JP3877568B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラで用いられる技術に関し、特に、二次電池を電源として使用する電子カメラに備えられている二次電池を充電する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電源である電池に充電可能な二次電池を使用する電子カメラでこの電池を充電する技術に関する発明が特開2001−69388号公報に開示されている。同公報では、電磁誘導作用を利用して充電器から電子カメラに電力を供給し、供給された電力でその電子カメラに備えられている電池を充電するという、いわゆる非接触式の充電方式を採用した電子カメラが開示されている。
【0003】
このような非接触式の充電方式では、充電用の金属端子を電子カメラの筐体表面に設けることなく電池の充電が行なえるので、筐体表面に露出してしまうこの金属端子を外部の環境から保護しつつその導電性を維持するための手段を講じる必要がなく、また、金属端子を省いた分だけ電子カメラを小型化することが可能になるという利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
非接触式の充電方式を電子カメラに採用するときには、充電装置で発生させる変動する磁界によって起電力を生じさせるための受電コイルが電子カメラに設けられる。そして、充電が行なわれるときにはその受電コイルの設けられた電子カメラの部分は強さが激しく変動する磁界の中に置かれる。このとき、その磁界は電子カメラ内部に設けられている他の電子回路に対しても電磁誘導作用による起電力を生じさせることとなる。この起電力はノイズとして観測されるため、この電子回路の動作に悪影響を及ぼすこととなってしまう。
【0005】
この問題に関し、電子カメラ内部において、受電コイルと電子回路が構成される基板との間に磁気シールド(遮蔽)として機能する金属板を設け、充電装置で発生させる磁界から電子回路を保護するという対策法がある。しかし、この金属板を設けることは電子カメラの体積・重量の増加を招き、筐体表面から金属端子を省いたことによる電子カメラの体積・重量についての利点を減殺することとなってしまう。
【0006】
以上の問題に鑑み、非接触式の充電システムを採用する電子カメラにおいて、体積・重量の増加を抑えつつ、充電装置で発生させる磁界が電子カメラ内部の電子回路に及ぼす影響を軽減させることが本発明が解決しようとする課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明の態様の1つである電子カメラは、充電装置で発生させた磁界が電磁誘導作用によって生じさせる起電力を用いて電源である二次電池を充電する電子カメラであって、前記電子カメラの外装筐体と、前記外装筐体の内部に設けられており前記電子カメラの電子回路部品が固定され、電子カメラの背面に沿って配置される基板と、前記外装筐体の内部に設けられており、電子カメラの正面右寄りに配置された鏡枠から離すように、電子カメラの正面に沿って左寄りの部分に配置され、前記充電装置で発生させた磁界によって起電力を生じる受電コイルと、前記外装筐体の内部に設けられており、前記二次電池を収納して前記電子カメラを前記充電装置に装填すると、前記受電コイルに接近する当該充電装置の一次コイルと前記基板との間に当該二次電池が位置するようになる電池収納室と、備え 前記受電コイルが前記基板から見て前記電池収納室に装填される二次電池によって覆われるようになる ことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の態様の1つである電子カメラは、充電装置で発生させた磁界が電磁誘導作用によって生じさせる起電力を用いて電源である二次電池を充電する電子カメラであって、背面部分がフラットな面である前記電子カメラの外装筐体と、前記外装筐体の内部に設けられており前記電子カメラの電子回路部品が固定され、電子カメラの正面に沿って配置される基板と、前記外装筐体の内部に設けられており、電子カメラの背面に沿って、画像ディスプレイと反対側の部分でかつ鏡枠から離すように配置され、前記充電装置で発生させた磁界によって起電力を生じる受電コイルと、前記外装筐体の内部に設けられており、前記二次電池を収納して前記電子カメラを前記充電装置に装填すると、前記受電コイルに接近する当該充電装置の一次コイルと前記基板との間に当該二次電池が位置するようになる電池収納室と、備え前記受電コイルが前記基板から見て前記電池収納室に装填される二次電池によって覆われるようになる ことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を実施する電子カメラシステムの電気的構成を示す図である。同図に示すカメラシステムは、電子カメラ100と、充電装置を兼ねる電子カメラ100専用のスタンド200とより構成されている。なお、スタンド200はクレードル(Cradle)などと呼ばれることもある。
【0019】
まず図1における電子カメラ100の電気的構成について説明する。
電子カメラ100の内部では、CPU1、撮像処理部4、DRAM5、画像処理部6、フラッシュメモリ7、メモリカード8、USB I/F9、SIFドライバ11、LCDドライバ13がいずれもバス12に接続されており、これらの間ではCPU1によるバス12の管理の下で相互にデータの授受を行なうことができる。
【0020】
CPU(Central Processing Unit )1はこの電子カメラ100全体の動作制御を行なう中央演算装置である。
撮影レンズ2は被写体像を撮像素子3の受光面に結像させる。
撮像素子3は受光面に結像している被写体像を光電変換してその被写体像が表されている画像を示すアナログ信号を出力する。
【0021】
撮像処理部4は、CDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング回路)、AGC(Automatic Gain Control:自動利得制御回路)、及びアナログ/デジタル変換回路などを含んで構成され、CPU1の制御の下に、撮像素子3から出力されたアナログ信号に含まれるリセット雑音の除去や信号レベルの調節等を行ない、これらの処理が行なわれた後のアナログ信号をデジタルデータに変換する。
【0022】
この撮像処理部4から出力される、被写体像が表されている画像を表現しているデジタルデータを、以降「撮影画像」と称することとする。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)5は、撮像処理部4から出力された撮影画像や画像処理部6による画像処理が施された後の撮影画像などを一時的に蓄えるバッファメモリとして使用される他、CPU1による各種処理のための作業用の記憶領域としても使用されるメモリである。
【0023】
画像処理部6は、CPU1による指示に基づき、撮像処理部4から出力される撮影画像に施されるγ補正やホワイトバランス等の画像補正処理や、画像を表現している画像データの記録・再生のための画像圧縮伸張処理などの各種処理を施す。なお、画像データの圧縮・伸張処理では、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に沿った伸張処理及び圧縮処理等が行われる。
【0024】
フラッシュメモリ7には、CPU1にこの電子カメラ100全体の動作制御を行なわせるための制御プログラムが予め格納されている。CPU1は、フラッシュメモリ7に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、この電子カメラ全体の動作制御を行なう。
【0025】
メモリカード8は画像データを格納するメモリであり、この電子カメラ100から着脱可能である。
USB(Universal Serial Bus) I/F9aは、USB端子10aに接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置とCPU1との間での各種データの授受を行なうためのインタフェース機能を提供する。
【0026】
SIF(Serial Interface)ドライバ11は、この電子カメラ100からスタンド200へ画像データ等を伝送するためのインタフェース機能を提供するものであり、バス12を介して送られてくるパラレルデータである画像データをシリアルデータに変換する。
【0027】
受発光部12aはLED(Light Emitting Diode)とフォトトランジスタとを備えて構成され、電子カメラ100がスタンド200に載置されているときにスタンド200との間で光を伝送媒体として各種のデータの授受を行なうものである。CPU1、USB I/F9a、及びSIFドライバ11は受発光部12aを介してシリアルデータをスタンド200へ伝送することが可能であり、また、CPU1及びUSB I/F9aはスタンド200から送られてくるシリアルデータを受信することも可能である。
【0028】
LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ13はLCDディスプレイ14を駆動してバス12を介して送られてきた画像データで表現されている画像をLCDディスプレイ14に表示させる。
LCDディスプレイ14は、画像を表示する液晶モニタである。
【0029】
セルフLED15は、いわゆるセルフタイマ撮影をこの電子カメラ100で行なうときに、点灯・消灯を様々な間隔で行なうことによって被写体となる人物に撮影のタイミングを視覚的に通知する。
操作指示部16はユーザによって操作される各種キー、スイッチ、ボタン等を備えて構成される。CPU1は操作指示部16に対してなされた操作の内容を取得し、その内容に対応するユーザからの指示を受け取る。
【0030】
リモコン受光部17は、不図示のリモコンから送られてくる光信号を受光してその光信号に対応するデータをCPU1に送付する。CPU1はリモコン受光部17から送付されたデータの内容に基づいて所定の処理を行なう。例えば、不図示のリモコンから撮影動作を行なう指示を示す光信号をリモコン受光部17が受光したときにはCPU1は撮影動作のための制御処理を行なう。
【0031】
電源部18は電子カメラ100の各部に所定の電圧に安定化された電力を供給する。
充電池19はこの電子カメラ100の電源となる電池であり、例えばニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などといった充電可能である二次電池が用いられる。
【0032】
DC入力端子20は、充電池19の代わりに外部電源を用いて電子カメラ100を動作させるときに、外部電源から出力される直流の電力が入力される端子である。
充電部21は2次コイル22に所定の電圧値以上の起電力が励起しているときに充電池19の充電を行なう。また、2次コイル22に生じた起電力は充電部21から電源部18にも導かれており、電子カメラ100がスタンド200に載置されているときには、DC入力端子20を開放した状態のまま、スタンド200を充電池19に代わる電源として電子カメラ100を動作させることができる。
【0033】
2次コイル22は、電子カメラ100がスタンド200に載置されているときにスタンド200で発生させた磁界によって起電力が生じるコイルであり、電磁誘導作用を利用する非接触式の充電方式における受電コイルとして機能する。
電子カメラ100は以上のように構成されている。
【0034】
次に図1におけるスタンド200の電気的構成について説明する。
受発光部12bは電子カメラ100の受発光部12aと同様のものであり、電子カメラ100との間で光を伝送媒体として各種のデータの授受を行なうものである。USB I/F9bはこの受発光部12bを介してシリアルデータを電子カメラ100へ伝送することが可能であり、またUSB I/F9b及びビデオI/F23は電子カメラ100から送られてくるシリアルデータを受信することが可能である。
【0035】
なお、USB I/F9bは電子カメラ100のUSB I/F9aと同様のものであり、電子カメラ100がこのスタンド200に載置されているときには、USB端子10aの代わりにUSB端子10bにパーソナルコンピュータ等の外部装置を接続してもこの外部装置と電子カメラ100のCPU1との間で各種データの授受を行なうことができる。
【0036】
また、ビデオI/F23は、電子カメラ100がこのスタンド200に載置されているときに電子カメラ100から受発光部12bを介して送られてくる画像データをビデオ信号に変換するものである。ビデオI/F23から出力されるビデオ信号はビデオ出力端子24に導かれており、家庭用のテレビジョン装置をビデオ出力端子24に接続すると、その画像データで表現されている画像がそのテレビジョン装置に表示される。
【0037】
AC/DC変換部25は、商用電源からAC電源コード26を介して供給される交流の電圧を所定の電圧に降圧させると共に直流に整流し、所定の電圧に安定化してスタンド200の各部に電力を供給する。AC/DC変換部25には数メートルの長さのDC電源コード27の一端が接続されており、そのもう一方の端を電子カメラ100のDC入力端子に接続すれば、電子カメラ100がスタンド200に載置されていない状態であってもこのスタンド200を電子カメラ100の外部電源として使用することができるように構成されている。
【0038】
発振部28は所定の周波数の高周波を発生させる。
1次コイル29は、発振部28で発生させた高周波が入力されることによって磁束数が時間経過に応じて変化する磁界を生じさせるコイルであり、電磁誘導作用を利用する非接触式の充電方式における送電コイルとして機能する。電子カメラ100の2次コイル22では、この1次コイル29が生じさせた磁界中に置かれることによって起電力が生じる。
【0039】
スタンド200は以上のように構成されている。
次に図2について説明する。同図は図1に示した電子カメラ100の外観図であり、(a)は電子カメラ100を上面から見た図、(b)は電子カメラ100を正面から見た図、(c)は電子カメラ100を底面から見た図である。
【0040】
なお、図2において図1に示したものと同一の構成要素には同一の符号を付している。
図2に示すように、電子カメラ100には、操作指示部16のひとつである撮影動作を指示するためのレリーズボタン31が電子カメラ100の正面からみて左寄りの上面に設けられている。
【0041】
電子カメラ100の正面に設けられている透明部32は、電子カメラ100の筐体内部に配置されるセルフLED15から発せられる光を電子カメラ100の外部から視認することができるようにするためのものである。この透明部32の材質は例えばアクリル樹脂を用いる。
【0042】
また、電子カメラ100の正面には、図1には不図示である夜間撮影時における照明であるストロボ33が設けられており、更に撮影レンズ2を保持する鏡枠34が電子カメラ100の正面右寄りに設けられている。
電子カメラ100の底面には、電子カメラ100に対して着脱可能である充電池19を電子カメラ100内部に収納するための開口部を封止するための電池蓋35が電子カメラ100の正面からみて左寄りに設けられている。この電池蓋35はヒンジ36を支点として開閉可能である。
【0043】
その他、電子カメラ100の底面には、三脚に電子カメラ100を固定するための三脚ネジ穴37が設けられている。
次に図3について説明する。同図は図1に示した電子カメラ100の主要な内部構造の第一の例を示す図である。図3において、(a)は電子カメラ100をその上面から見たときの内部の構造を透視した図であり、(b)は電子カメラ100をその正面から見たときの内部の構造を透視した図である。
【0044】
なお、図3において、図1若しくは図2に示したものと同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付している。
前述したように、充電池19は電子カメラ100に対して着脱可能であり、収納室38に収納される。収納室38は電子カメラ100の正面側から見て左寄りの内部に設けられ、電子カメラ100の底面に開口部分を有している。充電池19はこの開口部分から収納室31の内部に収納される。また、図3では図示していないが、前述したように電子カメラ100には開閉させることのできる電池蓋35が設けられており、電池蓋35を閉じることによって収納室31の開口部分が封止される。
【0045】
このように、収納室38を電子カメラ100の正面から見て左寄りの内部に収納するように設けたことにより、比較的重量の大きな充電池19が、レリーズボタン31の位置と同様に、電子カメラの正面から見て左寄りに配置されるので、電子カメラを片手で保持して撮影するときの安定性を高めることができる。
【0046】
また、厚さの薄い2次コイル22が固定されている基板39が、収納室38と電子カメラ100の正面側の筐体との間に挟み込まれるように配置されている。つまり、2次コイル22が電子カメラ100の正面側の筐体の内面に沿って設けられることとなる。スタンド200に設置される1次コイル29が生じさせる磁界内に2次コイル22が置かれると2次コイル22には起電力が生じる。
【0047】
なお、電子カメラ100がスタンド200に載置されたときの1次コイル29と2次コイル22との間隔は狭い方が効率良くスタンド200から電子カメラ100への電力供給が行なえるので、電力供給の効率の観点からは電子カメラ100の正面の筐体の厚さは薄い方が望ましい。また、電子カメラ100の正面の筐体の材質としては透磁率の低いものを使用する方が磁気の遮蔽効果が少ないので望ましい。
【0048】
また、2次コイル22の形状(巻き方)は、図3では楕円状に巻かれていることが示されているが、充電池19を充電するために十分な起電力をスタンド200で発生させる磁界に基づいて生じさせることができるのであれば、円状、あるいは四角状等などの他の形状としてもよい。
【0049】
電子カメラ100の正面に設けられている透明部35に対応する基板39上の位置にはセルフLED15が固定されており、セルフLED15から発せられる光が電子カメラ100の正面に設けられている透明部35を通して電子カメラ100の筐体外部から視認することができる。
【0050】
セルフLED15をこの部分に設けたので、2次コイル22の中心部の中空部分の有効利用がなされ、電子カメラ100の正面側での他の構成要素の配置の制約が軽減される。
基板39に固定されている2次コイル22とセルフLED15とを除く主要な電子部品は主基板40上に配置されて配線され、電子回路がそこに構成されている。主基板40は電子カメラ100の内部の背面側に沿うようにして配置される。従って主基板40と基板39とで充電池19の収納室38を挟む位置関係となる。このような、主基板40から見て2次コイル22が収納室38に収納された充電池19によって覆われ、充電池19によって主基板40から見て2次コイル22が遮られる位置関係を採用することにより、充電池19の充電動作時にはスタンド200で生じさせる強い磁界中に置かれることとなる電子カメラ100の正面から見て左側部分に位置する主基板40の部分に対し、収納室38に収納される充電池19自身の筐体等の金属部分が磁気のシールドの効果を発揮するので、その磁界が主基板40上に構成されている電子回路に及ぼすノイズ等の悪影響が軽減される。また、充電池19の厚みによって主基板40と基板39との位置が離されるため、充電時には2次コイル22の近傍に位置することとなるスタンド200の1次コイル29と主基板40との距離も遠くなるから、1次コイル29で生じさせる磁界が主基板40の位置では弱まるので、このことによってもその磁界が主基板40上に構成されている電子回路に及ぼすノイズ等の悪影響が軽減される。
【0051】
なお、基板39に固定されている2次コイル22及びセルフLED15は、フレキシブル基板41を介して主基板40に配置されている充電部21やCPU1等の電子回路と電気的に接続されている。
その他、図3には、LCDディスプレイ14が電子カメラ100の背面に設けられていることが示されている。なお、この電子カメラ100はいわゆる沈胴式を採用しており、図3(a)に示すように、撮影を行なわないときには鏡枠34が電子カメラ100の筐体内部に収納される。
【0052】
次に図4について説明する。同図は、図3に示した電子カメラ100について用いられるスタンド200の構造の例を示している。図4において、(a)は電子カメラ100がスタンド200に載置された状態を正面から見た図であり、(b)は同様の状態をその左側面から見た図である。
【0053】
なお、図4において、図1、図2若しくは図3に示したものと同一の構成要素には同一の符号を付している。
図4(a)に示すように、電子カメラ100は、その正面とスタンド200の正面とが接する向き、すなわち、電子カメラ100がスタンド200に載置された状態でも電子カメラ100の背面に設けられているLCDディスプレイ14を見ることができる向きであって、電子カメラ100が縦向き、すなわち、図2若しくは図3の状態に対して90度回転され、電子カメラ100の正面から見て左側の側面が下向きとなるように載置される。
【0054】
図4(b)に示すように、電子カメラ100をスタンド200に載置すると、電子カメラ100の背面に設けられているLCDディスプレイ14は斜め上方を仰ぐような状態となる。これは、スタンド200に載置された状態で電子カメラ100に画像の再生動作を行なわせたときにLCDディスプレイ14に表示される画像の視認性を向上させるためである。
【0055】
また、図4(b)に示すように、1次コイル29はスタンド200の筐体内部に配置されるが、前述したような電力供給の効率の観点から、電子カメラ100が載置されたときにその正面側に設けられている2次コイル22と平行且つ対向する位置に配置されることが望ましく、更に、電子カメラ100が載置されたときの1次コイル29と2次コイル22との間の距離はなるべく短くなることが望ましい。
【0056】
その他、図4には、USB端子10b及びビデオ出力端子24がスタンド200の左側面に設けられていること、及びAC電源コード26がスタンド200の右側面からスタンド200内部に引き込まれていることが示されている。
電子カメラ100及びスタンド200が以上のような構成及び構造を有することにより、電子カメラ100に充電用の金属端子を筐体表面に設けなくても、電子カメラ100をスタンド200に載置すれば充電池19の充電を行なうことができる。
【0057】
以下、電子カメラ100及びスタンド200の他の構成例について説明する。なお、以降の説明において今までに説明した各図に示したものと同様の機能を有する同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、以降の説明においては一部の構成要素について詳細な説明を省略する。
【0058】
まず図5について説明する。同図は本発明を実施する電子カメラ100の主要な内部構造の第二の例を示す図である。図5において、(a)は電子カメラ100をその上面から見たときの内部の構造を透視した図、(b)は電子カメラ100をその正面から見たときの内部の構造を透視した図、(c)は電子カメラ100をその左側面から見たときの内部の構造を透視した図である。
【0059】
図5に示す電子カメラ100の構造の第二の例と図3に示した電子カメラ100の構造の第一の例との大きな違いは、2次コイル22が固定されている基板39が、収納室38と電子カメラ100の正面側の筐体との間ではなく、収納室38と電子カメラ100の左側面側の筐体との間に挟み込まれるように配置されている点にある。
【0060】
このような構造を採用することにより、充電池19の充電動作時にはスタンド200で生じさせる強い磁界中に置かれることとなるのは電子カメラ100の正面から見て左端の部分に大きく偏るようになり、更に、第一の例と同様に、収納室38に収納される充電池19自身の筐体等の金属部分が磁気のシールドの効果を発揮するので、充電池19の充電動作時にスタンド200で生じさせる磁界についての電子回路が構成されている主基板40上における平均の強さが第一の例のときよりも更に小さくなる。その結果、その磁界が主基板40上に構成されている電子回路に及ぼすノイズ等の悪影響が大幅に軽減される。
【0061】
なお、図5に示す第二の例と図3に示した第一の例とでは、充電池19を収納する収納室38についての電子カメラ100の上面から見たときの向きが90度回転しているが、どちらの向きにしてもある程度の磁気のシールドの効果を得ることができる。
【0062】
次に図6について説明する。同図は、図5に示した電子カメラ100について用いられるスタンド200の構造の例を示している。図6において、(a)は電子カメラ100がスタンド200に載置された状態を正面から見た図であり、(b)は同様の状態をその左側面から見た図である。
【0063】
図6に示すスタンド200の構造と図4に示したスタンド200の構造との違いは1次コイル29の配置のみであり、他の構造は同一である。
図6に示すスタンド200でも、1次コイル29の位置は、前述したような電力供給の効率の観点から、1次コイル29はスタンド200の筐体内部における位置は、電子カメラ100が載置されたときにその底面側に設けられている2次コイル22と平行且つ対向する位置に配置されることが望ましく、更に、電子カメラ100が載置されたときの1次コイル29と2次コイル22との間の距離はなるべく短くなることが望ましい。図6に示す例でも1次コイル29はまさにこれらの要求に沿うような位置に配置されている。
【0064】
電子カメラ100及びスタンド200がそれぞれ図5及び図6に示す構成及び構造を有することによっても、電子カメラ100に充電用の金属端子を筐体表面に設けることなく充電池19の充電を行なうことができる。
次に図7について説明する。同図は本発明を実施する電子カメラ100の主要な内部構造の第三の例を示す図である。図において、(a)は電子カメラ100をその背面から見たときの内部の構造を透視した図、(b)は電子カメラ100をその上面から見たときの内部の構造を透視した図である。なお、図7(a)においては電子カメラ100は天地が逆に描かれており、上面が下向きとなっている。
【0065】
図7に示す電子カメラ100の構造の第三の例と図3に示した電子カメラ100の構造の第一の例との大きな違いは、2次コイル22が固定されている基板39が、収納室38と電子カメラ100の正面側の筐体との間ではなく、収納室38と電子カメラ100の背面側の筐体との間に挟み込まれるように配置されている点にある。なお、この第三の例においては、収納室38の電子カメラ100内での位置が第一の例に比べて背面に寄った位置に配置されるため、第一の例で用いられていた主基板40をそのまま電子カメラ100内に配置することが困難である。そのため、図7に示す第三の例では、電子部品を固定・配線して電子回路を構成するための主基板40を基板A42及び基板B43に分割し、これらを不図示のフレキシブル基板等を介して電気的に接続することで第一の例と同様の電子回路を構成するようにしている。
【0066】
このような図7に示す位置関係を採用することによっても、第一の例と同様に、充電池19の充電動作時にはスタンド200で生じさせる強い磁界中に置かれることとなる電子カメラ100の正面から見て左側部分に位置する基板B43の部分に対し、収納室38に収納される充電池19自身の筐体等の金属部分が磁気のシールドの効果を発揮するので、その磁界が基板B43上に構成されている電子回路に及ぼすノイズ等の悪影響が軽減される。
【0067】
また、この第三の例においては、2次コイル22を電子カメラ100の背面側に配置したので、内径の大きな受電コイルを電子カメラで使用することができるようになる。これは、電子カメラ100の背面の部分では広くフラットな面を確保することが容易であるからであり、このような部分に2次コイル22を配置したので、同一の巻回数ではより高い電圧の起電力を生じさせることのできる、内径の大きな2次コイル22を電子カメラ100で使用することができる。
【0068】
なお、図7に示す第三の例の内部構造を有する電子カメラ100に収納された充電池19を充電することのできるスタンド200は、例えば前述した図4に示した構造を有するものでよく、ただ電子カメラ100をその背面とスタンド200の正面とが接する向きであって縦向きに載置するようにすればよい。この載置状態では電子カメラ100のLCDディスプレイ14に表示される画像を見ることは困難であるが、充電池19の充電を行なうことは可能である。
【0069】
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の改良・変更が可能である。例えば、フェライトなどの透磁率の高い材料を1次コイル29や2次コイル22の中心部に配置するようにして、電磁誘導作用によってスタンド200から電子カメラ100へと供給される電力の損失の低減を目指すようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る電子カメラでは、その構造を、二次電池が外装筐体の内部に収納されたときに受電コイルが二次電池と外装筐体との間となる位置に配置されるようにすることによって、二次電池が磁気のシールドの機能を果たし、二次電池を挟んで受電コイルの反対側の空間はその磁界が弱められるので、磁気シールド用の金属板等を設けてその分だけ電子カメラの体積・重量を増加させることなく、充電装置で発生させる磁界が電子カメラ内部の電子回路に及ぼす影響を軽減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する電子カメラシステムの電気的構成を示す図である。
【図2】図1に示した電子カメラの外観図である。
【図3】図1に示した電子カメラの主要な内部構造の第一の例を示す図である。
【図4】図3に示した電子カメラについて用いられるスタンドの構造の例を示す図である。
【図5】図1に示した電子カメラの主要な内部構造の第二の例を示す図である。
【図6】図5に示した電子カメラについて用いられるスタンドの構造の例を示す図である。
【図7】図1に示した電子カメラの主要な内部構造の第三の例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 撮影レンズ
3 撮像素子
4 撮像処理部
5 DRAM
6 画像処理部
7 フラッシュメモリ
8 メモリカード
9a、9b USB I/F
10a、10b USB端子
11 SIFドライバ
12a、12b 受発光部
13 LCDドライバ
14 LCDディスプレイ
15 セルフLED
16 操作指示部
17 リモコン受光部
18 電源部
19 充電池
20 DC入力端子
21 充電部
22 2次コイル
23 ビデオI/F
24 ビデオ出力端子
25 AC/DC変換部
26 AC電源コード
27 DC電源コード
28 発振部
29 1次コイル
31 レリーズボタン
32 透明部
33 ストロボ
34 鏡枠
35 電池蓋
36 ヒンジ
37 三脚ネジ穴
38 収納室
39 基板
40 主基板
41 フレキシブル基板
42 基板A
43 基板B
100 電子カメラ
200 スタンド

Claims (2)

  1. 充電装置で発生させた磁界が電磁誘導作用によって生じさせる起電力を用いて電源である二次電池を充電する電子カメラであって、
    前記電子カメラの外装筐体と、
    前記外装筐体の内部に設けられており前記電子カメラの電子回路部品が固定され、電子カメラの背面に沿って配置される基板と、
    前記外装筐体の内部に設けられており、電子カメラの正面右寄りに配置された鏡枠から離すように、電子カメラの正面に沿って左寄りの部分に配置され、前記充電装置で発生させた磁界によって起電力を生じる受電コイルと、
    前記外装筐体の内部に設けられており、前記二次電池を収納して前記電子カメラを前記充電装置に装填すると、前記受電コイルに接近する当該充電装置の一次コイルと前記基板との間に当該二次電池が位置するようになる電池収納室と、備え
    前記受電コイルが前記基板から見て前記電池収納室に装填される二次電池によって覆われるようになる
    ことを特徴とする電子カメラ。
  2. 充電装置で発生させた磁界が電磁誘導作用によって生じさせる起電力を用いて電源である二次電池を充電する電子カメラであって、
    背面部分がフラットな面である前記電子カメラの外装筐体と、
    前記外装筐体の内部に設けられており前記電子カメラの電子回路部品が固定され、電子カメラの正面に沿って配置される基板と、
    前記外装筐体の内部に設けられており、電子カメラの背面に沿って、画像ディスプレイと反対側の部分でかつ鏡枠から離すように配置され、前記充電装置で発生させた磁界によって起電力を生じる受電コイルと、
    前記外装筐体の内部に設けられており、前記二次電池を収納して前記電子カメラを前記充電装置に装填すると、前記受電コイルに接近する当該充電装置の一次コイルと前記基板との間に当該二次電池が位置するようになる電池収納室と、備え
    前記受電コイルが前記基板から見て前記電池収納室に装填される二次電池によって覆われるようになる
    ことを特徴とする電子カメラ。
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