JP3877207B2 - Co2冷凍サイクルの給湯システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO超臨界冷凍サイクルにおいて、ガスクーラによるガス給湯ラインと圧縮機のオイルクーラによるオイル給湯ラインとの組み合わせにより、直列若しくは並列接続または個別に形成された給湯ラインを備える構成とした、効率的構成よりなるCO冷凍サイクルの給湯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記CO超臨界冷凍サイクルに使用されるCO冷媒は、地球環境汚染防止、とりわけ、オゾン層破壊、地球温暖化防止のため、フロンより遥かにその悪影響が少なく、毒性もなく、自然界に多く存在する自然冷媒の一つとしてその存在が注目されるようになり、また、COを冷媒として使用した蒸気圧縮冷凍サイクルが多用される傾向にある。
しかし、COは温度31.06℃の低い温度で臨界点に達するので、これを使用する蒸気圧縮冷凍サイクルは、前記臨界点を越えた超臨界域を含むサイクルを形成することになり、一般の蒸気圧縮式冷凍サイクルに見られた凝縮過程を伴うことなく顕熱変化による冷却を受け、超臨界の高圧高温冷媒より高圧低温冷媒となり、ついで、膨張弁による断熱膨張により気液二相混合状態をなし、蒸発器で蒸発させ冷熱を外部に送出している。例えば、特許文献1に示す提案がある。
【0003】
図7には、圧縮機101、ガスクーラ(ガス冷却器または放熱器という)102、膨張機103、蒸発器104よりなるCO蒸気圧縮式冷凍サイクルの概略構成を示してある。また、図8には、図7の冷凍サイクルにおけるCO超臨界冷凍サイクルを示すモリエル線図が示してある。
図8に見るように、CO冷媒はスクリュー圧縮機である圧縮機101で圧縮され、A→Bに示すように臨界点K(臨界温度31.1℃、臨界圧力P=75.28kg/cm)を越えた圧力Pまで圧縮される。ついで、図のB→Cに示すように、この圧縮された高圧高温COの顕熱をガスクーラ102で大気に放熱し、さらに放熱された高圧低温COを図のC→Dに示すように膨張弁103で等エンタルピ線に沿って膨張させ圧力を降下させる。この圧力降下により気液二相混合の湿り蒸気となってCO冷媒を蒸発器104で液相を気化し冷熱を外部へ放出する。
【0004】
上記図8に見るように、臨界点Kを通る等温線Tの右側であって飽和蒸気線の臨界圧P(75.28kg/cm)以上の蒸気圧の右側領域では密度の高いガス状態となり、この領域では一般に液化されることなく、ガスクーラを使用しての顕熱冷却により前記等温線Tの左側の液状可能の状態の高圧低温COを得て、次工程の膨張減圧に移行させているが、そのためには前記ガスクーラ単独での冷却には大きな吸熱容量を必要としている。
【0005】
一方CO超臨界冷凍サイクルの場合は圧縮機に吸入される冷媒は高温状態となり潤滑油の劣化の問題があり、圧縮機各部の破損の原因を形成し、冷凍効率の向上とともにこれらの画期的な解決手段の実現が望まれている。
上記高熱化を防ぐために過熱度を低くし、図8の点Aの状態で運転すると、圧縮機に液相冷媒が流入し、圧縮機の破損の原因を形成する、そのため一般にわずかに飽和蒸気線Sより右の状態で運転している。
【0006】
そのため、スクリュー圧縮機においてはオイルクーラを設け、インジェクション冷却部とジャーナル冷却部とより構成している。前者は、圧縮ガスの冷却とシール効果を得るため、圧縮室入口に潤滑油をインジェクションにより噴射し、冷媒ガスとともに吐出された前記潤滑油は油分離器により分離され、分離した油を冷却水や冷媒で冷却する冷却部を設け、後者は、圧縮室のケーシングを冷却水で冷却する冷却部を指し、オイルクーラはその両者により行なう構成にしてある。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−4235公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、
潤滑油過熱防止のために設けてあるオイルクーラの有効利用を図り、該オイルクーラをガスクーラに併設させ、ガスクーラとの多様的組合せにより、高圧側の高圧高温CO冷媒の顕熱冷却をより確実且つ効率的に行う、CO冷凍サイクルの給湯システムの提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の第1の発明であるCO冷凍サイクルの給湯システムは、
縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
前記給湯システムは、前記ガスクーラの出口より常温水を供給して入口で中温水を得る向流式のガス給湯ラインと、該ガス給湯ラインを出た中温水を圧縮機のオイルクーラに導入しその出口で高温水を得るようにしたオイル給湯ラインとより構成し、
前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインとを直列接続し、
更に前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインは、温度変化を縦軸にとりエンタルピ変化を横軸にとるCO温度エンタルピ曲線下側温度領域に近接して設けられ、ガス給湯ラインの吸熱状況を示す温度エンタルピ直線の中温側端部と、オイルとの熱交換をするオイル給湯ラインの温度エンタルピ直線の中温側端部とを折れ線状に接続し、それぞれの吸熱容量に対応して冷却するCOエンタルピ変化量を内分比分担をする構成としたことを特徴とする。
【0010】
上記第1の発明は、CO超臨界冷凍サイクルの高圧側の約90℃の高温超臨界COを放熱冷却させて高圧低温COを得る冷却手段に、ガスクーラによるガス給湯ラインとオイルクーラによるオイル給湯ラインとを直列状に設け、それぞれが受け持つ冷却温度分担区域を決めガス給湯ラインにより50〜60℃の中温水を得て、ついでオイル給湯ラインにより70〜80℃の高温水を得る構成とするとともに、オイルクーラの有効利用を図ったものである。
そして、前記ガス給湯ラインは向流式を使用し、ガスクーラの高圧側高温超臨界COの出口側より常温水を導入し、入口側より中温水を得るようにしてある。
【0011】
【0012】
記発明は、前記第1の発明における高圧側COの冷却に際して、直列状に接続したガス給湯ラインとオイル給湯ラインのそれぞれの吸熱容量に対応した最適冷却を可能とする仕様につき特定したものである。
圧縮機により約90℃の吐出温度まで加熱された高圧側の高圧高温COは、前記冷却手段により約30℃(夏季の場合)又は約10℃(冬季の場合)に冷却される。
この場合、前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインのそれぞれの吸熱状況を示す温度エンタルピ直線と、高圧高温COが前記冷却手段により冷却される過程を示すCO温度エンタルピ曲線とを、縦軸に温度変化をとり横軸にエンタルピ変化を示すT−H座標に示す場合に、図2に示すように、ガス給湯ラインの温度エンタルピ直線21aとオイル給湯ラインの温度エンタルピ直線22aとは前記CO温度エンタルピ曲線20の下側温度領域で折れ線接続させるとともに、それぞれの吸熱容量△HGC、△HOCにより高圧側の高温超臨界COの冷却されるエンタルピ総量Hcを内分比する最適位置関係にあるよう構成する。
【0013】
そして、上記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインの折れ線接続をして最適位置関係を形成した、ガス給湯ラインの温度エンタルピ直線21aとオイル給湯ラインの温度エンタルピ直線22aは、前記CO温度エンタルピ曲線20に接触又は交叉することなく、より近接した位置に設定される。
【0014】
また、本第2発明は、圧縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
前記給湯システムは、前記ガスクーラの出口より常温水を供給して入口で中温水を得る向流式のガス給湯ラインと、該ガス給湯ラインを出た中温水を圧縮機のオイルクーラに導入しその出口で高温水を得るようにしたオイル給湯ラインとより構成し、
前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインとを直列接続し、
更に前記ガス給湯ラインは、CO温度エンタルピ曲線の変極点の下部付近で第1ガスラインと第2ガスラインに分割して折れ線接続させ、第2ガスラインが前記CO温度エンタルピ曲線に接触ないし交叉する事無くその下側の近接位置に位置させるとともに、高温側端部をオイル給湯ラインの低温側端部に折れ線接続をさせ、前記CO温度エンタルピ曲線の下側温度領域に多折給湯ラインを形成する構成にしても良い。
【0015】
上記第2発明は
図3に示すように、前記ガス給湯ラインの温度エンタルピ直線をCO温度エンタルピ曲線20の変極点Fの下側付近で第1ガスライン21aXと第2ガスライン21aYに分割折れ線接続をさせ、第2ガスラインの温度エンタルピ直線21aYは前記CO温度エンタルピ曲線20に対し略切線状に設ける構成としたもので、このような多折給湯ラインの形成により前記位置関係をより最適化したものである。
【0016】
また、本発明の第の発明であるCO冷凍サイクルの給湯システムは、
縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
前記給湯システムを形成する給湯ラインは、高圧側の高温COの放熱をするガス給湯ラインと圧縮機オイルの熱交換をするオイル給湯ラインとより構成し、
前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインには、それぞれの所定給湯水による個別給湯若しくは直並列給湯をさせ、
更に前記ガス給湯ラインを、CO温度エンタルピ曲線の変極点の下部付近で低温側の第1ガスラインと高温側の第2ガスラインに分割し、
前記第1ガスラインにより変極点までのCO温度エンタルピ曲線の熱量の回収により中温給湯水を得るよう水量制御をし、
前記第2ガスラインとオイル給湯ラインは、CO冷媒のガスクーラ入口側より下流側に向けそれぞれを併設させ、CO温度エンタルピ曲線の高温域の熱量を回収させるとともに、CO冷媒のガスクーラ入口温度に出来るだけ近接する高温給湯水を得るよう水量制御をして、
前記中温給湯水と高温給湯水とを混合して所定温度の給湯を可能としたことを特徴とする
【0017】
上記発明は、前記第1の発明とはその構成内容を異にする第2の発明について記載されたもので、第1の発明の給湯システムはガス給湯ラインとオイル給湯ラインとを直列状に構成したものであるが、第2の発明においてはそれぞれの給湯ラインを独立させ個別の自立した給湯ラインを形成させ、それらを適宜組み合わせて並列ないし直並列させる構成にしてある。
なお、前記ガス給湯ラインは適宜分割しても良い。
【0018】
【0019】
上記第3発明は、図5に示すように、前記ガス給湯ラインの温度エンタルピ直線をCO温度エンタルピ曲線20の変極点Fの下側付近で第1ガスライン21aXXと第2ガスライン21aYYに分割して個別の給湯ラインを形成させ、
前記第1ガスライン21aXXにより変極点FまでのCO温度エンタルピ曲線の熱量を回収させ、該回収により中温給湯を可能とする水量制御をし、
前記第2ガスライン21aYYとオイル給湯ライン22aは、CO冷媒のガスクーラ入口側よりガスクーラに沿って下流側に向けそれぞれを併設させ、CO温度エンタルピ曲線20の高温域の熱量を回収させるとともに、CO冷媒のガスクーラ入口温度に出来るだけ近接する高温給湯水を得るよう水量制御をして、前記中温給湯水と高温給湯水とを混合して所定温度の給湯を可能としたものである。
【0020】
発明の場合は、他の発明のように各給湯ラインがCO温度エンタルピ曲線20の下部の温度領域で折れ線接続せずに、その両端の低温部と高温部に給湯ラインを個別に配設する構成にしてあるため、各給湯ラインは前記CO温度エンタルピ曲線に出来る限り接近した状況での熱の授受を行うことができ、高い給湯効率を上げることができる。
【0021】
そして上記第1乃至の発明における、
前記オイル給湯ラインは、インジェクション給湯ラインとジャーナル給湯ラインに分岐し、分岐した二つのラインを直列接続した構成が好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の第1の発明のCO冷凍サイクルの給湯システムの概略構成を示す図で、図2は図1の直列接続する第1の実施例を示す図で、ガス給湯ラインとオイル給湯ラインの吸熱エンタルピによる分割給湯の状況を示す図である。図3は図1の第2の実施例を示す図である。図4は本発明の第2の発明のCO冷凍サイクルの給湯システムの概略構成を示す図で、図5は図4の一実施例を示す図で、図6は図4の別の実施例を示す図である。
【0023】
図1、図4に見るように、本発明のCO冷凍サイクルの給湯システムは、当該冷凍サイクルのガスクーラと、スクリュー圧縮機の加熱オイルを冷却するオイルクーラとの二つの組合せにより形成された冷却手段を有効に利用した給湯システムに係わるもので、図1に示す第1の発明は前記ガスクーラとオイルクーラとを直列状に接続する構成を備えたシステムである。
【0024】
図1に示すCO冷凍サイクルの給湯システムは、CO超臨界冷凍サイクル10のガスクーラ12のガス給湯ライン12aと、オイルクーラ13のオイル給湯ライン13aとの直列状接続により構成する。
【0025】
図2は、図1の直列接続するガス給湯ライン12aとオイル給湯ライン13aがそれぞれの吸熱能力に対応して高圧高温COのエンタルピを分割給湯する状況を示す図で、CO超臨界冷凍サイクル10の高圧側の高温COは、圧縮機11の吐出側温度(約90℃)よりガスクーラ12の出口温度(夏季は約30℃、冬季は約10℃)まで冷却されるが、その温度変化(縦軸)に対するエンタルピ変化(横軸)の状況をCO温度エンタルピ曲線20で示してあり、
また、上記CO温度エンタルピ曲線20の下部温度領域には、前記高圧側のCO冷媒を冷却するガス給湯ライン12aとオイル給湯ライン13aの吸熱能力を表すガス温度エンタルピ直線21aとオイル温度エンタルピ直線22aが示してある。
【0026】
なお、上記ガス給湯ライン12aは常温の給水を受けその出口で中温水まで加熱され、加熱された中温水はオイル給湯ライン13aに受け継がれその出口で約85℃の高温給湯水を得る構成にしてあるので、前記ガス温度エンタルピ直線21aの下端Aは給水温度t(夏季は約25℃、冬季は約5℃)で始まり、中間の折れ線状継なぎ点Cを経由して得られた中温水は、オイル温度エンタルピ直線22aに接続されその出口Bで温度約85℃の高温の給湯水を得る位置関係を持つ構成にしてある。
【0027】
ところで、上記構成の最適位置関係は前記折れ線状継なぎ点Cの位置設定に係わり、
その継なぎ点Cは図示のように、COの冷却に要する総エンタルピ量Hcに対する、ガス温度エンタルピ直線21aの吸熱エンタルピ△HGCと、オイル温度エンタルピ直線22aの吸熱エンタルピ△HOCとの内分比分割点により構成するのが好適である。
則ち、この場合は、ガス温度エンタルピ直線(A−C)21aとオイル温度エンタルピ直線(C−B)22aは前記内分比点Cで折れ線接続され、前記CO温度エンタルピ曲線20の下側温度領域で前記曲線に接触ないし交叉することのない位置関係を維持する構成とし、ガスクーラ12とオイルクーラ13との直列状接続により高圧側COの顕熱冷却を行うとともに、ガスクーラに給水した常温水より約85℃の高温給湯水を得る構成にしてある。
【0028】
第2の発明に対応する図3において、ガス給湯ライン12aを折れ線状に二分割して、二分割した高温側給湯ラインの出口にオイル給湯ラインを折れ線接続して、図に示すように当該CO温度エンタルピ曲線20の下側温度領域に多折給湯ラインA−D−E−Bを形成させたものである。
前記ガス給湯ライン12aの二分割された第1ガス温度エンタルピ直線21aXと第2ガス温度エンタルピ直線21aYとの継なぎ点Dは、前記CO温度エンタルピ曲線20の変極点Fの近接位置に設け、そして前記第2ガス温度エンタルピ直線21aYには点Eを介して折れ線接続するオイル温度エンタルピ直線22bを接続して、多折給湯ラインA−D−E−BをCO温度エンタルピ曲線20の下側温度領域で該曲線の湾曲に対応させ、効率的に熱の授受を行う構成にしてある。
【0029】
図4に示す第の発明は、ガス給湯ライン12aとオイル給湯ライン13aを、それぞれ所定給湯水施設を持つ独立した個別給湯ラインより構成し、構成されたそれぞれの独立給湯ラインを並列または直列接続させ、それをさらに組合せたものである。
なお、前記ガス給湯ライン12aは更に複数個に分割しても良い。
【0030】
図4のオイル給湯ライン13aにおいて、図に見るように、スクリュー圧縮機11に設けてある前記オイルクーラ13はインジェクション冷却部14とジャーナル冷却部15とより構成する。
そして、前記インジェクション冷却部14は、圧縮ガスの冷却とシール効果を得るため、圧縮室入口に潤滑油を図示していないインジェクションにより噴射し、冷媒ガスとともに吐出された前記潤滑油を油分離器11aで分離し、分離した油をインジェクション冷却部14へ導入してインジェクション給湯ライン14aを形成するとともに、
前記ジャーナル冷却部15は、圧縮室のケーシングを冷却水により冷却する冷却部よりなり、ジャーナル給湯ライン15aを形成し、上記形成されたインジェクション給湯ライン14aとジャーナル給湯ライン15aとを直列接続する構成にしてある。
なお、上記オイルクーラ13の構造は図1のオイルクーラ13にも適用できる。
【0031】
図5に見るように、ガス給湯ライン12aの温度エンタルピ直線をCO温度エンタルピ曲線20の変極点Fの下側付近で第1ガスライン21aXXと第2ガスライン21aYYに分割して個別の独立給湯ラインを形成させたものである。
そして、前記第1ガスライン21aXXにより変極点FまでのCO温度エンタルピ曲線20の熱量の回収を行い、該回収により中温給湯を可能とする水量制御をし、
一方前記第2ガスライン21aYYとオイル給湯ライン22aは、CO冷媒のガスクーラ入口側よりガスクーラに沿って下流側に向けそれぞれを併設させ、CO温度エンタルピ曲線20の高温域の熱量を回収させるとともに、CO冷媒のガスクーラ入口温度に出来るだけ近接する高温給湯水を得るよう水量制御をして、前記中温給湯水と高温給湯水とを混合して所定温度の給湯を可能としたものである。
【0032】
本実施例の場合は、他の実施例のように各給湯ラインがCO温度エンタルピ曲線20の下部の温度領域で折れ線接続せずに、その両端の低温部と高温部に給湯ラインを個別に配設する構成にしてあるため、各給湯ラインは前記CO温度エンタルピ曲線に出来る限り接近した状況での熱の授受を可能として高い給湯効率を上げることができる。
【0033】
図6に示すように、本給湯システムは、スクリュー圧縮機11と油分離器11aとガスクーラ12とオイルクーラ13等を含む構成よりなり、前記ガスクーラ12は4個の直列ガスクーラGC1、GC2、GC3、GC4とよりなる分割構成とし、オイルクーラ13は二組みの直列インジェクション冷却部が形成するOC1、OC2より構成する。
なお、太線実線ラインは当該CO超臨界冷凍サイクルのCO冷媒の流れを示し、太線点線ラインは同じく圧縮機11の潤滑油の流れを示してある。
この場合は、前記ガスクーラ12は二組ずつ直列状に結合したものを二組用意し、負荷の状況に応じ、その一組を使用して、
a、配管25より給水を導入して、配管26→GC4→GC3→配管26a→タンク16の経路を経てタンク16に貯留後ポンプ18bにより配管29を経由してタンク17に約55℃の中温水を供給する。
b、又は、配管25より給水を導入して、配管26→GC4→GC3→配管26a→タンク16→ポンプ18a→配管28→GC2→GC1→配管28aを経由してタンク17に約80℃の高温水を供給する。
c、一方、配管25よりの給水を、配管30を経由、オイルクーラ13へ導入して、配管31より約80℃の高温水を得て、タンク17へ貯留する構成にしてある。図6に示すように図4の発明の場合は冷凍容量の変動に対応して多様性を持たせている。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、上記構成により、下記効果を奏する。
潤滑油過熱防止のために設けてあるオイルクーラの有効利用を図り、該オイルクーラをガスクーラに併設させ、ガスクーラとの多様的組合せにより、高圧側の高圧高温CO冷媒の顕熱冷却をより確実且つ効率的に行い、且つ効率的給湯を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のC冷凍サイクルの給湯システムの概略構成を示す図である。
【図2】 図1の直列接続する給湯ラインにおける第1の発明を示す図で、ガス給湯ラインとオイル給湯ラインの吸熱量による分割給湯の状況を示す図である。
【図3】 図1の直列接続する給湯ラインにおける第2の発明を示す図である。
【図4】 本発明の第の発明のCO冷凍サイクルの給湯システムの概略構成を示す図である。
【図5】 図4の給湯ラインにおける第3の発明を示す図である。
【図6】 図4の別の実施例を示す図である。
【図7】 従来のCO超臨界冷凍サイクルの概略構成を示す図である。
【図8】 図7のCO冷媒の状態変化を示すモリエル線図である。
【符号の説明】
10 CO超臨界冷凍サイクル
11 スクリュー圧縮機
11a 油分離器
12 ガスクーラ
12a ガス給湯ライン
13 オイルクーラ
13a オイル給湯ライン
14 インジェクション冷却部
14a インジェクション給湯ライン
15 ジャーナル冷却部
15a ジャーナル給湯ライン
20 CO温度エンタルピ曲線
21a ガス温度エンタルピ直線(ガス給湯ラインの温度エンタルピ直線)
22a、22b オイル温度エンタルピ直線(オイル給湯ラインの温度エンタルピ直線)
21aX ガス第1温度エンタルピ直線(第1ガスライン)
21aY ガス第2温度エンタルピ直線(第2ガスライン)
21aXX 第1ガスライン
21aYY 第2ガスライン
25、26、26a、28、28a、29、30、31 配管
16、17 タンク
18a、18b ポンプ

Claims (4)

  1. 縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
    前記給湯システムは、前記ガスクーラの出口より常温水を供給して入口で中温水を得る向流式のガス給湯ラインと、該ガス給湯ラインを出た中温水を圧縮機のオイルクーラに導入しその出口で高温水を得るようにしたオイル給湯ラインとより構成し、
    前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインとを直列接続し、
    更に前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインは、温度変化を縦軸にとりエンタルピ変化を横軸にとるCO温度エンタルピ曲線の下側温度領域に近接して設けられ、ガス給湯ラインの吸熱状況を示す温度エンタルピ直線の中温側端部と、オイルとの熱交換をするオイル給湯ラインの温度エンタルピ直線の中温側端部とを折れ線状に接続し、それぞれの吸熱容量に対応して冷却するCOエンタルピ変化量を内分比分担をする構成としたことを特徴とするC冷凍サイクルの給湯システム。
  2. 縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
    前記給湯システムは、前記ガスクーラの出口より常温水を供給して入口で中温水を得る向流式のガス給湯ラインと、該ガス給湯ラインを出た中温水を圧縮機のオイルクーラに導入しその出口で高温水を得るようにしたオイル給湯ラインとより構成し、
    前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインとを直列接続し、
    更に前記ガス給湯ラインを、CO温度エンタルピ曲線の変極点の下部付近で低温側より第1ガスラインと第2ガスラインに分割して折れ線接続させ、第2ガスラインが前記CO温度エンタルピ曲線に接触ないし交叉する事無くその下側の近接位置に位置させるとともに、その高温側端部をオイル給湯ラインの低温側端部に折れ線接続させ、前記CO温度エンタルピ曲線の下側温度領域に多折給湯ラインを形成したことを特徴とするC冷凍サイクルの給湯システム。
  3. 縮機、ガスクーラ、膨張弁、蒸発器よりなるCO冷凍サイクルの前記圧縮機により得られた高圧側の高温超臨界COを放熱冷却させるガスクーラを使用したCO超臨界冷凍サイクルの給湯システムにおいて、
    前記給湯システムを形成する給湯ラインは、高圧側の高温COの放熱をするガス給湯ラインと圧縮機オイルの熱交換をするオイル給湯ラインとより構成し、
    前記ガス給湯ラインとオイル給湯ラインには、それぞれの所定給湯水による個別給湯若しくは直並列給湯をさせ、
    更に前記ガス給湯ラインを、CO温度エンタルピ曲線の変極点の下部付近で低温側の第1ガスラインと高温側の第2ガスラインに分割し、
    前記第1ガスラインにより変極点までのCO温度エンタルピ曲線の熱量の回収により中温給湯水を得るよう水量制御をし、
    前記第2ガスラインとオイル給湯ラインは、CO冷媒のガスクーラ入口側より下流側に向けそれぞれを併設させ、CO温度エンタルピ曲線の高温域の熱量を回収させるとともに、CO冷媒のガスクーラ入口温度に出来るだけ近接する高温給湯水を得るよう水量制御をして、
    前記中温給湯水と高温給湯水とを混合して所定温度の給湯を可能としたことを特徴とするC冷凍サイクルの給湯システム。
  4. 前記オイル給湯ラインは、インジェクション給湯ラインとジャーナル給湯ラインに分岐し、分岐した二つのラインを直列接続したことを特徴とする請求項乃至3いずれか1記載のCO冷凍サイクルの給湯システム。
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