JP3891378B2 - 自走式土質改良機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設現場等から出る残土をその場で土質改良剤と混ぜて良質土に改良する自走式土質改良機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自走式土質改良機を、図1に示す自走式土質改良機を参照して説明する。車体フレーム1aの後方端部には原料土を蓄える原料土ホッパ2が設置され、原料土ホッパ内には出口部分に掻出しロータ3が設置される。原料土ホッパ2の前方には改良剤を蓄える改良剤ホッパ4が設置され、改良剤ホッパ4内には改良剤フィーダ5が設置される。原料土ホッパ2と改良剤ホッパ4の下方には両方に旦って原料土コンベア6が設置され、原料土コンベア6の前方には原料土と改良剤とを混合して改良土を生成する混合機7が設置される。また、混合機7の下方から前方にかけて混合機7から排出される改良土の排出コンベア11が設置される。また、車体フレーム1aの前部側端にはオペレータが地上から前記各機器を操作可能な位置に車載操作盤12が設置される。車載操作盤12には、走行モードと土質改良作業を行う作業モードとを切り換える操作モード切換スイッチ、自走式土質改良機を全面的に停止させる全停止スイッチ、各機器の連動開始スイッチ、連動停止スイッチの他、原料土コンベア正転・逆転スイッチ、掻出しロータ正転・逆転スイッチ、及び改良剤フィーダ正転・逆転スイッチ等の各機器の単独操作用のスイッチが設置される。作業機モード時には、オペレータは地上から車載操作盤12の前記スイッチを操作して前記各機器を作動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自走式土質改良機においては、清掃や土詰まり排除等の点検、整備の際、原料土コンベア6、改良剤フィーダ5、混合機7等の各機器の動きを見ながら操作する必要がある。ところが、1人で操作するときは原料土コンベア6や改良剤フィーダ5等の稼働状態がよく確認できる位置、例えば、原料土ホッパ2や改良剤ホッパ4の上部と、車載操作盤12との間を行き来する必要があり、このため、操作が煩わしく、作業性が悪い。また、操作性を上げるためには、機器の動きが見える位置で1人が合図し、他の1人が地上で車載操作盤を操作するといった2人作業とならざるを得ず、土質改良作業能率が低下する問題があった。
【0004】
本発明は上記従来技術の問題点に着目して、自走式土質改良機の点検、整備を1人作業で容易にでき、土質改良作業能率を向上させる自走式土質改良機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するために、本願第1の発明に係る自走式土質改良機は、原料土ホッパの原料土を搬送する原料土コンベアと、改良剤ホッパの改良剤を供給する改良剤フィーダと、原料土コンベアで搬送される原料土と改良剤フィーダから供給される改良剤とを解砕、混合して改良土とする混合機とを車体上に備える自走式土質改良機において、各機器の点検、整備時必要な箇所で各機器を単独で遠隔操作可能とする遠隔操作手段を備え、各機器の点検、整備が可能な整備モードと、各機器の土質改良作業が可能な作業モードとを切り換える操作モード切換手段を設け、前記遠隔操作手段の操作スイッチの機能は整備モード時と作業モード時とで切り換えることを特徴とする。
【0006】
第1の発明によれば、遠隔操作手段により自走式土質改良機の各機器点検、整備時に必要な箇所、例えば原料土ホッパや改良剤ホッパ等の位置で単独で遠隔操作可能となるので、車載操作盤と各機器の間の往復動作が不要となり、1人作業でも容易に点検、整備が可能となる。従って、自走式土質改良機の各機器の点検、整備作業能率が大幅に向上する。また、同じ遠隔操作盤を作業モードと整備モードとで兼用することにより、回路の共通化や部品点数の低減を行い、コスト低減や小型、軽量化を図れる。また、作業モードでは、自走式土質改良機のオペレータは離れた場所、例えば車載操作盤以外の位置でも各機器を操作できると共に、積込機のオペレータでも自走式土質改良機の各機器を遠隔操作できるため自走式土質改良機のオペレータが不在でも自走式土質改良機の各機器を遠隔操作できる。このため、土質改良作業能率が向上する。また、整備モードと作業モードとの切り換えで各モード間での誤操作を防止できる。
【0007】
本願第2の発明に係る自走式土質改良機は、第1の発明において、遠隔操作可能な操作は、原料土コンベアの正転、逆転及び改良剤フィーダの正転、逆転の内、少なくとも1つであることを特徴とする。
【0008】
第2の発明によれば、清掃、土詰まり排除等の点検、整備を特に多く必要とする原料土コンベアの正転・逆転及び改良剤フィーダの正転・逆転の内、少なくともいずれか1つを遠隔操作することにより点検、整備が容易となる。従って、自走式土質改良機の点検、整備作業能率が非常に向上する。
【0013】
本願第の発明に係る自走式土質改良機は、第1又は2の発明において、遠隔操作手段はラジコンにより信号を送受信することを特徴とする。
【0014】
の発明によれば、遠隔操作手段はラジコンにより信号を送受信するので、有線に比べてケーブル処理が不要になる。これにより、途中で電線が絡むことがなく、また、遠隔操作手段を持って楽に移動することができるため操作性が一層向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜7により説明する。
図1は本発明に係る自走式土質改良機10の一実施形態を示す側面図であり、装軌式車両1の車体フレーム1aには次のような各装置が設置されて自走式土質改良機10が構成される。車体フレーム1aの後方端部には土質改良される原料土を貯蔵する原料土ホッパ2が設置される。原料土ホッパ2の下部には、車両の前後方向に開口部が設けられており、開口部の内方側端部近傍には掻出しロータ3が左右方向水平軸回りに回転自在に設置される。原料土ホッパ2の前方には改良剤を蓄える改良剤ホッパ4が設置される。原料土ホッパ2と改良剤ホッパ4の下方には両方に旦って原料土ホッパ2の原料土を車両前方に搬送する原料土コンベア6が設置される。改良剤ホッパ4の底面部には、改良剤ホッパ4から原料コンベア6上の原料土に改良剤を供給する改良剤フィーダ5が設置される。原料土コンベア6の前方には、内部に回転自在な切刃やハンマーを有する混合機7が設置される。混合機7は原料土と改良剤とを解砕、混合して改良土を生成し、下部の開口部から排出する。また、混合機7の前方には搭乗床8とエンジン室9とが順に設置され、これら混合機7、搭乗床8、エンジン室9の下方には混合機7から排出される改良土を車両前方側へ搬送する排出コンベア11が設置される。これら掻出しロータ3、改良剤フィーダ5、原料土コンベア6、混合機7、排出コンベア11は油圧モータ(詳細は後述する)により駆動されるようになっている。
【0016】
搭乗床8の側方で車両の左右一端(ここでは右端側)にはオペレータが地上から操作可能な位置に自走式土質改良機10の車載操作盤12が設置される。この車載操作盤12には、走行モードと作業モードと整備モードとを切り換える操作モード切換スイッチ13及びラジコンスイッチ14(共に図3参照)の他に、図示しない、自走式土質改良機10の作業機器を全面的に停止させる全停止スイッチ、フィーダON(原料土と改良土の流れの下流側の機器から順に起動)・OFF(原料土と改良土の流れの上流側の機器から順に停止)・逆転スイッチ、原料土コンベア正転・逆転スイッチ、掻出しロータ正転・逆転スイッチ、改良剤フィーダ正転・逆転スイッチ等が設けられる。また、車載操作盤12のラジコンスイッチ14をラジコン操作に切り換えると共に、操作モード切換スイッチ13を作業モードあるいは整備モードに切り換えると、後述するような遠隔操作盤による土質改良作業、あるいは清掃や土詰まり等の点検、整備作業が可能となる。なお、本実施形態では装軌式車両1について説明するが、これに限るものではなくローダ等の装輪式車両であっても同様である。
【0017】
図1の作動を説明する。原料土ホッパ2には自走式土質改良機10の後方から図示しない積込機によって原料土が積載される。車載操作盤12の操作モード切換スイッチ13を作業モードに切り換えて、各スイッチを作業開始時には原料土と改良土の流れの下流側の機器から順に起動し、作業停止時には原料土と改良土の流れの上流側の機器から順に停止するように操作する。すると、原料土コンベア6上に載置される原料土ホッパ2内の原料土は掻出しロータ3と協働して前方に搬送され、改良剤フィーダ5から供給される改良剤ホッパ3内の改良剤と共に混合機7内に搬送される。混合機7内に搬送された原料土と改良剤とは解砕、混合されて改良土となり、混合機7から排出される改良土は排出コンベア11によって自走式土質改良機10外に排出されて埋戻し材として再利用される。
【0018】
図2は遠隔操作手段30を構成する遠隔操作盤(送信機)31の一実施形態を示す図で、遠隔操作盤31には第1スイッチR1〜第4スイッチR4のスイッチが4個配設される。各スイッチR1〜R4の下部には、図1に示す車載操作盤12に配設される操作モード切換スイッチ13(図3参照)により作業モードと整備モードとに切り換えられた場合の、各スイッチR1〜R4の操作に対応する自走式土質改良機10の作動を説明する銘盤31aが取着される。即ち、土質改良作業中に使用頻度が高いフィーダ正転・停止・逆転、及び緊急性の高い全停止スイッチは、ラジコンスイッチ14(図3参照)をラジコン操作に切り換えることにより遠隔操作も可能となっている。第1スイッチR1〜第4スイッチR4のいずれかを押すと、そのスイッチに対応する指令信号がラジコンにより、後述する受信器32に送信されるようになっている。図3及び図5〜図7に示す遠隔制御回路33A,33B,33Cの各実施形態で説明するように、同一スイッチ操作でも作業モードと整備モードとによって自走式土質改良機10の作動を異ならせて、チャンネル数を半分にして遠隔操作盤(ラジコン送信器)31及び受信器32の小型化及び軽量化を図っている。なお、遠隔操作盤31と受信器32と遠隔制御回路33とにより構成される遠隔操作手段30はラジコン式により説明するが、これに限るものではなく有線式であっても遠隔操作としては同様の作用効果が得られる。
【0019】
図3,4により本発明に係る自走式土質改良機の制御回路について説明する。図3は遠隔制御回路の第1実施形態の説明図である。受信器32は、図2に示す遠隔操作盤31の第1スイッチR1〜第4スイッチR4のON操作に応じてオンする第1接点CH1〜第4接点CH4を備える。操作モード切換スイッチ13の接点13aは作業モード接点、接点13bは整備モード接点、接点13cは走行モード(説明省略)接点を示す。遠隔制御回路33Aを構成する、並列接続されたリレーRYA〜RYDのコイルは、操作モード切換スイッチ13の接点13bを介して、車載バッテリ等の電源部に接続された電源ラインVc に直列に接続される。リレーRYA〜RYDの各ノルマルクローズ接点(以後、b接点と記す)A1,B1,C1,D1と各ノルマルオープン接点(以後、a接点と記す)A2,B2,C2,D2とは、それぞれ一端をコントローラ34に並列に接続される。また、接点A1とA2の他端は受信器32の第1接点CH1の一端に接続され、接点B1とB2の他端は受信器32の第2接点CH2の一端に接続され、接点C1とC2の他端は受信器32の第3接点CH3の一端に接続され、接点D1とD2の他端は受信器32の第4接点CH4の一端に接続される。また、受信器32の各接点CH1〜CH4の他端は接地される。また、コントローラ34は各機器を駆動する油圧回路部の各操作弁のソレノイド部に接続される。第1操作弁22のソレノイド22a,22bと、第2操作弁24のソレノイド24a,24bと、第3操作弁26のソレノイド26a,26bとはコントローラに接続される。
【0020】
図4は図1に示す自走式土質改良機10の油圧駆動回路20の一例を示す図である。なお、ここでは、本発明に係る改良剤フィーダ5を駆動する第1油圧モータ23、掻出しロータ3を駆動する第2油圧モータ25、及び原料土コンベア6を駆動する第3油圧モータ27について説明する。その他の排出コンベアや混合機7を駆動する各油圧モータについては本発明に直接関係しないため省略する。エンジン室9内に設置されるエンジンにより駆動される油圧ポンプ21は、第1操作弁22を介して改良剤フィーダ5を駆動する第1油圧モータ23に接続され、第2操作弁24を介して掻出しロータ3を駆動する第2油圧モータ25に接続され、第3操作弁26を介して原料土コンベア6を駆動する第3油圧モータ27に接続される。また、コントローラ34は各機器を駆動するそれぞれの油圧モータの第1操作弁22〜第3操作弁26のソレノイド部に接続される。なお、油圧ポンプ21の吐出管路は安全弁28に接続されて油圧駆動回路20を保護する。
【0021】
図4の作動を説明する。第1操作弁22のソレノイド22aを励磁するとa位置となり改良剤フィーダ5は正転(搬送方向の回転)し、ソレノイド22bを励磁するとb位置となり改良剤フィーダ5は逆転する。ソレノイド22a,22bを共に消磁するとc位置となり改良剤フィーダ5は停止する。同様に、第2操作弁24のソレノイド24aを励磁するとa位置となり掻出しロータ3は正転(搬送方向の回転)し、ソレノイド24bを励磁するとb位置となり掻出しロータ3は逆転し、ソレノイド24a,24bを共に消磁するとc位置となり掻出しロータ3は停止する。また、第3操作弁26のソレノイド26aを励磁するとa位置となり原料土コンベア6は正転(搬送方向の回転)し、ソレノイド26bを励磁するとb位置となり原料土コンベア6は逆転し、ソレノイド26a,26bを共に消磁するとc位置となり原料土コンベア6は停止する。
【0022】
コントローラ34は、次のように構成される。コントローラ34に接点A1及びCH1を介して入力電流が流れると、第2操作弁24のソレノイド24aと第3操作弁26のソレノイド26aとを励磁し、接点B1及びCH2を介して入力電流が流れると、第2操作弁24の両ソレノイド24a,24bと第3操作弁26の両ソレノイド26a,26bのいずれにも通電せず、接点C1及びCH3を介して入力電流が流れると、第2操作弁24のソレノイド24bと第3操作弁26のソレノイド26bとを励磁し、接点D1及びCH4を介して入力電流が流れると、走式土質改良機10の全作業機の停止信号を出力する。また、コントローラ34は、接点A2を介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22aを励磁し、接点B2を介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22bを励磁し、接点C2を介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26aを励磁し、接点D2を介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26bを励磁する。
【0023】
次に、第1実施形態による作用を説明する。ラジコンスイッチ14をONにすると、受信器32の電源部に接続された電源ラインVcが入り、遠隔操作盤31との送・受信が可能となる。土質改良作業時に操作モード切換スイッチ13を作業モードに切り換えると、接点13aがオンし、遠隔制御回路33AはリレーRYA〜RYDが消磁されてb接点A1,B1,C1,D1がオンし、a点A2,B2,C2,D2がオフする。この状態において、例えば、遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンしてコントローラ34から接点A1を介して入力電流が流れると、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを正転制御する。また、遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンされてコントローラ34から接点B1を介して入力電流が流れると、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを停止制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンされてコントローラ34から接点C1を介して入力電流が流れると、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを逆転制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンされてコントローラ34から接点D1を介して入力電流が流れると、コントローラ34は自走式土質改良機10の全作業機の駆動を停止制御する。
【0024】
次に、点検、整備時にラジコンスイッチ14をオンすると共に、操作モード切換スイッチ13を整備モードに切り換えると接点13bがオンし、遠隔制御回路33AはリレーRYA〜RYDが励磁されてb接点A1,B1,C1,D1がオフし、a接点A2,B2,C2,D2がオンする。この状態において、遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンしてコントローラ34から接点A2を介して入力電流が流れ、コントローラ34は改良剤フィーダ5を正転(改良剤供給方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンしてコントローラ34から接点B2を介して入力電流が流れ、コントローラ34は改良剤フィーダ5を逆転制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンしてコントローラ34から接点C3を介して入力電流が流れ、コントローラ34は原料土コンベア6を正転(原料土搬送方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンしてコントローラ34から接点D2を介して入力電流が流れ、コントローラ34は原料土コンベア6を逆転制御する。以上のように、遠隔操作盤31の各スイッチR1〜R4の機能は作業モード(土質改良作業時のモード)時と整備モード(清掃や土詰まり点検時等のモード)時で、次表の通り切り換わる。
【0025】
【表1】
Figure 0003891378
【0026】
表1中、フィーダとは原料土コンベア6と掻出しロータ3との連動を表す。
このように、4チャンネルのラジコンで8チャンネルに相当する機能を持たせている。すなわち、作業モード用と整備モード用のラジコン送信機をそれぞれ装備する必要がなくなり、また、ラジコンにチャンネルを追加する代わりに受信器からの信号入力回路にリレー等を用いることにより対応できるので、遠隔操作盤31の小型化及び軽量化が図られるため、操作性が向上すると共にコストが低減する。
【0027】
図5,6により遠隔操作手段30を構成する遠隔制御回路33の第2実施形態を説明する。図3に示す第1実施形態と同様の構成要素には同一符合を付してその説明を省略する。図5に示すように、遠隔制御回路33Bを構成するリレーRYEは操作モード切換スイッチ13の接点13bを介して電源ラインVcに直列に接続される。遠隔制御回路33Bを構成するリレーRYa〜RYdのコイルの一端は共に並列接続されると共に、リレーRYEのb接点E1を介して接地され、他端はそれぞれ受信器32の各接点CH1〜CH4を介して電源ラインVcに接続される。また、遠隔制御回路33Bを構成するリレーRYe〜RYhのコイルの一端は共に並列接続されると共に、リレーRYEのa接点E2を介して接地され、他端はそれぞれ受信器32の各接点CH1〜CH4を介して電源部に接続された電源ラインVcに接続される。また、図6に示すように、図5の各リレーRYa〜RYhのコイルに対応するa接の各接点A3〜H3は、一端をそれぞれコントローラ34に接続され、他端は接地される。なお、油圧駆動回路20は、図4と同様である。
【0028】
また、コントローラ34は次のように構成される。コントローラ34からリレーRYaのa接点A3を介して入力電流が流れると第2操作弁24のソレノイド24aと第3操作弁26のソレノイド26aとを励磁し、リレーRYbのa接点B3を介して入力電流が流れると第2操作弁24の両ソレノイド24a,24bと第3操作弁26の両ソレノイド26a,26bのいずれにも通電せず、リレーRYcのa接点C3を介して入力電流が流れると第2操作弁24のソレノイド24bと第3操作弁26のソレノイド26bを励磁し、リレーRYdのa接点D3を介して入力電流が流れると自走式土質改良機10の全作業機の駆動を停止させる。また、a接点E3を介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22aを励磁し、a接点F3を介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22bを励磁し、a接点G3を介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26aを励磁し、a接点H3を介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26bを励磁する。
【0029】
図5,6の作用を説明する。土質改良作業時に操作モード切換スイッチ13を作業モードに切り換えて接点13aをオンすると共に、ラジコンスイッチ14をオンすると、遠隔制御回路33BはリレーRYEが消磁されてb接点E1がオンし、a接点E2がオフする。このため、遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンするためリレーRYaが励磁されて接点aがオンされ、接点aを介して入力電流が流れると、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを正転制御する。遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンするためリレーRYbが励磁されて接点bがオンされ、接点bを介して入力電流が流れると、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを停止制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンするためリレーRYcが励磁されて接点cがオンされ、接点cを介して入力電流が流れると、コントローラ34は原料土コンベア6と掻出しロータ3を逆転制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンするためリレーRYdが励磁されて接点dがオンされ、接点dを介して入力電流が流れると、コントローラ34は自走式土質改良機10の全作業機の駆動を停止制御する。
【0030】
次に、点検、整備時にモード切換スイッチ13を整備モードに切り換えて接点13bをオンすると共に、ラジコンスイッチ14をオンすると、遠隔制御回路33BはリレーRYEが励磁されてb接点E1がオフし、a接点E2がオンする。このため、遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンするためリレーRYeが励磁されて接点E3がオンされ、接点E3を介して入力電流が流れると、コントローラ34は改良剤フィーダ5を正転(改良剤供給方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンするためリレーRYfが励磁されて接点F3がオンされ、接点F3を介して入力電流が流れると、コントローラ34は改良剤フィーダ5を逆転制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンするためRYgが励磁されて接点G3がオンされ、接点G3を介して入力電流が流れると、コントローラ34は原料土コンベア6を正転(原料土搬送方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンするためリレーRYhが励磁されて接点H3がオンされ、接点H3を介して入力電流が流れると、コントローラ34は原料土コンベア6を逆転制御する。
【0031】
図7により遠隔操作手段30を構成する遠隔制御回路33の第3実施形態を説明する。図4に示す第1実施形態と同様な部分には同一符合を付してその説明を省略する。リレーRYQのコイルの一端は操作モード切換スイッチ13の接点13bを介して電源ラインVcに直列に接続されると共に、コントローラ34に入力され(整備モード信号M)、他端は接地される。遠隔制御回路33Cを構成する並列接続のリレーRYS〜RYVのコイルの一端はそれぞれ、受信器32の各接点CH1〜CH4を介して接地されると共に、コントローラ34に接続される。リレーRYS〜RYVのコイルの他端はそれぞれ、互いに接続される共に、リレーRYQのa接の接点Qを介して電源ラインVcに接続される。また、リレーRYS〜RYVのそれぞれのa接の接点S〜Vの一端はコントローラ34に接続され、他端は接地される。なお、油圧駆動回路20は、図4と同様である。
【0032】
そして、コントローラ34は次のように構成される。操作モード切換スイッチ13の整備モードが選択され、接点13bがオンすると、リレーRYQのコイルが励磁されると共に、コントローラ34に整備モード信号Mが入力される。コントローラ34はこの整備モード信号Mを入力すると受信器32の各接点CH1〜CH4を介して入力する信号を無視する。また、整備モード信号MがOFFのとき、コントローラ34は、第1接点CH1を介して入力電流が流れると、第2操作弁24のソレノイド24aと第3操作弁26のソレノイド26aとを励磁し、第2接点CH2を介して入力電流が流れると、第2操作弁24の両ソレノイド24a,24bと第3操作弁26の両ソレノイド26a,26bのいずれにも通電せず、第3接点CH3を介して入力電流が流れると、第2操作弁24のソレノイド24bと第3操作弁26のソレノイド26bとが励磁し、第4接点CH4を介して入力電流が流れると、自走式土質改良機10の全作業機の駆動を停止させる。また、接点Sを介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22aを励磁し、接点Tを介して入力電流が流れると第1操作弁22のソレノイド22bを励磁し、接点Uを介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26aを励磁し、接点Vを介して入力電流が流れると第3操作弁26のソレノイド26bを励磁する。
【0033】
図7の作用を説明する。土質改良作業時に操作モード切換スイッチ13を作業モードに切り換えて作業モード接点13aをオンすると、遠隔制御回路33CはリレーRYQが消磁されて接点Qがオフすると共に、整備モード信号Mがオフする。このため、ラジコンスイッチ14をオンして遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンしてコントローラ34から第1接点CH1を介して入力電流が流れ、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを正転制御する。遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンしてコントローラ34から第2接点CH2を介して入力電流が流れ、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを停止制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンしてコントローラ34から第3接点CH3を介して入力電流が流れ、コントローラ34は掻出しロータ3と原料土コンベア6とを逆転制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンしてコントローラ34から第4接点CH4を介して入力電流が流れ、コントローラ34は自走式土質改良機10の全作業機の駆動を停止制御する。
【0034】
次に、点検、整備時に操作モード切換スイッチ13を整備モードに切り換えて接点13bをオンすると、遠隔制御回路33CはリレーRYQが励磁されて接点Qがオンする。このときには、操作モード切換スイッチ13からコントローラ34に整備モード信号Mが入力され、受信器32の第1接点CH1〜第4接点CH4を介して入力する信号は無視される。ラジコンスイッチ14をオンして遠隔操作盤31の第1スイッチR1をオンすると、受信器32の第1接点CH1がオンするためリレーRYSが励磁されて接点Sがオンし、コントローラ34から接点Sを介して入力電流が流れ、コントローラ34は改良剤フィーダ5を正転(改良剤供給方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第2スイッチR2をオンすると、受信器32の第2接点CH2がオンするためリレーRYTが励磁されて接点Tがオンし、コントローラ34から接点Tを介して入力電流が流れ、コントローラ34は改良剤フィーダ5を逆転制御する。遠隔操作盤31の第3スイッチR3をオンすると、受信器32の第3接点CH3がオンするためリレーRYUが励磁されて接点Uがオンし、コントローラ34から接点Uを介して入力電流が流れ、コントローラ34は原料土コンベア6を正転(原料土搬送方向の回転)制御する。遠隔操作盤31の第4スイッチR4をオンすると、受信器32の第4接点CH4がオンするためリレーRYVが励磁されて接点Vがオンし、コントローラ34から接点Vを介して入力電流が流れ、コントローラ34は原料土コンベア6を逆転制御する。
【0035】
以上、本発明によると、自走式土質改良機の各機器の清掃、土詰まり排除等の点検、整備時に、点検、整備を必要とする機器の側で例えば、原料土ホッパや改良剤ホッパの中が見える位置で各機器を単独で遠隔操作することにより、車載操作盤と各機器の間の往復動作が不要となり、1人作業でも容易に点検、整備が可能となる。従って、点検、整備作業能率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走式土質改良機の一実施形態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る遠隔操作盤の一実施形態を示す図で、(A)は本体、(B)操作説明図である。
【図3】本発明に係る遠隔制御回路の第1実施形態を示す図である。
【図4】本発明に係る油圧駆動回路の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る遠隔制御回路の第2実施形態(第1部分)を示す図である。
【図6】本発明に係る遠隔制御回路の第2実施形態(第2部分)を示す図である。
【図7】本発明に係る遠隔制御回路の第3実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1…装軌式車両、1a…車体フレーム、2…原料土ホッパ、3…掻出しロータ、4…改良剤ホッパ、5…改良剤フィーダ、6…原料土コンベア、7…混合機、8…搭乗床、9…エンジン室、10…自走式土質改良機、11…排出コンベア、12…車載操作盤、13…操作モード切換スイッチ、14、ラジコンスイッチ、20…油圧駆動回路、21…油圧ポンプ、22…第1操作弁、23…第1油圧モータ、24…第2操作弁、25…第2油圧モータ、26…第3操作弁、27…第3油圧モータ、30…遠隔操作手段、31…遠隔操作盤、32…受信器、33,33A,33B,33C…遠隔制御回路、34…コントローラ、R1…第1スイッチ、R2…第2スイッチ、R3…第3スイッチ、R4…第4スイッチ。

Claims (3)

  1. 原料土ホッパの原料土を搬送する原料土コンベアと、改良剤ホッパの改良剤を供給する改良剤フィーダと、原料土コンベアで搬送される原料土と改良剤フィーダから供給される改良剤とを解砕、混合して改良土とする混合機とを車体上に備える自走式土質改良機において、
    各機器の点検、整備時に必要な箇所で各機器を単独で遠隔操作可能とする遠隔操作手段(30)を備え、
    各機器の点検、整備が可能な整備モードと、各機器の土質改良作業が可能な作業モードとを切り換える操作モード切換手段 (13) を設け、
    前記遠隔操作手段 (30) の操作スイッチ (R1 R4) の機能は整備モード時と作業モード時とで切り換える
    ことを特徴とする自走式土質改良機。
  2. 請求項1記載の自走式土質改良機において、
    遠隔操作可能な操作は、原料土コンベア(6) の正転、逆転及び改良剤フィーダ(5) の正転、逆転の内、少なくとも1つである
    ことを特徴とする自走式土質改良機
  3. 請求項1又は2記載の自走式土質改良機において、
    遠隔操作手段(30)はラジコンにより信号を送受信する
    ことを特徴とする自走式土質改良機。
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