JP3880315B2 - パケット無線ネットワークにおけるルーティングエリア更新 - Google Patents
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Description
発明の背景
本発明は、パケット無線ネットワークにおけるルーティングエリア更新を実施する移動局へのデータ送信に関する。具体例で、GPRSネットワークに関して本発明を説明するが、本発明は他の移動通信システムにも適用可能である。
【0002】
汎用パケット無線サービス(GPRS)はGSMの新しいサービスである。それは、ETSI(European Telecommunication Standard Institute(ヨーロッパ電気通信標準機構))においてGSM(Global System for Mobile Communication(移動通信のためのグローバルシステム))フェーズ2+で標準化されているアイテムの1つである。GPRSの動作環境は、GPRS中枢網によって相互接続される1もしくは1よりも多数のサブ−ネットワークサービスエリアから構成される。サブ−ネットワークは多数のパケットデータサービスノードを備える。ここでは、パケットデータサービスノードはGPRSサポートノード(またはエージェント)と称され、また、パケットデータサービスノードの各々はGSM移動ネットワークに接続されて、いくつかの基地局、すなわちセルを介して移動データ端末にパケットデータサービスを提供することができるようになっている。中間の移動ネットワークは、サポートノードと移動データ端末との間で回線交換またはパケット交換データ伝送を提供する。次に、個々のサブ−ネットワークは、例えば公衆交換パケットデータ網(PSPDN)といった外部のデータネットワークに接続される。このように、GPRSサービスは、移動データ端末と外部のデータネットワークとの間でデータ伝送を実施するために使用され得る。GPRSサービスネットワークの特徴の1つは、それがGSMネットワークとは殆ど別個に動作することである。GPRSサービスに課される要求の1つは、インターネットおよびX.25ネットワークといった個々のタイプの外部のPSPDNネットワークと共に動作しなければならないことである。換言すると、GPRSサービスおよびGSMネットワークは、ユーザーがGSMネットワークを介して接続されることを所望するデータネットワークのタイプに関わらず、全てのユーザーに対応し得るものでなければならない。これは、GSMネットワークおよびGPRSサービスが異なるネットワークアドレッシング方法及びデータパケットフォーマットをサポートして処理しなければならないことを意味する。データパケット処理には、パケット無線ネットワークにおけるパケットのルーティングも含まれる。加えて、ユーザーは、ユーザーのホームGPRSネットワークから在圏(visited)GPRSネットワークへ移動可能でなければならない。
【0003】
図1は、GPRSネットワークの代表的な装置を例示する。GPRSネットワークのアーキテクチャはGSMネットワークのアーキテクチャ程は発達していない。従って、全てのGPRSの用語は限定的よりも記述的に理解されるべきである。移動データ端末を形成する代表的な移動局は、移動ネットワークの移動局MS及びMSのデータインターフェイスに接続されるポータブルコンピュータPCから構成される。移動局は、例えばフィンランドのノキアモバイルホーンズリミテッド(Nokia Mobile Phones Ltd.)により製造されたノキア2110である。ノキアモバイルホーンズリミテッドにより製造されたPCMCIAタイプのノキアセルラデータカードを使用して、PCMCIAカードスロットを有するいずれかのポータブルパーソナルコンピュータPCに移動局を接続することができる。そして、PCMCIAカードは、CCITT X.25またはインターネットプロトコルIPといったPCで使用される電気通信アプリケーションのプロトコルをサポートするアクセスポイントをPCに提供する。代わりに、移動局は、PCアプリケーションによって使用されるプロトコルをサポートするアクセスポイントを直接提供することができる。更に、移動局3およびPC4を統合して、単一ユニットを形成し、単一ユニット内で、アプリケーションに、それによって使用されるプロトコルをサポートするアクセスポイントを提供するようにすることもできる。統合されたコンピュータを備えるこのような移動局の一例は、フィンランドのノキアモバイルホーンズリミテッドにより製造されたノキアコミュニケータ9000である。
【0004】
ネットワーク要素BSCおよびMSCは、GSMネットワークによって既知である。図1の構成は、別個のサービングGPRSサポートノード(SGSN)を備える。サポートノードは、ネットワーク側でパケット無線サービスのある動作を制御する。その動作には、移動局MSによるシステムへのロギングインおよびシステムからのロギングオフ、移動局MSによるルーティングエリア更新、デスティネーションを訂正するためのデータパケットルーティングが含まれる。本出願では、「データ」という用語は広い意味で理解されるべきであり、デジタル電気通信システムにおいて端末に伝送され、また、端末から伝送される全ての情報を指す。情報には、デジタル形式にエンコードされた音声、コンピュータ間のデータ通信、ファックスデータ、プログラムコードのショートメッセージ、等々が含まれる。加入者データおよび関連の問合せ、ルーティングエリア更新等々といったデータ伝送以外の情報はシグナリングと称される。SGSNノードは基地局BTS、基地局コントローラ、または、移動交換センタMSCに存在し得る。或いは、SGSNノードは全てのこれらの要素から分離したものであっても良い。SGSNノードと基地局コントローラBSCとの間のインターフェイスは、GBインターフェイスと称される。1つの基地局コントローラBSCによって管理されるエリアは基地局サブシステムBSSと称される。
【0005】
中間の移動ネットワークは、サポートノードと移動データ端末機器との間でパケット交換データ伝送を提供する。次に、個々のサブーネットワークは、特定のゲートウェイGPRSサポートノードGGSNを介して、例えばPSPDNといった外部のデータネットワークに接続される。このように、移動データ端末と外部のデータネットワークとの間のパケットデータ伝送は、アクセスネットワークとして機能するGSMネットワークと共にGPRSサービスを使用して達成される。代わりに、ゲートウェイノードGGSNをルータで置き換えることができる。以下では、「ゲートウェイノードGGSN」という用語は、ゲートウェイがルータで置き換えられた構成も指すと理解されるべきである。
【0006】
図1では、GSMネットワークに接続されたGPRSネットワークは、多数のサービングGPRSサポートノードSGSNおよび1つのゲートウェイGPRSサポートノードGGSNを備える。個々のサポートノードSGSNおよびGGSNは、オペレータ内中枢網を介して相互接続される。GPRSネットワークは幾つかのサポートノードSGSNおよびゲートウェイノードGGSNを備え得ることは理解されるべきである。
【0007】
各々のサポートノードSGSNは、セルラーパケット無線ネットワークの1または1よりも多数のノードのエリアにおいてパケットデータサービスを管理する。これを達成するために、各々のサポートノードSGSNはGSMシステムのあるローカル部分、一般的に移動サービス交換センタに接続されるが、ある状況では、それを基地局サブシステムBSS、すなわち基地局コントローラBSCまたは基地局BTSに直接接続するのが好ましい場合もある。セル内の移動局MSは無線インターフェイス上で基地局BTSと通信し、更に、移動ネットワークを介して、セルが属するサービスエリアのサポートノードSGSNと通信する。原則的に、サポートノードSGSNと移動局MSとの間の移動ネットワークはこれら2つの間でパケットを伝送するのみである。この目的のために、移動ネットワークは、移動局MSとサービングサポートノードSGSNとの間で回線交換接続かパケット交換データパケット伝送のどちらかを提供することができる。移動局MSとエージェントとの間の回線交換接続の一例はFI934115に開示されている。移動局MSとエージェントとの間のパケット交換データ伝送の一例はFI940314に開示されている。しかしながら、移動ネットワークは移動局MSとサポートノードSGSNとの間の物理的な接続のみを提供し、その正確な動作および構成は本発明には関係がないことは留意されるべきである。
【0008】
オペレータのSGSNとGGSNを相互接続するオペレータ内中枢網11を、例えばローカルエリアネットワークによって実施することができる。また、オペレータのGPRSネットワークを、オペレータ内中枢網なしに、例えば単一のコンピュータにおいて全ての機能を実施することによって実施することもでき、これは、本発明に従う呼セットアップ方法に何らの変更も生じさせないことは留意されるべきである。
【0009】
ゲートウェイGPRSノードGGSNは、オペレータのGPRSネットワークを他のオペレータのGPRSネットワーク及びオペレータ間中枢網12またはIPネットワークといったデータネットワークに接続する。インターワーキング(Interworking Function)ファンクションIWFをゲートウェイノードGGSNと他のネットワークとの間に用意することができるが、通常、GGSNは同時にIWFである。オペレータ間中枢網12を介して、異なるオペレータのゲートウェイノードGGSNは相互に通信可能となる。その通信は、異なるGPRSネットワーク間のGPRSローミングをサポートすることを必要とされる。
【0010】
また、ゲートウェイノードGGSNは、GPRS移動局の位置情報を記憶するために使用される。また、GGSNは移動−終端(MT)データパケットも送る。また、GGSNは、IPネットワークまたはX.25ネットワーク(または同時に1よりも多数のネットワーク)の移動局のネットワークアドレスをGPRSネットワークの移動局識別子と対応付けるデータベースを含む。移動局が、1つのサポートノードSGSNのエリア内で1つのセルから別のセルへ移動する(roam)時、ルーティングエリア更新はサポートノードSGSNにおいてのみ必要とされ、ゲートウェイノードGGSNはルーティングエリアの変更に関する情報を通知されることを必要としない。移動局が、同一または異なるオペレータのエリア内で1つのサポートノードSGSNのセルから別のSGSNのセルに移動する時、更新はまた、新しい在圏サポートノードの識別子及び移動局の識別子を記憶するために(ホーム)ゲートウェイノードGGSNで実施される。
【0011】
また、ホームロケーションレジスタHLRがGPRSセッションの開始時点で加入者を認証するために使用される。それは、1または1よりも多数の加入者のPDP(Packet Data Protocol−パケットデータプロトコル)アドレスと加入者のIMSI(International Mobile Subscriber Identity−インターナショナル移動加入者識別)間の定義を含む。GSMネットワークでは、加入者はIMSIに基づいて識別される。図1では、HLRはSS7(Signalling System 7−シグナリングシステム7)を介して、例えば移動交換センタMSC及びオペレータ内中枢網に接続される。SS7シグナリングシステムとオペレータ内中枢網との間には、直接接続またはSS7ゲートウェイノードがあり得る。原則として、HLRはパケット−交換メッセージをいずれのGPRSノードと交換することができる。しかしながら、HLRの、GPRSネットワークとの通信及び接続方法は、本発明にとって重要ではない。
【0012】
パケットデータが移動局に送られる時、データは正しいGSMネットワークに送られ、ゲートウェイノードGGSNを介して、移動局の位置が分かっているサポートノードSGSNに送られる。もし、移動局が待機モードであるならば、その位置はルーティングエリア(RA)の精度で分かる。同様に、もし、移動局がレディ(ready)モードであるならば、その位置はセルの精度で分かる。
【0013】
図2は、ルーティングエリア更新に関連するシグナリングを示す。時間的に、処理は上から下方へ向かう。ステップ2−0では、移動局MSはゲートウェイノードGGSN及び第1のサポートノードSGSN1を介してデータを受信する。次に、移動局MSは第1の(例えば旧)サポートノードSGSN1のエリアから第2の(すなわち新)サポートノードSGSN2のエリアへ移動する。ステップ2−1では、移動局MSは新サポートノードSGSN2にROUTING AREA UPDATE REQUESTを送る。ステップ2−2では、新サポートノードSGSN2は、旧サポートノードSGSN1に、移動加入者のコンタクト情報、すなわちコンテキストデータとして知られているところのものをSGSN1に要求するSGSN CONTEXT REQUESTメッセージを送る。ステップ2−3では、旧サポートノードは、そのメモリから新サポートノードを介して移動局へデータを送る。このステップは課題の記載においてより詳細に説明される。
【0014】
ステップ2−4では、SGSN2は要求されたPDPコンテキストデータを送る。ステップ2−5では、新SGSN2は、ゲートウェイノードGGSNに、関連の移動局へのアクティブな存在する接続の数と同数のUPDATE PDP CONTEXT REQUESTメッセージを送る。この数はnで示される。ステップ2−6では、GGSNはnの受取りを送ることによって応答する。ステップ2−7では、新SGSN2は、ホームロケーションレジスタHLRにルーティングエリア更新メッセージUPDATE GPRS LOCATIONを送る。ステップ2−8では、ホームロケーションレジスタHLRは、旧サポートノードSGSN1内の移動局MSの加入者データを取消す。ステップ2−9は対応する受取りに関する。ステップ2−10では、HLRはメッセージINSERT SUBSCRIBER DATAで移動局の加入者データを送る。ステップ2−11から2−15は、受諾の通知及び先に送られたメッセージに対する受取りである。
【0015】
旧サポートノードSGSN1は、コンテキストデータ(メッセージ2−4)を新サポートノードに送った後に加入者のPDPコンテキストに関連するデータパケットを送らなければならないと、ETSI(European Telecommunications Standards Institute−ヨーロッパ電気通信標準機構)GPRS勧告09.60(バージョン5.0)は決めている。前記勧告はまた、新サポートノードは、未知のPDPコンテキストと関連するデータパケットを受信する場合、エラーメッセージを旧サポートノードに送らなければならないと決めている。
【0016】
ステップ2−4のPDPコンテキストデータを含むメッセージが途中で遅延するか、旧サポートノードSGSN1が新サポートノードSGSN2にデータを送ってしまうまで送られれない時に、前述の従来技術の構成の問題が生じる。図2のデータストリーム2−3(部分的なステップ2−3a、2−3c、2−3dに分割されている)はこのような状況を示す。ステップ2−3aでは、旧サポートノードSGSN1は移動局MSにアドレスされたデータを受信し、ステップ2−3cでは、旧サポートノードSGSN1は、そのメモリに記憶されて移動局MSにアドレスされたデータを新サポートノードSGSN2に送り、新サポートノードSGSN2はデータを移動局MSに中継しなければならない(ステップ2−3dが示すように)。しかしながら、実際には、これは事実ではない。何故ならば、この段階では、新サポートノードSGSN2は移動局に関するコンテキストデータを受信していないからである。換言すると、SGSN2はデータパケットをどう処理すべきか分からない。
【0017】
新サポートノードのトンネリング(Tunnelling)プロトコルGTP(GPRS Tunnelling Protocol−GPRSトンネリングプロトコル)が、ステップ2−4で示されて加入者コンテキストデータを含むメッセージを、更なる処理のために新サポートノードSGSN2のMMユニット(Mobility Management−移動性管理)に中継する時に、同様の問題が生じる。このオペレーションの目的は、MMユニットが、GTPに、もし加入者がアクティブなPDPコンテキストを有するならば対応する処置を講じるように、すなわち必要なトンネルを提供するように要求することである。もし、データパケットがステップ2−4のメッセージのすぐ後に続くならば、SGSN2は、この場合にも、データパケットが関連するPDPコンテキストを識別しない。
【0018】
発明の概要
本発明の目的は、前述の問題を解決するための方法及びそのような方法を実施するための装置を提供することである。本発明の目的は、独立請求項に開示されるところのものによって特徴付けられる方法及び装置によって達成される。本発明の好ましい実施例は従属請求項に開示されている。
【0019】
直接の解決策は、データパケットを新サポートノードにバッファすることであるが、サポートノードは、それがデータの実のオーナーを知らないようなデータをバッファするのは困難であることが分かるであろう。新サポートノードの単純なデータバッファリングは以下の問題を引き起こす。
【0020】
一連の事象によると、新サポートノードは未知のPDPコンテキストに関連するデータパケットを受信する。新しいサポートノードはデータパケットを捨て、エラーメッセージを(データパケットを送った)旧サポートノードに送る。エラーメッセージにより、PDPコンテキストは旧サポートノードのレジスタから消去される。結果として、そのコンテキストに関連するトンネリングは終了する。もし、新サポートノードがコンテキスト要求(メッセージ2−2)を再送するならば、旧サポートノードは応答メッセージ2−4に消去されたPDPコンテキストを含まず、したがって新サポートノードは加入者のアクティブなコンテキストを分からない。代替として、消去されたPDPコンテキストが中継メッセージに含まれるが、トンネリングは実施されない。
【0021】
別の一連の事象によると、ゲートウェイノードGGSNは、移動−終端データパケットを旧サポートノードにトンネルする。もし、旧サポートノードが未知の(最新に消去された)PDPコンテキストに関連するデータパケットを受信するならば、それはエラーメッセージをゲートウェイノードに送る。エラーメッセージを受信すると、ゲートウェイノードは、そのPDPコンテキストを、そのレジスタから消去する。もし、サポートノード間のルーティングエリアが更新されている時に、ゲートウェイノードが移動−終端パケットを送っていないならば、ゲートウェイノードは、たとえPDPコンテキストがサポートノードから消去されていても、PDPコンテキストはアクティブであると仮定する。
【0022】
本発明は第一にGPRS勧告09.60の欠点の発見に基づく。本発明はまた以下のようなサポートノードSGSNの機能の補充に基づく。本発明によると、条件が規定され、条件が満たされると、第2の(新)サポートノードSGSN2は、その裁量で、移動局のコンテキストデータを有することが少なくとも有望である。ルーティングエリアが更新されている時、少なくとも1つのサポートノード(SGSN1又はSGSN2)は、前記条件が満たされるまでデータ伝送を遅らせる。
【0023】
第2のサポートノードSGSN2は、その裁量で、移動局のコンテキストデータを有することが少なくとも有望であるという事実を、様々な方法で確認することができる。本発明の第1の実施例によると、移動局の位置が旧サポートノードから新サポートノードへと更新され、旧サポートノードが移動局のコンテキストデータを新サポートノードへ送った場合、旧サポートノードは、それが関連の移動局にアドレスされたデータパケットを新サポートノードへ送るまで所定の期間待機する。コンテキストデータは新サポートノードに達する時間を有し、そのノードはそれらに応答する(要求されたトンネルを生成する等)時間を有することを少なくともほぼ確実にするように、所定の待機時間は十分に長い。
【0024】
代替案によると、待機時間は、固定の経験から得られた時間であり、例えば約2秒である。第1のメッセージが途中で消えた場合に、新サポートノードがコンテキストデータの要求(メッセージ2−2)を再送する時間を有することを確実にするのに、待機時間は役立つ。同様に、旧サポートノードは、コンテキストデータと実質的に同時にデータパケットを送信せず、データパケットがコンテキストデータを途中で追い越すことができないようにする。待機時間をサービスの質(QoS)によって決まるようにして、高い質のサービスでは待機時間は例えば0.5sといったように短くなるようにするのが合理的である。
【0025】
好ましい代替案によると、好ましくは、新サポートノードが旧サポートノードにコンテキストデータを要求するのに使用するメッセージと同一のメッセージで、新サポートノードは待機時間を旧サポートノードに通知する。これは、新サポートノードが、その再送タイマはどのように最適にセットされたかを知っているからである。待機時間の最適値は、再送タイマにセットされた時間よりもわずかに長い時間である。代替として、当然、新サポートノードはその再送タイマにセットされた時間を知らせることができ、それによって、旧サポートノードは小さな余裕をそれに付加する。
【0026】
別の代替案によると、所定の待機時間は固定ではなく、旧サポートノードは新サポートノードからの受取り、すなわち新サポートノードが要求したコンテキストデータを受信したことの確認を待つ。前記受取りを受信するまで、旧サポートノードは移動局にアドレスされたデータパケットを新サポートノードに送らない。この場合には、新サポートノードは、多分ではなく、確実に、その裁量で、移動局のコンテキストデータを有する。
【0027】
第2の代替案の利点は、例えば第1の実施例で示されたようなルーティングエリア更新と関連するような遅延はないことである。何故ならば、通常、新サポートノードは、ほぼ即座に受取りを送るからである。しかしながら、それ程重大ではない欠点は、特別の受取りメッセージ、および、それによって生じるシグナリング負荷の増大である。
【0028】
第2の代替案の更なる利点は、ステップ2−4で送られ、コンテキストデータを含むメッセージが途中で消失してしまう場合でさえも、問題を解決することである。この場合であっても、従来技術の新サポートノードSGSN2は関連の加入者にアドレスされたデータパケットを受信することができない。何故ならば、それはデータパケットをどのように処理するべきか分からないからである。第2の実施例の有利な代替案によると、SGSN1は、所定の最大時間、受取りメッセージを待ち、それからコンテキストデータを再送する。
【0029】
第2の実施例によると、第2の、すなわち新サポートノードはデータ伝送を遅延させる。以下の解決は新サポートノードで行われる。新サポートノード(及び特にそのGTPユニット)が、PDPコンテキストに関連しないデータパケットを受信する時、新サポートノードは受信されたデータパケットを捨てず、それらを記憶し、サポートノード間のルーティングエリア更新が新サポートノードにおいて進行中であるか否かを調べる。もし、少なくとも1つのこのようなルーティングエリア更新が進行中であるならば、新サポートノードは、PDPコンテキストに関連しない受信された続くデータパケットを記憶する。これらのパケットは、テンポラリーのコンテキストと関係付けられるか、メモリに記憶され得る。これらのパケットは、一度進行中のルーティングエリア更新が終了されたならばメモリから検索される。
【0030】
もし、サポートノード間のルーティングエリア更新がサポートノードにおいて進行中であるならば、サポートノードは従来技術のプロシジャーに従う。すなわちデータパケットを捨てて、パケットを送ったサポートノードにエラーメッセージを送る。
【0031】
発明の詳細な説明
添付の図面を参照して、好ましい実施例に関して、本発明を以下により詳細に説明する。
【0032】
図3は、本発明の第1の実施例に従うルーティングエリアメンテナンスに関するシグナリングを示す。この場合には、他のステップは図2に関して説明したのと同一であるが、ステップ2−3aから2−3d(旧サポートノードSGSN1を介してのデータ伝送)はステップ3−3aから3−3dによって置き換えられている。ステップ3−3aはステップ2−3aに対応する。このステップでは、SGSN1は移動局にアドレスされたデータパケットを受信する。ステップ3−3bでは、SGSN2は固定の期間待機する(固定の期間は接続のサービスの質によって決まるのが好ましい)。待機時間の後に、ステップ3−3cでは、SGSN1は、そのメモリ中のデータパケットをSGSN2に送り、SGSN2は、ステップ3−3dで、それらを移動局MSに中継する。それ以後、図3に示される実施例はステップ2−5から2−15を備えるが、それを再度記載することはしない。
【0033】
図4は、本発明の第1の実施例の代替の実施例に従うルーティングエリアメンテナンスに関するシグナリングを示す。この場合においても、別個に説明しないステップ(2−0から2−2、及び、2−5から2−15)は図2の従来技術と同一である。ステップ2−3aから2−3d(旧サポートノードSGSN1を介してのデータ伝送)は、ステップ4−3aから4−3dによって置き換えられる。ステップ4−3aでは、SGSN1は、移動局にアドレスされたデータパケットを受信する。ステップ4−3bでは、旧SGSN1は、ステップ4−4’で新SGSN2によって送られる受取りメッセージを待つ。この受取りメッセージを、ここでは、SGSN CONTEXT ACKNOWLEDGEと称する。ステップ4−3cでは、旧SGSN1は、そのメモリ中のデータパケットを新SGSN2に送り、新SGSN2は、ステップ4−3dでそれらを移動局MSに中継する。
【0034】
図5は、本発明の第2の実施例のフロー図である。ステップ50では、新サポートノードSGSN2(そして特にそのGTPユニット)は、PDPコンテキストに関連しないデータパケットを受信する。ステップ51では、サポートノードは、サポートノード間のルーティングエリア更新が進行中か否かを調べる。もし、そうならば、ステップ53で、サポートノードは、そのパケットをテンポラリーのコンテキストと関係付ける。ステップ54で、ルーティングエリア更新が終了したことが検知されると、処理はステップ55に進み、ステップ55では、SGSN2はパケットを受信先に送る。もし、ステップ51で、サポートノード間のルーティングエリア更新が進行中であることが検知されるならば、処理はステップ52に進み、ステップ52では、パケットは捨てられて、エラーメッセージがパケットの送信元に送られる。
【0035】
技術の進歩につれて、本発明の概念をいくつかの異なる方法で実施することができることは当業者にとって明白である。従って、本発明及びその実施例は前述の例に限定されず、請求の範囲内で変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パケット無線ネットワークのアーキテクチャを示す。
【図2】 従来技術に従うルーティングエリアメンテナンスに関するシグナリングを示す。
【図3】 本発明の第1の実施例の1の選択可能案に従うルーティングエリアメンテナンスに関するシグナリングを示す。
【図4】 本発明の第1の実施例の1の選択可能案に従うルーティングエリアメンテナンスに関するシグナリングを示す。
【図5】 本発明の第2の実施例のフロー図である。
Claims (6)
- 少なくとも第1のサポートノード(SGSN1)及び第2のサポートノード(SGSN2)を備えるパケット無線ネットワークにおいてルーティングエリア更新を実施する移動局(MS)にデータを伝送する方法であって、
前記パケット無線ネットワークは、データ(2−0、2−3a)を前記第1のサポートノード(SGSN1)を介して前記移動局(MS)に送り、
前記移動局(MS)はルーティングエリア更新メッセージ(2−1)を前記第2のサポートノード(SGSN2)に送り、該第2のサポートノード(SGSN2)は、前記第1のサポートノード(SGSN1)からの前記移動局のコンテキストデータ(2−5)の要求を前記第1のサポートノードに送り、
前記第1のサポートノードは、そのメモリから、移動局にアドレスされたデータを前記第2のサポートノードに送るような方法において、
前記第2のサポートノード(SGSN2)が、その裁量で、前記移動局のコンテキストデータを有することが少なくとも有望であることを示す条件を規定し、
前記ルーティングエリアが更新されている時、前記第1及び第2のサポートノード(SGSN1、SGSN2)の少なくとも1つは、前記条件が満たされるまでデータ伝送を遅延させ、
前記第1のサポートノード(SGSN 1 )は、データを前記第2のサポートノード(SGSN 2 )に送る前に、所定の期間、待機し(3−3b、4−3b)、
前記所定の期間(3−3b)は少なくとも各々のサービスの質に対して固定であることを特徴とする方法。 - 前記所定の期間(3−3b)は、前記移動局(MS)によって使用される接続のサービスの質によって決まる請求項1に記載の方法。
- 前記固定の期間は、前記第2のサポートノード(SGSN2)の再送タイマの時間設定に実質的に対応する時間を前記第1のサポートノード(SGSN1)に通知する前記第2のサポートノードによって、及び、この時間に安全余裕を付加する前記第1及び第2のサポートノードのうちの1つによって、決定される請求項1又は2に記載の方法。
- 前記第2のサポートノード(SGSN2)へのデータ伝送の前に、前記第1のサポートノード(SGSN1)は、前記第2のサポートノードからの、該第2のサポートノードが前記移動局のコンテキストデータ(2−4)を受信したことを示す別個の受取りメッセージ(4−4')を待つ請求項1に記載の方法。
- 前記第1のサポートノード(SGSN1)は、所定の最大時間、前記受取りメッセージ(4−4')を待ち、もし、この時間内に受取りメッセージを受信しないならば、前記コンテキストデータを再送する請求項4に記載の方法。
- 少なくとも第1のサポートノード(SGSN 1 )及び第2のサポートノード(SGSN 2 )を備えるパケット無線ネットワークにおいてルーティングエリア更新を実施する移動局(MS)にデータを伝送する方法であって、
前記パケット無線ネットワークは、データ(2−0、2−3a)を前記第1のサポートノード(SGSN 1 )を介して前記移動局(MS)に送り、
前記移動局(MS)はルーティングエリア更新メッセージ(2−1)を前記第2のサポートノード(SGSN 2 )に送り、該第2のサポートノード(SGSN 2 )は、前記第1のサポートノード(SGSN 1 )からの前記移動局のコンテキストデータ(2−5)の要求を前記第1のサポートノードに送り、
前記第1のサポートノードは、そのメモリから、移動局にアドレスされたデータを前記第2のサポートノードに送るような方法において、
前記第2のサポートノード(SGSN 2 )が、その裁量で、前記移動局のコンテキストデータを有することが少なくとも有望であることを示す条件を規定し、
前記ルーティングエリアが更新されている時、前記第1及び第2のサポートノード(SGSN 1 、SGSN 2 )の少なくとも1つは、前記条件が満たされるまでデータ伝送を遅延 させ、
前記第2のサポートノード(SGSN2)は、PDPコンテキストに関連しないデータパケットを受信し、前記第1及び第2のサポートノード間のルーティングエリア更新が進行中であるか否かを調べ、
もし、前記第1及び第2のサポートノード間のルーティングエリア更新が進行中であるならば、前記第2のサポートノード(SGSN2)は、該ルーティングエリア更新が終了するまでメモリに前記データパケットを記憶し、その後、該データパケットを受信先に送ることを特徴とする方法。
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