JP3887604B2 - 3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを製造する方法 - Google Patents

3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層された、3次元的な成形部分を製造するため又は3次元的な成形部分を被層するために使用される、木材又は複合木材から成る、3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを製造するために適した方法に関する。
3次元的に曲げ変形可能な面エレメントの製造はDD271670B5号明細書に記載されている。この明細書によれば、面エレメントは木材ベニヤのように切込みナイフグリッドを通して導かれ、その際、ベニヤは全厚さに亘ってストラップ状に切断され、3次元的な変形のために必要な移動性が所定の面内で与えられている。この切断に際しては木材ベニヤを前記ナイフグリッドを通して導いた場合に木材ベニヤを迅速に裂開させる強い切断力が発生する。この裂損の危険は木繊維がストラップ方向に対して正確に平行に延在していないときわめて高い。したがってこの方法は不都合である。別の方法では面エレメントは打抜き切断又は回転切断によってストラップ状に切断される。しかしこの場合にも切込みナイフグリッドを用いた場合に発生する問題に匹敵する問題が発生する。1つのヴァリエーションによれば2つの面エレメントが互いに交差するように接着され、そのあとでローラナイフを用いて両外側からストラップ状に切断される。このようにして形成された面エレメントは3次元的に変形可能である。この切断ではストラップがその下にある面エレメントによって保護されているので加工期にてストラップが破損されることはないが、このような切断は2つの面エレメントの2重化を必要とする。しかし、これは3次元的に変形可能な面エレメントの加工の特殊な場合にしか望まれない。切断の際に発生するV字形の溝は外へ向かって開き、マークとして出現する。これは製造される成形部分にとっては望ましくない。さらに間隔の狭いローラナイフ並びに上記切込みナイフグリッドを用いた切断は特に極端な切断力を発生させる。
DD271670B5号明細書における第2のヴァリエーションでは重ねられたベニヤ板から成るベニヤブロックから面エレメントが切取られる。この場合には前述の問題は生じないが、面エレメントは可視面に望まれる通常の木目調パターンを有しておらず、積層構造を呈することになる。さらに製作された面エレメントの幅は製造方法に基づき狭く制限される。
DE3209300A1号明細書においては、ベニヤ縁部に特殊な鋸を使って切込みを形成することが記述されている。この方法の課題は、前記切込みに対して横方向の2D曲げ性(折曲げ性)を改善するだけであって、このような形式でも可能ではないと想われるベニヤ部分の移動の可能性をこの方法は課題としているのではない。同様にDE3118996A1号明細書にはベニヤの折畳みを容易にすることを目的とした、場合によっては切込みの入れられていない担体層と協働する前述の如き切込みが提案されている。担体材料の上にプレスしようとするベニヤを安定化させるためには、シート又はラック層がベニヤの上に施される一連の解決策がある。例としては引張り強度の高い保護層がベニヤの上に施されるDE2743231A1号明細書が挙げられる。しかしいずれの解決提案でも課題は連続したベニヤ面の安定化であって、突き押し変形性を同時に保証するものではない。
本発明の課題は、積層された、3次元的な成形部分を製作するため又は3次元的な成形部分を被層するために使用される、木材又は複合木材から成る、3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを製造するための方法であって、面エレメントの製造及び面エレメントの後続加工の間及びその後で、面エレメントが、限られた材料特性に基づく損傷又は破損の危険(破壊の危険、亀裂の危険)に対し強くなる方法を提供することである。特に木材又は複合木材から3次元的な曲げ変形可能な面エレメントをDD271670B5号明細書にしたがって製造する場合に生じる技術的な信頼性に関する問題を解決し、生産の十分な品質と共に製造の高い実効性が保証されるようにしたい。
本発明の課題は独立請求項の特徴により解決された。本発明の有利な構成は従属請求項の対象である。
3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを木材又は複合木材から製造する本発明の方法は以下のステップで実現される。
出発材料は木材又は積層された木材(積層木材)又は木材と単数又は複数の他の面材料とから成る工材であり、この工材は製造しようとする3D面エレメントよりも少なくとも5%厚い。
この工材においては有利には木繊維方向に沿って、0.1〜10mmの間隔、特別な場合には100mmまでの間隔をおいて、幅の狭い溝が形成される。溝の深さは3D面エレメントの厚さよりも大きいか又はこれと等しくかつ工材の厚さよりも小さい。
次いで製造しようとする3D面エレメントの厚さを越える工材部分が、残される3D面エレメントから切除されるか又は溝によって区画された領域(将来の3D面エレメントのストラップ)の間に少なくとも一時的に固定的な結合が存在しなくなるように処理される。
溝によって互いに区画された工材領域は次いで、有利には3D面エレメントを切離す前に、横結合部によって接合される。
溝によって3D面エレメントは幅0.1〜10mm(100mm)のストラップに分けられ、DD271670号明細書に記述されているように可逆性の横結合の弛緩後、3D変形可能である。
本発明の溝は有利にはV字形に構成され、15°までの開き角αを有し、有利には繊維方向に動かされる切込みナイフ又は回転ナイフによって形成される。この場合にはナイフと工材との間の相対運動が決定的な要素である。安定性の理由から厚さにて下方へ制限されたナイフは、わずかな溝間隔を達成するために2又は複数の列を成して相前後してずらされて配置されている。さらにこのずらしは、ナイフが侵入する際の加工材料の押除けを、それぞれ溝幅の数倍に分散することができ、ナイフの切断力が減少するという利点をも有している。切込みナイフ又はローラナイフの代りに工材の面に対し垂直方向に動かされる打抜きナイフを使用することもできる。この打抜きナイフは所定数の溝を形成するために時間的及び/又は場所的にずらされて材料へ侵入する。
選択的に溝は、開き角α=5°の角度からは、相当の鋸もしくはフライス工具を用いて切削加工されることもできる。これは特に脆い材料の場合に有利である。何故ならばこの場合には切断力は先きに述べた非切削加工による切込みの場合よりは小さいからである。又、溝はV字形とは異なるプロフィールを有していることもできる。
溝を形成するためにはレーザ光線又は水流ジェット切断のような切断法を用いることもできる。この場合の特別な利点は作業速度が高く、切断工具における研ぎ直し作業が省略されることである。
DD271670号明細書に記載されているストラップの完全な切離しに対する本発明による溝の顕著な利点は、ストラップの間に残されたストラップの間の結合によって、特にストラップの切断期にて工材の安定性が達成され、木繊維が斜めである木材も問題なく加工されるようになることである。
溝が工材に形成されたあとではあるがしかし有利には製造しようとする3D面エレメントの厚さを越えた材料を切除する前に、溝の付けられた領域の横結合部が製作される。特に有利であることは、場合によっては別の材料、例えば耐火性であるか又はUV安定性を有する物質が混合された接着剤をV字形の溝に圧入することである。この接着剤は部分的な又は完全ではあるが可逆性の硬化のあとで、別の加工が行なわれるまで溝領域における材料の結合を保証する。横結合は有利には材料を切離す前に突き押し変形可能でかつ/又は可逆的に硬化可能な物質、例えば単糸、織物、フリース、シート又は接着剤層を施すことで、圧入された接着剤の代りに又はこれに加えて、例えばのちの3D変形の間に極端な負荷がかかる領域における3D面エレメントの部分的な補強として製作されることもできる。
前述のヴァリエーションの横結合は、記述した材料が切離されたあとで実施することもできる。この場合、切離し時期と横結合時期との間では面を維持した状態でストラップを案内する必要がある。V字形溝における接着剤による横結合は3D面エレメントにおいて、のちの3D変形時期の間にストラップ間の継目を開くことなくストラップの突き押し変形を許す。この突き押し変形は標準条件で適当に調節された結合剤によって又は目的とした作用に基づく再軟化(再活性化)によって又は横方向結合が3D変形のあとではじめて結合剤の適当な再活性化により最終的に硬化されるように3D変形を時間的に調和させることによって達成される。
塗着された物質を用いた横結合は、前記物質の材料に基づく突き押し変形の可能性及び/又は接着層の変形の可能性によってストラップの突き押し変形を可能にする。
工材が積層された木材から成る場合には、切離された3D面エレメントのストラップの安定性は、記述した横結合の他に、積層のロッキング作用により、繊維が極端に傾斜しているか又は破損しやすい出発材料、例えばマハゴニ木材又は木目調木材である場合ですら、確実に3D面エレメントに加工できるように高められる。前記ロッキング作用は意図的に互いに横方向に積層された木層(ベニヤ化)によって得られるが、木繊維方向に関して平行に積層された層の場合にも達成される。何故ならば実地においては意図した繊維方向からの偏差が常にあり、ひいては所定の交差が発生するからである。同じロッキング作用は積層に使用された面エレメントとは別の面エレメント、例えばプラスチックシート又はフリースを用いることによっても発生する。残った材料からの分離によって3D面エレメントを製造することは、出発材料が3D面エレメント(例えばベニヤ材)よりもわずかにしか厚くないと、有利には余分な材料の研削によって行なわれる。これにより、溝は連通し、所望される3D変形性が達成される。表面の研削は、成形部分内でカバー層として使用されるナイフ削りベニヤ又は皮むきベニヤから成る3D面エレメントの場合にはいずれにしても必要であるので、この作業ステップは付加的な費用を意味するものではない。又、研削の代りに他の切除兼艶出し法、例えば引き刃又は長手方向ナイフを使った平削り(仕上げ加工)も可能である。ストラップの間にすでに製造された横結合は、切離しの間、工材を安定化し、完成した3D面エレメントは一般的な木材ベニヤと同様に扱うことが可能になる。
溝を接着剤で充たす場合にはヒートシール効果が生じる。これにより、あとからの層接着に際して膠が浸透する危険並びに液状の表面処理材料、例えばラッカ及び接着剤が完成した成形部分にて3D変形のあとで硬化した継目に侵入することが回避される。これにより継目の不都合な視覚的な目立ちが回避される。さらに硬化した継目は強度が高められ、特に完成した成形部分の耐ねじれ強度が高められる。
工材が製造しようとする3D面エレメントよりも著しく厚く、例えば内実の角材であると、残った材料の切離しはブロックとして行なわれる。この場合には理解しやすくするために3D面エレメントがブロックから分離されると見なすこともできる。原理はいずれも同じである。これは従来の分離法、例えば鋸断によって、有利には切粉のでない分離、例えばベニヤを製造する形式の長手方向のナイフ切りによって、例えば仕上げ機で行なうことができる。前記ブロックから3D面エレメントを切離すことは、溝を更新しながら、ブロックが完全に消滅するまで繰返される。溝付けを繰返す場合には、溝切り工具がそれぞれ先行する作業行程に合致して面エレメントの外にある溝部分に係合するように注意をすることが必要である。仕上げ加工に際してはきわめて滑らかな表面が発生するので、この場合には研削は必要ではない。ストラップの横結合は研削による分離の場合と同じ利点をもたらす。
3D面エレメントの厚さを越えた材料を分離することは、そのために設けられた付着による接着だけで固定された層を引き剥がすことで行なうこともできる。このような層は有利にはプラスチックから成り、場合によっては適当な表面処理の後で、複数回再使用することができる。しかし前記層は次いで施される処置まで、3D面エレメントの搬送及びストックの間、保護シートとして3D面エレメントの上に留まることもできる。これは特に高価な材料、例えば木目調ベニヤにとって有利である。
3D面エレメントの厚さを越えて突出する材料、例えばプラスチックシートの分離の代りに、該材料を例えば溶融により軟化させることもできる。この場合にもストラップには所望の移動の可能性が与えられる。この軟化は場合によっては付加的に使用された横結合の可逆化と並行して実施することができる。この場合の特別な利点は、前記プラスチックシートを例えば保持成形部分に3D面エレメントを接着するために又は成形部分の後ちの外面の表面調質に用いることができることである。
さらに工材もしくは3D面エレメントの木質の湿りの調節も有効であることが証明された。例えば3D面エレメントは本発明による製造前には10%を越える木湿度、有利には約15%〜22%の木湿度にもたらされると有利である。この場合には湿り度の平衡状態にない水部分に加えて防黴物質、例えばホルムアルデヒドが添加される。この状態で3D面エレメントは黴におかされることなくストックできるようになる。
さらに別の利点は、前記構成により3D面エレメントが著しく良好に3D変形可能になることである。何故ならばこの場合には個々のストラップが普通の水分平衡状態の場合よりも小さな曲率半径で曲げられ得るからである。この効果は3D変形の前に付加的に加熱が行なわれると高められる。
高い水分は3D面エレメントが次いで3D成形部分に加熱プレスされる間に通常の程度に減じられる。この場合には同様にホルムアルデヒド分も許容度に減じられる。このようにして3D面エレメントにて達成された改善された流動性によってプレス過程の間、場合によっては発生する亀裂、継目は完全に閉じられる。高められた木湿性が3D面エレメントを製造する前にすでに達成されると3D面エレメントの製造のために必要な切断力が低減し、ひいては機械摩耗も減じられる。
別の有利なヴァリエーションによれば、付加的に投入された水に防火剤が添加される。
高められた木湿性の代りに3D面エレメントは木材可塑化物質、例えばアンモニアで前処理されていることができる。これにより記述した湿し処置の場合に相当する利点が得られる。
選び出された応用分野のためには3D面エレメントは公知の浸透樹脂によって処理されている。このような樹脂は木組織内部へ深く侵入するが3D面エレメントのストラップの表面をも濡らす。前記樹脂は3D変形の前に行なう必要のある加熱に際して液状化し、3D面エレメントのストラップの移動を可能にするように調節される。浸透した木材にとって公知である耐水性の改善の他に浸透で行なわれる3D面エレメントのストラップの可逆性の接着が有利である。
溝の付けられた、研削されたベニヤから製作される本発明による面エレメントは有利には椅子、肘掛け椅子の坐部、キャンピングカー又は船の内装、ケース、トランク、カバン又は缶のような容器、楽器、例えばスピーカのような電子機器又はテレビのためのケーシング、玩具又はスポーツ器具のための積層木材成形部分を製作する場合に化粧的な被覆積層ベニヤとして用いられる。このような面エレメントは同様に前述の使用領域で用いられる、他の材料から成る成形部分の被層材料としても適している。その上、例えば切屑板又は繊維板から成る家具フロント部分、例えば3Dドア又は環状のテーブルプレートプロフィール(3D−縁部)、プラスチック又は金属材料から成る自動車内装又はかじ取り輪又はプラスチック軽量構成エレメントから成る飛行機内装を被覆するという使用の可能性もある。乗物構造、特に船舶及び飛行機構造における火災の惧れのある領域のためには、横複合接着剤における防火物質の使用又は被覆に使用されるプラスチックシートにおける防火物質の使用が有利である。さらに引剥がし可能なシート又は接着剤として再使用可能なシートは特に手工業における時機を見た加工のために使用されると好適である。
以下、添付図面に図示した選出された実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
実施例1(図1〜3)
厚さ1.2mmのブナベニヤ板から成る工材(1)はナイフ(2)がナイフ保持体(3)から1mm突出する切込みナイフグリッドを通過させられる。位置(4)は1.0mmの側方ナイフ間隔を示し、位置(5)は作業方向での6mmのナイフシフトを示している。この場合には深さ1mmの溝(6)が1mmの間隔でベニヤ板(1)に切られる。残った0.2mmは溝の付けられた領域の暫定的な結合部(7)を形成する。工材(1)の繊維方向が溝方向と異なっていると、結合部(7)の木繊維が溝(6)に対し斜めに延びることにより工材(1)全体が強化されるので、溝()の間にある、傾斜面の付けられた領域(8)、のちのストラップの破損が回避される。ナイフシフト(5)は、工材(1)へ侵入するナイフが側方へそれぞれ2mm互いに離反し、ひいてはナイフ(2)により押し除けられた体積を圧縮により受容するのに十分な工材(1)の材料が存在するように与えられる。
次いで溝の付けられたベニヤ板は加熱ゾーン(9)を通過する。この加熱ゾーン(9)にてベニヤ板は95℃の温度に加熱され、そのあとで膠付けローラ(10)を通過させられる。この膠付けローラ(10)は160℃の温度を有する溶融接着剤(11)を溝(6)へ圧入する。冷却ゾーン(12)を通過する間に溶融接着剤(11)は凝固する。そのあとで前述の暫定的な結合部(7)が0.1mmの安全切削しろを含めて研削ローラ(13)で切除され、厚さ0.9mmの、3次元的に曲げ変形可能な面エレメント(14)が残される。この面エレメント(14)のストラップ(15)は溶融接着剤によって互いに接合されている。溶融接着剤(11)は再活性化(加熱)のあとでストラップ(15)の移動、ひいては面エレメント(17)全体の3D変形を可能にする。溶融接着剤は硬化後に3D面エレメントから製作された成形部分においてストラップの間の継目を封止し、ひいては液状の表面材料の侵入を阻止し、これにより継目の視覚的な強調が回避される。さらにこれにより成形部分の強度及び剛性が高められる。
この3D面エレメントは楽器用成形部分を製造するために用いられる。
実施例2(図4と図5)
寸法100×250×1500mmの桜木材(18)から成る角材はそれぞれ1.2mm間隔のローラナイフ(19)を有する4つのローラナイフ軸を通過する。この場合、ローラナイフはそれぞれ0.3mm側方へずらされているので、形成された溝(20)は0.3mmの間隔を有している。ローラナイフは0.4mmの深さで侵入し、ひいては0.4mmの深さの溝が角材に切込まれる。次いでPU接着剤懸濁液(21)が溝(20)へ圧入される。このPU接着剤懸濁液(21)は接着剤容量が少ないために溝(20)にて迅速に硬化する。その後で角材は仕上げ機(22)を通過する。この仕上げ機(22)においては溝の付けられた側から厚さ0.3mmの、3次元的に変形可能な面エレメント(23)が削ぎ取られる。この過程は角材が完全になくなるまで繰返される。側方のストッパ定規部材並びに反対側の圧着ローラは繰返される削ぎ取りに際して、溝がそれぞれ合同に走るようにするために役立つ。この3D面エレメントは強く3次元的に変形させられたケースを製作するために後続加工される。
実施例3(図6)
厚さ0.6mmの胡桃木材木目調ベニヤ(24)がポリウレタン接着剤で厚さ0.6mmのブナロータリーベニヤ(25)の上に接着される。このようにして得られた厚さ1.2mmの積層木材の後続加工は実施例1と同様に行なわれる。しかし、この場合には切込みナイフグリッドの代りに厚さ1mmで7°の角度で面取り研削された円形鋸板を有する多板円鋸が実施例1で述べたその他の寸法を有する溝(27)を形成するために使用される。鋸が積層木材にかける負荷は小さいので、切断中に木目調ベニヤが破損することは回避される。さらにブナベニヤはさもないときわめて折れやすい木目調ベニヤを、溶融接着剤の圧入及び厚さ0.9mmの研削のような加工を行なう間又はこのような加工の後も安定化する。最後に、このようにして形成された3D面エレメントの中央領域にて公知のグラスファイバ溶融糸(28)が20mmの間隔をおいてストラップ方向に対し横方向にブナベニヤに接着される。このグラスファイバ溶融糸は、後ちの3次元的な変形に際して、変形に基づき横方向の引張応力が極端である領域にて、ストラップの間の接合部が場合によっては裂開することを阻止する。他の利点は実施例1の利点に相当する。
この面エレメントは収納家具の強く成形された成形構成部分を製造するために用いられる。
実施例4
複合材料は厚さ0.5mmの梨木目調ベニヤ板から成り、この梨木目調ベニヤ板の表面には厚さ0.5mmの軟質PVC−シートがアクリレート付着接着剤で接着されている。梨木目調ベニヤの下面には厚さ0.4mmのポリアクリレートシートが完全に硬化されたポリウレタン接着剤で接着されている。この複合材には下面側から実施例1と同様に、切込みナイフ(1)を用いて深さ1mmで0.8mmの間隔で溝が付けられる。実施例3と同様にこの場合にもポリアクリレートシートで梨木目調ベニヤを隔絶しかつこれを安定化させている。次いで実施例1の場合のように溝は溶融接着剤で充たされる。そのあとでPVC−シートが複合材から剥ぎ取られる。付着接着剤は程良い力で剥離できる付着接着しか行なわないように調節されている。この場合、付着接着剤はベニヤ板から完全に除かれる。この結果、3次元的に変形可能な面エレメントが形成される。溝付けとPVC−シートの剥離との間、面エレメントは選択的にストックされることができる。その際、PVC−シートは保護機能を発揮する。PVC−シートは必要な場合、接着剤を除去し、再使用することができる。
3次元的に曲げ変形可能な、ブナベニヤ板から成る面エレメントの製造する装置を示した図。 図1に示された装置を面エレメントの上側の機能エレメントなしで示した簡略平面図。 3D変形された、楽器成形部分を製造する面エレメントを示した図。 角材から3次元的に変形可能な面エレメントを部分的に製造する装置を示した図。 図3にしたがって加工された角材を後続加工するための仕上げ加工機の1部を示した図。 グラスファイバ溶融糸補強を有する積層木材から成る3D面エレメントを示した図。
符号の説明
1 ベニヤ板、 2 ナイフ、 3 ナイフ保持体、 4 位置、 5 位置、 6 溝、 7 結合部、 8 溝、 9 加熱ゾーン、 11 溶融接着剤、 12 冷却ゾーン、 13 研削ローラ、 14 面エレメント、 15 ストラップ、 16 移動、 17 面エレメント、 18 桜木材、 19 回転ナイフ、 20 溝、 21 PU接着剤懸濁液、 22 仕上げ加工機、 23 面エレメント、 24 胡桃木目調ベニヤ、 25 ブナ皮むきベニヤ、 27 溝、 28 グラスファイバ溶融糸

Claims (28)

  1. 積層された3次元的な成形部分を製作するために又は3次元的な成形部分を被層するために使用される、木材又は複合木材から成る、3次元的に曲げ変形可能な面エレメント(3D面エレメント)を製造する方法であって、木材又は積層された木材(積層木材)又は木材と単数又は複数の別の面材との複合材から成り、厚さが製造しようとする3D面エレメントの厚さよりも少なくとも5%大きい工材を使用し、該工材に互いに間隔をおいて複数の狭幅の溝を形成し、該溝の深さを製造しようとする前記3D面エレメントの厚さと同じか又はそれよりも大きくかつ該工材の厚さよりも小さく選び、製造しようとする前記3D面エレメントの厚さを越える工材部分を、残される前記3D面エレメントから分離し、前記溝によって互いに区画された工材領域を、前記工材部分の分離前又は分離中又は分離後に横結合により相互に固定しかつ/又は保持体に固定することを特徴とする、3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを製造するための方法。
  2. 前記溝を木繊維方向に形成する、請求項1記載の方法。
  3. 前記溝を0.1から100mmの間隔で形成する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記溝をV字形に形成する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 形成されたV字形の溝の開き角が0°<α≦15°である、請求項4記載の方法。
  6. 木繊維方向に動かされる切込みナイフ又は回転ナイフで前記溝を形成する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 当該工材面に対し垂直方向で動かされる打抜きナイフで前記溝を形成する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  8. 開き角が5°≦α≦15°である溝を丸鋸又は円板フライス又は総形フライスで形成する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  9. 前記溝をレーザ光線切断装置又は水流ジェット切断装置で形成する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  10. 3D面エレメントを分離する前に溝により互いに分離された工材領域を横結合により相互に固定する、請求項1記載の方法。
  11. 前記横結合が突き押し変形可能でかつ/又は可逆硬化性の材料、例えば単糸、織布、フリース、シート又は接着剤層から製作されている、請求項10記載の方法。
  12. 接着剤として熱反応性の接着剤(溶融接着剤)が使用されている、請求項11記載の方法。
  13. 耐光性の接着剤が使用されている、請求項12記載の方法。
  14. 防火性の接着剤が使用されている、請求項11記載の方法。
  15. 製造しようとする3D面エレメントの厚さを越える工材部分の分離を余分な材料の研削又は平削り又は仕上げ加工によって行なう、請求項1記載の方法。
  16. 製造しようとする3D面エレメントの厚さを越える工材部分の分離を接着層を備えた保持体層の剥ぎ取り又は軟化(溶融)により行なう、請求項1記載の方法。
  17. 再使用可能な耐裂断性の保持体層を使用する、請求項1記載の方法。
  18. 溶融可能な保持体層としてプラスチックシートを使用する、請求項16記載の方法。
  19. 溝が付けられかつ研削されたベニヤから成る3次元的に曲げ変形可能な面エレメントを、椅子、ひじ掛け椅子の座部、飛行機の外装、ケース、トランク、カバン又は瓶のような容器、楽器、電子機器のケーシング、スピーカ、玩具又はスポーツ器具のための積層木材成形部分を製作するために使用する、請求項1から16までのいずれか1項記載の方法。
  20. 3次元的に変形可能な面エレメントを、切屑又は繊維板から成る家具フロント部分又はテーブルプレート成形部、自動車内装又はプラスチック又は金属材料から成るかじ取り輪のような操作部分又はプラスチック軽量構造エレメントから成る飛行機内装を被層するために用いる、請求項1から18までのいずれか1項記載の方法。
  21. 材料又は3D面エレメントの木湿り度をその製作前に10%の上の木湿り度に調節する、請求項1記載の方法。
  22. 木湿り度を約15%〜22%に調節する、請求項21記載の方法。
  23. 材料又は3D面エレメントを湿らす場合に防黴物質を添加する、請求項21又は22記載の方法。
  24. 3D面エレメントを3D変形の前に加熱する、請求項1から23までのいずれか1項記載の方法。
  25. 材料又は3D面エレメントを湿らす場合に防火物質を添加する、請求項21から24までのいずれか1項記載の方法。
  26. 3D面エレメントをその製作前に木材可塑化物質で前処理する、請求項1記載の方法。
  27. 木材可塑化物質としてアンモニアを使用する、請求項26記載の方法。
  28. 3D面エレメントを含浸樹脂で処理する、請求項1から27までのいずれか1項記載の方法。
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