JP3885701B2 - ブラインド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の窓等の開口部に配されて、当該開口部を開閉するためのブラインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特開平8−326445号公報に記載されているようなブラインド装置を提案した。
【0003】
斯かるブラインド装置は、一対のリンク機構と、一方の端部が一方のリンク機構に、他方の端部が他方のリンク機構に夫々連結されてなる複数のスラット支持機構と、このスラット支持機構の夫々に支持されたスラットと、スラットを上昇、下降させる上昇・下降機構と、この上昇・下降機構によるスラットの上昇、下降において一対のリンク機構に相対的な位置変化を生じさせて、スラットを傾動させるチルト機構とを具備しており、各スラット支持機構は、略中央部でスラットの端部を支持するアーム部材を具備している。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−326445号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に記載の限りのブラインド装置では、リンク機構の夫々が板状の剛性のリンク部材の夫々を軸を介して互いに連結してなるために、リンク機構の組立にかなりの時間を要する上に、リンク部材の重量によりスラットの持ち上げ、下降に大きな力を必要とすることになる。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、リンク機構を短時間で組立でき、しかも、リンク機構を軽量化できてスラットの持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラットの持ち上げ、下降を容易に行い得るブラインド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様のブラインド装置は、第一のリンク機構と、この第一のリンク機構に並置された第二のリンク機構と、一方の端部が第一のリンク機構に、他方の端部が第二のリンク機構に夫々連結されてなる複数のスラット支持機構と、このスラット支持機構の夫々に支持されたスラットと、スラットを上昇、下降させる上昇・下降機構と、この上昇・下降機構によるスラットの上昇、下降において第一及び第二のリンク機構に相対的な位置変化を生じさせてスラットを傾動させるチルト機構とを具備しており、ここで、各スラット支持機構は、略中央部でスラットの端部を支持するアーム部材を具備しており、第一のリンク機構は、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の一方の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備しており、第二のリンク機構は、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の他方の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備している。
【0008】
本発明の第一の態様のブラインド装置によれば、軸を介して互いに回動自在に連結された一対の剛性のリンク部材列の代わりに、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備して各リンク機構が構成されているために、各リンク機構を短時間で組立でき、しかも、リンク機構を軽量化できてスラットの持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラットの持ち上げ、下降を容易に行い得る。
【0009】
好ましくは本発明の第二の態様のブラインド装置のように、各帯状体は、一本の連続した帯状部材からなり、この帯状部材は、各アーム部材の対応の端部に回転自在に嵌装されている軸部材を貫通しているとよい。
【0010】
各帯状体は、強靭であって可撓性を有していればよく、それほどの伸縮性を有しなくてもよく、寧ろ非伸縮性の方が好ましく、弾性についても多少の弾性を有していてもよいが、寧ろ弾性を有しない方が好ましいのであるが、好ましくは本発明の第三の態様のブラインド装置のように、ポリエステル等の合成樹脂製糸の織物若しくは編物の帯又は合成樹脂製の不織布の帯からなる。本発明では、各帯状体は、上記に代えて、皮製等の平らな帯からなっていてもよく、合成樹脂製糸としてはポリエステル製糸が好ましく、斯かるポリエステル製糸を平織りした幅6mmないし12mm、厚み0.4mmないし0.7mm、より具体的には幅7mm、厚み0.6mmの可撓性を有した帯状体を更に好ましいものとして挙げることができる。
【0011】
各軸部材は、好ましくは本発明の第四の態様のブラインド装置のように、円柱部と、この円柱部の各端面に配された軸部とを具備した合成樹脂製の一体成形物からなり、軸部で各アーム部材の対応の端部に回転自在に嵌装されており、この場合、帯状体は、円柱部に一体的に固着されていると共に当該円柱部を貫通しているとよい。
【0012】
各軸部材が第四の態様のブラインド装置のように合成樹脂製の一体成形物からなる場合、各軸部材の帯状体への固着は、軸部材の一体成形用の一対の型枠間に帯状体を挟み込み、この帯状体を挟み込んだ状態の一対の型枠内に軸部材の形成材料を流し込んで各軸部材の一体成形と同時に行うとよい。
【0013】
第四の態様のブラインド装置における各軸部材は、本発明の第五の態様のブラインド装置のように、円柱部に関して対称の位置に配された一対の矩形状突部を更に具備した合成樹脂製の一体成形物からなっていてもよく、この場合、帯状体は、円柱部及び一対の矩形状突部に一体的に固着されていると共に当該円柱部及び一対の矩形状突部を貫通しているとよい。
【0014】
一対の矩形状突部を具備した軸部材の場合でも、上述のように軸部材の一体成形用の一対の型枠間に帯状体を挟み込み、この帯状体を挟み込んだ状態の一対の型枠内に軸部材の形成材料を流し込んで各軸部材の一体成形と同時に各軸部材の帯状体への固着を行うとよい。
【0015】
また各帯状体は、上記に代えて、本発明の第六の態様のブラインド装置のように、上下方向で隣接する一対のアーム部材の対応の各端部に回転自在に嵌装されている軸部材内で終端している複数の帯状片を具備していてもよい。
【0016】
各スラットは、好ましい例では本発明の第七の態様のブラインド装置のように、中空部を具備しており、ここで、各スラット支持機構は、アーム部材の略中央部に設けられていると共にスラットの端部における中空部に嵌装された嵌合部を更に具備しているとよい。
【0017】
本発明の第八の態様のブラインド装置では、各アーム部材は、合成樹脂製のアーム本体と、このアーム本体にスナップフィット式に嵌着されたアーム板とを具備しており、各軸部材は、アーム本体とアーム板とに挟まれて配されている。
【0018】
本発明では、上昇・下降機構は、その第九の態様のブラインド装置のように、最下位のアーム部材に連結されており、最下位のアーム部材を持ち上げてスラットを上昇させるようになっていてもよいが、これに代えて、その第十の態様のブラインド装置のように、最上位のアーム部材に連結されており、最上位のアーム部材を持ち上げてスラットを上昇させるようになっていてもよい。
【0019】
次に本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれらに何等限定されないのである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1から図6において、本例のブラインド装置1は、一対の縦枠2及び3と、リンク機構4と、リンク機構4に並置されたリンク機構5と、一方の端部6がリンク機構4に、他方の端部7がリンク機構5に夫々連結されてなる複数のスラット支持機構8と、スラット支持機構8の夫々に支持されていると共に縦枠2及び3間の開口部Pに並置された複数のスラット9と、スラット9を上昇、下降させる上昇・下降機構10と、上昇・下降機構10によるスラット9の上昇、下降においてリンク機構4及び5に相対的な上下方向の位置変化を生じさせて、各スラット9を傾動させるチルト機構11とを具備している。
【0021】
中空の縦枠2は上下方向に伸びた案内スリット15を有しており、中空の縦枠3もまた上下方向に伸びた案内スリット16を有しており、縦枠2及び3の夫々には、リンク機構4及び5並びにチルト機構11が収容されており、縦枠3側のリンク機構4及び5並びにチルト機構11は、縦枠2側のリンク機構4及び5並びにチルト機構11と同様に構成されているので、以下、縦枠2側のリンク機構4及び5並びにチルト機構11について詳述する。
【0022】
リンク機構4は、一本の連続した可撓性の帯状体21と、帯状体21が固着されていると共に各スラット支持機構8の一方の端部6でもある各アーム部材22の端部6に回転自在に連結されている軸部材23とを具備している。
【0023】
リンク機構5もまた、リンク機構4と同様に、帯状体21と同様の一本の連続した可撓性の帯状体25と、帯状体25が固着されていると共に各スラット支持機構8の他方の端部7でもある各アーム部材22の端部7に回転自在に嵌装されていると共に、軸部材23と同様の軸部材26とを具備している。
【0024】
帯状体21は、最上位及び最下位のアーム部材22の端部6を含む各アーム部材22の端部6に回転自在に嵌装されている軸部材23を特に図6(a)及び(b)に示すように貫通していると共に、各貫通部位で軸部材23に固着されており、最上位のアーム部材22の端部6に嵌装されている軸部材23を貫通した帯状体21は、更にチルト機構11まで伸びてその上端部27で特に図3に示すようにチルト機構11の軸部材28に挿入されて当該軸部材28に固着されており、最下位のアーム部材22の端部6に嵌装されている軸部材23を下端部29で貫通した帯状体21は、当該下端部29で軸部材23に固着されて終端している。
【0025】
帯状体21と同様に帯状体25は、最上位及び最下位のアーム部材22の端部7を含む各アーム部材22の端部7に回転自在に嵌装されている軸部材26を貫通していると共に、各貫通部位で各軸部材26に固着されており、最上位のアーム部材22の端部7に嵌装されている軸部材26を貫通した帯状体25は、更にチルト機構11まで伸びており、その上端部31でチルト機構11の軸部材32に挿入されて当該軸部材32に固着されており、最下位のアーム部材22の端部7に嵌装されている軸部材26を下端部33で貫通した帯状体25は、当該最下端部33で軸部材26に固着されて終端している。
【0026】
帯状体21及び25の夫々は、ポリエステル等の合成樹脂製糸の織物若しくは編物の帯(ベルト)又は合成樹脂製の不織布の平坦な帯からなっていてもよいが、これに代えて、その他の強靭な可撓性の帯からなっていてもよい。
【0027】
各スラット支持機構8は、アーム部材22と、アーム部材22のアーム本体35に一体的に形成された軸部36と、軸部36に一体的に形成された蓋部37と、蓋部37の略中央部に一体的に形成された嵌合部38とを具備しており、軸部36は、案内スリット15を通って縦枠2の内外に配されており、アーム部材22のアーム本体35の略中央部に軸部36及び蓋部37を介して設けられた嵌合部38は、中空体からなるスラット9の一方の端部39における中空部40に嵌装されている。
【0028】
アーム部材22は、一対の割りピン41を有した合成樹脂製のアーム本体35と、アーム本体35の割りピン41を介してスナップフィット式に嵌着された金属製又は樹脂製のアーム板42とを具備しており、アーム本体35の略中央部に軸部36が一体的に設けられており、こうして、アーム部材22は、その略中央部で軸部36、蓋部37及び嵌合部38を介してスラット9の端部39を支持している。
【0029】
軸部材23及び26の夫々は、円柱部46と、アーム本体35とアーム板42とに挟まれて配された円柱部46の両端面に一体的に設けられていると共にアーム本体35とアーム板42とに回転自在に挿入された一対の軸部47とを具備した一体成形物からなり、軸部47で各アーム部材22の端部6又は7に回転自在に嵌装されている。帯状体21及び25の夫々は、円柱部46に一体的に固着されていると共に当該円柱部46を貫通している。帯状体21及び25の夫々への円柱部46の夫々の固着は、軸部材23及び26の夫々の一体成形時に行うとよい。
【0030】
各スラット9は、中空体からなっており、その一方の端部39は、スラット支持機構8の蓋部37で閉塞されており、その他方の端部49は、縦枠3側に配されたスラット支持機構8の蓋部37で閉塞されている。各スラット9は、その両端部39及び49で縦枠2側及び縦枠3側のスラット支持機構8によって開口部Pにおいて互いに平行になるように支持されている。
【0031】
上昇・下降機構10は、縦枠2及び3に配された可撓性の走行体としてのチェーン51と、自由端となっている一方の端部52を有したチェーン51の他方の端部53を最下位のスラット支持機構8に連結する連結機構54と、チェーン51をA及びB方向に走行させる走行装置55と、チェーン51のA及びB方向の走行を案内する案内機構56とを具備している。
【0032】
チェーン51、連結機構54及び案内機構56の夫々は、縦枠2側及び縦枠3側において互いに同様に構成されているので、以下、縦枠2側について詳述する。
【0033】
連結機構54は、最下位のスラット支持機構8の軸部36と同心に配されていると共に、当該軸部36に固着されてアーム板42から突出したピン部材61と、一方の端部62がピン部材61に回動かつ直動自在に、他方の端部63がチェーン51の端部53にピン部材64を介して回動自在に連結された連結アーム部材65と、一方の端部がチェーン51の端部53に、他方の端部が連結アーム部材65に夫々係止されて、中央部がピン部材64に巻かれていると共に、チェーン51と連結アーム部材65との間に配された捩じりコイルばね66とを具備している。
【0034】
連結アーム部材65は、ピン部材61が挿通されている長孔67を端部62側に有しており、これにより端部62側でピン部材61に回動かつ直動自在に連結されており、捩じりコイルばね66は、チェーン51の端部53に対して連結アーム部材65を図4において時計回りの方向に回動させるように、チェーン51の端部53に対して連結アーム部材65を弾性的に付勢し、これによりピン部材61を介して最下位のアーム部材22を案内スリット15に沿って下方に移動させるようにしている。
【0035】
走行装置55は、チェーン51に対する走行力を発生する電動モータ71と、電動モータ71からの走行力をチェーン51に伝達する伝達手段72とを具備している。
【0036】
減速機73及びブラケット74を介して縦枠2に支持された電動モータ71は、電力が供給されてその出力回転軸を回転させる際には、当該出力回転軸の制動を解除し、電力が供給されないでその出力回転軸を回転させない際には、当該出力回転軸を自由回転させないように制動する制動機構を有しており、この制動機構は、電動モータ71への電力の供給と共に電磁的に作動して電動モータ71の出力回転軸の制動を解除し、電力の供給の停止と共に電磁的な作動を停止して機械的な作動により電動モータ71の出力回転軸の制動を行うようになっている。
【0037】
伝達手段72は、電動モータ71の出力回転軸の回転を減速する減速機73と、減速機73の出力回転軸の回転が伝達される回転軸75と、回転軸75の一端に固着されていると共に、チェーン51が掛け回された回転体としてのスプロケットホイール76とを具備している。
【0038】
回転軸75は、縦枠2及び3に夫々取付けられたブラケット77にその各端部で回転自在に支持されており、スプロケットホイール76は、ブラケット77とチルト機構11の回転体78との間に配されており、スプロケットホイール76と同様のスプロケットホイールが回転軸75の縦枠3側の他端部にも固着されており、回転軸75の他端部側のスプロケットホイールには、縦枠2内に配されたチェーン51と同様にして縦枠3内に配されたチェーン51が掛け回されている。
【0039】
伝達手段72は、電動モータ71の出力回転軸の回転力を減速機73、回転軸75及びスプロケットホイール76を介してチェーン51にA及びB方向の走行力として伝達するようになっている。
【0040】
本例では、電動モータ71の出力回転軸は、減速機73を介して回転軸75に連結されているが、このように間接的に電動モータ71の出力回転軸を回転軸75に連結する代わりに、電動モータ71の出力回転軸を回転軸75に直接に連結してもよく、また、電動モータ71の出力回転軸を回転軸75として用いてもよい。
【0041】
案内機構56は、上下方向に伸びて縦枠2の側壁部80に一体的に形成された二対の案内壁81及び82と、ブラケット77に固着されていると共にスプロケットホイール76の外周の周りに配されたチェーン押え83及び84とを具備しており、チェーン51は、二対の案内壁81及び82間、チェーン押え83及びスプロケットホイール76間並びにチェーン押え83及び84間の通路を通って走行し、これらの二対の案内壁81及び82並びにチェーン押え83及び84によりその撓みが阻止されている。
【0042】
チルト機構11は、回転軸75に軸受90(図8参照)を介して回転自在に設けられた回転体78と、回転軸75が貫通していると共に、回転体78の回転と共に回転するように回転体78に固着された取付部材91と、チェーン51のA及びB方向の走行において回転体78に回転を生じさせるクラッチ機構92とを具備している。
【0043】
クラッチ機構92は、回転体78に軸93を介して回動自在に取付けられた爪部材94と、爪部材94が係合するように縦枠2にブラケット等を介して支持された係合ピン95と、爪部材94に当接して爪部材94の係合ピン95への係合を解除するように、チェーン51に設けられた係合突起96とを具備している。
【0044】
爪部材94は、係合ピン95に係合する凹所97を有した爪部98と、係合突起96に当接する当接部99(図8参照)とを一体的に有しており、回転体78には、係合突起96の当接部99への当接のために、係合突起96の当接部99への接近を許容する切欠き101が形成されている。
【0045】
クラッチ機構92は、チェーン51のA方向の走行においては、係合突起96の当接部99への当接により爪部材94を回動させて爪部98の凹所97と係合ピン95との互いの係合を解除し、これにより回転体78を回転可能にした後にチェーン51のA方向の走行と共に回転体78を回転させる一方、チェーン51のA方向と逆のB方向の走行においては、係合突起96の当接部99への当接の解除により爪部材94を回動させて爪部98の凹所97と係合ピン95とを互いに係合させ、これにより回転体78を係合ピン95を介して縦枠2に固定して回転不可能とするようになっている。
【0046】
チルト機構11は、チェーン51のA方向の走行による係合突起96の当接部99への当接で、回転体78を介して取付部材91を図3において反時計回りの方向に揺動させて、帯状体21の上端部27を下降させる一方、帯状体25の上端部31を上昇させ、チェーン51のB方向の走行による係合突起96の当接部99への当接の解除で、回転体78を介して取付部材91を図3において時計回りの方向に揺動させて、帯状体21の上端部27を上昇させる一方、帯状体25の上端部31を下降させるようになっている。
【0047】
以上のブラインド装置1では、チェーン51がA方向に走行されて、図10に示すようにチェーン51に設けられた係合突起96が切欠き101に配されて爪部材94の当接部99と当接し、帯状体21の上端部27が下降されている一方、帯状体25の上端部31が上昇されている状態では、図7に示すように、最下位のアーム部材22は捩じりコイルばね66により連結アーム部材65及びピン部材64を介して下方に付勢されて、帯状体21及び25は真っ直ぐに引っ張られており、これにより各スラット9は、図7に示すように、ほぼ垂直に傾動されて縦枠2及び3間の開口部Pを完全に閉鎖しており、また、この状態から電動モータ71が作動されると、減速機73を介する回転軸75の回転により、スプロケットホイール76が回転されてチェーン51がB方向に走行される。
【0048】
チェーン51のB方向の走行により係合突起96も回転軸75を中心として時計回りの方向に移動され、係合突起96のこの移動により回転体78も、図9に示すように時計回りの方向に回動され、回転体78のこの回動により、帯状体21の上端部27が上方に引っ張られ、帯状体25の上端部31が下方に下げられ、而して、帯状体21及び25の差動的な上昇、下降により、図3及び図4に示すように、アーム部材22の端部7に対して端部6が相対的に上方に持ち上げられて、アーム部材22の夫々が時計回りの方向に回動され、これにより図1、図3及び図4に示すようにスラット9の夫々もほぼ水平に回動されて簾状にされる。
【0049】
更にチェーン51がB方向に走行されると、係合突起96が切欠き101から抜け始め、係合突起96の切欠き101からの抜けにより、係合突起96が次には爪部98に当接して爪部材94を軸93を中心として回動させ、爪部98の凹所97と係合ピン95とを互いに係合させる。図8に示すように、爪部98の凹所97が係合ピン95に係合することにより、回転体78の回転は阻止されてその状態に保持される。
【0050】
チェーン51のB方向の走行が続行されることにより、連結機構54によりチェーン51の端部53に連結された最下位のアーム部材22が上昇され始め、これと共に下方の帯状体21及び25から撓み始め、図11に示すように、この撓みによりスラット9が下方から順次重ね合わされる。なお、図11では説明のために撓んだ帯状体21及び25は、その若干の弾性により横方向に張り出して示されているが、殆ど弾性を有しない場合には、垂下るようになる。上方においてスラット9が全て重ね合わされると、検出器等からの信号により電動モータ71の作動が停止され、開口部Pが完全開放された状態が維持される。
【0051】
開口部Pが完全開放された状態又は開口部Pの途中開放状態で、電動モータ71が前記と逆に作動されると、チェーン51がA方向に走行され、これにより帯状体21及び25が上方より伸長され始め、上位のスラット9よりその重ね合わせが解除され始める。帯状体21及び25の撓みが全て解消されてスラット9もまたその重ね合わせが全て解除されると、図8に示すように、係合突起96が切欠き101に挿入され始め、この挿入により図9に示すように、係合突起96が爪部材94の当接部99に当接して爪部材94を回動させて、凹所97の係合ピン95への係合を解除し、この解除により係合突起96の移動と共に回転体78は、図10に示すように前記と逆に反時計回りの方向に回転され、帯状体25の上端部31が上方に引っ張られ、帯状体21の上端部27が下方に下げられ、帯状体21及び25のこのような差動的な上昇、下降により帯状体21及び25に相対的変位が生じて、帯状体21及び25にスラット支持機構8を介して支持されたスラット9は逆に傾動され、図7に示すように開口部Pを完全に閉鎖するようになる。その後、検出器等からの信号により電動モータ71の作動が停止され、開口部Pが完全閉鎖された状態が維持される。
【0052】
ブラインド装置1では、開口部Pが完全閉鎖された後において、直ちに電動モータ71の作動が停止されず、チェーン51が若干A方向に更に走行されても、チェーン51の端部53にピン部材64を介して回動自在に連結された連結アーム部材65自体が捩じりコイルばね66の弾性力に抗してピン部材61を中心として回動しかつピン部材61に対して直動して、最下位のアーム部材22の更なる下方移動を生じさせないようになっている。
【0053】
リンク機構4及び5とスラット支持機構8との組み合わせ体を具備している以上のブラインド装置1では、軸を介して互いに回動自在に連結された一対の剛性のリンク部材列に代えて、可撓性の帯状体21及び25と、帯状体21及び25が固着されていると共に各アーム部材22の端部6及び7に回転自在に連結されている軸部材23及び26とを具備してリンク機構4及び5が構成されているために、リンク機構4及び5を短時間で組立でき、しかも、リンク機構4及び5を軽量化できてスラット9の持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラット9の持ち上げ、下降を容易に行い得る。
【0054】
上記の例において、走行体としては、端部53及び52を有する有端のチェーン51に限定されず、無端チェーンでもよく、この場合には、スプロケットホイール76に加えて他のスプロケットホイールを配置して、両スプロケットホイール間に無端チェーンを掛け渡すようにするとよく、走行体として斯かる無端チェーンを用いると案内機構56を省き得る。加えて、走行体としては、タイミングベルト等でもよく、タイミングベルトを用いる場合には、スプロケットホイール76に代えて歯付プーリを用いるとよい。また、伝達手段72において、減速機73を省いて構成してもよく、この場合、必要に応じて、速度制御可能な電動モータ71を用いてもよい。
【0055】
また、リンク機構4及び5において、帯状体21及び25をその下端部29及び33において軸部材23及び26を貫通させて軸部材23及び26の外部で終端させたが、これに代えて、帯状体21及び25をその下端部29及び33において軸部材23及び26の円柱部46内で終端させてもよく、また、軸部材23及び26の夫々を円柱部46及び軸部47に加えて図12の(a)及び(b)に示すように円柱部46の軸心に関して対称の位置に配されていると共に円柱部46に一体的に形成されている一対の矩形状突部115及び116を具備した合成樹脂製の一体成形物から構成してもよく、この場合、帯状体21及び25の夫々は、円柱部46及び一対の矩形状突部115及び116に一体的に固着されていると共に当該円柱部46及び一対の矩形状突部115及び116を貫通している。更にまた、上記では連続した二本の帯状体21及び25でもってリンク機構4及び5を構成したが、これに代えて、図13の(a)及び(b)に示すように、上下方向で隣接する一対のアーム部材22の対応の端部6及び7に夫々回転自在に嵌装されている軸部材23及び26内で夫々終端している複数の帯状片111及び112を夫々具備してリンク機構4及び5を構成してもよい。この場合、最上位の帯状片111及び112の上端部113(上端部27及び31に相当)並びに最下位の帯状片111及び112の下端部114(下端部29及び33に相当)を除く帯状片111及び112の夫々は、その上端部113及び下端部114で軸部材23及び26の夫々の円柱部46に固着されて円柱部46内で終端しており、最上位の帯状片111及び112は、その上端部113で軸部材28及び32に固着されており、最下位の帯状片111及び112は、その下端部114で最下位の軸部材23及び26の夫々の円柱部46に固着されて円柱部46内で終端している。斯かる帯状片111及び112の場合でも、図12の(a)及び(b)に示すような軸部材23及び26を用いるとよい。
【0056】
ところで上記のブラインド装置1では、上昇・下降機構10により最下位のスラット支持機構8のアーム部材22を持ち上げて下位のスラット9から順次上昇させ、開口部Pを開放状態にするようにしたが、これに代えて、図14及び図15に示すように、上昇・下降機構10を最上位のアーム部材22に連結し、最上位のアーム部材22を持ち上げて上位のスラット9から順次上昇させて開口部Pを閉鎖状態にするようにしてもよい。
【0057】
即ち、図14及び図15に示すブラインド装置1における上昇・下降機構10では、案内機構56によってA及びB方向の走行が案内されるチェーン51の端部53は、ピン部材121に回転自在に連結されており、ピン部材121は、最上位のスラット支持機構8の軸部36と同心に配されていると共に、当該軸部36に固着されてアーム板42から突出して設けられており、電動モータ71の作動によるチェーン51のA及びB方向の走行でもって端部53が下降、上昇されると、最上位のスラット支持機構8のアーム部材22は、ピン部材121を介して同じく下降、上昇されるようになっており、ここで、最下位のスラット支持機構8のアーム部材22は、ピン部材61に回転自在に連結されていると共に、上下方向の移動が案内されるように案内スリット15に配されたスライダ部材122と、一方の端部でスライダ部材122に、他方の端部で縦枠2の底壁部123に夫々連結されたコイルばね124とを具備した引っ張り機構125により弾性的に下方に引っ張られるようになっている。
【0058】
また、図14及び図15に示すブラインド装置1におけるチルト機構11は、軸部材131に回転自在に設けられたカムローラ132と、縦枠2の前壁部133に一体的に設けられたカム突起134と、凹所135を間にしてカム突起134の下方において上下方向に伸びて縦枠2の前壁部133に一体的に設けられたカム面部材136とを具備しており、軸部材131は、最上位のアーム部材22の端部6側の軸部材23と同心に配されていると共に、当該軸部材23の軸部47に固着されてアーム板42から突出して設けられており、リンク機構4の帯状体21の上端部27は、最上位の軸部材23に固着されて当該軸部材23の円柱部46内で終端されている一方、リンク機構5の帯状体25の上端部31は、最上位の軸部材26に固着されて当該軸部材26の円柱部46内で終端されている。
【0059】
図14及び図15に示すブラインド装置1では、開口部Pの開放状態においては、図17に示すように、帯状体21及び25は撓んでおり、カムローラ132はカム面部材136に接触しており、スラット9の夫々は下方に互いに密に重合されて(束ねられて)いる。開口部Pの閉鎖に際しては、まず、電動モータ71が作動されてその出力回転軸の回転により、スプロケットホイール76が回転され、これによりチェーン51がB方向に走行され、図17に示すように、帯状体21及び25もその上端側から伸長され、而してアーム部材22も上方側から上方に持ち上げられる結果、アーム部材22に支持されたスラット9の夫々は、順次、閉鎖方向に持ち上げられる。カムローラ132がカム面部材136に当接して案内されている際には、スラット9がほぼ水平方向の傾動状態に保持される。
【0060】
更に、チェーン51のB方向の走行で、開口部Pの完全閉鎖直前位置で帯状体21及び25が伸びきる一方、帯状体21及び25を介して最下位のアーム部材22がコイルばね124の弾性力に抗して若干上昇されて、カムローラ132が凹所135に臨んでカム面部材136への当接から図16に示すようにカム突起134に当接されると、最上位のアーム部材22が回動され始めて、帯状体25の上端部31が帯状体21の上端部27に対してより持ち上げられるようになり、これにより最上位のスラット9が反時計回りの方向に回動されると共に、最上位のアーム部材22の反時計回りの方向の回動が帯状体21及び帯状体25を介して下位のアーム部材22に伝達されて全てのスラット9がほぼ垂直方向の傾動状態に保持される結果、スラット9により開口部Pは全閉されることになる。その後、電動モータ71の作動が停止され閉鎖動作が完了する。電動モータ71の作動停止が若干遅れて、伸びきった帯状体21及び25において、最下位のアーム部材22が更に上方に引き上げられても、コイルばね124により弾性的に下方に付勢された最下位のスライダ部材122が上方に移動するため、電動モータ71の作動停止の遅れがあっても、帯状体21及び25等が損傷することがない。
【0061】
開口部Pの開放においては、電動モータ71が前記と逆作動され、これによりカムローラ132がカム突起134への当接からカム面部材136への当接に移行して、帯状体21及び25は下方から順次撓むようになる。
【0062】
図14及び15に示すブラインド装置1でも、可撓性の帯状体21及び25と、帯状体21及び25が挿着されていると共に各アーム部材22の端部6及び7に回転自在に連結されている軸部材23及び26とを具備してリンク機構4及び5が構成されているために、リンク機構4及び5を短時間で組立でき、しかも、リンク機構4及び5を軽量化できてスラット9の持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラット9の持ち上げ、下降を容易に行い得る。
【0063】
上記の上昇・下降機構10では電動モータ71を具備して自動でスラット9を持ち上げるように構成したが、これに代えて、手動でスラット9を持ち上げるように上昇・下降機構10を構成してもよい。
【0064】
また上記のブラインド装置1では、中空体からなるスラット9を用いて構成したが、これに代えて、図18及び図19に示すように、板状であって湾曲したスラット本体151と、スラット本体151の一方の面152に一体形成された中空の矩形部153とを具備したスラット9を用いてブラインド装置1を構成してもよく、この場合、図18及び図19に示すスラット9の端部39及び49における矩形部153によって形成される中空部154にスラット支持機構8の嵌合部38を嵌装して斯かるスラット9を支持する。図18及び図19に示すスラット9によれば、更にその軽量化を図り得てスラット9の持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラット9の持ち上げ、下降を容易に行い得る上にスラット9を容易に製造できる。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、リンク機構を短時間で組立でき、しかも、リンク機構を軽量化できてスラットの持ち上げ、下降にそれほど大きな力を必要としなく、スラットの持ち上げ、下降を容易に行い得るブラインド装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一例の斜視図である。
【図2】図1に示す例の一部の側面図である。
【図3】図1に示す例のスラット及び一方の縦枠内の側面説明図である。
【図4】図1に示す例の一方の縦枠内の側面説明図である。
【図5】図1に示す例の平面説明図である。
【図6】図1に示す例のリンク機構の説明図であって、(a)は、その正面説明図、(b)は、その側面説明図である。
【図7】図1に示す例の動作説明図である。
【図8】図1に示す例の動作説明図である。
【図9】図1に示す例の動作説明図である。
【図10】図1に示す例の動作説明図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】図1に示すリンク機構の他の例の説明図であって、(a)は、その正面説明図、(b)は、その側面説明図である。
【図13】図1に示すリンク機構の更に他の例の説明図であって、(a)は、その正面説明図、(b)は、その側面説明図である。
【図14】図1に示す上昇・下降機構及びチルト機構の他の例の説明図である。
【図15】図14に示す上昇・下降機構及びチルト機構の他の例の平面説明図である。
【図16】図14及び図15に示す例の動作説明図である。
【図17】図14及び図15に示す例の動作説明図である。
【図18】本発明のブラインド装置に用いるスラットの他の例の斜視説明図である。
【図19】図18に示す例の断面説明図である。
【符号の説明】
1 ブラインド装置
2、3 縦枠
4、5 リンク機構
8 スラット支持機構
9 スラット
10 上昇・下降機構
11 チルト機構

Claims (11)

  1. 第一のリンク機構と、この第一のリンク機構に並置された第二のリンク機構と、一方の端部が第一のリンク機構に、他方の端部が第二のリンク機構に夫々連結されてなる複数のスラット支持機構と、このスラット支持機構の夫々に支持されたスラットと、スラットを上昇、下降させる上昇・下降機構と、この上昇・下降機構によるスラットの上昇、下降において第一及び第二のリンク機構に相対的な位置変化を生じさせてスラットを傾動させるチルト機構とを具備しており、各スラット支持機構は、略中央部でスラットの端部を支持するアーム部材を具備しており、第一のリンク機構は、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の一方の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備しており、第二のリンク機構は、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の他方の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備しているブラインド装置。
  2. 各帯状体は一本の連続した帯状部材からなり、この帯状部材は、各アーム部材の対応の端部に回転自在に嵌装されている軸部材を貫通している請求項1に記載のブラインド装置。
  3. 各帯状体は、ポリエステル等の合成樹脂製糸の織物若しくは編物の帯又は合成樹脂製の不織布の帯からなる請求項1又は2に記載のブラインド装置。
  4. 各軸部材は、円柱部と、この円柱部の各端面に配された軸部とを具備した合成樹脂製の一体成形物からなり、軸部で各アーム部材の対応の端部に回転自在に嵌装されており、帯状体は、円柱部に一体的に固着されていると共に当該円柱部を貫通している請求項1から3のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  5. 各軸部材は、円柱部の軸心に関して対称の位置に配された一対の矩形状突部を更に具備した合成樹脂製の一体成形物からなり、帯状体は、円柱部及び一対の矩形状突部に一体的に固着されていると共に当該円柱部及び一対の矩形状突部を貫通している請求項4に記載のブラインド装置。
  6. 各帯状体は、上下方向で隣接する一対のアーム部材の対応の各端部に回転自在に嵌装されている軸部材内で終端している複数の帯状片を具備している請求項1に記載のブラインド装置。
  7. 各スラットは中空部を有しており、各スラット支持機構は、アーム部材の略中央部に設けられていると共にスラットの端部における中空部に嵌装された嵌合部を更に具備している請求項1から6のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  8. 各アーム部材は、合成樹脂製のアーム本体と、このアーム本体にスナップフィット式に嵌着されたアーム板とを具備しており、各軸部材は、アーム本体とアーム板とに挟まれて配されている請求項1から7のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  9. 上昇・下降機構は、最下位のアーム部材に連結されており、最下位のアーム部材を持ち上げてスラットを上昇させるようになっている請求項1から8のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  10. 上昇・下降機構は、最上位のアーム部材に連結されており、最上位のアーム部材を持ち上げてスラットを上昇させるようになっている請求項1から8のいずれか一項に記載のブラインド装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のブラインド装置に用いるためのスラット支持機構と第一及び第二のリンク機構との組み合わせ体であって、スラット支持機構は、略中央部でスラットの端部を支持するアーム部材を具備しており、各リンク機構は、可撓性の帯状体と、この帯状体が固着されていると共に各アーム部材の端部に回転自在に連結されている軸部材とを具備しているスラット支持機構とリンク機構との組み合わせ体。
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