JP3878712B2 - 用紙綴機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の用紙を束ねた用紙束の中央部や端部を綴じる用紙綴機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷機等から搬出された用紙を丁合いして一冊分の用紙束に形成し、この用紙束を綴じることが行われている。用紙束を綴じる方法としては、用紙束の背面に糊付けして綴じる方法(この方法による綴機を以下「製本機」という。)、用紙束の中央部を糸で綴じる方法、用紙束の中央部や端部の適宜位置をステッチャーにより針金で綴じる方法(この方法による綴機を以下「用紙綴機」という。)等がある。
【0003】
一般に印刷機等(複写機)では同一頁毎に必要部数印刷される。頁毎に印刷された用紙束を丁合機により丁合いして一冊分毎の用紙束に形成し、この用紙束を綴じる場合、この用紙束を製本機や用紙綴機が設置されてある位置に運び、製本機や用紙綴機により適宜に綴じられる。一般的には一冊分の用紙束が厚いものに対しては製本機で、比較的に薄いものでは用紙綴機で綴じられる。
【0004】
ところで近年、頁順に一枚毎印刷して搬出する印刷機が開発されている。このような場合には、印刷機から搬出されてくる用紙を一冊分集積し、一冊分集積した用紙束について綴じることができるので、印刷機に綴機を連結して印刷から綴じまで一貫することの開発が試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、簡素な構造で印刷機等に製本機と用紙綴機の両者の連結を可能にする用紙綴機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、第1の用紙搬入口と、前記第1の用紙搬入口から搬入された用紙をステッチャーによる綴じ位置に送り出す搬送ローラを備えてなる綴機において、表紙供給装置と前記第1の用紙搬入口と間隔を隔てた位置に第2の用紙搬入口とを設け、前記表紙供給装置の表紙を前記搬送ローラへ搬送する搬送手段と前記第2の用紙搬入口から搬入された用紙を前記搬送ローラへ搬送する搬送手段とを設けたことを特徴とすることにより達成される。
【0007】
本発明の上記解決手段によれば、用紙綴機に第1の用紙搬入口と第2の用紙搬入口が設けられているので、第1の用紙搬入口を印刷機の用紙搬出口に合わせて印刷機と近接して配置することができ、また印刷機に製本機が連結されている場合には、製本機の底部空所に搬送ベルトを設置し、その搬送ベルトの搬出部に第2の用紙搬入口を位置させることができ、これにより簡素な構造で印刷機に製本機と用紙綴機の両者の連結が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る用紙綴機の概略構成図、図2は図1に示す用紙綴機を製本機と配列したときの全体概略構成図、図3は図2の用紙の流れ図である。
【0009】
図1において、1は頁順に一枚毎印刷した用紙を搬出する印刷機、2は用紙綴機で図示の例では用紙綴機2は印刷機1に近接配置されている。用紙綴機2は、上部に第1の用紙搬入口3と第1の用紙搬入口3と間隔を隔てた下部に第2の用紙搬入口4が設けられている。用紙綴機2の内部には、第1の用紙搬入口3の近傍に搬入されてくる用紙15を受け取るローラ5が配置され、つづいて搬入された用紙15をステッチャー7による綴じ位置に送り出す回転駆動する搬送ローラ6が設置されている。
【0010】
また、第2の用紙搬入口4の近傍に延び搬入されてくる用紙を受け取り、受け取った用紙を搬送ローラ6に搬送するベルト9からなる搬送手段が設置されている。ベルト9は第2の用紙搬入口4の近傍に設置されたローラ10と搬送ローラ6に掛け渡され、搬送ローラ6の駆動により周回移動する。
【0011】
そして、第1の用紙搬入口3側の上部に表紙供給装置8が設置され、表紙供給装置8の表紙11を搬送ローラ6に搬送する搬送ベルト12が設置され、またステッチャー7による綴じ位置の後段に綴じられた用紙束の綴じ位置(中綴)の中央部を二つ折りにする折刃13とニップローラ14が設置されている。
【0012】
このように構成された用紙綴機2は、第1の用紙搬入口3を印刷機1の搬出口に合わせ設置したとき、印刷機1からの用紙15はローラ5により受け取られて搬送ローラ6に案内し、搬送ローラ6でステッチャー7による綴じ位置に送り出す。綴じ位置には図示していないが用紙束の綴位置や用紙15のサイズに応じた位置に搬送されてくる用紙15を停止するストッパが設けられてあり、このストッパに当接して用紙15を停止させることによって、順次送られてくる用紙15を揃えながら集積し、一冊分が集積されると、その用紙束の中央部をステッチャー7により綴じる。
【0013】
用紙束16に表紙11を付ける場合には、表紙供給装置8が、印刷機1から搬出されてくる一冊分の最終頁に続いて表紙11を供給し、綴じ位置に集積された用紙束16の上に乗せられて用紙束とともにステッチャー7により綴じる。
【0014】
ステッチャー7により綴じられた用紙束は、図示のように中綴じの場合、折位置に送られ、用紙束の綴じ部を折刃13の先端に位置させ(この場合も図示していないがストッパが設けられていて、このストッパにより位置決めされる。)、ここで折刃13をニップローラ14の間に向けて突出し、用紙束を折り曲げる。
【0015】
図2は、この用紙綴機を製本機と並べて印刷機に連結する場合を示す図、図3はこの場合の用紙の流れを示している。20は製本機で、印刷機1に近接して配置され、製本機20に近接して用紙綴機2が配置されている。なお、図3において図2と対応する部分に同一符号が付されている。
【0016】
製本機20は、用紙搬入口21を印刷機1の搬出口に合わせて設置され、用紙搬入口21の近傍に搬入されてくる用紙の搬送方向を切り換える切換ゲート22が設置されている。切換ゲート22の後段の一方に搬入されてくる用紙を集積する集積部23が設置され、その後段に集積された一冊分の用紙束28をクランプ板24で挟持して、製本工程を移動するクランプ板25に用紙束28を挿入する搬送部が設けられている。
【0017】
切換ゲート22の後段の他方には、ほぼ垂直に底部に延びる搬送ベルト26が設置され、この搬送ベルト26の底部側端部からほぼ水平に製本機20の底面に沿って製本機20の背面に延びる搬送ベルト27が設置されている。製本機20の背面の搬送ベルト27の端部位置に搬送ベルト27により搬送されてくる用紙を搬出する用紙搬出口が形成されている。そして、この用紙搬出口と用紙綴機2の第2の用紙搬入口4が合わされている。
【0018】
このように用紙綴機2を製本機20と並べて印刷機1に連結した場合は、印刷機1で印刷される用紙の一冊分について用紙綴機2よる綴じか、製本機20による綴じかにより切換ゲート22が操作され、用紙綴機2よる綴じであるとき、印刷機1から搬出される用紙15を用紙綴機2に送るように切換ゲート22は搬送ベルト26側に開けられる。印刷機1から搬出された用紙15は搬送ベルト26、搬送ベルト27により用紙搬出口に送られ、用紙綴機2の第2の用紙搬入口4へ搬出され、用紙綴機2のベルト9によって搬送ローラ6へと送られる。
【0019】
製本機20による綴じであるとき、印刷機1から搬出される用紙15を集積部23に送るように切換ゲート22は開けられる。印刷機1から搬出された用紙15は集積部23に送られ、ここで一冊分の用紙束28に集積されるとその用紙束28をプッシャ23aによりクランプ板24の間に押し入れる。クランプ板24は用紙束28を挟持し、90度回転して挟持している用紙束28の背面をレベル板29側にして製本工程を移動するクランプ板25の間に挿入する。
【0020】
用紙束28を挟持したクランプ板25はその状態で、図3に示すように、製本処理工程の、用紙束28の背面をフライス盤30により面一に揃える処理工程、ミーリングで面一に揃えられた用紙束28の背面に糊付け機31により糊付けする処理工程、予め表紙11がニップ板(締め板)32、32上に運ばれて位置決めされてある上部に、糊付けされた用紙束28の背面を位置させ、ニップ板32、32及び底板33を少し上昇させ、表紙11を挟んでニップ板32、32の間の底板33の上に当て用紙束28の背面に表紙11を貼着し、ほぼ同時にニップ板32、32を移動して用紙束28の背面側の縁辺部近傍を両側から締め付けて表紙11を折り込み、表紙11を用紙束28に沿わせる表紙付けする表紙付け処理工程を移動して製本が行われる。
【0021】
【発明の効果】
以上、詳述したように本発明によれば、用紙綴機の上下2か所に用紙搬入口が設けられているので、印刷機等に近接して配置できるとともに、製本機の空所を利用して用紙搬送ベルトを配置して、その用紙搬送ベルトにより搬送されてくる用紙を搬入でき製本機に近接して用紙綴機を配置することができるので、用紙搬送手段を外部に設ける必要がなく、簡素な構造で印刷機等に製本機と用紙綴機の両者の連結が可能になる。
【0022】
また、用紙綴機に表紙供給装置を設置しているので、用紙綴機による綴じで表紙の供給を必要とする場合にも、外部に表紙供給装置を連結するための工夫を要することなく、容易に対応することができる。さらに下部の用紙搬入口からの用紙を搬送する搬送ベルトがステッチャーによる綴じ位置に送り出す搬送ローラに掛け渡されているので、このベルトがローラで送られる用紙の滑りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙綴機の概略構成図である。
【図2】図1に示す用紙綴機を製本機と配列したときの全体概略構成図である。
【図3】図2の用紙の流れ図である。
【符号の説明】
1 印刷機
2 用紙綴機
3 第1の用紙搬入口
4 第2の用紙搬入口
5、10 ローラ
6 搬送ローラ
7 ステッチャー
8 表紙供給装置
9、12、26、27 搬送ベルト(搬送手段)
11 表紙
13 折刃
14 ニップローラ
15 用紙
20 製本機
21 用紙搬入口
22 切換ゲート
23 集積部
24、25 クランプ板
Claims (1)
- 第1の用紙搬入口と、前記第1の用紙搬入口から搬入された用紙をステッチャーによる綴じ位置に送り出す搬送ローラを備えてなる綴機において、表紙供給装置と前記第1の用紙搬入口と間隔を隔てた位置に第2の用紙搬入口とを設け、前記表紙供給装置の表紙を前記搬送ローラへ搬送する搬送手段と前記第2の用紙搬入口から搬入された用紙を前記搬送ローラへ搬送する搬送手段とを設けたことを特徴とする用紙綴機。
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JP09428997A JP3878712B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 用紙綴機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP09428997A JP3878712B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 用紙綴機 |
Publications (2)
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JPH10245150A JPH10245150A (ja) | 1998-09-14 |
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Families Citing this family (2)
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1997
- 1997-03-06 JP JP09428997A patent/JP3878712B2/ja not_active Expired - Fee Related
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