JP3881765B2

JP3881765B2 - Front loader piping configuration

Info

Publication number: JP3881765B2
Application number: JP04169698A
Authority: JP
Inventors: 栄一岡本; 真介谷
Original assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date: 1998-02-24
Filing date: 1998-02-24
Publication date: 2007-02-14
Anticipated expiration: 2018-02-24
Also published as: JPH11241361A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農作業等を行うトラクタの前部に装着するフロントローダの油圧シリンダーに作動油を送油する構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来からトラクタ等の走行機体の前部左右側面にメインフレームを立設し、該メインフレーム上部に、サブフレームを用いてリフトアームを回動自在に枢支し、該リフトアームの前端部に装着用部材であるキャリアツールを枢支し、該キャリアツールを用いてアタッチメントであるバケット等を装着し、前記リフトアームを回動させて昇降するフロントローダは公知となっている。
また、各リフトアームには、リフトアームを昇降回動させるリフトシリンダーと、キャリアツールとともにアタッチメントを回動させる作業用シリンダーが配設されている。これらのシリンダーには、各々ベントチューブが連結され、リフトアームの内周面に沿って左右一側のリフトアーム基部に集められ、メインフレーム側部に配したコントロールバルブより分岐した各々対応する油圧ホースを連結し、油圧ポンプからの圧油を圧送し、各シリンダーを伸縮駆動して、リフトアームを昇降したり、バケットを上下に回動するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術において、コントロールバルブがメインフレーム外側に配置され、該コントロールバルブより分岐した油圧ホースをリフトアーム内周面に集合させたベントチューブに連結させるために、メインフレームやリフトアーム基部を跨いで連結させる必要があり、リフトアームの下降時に油圧ホースが屈曲してホース内部に油圧がかからなかったり、リフトアームの昇降回動時に油圧ホースがリフトアーム等に当たって傷ついたりすることがあった。
また、油圧ホースやコントロールバルブが、メインフレームの外側にあると、外部の障害物に接触されて損傷し易くなっており、また、外観を損なうものでもあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するために、次の如く構成したものである。
走行車体の左右側部よりメインフレーム（１０）を立設し、該メインフレーム（１０）にサブフレーム（１４）を着脱自在に支持し、該サブフレーム（１４）にフロントローダ（２）の回動基部であるリフトアーム（１８）を枢支し、該フロントローダ（２）にリフトシリンダー（２０）と作業機シリンダー（２２）を配置し、該シリンダー（２０・２２）への送油を制御するコントロールバルブ（４０）を、前記メインフレーム（１０）内側に配し、該コントロールバルブ（４０）に配管を接続して、該配管をリフトアーム（１８）の内周面に沿って配設し、前記リフトアーム（１８）回動基部において、該シリンダー（２０・２２）側の配管とコントロールバルブ（４０）側との配管接続を、スイベルジョイント（４３）で連結すべく構成し、該スイベルジョイント（４３）を、該リフトアーム（１８）の基部を回動可能に枢支する枢支軸（１２）と同一軸芯上で、前記サブフレーム（１４）の側に配設したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図１はトラクタの前部にローダを装着した側面図、図２は同じくフロントローダを示す部分平面図、図３は本発明の油圧配管の連結構成を示す側面図、図４は同じく平面図、図５はスイベルジョイント継手の断面図、図６はフロントローダ側の配管を機体側に連結させる構成を示す側面図、図７は同じく側面図、図８は配管の連結構成を示す断面図である。
【０００６】
図１において、本実施例のトラクター１について説明する。
前輪７及び後輪８によって支持される機体フレーム３の上部において、前方にエンジンを覆うボンネット４を配置している。
【０００７】
そして、前記機体フレーム３の前両側部のフロントローダ２を取り付けるためにメインフレーム１０・１０下部を固設し、該メインフレーム１０・１０を上方に向けて突設し、該メインフレーム１０上部にフロントローダ２の支持部材であるサブフレーム１４を着脱可能としている。前記メインフレーム１０は、図２、図３、図６に示すように、機体フレーム３に取り付けるための前後方向に延設した固定部１０ａと、該固定部１０ａより側上方へ延出した装着部１０ｂとにより側面視略逆Ｔ型に形設している。前記メインフレーム１０の装着部１０ｂの前上部には係合凹部１０ｄを形設し、後上部には左右にピン孔を有する嵌合筒１０ｃを固設し、サブフレーム１４側の後述するピンを用いて容易に装着される。更に、左右の前記メインフレーム１０はボンネット４後部上方を跨ぐ補強フレーム１１によって連結して補強され、フロントローダ２を支持する剛性を高めている。
【０００８】
また、前記サブフレーム１４は二枚の板体を平行状に配置し、図示せぬ連結部材を用いて連結している。該サブフレーム１４の下部には係合用の係合ピン１６が横架され、サブフレーム１４後部の上下途中部には締結ピン挿入孔１４ａを開口している。該締結ピン挿入孔１４ａの開口位置は、係合ピン１６をメインフレーム１０の係合凹部１０ｄに係合した場合に、締結孔１０ｃと軸芯を同じくする位置である。さらにサブフレーム１４前面には、上方よりリンクロッド２５後部と、リフトアーム（１８）基部の枢支軸（１２）と、その下方にリフトシリンダー２０のロッドが枢支される孔を開口している。
【０００９】
そして、前記サブフレーム１４をメインフレーム１０の上部に配置し、係合ピン１６を係合凹部１０ｄに係合し、締結ピン挿入孔１４ａの軸芯をメインフレーム１０の締結孔１０ｃの軸芯と合わせて、サブフレーム１４の側方より締結ピン１７を締結ピン挿入孔１４ａに挿入して、サブフレーム１４の他面で締結ピン１７の他端をナット等を用いて係止し、サブフレーム１４がメインフレーム１０上部に装着される。
【００１０】
次に、前記フロントローダ２について図１、図２を用いて説明する。
該フロントローダ２は、メインフレーム１０・１０に連結した左右のサブフレーム１４に枢支した前記リフトアーム１８・１８、リフトアーム１８・１８前部を連結する前後二本の連結フレーム３０・３１と、リフトアーム１８・１８前端部に枢支するキャリアツール２９、該キャリアツール２９によって装着するバケット５０等のアタチメントより構成されている。前記リフトアーム１８は、前後方向略中央部を屈曲する側面視「く」字状に構成してあり、屈曲した中央部左右両面にブラケット１９を固設し、剛性を高めるとともに、前記サブフレーム１４との間にリフトシリンダー２０を介装し、リフトシリンダー２０の伸縮駆動によってリフトアーム１８を上下方向に昇降させる。
【００１１】
また、前記ブラケット１９の上後部に連結体２１を前後方向に回動自在に枢支し、連結体２１の後部に前記リンクロッド２５が枢支され、リフトアーム１８の昇降とともに連結体２１を前後回動させる。更に、前記連結体２１の前部に作業機シリンダー２２の基部を枢支し、作業機シリンダー２２のロッドの先端部にアーム２３・２４を介してキャリアツール２９を連結し、バケット５０をその姿勢に維持した状態で昇降する平行リンク機構が構成されている。
【００１２】
また、前記アーム２３・２４と作業機シリンダー２２の枢支部に下部ステー６４が枢支され、作業機シリンダー２２基部から後上方に上部ステー６１を突設し、該上部ステー６１上部にリング体６２が固設されている。該下部ステー６４に回動角表示棒６３下部を枢支し、回動角表示棒６３途中部を前記リング体６２内に貫通挿入して係止し、作業機シリンダー２２と回動角表示棒６３とを平行状に配している。
【００１３】
前記回動角表示棒６３の途中部が凹状に屈曲されて凹部６３ａが形成され、前記バケット５０の底面が水平方向に維持される時に凹部６３ａがリング体６２に位置するように構成し、作業機シリンダー２２を伸縮させると、回動角表示棒６３が上下方向に摺動し、凹部６３ａがリング体６２より上または下に移動し、バケット５０はチルトする。よって、この凹部６３ａの移動方向は運転席のオペレーターから容易に視認することができ、バケット５０はボンネット４に隠れた位置にあっても、バケット５０の回動角度は凹部６３ａの位置で容易に判断することができるのである。
【００１４】
また、前記リフトアーム１８前部の後面には、図６に示すように、スタンド体３２が配設されている。前記スタンド体３２は棒状に形成され、リフトアーム１８前部の後面（下面）にスタンド体３２下端が枢支され、スタンド体３２上部を上下に回動可能としている。該スタンド体３２の枢支位置より上方にストッパー３３の一端が枢支され、該ストッパー３３を下方に回動してスタンド体３２途中部にストッパー３３の他端を係止することによってスタンド体３２を後下方に突設した傾斜状に保持できる。このようにしてスタンド体３２・３２とバケット５０とでフロントローダ２を支持することによって、フロントローダ２をトラクター１側に装着したり、取り外したりするときに、サブフレーム１４・１４とメインフレーム１０・１０との間で容易に着脱できるのである。
【００１５】
次に、前記リフトシリンダー２０と作業機シリンダー２２への作動油を送油する配管構成について説明する。前記リフトシリンダー２０と作業機シリンダー２２は複動形のシリンダーであり、リフトシリンダー２０に上昇用と下降用のベントチューブ３４・３４が接続され、作業機シリンダー２２に上昇回動用と下降回動用のベントチューブ３５・３５が接続され、ローダ側の配管としている。この４本のベントチューブ３４・３４・３５・３５は、図２、図３に示すように、リフトアーム１８・１８と連結フレーム３０とで囲まれる内周面に沿って配設され、進行方向の右側のリフトアーム１８の回動基部に集められている。更に、前記ベントチューブ３４・３４・３５・３５の途中部には分岐管３６・３６・３６・３６が介装され、右側のリフトアーム１８に配したリフトシリンダー２０と作業機シリンダー２２に圧油が取り出される。
【００１６】
更に、前記リフトアーム１８内周面の回動基部側に増速バルブ３７が固設されている。該増速バルブ３７の二次側に油圧ホース３８・３８を接続し、該油圧ホース３８・３８他端が対応する上昇用ベントチューブ３４と下降用ベントチューブ３４に接続され、増速バルブ３７を切り替えてリフトシリンダー２０の伸長速度を増速可能としている。前記増速バルブ３７の一次側には連結用油圧ホース３９・３９が接続され、該連結用油圧ホース３９・３９をリフトシリンダー２０の回動基部側に延設し、作業機シリンダー２２に接続したベントチューブ３５・３５端部の下方に配置し、機体側の配管と接続するようにしている。
【００１７】
一方、進行方向の右側の前記メインフレーム１０（装着部１０ｂ）と機体フレーム３との間には、コントロールバルブ４０が配置され、機体外部の障害物と干渉しないように保護している。前記コントロールバルブ４０には、リフトシリンダー２０側に圧油を送油する上昇用と下降用の油圧ホース４１・４１が接続され、さらに作業機シリンダー２２側に圧油を送油する上昇回動用と下降回動用の油圧ホース４２・４２が接続され、機体側の配管としている。前記コントロールバルブ４０内部にリフトシリンダー２０を伸縮駆動させる図示せぬ昇降用切替弁と作業機シリンダー２２を伸縮駆動させる作業機用切替弁が配設されている。
【００１８】
更に、前記コントロールバルブ４０内には、図示せぬ油圧ポンプより圧油が送油され、前記昇降用切替弁を介して上昇用又は下降用の油圧ホース４１に圧油が送油され、前記作業機用切替弁を介して上昇回動用又は下降回動用の油圧ホース４２に圧油が送油される。こられの機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２は、メインフレーム１０の内側を上方に延設され、前記リフトアーム１８基部の枢支軸１２の内側方に配設され、ローダ側の配管である前記ベントチューブ３５・３５と連結用油圧ホース３９・３９に連結可能となっている。
【００１９】
このリフトアーム１８基部の枢支軸１２の内側方には、前記機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２とローダ側のベントチューブ３５・３５と連結用油圧ホース３９・３９とを連結するジョイントとして、スイベルジョイント４３が配設されている。該スイベルジョイント４３は、スイベル軸４５と、該スイベル軸４５の外周面を遊嵌するジョイント筒４６等より構成され、前記スイベル軸４５の外端部（図５の紙面上の右端部）をサブフレーム１４内側面にステー４４を介して固設し、スイベルジョイント４３の軸芯を前記枢支軸１２と同一軸芯とするように取付けられている。また、前記ジョイント筒４６は、スイベル軸４５上を回転自在である、軸芯方向への摺動が不能となっている。
【００２０】
このように形成した前記スイベル軸４５は機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２端部に連結し、他側の四つの挿入孔４５ａ・４５ａ・４５ａ・４５ａが前記ジョイント筒４６内周面に設けた円環状の導入路４６ａ・４６ａ・４６ａ・４６ａと連通されている。さらにジョイント筒４６内周面には、導入路４６ａ・４６ａ・４６ａ・４６ａの間位置と、左右外側の導入路４６ａ・４６ａの左右外側位置に、円環状のシール溝４６ｃ・４６ｃ・・・が穿設され、内部にシール部材４８・４８・・・が内装され、該シール部材４８・４８・・・をスイベル軸４５外周面に当接して左右のシール部材４８・４８間の導入路４６ａをシールしている。
【００２１】
また、前記導入路４６ａ・４６ａ・４６ａ・４６ａより、ジョイント筒４６外周面に向けてジョイント孔４６ｂ・４６ｂ・４６ｂ・４６ｂが開口されている。内側より１つ目と３つ目のジョイント孔４６ｂ・４６ｂを略同一半径方向に開口し、ジョイント管４９・４９を介して連結用油圧ホース３９・３９を連結するようにし、２つ目と４つ目のジョイント孔４６ｂ・４６ｂを略同一半径方向に開口し、ジョイント管４９・４９を介してベントチューブ３５・３５が連結され、略二方向よりローダ側の配管を連結している。
【００２２】
よって、前記ジョイント筒４６が回動しても、ジョイント筒４６側に形成した円環状の導入路４６ａと、スイベル軸４５側に形成した挿入孔４５ａ内の連結管４７とがたえず連通され、機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２と対応する連結用油圧ホース３９・３９、ベントチューブ３５・３５とを連通させることができる。
【００２３】
従って、前記リフトアーム１８の昇降に伴われて、連結用油圧ホース３９・３９とベントチューブ３５・３５が枢支軸１２を中心に回動しても、該ベントチューブ３５・３５を連結したジョイント筒４６が枢支軸１２と同一軸芯を有するスイベル軸４５外周面上を回動するので、連結用油圧ホース３９・３９とベントチューブ３５・３５とが引っ張られることがない。機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２端部も引っ張られたり、弛むことがなくスイベル軸４５に保持され、この油圧ホースに予め余分な弛みを持たせる必要がなくなり、メインフレーム１０より外側へ露出されることがなく、取り回しがスッキリし、外観が損なわれることがない。更に、機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２がリフトアーム１８基部を横切ることなく連結されており、リフトアーム１８の昇降回動により当接したり傷つけられたりする等の不具合をなくしている。
【００２４】
尚、前記スイベルジョイント継手４３のジョイント筒４６をステーを介してリフトアーム１８側に固定し、スイベル軸４５を枢支軸１２と同一軸芯上に支持し、該スイベル軸４５内にローダ側のベントチューブ３５・３５と連結用油圧ホース３９・３９を挿入保持し、ジョイント筒４６側に機体側の油圧ホース４１・４１・４２・４２を接続する構成とすることもできる。
【００２５】
次に、前記フロントローダ２をトラクター１に取付け若しくは取り外す為に、メインフレーム１０とサブフレーム１４とを着脱すると同時に、コントロールバルブ４０’側にローダ側のベントチューブ３５・３５と連結用油圧ホース３９・３９を連結若しくは離脱させる構成について説明する。
図６、図７に示すように、サブフレーム１４の内側下部に、上下に長い板状の支持プレート６０を固設している。該支持プレート６０には、上下適宜間隔毎に連結パイプ５１・５１・５１・５１が前後方向に摺動自在に遊嵌されている。該連結パイプ５１・５１・５１・５１の前端部に前記ベントチューブ３５ａ・３５ｂ及び油圧ホース３９ａ・３９ｂ端部を接続するようにしている。この場合には、ベントチューブ３５ａ・３５ｂ端部に油圧ホース５２・５２が固設され、該油圧ホース５２・５２他端を連結パイプ５１・５１前部に連結している。
【００２６】
また、図８に示すように、前記支持プレート６０より後方に突設した連結パイプ５１後部の外周面には当接体５３が形成さ、該当接体５３前面（紙面上の左側）と支持プレート６０後面との間の連結パイプ５１外周面上にスプリングコイル５４が巻回され、連結パイプ５１を後方に付勢し、コントロールバルブ４０’側との連結力を大きくしている。
【００２７】
一方、右側のメインフレーム１０上部には、コントロールバルブ４０’が図示せぬステーを介して内側方に固設されている。該コントロールバルブ４０’の前面には、前記連結パイプ５１・５１・５１・５１と対向するように、上下に適宜間隔毎に吐出口５５・５５・５５・５５が設けられている。該吐出口５５・５５・５５・５５は、上方より作業機シリンダー２２の下降回動用と上昇回動用の吐出口とし、下方の吐出口５５・５５をリフトシリンダー２０の下降用と上昇用の吐出口としている。図８に示すように、該吐出口５５内周面をシール体５９で被装し、吐出口５５内に挿入される連結パイプ５１をシールしている。
【００２８】
このように構成して、前記スタンド体３２・３２とバケット５０とでフロントローダ２を立設した状態とし、サブフレーム１４をメインフレーム１０に装着するようにトラクター１を進行させて、サブフレーム１４の係合ピン１６を係合凹部１０ｄに係合し、サブフレーム１４とメインフレーム１０との位置が合うと、前記連結パイプ５１・５１・５１・５１後端部が吐出口５５・５５・５５・５５内に挿入可能な位置となる。この時、機体の進行速度が早いと、連結パイプ５１がスプリングコイル５４の付勢力に抗して前方に摺動するので、連結パイプ５１若しくは吐出口５５が損傷することがない。
【００２９】
そして、サブフレーム１４をメインフレーム１０に装着するとともに連結パイプ５１・５１・５１・５１後部が、吐出口５５・５５・５５・５５内に挿入され、前記スプリングコイル５４の付勢力で吐出口５５・５５・５５・５５内に押しつけられ、ローダ側のベントチューブ３５・３５と連結用油圧ホース３９・３９がコントロールバルブ４０’と連通される。
【００３０】
また、前記締結ピン１７を抜脱してサブフレーム１４をメインフレーム１０から取り外すと、吐出口５５内より連結パイプ５１が抜脱される。
【００３１】
従って、前記サブフレーム１４のメインフレーム１０への着脱時に、オペレーターはトラクター１より降車して、ローダ側のベントチューブ３５ａ・３５ｂ及び油圧ホース３９ａ・３９ｂの挿脱する作業を行う必要がなくなり、作業の迅速性が高められる。また、フロントローダ２の離脱時にベントチューブ３５ａ・３５ｂ及び油圧ホース３９ａ・３９ｂの連結を外す作業忘れによる、ベントチューブ３５ａ・３５ｂ及び油圧ホース３９ａ・３９ｂを引きちぎる等の連結部を損傷するといった不具合を発生することがなくしている。
【００３２】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
走行車体の左右側部よりメインフレーム（１０）を立設し、該メインフレーム（１０）にサブフレーム（１４）を着脱自在に支持し、該サブフレーム（１４）にフロントローダ（２）の回動基部であるリフトアーム（１８）を枢支し、該フロントローダ（２）にリフトシリンダー（２０）と作業機シリンダー（２２）を配置し、該シリンダー（２０・２２）への送油を制御するコントロールバルブ（４０）を、前記メインフレーム（１０）内側に配し、該コントロールバルブ（４０）に配管を接続して、該配管をリフトアーム（１８）の内周面に沿って配設し、前記リフトアーム（１８）回動基部において、該シリンダー（２０・２２）側の配管とコントロールバルブ（４０）側との配管接続を、スイベルジョイント（４３）で連結すべく構成し、該スイベルジョイント（４３）を、該リフトアーム（１８）の基部を回動可能に枢支する枢支軸（１２）と同一軸芯上で、前記サブフレーム（１４）の側に配設したので、油圧シリンダーに接続される配管とコントロールバルブとを、メインフレームの内側に配置でき、外部の障害物と干渉することがなく保護することができる。
また、配管の途中部がリフトアームを横切ることなく油圧シリンダーとコントロールバルブとが連結され、昇降回動によりリフトアームに配管が当接されて傷つけられる等の不具合を失くすことができる。
【００３３】
また、前記フロントローダの回動基部での油圧シリンダー側とメインフレーム側の配管接続を、リフトアーム回動基部と同一軸芯上に配したスイベルジョイントで連結したことによって、リフトアームを昇降回動させても、機体側の配管が引っ張られたり弛んだりすることがなく、弛んでリフトアームに接触して傷が付く等の不具合を生じることがない。
また、機体側の配管に予め弛みを持たせる必要がないので、機体側の配管が外側へ露出されることもなく、取り回しがスッキリされ、外観が損なわれることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図１】前部にローダを装着したトラクタの側面図である。
【図２】同じくフロントローダを示す部分平面図である。
【図３】本発明の油圧配管の連結構成を示す側面図である。
【図４】同じく平面図である。
【図５】スイベルジョイント継手の断面図である。
【図６】フロントローダ側の配管を機体側に連結させる構成を示す側面図である。
【図７】同じく側面図である。
【図８】配管の連結構成を示す断面図である。
【符号の説明】
１トラクタ
２フロントローダ
１０メインフレーム
１４サブフレーム
１８リフトアーム
２０リフトシリンダー
２２作業機シリンダー
３４ベントチューブ
３５ベントチューブ
４０コントロールバルブ
４１・４２油圧ホース
４３スイベルジョイント継手
５１連結パイプ
５５吐出口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a configuration for feeding hydraulic oil to a hydraulic cylinder of a front loader mounted on a front portion of a tractor that performs agricultural work or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a main frame is erected on the left and right sides of the front part of a traveling machine such as a tractor, and a lift arm is pivotally supported on the upper part of the main frame using a subframe, and attached to the front end of the lift arm. A front loader that pivots on a carrier tool that is a member, mounts a bucket that is an attachment using the carrier tool, and moves up and down by rotating the lift arm is known.
Each lift arm is provided with a lift cylinder for moving the lift arm up and down and a working cylinder for rotating the attachment together with the carrier tool. Each of these cylinders is connected to a vent tube, and is gathered at the lift arm base on the left and right sides along the inner peripheral surface of the lift arm, and corresponding hydraulic hoses branched from the control valve disposed on the side of the main frame. Are connected, pressure oil from the hydraulic pump is pumped, each cylinder is driven to extend and retract, and the lift arm is moved up and down, and the bucket is rotated up and down.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, the control valve is disposed outside the main frame, and the main frame and the lift arm base are connected to the vent tube assembled on the inner peripheral surface of the lift arm. It is necessary to connect them straddling, and when the lift arm descends, the hydraulic hose may bend and the hydraulic pressure may not be applied to the inside of the hose, or the hydraulic hose may hit the lift arm etc. .
Further, when the hydraulic hose or the control valve is outside the main frame, the hydraulic hose or the control valve is easily damaged by being touched by an external obstacle, and the appearance is impaired.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, in order to solve the problem, the present invention is configured as follows.
A main frame (10) is erected from the left and right sides of the traveling vehicle body, and a subframe (14) is detachably supported on the main frame (10), and a front loader (2) is rotated on the subframe (14). the lift arm (18) is a dynamic base pivotally, arranged riff bets cylinder to the front loader (2) (20) and the working machine cylinder (22), the oil feed to the cylinder (20, 22) A control valve (40) to be controlled is arranged inside the main frame (10), a pipe is connected to the control valve (40), and the pipe is disposed along the inner peripheral surface of the lift arm (18). Then, in the lift arm (18) rotating base, the piping connection between the cylinder (20, 22) side and the control valve (40) side is connected by the swivel joint (43). The swivel joint (43) is disposed on the side of the subframe (14) on the same axis as the pivot shaft (12) pivotally supporting the base of the lift arm (18). It is a thing.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
1 is a side view in which a loader is attached to the front portion of the tractor, FIG. 2 is a partial plan view showing the front loader, FIG. 3 is a side view showing the hydraulic piping connection configuration of the present invention, and FIG. 5 is a cross-sectional view of a swivel joint joint, FIG. 6 is a side view showing a configuration for connecting a pipe on the front loader side to the fuselage side, FIG. 7 is a side view of the same, and FIG. 8 is a cross-sectional view showing a pipe connection configuration. .
[0006]
In FIG. 1, the tractor 1 of a present Example is demonstrated.
A bonnet 4 that covers the engine is disposed in front of the body frame 3 supported by the front wheels 7 and the rear wheels 8.
[0007]
Then, in order to attach the front loaders 2 on both front sides of the machine body frame 3, the lower part of the main frame 10, 10 is fixed, the main frame 10, 10 is projected upward, and the upper part of the main frame 10 is The sub-frame 14 that is a support member of the front loader 2 is detachable. As shown in FIGS. 2, 3, and 6, the main frame 10 includes a fixing portion 10a that extends in the front-rear direction for attachment to the body frame 3, and a mounting portion that extends upward from the fixing portion 10a. 10b and is formed into a substantially inverted T shape when viewed from the side. An engaging recess 10d is formed in the front upper part of the mounting part 10b of the main frame 10, and a fitting cylinder 10c having pin holes on the left and right is fixed in the rear upper part. Easy to use. Further, the left and right main frames 10 are connected and reinforced by a reinforcing frame 11 straddling the rear upper part of the bonnet 4 to enhance the rigidity for supporting the front loader 2.
[0008]
The subframe 14 has two plates arranged in parallel and connected using a connecting member (not shown). An engagement pin 16 for engagement is placed horizontally on the lower part of the subframe 14, and a fastening pin insertion hole 14 a is opened in the upper and lower middle part of the rear part of the subframe 14. The opening position of the fastening pin insertion hole 14a is the same position as the fastening hole 10c and the shaft core when the engagement pin 16 is engaged with the engagement recess 10d of the main frame 10. Further, the front surface of the sub-frame 14 has a rear portion of the link rod 25, a pivot shaft (12) at the base portion of the lift arm (18), and a hole through which a rod of the lift cylinder 20 is pivotally supported. .
[0009]
Then, the sub frame 14 is arranged on the upper part of the main frame 10, the engagement pin 16 is engaged with the engagement recess 10d, and the axis of the fastening pin insertion hole 14a is connected to the axis of the fastening hole 10c of the main frame 10. In addition, the fastening pin 17 is inserted into the fastening pin insertion hole 14a from the side of the subframe 14, and the other end of the fastening pin 17 is locked on the other surface of the subframe 14 with a nut or the like. Is mounted on the upper part of the main frame 10.
[0010]
Next, the front loader 2 will be described with reference to FIGS.
The front loader 2 includes the lift arms 18 and 18 pivotally supported on the left and right subframes 14 connected to the main frames 10 and 10, and two front and rear connection frames 30 and 31 that connect the front portions of the lift arms 18 and 18. A carrier tool 29 pivotally supported on the front end of the lift arms 18 and 18 and an attachment such as a bucket 50 attached by the carrier tool 29. The lift arm 18 is formed in a "<" shape in a side view that bends a substantially central portion in the front-rear direction, and brackets 19 are fixed on both the left and right sides of the bent central portion to increase rigidity, and the subframe 14 The lift cylinder 20 is interposed therebetween, and the lift arm 18 is moved up and down by the expansion and contraction drive of the lift cylinder 20.
[0011]
Further, a connecting body 21 is pivotally supported at the upper rear part of the bracket 19 so as to be pivotable in the front-rear direction, and the link rod 25 is pivotally supported at the rear part of the connecting body 21 so that the connecting body 21 is moved back and forth as the lift arm 18 is raised and lowered. Rotate. Further, the base of the work machine cylinder 22 is pivotally supported at the front part of the connecting body 21, the carrier tool 29 is connected to the tip of the rod of the work machine cylinder 22 via the arms 23, 24, and the bucket 50 is in its posture. The parallel link mechanism which raises / lowers in the state maintained at is comprised.
[0012]
Further, a lower stay 64 is pivotally supported at the pivot of the arms 23, 24 and the work machine cylinder 22, and an upper stay 61 protrudes rearward and upward from the base of the work machine cylinder 22, and a ring body 62 is provided above the upper stay 61. Is fixed. A lower part of the rotation angle display bar 63 is pivotally supported on the lower stay 64, and a middle portion of the rotation angle display bar 63 is inserted into and locked in the ring body 62, and the work machine cylinder 22 and the rotation angle display bar are locked. 63 are arranged in parallel.
[0013]
An intermediate portion of the rotation angle display bar 63 is bent into a concave shape to form a concave portion 63a, and the concave portion 63a is positioned on the ring body 62 when the bottom surface of the bucket 50 is maintained in the horizontal direction. When the machine cylinder 22 is expanded and contracted, the rotation angle display bar 63 slides in the vertical direction, the recess 63a moves above or below the ring body 62, and the bucket 50 tilts. Therefore, the moving direction of the recess 63a can be easily seen by the operator at the driver's seat, and even if the bucket 50 is in a position hidden behind the bonnet 4, the rotation angle of the bucket 50 is easily at the position of the recess 63a. It can be judged.
[0014]
Further, a stand body 32 is disposed on the rear surface of the front portion of the lift arm 18 as shown in FIG. The stand body 32 is formed in a rod shape, and the lower end of the stand body 32 is pivotally supported on the rear surface (lower surface) of the front portion of the lift arm 18 so that the upper portion of the stand body 32 can be turned up and down. One end of the stopper 33 is pivotally supported above the pivotal support position of the stand body 32, the stopper 33 is pivoted downward, and the other end of the stopper 33 is locked in the middle of the stand body 32. Can be held in an inclined shape projecting rearward and downward. By supporting the front loader 2 with the stand bodies 32 and 32 and the bucket 50 in this way, when the front loader 2 is attached to or removed from the tractor 1 side, the subframes 14 and 14 and the main frame 10 are attached. -It can be easily attached to and detached from 10.
[0015]
Next, the piping configuration for feeding hydraulic oil to the lift cylinder 20 and the work machine cylinder 22 will be described. The lift cylinder 20 and the work machine cylinder 22 are double-acting cylinders, and lift tubes 20 and 34 are connected to the lift cylinder 20 for raising and lowering. Vent tubes 35 and 35 are connected to provide piping on the loader side. As shown in FIGS. 2 and 3, the four vent tubes 34, 34, 35, and 35 are disposed along the inner peripheral surface surrounded by the lift arms 18 and 18 and the connecting frame 30, and are moved in the traveling direction. Are gathered at the pivot base of the right lift arm 18. Further, branch pipes 36, 36, 36, 36 are interposed in the middle of the vent tubes 34, 34, 35, 35, and pressure oil is applied to the lift cylinder 20 and the work machine cylinder 22 disposed on the right lift arm 18. Is taken out.
[0016]
Further, a speed increasing valve 37 is fixedly provided on the inner peripheral surface of the lift arm 18 on the rotating base side. Hydraulic hoses 38 and 38 are connected to the secondary side of the speed increasing valve 37, and the other ends of the hydraulic hoses 38 and 38 are connected to the corresponding rising vent tube 34 and lowering vent tube 34. By switching, the extension speed of the lift cylinder 20 can be increased. Connecting hydraulic hoses 39 and 39 are connected to the primary side of the speed increasing valve 37, and the connecting hydraulic hoses 39 and 39 are extended to the rotating base side of the lift cylinder 20 and connected to the work machine cylinder 22. It arrange | positions under the vent tube 35 * 35 edge part, and is made to connect with piping by the side of a body.
[0017]
On the other hand, a control valve 40 is disposed between the main frame 10 (mounting portion 10b) on the right side in the traveling direction and the body frame 3 to protect it from interference with obstacles outside the body. The control valve 40 is connected with hydraulic hoses 41 and 41 for raising and lowering pressure oil to the lift cylinder 20 side, and for raising and turning to feed pressure oil to the work machine cylinder 22 side. The hydraulic hoses 42 and 42 for downward rotation are connected, and the airframe side piping is used. Inside the control valve 40, there are provided a switching valve for raising / lowering the lift cylinder 20 and a working machine switching valve for extending and retracting the working machine cylinder 22 (not shown).
[0018]
Further, pressure oil is fed into the control valve 40 from a hydraulic pump (not shown), and the pressure oil is fed to the ascending or descending hydraulic hose 41 via the elevation switching valve. Pressure oil is fed to the hydraulic hose 42 for upward rotation or downward rotation through the machine switching valve. These fuselage-side hydraulic hoses 41, 41, 42, and 42 extend upward from the inside of the main frame 10 and are disposed on the inner side of the pivot shaft 12 at the base of the lift arm 18, so that the loader side It can be connected to the vent tubes 35 and 35, which are pipes, and hydraulic hoses 39 and 39 for connection.
[0019]
The body side hydraulic hoses 41, 41, 42, 42, the loader side vent tubes 35, 35 and connecting hydraulic hoses 39, 39 are connected to the inside of the pivot shaft 12 at the base of the lift arm 18. A swivel joint 43 is disposed as a joint. The swivel joint 43 is composed of a swivel shaft 45 and a joint tube 46 that fits the outer peripheral surface of the swivel shaft 45. The swivel shaft 45 is connected to the outer end of the swivel shaft 45 (the right end on the paper surface of FIG. 5). It is fixed to the inner side surface of the frame 14 via a stay 44, and is attached so that the axis of the swivel joint 43 is the same axis as the pivot shaft 12. The joint tube 46 is rotatable on the swivel shaft 45 and cannot slide in the axial direction.
[0020]
The swivel shaft 45 formed in this way is connected to the end of the hydraulic hose 41, 41, 42, 42 on the airframe side, and the other four insertion holes 45 a, 45 a, 45 a, 45 a are the inner peripheral surface of the joint cylinder 46. Are communicated with an annular introduction passage 46a, 46a, 46a, 46a. Further, annular seal grooves 46c, 46c,... Are formed on the inner peripheral surface of the joint cylinder 46 at positions between the introduction paths 46a, 46a, 46a, 46a and on the left and right outer positions of the left and right outer introduction paths 46a, 46a. The seal members 48, 48... Are provided inside, and the seal members 48, 48... Are brought into contact with the outer peripheral surface of the swivel shaft 45 so that the introduction path 46a between the left and right seal members 48, 48 is formed. It is sealed.
[0021]
Further, joint holes 46b, 46b, 46b, and 46b are opened from the introduction passages 46a, 46a, 46a, and 46a toward the outer peripheral surface of the joint cylinder 46. The first and third joint holes 46b and 46b from the inside are opened in substantially the same radial direction, and the connecting hydraulic hoses 39 and 39 are connected via the joint pipes 49 and 49, so that the second and fourth The first joint holes 46b and 46b are opened in substantially the same radial direction, the vent tubes 35 and 35 are connected via joint pipes 49 and 49, and the loader side pipes are connected in substantially two directions.
[0022]
Therefore, even if the joint cylinder 46 is rotated, the annular introduction path 46a formed on the joint cylinder 46 side and the connecting pipe 47 in the insertion hole 45a formed on the swivel shaft 45 side are in continuous communication with each other. The connecting hydraulic hoses 39, 39 and the vent tubes 35, 35 can be communicated with the corresponding hydraulic hoses 41, 41, 42, 42.
[0023]
Accordingly, even if the connecting hydraulic hoses 39 and 39 and the vent tubes 35 and 35 rotate about the pivot shaft 12 as the lift arm 18 moves up and down, the joints connecting the vent tubes 35 and 35 are connected. Since the cylinder 46 rotates on the outer peripheral surface of the swivel shaft 45 having the same axis as the pivot shaft 12, the connecting hydraulic hoses 39 and 39 and the vent tubes 35 and 35 are not pulled. The ends of the hydraulic hoses 41, 41, 42, and 42 on the fuselage side are not pulled or loosened and are held by the swivel shaft 45, and it is not necessary to give the hydraulic hoses extra slack beforehand. Are not exposed, the handling is refreshed, and the appearance is not impaired. Furthermore, the hydraulic hoses 41, 41, 42, and 42 on the airframe side are connected without traversing the base of the lift arm 18, thereby eliminating problems such as contact and damage due to the lifting and lowering of the lift arm 18. .
[0024]
The joint cylinder 46 of the swivel joint joint 43 is fixed to the lift arm 18 side via a stay, the swivel shaft 45 is supported on the same axis as the pivot shaft 12, and the swivel shaft 45 is mounted on the loader side. The vent tubes 35 and 35 and the connecting hydraulic hoses 39 and 39 may be inserted and held, and the fuselage side hydraulic hoses 41, 41, 42 and 42 may be connected to the joint cylinder 46 side.
[0025]
Next, in order to attach or detach the front loader 2 to or from the tractor 1, the main frame 10 and the subframe 14 are attached and detached, and at the same time, the load tubes 35 and 35 on the loader side and the connecting hydraulic hose 39 on the control valve 40 'side. A configuration for connecting or disconnecting 39 will be described.
As shown in FIGS. 6 and 7, a plate-like support plate 60 that is long in the vertical direction is fixed to the inner lower portion of the subframe 14. Connection pipes 51, 51, 51, 51 are loosely fitted to the support plate 60 so as to be slidable in the front-rear direction at appropriate intervals up and down. The vent tubes 35a, 35b and the hydraulic hoses 39a, 39b are connected to the front ends of the connecting pipes 51, 51, 51, 51. In this case, hydraulic hoses 52 and 52 are fixed to the ends of the vent tubes 35a and 35b, and the other ends of the hydraulic hoses 52 and 52 are connected to the front portions of the connecting pipes 51 and 51, respectively.
[0026]
Further, as shown in FIG. 8, a contact body 53 is formed on the outer peripheral surface of the rear portion of the connecting pipe 51 projecting rearward from the support plate 60, and the front surface of the contact body 53 (left side on the paper surface) and the support plate. The spring coil 54 is wound on the outer peripheral surface of the connecting pipe 51 between the rear surface 60 and the connecting pipe 51 is urged rearward to increase the connecting force with the control valve 40 'side.
[0027]
On the other hand, on the upper part of the right main frame 10, a control valve 40 'is fixed inward via a stay (not shown). Discharge ports 55, 55, 55, and 55 are provided on the front surface of the control valve 40 ′ at appropriate intervals in the vertical direction so as to face the connecting pipes 51, 51, 51, and 51. The discharge ports 55, 55, 55, and 55 are discharge ports for downward rotation and upward rotation of the work machine cylinder 22 from above, and the lower discharge ports 55 and 55 are discharge ports for lowering and lifting the lift cylinder 20. It is an exit. As shown in FIG. 8, the inner peripheral surface of the discharge port 55 is covered with a seal body 59 to seal the connection pipe 51 inserted into the discharge port 55.
[0028]
With this configuration, the front loader 2 is erected with the stand bodies 32 and 32 and the bucket 50, and the tractor 1 is advanced so that the subframe 14 is mounted on the main frame 10, and the subframe 14 When the engagement pin 16 is engaged with the engagement recess 10d and the positions of the sub-frame 14 and the main frame 10 are aligned, the rear ends of the connecting pipes 51, 51, 51, 51 are the discharge ports 55, 55, 55. -It will be a position where it can be inserted into 55. At this time, if the speed of the airframe is high, the connecting pipe 51 slides forward against the urging force of the spring coil 54, so that the connecting pipe 51 or the discharge port 55 is not damaged.
[0029]
Then, the sub-frame 14 is attached to the main frame 10 and the rear portions of the connecting pipes 51, 51, 51, 51 are inserted into the discharge ports 55, 55, 55, 55, and the discharge port 55 is urged by the urging force of the spring coil 54. -It is pressed into 55, 55, 55, and the vent tubes 35, 35 on the loader side and the connecting hydraulic hoses 39, 39 are communicated with the control valve 40 '.
[0030]
When the fastening pin 17 is removed and the sub frame 14 is removed from the main frame 10, the connecting pipe 51 is removed from the discharge port 55.
[0031]
Therefore, when the sub-frame 14 is attached to or detached from the main frame 10, the operator does not need to get off the tractor 1 and perform the work of inserting / removing the load-side vent tubes 35a and 35b and the hydraulic hoses 39a and 39b. Is quicker. Further, when the front loader 2 is detached, forgetting to disconnect the vent tubes 35a and 35b and the hydraulic hoses 39a and 39b, the connecting portion such as tearing the vent tubes 35a and 35b and the hydraulic hoses 39a and 39b is damaged. It does not occur.
[0032]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
A main frame (10) is erected from the left and right sides of the traveling vehicle body, and a subframe (14) is detachably supported on the main frame (10), and a front loader (2) is rotated on the subframe (14). The lift arm (18), which is a moving base, is pivotally supported, the lift cylinder (20) and the work machine cylinder (22) are arranged in the front loader (2), and oil feeding to the cylinder (20, 22) is controlled. A control valve (40) is disposed inside the main frame (10), a pipe is connected to the control valve (40), and the pipe is disposed along the inner peripheral surface of the lift arm (18). In the lift arm (18) rotating base, the piping connection between the cylinder (20, 22) side and the control valve (40) side is connected by a swivel joint (43). The swivel joint (43) is disposed on the side of the subframe (14) on the same axis as the pivot shaft (12) pivotally supporting the base of the lift arm (18). Therefore , the piping connected to the hydraulic cylinder and the control valve can be arranged inside the main frame, and can be protected without interfering with external obstacles.
Further, the hydraulic cylinder and the control valve are connected without the middle part of the pipe crossing the lift arm, and it is possible to lose the trouble such as the pipe being brought into contact with the lift arm and being damaged by the up-and-down rotation.
[0033]
Also, the lift arm can be turned up and down by connecting the hydraulic cylinder side and main frame side pipe connections at the turning base of the front loader with a swivel joint arranged on the same axis as the lifting arm turning base. Even if it is made to do, it does not pull or loosen the piping on the airframe side, and does not cause problems such as loosening and contact with the lift arm and damage.
In addition, since it is not necessary to give the fuselage-side piping in advance, the fuselage-side piping is not exposed to the outside, the handling is refreshed, and the appearance is not impaired.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tractor with a loader attached to the front.
FIG. 2 is a partial plan view showing the front loader.
FIG. 3 is a side view showing a connection configuration of hydraulic piping according to the present invention.
FIG. 4 is also a plan view.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a swivel joint joint.
FIG. 6 is a side view showing a configuration in which a pipe on the front loader side is connected to the airframe side.
FIG. 7 is a side view of the same.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a connection configuration of pipes.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tractor 2 Front loader 10 Main frame 14 Sub frame 18 Lift arm 20 Lift cylinder 22 Work machine cylinder 34 Vent tube 35 Vent tube 40 Control valve 41/42 Hydraulic hose 43 Swivel joint joint 51 Connection pipe 55 Discharge port

Claims

走行車体の左右側部よりメインフレーム（１０）を立設し、該メインフレーム（１０）にサブフレーム（１４）を着脱自在に支持し、該サブフレーム（１４）にフロントローダ（２）の回動基部であるリフトアーム（１８）を枢支し、該フロントローダ（２）にリフトシリンダー（２０）と作業機シリンダー（２２）を配置し、該シリンダー（２０・２２）への送油を制御するコントロールバルブ（４０）を、前記メインフレーム（１０）内側に配し、該コントロールバルブ（４０）に配管を接続して、該配管をリフトアーム（１８）の内周面に沿って配設し、前記リフトアーム（１８）回動基部において、シリンダー（２０・２２）側の配管とコントロールバルブ（４０）側との配管接続を、スイベルジョイント（４３）で連結すべく構成し、該スイベルジョイント（４３）を、該リフトアーム（１８）の基部を回動可能に枢支する枢支軸（１２）と同一軸芯上で、前記サブフレーム（１４）の側に配設したことを特徴とするフロントローダの配管構成。 A main frame (10) is erected from the left and right sides of the traveling vehicle body, a subframe (14) is detachably supported on the main frame (10), and a front loader (2) is rotated on the subframe (14). The lift arm (18), which is a moving base, is pivotally supported, the lift cylinder (20) and the work machine cylinder (22) are arranged in the front loader (2), and the oil feed to the cylinder (20, 22) is controlled. A control valve (40) that is disposed inside the main frame (10), pipes are connected to the control valve (40), and the pipes are arranged along the inner peripheral surface of the lift arm (18). In the lift arm (18) rotating base, the piping connection between the cylinder (20, 22) side and the control valve (40) side is configured to be connected by a swivel joint (43). , The swivel joint (43), the base of said lift arm (18) on the same axis as the pivot shaft (12) rotatably pivoted, is disposed on the side of the subframe (14) Front loader piping structure characterized by that.