JP3883879B2 - ワイヤ放電加工のワイヤ電極走行経路形成装置、及びエンドミル工具刃先のワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工のワイヤ電極走行経路形成装置、及びエンドミル工具刃先のワイヤ放電加工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マシニングセンタなどの工作機械に用いられるボールエンドミルなどの、特にねじれ刃エンドミル工具の刃部の形成加工に有用な、そして前記刃部の形成加工を容易化するワイヤ放電加工の治具であるワイヤ電極走行経路形成装置、そのワイヤ電極走行経路形成装置を備えたエンドミル工具などの刃先加工用のワイヤ放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤ放電加工方法を用いて、エンドミル工具の切刃部を形成加工することが、例えば、特許第2、828、423〜4号明細書及び図面に記載されているように知られている。即ち、このものは下記の如きものである。
得るべき所望形状の切刃形状を持った総形工具(総形エンドミル、または総形へ―ルバイト)の刃先部の形状を加工する方法において、前記総形工具に形成する所望の切刃形状と2番逃げ面形状とを含む刃先部の加工形状のプログラムを予め作成し、水平または垂直軸まわりの回転割出し位置決め可能な回転割出軸とテ―パ加工機能を有した数値制御ワイヤ放電加工機を用い、
予め工具径、工具長に応じた基本形状をシャンク部や刃部に前加工した前記総形工具の工具素材を用意し、前記工具素材のシャンク部を前記回転割出軸のワーク取付部に装着し、
前記予め作成した加工プログラムを実行し前記工具素材に前記総形工具の切刃形状の加工を行う切刃加工工程と、前記2番逃げ面形状の加工を行う逃げ面加工工程とを連続的にワイヤ放電加工により行なう数値制御による総形工具の加工方法、
と言ったものである。
【0003】
即ち、このものは、従来より周知で多用されているテーパ加工機能を備えている数値制御ワイヤ放電加工機に、工具素材を保持する割出し位置決め可能な回転割出軸を付設して、後は予め作成したプログラムにより数値制御ワイヤ放電加工により加工して総形工具を製作するものである。しかしながら、かかる工具の製作方法を、例えばボールエンドミルのように、特にねじれ刃で、外周包絡線形状として、高い寸法、形状精度の球状先端部を、各種の寸法、形状の平面や円弧面を複雑に連ねて所定の形状に加工形成することへの適用は相当に困難なもので、成功は覚束無いものである。
【0004】
図6は、斯種エンドミル工具を、前述従来型のワイヤ放電加工機によって加工形成する場合の、加工部ワイヤ電極1と工具素材2の配置関係の一例を示す部分の側面説明図で、図において、図示しないベッドの後方に立てて設けられたコラムの上下に各前方(紙面前方)に伸長して形成した一対の上下アームの先端部に、上下に相対向して、更新移動するワイヤ電極1の加工部1Aを位置決めして形成するガイドブロック3、4が設けられ、図示では、下ガイドブロック4に対し、上ガイドブロック3を前述テーパ加工機能の1軸、例えば、図示では紙面左右方向のY軸に移動偏倚位置決めして、加工部ワイヤ電極1が、約60°傾斜している状態を示している。
【0005】
5は、前記ベッド上の前方左側部に設けられたテーブルで、該テーブル5上には工具素材2の取付け位置決め治具6を取り付け、該治具6を介して工具素材2を回転割出し軸のC軸7が、前記Y軸廻りの回転割出し制御可能に、かつ前記水平Y軸に制御送り可能に設けられる。 また、前記テーブル5と加工部ワイヤ電極1を上下ガイドブロック3、4を介して支持する上下のアームとは、紙面と直交するX軸方向と、紙面上下方向のZ軸とに相対的に制御位置決め可能に移動するように構成されているものである。
【0006】
なお、図示の場合、上ガイドブロック3は、基板3Aにワイヤ電極1を挿通位置決めするガイド3Bと加工部ワイヤ電極1に沿って加工液を噴射するノズル3C、及び図示しないワイヤ電極供給部から引き出されてきたワイヤ電極1に所定の制動力を与えて前記ガイド3Bに案内供給する案内ローラ3Dを備えているのに対し、下ガイドブロック4は、加工部ワイヤ電極1と同軸の加工液噴射ノズル4Aと内部に位置決めガイド4Bと図示しないワイヤ電極1に加工用電源の一方の端子を接触通電する図示しない通電駒等を収納し、加工液導入配管端子や、電源プラグ等を有する円筒状等のケーシング4Cから成り、加工部を通過してきたワイヤ電極1は、さらに下流の引取りローラ8により所定の張力となるように引っ張り引き取られる。
【0007】
また、前述の工具素材2の取付け位置決め治具6は、例えば所要の工具鋼や、WC-Co合金系の超硬合金等から成る丸棒状の工具素材2を、治具6の基台6Aに、前記回転割出し軸のC軸と同芯、同軸に設けた、例えば、ステンレス製の円筒状の焼ばめ治具6Bに挿通、焼ばめ固定により所定に位置決めして加工の用に供するものである。
【0008】
図7のA及びBは、一例の2枚刃ボールエンドミルの先端の正面図A図と、A図を180°回転させて前方側面から見た側面図で、210と220は前記2枚刃の各切刃で、図Aで上右側の切刃210を主として加工すべき面に付き説明すると、211、221は切刃210と220の各外周面、212、222は切刃210、220の各先端稜線面、213、223、214、224、及び215、225は各第1、第2、及び第3の各逃げ面、216は先端切刃210のすくい面、217は側部切刃のすくい面、及び218は側部切刃間の逃げ面である。
【0009】
図から明らかなように、2枚刃の切刃210、220は、正面から見て大きな曲率のS字状を為しており、即ち所定のねじれを有し、かつその各先端稜線面212、222は円弧または球面状に盛り上がっている所から、該切刃210、220は勿論、該切刃210、220に続く、すくい面216、217や、逃げ面213、223、215、225等の加工形成は難しく、前述の如き汎用機的な数値制御ワイヤ放電加工機によっては、加工成形が難しいのである。
【0010】
そこで本発明の目的は、所望の切刃形のエンドミル工具、即ち、従来より、ワイヤ放電加工では自動の加工形成が困難とされてきたねじれ刃の、さらには先端が高精度に球形のボールエンドミル工具を、例えば丸棒状等の無垢の工具素材からでも加工形成を可能とするワイヤ放電加工の治具であるワイヤ電極走行経路形成装置、及び該ワイヤ電極走行経路形成装置を備えたワイヤ放電加工装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述の本発明の目的は、(1)テーブルまたは加工ヘッドの一方に設けられるか、テーブルまたは加工ヘッドの一方が兼用してもよい取付けベースと、
該取付けベースの表面に、該表面に沿って所望の角度の旋回位置決めをするように枢軸を介して取り付けられた旋回テーブルと、該旋回テーブルの旋回位置決め駆動手段と、
ワイヤ電極が更新移動する張架加工部を形成するように間隔を置いて取り付けられた一対のガイドブロックを有する支腕と、
該支腕の一端側を支点として支持し、他端を旋回テーブル表面に垂直方向に旋回位置決めするように旋回テーブル上に取り付けられた支腕旋回制御手段と、
前記取付けベース廻りに設けられるワイヤ電極の供給引取手段に対して、前記旋回支腕のガイドブロック間の加工部にワイヤ電極を供給および引き取るように走行させるワイヤ電極の引廻し手段とを有し、相対的に直交3軸方向の移動制御が可能な前記テーブルと加工ヘッドとの他方に設けた、工具素材を取り付ける割出し位置決め可能な回転割出軸と前記加工部ワイヤ電極が交叉するように相対向して配置されるワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0012】
また、前述の本発明の目的は、(2)前記取付けベースが前記テーブル上に水平に設けられ、前記回転割出軸が加工ヘッドの電極取付定盤にテーブル面と直交する垂直軸に設けられる前記(1)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0013】
又、前述の本発明の目的は、(3)前記回転割出軸に、前記工具素材を取り付けたホルダの自動交換着脱用の保持手段が設けられている前記(1)または(2)に記載のワイヤ電極走行経形成装置とすることにより達成される。
【0014】
また、前述の本発明の目的は、(4)前記旋回テーブルが、その旋回位置決め枢軸を中心とする扇状の円弧板体で、旋回位置決め駆動手段が、板体の外周円弧に係合して設けられている前記(1)、(2)または(3)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0015】
また、前述の本発明の目的は、(5)前記支腕が、一対のガイドブロック間の長さを所要に調整設定可能に伸縮可能な構成である前記(1)、(2)、(3)または(4)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0016】
また、前述の本発明の目的は、(6)前記一対のガイドブロックの少なくとも一方に加工部ワイヤ電極に沿う加工液噴射ノズルを有する前記(1)、(2)、(3)、(4)または(5)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0017】
また、前述の本発明の目的は、(7)前記旋回位置決め駆動手段と支腕旋回制御手段とが夫々に回転角度を検出位置決めする所要のロータリィエンコーダを有する前記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)または(6)に記載のワイヤ走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0018】
また、前述の本発明の目的は、(8)前記テーブルが、加工槽内において垂直軸に相対的に移動する主軸の加工ヘッド移動体と相対向する放電加工機の水平テーブルである前記(2)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0019】
又、前述の本発明の目的は、(9)前記扇状の円弧板体から成る旋回テーブルの外周円弧には、前記旋回位置決め駆動手段の出力軸に設けた歯車に噛み合う円弧歯車が構成されており、該円弧歯車を覆う円弧カバーが設けられている前記(8)に記載のワイヤ走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0020】
また、前述の本発明の目的は、(10)前記円弧歯車と旋回位置決め駆動手段の出力歯車との噛み合い部に対し、清浄加工液の噴射手段が設けられている前記(9)に記載のワイヤ電極走行経路形成装置とすることにより達成される。
【0021】
そして、更に、前述の本発明の目的は、(11)所要の形成すべき切刃形状を持ったエンドミル工具の刃先部の形状を加工する装置において、
ベッド上に水平に固定して設けたテーブルと、
該テーブルに垂直に相対向して制御移動するように主軸を保持した加工ヘッドを水平直交2軸に制御移動可能に設けた加工ヘッド移動体と、
前記主軸に前記テーブルに対する垂直軸の制御送りを与える送り制御サーボモータと、
前記主軸を軸の廻りに回転割出軸とし作動させる回動制御サーボモータと、
加工される工具素材を取り付けたホルダの自動交換着脱用に前記主軸先端部に設けられた保持手段と、
前記テーブル上に設ける取付けベースの水平表面に、該表面に沿って所望角度の旋回位置決めをするよう枢軸を介して設けた旋回テーブルと、
該旋回テーブルの旋回位置決め駆動手段と、
ワイヤ電極が更新移動される張架加工部を形成するように間隔を置いて取り付けられた一対のガイドブロックを有する支腕と、
該支腕の一端側を支点として支持し、他端を旋回テーブル面に垂直方向に旋回して位置決めするように旋回テーブル上に取り付けられた支腕旋回制御手段と、
前記取付けベース廻りに設けられるワイヤ電極の供給引取手段と、
前記旋回する支腕のガイドブロック間の加工部にワイヤ電極を供給および引取るように走行させる案内および方向変更プーリを含むワイヤ電極走行経路形成手段と、
を備え、さらにワイヤ放電加工を実行するためのワイヤ電極と工具素材間に給電されるワイヤ放電加工用電源、加工液を加工部に流通介在せしめる加工液の循環供給装置、及び前記垂直軸、水平直交2軸、主軸の回転割出軸、工具素材を取り付けたホルダの自動交換手段、旋回位置決め駆動手段、並びに支腕旋回制御手段を、予めの作成プログラムにより読み出し制御作動させる数値制御装置を含む制御装置から成るワイヤ放電加工装置とすることにより達成されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明のワイヤ電極走行経路形成装置を、形彫放電加工装置の水平2軸の加工テーブル上に設置した状態の要部を示した図1の正面図、同じく加工テーブルまたは、加工槽上方から見た図2の平面図、及び図2の状態から旋回テーブルが作成機仕様の約1/4の旋回角度旋回した状態を示す図3の平面図により説明する。
【0023】
10はベッドで、加工テーブル11が図示しない加工槽中に設けられる。前記べッド10と加工テーブル11にクロススライドを設け、加工テーブル11にまたは加工槽をベッド10に対して、図示の場合紙面に垂直な前後方向のX軸と紙面に沿う左右方向のZ軸とからなる水平2軸に制御移動可能に構成することもできるが、後述するように、加工テーブル11などを移動させることにより、テーブル上に設けたワイヤ電極走行経路形成装置に対する加工槽外に設けられるワイヤ電極の供給、引取手段からの走行経路長が変動して、張力変動が生じるのを避けるため、加工テーブル11はベッド10に対して固定して設けるのが望ましい。
【0024】
そして、図示しないが、例えば、前記ベッド10上に、前記紙面に垂直なX軸に制御移動可能にコラムを設け、該コラムに前記紙面に平行な左右のZ軸に制御移動可能に移動ラムを設け、該移動ラムに、前記加工テーブル11に垂直に相対向して紙面に平行な上下のY軸に制御送り可能な主軸12を有する加工ヘッド9が設けられ、該加工ヘッド9は主軸12の回転割出軸7のC軸を有し、さらに主軸先端には、必要に応じて電極取付定盤13が設けられ、該電極取付定盤13に工具素材2を取り付けたホルダを自動着脱交換する保持手段14が設けられているもので、前記ホルダの自動交換手段や加工ヘッド9側方に設けられる工具素材2を取り付けたホルダを所要個数収納する工具素材ホルダのマガジンなどは、図示が省略されている。
【0025】
15は、本発明のワイヤ電極走行経路形成装置の取付けベースであって、図示実施例の場合は、これが加工ヘッド9の電極取付定盤13側ではなく、加工槽内のテーブル11上に固定して設けられるので、専用機的に構成される場合には、前記取付けベース15は、加工テーブル11や電極取付定盤13に兼用させることが出来る。
【0026】
16は、前記取付けベース15の表面に、該表面に沿って所要の角度旋回位置決め可能な枢軸17を介して取り付けられた後述V軸の旋回テーブルで、図示のようにその旋回位置決め枢軸17を回転中心とする所望角度の扇状の円弧板体からなる。 この旋回テーブル16の外周円弧面には歯車16Aが設けられ、該歯車16Aに前記取付けベース15上に設けた旋回位置決め駆動手段18の出力ピニオン歯車18Aが噛み合う。 前記旋回位置決め駆動手段18は、回転サーボモータと、例えば、80万分割等の高分解能の、ロータリィエンコーダを内臓し、前記90°以内のV軸角度を、微細に制御して位置決めすることができる。 即ち、前記円弧面の歯車16Aと前記ピニオン歯車18Aとの間に、ワイヤ放電加工屑等が沈降堆積して介在する事がないように、歯車16Aの有効歯部分を覆う円弧状カバー16Bが設けられ、そして、図示してないが、さらに必要ならば、前記円弧状の歯車16Aとピニオン歯車18Aとの噛合い部にワイヤ放電加工液の清浄加工液を噴射するノズルを設けておくようにするものである。
【0027】
19はワイヤ電極1が更新移動する張架加工部1Aを形成するように間隔を置いて取り付けた一対のガイドブロック3、4を有する支腕で、一対のガイドブロック3、4としては、前述図6に記載説明のものとは、一本のアーム状の支腕19に間隔を置いて取り付けられている構成の点を除き実質上同一である。そして、前記支腕19の前記ガイドブロック4の在る側の端部が、前記旋回テーブル16上に固定して設けた支腕旋回制御手段20の回転出力軸に連結していて、該支腕19の先端側を旋回テーブル16面に垂直に旋回してW軸の傾斜角度の位置決めするものである。
【0028】
前記支腕旋回制御手段20は、回転サーボモータと、例えば、80万分割等の高分解能の、ロータリィエンコーダを内蔵し、支腕19が、即ち、ワイヤ電極1の加工部1Aが、旋回テーブル16上において、前述水平なZ軸に平行な状態から垂直の90°に迄立ち上がって、YZ平面上に、Y軸に平行に立つ状態迄の、ワイヤ電極加工部1Aの旋回立ち上げによる傾斜角度の位置決めが可能なものである。
【0029】
そして、前記支腕19は、ガイドブロック4が取り付けられている支腕旋回制御手段20の回転出力軸への連結部を支腕基部19Aとして軸方向に、即ちワイヤ電極加工部1Aの長さを決定する一対のガイドブロック3、4間の長さを、所要に調整設定可能に伸縮可能に構成されるもので、前記支腕基部19Aには、支腕19の所定長での位置決め固定と、支腕19の繰出しと引込みを可能にする弛緩締付けハンドル19Bが設けられている。
【0030】
かくして、ワイヤ電極加工部1Aは、XZ平面上において、W軸動作として、水平Z軸に平行な状態から、YZ平面に沿い、前記XZ平面と直交する垂直状態に立上がる任意の傾斜角度を取る間に、前記支腕19の基部19Aを連結して支持する支腕旋回制御手段20の回転出力軸が、V軸動作として、XZ平面上のZ軸と平行な状態から、該平面に沿って水平に最大約90°、図示の場合約70°の範囲にわたって旋回位置決めし得るものであるから、前記ワイヤ電極加工部1Aは、任意の傾斜角度において、多様な姿勢を採り得るものであり、前述工具素材2とワイヤ電極加工部1A間に与えられるX、YおよびZ軸の各軸方向の相対移動と、さらに前記工具素材2にその中心軸の廻りの回転として与えられるC軸動作としての回転割出しの制御移動作動と相俟って、両者間により多様で複雑なワイヤ放電加工の時々刻々に変化する制御された姿勢を与えられて目的とする加工を実現させ得ることが判る。
【0031】
次に、前述のような支腕19上の一対のガイドブロック3、4間を所定軸方向長さの加工部1Aを形成して連続的に更新移動するワイヤ電極1の張架走行する供給、引取りの構成について説明すると、図示の場合、図示していないが、ワイヤ電極1の公知慣用の供給手段と引取り手段とは共に加工部左側の加工槽外部に設けられている。前記ワイヤ電極供給手段から所定に制動を制御しながら送り出されたワイヤ電極1は、適宜必要に応じて設けられた案内経路、案内プーリ等を介して、加工テーブル11または加工槽に固定して設けた案内手段21に到り、該案内手段21に設けた供給側の方向変更案内プーリ22Aにより下方に誘導し、旋回プレート16上の2個の案内プーリ23A、24Aを介して、位置決め案内プーリ25Aを経て前記支腕19の旋回支点側のガイドブロック4側から加工部1Aへと供給される。
【0032】
前記加工部1Aにおいて、ワイヤ放電加工の用に供されたワイヤ電極1は、ガイドブロック3のガイド3B部からローラ3Dを介して引き出され、位置決め案内プーリ25B、および案内プーリ24B、23Bを経て、案内手段21、または加工槽の固定側の案内プーリ26および方向変更案内プーリ27によって上方に誘導され、前記供給導入側の方向変更案内プーリ22Aと同軸に設けた引取り排出側の方向変更案内プーリ22Bを経て、図示しない引取り手段8によりワイヤ電極加工部1Aが所定の一定張力状態を保つよう制御しながら引き取り、バケットなどの回収手段により回収するものである。
【0033】
上述、図示説明の実施例では、ワイヤ電極1が、ワイヤ放電加工部の一方,左側から供給されるとともに、引き取り回収される構成となっているが、例えば右側から供給されて左側から回収されるワイヤ電極1の折返し張架走行経路のない張架走行の引廻し形成の構成とすることができるものである。また、前記取付けベース15上、または加工槽内もしくは周縁部などにスペース的に余裕がある場合には、ワイヤ電極の供給、引取り手段の両方または一方を、取付けベース15や加工槽またはベッド10などに指示させるなどして設けられること勿論である。同様に前記支腕19に設けられる一対のガイドブロック3、4としては、図示実施例のように、別異のガイドブロックを用いる必要はなく、その構成としても図示のものに限られるものではなく、加工作動に伴う移動において、自己及び周囲の介在物と干渉を生じない形状または寸法のものであれば良い。ただし、その場合、ワイヤ電極1に対するワイヤ放電加工電源の接続給電は、ワイヤ電極加工部1Aよりもワイヤ電極の供給上流側にて行なうよう構成することが好ましい。
【0034】
28は旋回テーブル16が枢軸17を中心として、駆動手段18により回動されるとき、外周円弧部分において取付けベース15が受けるように介設されたベアリングで、この場合旋回テーブル16の外周の円弧方向に所望の間隔を置いて2個設けられている。その構造は一例を図4の断面図Aと、組立図Bとに示すように、ローラ28Aを回転自在に取り付けた円盤状ローラベース28Bが、取付けベース15に形成された取付け凹嵌部28Cに嵌込み固定され、該ローラベース28Bの外周と取付け凹嵌部28Cの内周面間に形成される環状隙間に、例えば、円周上の4点において、発条28Eで浮動して旋回テーブル16の下面に摺接するように嵌込まれる防塵用のジュラコンリング28Dとから成る。そして、該ベアリング28に対する防塵のためには、該ベアリング28内に清浄加工液を加圧状態で導入する構成とすることが好ましい。
【0035】
29は、前記旋回テーブル16の外周円弧部分の前記2個のベアリング28の中間に設けられる押えローラ具で、その構成の一例は、例えば、図5に示すように、取付けベース15に固定する取付け具29Aと押えローラ29Bとから成り、旋回テーブル16を前記2個のベアリング28の各ローラ28Aと適度な圧力で接触させ、旋回テーブル16の円滑で、がたのない旋回運動を確保させる。 そして、前述防塵の幇助に必要ならば、前記取付け具29Aの円弧方向の両端または一端側に、旋回テーブル16の外周円弧歯車16Aに対応する取付けベース15上の円弧状の表面部分を旋回移動に伴ってスクレープなどをするワイパ30を設けるのが良い。
【0036】
次に、前述図6A、Bに示した1例のボールエンドミル工具の切刃先端の稜線面212、222、切刃の外周面211、各種逃げ面213、223、214、224、及び215、225、先端切刃のすくい面216、側部切刃のすくい面217、並び刃間逃げ面218等の各面を、前述本発明のワイヤ電極走行経路形成装置を、前述実施例の固定の水平加工テーブル16に対して、XY及びZの3軸に移動制御が可能であるとともに、鉛直のY軸の廻りの制御回動が可能な回転割出し軸(C軸)を備えた形彫り放電加工機に設置して加工する場合、各加工面毎の、設定角度条件や加工送り軸等につき説明するが、これは、各加工面の加工の順序や加工のプログラム等を説明しているものではない。
【0037】
(1)切刃の外周側面211、
W軸の角度0°、C軸の角度12°の設定で、Y軸送りにより加工する。
(2)切刃先端の稜線面212、
W軸15°、C軸12°、及びV軸12°の設定で、XY2軸の時計廻りの円弧補間(G02)による加工を、前記W軸を20°まで、また前記C軸を角度−12°まで変化させながら加工する。
(3)第1逃げ面213、
W軸30°、C軸12°、及びV軸12°の設定で、XY2軸の時計廻りの円弧補間(G02)による加工を、前記W軸を35°まで、また前記C軸を−12°まで変化させながら加工する。
(4)第2逃げ面214、
W軸60°、C軸22.5°で、X軸送りにより加工する。
(5)第3逃げ面215、
W軸60°で、XY平面がY軸に対して110°傾く方向に送って加工する。
(6)先端切刃のすくい面216、
W軸60°及びC軸30°で、XY平面がY軸に対して1.5°から110°傾く方向に、前記C軸を−30°まで変化させながら送って加工する。
(7)側部切刃のすくい面217、
W軸70°で、C軸をリードに合わせて回転するように、Y軸に送って加工する。
(8)刃間逃げ面218、
W軸70°で、C軸を0°から130°迄回転させながらY軸に送って加工し、リード逃げを形成する。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のワイヤ電極走行経路形成装置によれば、加工テーブルと之と相対向する加工ヘッド間に置いて、XYZ3軸方向の相対移動が可能であると共に、前記加工ヘッドに鉛直または加工テーブルに水平に棒状工具素材を取り付けた回転割出軸を有する形彫り放電加工機に取り付けることにより、エンドミル、それもねじれがあるボールエンドミル工具のような、複雑な切刃、すくい面、及び各種逃げ面等から成る外形球状体を自動制御により加工形成することが可能となると言う優れた効果を奏する。
しかして、前記ボールエンドミル等の工具としては、上述した超硬合金材を素材とするものに代えて、前記切刃先端の稜線面に、ダイアモンド砥粒や超砥粒などを埋め込みまたは焼結、溶着などにより取り付けた態様の工具が製作、提供されるようになって来ているが、上述本発明の装置を使用すれば、そのような砥粒などを所要に取り付けた工具素材から、目的とする工具を確実に精度高く加工形成することができ、しかも安価に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のワイヤ電極走行経路形成装置を形彫放電加工機の水平2軸テーブル上に設置した状態の要部を示す正面図。
【図2】図1の状態を上方から見た要部の平面図。
【図3】図1の状態において、旋回テーブルが、平面に沿って枢軸の廻りに仕様の約1/4の角度旋回した状態を、図2と同じく上方から見た平面図。
【図4】本発明における取付けベースと旋回テーブルとの間に介設されるベアリングの一例を示す断面図Aと組立図B。
【図5】同じく、取付けベースに対する旋回テーブルの押えローラ具の一例を示したもの。
【図6】エンドミル工具を、従来型のテーパ加工機能を有するワイヤ放電加工機によって加工する場合の、加工部ワイヤ電極と工具素材の配置関係の一例を示す部分の側面説明図。
【図7】A及びBは、2枚刃ボールエンドミルの一例の先端正面図と側面図。
【符号の説明】
1、 ワイヤ電極
1A、 ワイヤ電極加工部
2、 工具素材
3、4、 ガイドブロック
3A、 基板
3B、4B、 ガイド
3C、 ノズル
3D、 案内ローラ
4A、 同軸噴射ノズル
4C、 ケーシング
5、 テーブル
6、 取付け治具
6A、 基台
6B、 焼ばめ治具
7、 回転割出し軸(C軸)
8、 引取ローラ
9 加工ヘッド
10、 べッド
11、 加工テーブル
12、 主軸(Y軸)
13、 電極取付定盤
14、 自動交換用着脱保持手段
15、 取付けベース
16、 旋回テーブル
16A、 歯車
17、 枢軸(V軸)
18、 旋回位置決め駆動手段
18A、 ピニオン歯車
19、 支腕(W軸)
19A、 支腕基部
20、 支腕旋回制御手段
21、 案内手段
22A、22B、27、 方向変更案内プーリ
23A、24A、23B、24B、26、 案内プーリ
25A、25B、 位置決め案内プーリ
26、27、 案内プーリ
28、 ベアリング
29、 押えローラ具
210、220、 2枚刃ボールエンドミルの各切刃
211、 切刃の外周面
212、222、 切刃先端の稜線面
213、223、 第1逃げ面
214、224、 第2逃げ面
215、225、 第3逃げ面
216、 先端切刃のすくい面
217、 側部切刃のすくい面
218、 刃間逃げ面

Claims (11)

  1. テーブルまたは加工ヘッドの一方に設けられるか、テーブルまたは加工ヘッドの一方が兼用してもよい取付けベースと、
    該取付けベースの表面に、該表面に沿って所望角度の旋回位置決めをするように枢軸を介して取り付けられた旋回テーブルと、
    該旋回テーブルの旋回位置決め駆動手段と、
    ワイヤ電極が更新移動する張架加工部を形成するように間隔を置いて取り付けられた一対のガイドブロックを有する支腕と、
    該支腕の一端側を支点として支持し、他端を旋回テーブル表面に垂直方向に旋回位置決めするように旋回テーブル上に取り付けられた支腕旋回制御手段と、
    前記取付けベース廻りに設けられるワイヤ電極の供給引取手段に対して、前記旋回する支腕のガイドブロック間の加工部にワイヤ電極を供給および引取るよう走行させるワイヤ電極の引廻し手段とを有し、
    相対的に直交3軸方向の移動制御が可能な前記テーブルと加工ヘッドとの他方に設けた、工具素材を取り付ける割出し位置決め可能な回転割出軸と前記加工部ワイヤ電極が交叉するように相対向して配置されるものであることを特徴とするワイヤ電極走行経路形成装置。
  2. 前記取付けベースが、前記テーブル上に水平に設けられ、前記回転割出軸が加工ヘッドの電極取付定盤にテーブル面と直交する垂直軸に設けられるものであることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  3. 前記回転割出軸に、前記工具素材を取り付けたホルダの自動交換着脱用の保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  4. 前記旋回テーブルが、その旋回位置決め枢軸を中心とする扇状の円弧板体で、旋回位置決め駆動手段が、板体の外周円弧に係合して設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  5. 前記支腕が、一対のガイドブロック間の長さを所要に調整設定可能に伸縮可能な構成であることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  6. 前記一対のガイドブロックの少なくとも一方に加工部ワイヤ電極に沿う加工液噴射ノズルを有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  7. 前記旋回位置決め駆動手段と支腕旋回制御手段とが夫々に回転角度を検出位置決めする所要のロータリィエンコーダを有するものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  8. 前記テーブルが、加工槽内において垂直軸に相対的に移動する主軸の加工ヘッド移動体と相対向する放電加工機の水平テーブルであることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  9. 前記扇状の円弧板体から成る旋回テーブルの外周円弧には、前記旋回位置決め駆動手段の出力軸に設けた歯車に噛み合う円弧歯車が構成されており、該円弧歯車を覆う円弧状カバーが設けられていることを特徴とする請求項8に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  10. 前記円弧歯車と旋回位置決め駆動手段の出力歯車との噛み合い部に対し、清浄加工液の噴射手段が設けられていることを特徴とする請求項9に記載のワイヤ電極走行経路形成装置。
  11. 所要の形成すべき切刃形状を持ったエンドミル工具の刃先部の形状を加工する装置において、
    べッド上に水平に固定して設けたテーブルと、該テーブルに垂直に相対向して制御移動するように主軸を保持した加工ヘッドを水平直交2軸に制御移動可能に設けた加工ヘッド移動体と、
    前記主軸に前記テーブルに対する垂直軸の制御送りを与える送り制御サーボモータと、
    前記主軸を軸の廻りに回転割出軸とし作動させる回動制御サーボモータと、
    加工される工具素材を取り付けたホルダの自動交換着脱用に前記主軸先端部に設けられた保持手段と、
    前記テーブル上に設ける取付けベースの水平表面に、該表面に沿って所望角度の旋回位置決めをするよう枢軸を介して設けた旋回テーブルと、
    該旋回テーブルの旋回位置決め駆動手段と、
    ワイヤ電極が更新移動される張架加工部を形成するように間隔を置いて取り付けられた一対のガイドブロックを有する支腕と、
    該支腕の一端側を支点として支持し、他端を旋回テーブル面に垂直方向に旋回して位置決めするように旋回テーブル上に取り付けられた支腕旋回制御手段と、
    前記取付けベース廻りに設けられるワイヤ電極の供給引取手段と、
    前記旋回する支腕のガイドブロック間の加工部にワイヤ電極を供給および引取るように走行させる案内および方向変更プーリを含むワイヤ電極走行経路形成手段と、
    を備え、さらにワイヤ放電加工を実行するためのワイヤ電極と工具素材間に給電されるワイヤ放電加工用電源、加工液を加工部に流通介在せしめる加工液の循環供給装置、及び前記垂直軸、水平直交2軸、主軸の回転割出軸、工具素材を取り付けたホルダの自動交換手段、旋回位置決め駆動手段、並びに支腕旋回制御手段を、予めの作成プログラムにより読み出し制御作動させる数値制御装置を含む制御装置から成ることを特徴とするワイヤ放電加工装置。
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