JP3881004B2 - 液晶電気光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶電気光学装置に関し、特に液晶電気光学装置を駆動するための消費電力
を低下させることに関する。
図10に、従来の液晶電気光学装置の構成の例を示す。
図10において液晶電気光学装置1001は、大きく分けて信号線ドライバ部1015
と、ゲイトドライバ部1016と、m×n画素マトリックス(水平方向m行、垂直方向n
列のm×n個のマトリックス、以下同様)1005により構成されている。
信号線ドライバ部1015は、相補型薄膜トランジスタにより形成されたソース側シフ
トレジスタ1002と、同じく相補型薄膜トランジスタにより形成されたビデオ信号をサ
ンプリングするサンプル・ホールド回路1003により構成される。
ゲイトドライバ部1016は、相補型薄膜トランジスタにより形成されたゲイト側シフ
トレジスタ1006と、同じく相補型薄膜トランジスタにより形成されたバッファ回路1
007により形成されている。
画素マトリックス部1005は、画素1004が平面上にマトリックス状に並べられて
構成されている。図2に、各画素の回路構成を示す。各画素はNチャンネル薄膜トランジ
スタ200)と液晶素子204と補助容量206に形成されている。Nチャンネル薄膜ト
ランジスタ200のドレイン電極203に液晶素子204と補助容量206が接続され、
液晶素子のドレインに接続されている反対側には対向電極205が接続され、補助容量の
ドレイン側とは反対側の電極は、接地207されている。
図10の画素マトリックス1005の中の各々画素1004は、(ソース信号線(或い
は信号線)1009は図2のソース電極201に接続され、ゲイト信号線(或いは走査線
)1008は図2のゲイト電極202に接続されている。
以下に、画素マトリックス1005の各々画素の配置構成を示す。垂直方向に信号線ド
ライバ1015に接続されているm本のソース信号線1009が配線され、各々のソース
信号線には、n個の画素の、個々の薄膜トランジスタ200のソース電極201が接続さ
れている。他方、水平方向には、n本の走査線1008が配線され、ゲイト信号線100
8各々には、m個の画素に接続されている薄膜トランジスタ200のゲイト電極202が
接続されている。
信号線ドライバ部1015では、ソース信号(表示信号)スタート信号線1010)と
、ソース線(信号線)側シフトクロック1011が、ソース線(信号線)側シフトレジス
タ1002に外部端子として接続され、画像データ信号線1012がサンプル・ホールド
回路に外部端子として接続される。
次に従来例の動作について説明する。
まず第一に、1ライン1本のゲイト信号線(走査線)に接続された画素を表示するため
の動作を説明する。
垂直方向上から第i番目のライン(以下第iライン)を考える。第iラインのゲイト信
号線(走査線)1008が"H"になると、第iラインのすべての画素1004のゲイト電
極202が"H"になり、第iラインのすべての薄膜トランジスタ200)はソース201
−ドレイン間203が導通する。
信号線スタート信号1010と、ソース側シフトクロック1011によって、サンプル
信号1017が、第iラインの左端から、サンプル・ホールド回路によりビデオ信号をサ
ンプリングし、表示信号を順次画素に書き込んでいき、1ラインの書き込みが終了する。
次に、1画面(1フレーム)を表示する動作を説明する。
ゲイトスタート信号1013と、ゲイト側シフトクロック1014により、垂直方向1
番上のラインのゲイト信号が"H"になり、その信号がゲイト側シフトクロック1014に
より下側にシフトされる。上記した、1ラインの表示原理を、各ラインのゲイト信号を"
H"のときに実行されることで、1画面(1フレーム)が表示される。
図3に、1画面の表示信号の極性の状態を示す。
1画面を表示するに際し、表示時のフリッカの発生を防止するため、ソース信号線10
09より供給されるソース信号(表示信号)は、隣接するライン同士、すなわち、第iラ
インと第(i+1)ラインとでは、図3に示すように極性が反転されている(これをライ
ン反転という)。言い換えれば、奇数(2i−1)番目ラインと、偶数(2i)番目ライ
ンとでは、表示信号の極性が反転されていることになる。
これは、画像データ信号線1012から入力される画像データ信号を、隣接するライン
同志で極性が反転した信号となるように、供給することにより、行われる。また、一つの
ラインについて、液晶の劣化を防ぐために、フレーム毎に極性を反転させる。図11に、
従来の装置における入力画像データを示す。
本発明にて解決しようとする課題は、液晶電気光学装置の動作時の消費電力を少なくす
ることである。そこで、従来例においてどこが問題になっているかを次に説明する。
従来例での構成・動作により示した通り、液晶電気光学装置のフリッカ防止のために、
画像データ信号は、ライン毎に極性を反転させて入力されている。ところが、隣接するラ
イン毎に、画像データ信号を反転させていることが、液晶電気光学装置の駆動時の消費電
力を大きくしている。
次に、隣接するライン毎の画像データ信号の反転が、液晶電気光学装置の駆動時の消費
電力を大きくしているということを、図10と図2を用いて簡単に説明する。
図2において、N型の薄膜トランジスタ200が導通状態での画素容量をCon、同N型
の薄膜トランジスタ200が非導通状態での画素容量をCoff 、図10において、液晶電
気光学装置1001の一つの垂直方向のソース信号線1009の容量をCl 、1つの液晶
素子を駆動する電圧をV(正極性側をV/2、負極性側をV/2)、ライン反転数をFlと
し、m×nのマトリクス構成を有するとすると、一つの垂直方向のソース信号線1009
を駆動するためには、
Wl=( Cl +Con+Coff ×(n−1))×V×V×Fl ・・・(A)
の電力Wlが必要とされる。
従って一画面を表示させるためには、
W1 =m×Wl ・・・(B)
の電力W1が必要とされる。
ここで問題になるのは、ライン反転を行って駆動することである。ライン反転数Flは、
ライン数、すなわちゲイト信号線(走査線)とほぼ等しいので、一般の表示用ディスプレ
イであれば、1画面あたり400〜500回程度のライン反転数を有する。
もし、ライン反転をやめれば、表示信号の極性反転に伴う電力の消費は、液晶の劣化を
防ぐ目的のフレーム毎の極性反転を行う時のみ、すなわちフレーム反転(一画面分)ごと
に電力消費がされる。フレーム反転数をFfとすると、表示している間に消費される全電力
Wa は、
Wa =( Cl +Con+Coff ×(n−1))×V×V×m×Fl・・・(C)
となる。
特に、1画面毎の消費電力は式(C)において、Fl=1とした場合である。従って、フ
レーム反転のみ行うようにすると、画素マトリクス部分における消費電力はライン反転を
行った場合に比較して、ライン反転数分の一とすることができ、消費電力を劇的に減らす
ことが可能となる。
また、画素マトリクス部分のみならず、ドライバ回路部分のサンプル・ホールド回路や
、アナログバッファ回路等における消費電力も、ライン反転をやめることで大幅に低減す
ることができる。しかしライン反転をやめて、フレーム反転(フレーム毎の表示信号の極
性反転)だけにしてしまうと、フリッカが発生して画質を極度に悪くしてしまう。
消費電力を減らす方法としては、他にも、ソース側シフトレジスタ1001と、ゲイト
側シフトレジスタ1006と、ゲイト側バッファ1007の消費電力を減らす方法もある
が、全体の消費電力から考察すれば少ない。また、上記式(A)では、配線容量だけを考
慮したが、配線容量を小さくするために配線を細くする方法もある。
しかし、配線幅を細くすると逆に配線抵抗が大きくなったり、設計ルールの制限により
限界がある。また配線抵抗を少なくするために、配線を太くすると、配線容量が大きくな
り、更に画素間隔が大きくなって、開口率が低下するため、画質に影響がでてくる。勿論
式(A)からすぐ分かることだが、消費電力を小さくする一番簡単で、効果があがる方法
は、駆動電圧Vを小さすることであるが、良好な画質、表示スピードを考えあわせると現
実的な方法ではない。
本発明は、液晶電気光学装置において、高い画質を維持しつつ、低消費電力化すること
を目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
スイッチング素子を有する複数の画素がマトリクス状に配置され、前記スイッチング素
子のON/OFFを制御する走査線と、表示信号が出力される信号線が、各画素に接続さ
れているアクティブマトリクス型の液晶電気光学装置であって、
1フレーム表示期間内において単一極性の表示信号を前記信号線に出力する、信号線ド
ライバ回路を、複数有し、
前記複数の信号線ドライバ回路のうち、少なくとも1つが出力する表示信号の極性は、
他の信号線ドライバ回路が出力する表示信号の極性とは異なり、
前記極性は、1フレーム毎に反転し、
前記走査線のうちの一つに接続された前記画素は、前記複数の信号線ドライバ回路の何
れかに接続された前記信号線が接続されていること、
を特徴とする。
また、本発明は、
スイッチング素子を有する複数の画素がマトリクス状に配置され、前記スイッチング素
子のON/OFFを制御する走査線と、表示信号が出力される信号線とが、各画素に接続
されているアクティブマトリクス型の液晶電気光学装置であって、
1フレーム表示期間内において単一極性の表示信号を前記信号線に出力する、信号線ド
ライバ回路を、2つ有し、
前記2つの信号線ドライバ回路が出力する表示信号の極性は、互いに異なり、前記極性
は、1フレーム毎に反転し、
偶数番目の前記走査線に接続された前記画素には、前記信号線ドライバ回路の一方に接
続された前記信号線が接続されており、
奇数番目の前記走査線に接続された前記画素には、前記信号線ドライバ回路の他方に接
続された前記信号線が接続されていること、
を特徴とする。
上記構成により、液晶電気光学装置において、フリッカの発生を防ぎ、かつ低消費電力
化することができた。すなわち、本発明においては、複数の信号線ドライバ回路を用い、
それぞれの信号線ドライバ回路においては、1フレーム期間内において、出力される表示
信号の極性が反転しない。かわりに、隣接するラインにおいて、接続される信号線ドライ
バ回路を異ならせる。
例えば、2つの信号線ドライバ回路を用い、奇数番目のラインと偶数番目のラインで、
それぞれひとつづつ信号線ドライバ回路に接続させている。2つの信号線ドライバ回路は
、互いに逆の極性を有しているため、画素マトリクスにおいては、隣接するラインの信号
の極性が常に逆極性となり、実質的にはライン反転をしている。したがってフリッカの発
生を防ぐことができる。
さらに、それぞれの信号線ドライバ回路においては、1フレーム内において、表示信号
の極性は変化しない。したがって、ライン反転に伴う電力消費が発生せず、消費電力を従
来の数百分の1に低減させることができる。また、2つの信号線ドライバ回路の表示信号
の極性をフレーム毎に反転させことにより、液晶の劣化を防ぐことができる。
信号線ドライバ回路へのラインの接続は、隣接するライン毎に、異なる信号線ドライバ
回路に接続させてもよいし、複数ライン毎に異なる信号線ドライバ回路に接続するように
してもよい。また同一ライン内で、異なる信号線ドライバ回路に接続された画素を有して
いてもよい。おな、信号線ドライバ回路の数は任意である。
また、外部よりの画像データと制御信号を、それぞれの信号線ドライバ回路の画像デー
タ入力信号線と制御信号入力線に振り分ける、セレクタ回路を具備することで、外部入力
信号を従来と何ら変更することなく、フリッカ発生を防いで、かつ消費電力を低下させて
、液晶電気光学装置を駆動することができる。
また、外部より入力される画像データのうち、どれか1つの信号線ドライバ回路に対応
する画像データを、垂直同期信号に同期して、それぞれの信号線ドライバ回路の画像デー
タ入力信号線に振り分けるセレクタ回路を設けてもよい。
さらに、垂直同期信号に同期して、前記複数の信号線ドライバ回路から出力される表示
信号のうち、いずれか一つの信号線ドライバ回路からの表示信号を選択して、前記信号線
に出力するセレクタ回路を設けることで、信号線数を従来の装置と同数にすることができ
、画素間隔の拡大とそれに伴う画質の劣化を防ぐことができる。
本発明において、セレクタ回路、ドライバ回路は、相補型またはP型またはN型の薄膜
トランジスタで構成してもよい。画素のスイッチング素子は、相補型またはP型またはN
型の薄膜トランジスタや、MIM(金属−絶縁体−金属)、NIN、PIP、PIN、N
IP等の薄膜ダイオードを用いてもよい。
本発明、により、液晶電気光学装置において、フリッカの発生を防ぎ、かつ大幅な低消
費電力化をすることができた。
次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
図1に実施例1の液晶電気光学装置の構成を示す。
第1に構成について説明する。実施例1ではm×n画素マトリックスをもつ実施例であ
る。図面作成上の都合により、m、nは特にに偶数を仮定しておく。ただしm,nの偶数
、奇数の組み合わせによる本発明の弊害はない。
液晶表示装置101は従来例と同様に、大きく分けて、相補型またはN型またはP型の
薄膜トランジスタにより構成される信号線ドライバ部102、103と、相補型またはN
型またはP型の薄膜トランジスタにより構成されるゲイトドライバ部107と、画素マト
リックス部104とで構成される。
画素マトリックス部104は、画素115が平面上にマトリックス状に並べられて構成
されている。画素115の回路図は従来例(図2に示す。)と同様であり、薄膜トランジ
スタと液晶素子補助容量により構成される
ゲイトドライバ部107は、シフトレジスタと、バッファ回路により形成されている。
またゲイトドライバ部107の入力側には、ゲイトスタート信号入力端子108と、ゲイ
トクロック信号入力端子がそれぞれ接続され、出力側には、水平方向にn個のゲイト信号
線117が接続されており、各々のゲイト信号線117にはm個の画素115のゲイト電
極が1ラインに接続されている。しかしソースライン信号線105、106の配線の構成
は、従来例と大きく異なる。
本実施例では、信号線ドライバ部を2つに分割しており、上側の信号線ドライバ102
(以下Oドライバ)と下側の信号線ドライバ103(以下Eドライバ)により構成されて
いる。Oドライバ102の入力側には、奇数番目のラインを駆動するための、スタート信
号入力端子110、シフトクロック信号入力端子111、画像データ入力端子112がそ
れぞれ接続され、Oドライバ102の出力側には、m個のソース配線105(以下Oソー
ス配線105)が接続されている。1本のOソース配線105には、上から奇数番目(1
、3、・・)のゲイト信号線117に接続されているn/2個の画素115の薄膜トラン
ジスタのソース電極が接続されている。
他方、Eドライバ103の入力側には、偶数番目のラインを駆動するための、スタート
信号入力端子131、シフトクロック信号入力端子132、画像データ入力端子133が
それぞれ接続され、Eドライバ102の出力側にはm個のソース配線106(以下Eソー
ス配線106)が接続されている。1本のEソース配線106には、水平方向のゲイト信
号線117の上から偶数番目(2、4、・・)の信号線117に接続されているn/2個
の画素115の薄膜トランジスタのソース電極が接続されている。
次に実施例1の動作について説明する。1ラインを表示する動作は従来例と同様なので
省略する。先ず、任意の1画面を表示する動作を説明する。
最初に第一番目のライン、即ちOソース配線105に表示信号を書き込む。このときそ
の第1番目のラインに書き込まれる表示信号は、Oドライバ102より供給され、そのと
きの表示信号の極性は例えば(+)とする。
次に第2番目のライン、即ちEソース配線106に表示信号を書き込む。このときその
第2番目のラインに書き込まれる表示信号はEドライバ103より供給され、そのときの
表示信号の極性は(−)である。
以下同様に奇数番目のラインに表示信号を書き込む際には、表示信号はOドライバ10
2より供給され、しかもOドライバ102より供給される表示信号の極性はすべて同じ(
この画面では(+))となる。
同様に、偶数数番目のラインに表示信号を書き込む際には、表示信号はEドライバ10
3より供給され、しかもEドライバ103より供給される表示信号の極性はすべて同じ(
この画面では(−))になる。このように動作して、nラインすべてを書き込み1画面の
表示を終了する。
次に、フレーム毎の動作を説明する。
あるフレームでは、奇数番目のライン(Oソース配線105)を書き込むときの表示信
号はOドライバ102より供給され、しかもそのときのOドライバ102より供給される
表示信号の極性はすべて同じ(−)である。他方、偶数番目のライン(Eソース配線10
6)を書き込むときの表示信号はEドライバ103より供給されしかもそのときのEドラ
イバ103より供給される表示信号の極性はすべて同じ(+)になる。また、次のフレー
ムでは、先のフレームとは、すべて逆極性となる。
すなわち、奇数番目のラインを書き込むときの表示信号はOドライバ102より供給さ
れ、しかもそのときのOドライバ102より供給される表示信号の極性は、すべて先のフ
レームとは逆の極性(−)となるように動作する。他方、偶数番目のラインを書き込むと
きの表示信号はEドライバより供給され、しかもそのときのEドライバより供給される表
示信号の極性は、すべて先のフレームとは逆の極性(+)になるように動作し、この動作
を繰り返す。
次に消費電力の考察をする。
実施例1の駆動方式によれば、1垂直方向のソース信号線において各水平方向の画素に
かかる電圧は、奇数番目のライン、偶数番目のラインそれぞれフレーム反転になっている
従って消費電力は、従来例と同様に、薄膜トランジスタが導通状態での画素容量をCon
、非導通状態での画素容量をCoff 、ソース信号線105、106の容量をCl 、1つの
液晶素子を駆動する電圧をV、フレーム反転数をFfとすると、Oドライバの消費電力Wo、
Eドライバの消費電力Weはそれぞれ以下の式のように表すことができる。
Wo=( Cl +Coff ×((n/2)−1)+Con)×V×V×Ff
We=( Cl +Coff ×((n/2)−1)+Con)×V×V×Ff
従って全消費電力Wは、
W=(Wo+We )×m
となる。
本実施例では、ライン反転しないようにしたために、ライン反転に伴う電力消費がなく
、従来例の液晶電気光学装置に比較して、大幅に消費電力が節約できる。かつ、1フレー
ム内での表示では、隣接しているラインの極性は反転しているので、フリッカの発生を防
止することができる。
実施例1では図1において、画像データ入力端子が奇数番目の水平ラインに入力される
画像データ端子と、偶数番目の水平ラインに入力される画像入力端子と、スタート入力端
子とそれをシフトさせるシフトクロックもそれぞれ2個づつ必要であった。
入力端子数は、極力少ない方がよいので、入力端子数を従来例と同じにする構成と動作
を実施例2にて説明する。図6に実施例2の液晶電気光学装置の構成を示す。まず最初に
実施例2の構成を図6、図1、図10を用いて説明する。図6において、601〜617
は、図1の101〜117と同じである。
また実施例1の構成要素であったEドライバ部603(103)に接続されていた入力
端子131〜133をなくしている。しかし、ソース側スタート信号入力端子616、ソ
ース側シフトクロック入力端子611といった制御信号入力端子(線)、画像データ入力
端子(線)616から、それぞれ入力される画像データ、ソース側スタートパルス、ソー
ス側シフトクロックをOドライバ602と、Eドライバ603に振り分ける薄膜トランジ
スタにより形成されたセレクタが641、642、643とセレクタ信号線651、65
2、653が付加されている。
次に薄膜トランジスタにより形成されたセレクタ641、642、643、の構成例を
図7、図8を用いて説明する。図7に、セレクタ回路641、642の構成を示し、図8
に、セレクタ回路643の構成を示す。
701、702は、P型薄膜トランジスタとN型薄膜トランジスタにより構成されたト
ランスミッションゲイトであり、703は薄膜トランジスタにより形成されたインバータ
回路である。
セレクタ回路641、642の動作は、選択信号線705が"L"レベルのときデータ信
号線704より入力されたデータ信号が706に出力され、選択信号線705が"H"レベ
ルのときデータ信号線704より入力されたデータ信号が707に出力される。
次に図8に従って、セレクタ643の構成を説明する。
図8においてセレクタ回路801、802、803はそれぞれ、図7で説明したセレク
タ回路と同じ構成を有する、従ってセレクタ回路643は3つのセレクタ回路から構成さ
れていることになる。
選択信号線805は、図7における選択信号線705に接続され、データ信号線804
は図7のデータ信号線704に接続され、データ出力線806は図7の706に接続され
、データ出力線807は図7の707に接続されている。このセレクタ回路643は、3
ビットデータを選択するように構成されている。
この理由は、通常のカラー画像データは(赤、緑、青)の3原色によって構成されるた
めである。従って、モノクロのように1ビットの画像データのときには、セレクタ回路6
34はセレクタ回路641、642と同じ構成にして良く、また、セレクタ回路641、
642、643を図8に示すセレクタ回路643に当然代用できる。
次に図8のセレクタの動作を説明する。
選択信号線805が"L"レベルのとき3ビットのデータ信号線804より入力された3
ビットのデータ信号が806に出力され、選択信号線805が"H"レベルのとき、3ビッ
トのデータ信号線804より入力されたデータ信号が、807に出力される。
図6にもどると、セレクタ641、642、643の選択信号651、652、653
はすべてゲイト側シフトクロック609に接続されている。従って、ゲイト側シフトクロ
ックが"H"のとき奇数番目の水平ラインの画素が駆動され、ゲイト側シフトクロックが"
L"のとき偶数番目の水平ラインの画素が駆動されるように設定しておくことで、垂直同
期をとることができ、図11に示す駆動波形が入力されれば、Oドライバ602とEドラ
イバ603には、それぞれ図4、図5示した実施例1と同様の駆動波形が入力される。
従って、入力端子数を従来例と同じにし、従来の装置と同様な入力信号により実施例1
と同様な動作をさせることができる。よって、消費電力を大幅に低下させ、かつフリッカ
の発生を防ぐことができる。
実施例1、実施例2では、2つの異なる信号線ドライバ回路102、103、602、
603を設けたために、1垂直ラインにソース信号を伝達する信号線が2本必要な構成に
なっている。これらの構成では、水平方向の画素間隔が広くなって表示状態の画像が粗く
なり画質の劣化につながる可能性がある。実施例3では上記の劣化の対策を施した実施例
を示す。
図9に、実施例3の液晶電気光学装置の構成を示す。
液晶表示装置901は、信号線ドライバ部902、903と、ゲイトドライバ部907
と、画素マトリックス部904とで構成される。画素マトリックス部904は、画素91
5が平面上にマトリックス状に並べられて構成されている。画素915は、薄膜トランジ
スタと液晶素子補助容量により構成されている。
ゲイトドライバ部907の入力側には、ゲイトスタート信号入力端子908と、ゲイト
クロック信号入力端子909がそれぞれ接続され、出力側には、水平方向にn個のゲイト
信号線117が接続されている。各々のゲイト信号線917にはm個の画素915のゲイ
ト電極が接続されている。
Oドライバ902の入力側には、奇数番目のラインを駆動するための、スタート信号入
力端子910、シフトクロック信号入力端子911、画像データ入力端子912がそれぞ
れ接続され、他方、Eドライバ903の入力側には、偶数番目のラインを駆動するための
、スタート信号入力端子931、シフトクロック信号入力端子932、画像データ入力端
子933がそれぞれ接続されている。
本実施例において、実施例1と異なる構成点は2点ある。
第1点目は、Oドライバ902とEドライバ903がドライブする同じ垂直方向の信号
線が、[実施例1]では、それぞれに1本ずつ計2本のソース信号線105、106あっ
たものが、一本のソース信号線905になっていることである。
第2点目は、ソース信号線905に異なる信号が衝突しないように、ソース信号線90
5を選択することを可能にするトランスミッションゲイト(以下TG)が、ドライバと画
素マトリクスの間に設けられ、また前記TGをON・OFFするための信号を入力する入
力端子941と、前記TGに伝達する薄膜トランジスタにより構成されているインバータ
回路942、943が設けられていることである。
TG947、948は、薄膜トランジスタにより構成され、Oドライバ902と画素マ
トリックス904の間に挿入されたトランスミッションゲイト947と、Eドライバ90
3と画素マトリックス904の間に挿入されたTG948がある。
次に動作を説明する。まず画素マトリックス904とOドライバ902、Eドライバ9
03との間に挿入されたTG947と948の動作を説明する。
入力端子941が"H"レベルの時、TG947のP型トランジスタ側の信号線944は
、インバータ回路942により"L"レベルになり、またN型トランジスタ側は信号線94
6により"H"レベルになるので、TG947はONになり、Oドライバ902からのソー
ス信号はソース信号線905に伝わり画素マトリックスに伝達される。
一方Eドライバ903と画素マトリックス904との間のTG948は、信号線のつな
がりがTG947と逆になっているので、TG948はOFFになりEドライバ903か
らのソース信号は画素マトリックス904に伝達されない。
入力端子941が"L"レベルの時はTG947、948の動作は上記の動作と逆になる
ので、Eドライバ903のソース信号が画素マトリックス904に伝達され、Oドライバ
902のソース信号は画素マトリックスに伝達されない。
従って、ゲイトクロック入力端子909と同期した信号(すなわち垂直同期信号)を、
TG制御信号線から入力すれば、各垂直ラインの信号線が一本でも、Oドライバ、Eドラ
イバより、それぞれのドライバから出力される表示信号を、単一の極性とすることができ
る。
本実施例では、2つのドライバからの表示信号の伝達を、一本の信号線で共用するため
、信号線等の容量による電力消費は実施例1、実施例2よりかなり多くなるが、各ドライ
バ回路においては、ライン反転に伴う電力消費は低減でき、従来の装置より、大幅に電力
消費を低下できた。
[実施例1]〜[実施例3]において、Oドライバ・Eドライバを上下にわけているが
、位置の制約は特にない。つまりOドライバ・Eドライバを同じ表示装置の同じ側に設け
て構成してもよい。
実施例1の液晶電気光学装置の構成図。 各画素の回路構成図。 1画面の表示信号の極性の状態の説明図。 Oドライバに入力される画像データの説明図。 Eドライバに入力される画像データの説明図。 実施例2の液晶電気光学装置の構成図。 セレクタ回路の構成図。 セレクタ回路を構成図。 実施例3の液晶電気光学装置の構成図。 従来の液晶電気光学装置の構成図。 従来の装置における入力画像データの説明図。
符号の説明
101・・・液晶電気光学装置
102・・・Oドライバ
103・・・Eドライバ
104・・・画素マトリックス、
105・・・奇数ラインソース信号線、
106・・・偶数ラインソース信号線、
107・・・ゲイトドライバ
108・・・ゲイトスタート信号入力端子、
109・・・ゲイトクロック入力端子、
110・・・奇数ラインスタート信号入力端子、
111・・・奇数ラインシフトクロック入力端子、
112・・・奇数ライン画像データ入力端子、
116・・・画素、
117・・・ゲイト信号線
131・・・偶数ラインスタート信号入力端子、
132・・・偶数ラインシフトクロック入力端子、
133・・・偶数ライン画像データ入力端子、
200・・・N型薄膜トランジスタ
201・・・ソース信号線
202・・・ゲイト信号線
203・・・ドレイン信号線
204・・・液晶セル
205・・・接地
206・・・補助容量
207・・・対抗電極
601・・・液晶電気光学装置
602・・・Oドライバ
603・・・Eドライバ
604・・・画素マトリックス
605・・・奇数ラインソース信号線
606・・・偶数ラインソース信号線
607・・・ゲイトドライバ
608・・・ゲイトスタート信号入力端子
609・・・ゲイトクロック入力端子
610・・・ゲイト側ラインスタート信号入力端子
611・・・ゲイト側ラインシフトクロック入力端子
612・・・ゲイト側ライン画像データ入力端子
616・・・画素
617・・・ゲイト信号線
641、642、643・・・セレクタ回路
645・・・奇数ラインスタート信号線
646・・・奇数ラインシフトクロック線
647・・・奇数ライン画像データ線
648・・・偶数ラインスタート線
649・・・偶数ラインシフトクロック線
650・・・偶数ライン画像データ線
651、652、653・・・セレクタ信号線
701、702・・・トランスミッションゲイト
703・・・インバータ回路
704・・・データ入力線
705・・・選択信号線
706、707・・・データ出力線
801、802、803・・・セレクタ回路
804・・・データ入力線
805・・・選択信号線
806、807・・・データ出力線
901・・・液晶電気光学装置
902・・・Oドライバ
903・・・Eドライバ
904・・・画素マトリックス
905・・・奇数ラインソース信号線
906・・・偶数ラインソース信号線
907・・・ゲイトドライバ
908・・・ゲイトスタート信号入力端子
909・・・ゲイトクロック入力端子
910・・・奇数ラインスタート信号入力端子
911・・・奇数ラインシフトクロック入力端子
912・・・奇数ライン画像データ入力端子
916・・・画素
917・・・ゲイト信号線
931・・・偶数ラインスタート信号入力端子
932・・・偶数ラインシフトクロック入力端子
933・・・偶数ライン画像データ入力端子
941・・・TG制御端子
942、943・・・インバータ回路
944、945、946・・・信号線
947、948・・・TG回路
1001・・・液晶電気光学装置
1002・・・ソース側シフトレジスタ
1003・・・サンプル・ホールド回路
1004・・・画素
1005・・・画素マトリックス
1006・・・ゲイト側シフトレジスタ
1007・・・ゲイトドライバ
1008・・・ゲイト信号線
1009・・・ソース信号線
1010・・・ソース側スタート信号線端子
1011・・・ソース側シフトクロック入力端子
1012・・・画像データ入力端子
1013・・・ゲイト側スタート信号線端子
1014・・・ゲイト側シフトクロック入力端子
1015・・・信号線ドライバ部
1016・・・ゲイトドライバ部
1017・・・サンプル信号線

Claims (7)

  1. マトリクス状に配置された複数の画素と、第1の信号線ドライバ回路と、第2の信号線ドライバ回路と、第1のセレクタ回路と、第2のセレクタ回路と、第3のセレクタ回路とを有し、
    前記第1のセレクタ回路、前記第2のセレクタ回路及び前記第3のセレクタ回路各々は、第1のトランスミッションゲイトと、第2のトランスミッションゲイトと、選択信号線と、データ信号線とを有し、
    前記第1のトランスミッションゲイトと前記第2のトランスミッションゲイトは、前記選択信号線に入力された信号に応じて一方がオンのとき他方がオフとなり、
    前記第1のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側スタート信号は、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側スタート信号と、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側スタート信号に分けられ、
    前記第2のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側シフトクロックは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側シフトクロックと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側シフトクロックに分けられ、
    前記第3のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力された画像データは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1の画像データと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2の画像データに分けられ、
    前記第1の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち奇数行の画素に前記第1の画像データを出力し、
    前記第2の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち偶数行の画素に前記第2の画像データを出力することを特徴とする液晶電気光学装置。
  2. マトリクス状に配置された複数の画素と、第1の信号線ドライバ回路と、第2の信号線ドライバ回路と、第1のセレクタ回路と、第2のセレクタ回路と、第3のセレクタ回路とを有し、
    前記第1のセレクタ回路、前記第2のセレクタ回路及び前記第3のセレクタ回路各々は、第1のトランスミッションゲイトと、第2のトランスミッションゲイトと、選択信号線と、データ信号線とを有し、
    前記第1のトランスミッションゲイトと前記第2のトランスミッションゲイトは、前記選択信号線に入力された信号に応じて一方がオンのとき他方がオフとなり、
    前記第1のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側スタート信号は、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側スタート信号と、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側スタート信号に分けられ、
    前記第2のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側シフトクロックは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側シフトクロックと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側シフトクロックに分けられ、
    前記第3のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力された画像データは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1の画像データと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2の画像データに分けられ、
    前記第1のセレクタ回路、前記第2のセレクタ回路及び前記第3のセレクタ回路において、前記選択信号線には同じ信号が入力され、
    前記第1の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち奇数行の画素に第1の画像データを出力し、
    前記第2の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち偶数行の画素に第2の画像データを出力することを特徴とする液晶電気光学装置。
  3. マトリクス状に配置された複数の画素と、第1の信号線ドライバ回路と、第2の信号線ドライバ回路と、ゲイトドライバと、第1のセレクタ回路と、第2のセレクタ回路と、第3のセレクタ回路とを有し、
    前記第1のセレクタ回路、前記第2のセレクタ回路及び前記第3のセレクタ回路各々は、第1のトランスミッションゲイトと、第2のトランスミッションゲイトと、選択信号線と、データ信号線とを有し、
    前記ゲイトドライバは、ゲイト側シフトクロックに応じて前記複数の画素のうち奇数行の画素のゲイト信号線または前記複数の画素のうち偶数行の画素のゲイト信号線に信号を出力し、
    前記第1のトランスミッションゲイトと前記第2のトランスミッションゲイトは、前記選択信号線に入力された前記ゲイト側シフトクロックに応じて一方がオンのとき他方がオフとなり、
    前記第1のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側スタート信号は、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側スタート信号と、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側スタート信号に分けられ、
    前記第2のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力されたソース側シフトクロックは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1のソース側シフトクロックと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2のソース側シフトクロックに分けられ、
    前記第3のセレクタ回路において、前記データ信号線に入力された画像データは、オンとなった前記第1のトランスミッションゲイトを介して前記第1の信号線ドライバ回路に出力される第1の画像データと、オンとなった前記第2のトランスミッションゲイトを介して前記第2の信号線ドライバ回路に出力される第2の画像データに分けられ、
    前記第1の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち奇数行の画素に前記第1の画像データを出力し、
    前記第2の信号線ドライバ回路は、前記複数の画素のうち偶数行の画素に前記第2の画像データを出力することを特徴とする液晶電気光学装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとは、それぞれ1フレーム表示期間内において単一極性を有し、且つ互いに極性が異なることを特徴とする液晶電気光学装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、
    前記複数の画素は、スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子は、相補型、P型またはN型の薄膜トランジスタであることを特徴とする液晶電気光学装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、
    前記複数の画素は、スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子は、薄膜ダイオードであることを特徴とする液晶電気光学装置。
  7. 請求項において、
    前記薄膜ダイオードは、MIM型、NIN型、PIP型、PIN型、NIP型であることを特徴とする液晶電気光学装置。
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