JP3886018B2 - 圧延材接合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、熱間圧延設備において圧延材とともに走行しながら、先行する圧延材の後端と後続する圧延材の先端とを接合する圧延材接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱間圧延設備(ホットストリップミル)では、粗圧延機で圧延されたバー材を、それぞれ別々に仕上圧延機に供給し、所望の板厚のストリップ材を得ていた。しかし、かかる手段では、圧延材全体を均一に圧延できず、圧延材の端部(前端部と後端部)に欠陥が生じやすく圧延材の歩留りを低下させ、かつ噛込み/尻抜け等のため圧延速度を高速化しにくい問題点があった。
【0003】
かかる問題点を解決するため、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給するために先行する圧延材の後端と次の圧延材の前端とを接合する接合装置が従来から提案されていた(例えば、特開昭62−252603号公報、特開昭63−93408号公報、特公平5−139号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開昭62−252603号の「板接合方法」は、接合すべき板の端部相互間に、継手を打込んで接合するものであるが、圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度を確保するには多数の継手を短時間で打込む必要があり、自動化(機械化)が困難であり、かつ継手部を均一に圧延できない問題点があった。
【0005】
また、特開昭63−93408号の「バー接合設備」は、圧延材にループを形成して、後端と先端を圧接するものであるが、比較的厚いバー材をループに形成するため、バー材に曲げ癖が付きやすくかつ十分な接合時間を確保できず、また後端と先端を単に圧接しても圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度を確保できない問題点があった。
【0006】
更に、特公平5−139号の「帯板の走間溶接装置」は、圧延材とともに走行しながら後端と先端を溶接接合する装置であるが、幅広の圧延材を溶接するには時間がかかるため設備全体が長くなりやすく、かつ接合部に凸凹が生じやすく、接合部を均一に圧延することが困難である問題点があった。
【0007】
本発明は上述した種々の問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、先行する圧延材の後端と後続する圧延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合することができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度で接合することができ、接合部の凸凹が少なく接合部をほぼ均一に加工でき、これにより、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給することができる圧延材接合装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧延方向に走行する台車と、該台車上に取付られ先行する圧延材の後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置と、前記台車上に取付られ後続する圧延材の先端部を水平に挟持する先端クランプ装置と、前記台車上に設置され先行圧延材の後端部下面と後続圧延材の先端部上面を同時に面一に切削加工する面一加工装置と、該加工面を還元状態に保持する還元保持装置と、先行圧延材と後続圧延材の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合する圧接装置と、を備え、前記面一加工装置は、圧延材の幅方向の第1の軸心を中心に回転する円筒形カッタと、該カッタを圧延材に対して斜め方向に移動するよう圧延材の幅方向の第2の軸心を中心に揺動させる揺動装置と、カッタを圧延方向に前後進させる復動装置と、からなる、ことを特徴とする圧延材接合装置提供される。
本発明の好ましい実施例によれば、前記傾斜ガイドは、下降位置にあるときに、圧延高さを走行する圧延材を上昇させ先端クランプ装置に案内し且つ後端クランプ装置からこれより低い圧延高さまで案内し、上昇位置にあるときに、圧延材を前記台車の下側を通過させ走行させるように構成されている。
【0009】
本発明の好ましい実施例によれば、前記後端クランプ装置は、先行圧延材の後端部下面を前記カッタの上面に接触させる加工高さHと先行圧延材の後端部を後続圧延材の先端部とほぼ同一高さに保持する圧接高さLとの間を上下動させる昇降シリンダを有する。更に、前記圧接装置は、先行圧延材の後端部上面に接する下面を有する上型と、後続圧延材の先端部下面に接する上面を有する下型と、上型及び下型を挟持して圧縮するプレス装置と、からなる。また、前記還元保持装置は、可燃性ガスを完全燃焼させる量よりも少ない酸素で燃焼させて還元状態を形成する還元炎バーナである、ことが好ましい。更に、前記還元炎バーナは、ローラのフレームに又は固定スタンドを介して台車に固定され、これにより切削面を常に還元状態に保持する、ことが好ましい。
【0011】
【作用】
上記本発明の装置よれば、後端クランプ装置と先端クランプ装置により、先行圧延材と後続圧延材を挟持したままで台車が圧延方向に走行するので、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給することができる。また、面一加工装置による切削加工と圧接装置による圧接の2工程で圧延材の幅全体を接合できるため、接合時間を大幅に短縮することができ、圧延設備全長を短くすることができる。
【0012】
更に、還元保持装置により加工面を還元状態に保持したまま、面一加工装置により後端部下面と先端部上面を同時に面一に切削加工しかつ圧接装置により加工面を圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮するので、加工面の酸化がほとんどなくかつ加工面を隙間なく密着させて圧接することができ、圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度で接合することができる。また、圧接装置により加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合するので、接合部の凸凹がほとんどなく接合部をほぼ均一に圧延することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明による圧延材接合装置の全体構成図であり、図2のその主要部構成図である。図1及び図2において、本発明の圧延材接合装置10は、圧延方向に走行する台車12と、台車12上に取付られ先行する圧延材1の後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置14と、台車12上に取付られ後続する圧延材2の先端部を水平に挟持する先端クランプ装置16と、先行圧延材1の後端部下面と後続圧延材2の先端部上面を同時に面一に切削加工する面一加工装置18と、加工面1a、2a(図2)を還元状態に保持する還元保持装置20と、先行圧延材1と後続圧延材2の加工面1a、2aを重ね合わせて圧延材1、2とほぼ同一厚さまで圧縮して接合する圧接装置22と、を備えている。
【0014】
図2において、面一加工装置18は、圧延材1、2の幅方向の軸心Zを中心に回転する円筒形カッタ19aと、カッタ19aを斜め方向に揺動させる揺動装置19bと、カッタ19aを圧延方向(図で左右)に前後進させる復動装置19cと、からなる。カッタ19aは、揺動アーム19dの先端部に軸心Zを中心に回転可能に取付られ図示しない駆動装置により回転するようになっている。カッタ19aは、圧延材1、2の全幅より長く、その外周部には複数の刃が同径に設けられ、圧延材1、2の全幅にわたり単一のカッタ19aにより同時に切削加工するようになっている。揺動装置19bは、揺動アーム19dと揺動シリンダ(図示せず)からなり、揺動アーム19dの末端部が復動装置19cの復動台19eに枢着され、揺動アーム19dを揺動させて、カッタ19aを円弧状に斜め方向に揺動させ、カッタ19aの高さを調整できるようになっている。復動装置19cは、復動台19eと復動シリンダ19gからなり、復動台19eを水平に往復動させてカッタ19aを圧延方向(図で左右)に前後進させるようになっている。かかる構成により、カッタ19aの高さを調整しかつカッタ19aを前後進させることにより、先行圧延材1の後端部下面と後続圧延材2の先端部上面の両方を同時に面一に切削加工することができる。
【0015】
後端クランプ装置14は、先行圧延材1の後端部を水平に支持する複数のローラ15aと、上下動してローラ15aとの間に先行圧延材1の後端部を挟持するクランプ15bと、先行圧延材1の後端部下面をカッタ19aの上面に接触させる加工高さHと先行圧延材1の後端部を後続圧延材2の先端部とほぼ同一高さに保持する圧接高さLとの間をローラ15a及びクランプ15bを上下動させる昇降シリンダ15cとからなる。かかる構成により、ローラ15aにより先行圧延材1の後端部を水平に支持したまま、クランプ15bにより先行圧延材1の後端部を挟持することができる。また、昇降シリンダ15cによりローラ15a及びクランプ15bを加工高さHに保持して、単一のカッタ19aにより先行圧延材1の後端部下面と後続圧延材2の先端部上面を同時に面一に切削加工することができ、かつ圧接高さLに保持して先行圧延材1と後続圧延材2の加工面1a、2aを重ね合わせ、圧接装置22により圧縮して接合することができる。
【0016】
先端クランプ装置16は、後続圧延材1の先端部を水平に支持する複数のローラ17aと、上下動してローラ17aとの間に後続圧延材2の先端部を挟持するクランプ17bと、からなる。この構成は、昇降機構がない点を除き、後端クランプ装置14と同様である。かかる構成により、ローラ17aにより後続圧延材2の先端部を水平に支持したまま、クランプ17bにより後続圧延材2の先端部を挟持することができる。
【0017】
圧接装置22は、先行圧延材1の後端部上面に接する下面を有する上型23aと、後続圧延材2の先端部下面に接する上面を有する下型23bと、上型23a及び下型23bを挟持して圧縮するプレス装置23cと、からなる。下型23bは、台車12に固定されている。また、上型23aはプレス装置23cのラム23eの下面に取付られ、ラム23eとともに昇降するようになっている。かかる構成により、面一加工装置18による加工中に、先行圧延材1の後端部と後続圧延材2の先端部を、上型23a及び下型23bで支持することができ、かつプレス装置23cによりラム23eを下降させることにより、先行圧延材1と後続圧延材2の加工面1a、2aを加工完了後すぐさま重ね合わせて圧縮することができる。また、この圧縮により重ね合わせ部分を圧延材1、2とほぼ同一の厚さまで圧縮することにより、接合部の凸凹がほとんどなく接合部をほぼ均一に圧延することができる。
【0018】
還元保持装置20は、COG(コークス炉ガス)、LPG、LNG等の可燃性ガスを完全燃焼させる量よりも少ない酸素で燃焼させて、水素ラジカル、CH2 Oラジカル等還元性ラジカルを含有する還元炎にて還元状態を形成する還元炎バーナ20a、20bであり、図2に示すように還元炎バーナ20aは、ローラ15aのフレームに、還元炎バーナ20bは、固定スタンド21を介して台車12に取付られ、先行圧延材1と後続圧延材2の加工面1a、2aに向けて還元炎ガスを吹きつけ、切削面を常に還元状態に保持するようになっている。かかる構成により、面一加工装置18による切削加工工程、及び圧接装置22による圧接工程の間、加工面1a、2aを還元状態に保持し、その酸化を防止し、高い接合強度を確保することができる。
【0019】
図1において、台車12は、複数の車輪13を有し、この車輪13は圧延方向に延びたレール3上を図示しない駆動装置により走行するようになっている。この図で、Bは圧延装置の圧延高さであり、複数のローラ4が圧延材を圧延高さBで支持し圧延方向に移動させるようになっている。レール3はローラ4を跨ぐ位置に配置され、圧接高さLを圧延高さBより高くし、レール3より高い位置で台車12が圧延方向に走行できるようになっている。かかる構成により、例えば既存の圧延設備を稼働した状態で、本発明の圧延材接合装置を設置することができる。なお、本発明はかかる構成に限定されず、圧接高さLを圧延高さBと同一にしてもよい。
【0020】
図1において本発明の圧延材接合装置10は更に、圧延材1、2を圧延装置の圧延高さBから先端クランプ装置16に案内し、かつ後端クランプ装置14から圧延高さBに案内する上下に揺動可能な傾斜ガイド24、25を備えている。傾斜ガイド24、25は、台車に揺動可能に支持され、図示しないシリンダにより、下端が圧延高さBに位置する「下降位置」から下端が適当な高さまで上昇しその下を圧延材1、2が通過できる「上昇位置」まで揺動できるようになっている。傾斜ガイド24、25には複数のローラが直線状に取付られ、圧延材1、2の移動を容易にしている。かかる構成により、傾斜ガイド24、25を「上昇位置」に移動させて、既存の圧延設備をそのまま稼働させることができ、かつ「下降位置」に移動させて、後続圧延材2を圧延高さBから先端クランプ装置16に案内し、かつ先行圧延材1を後端クランプ装置14から圧延高さBに案内することができる。
【0021】
図3は、本発明の圧延材接合装置を用いた圧延材接合方法の作動説明図である。図3(A)において、台車12は圧延速度と同期して圧延方向に走行しており、後端クランプ装置14により先行圧延材1の後端部が水平に挟持され、先端クランプ装置16により後続圧延材2の先端部も水平に挟持されている。先行圧延材1の後端部と後続圧延材2の先端部は接合部分が上下に重複した位置にあり、先行圧延材1の後端部は後端クランプ装置14により加工高さHにある。面一加工装置18と圧接装置22は待機状態にあり、上型23aの下面が先行圧延材1の後端部上面に接し、下型23bの下面が後続圧延材2の先端部下面に接している。
【0022】
次いで、図3(B)に示すように、面一加工装置18によりカッタ19aを揺動させて加工高さに調整し、カッタ19aを圧延方向(図で左右)に前後進させて先行圧延材1の後端部下面と後続圧延材2の先端部上面を同時に面一に切削加工する。加工中、還元保持装置20により加工面は還元状態に保持される。
次いで、図3(C)に示すように、カッタ19aを待機位置に戻し、後端クランプ装置14により先行圧延材1の後端部を圧接高さLまで下降させ、同時に圧接装置22により、先行圧延材1と後続圧延材2の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合を完了する。圧接中も、還元保持装置20により加工面は還元状態に保持される。
【0023】
次いで、後端クランプ装置14、先端クランプ装置16、及び圧接装置22を開放し、台車12が後退して待機位置に復帰する。
【0024】
かかる接合方法により、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給したままで、先行圧延材と後続圧延材を接合でき、また、面一加工装置による切削加工と圧接装置による圧接の2工程で圧延材の幅全体を接合できるため、接合時間を大幅に短縮することができ、圧延設備全長を短くすることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
上述したように、本発明の圧延材接合装置によれば、後端クランプ装置と先端クランプ装置により、先行圧延材と後続圧延材を挟持したままで台車が圧延方向に走行するので、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給することができる。また、面一加工装置による切削加工と圧接装置による圧接の2工程で圧延材の幅全体を接合できるため、接合時間を大幅に短縮することができ、圧延設備全長を短くすることができる。
【0026】
更に、還元保持装置により加工面を還元状態に保持したまま、面一加工装置により後端部下面と先端部上面を同時に面一に切削加工しかつ圧接装置により加工面を圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮するので、加工面の酸化がほとんどなくかつ加工面を隙間なく密着させて圧接することができ、圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度で接合することができる。また、圧接装置により加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合するので、接合部の凸凹がほとんどなく接合部をほぼ均一に圧延することができる。
【0027】
従って、本発明の圧延材接合装置は、先行する圧延材の後端と後続する圧延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合することができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり十分な接合強度で接合することができ、接合部の凸凹が少なく接合部をほぼ均一に圧延でき、これにより、圧延材を連続的に仕上圧延機に供給することができる、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧延材接合装置の全体構成図である。
【図2】図1の主要部構成図である。
【図3】 本発明の圧延材接合装置を用いた圧延材接合方法の作動説明図である。
【符号の説明】
1 先行圧延材
1a 切削加工面
2 後続圧延材
2a 加工面
3 レール
4 ローラ
10 圧延材接合装置
12 台車
13 車輪
14 後端クランプ装置
15a ローラ
15b クランプ
15c 昇降シリンダ
16 先端クランプ装置
17a ローラ
17b クランプ
18 面一加工装置
19a カッタ
19b 揺動装置
19c 復動装置
19d 揺動アーム
19e 復動台
19f 揺動シリンダ
19g 復動シリンダ
20 還元保持装置
20a、20b 還元炎バーナ
21 固定スタンド
22 圧接装置
23a 上型
23b 下型
23c プレス装置
23e ラム
24、25 傾斜ガイド
H 加工高さ
L 圧接高さ
B 圧延高さ

Claims (6)

  1. 圧延方向に走行する台車と、該台車上に取付られ先行する圧延材の後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置と、前記台車上に取付られ後続する圧延材の先端部を水平に挟持する先端クランプ装置と、前記台車上に設置され先行圧延材の後端部下面と後続圧延材の先端部上面を同時に面一に切削加工する面一加工装置と、該加工面を還元状態に保持する還元保持装置と、先行圧延材と後続圧延材の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚さまで圧縮して接合する圧接装置と、を備え、
    前記面一加工装置は、圧延材の幅方向の第1の軸心を中心に回転する円筒形カッタと、該カッタを圧延材に対して斜め方向に移動するよう圧延材の幅方向の第2の軸心を中心に揺動させる揺動装置と、カッタを圧延方向に前後進させる復動装置と、からなる、
    ことを特徴とする圧延材接合装置。
  2. 前記傾斜ガイドは、下降位置にあるときに、圧延高さを走行する圧延材を上昇させ先端クランプ装置に案内し且つ後端クランプ装置からこれより低い圧延高さまで案内し、上昇位置にあるときに、圧延材を前記台車の下側を通過させ走行させるように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の圧延材接合装置。
  3. 前記後端クランプ装置は、先行圧延材の後端部下面を前記カッタの上面に接触させる加工高さHと先行圧延材の後端部を後続圧延材の先端部とほぼ同一高さに保持する圧接高さLとの間を上下動させる昇降シリンダを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の圧延材接合装置。
  4. 前記圧接装置は、先行圧延材の後端部上面に接する下面を有する上型と、後続圧延材の先端部下面に接する上面を有する下型と、上型及び下型を挟持して圧縮するプレス装置と、からなる、ことを特徴とする請求項1に記載の圧延材接合装置。
  5. 前記還元保持装置は、可燃性ガスを完全燃焼させる量よりも少ない酸素で燃焼させて還元状態を形成する還元炎バーナである、ことを特徴とする請求項1に記載の圧延材接合装置。
  6. 前記還元炎バーナは、ローラのフレームに又は固定スタンドを介して台車に固定され、これにより切削面を常に還元状態に保持する、ことを特徴とする請求項5に記載の圧延材接合装置。
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