404−1、404−2、404−3の各々に対してパスの割り当てを行う頻度を各フィンガに割り当てられたパスの信号電力の大きさに応じて設定する。
【0012】
制御部408の受信パス割り当て手段408bは、電力情報に基づいてパスを選択し、割り当て頻度設定手段408aが設定した頻度で各フィンガに対してパスの割り当て処理を行う。
【0013】
すなわち、従来の通信端末装置において、受信した信号の電力の大きさに応じてマルチパスサーチする頻度を制御し、電力消費を抑える技術が開示されている。
【0014】
その他、特開2001−148639号公報では受信した信号のSIRに応じて、また、特開2001−211101号公報では受信したパス情報の一致回数に応じて各々マルチパスサーチ頻度を制御し、電力消費を抑える技術が開示されている。
【0015】
このように、従来のCDMA方式の移動体通信システムにおける通信端末装置は、受信した信号の電力の大きさ、SIR、受信パス情報の一致回数のいずれかに応じてマルチパスサーチ頻度を制御し、電力消費を抑えることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のCDMA方式の移動体通信システムにおいて、接続中の回線数が多いため、または、高速データ通信をしているため基地局装置の総送信電力値が大きくなっている場合に、通信端末装置が受信した信号の電力の大きさ、SIR、受信パス情報の一致回数のいずれかで判断し、パスサーチの頻度を下げて消費電力を抑えると、受信信号の品質が劣化し、それを補うために基地局装置が益々送信電力値を大きくすることになる。このような状況において、通信端末装置の消費電力は抑えられるが、基地局装置の送信できる総送信電力値には限りがあるため、ユーザを収容するために必要な回線容量を十分に確保できないという問題が生じる。
【0017】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、CDMA方式の移動体通信システムにおいて、基地局装置は総送信電力値を監視し、総送信電力値が送信可能な最大パワーに近づいたかどうかの情報を通信端末装置に報告し、通信端末装置は当該情報を基にフィンガ割り当て数、マルチパスサーチ頻度、セルサーチ頻度等を制御することにより、システムとして必要な回線容量を確保しながら通信端末装置の電力消費を抑えることができる通信端末装置および受信方法を提供することを目的とする。すなわち、基地局装置がシステムとして回線容量を多く確保したい場合に、通信端末装置の受信性能を上げ、一方、基地局装置がシステムとして回線容量を多く確保する必要がない場合に、通信端末装置の受信性能を下げて通信端末装置の電力消費を抑えるようにする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信端末装置は、総送信電力値が所定の閾値を下回った場合、あるいは、回線数が所定の閾値を下回った場合には通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信する基地局装置と無線通信を行う通信端末装置であって、前記基地局装置が送信する信号を受信する受信手段と、前記受信した信号から通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を取り出し、前記制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御する制御手段とを具備する構成を採る。
【0021】
この構成によれば、総送信電力値あるいは回線数が少ない場合に通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信し、通信端末装置が受信性能を規定する制御情報を取り出し、制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御するので、システムとして必要な回線容量を維持しながら、通信端末装置の消費電力を抑えることができる。
【0025】
本発明の受信方法は、総送信電力値が所定の閾値を下回った場合、あるいは、回線数が所定の閾値を下回った場合には通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信する基地局装置と無線通信を行う通信端末装置の受信方法であって、前記基地局装置が送信する信号を受信する工程と、前記受信した信号から通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を取り出す工程と、前記制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御する工程とを具備する構成を採る。
【0026】
この構成によれば、総送信電力値あるいは回線数が少ない場合に通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信し、通信端末装置が受信性能を規定する制御情報を取り出し、制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御するので、システムとして必要な回線容量を維持しながら、通信端末装置の消費電力を抑えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の骨子は、基地局は総送信電力値を監視し、総送信電力値が送信可能な最大パワーに近づいたかどうかの情報を通信端末装置に報告し、通信端末装置は当該情報に基づいてフィンガ割り当て数、マルチパスサーチ頻度、セルサーチ頻度等を制御することにより、システムとして必要な回線容量を確保しながら通信端末装置の電力消費を抑えることである。
【0028】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【0029】
ここでは、基地局装置の構成について図1を参照して説明する。図1において、基地局装置はデータ生成部101と、加算部102と、無線送信部103と、アンテナ104と、総送信電力検出部105と、送信制御部106とを備えている。
【0030】
データ生成部101は、ある任意の通信端末装置に向けて送信するデータを生成する一連のブロックを示し、ユーザデータ出力部107と、制御データ出力部108と、加算部109と、チャネルコーデック部110と、変調部111と、パワー調整部112と、乗算部113とを備えている。
【0031】
次いで、この基地局装置の動作について図1を参照して説明する。まず、加算部102が、#N本の送信系列毎に設けられたデータ生成部101の#0から#Nの出力したデータを多重し、無線送信部103が多重したデータに対して無線処理(アップコンバートやD/A変換等)を行い信号を生成し、アンテナ104が無線処理された信号を送信する。
【0032】
総送信電力検出部105は無線送信部103から入力された信号の総送信電力値を測定し、送信制御部106に出力する。
【0033】
送信制御部106は、総送信電力値と、送信可能な最大パワーに基づいて決定した第1の閾値又は第2の閾値とを比較し、通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を生成する。制御情報の生成に際して、総送信電力値が第1の閾値を超えた場合は通信端末装置の受信性能を上げるよう指示する制御情報を生成し、一方、総送信電力値が第2の閾値を下回った場合は通信端末装置の受信性能を下げるよう指示する制御情報を生成する。
【0034】
次に、各々のデータ生成部101がある任意の通信端末装置に向けて送信するデータを生成する動作について説明する。ユーザデータ出力部107は音声やパケットなどのユーザデータを、制御データ出力部108は送信制御部106から入力された制御情報を含む制御データを各々加算部109に出力する。
【0035】
加算部109はユーザデータと制御データを多重し、チャネルコーデック部110は多重化したデータに対して所定の符号化を行い、変調部111は符号化したデータに対してデータ変調、拡散変調を行い変調信号を乗算部113に出力する。
【0036】
パワー調整部112は通信端末装置から送信された信号に含まれるTPC(Transmission Power Control)コマンドに従って送信電力を決定し、ゲイン値を乗算部113に出力する。
【0037】
乗算部113は変調部111から入力された変調信号とパワー調整部112から入力されたゲイン値を乗算して送信データを生成し、送信データを加算部102に出力する。その後は、先に説明した通り、送信データが加算部102で他の通信端末装置に向けて送信する送信データと多重され、無線送信部103で無線処理され、無線処理された信号がアンテナ104を介して送信される。
【0038】
次に、通信端末装置の構成について図2を参照して説明する。図2において、通信端末装置はアンテナ201と、無線受信部202と、相関回路203と、フィンガ部204と、レイク合成部205と、復調部206と、チャネルデコード部207と、パスサーチ部208と、フィンガ割り当て部209と、セルサーチ部210と、受信制御部211とを備えている。
【0039】
相関回路203は、フィンガ部204と、パスサーチ部208と、セルサーチ部210を構成する一部であり、無線受信部202が出力する信号と拡散コードとの相関をとり、逆拡散した信号を出力する。
【0040】
次いで、この通信端末装置の動作について図2を参照して説明する。まず、アンテナ201は基地局装置から送信された信号を受信し、無線受信部202は受信された信号に対して無線処理(ダウンコンバートやA/D変換等)を行い、無線処理した信号をフィンガ部204と、パスサーチ部208と、セルサーチ部210とに出力する。
【0041】
フィンガ部204は無線受信部202から入力された信号を複数の相関回路203を用いて、フィンガ割り当て部209から入力されたタイミングに基づいて逆拡散処理を行い、レイク合成部205はフィンガ部204から入力された逆拡散信号をレイク合成する。
【0042】
復調部206はレイク合成部205から入力された信号を復調し、チャネルデコード部207は復調部206から入力された復調データをチャネルデコードし、ユーザデータと制御データを取り出し、ユーザデータを図示しない上位装置に出力し、制御データを受信制御部211に出力する。
【0043】
受信制御部211はチャネルデコード部207から入力された制御データから、基地局装置の送信制御部106で生成された、受信性能を規定する制御情報を取り出し、制御情報に基づきパスサーチ部208と、フィンガ割り当て部209と、セルサーチ部210とを制御する。
【0044】
受信制御部211は制御情報に基づいてパスサーチ部208と、フィンガ割り当て部209と、セルサーチ部210とを制御するに際して、受信性能を下げる場合は、フィンガ数の割り当てを少なく、且つ、パスサーチ間隔及びセルサーチ間隔が長くなるように制御する。逆に、受信性能を上げる場合は、フィンガ数の割り当てを多く、且つ、パスサーチ間隔及びセルサーチ間隔が短くなるように制御する。
【0045】
なお、フィンガ数の割り当てと、パスサーチ間隔と、セルサーチ間隔とを同時に制御するように説明したが、各々異なったタイミングで制御しても良い。
【0046】
また、伝播環境に応じて、フィンガ数の割り当てと、パスサーチ間隔と、セルサーチ間隔とに優先順位付けして制御しても良い。例えば、通信端末装置の移動速度が速い場合にパスサーチ間隔を短くしたり、マルチパス数が多い場合にフィンガ数の割り当てを多くしたり、現在ハンドオーバしている基地局数が少ない場合にセルサーチ間隔を短くすることを優先的に行うことにより、受信した信号の品質を効果的に向上できる。伝播環境に応じた制御を行う際には、基地局装置から優先順位情報を含む制御データを通信端末装置に送信しても良いし、通信端末装置が伝播環境を判断して制御しても良い。
【0047】
このように、実施の形態1によれば、基地局装置がシステムとして必要な回線容量を確保するために、総送信電力値に基づいて通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を送信し、通信端末装置が制御情報に応じてフィンガ数の割り当てと、マルチパスサーチの頻度と、セルサーチ頻度とを制御するので、システムとして必要な回線容量を確保しながら、通信端末装置の消費電力を抑えることができる。
【0048】
なお、基地局装置からフィンガ数の割り当てと、マルチパスサーチの頻度と、セルサーチ頻度とを制御する方法について説明したが、通信端末装置が受信信号(受信電力の大きさ、SIR、受信パス情報の一致回数等)に応じて制御する方法と組み合わせても良い。
【0049】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る基地局装置の構成は、図1に示した送信制御部106に接続中の回線数を管理する回線管理部(図示せず)を追加する。また、通信端末装置の構成は、図2に示すものと同一である。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
【0050】
ここでは、基地局装置の動作について、送信制御部106を中心に図1を参照して説明する。まず、送信制御部106は接続中の回線数を管理する図示しない回線管理部を備え、接続中の回線数と、回線数が総送信電力値に比例する関係に基づいて決定した第3の閾値又は第4の閾値とを比較し、通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を生成する。制御情報の生成に際して、接続中の回線数が第3の閾値を超えた場合は通信端末装置の受信性能を上げるよう指示する制御情報を生成し、一方、接続中の回線数が第4の閾値を下回った場合は通信端末装置の受信性能を下げるよう指示する制御情報を生成する。
【0051】
次に、実施の形態1で説明したように、制御情報を含んだ制御データはデータ生成部101でユーザデータと多重され、加算部102で他の通信端末装置に向けて送信される送信データと多重され、無線送信部103で無線処理され、無線処理された信号がアンテナ104を介して送信される。
【0052】
また、通信端末装置の動作については、実施の形態1の通信端末装置の動作と同一なのでここでは省略する。
【0053】
このように、本実施の形態2によれば、基地局装置がシステムとして必要な回線容量を確保するために、総送信電力値と比例の関係にある接続中の回線数に基づいて通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を送信し、通信端末装置が当該制御情報に応じてフィンガ数の割り当てと、マルチパスサーチの頻度と、セルサーチ頻度とを制御するので、システムとして必要な回線容量を確保しながら、通信端末装置の消費電力を抑えることができる。
【0054】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【0055】
ここでは、通信端末装置の構成について図3を参照して説明する。なお、図3では、図2で示した構成要素と同一ないしは同等である要素には、同一符号を付して説明を省略する。ここでは、この実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
【0056】
図3に示すように、この実施の形態3では、図2に示した通信端末装置の構成に加えて、干渉測定部301を備えている。
【0057】
干渉測定部301はアンテナ201を介して受信した信号を基に相関回路203を用いて干渉量を測定し、受信制御部211に出力する。
【0058】
受信制御部211は干渉測定部301から入力された干渉量から制御情報を決定し、制御情報に基づきパスサーチ部208と、フィンガ割り当て部209と、セルサーチ部210とを制御する。制御情報の生成に際して、干渉量が多い場合は通信端末装置の受信性能を上げるよう指示する制御情報を生成し、一方、干渉量が少ない場合は通信端末装置の受信性能を下げるよう指示する制御情報を生成する。
【0059】
受信制御部211は制御情報に基づいてパスサーチ部208と、フィンガ割り当て部209と、セルサーチ部210とを制御するに際して、受信性能を下げる場合はフィンガ数の割り当てを少なく、且つ、パスサーチ間隔及びセルサーチ間隔が長くなるように制御し、一方、受信性能を上げる場合はフィンガ数の割り当てを多く、且つ、パスサーチ間隔及びセルサーチ間隔が短くなるように制御する。
【0060】
このように、実施の形態3によれば、基地局装置がシステムとして必要な回線容量を確保するために、通信端末装置の干渉量が少なければ基地局装置の総送信電力値が小さいという関係を利用して、通信端末装置が受信信号から干渉量を測定し、干渉量に基づいてフィンガ数の割り当てと、マルチパスサーチの頻度と、セルサーチ頻度とを制御するので、システムとして必要な回線容量を確保しながら、通信端末装置の消費電力を抑えることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、CDMA方式の移動体通信システムにおいて基地局装置は総送信電力を監視し、総送信電力が送信可能な最大パワーに近づいたかどうかの情報を通信端末装置に報告し、通信端末装置は当該情報に基づいてフィンガ割り当て数、マルチパスサーチ頻度、セルサーチ頻度等を制御することにより、システムとして必要な回線容量を確保しながら通信端末装置の電力消費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1、2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【図4】従来例の通信端末装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 データ生成部
102、109 加算部
103 無線送信部
104、201 アンテナ
105 総送信電力検出部
106 送信制御部
107 ユーザデータ出力部
108 制御データ出力部
110 チャネルコーデック部
111 変調部
112 パワー調整部
113 乗算部
202 無線受信部
203 相関回路
204 フィンガ部
205 レイク合成部
206 復調部
207 チャネルデコード部
208 パスサーチ部
209 フィンガ割り当て部
210 セルサーチ部
211 受信制御部
301 干渉測定部

Claims (2)

  1. 総送信電力値が所定の閾値を下回った場合、あるいは、回線数が所定の閾値を下回った場合には通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信する基地局装置と無線通信を行う通信端末装置であって、
    前記基地局装置が送信する信号を受信する受信手段と、前記受信した信号から通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を取り出し、前記制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御する制御手段とを具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 総送信電力値が所定の閾値を下回った場合、あるいは、回線数が所定の閾値を下回った場合には通信端末装置の受信性能を下げるように指示する制御情報を送信する基地局装置と無線通信を行う通信端末装置の受信方法であって、
    前記基地局装置が送信する信号を受信する工程と、前記受信した信号から通信端末装置の受信性能を規定する制御情報を取り出す工程と、前記制御情報が受信性能を下げるように指示する場合にはセルサーチ頻度と、パスサーチ頻度と、フィンガ割り当て数との少なくともいずれか1つを少なくするように制御する工程とを具備することを特徴とする受信方法。
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