JP3889832B2 - 親子型クリーナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭で使用される掃除機に携帯用クリーナを着脱可能に設けた親子型クリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、家庭で部屋の畳や床面の清掃の際に使用される掃除機(親型クリーナ)と家具や衣服の清掃の際に使用される携帯用のクリーナ(子型クリーナ)とがあり、これらはそれぞれ独立の清掃具として商品化され、それぞれの使用するところに応じて使い分けられている。
即ち、上記掃除機は、駆動電源としては100Vの商用電源を用い、移動車輪を備えた掃除機本体を畳や床面上に這わしながらこれらの広い空間を清掃するために使用されるものであり、また、上記携帯用クリーナは、その本体内に駆動電源としての蓄電池や乾電池を有し、掃除機よりずっと小型でその本体を手に持って家具や衣服、或いは戸や障子の桟、壁と家具等との狭い隙間を清掃するために使用されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、掃除機と携帯用クリーナとは使用するところが異なる上、それぞれ独立の清掃具として構成されているため、清掃の際に予め両者を収納場所から一度に持ち出すというようなことはせずに、例えば、最初掃除機を持ち出して畳や床面を清掃した後、携帯用クリーナを持ち出して戸や障子の桟を清掃したり、或いは、清掃の中途で携帯用クリーナでなければ清掃できないところに出会したりすると、携帯用クリーナを持ち出して清掃したりすることがしばしばある。また、場合によっては、掃除機と携帯用クリーナとの保管場所が異なるためにそこから一度に持ち出すことが物理的に困難であったりすることがあり、掃除機と携帯用クリーナとが独立の清掃具であるが故の使い勝手の悪さというものがあった。
更にまた、両者はそれぞれ独立の清掃具であるので、それぞれに対しメインテナンスや保守、点検等の管理をする必要があり、とりわけ、携帯用クリーナにおいては、蓄電池の充電状態や乾電池の寿命、或いは、吸い込んだゴミの収容能力が小さいために、ゴミの溜まり具合を確認し、溜まっているゴミの廃棄に留意しなければならないという煩わしさがあった。
【0004】
本発明の目的は、親型クリーナに子型クリーナを着脱可能に設けて清掃具の使い勝手を向上させた親子型クリーナを提供することにある。
また、本発明の目的は、親型クリーナに子型クリーナを着脱可能に設け、子型クリーナに対するメインテナンス等の煩わしさを解消させた親子型クリーナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の親子型クリーナは、第1ゴミ吸込口を有する親型クリーナにゴミ吸込口を独自に有する子型クリーナを着脱自在に設けた親子型クリーナであって、子型クリーナの電源部に、前記親型クリーナの電源部を介して充電される二次電池を備え、前記親型クリーナに設けられた第2ゴミ吸込口は、前記子型クリーナを前記親型クリーナに装着したときに、前記子型クリーナに設けられたゴミ排出口と嵌合状態に配されるとともに、前記第2ゴミ吸込口及びゴミ排出口に開閉弁をそれぞれ設け、前記第2ゴミ吸込口及びゴミ排出口の各開閉弁は、前記親型クリーナに前記子型クリーナが装着された状態において前記親型クリーナの駆動モータが駆動され前記第1ゴミ吸込口を介してゴミを吸い込んでいるときに、一定時間の間開口されることを特徴とするものである。 したがって、本親子型クリーナは、親型クリーナと子型クリーナとの両者を一体化させることにより、親型クリーナの持ち出しや保管に従って子型クリーナを持ち出したり保管したりすることができ、しかも、子型クリーナを着脱自在に設け、子型クリーナも独立した清掃具とすることにより、従来通りその使用されるところに応じて両者の使い分けができるので、使い勝手が向上した清掃具となる。
その上、子型クリーナの電源部にアルカリ蓄電池等の二次電池を設け、例えば、商用電源から親型クリーナの電源部に電力が供給されたとき、或いはこの電源部に電力が供給されて親型クリーナを駆動する操作スイッチが閉成されたときに、子型クリーナの二次電池が自動的に充電されるものであり、子型クリーナを親型クリーナから取り外して使用するときは、子型クリーナの電源部の充電状態に留意することなく、子型クリーナは常に使用できる状態になっている。但し、過充電を避けるために、例えば一定電圧まで上昇したら充電を停止するとか、或いは微弱又は間欠的な一定電流で充電するトリクル充電方式を採用するとかするのが好ましい
ころで、複数台の子型クリーナを親型クリーナに着脱可能に設け、その子型クリーナのそれぞれに専用の機能を持たせて、それぞれを機能に応じて使い分けるようにしても良い。
【0006】
また、本発明の親子型クリーナは、子型クリーナが親型クリーナに装着されている場合に 、商用電源から親型クリーナの電源部に電力が供給されたとき、或いはこの電源部に電力が供給されて親型クリーナを駆動する操作スイッチが閉成されたときに、上記吸込口及び排出口に設けられた開閉弁が作動してこれらの吸込口及び排出口をそれぞれ開口させるので、子型クリーナのゴミ収容箱に溜まっているゴミが親型クリーナのゴミ収容箱に移送され、その結果、子型クリーナのゴミ収容箱は常に空の状態にあり、従って、子型クリーナのゴミの溜まり具合を気にする必要がない。
これらの開閉弁を作動させる方法には各種のやり方があるが、リレーやソレノイドによって作動させるのが一般的であり、また、これらの開閉弁は、少なくとも子型クリーナが親型クリーナから取り外されているときには、閉口状態になっている必要があることはもちろんである。
【0007】
また、本発明の親子型クリーナは、第1ゴミ吸込口を有する親型クリーナにゴミ吸込口を独自に有する子型クリーナを着脱自在に設けた親子型クリーナであって、前記子型クリーナの電源部に、前記親型クリーナの電源部を介して充電される二次電池を備え、前記親型クリーナに設けられた第3ゴミ吸込口は、前記子型クリーナを前記親型クリーナに装着したときに、前記子型クリーナのゴミ吸込口と嵌合状態に配されるとともに、前記第3ゴミ吸込口に開閉弁を設け、該開閉弁は、前記親型クリーナに前記子型クリーナが装着された状態において前記親型クリーナの駆動モータが駆動され前記第1ゴミ吸込口を介してゴミを吸い込んでいるときに、一定時間の間開口されることを特徴とするものである。 したがって、例えば、子型クリーナが親型クリーナに装着されている場合に、商用電源から親型クリーナの電源部に電力が供給されたとき、或いはこの電源部に電力が供給されて親型クリーナを駆動する操作スイッチが閉成されたときに、第3ゴミ吸込口の開閉弁が作動してこの吸込口を開口させるので、子型クリーナのゴミ収容箱に溜まっているゴミが親型クリーナのゴミ収容箱に移送される。
本親子型クリーナは、子型クリーナに上述のようなゴミ排出口を設けることなくゴミ吸込口をゴミの排出口と兼用し、このゴミ吸込口を第3ゴミ吸込口と嵌合状態にし、第3ゴミ吸込口にのみ開閉弁を設けるようにしたもので、より簡易な構成でその構成部材数も削減できる。
【0009】
また、本発明の親子型クリーナは、子型クリーナのゴミ吸込口に遮断弁を設け、子型クリーナが親型クリーナに装着されているときには、この遮断弁が閉口状態にされてなるものである。
少なくとも子型クリーナが親型クリーナに装着されているときは、子型クリーナは清掃具として使用されていない状態であり、したがって、そのゴミ吸込口を遮断弁によって遮断しておけば、子型クリーナのゴミ収容箱に溜まっているゴミが、親型クリーナを使用している場合などに、ゴミ吸込口から外部に放出されるのを阻止できる。
この遮断弁を閉口させる方法はいくつか考えられ、子型クリーナが親型クリーナに装着されている場合に、例えば、商用電源から親型クリーナの電源部に電力が供給されたとき、或いはこの電源部に電力が供給されて親型クリーナを駆動する操作スイッチが閉成されたときなどが考えられる。
しかるに、上述のような電気信号に基づき遮断弁を作動させる方法に限らず、子型クリーナを使用するために親型クリーナから取り外し、このゴミ吸込口に吸引ホース等を差し込んだときに機械的に開口させ、それ以外は閉口させるようにしたものであってもよい。むしろこの方が故障が少なく、省電力化の観点からも好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る親子型クリーナ1の一実施例を図1〜9を参照して説明する。
本親子型クリーナ1は、図1に示すように、家庭で使用される掃除機(親型クリーナ)2と携帯用クリーナ(子型クリーナ)3とを一体化させてなるものであると同時に、クリーナ3が、掃除機2の、傾斜面を形成するその上面2aに着脱可能なように載置されてなるものであり、したがって、掃除機2には第1ゴミ吸込口4が、また、クリーナ3にはゴミ吸込口5がそれぞれ独立して設けられ、畳や床面などの広い空間を清掃する場合には、第1ゴミ吸込口4に図示しない吸引ホース等を差し込み移動車輪6を畳や床面上に這わしながら清掃することができ、また、戸や障子の桟を清掃する場合には、クリーナ3を掃除機2から取り外すとともに、ゴミ吸込口5に図示しない吸引ホース等を差し込み、クリーナ3の上面に設けられた把持部7を手に持って清掃することができる。
【0011】
ところで、図2に示すように、掃除機2の上面2aの前部には、携帯用クリーナ3を掃除機2に着脱可能にするための係止機構8と、この係止機構8の近傍にクリーナ3の下記プラグ16(図4)を挿入するコンセント9と、このコンセント9の近傍にクリーナ3の下記ゴミ排出口17(同図)と嵌合する第2ゴミ吸込口10とが設けられ、また、その後部には、上記係止機構8と協働してクリーナ3を掃除機2に着脱可能にするためのフック11が植設され、このフック11の爪部は、着脱容易にするためにテーパ形状をなしている。そして、第2ゴミ吸込口10のまわりには、ゴミ排出口17と嵌合したときに密封状態を向上させるためのゴムパッキン10aが装着されている。
上記係止機構8は、図3に示すような簡便な機構をなすもので、上面2aの前部に切欠き12を設け、この切欠き12に横架されるシャフト13と、このシャフト13に揺動自在に軸着されたフック14と、シャフト13に巻回され、且つフック14を同図のA方向に付勢させるスプリング15とから構成されている。そして、フック14の爪部は、着脱容易にするためにテーパ形状をなし、また、その下端には、着脱をする際にスプリング15の付勢力に抗して同図のB方向に押圧力を作用させるための指当て部14aが設けられている。
【0012】
一方、図4に示すように、携帯用クリーナ3の下面、即ち、掃除機2の上面2aと対向する面には、上記コンセント9に挿入されるプラグ16と、このプラグ16の近傍に上記第2ゴミ吸込口10と嵌合するゴミ排出口17とが設けられており、後述するように、クリーナ3の蓄電池30(図5)はコンセント9及びプラグ16を介して掃除機2の電源部24(同図)から給電されるようになり、また、第2ゴミ吸込口10及びゴミ排出口17を介してゴミ収容箱20と26(同図)とが連通されるようになる。
更に、クリーナ3の前端面及び後端面には、スリット18及び19が穿設されており、上記フック14及び11の爪部が、クリーナ3を掃除機2に装着した際に、スリット18及び19にそれぞれ係止される。
【0013】
本親子型クリーナ1は、上述のように、掃除機2と携帯用クリーナ3との機能を兼ね備えたものであり、したがって、それらの内部構造は、図5に示すような構造をなしている。
即ち、掃除機2の内部には、その前面に上記第1ゴミ吸込口4が設けられ、この吸込口4に連通する紙パック等を収容したゴミ収容箱20と、ゴミ収容箱20の後方にこのゴミ収容箱20にゴミを吸引するためのファン21と、ゴミ収容箱20とファン21と間に配されたクリーンフィルタ22と、ファン21を駆動する駆動モータ23及びこのモータ23に電力を供給する電源部24とが設けられ、この電源部24は電源コード25を介して商用電源に接続される。
また、クリーナ3の内部には、その前面に上記ゴミ吸込口5が設けられ、この吸込口5に連通するゴミ収容箱26と、ゴミ収容箱26の後方にこのゴミ収容箱26にゴミを吸引するためのファン27と、ゴミ収容箱26とファン27と間に配されたクリーンフィルタ28と、ファン27を駆動する駆動モータ29と、このモータ29に電力を供給する電源部としての蓄電池30とが設けられ、掃除機2及びクリーナ3の最後面には、ファン21及び27のための排気口31及び32がそれぞれ設けられている。
【0014】
更に、本親子型クリーナ1は、掃除機2と携帯用クリーナ3との機能を兼ね備えたものであると同時に、これらを一体化させてなるものであるが故の構造上の特徴を有する。
即ち、クリーナ3の蓄電池30は、上述のようにコンセント9及びプラグ16を介して掃除機2の電源部24に接続されており、下記操作スイッチ43(図9)が閉成されたときに自動的に充電されるようになっており、また、図5に示すように、第1ゴミ吸込口4とゴミ収容箱20とを連結する導管4aの中途から分岐するパイプ33aが上方に伸延して上記第2ゴミ吸込口10に達するとともに、ゴミ収容箱26の側壁から立設されたパイプ33bが下方に伸延して上記ゴミ排出口17に達し、第2ゴミ吸込口10とゴミ排出口17とが上述のように嵌合する状態に配されている。
そして、この第2ゴミ吸込口10及びゴミ排出口17には、図6,7に示すように、操作スイッチ43が閉成されたときに作動する開閉弁34,37が設けられている。
【0015】
上記開閉弁34は、図6に示すように、第2ゴミ吸込口10の近傍に設けられ、通常は閉口状態を維持しているが、携帯クリーナ3が掃除機2に装着され、この電源部24に電力が供給されて掃除機2を駆動する操作スイッチ43が閉成されたとき、電源部24からの通電で作動するソレノイド35により、ガイド36に案内されて開動作する。
一方、上記開閉弁37は、図7に示すように、ゴミ排出口17の近傍に設けられ、通常は閉口状態を維持しているが、クリーナ3が掃除機2に装着され、この電源部24に電力が供給されて掃除機2を駆動する操作スイッチ43が閉成されたとき、電源部24からの通電で作動するソレノイド38により、ガイド39に案内されて開動作する。
開閉弁34及び37は、上述のように、操作スイッチ43が閉成されときに開動作するが、操作スイッチ43の閉成から10〜20秒経過後に、これらの開閉弁が閉口状態にされるようになっている。
【0016】
更に、携帯クリーナ3のゴミ吸込口5には、図8に示すように、遮断弁40が設けられ、この遮断弁40は、戸や障子の桟を清掃するためにクリーナ3を使用するときには開口状態であるが、クリーナ3が掃除機2に装着され、上記電源部24に電力が供給されて掃除機2を駆動する操作スイッチ43が閉成されたときには、電源部24からの通電で作動するソレノイド41により、ガイド42に案内されて閉動作する。
【0017】
次に、本実施例に係る親子型クリーナ1の動作説明を図9を参照しつつ行う。畳や床面を清掃する場合には、携帯クリーナ3を掃除機2に装着させたまま、操作スイッチ43を閉成すると、駆動モータ23が駆動されるので掃除機2で畳や床面を清掃することができる。そして、操作スイッチ43の閉成により、掃除機2のソレノイド35が作動して開閉弁34を開口させるとともに、クリーナ3では、コンセント9及びプラグ16を介して通電されるソレノイド38及び41が作動して開閉弁37を開口させ、遮断弁40を閉口させる。但し、操作スイッチ43を閉成してから10〜20秒経過後に、開閉弁34及び37は閉口状態にされる。
したがって、操作スイッチ43を閉成すると直ちに、クリーナ3のゴミ収容箱26に溜まっているゴミが掃除機3のゴミ収容箱20に移送され、そして、畳や床面を清掃している間に、コンセント9及びプラグ16を介してクリーナ3の蓄電池30が自動的に充電される。
尚、コンセント9の端子a1,b1,c1は、携帯クリーナ3を掃除機2に装着すると、プラグ16の端子a2,b2,c2にそれぞれ接続される。
また、戸や障子の桟を清掃する場合には、図3において、指当て部14をB方向に押圧すると、フック14とスリット18との係止が解かれ、更に、クリーナ3を上方に持ち上げると、フック11とスリット19との係止が解かれるので、クリーナ3を掃除機2から簡単に取り外すことができ、取り外した後、クリーナ3の操作スイッチ44を閉成すると、蓄電池30から供給される電力により駆動モータ29が駆動されるので、戸や障子の桟を清掃することができる。
ところで、操作スイッチ44は、クリーナ3が掃除機2に装着されているときには、閉成されても作動しないようにするのが好ましい。
また、上記ゴミ収容箱26内にフィルターを設けている場合には、クリーナ3のゴミを掃除機3に移送させる際に、掃除機3によってゴミと一緒にフィルターも吸引されてしまうので、これを防止するためにフィルター押さえを設けておくことが好ましい。
【0018】
本実施の形態に係る親子型クリーナ1の構造を変更して、図10に示すような親子型クリーナ50の構造をなすものとしてもよい。
尚、図10において、図1〜9の構成要素と同一部材には同一の符号を付し、その説明は割愛する。
この親子型クリーナ50と上記親子型クリーナ1との異なるところは、親子型クリーナ1の、掃除機2のゴミ収容箱20と携帯用クリーナ3のゴミ収容箱26との連通のしかたを変更した点である。
即ち、掃除機51に携帯用クリーナ52を着脱可能にした親子型クリーナ50は、掃除機2の第2ゴミ吸込口10とクリーナ3のゴミ排出口17とをパイプ33a及び33bを介して嵌合させるのではなく、図10に示すように、クリーナを掃除機2に装着したときに、導管4aの中途から分岐するパイプ53を上方に伸延してクリーナ52のゴミ吸込口5に対向する位置で湾曲させ、その端部に第3ゴミ吸込口54を設け、この第3ゴミ吸込口54とゴミ吸込口5とを嵌合状態に配し、第3ゴミ吸込口54にのみ開閉弁55を設けた構造とするものである。そして、上記開閉弁55は、第3ゴミ吸込口54の近傍に設けられ、通常は閉口状態を維持しているが、クリーナ52が掃除機51に装着され、この電源部24に電力が供給されて掃除機51を駆動する操作スイッチ43が閉成されたとき、電源部24からの通電で作動するソレノイド(図示せず)により開動作する。但し、操作スイッチ43を閉成してから10〜20秒経過後に、開閉弁55は閉口状態にされる。
ところで、クリーナ52のゴミ吸込口5には、図8に示すような遮断弁40は、敢えて設けるには及ばない。けだし、ゴミ吸込口5は、クリーナ52の使用の際には吸引ホース等を差し込むところであり、また、第3ゴミ吸込口54と嵌合しているときには、第3ゴミ吸込口54の開閉弁55が開閉して、この開閉弁55が遮断弁40の機能を果たすことになるからである。
親子型クリーナ50の動作は、上述した親子型クリーナ1と同様であり、操作スイッチ43を閉成すると直ちに、クリーナ52のゴミ収容箱26に溜まっているゴミが掃除機51のゴミ収容箱20に移送され、そして、畳や床面を清掃している間に、クリーナ52の蓄電池30は自動的に充電される。また、戸や障子の桟を清掃する場合も同様に、クリーナ52を掃除機51から簡単に取り外すことができ、取り外した後、クリーナ52の操作スイッチ44を閉成すると、蓄電池30から供給される電力により駆動モータ29が駆動されるので、戸や障子の桟を清掃することができる。
尚、クリーナ52を掃除機51に着脱可能にするための係止機構8及びこの係止機構8と係合するスリット18に相当するものは、適宜なところに設けられていることはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】
本発明の親子型クリーナによれば、親型クリーナに子型クリーナを着脱可能に設けて、清掃具の使い勝手を向上させることができる。
また、本発明の親子型クリーナによれば、親型クリーナに子型クリーナを着脱可能に設けて、子型クリーナに対するメインテナンス等の煩わしさを解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る親子型クリーナの外観斜視図である。
【図2】 図1の掃除機の外観斜視図である。
【図3】 図1の掃除機における係止機構の詳細斜視図である。
【図4】 図1の携帯用クリーナの外観斜視図である。
【図5】 図1の親子型クリーナの内部構造図である。
【図6】 図1の掃除機の正面図及びそのC矢視図である。
【図7】 図1の携帯用クリーナの正面図及びそのD矢視図である。
【図8】 図1の携帯用クリーナにおける遮断弁の説明図である。
【図9】 図1の親子型クリーナの制御回路図である。
【図10】 図1の親子型クリーナの構造を変更してなる親子型クリーナの内部構造図である。
【符号の説明】
1,50 親子型クリーナ
2,51 掃除機(親型クリーナ)
3,52 携帯用クリーナ(子型クリーナ)
4 第1ゴミ吸入口
5 ゴミ吸入口
10 第2ゴミ吸込口
17 ゴミ排出口
24 電源部
30 蓄電池
34,37,55 開閉弁
40 遮断弁
54 第3ゴミ吸込口

Claims (3)

  1. 第1ゴミ吸込口を有する親型クリーナにゴミ吸込口を独自に有する子型クリーナを着脱自在に設けた親子型クリーナであって、
    前記子型クリーナの電源部に、前記親型クリーナの電源部を介して充電される二次電池を備え、前記親型クリーナに設けられた第2ゴミ吸込口は、前記子型クリーナを前記親型クリーナに装着したときに、前記子型クリーナに設けられたゴミ排出口と嵌合状態に配されるとともに、前記第2ゴミ吸込口及びゴミ排出口に開閉弁をそれぞれ設け、前記第2ゴミ吸込口及びゴミ排出口の各開閉弁は、前記親型クリーナに前記子型クリーナが装着された状態において前記親型クリーナの駆動モータが駆動され前記第1ゴミ吸込口を介してゴミを吸い込んでいるときに、一定時間の間開口されることを特徴とする親子型クリーナ。
  2. 第1ゴミ吸込口を有する親型クリーナにゴミ吸込口を独自に有する子型クリーナを着脱自在に設けた親子型クリーナであって、
    前記子型クリーナの電源部に、前記親型クリーナの電源部を介して充電される二次電池を備え、前記親型クリーナに設けられた第3ゴミ吸込口は、前記子型クリーナを前記親型クリーナに装着したときに、前記子型クリーナのゴミ吸込口と嵌合状態に配されるとともに、前記第3ゴミ吸込口に開閉弁を設け、該開閉弁は、前記親型クリーナに前記子型クリーナが装着された状態において前記親型クリーナの駆動モータが駆動され前記第1ゴミ吸込口を介してゴミを吸い込んでいるときに、一定時間の間開口されることを特徴とする親子型クリーナ。
  3. 前記子型クリーナのゴミ吸込口に遮断弁を設けてなることを特徴とする請求項1記載の親子型クリーナ。
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