JP3875745B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents

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一郎 杉本
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一郎 杉本
幸田 雅生
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動歯ブラシに関し、特に、歯ブラシ体をこれの基体に植設した剛毛の長手方向に振動的に往復移動させて歯磨きをしたり、歯ぐきをマッサージしたりすることができる電動歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特公昭60−26535号公報は、歯ブラシ体を電動ポンプから供給される水の圧力により剛毛の長手方向と直角な向きに往復運動させながら、前記水をブラシ体による歯磨き部やマッサージ部にジェット水流として噴射するようにした電動歯ブラシを開示している。
【0003】
このものでは、水流の噴射と、ブラシ体の自動的で強制的な往復運動による強力な摺擦との相乗効果にて歯磨き効率が向上し、除去し難い歯垢も取れ易くなる。しかし、歯ブラシ体の基体に植設した剛毛がこれの長手方向と直角な向きに往復運動されるのでは、剛毛の先端が歯間および歯と歯ぐきとの間の凹凸にきっちり倣うことはできず、凹部、それも鋭い窪みや隙間には剛毛の先端は及び難いので、これらの部分の歯磨き効率は格段に低く歯垢を取るには至らず、歯の凸部しか十分な歯磨きはできない。また、逆に、歯の凸部を磨き過ぎてほうろう質に傷をつけることが時として生じる。
【0004】
歯ブラシ体を剛毛の長手方向に平行な軸線のまわりに回転させる電動歯ブラシも知られているが、これも剛毛は長手方向と直角な向きに繰り返し旋回運動されるだけであるので、上記した従来の往復運動方式のものと同様な問題がある。
【0005】
一方、これらの問題を解消するのに、本願出願人は、国際公開番号WO−94/17690(公開日1994年5月18日)に係る発明の電動歯ブラシを提案している。
【0006】
このものは、電動ポンプから供給される水をノズルから流出させながら、このノズルに通したブラシ体の剛毛を、前記水の脈流によって剛毛の長手方向に往復運動させるものである。これによると、剛毛はノズルから一定のストロークにて長手方向に繰り返し突出し、歯の凸部に突き当たるときは剛毛群がまわりへばらけるように先端間が拡がりながら歯の凸部の面に馴染んで進退してその面を摺擦し、凹部や隙間では剛毛群は凹部や隙間に対向している範囲でその奥部に向かって束ねられるように先端間が密集しながら歯の凹部や隙間の面に馴染んで進退してその面を強く摺擦するとともに、隙間には剛毛を抜き差しするので、歯の凹凸および隙間のどの部分も効率よく磨ける。また、歯と歯ぐきの間の歯肉溝やこれが大きくなったポケットにも剛毛は歯の表面に沿う状態で剛毛の長手方向に出入りして歯垢等の異物を効果的に除去することができるので歯の健康保持に有利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、水流の脈動によりブラシ体を往復運動させるものは、水量が多くいるし、高い水圧がいるので、容量の大きな水タンクおよび電動ポンプを備えた定置型の本体装置と接続した状態でしか使用できず不便であるし、高価につく。しかも、水流の脈動によるブラシ体の往復運動は毎分1200回から2000回程度のやや緩慢なもので、しかも動きはやや不確かなため、歯磨き効率はまだ十分でない。
【0008】
本発明は、このような問題を解消することを課題とし、簡単かつ安価で全体がハンディに使用でき、しかも、歯ブラシ体の剛毛の長手方向の往復運動が確かで歯磨き効果の高い電動歯ブラシを提供することを目的とするものである。
【0009】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明の電動歯ブラシは、本体部に給電により動作する往復運動源を装備するとともに、本体部の往復運動源が設けられた部分から一端側に延び、往復運動源に連結されるブラシ体の基体に植設された一束の剛毛が長手方向に出入りするように案内するノズル部を設け、前記基体を往復運動源に連結してブラシ体を一束の剛毛の長手方向に往復運動させるようにし、ノズル部から本体部の往復運動源を装備している部分までを、ノズル部を口腔内の各部に挿入し、また移動させやすい細長なノズル形状にするのに併せ、ブラシ体の基体と往復運動源との連結部が本体とノズル部との着脱連結部に位置し、ノズル部が上に向いた姿勢に本体部を把持したままでノズル部の先端を口腔内の歯のまわりのどの部分にも位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内に一束の剛毛が長手方向に対向させられる向きとするノズル部途中の湾曲部を介した傾斜を先端部に設けたことを特徴とするものである。
【0010】
このような構成では、本体部を把持して、この本体部の一端側に延びるノズル部を口腔内に挿入し、歯や歯ぐきのどの部分にもノズル部で出入りする一束の剛毛を当てがって歯磨きやマッサージをすることができるが、電池室に装着する電池からの給電により動作する往復運動源の全てを装備しているので、従来のような定置型の本体と接続した状態でしか使用できないものに比し、単独で小型かつハンディなものとなり使用しやすい。また、ブラシ体は往復運動源によって一束の剛毛の長手方向に強制的に往復運動させるので、歯磨き効果およびマッサージ効果の大きな一束の剛毛の長手方向の往復運動が、設定通りに、従って毎分6000回や10000回と言った振動的な状態にも確実かつ強力に達成されるので、従来の水流の脈流を利用したものに比し、歯磨き効果およびマッサージ効果が向上する。しかも、往復運動源は基体に剛毛を一束植設しただけのブラシ体を往復運動させればよいので小容量な小型のものでよい。従って、歯磨き効果およびマッサージ効果が従来のものよりも高く、しかも、コンパクトで使いやすい、低コストなものとなり、ランニングコストも安くつく。
また、ノズル部から本体部の往復運動源を装備している部分までを細長なノズル形状にして、ノズル部を口腔内の各部に挿入し、また移動させやすくすることができ、歯磨きやマッサージしやすいものとなる。特に、ノズル部が本体部の軸線に対しノズル部途中の湾曲部を介して傾斜していることにより、ノズル部が上に向いた姿勢に本体部を把持したままでノズル部の先端を口腔内の歯のまわりのどの部分にも位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内に一束の剛毛が長手方向に対向させられるので、各部を歯磨きしまたはマッサージするのに本体部の向きを複雑に操作しなくてよいので、使用しやすいし、本体部に高所に設置される洗浄液タンクを接続していてもこれが邪魔になることはない。
さらに、ノズル部を本体部から着脱連結部にて取り外すことにより、ブラシ体を露出させ、ブラシ体を往復運動源から着脱連結部にて取り外せるので、ブラシ体を極く小さく安価な消耗部品として交換使用して、へたりや汚れのない一束の剛毛による効果的で衛生的な歯磨きやマッサージを保証することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の幾つかの実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0038】
(実施の形態1)
本実施の形態1は図1の(a)、(b)に示すように、一部ないしは全体がグリップ1をなす本体部2に、洗浄液3を貯留する洗浄液タンク4、この洗浄液タンク4内の洗浄液3を手動で吐出するポンプ5、電池室6、この電池室6に装着する電池7からの給電により動作する往復運動源8を装備してこれらを内蔵し、本体部2の往復運動源8が設けられた先端側部分から一端側に延び、往復運動源8に連結されるブラシ体11の合成樹脂製とした基体11aに植設されたナイロン等の適宜な合成樹脂フィラメントよりなる剛毛11bが長手方向に出入りするように案内し、かつ前記ポンプ5によって吐出される洗浄液3を注出するノズル部12を設け、前記基体11aを往復運動源8に連結してブラシ体11を剛毛11bの長手方向に往復運動させるようにしてある。
【0039】
本体部2およびノズル部12は共に硬質の合成樹脂製であり、本体部2の尾端部には電池室6を開閉して電池7を着脱・交換できるようにするキャップ13が設けられている。キャップ13は突起13aを本体部2のキャップ嵌合面にあるL型の溝20に嵌め合わせながら軸線方向に嵌合した後所定量回動することにより、L型の溝20にて抜け止めされるようになっている。キャップ13の底部には電池7をプラス電極10に押圧するばね14を有し、このばね14にはマイナス電極15が接続され、これらプラス電極10およびマイナス電極15は往復運動源8を駆動するモータ16にスイッチ17を介し接続され、スイッチ17を操作部材18によりオン、オフ操作してモータ16を駆動および停止できるようにしている。マイナス電極15は少なくとも、キャップ13と本体部2との分離境界部で、キャップ13の抜け止め回動位置のときに繋がるようになっている。
【0040】
洗浄液タンク4は電池室6と往復運動源8との間に本体部2と一体に設けられ、これの側周に設けたネジ蓋19により給液口4aを開閉でき、閉じ状態ではネジ蓋19によってシールパッキング21を介し密閉できるようになっている。往復運動源8は本体部2にこれの軸線と直角な向きに軸線が向いたモータ16に直結したクランク機構であり、モータ軸16aに円盤22を直結し、この円盤22の偏心位置と本体部2の軸線と平行に配した伝達軸23とをリンク24にて連結し、伝達軸23にブラシ体11を着脱連結部25にて着脱できるように連結している。
【0041】
着脱連結部25は図3に示すように、伝達軸23の先端にコの字型の連結金具26を固定し、この連結金具26の先端連結片26aに係合溝26bを形成し、この係合溝26bにブラシ体11の基体11aに設けた係合部11cを前記係合溝26bを有した連結片26aに軸線と直角な向きにて係合することにより、伝達軸23とブラシ体11の基体11aとを軸線方向に一体に往復運動できるように接続する。そして、この接続状態の着脱連結部25は、本体部2とノズル部12とが連続している部分内に位置して、ブラシ体11の基体11aと連結金具26とが軸線に直角な向きに相対移動するのを制限されることによって、前記係合状態が解かれるようなことはなく、ブラシ体11と伝達軸23との連結状態が確実に保たれるようになっている。
【0042】
この意味で、連結金具26と基体11aとは前記係合状態でノズル部12と本体部2とが連続している部分内で半径方向の遊びがない程、連結の保持状態が安定し、本実施の形態1では基体11aと連結金具26とが互いの係合状態にて、ノズル部12と本体部2とが連続する部分の内径にほぼ等しい外形の円筒形状をなすようにして、前記遊びが小さくなるようにしている。ノズル部12と本体部2とが連続する部分では、前記基体11aと連結金具26との着脱連結部25に対応する部分に着脱連結部32を設けてある。この着脱連結部32はノズル部12側と本体部2側とを印籠嵌めし、この印籠嵌め部に設けたノズル部12側と本体部2側との凹条12aと凸条2aとの弾性的な係合によって着脱できるが、連結状態に適度に安定するようになっている。これら着脱連結部25、32の連結構造および抜け止め構造の具体的構成は種々に設計変更することができる。
【0043】
着脱連結部32はこれの連結を解いてノズル部12の側を本体部2側から取り外すと、着脱連結部25が露出し、これの連結を解いてブラシ体11を自由に取り替えられる。
【0044】
手動のポンプ5は、本体部2の側周面における、往復運動源8のモータ16が設けられている部分と真反対の部分にゴム製の加圧キャップ33を当てがって本体部2との間に加圧室33aを形成したもので、加圧キャップ33に逆止弁付きの吸気口33bが設けられ、本体部2に逆止弁付きの吐出口33cが設けられ、吐出口33cには洗浄液タンク4内の底部に達する給気パイプ33dが接続されている。また洗浄液タンク4からはノズル部12に達する合成樹脂製の可撓性パイプよりなる洗浄液通路34が設けられ、ポンプ5からの給気によって加圧され押し出される洗浄液3をノズル部12内に導き、ノズル部12とブラシ体11の剛毛11bとの間、および剛毛11bの間を通って流出し、剛毛11bの長手方向の往復運動によって歯磨きしている部分やマッサージしている部分に洗浄液3を供給するようになっている。この洗浄液3の供給はポンプ5の手動操作によって何時でも必要に応じて行えるし、これを行わずに剛毛11bによる歯磨きやマッサージだけを行うこともできる。
【0045】
本実施の形態1では、洗浄液通路34の一部ないしは洗浄液タンク4との接続口に洗浄液タンク4内の圧力に変動があっても、洗浄液通路34に流出する流量や流速が一定になるようにする調圧弁35が設けられているし、調圧状態の洗浄液必要に応じて流出させ、または、流出を停止させる開閉弁36も設けられている。
【0046】
また、本実施の形態1では、モータ16をオン、オフする操作部材18には往復運動源8に対する操作アーム18aおよび開閉弁36に対する操作アーム18bが設けられ、操作部材18が図1の(b)、図2の実線で示すモータ16をオフする状態にあるとき、操作アーム18aは鉤形部分18a1がリンク24の円盤22との連結部24aに引っ掛かって、これを洗浄液タンク4の側に引きつけ、往復運動源8を剛毛11bがノズル部12内に引き入れて格納する状態に強制的に復元させて安定させる。また、操作アーム18bは開閉弁36を閉じる。操作部材18が図1の(a)、図2の仮想線で示すモータ16をオンする状態にあるとき、操作アーム18aは鉤形部分18a1を前記リンク24の連結部24aの円盤22上における公転軌跡外に位置して、往復運動源8が動作してもこれと干渉しないようにし、操作アーム18bは開閉弁36を開くようにしてある。
【0047】
しかし、調圧弁35や開閉弁36は必須のものでないし、操作部材18による往復運動源8や開閉弁36との連動構造も必須ではない。
【0048】
以上のような本実施の形態1では、グリップ1で本体部2を把持して、この本体部2の一端側に延びるノズル部12を口腔内に挿入し、歯や歯ぐきのどの部分にもノズル部12を出入りする剛毛11bを当てがって歯磨きやマッサージをすることができる。本体部2にこの歯磨きやマッサージのために必要な、洗浄液3を貯留する洗浄液タンク4、この洗浄液タンク4内の洗浄液3を手動で吐出するポンプ5、電池室6、この電池室6に装着する電池7からの給電により動作する往復運動源8の全てを装備しているので、従来のような定置型の本体と接続した状態でしか使用できないものに比し、単独で小型かつハンディなものとなり使用しやすい。
【0049】
また、ブラシ体11は往復運動源8によって剛毛11bの長手方向に強制的に往復運動させるので、歯磨き効果およびマッサージ効果の大きな剛毛11bの長手方向の往復運動が、設定通りに、従って毎分6000回や10000回と言った振動的な状態にも確実かつ強力に達成されるので、従来の水流の脈流を利用したものに比し、歯磨き効果およびマッサージ効果が向上する。
【0050】
しかも、洗浄液3はポンプ5を適宜働かせて必要に応じて、必要に応じた流量での吐出状態で用いればよいし、歯ブラシ体11の往復運動による歯磨きやマッサージに洗浄液3を併用するにしても、洗浄液3は洗浄を満足する程度、例えば滴下する程度に補助的に供給すれば足りるので、洗浄液3の必要量が従来の水流の脈流を利用したものに比し格段に少なく、小型な本体部2に装備される小さな洗浄液タンク4内の洗浄液3で一回の歯磨きおよびマッサージを十分に終えることができ、水以外の薬液を洗浄液3に用いる場合でも余り高くつかない。本発明者らの実験によれば、洗浄液3は毎秒2滴位いの供給でよく、50ccの洗浄液3を使用続けて5分の洗浄が可能であり、十分な歯磨き効果を達成することができた。
【0051】
また、往復運動源8も基体11aに剛毛11bを一束植設しただけのブラシ体11を往復運動させればよいので小容量な小型のものでよい。
【0052】
従って、本実施の形態1のものは歯磨き効果およびマッサージ効果が従来のものよりも高く、しかも、コンパクトで使いやすい、低コストなものとなり、ランニングコストも安くつく。
【0053】
また、本実施の形態1では、図1の(a)に示すように、ノズル部12の先端部は、本体部2の軸線に対し湾曲部12bを介してほぼ120°傾斜している。
【0054】
この120°の傾斜により、ノズル部12が上に向いた姿勢に本体部2を把持したままでノズル部12の先端を口腔内の歯のまわりのどの部分にも位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内に剛毛11bが長手方向に対向させられるので、各部を歯磨きしまたはマッサージするのに本体部2の向きを複雑に操作しなくてよいので、使用しやすいし、本体部2に装備された洗浄液タンク4の底部がいつでも下向きとなり底部の洗浄液3をもポンプ5にて吐出させやすいので残量を極く少なくすることができる。
【0055】
また、往復運動源8が、モータ軸16aに連結されたクランク機構であって、簡単な機構で所定ストロークの往復運動を高速かつ正確に達成することができるので、歯磨き効果およびマッサージ効果が向上し、過剰なストロークが生じて強制的な往復運動のために歯や歯ぐきを傷めるような不都合を回避することができる。
【0056】
特に、往復運動源8のクランク部8aの回転軸Xが本体部2の軸線方向に対して直角となる向きに設置されていることにより、本体部2およびノズル部12の軸線方向の往復運動ストロークが得られ、これを前記軸線方向の伝達軸23を介しブラシ体11に伝達することにより、ノズル部12から本体部2の往復運動源8を装備している部分までを、図1の(a)に示すような細く長い形状にして、ノズル部12を口腔内の各部に挿入し、また移動させやすくすることができ、歯磨きやマッサージしやすいものとなる。本実施の形態1では剛毛11bの長手方向の往復運動ストロークは6mmに設定してある。このように大きなストロークによって歯磨き効果およびマッサージ効果が大きく向上する。しかし、これに限られることはなく、2mm程度のストロークでも十分な効果は得られる。
【0057】
さらに、手動のポンプ5は、それ自体が本体部2の側周面に露出して押圧操作されるものであり、このように露出する押圧操作部を有する場合を含め、本体部2を片手で把持したまま、この片手の親指を押圧操作部に当てがって押圧操作し、歯磨きやマッサージをしながら必要に応じて洗浄液タンク4から洗浄液3を吐出し使用することが難なくできる。もっとも、本実施の形態1のように調圧弁35と開閉弁36とがある場合、電動歯ブラシの不使用時であっても、ポンプ5を操作して洗浄液タンク4内の洗浄液3を予め加圧しておき、電動歯ブラシの使用に当たってはポンプ5の操作をしなくても開閉弁36が開かれることにより洗浄液3を一定の圧力および流量のもとに流出させられる。従って、場合によっては、往復運動源8の動作と無関係に開閉弁36を手動で開閉することにより、洗浄液3を必要に応じて吐出し使用するようにもできる。
【0058】
また、本実施の形態1のように開閉弁36が、往復運動源8をオン、オフする操作部材18のオン、オフ操作に連動して開閉される場合は、洗浄液タンク4内に加圧状態で貯留しておいた洗浄液3を、ブラシ体11の剛毛11bを長手方向に往復運動させて歯磨きやマッサージを行うのに併せて、洗浄液3を自動的に吐出させて使用することができ、洗浄液3を吐出するための特別な操作が不要となるので、使用に便利である。
【0059】
また、上記のように往復運動源8が停止したとき、ブラシ体11の剛毛11bがノズル部12内に格納する位置に復元させるようにしてあり、ブラシ体11の剛毛11bが不使用中はノズル部12内に格納され、他のものと接するのを防止されるので、不使用中も突出していて他のものと接触するなどにより不用意に損傷されるようなことを回避し、寿命の長いものとすることができる。しかも、この復元を行う操作アーム18aは、前記したように往復運動源8をオン、オフする操作部材18のオフ操作に連動して働き位置に移動し、オン操作に連動して働き位置から退避するものである。
【0060】
このような構成では、特別な操作や駆動源なしに操作アーム18aが動作する往復運動源8と干渉しないようにしたり、剛毛11bがノズル部12内に格納された状態になるような状態に往復運動源8を復元させたりすることができ、使用に便利である。
【0061】
また、上記したように、ノズル部12を本体部2から着脱連結部32にて取り外すことにより、ブラシ体11を露出させ、ブラシ体11を往復運動源8から着脱連結部25にて取り外せるので、ブラシ体11を極く小さく安価な消耗部品として交換使用して、へたりや汚れのない剛毛11bによる効果的で衛生的な歯磨きやマッサージを保証することができる。
【0062】
(実施の形態2)
本実施の形態2は図4、図5に示すように、洗浄液3を所定の加圧状態で封入したカートリッジタイプの洗浄液タンク41を用いた点で、実施の形態1の場合と異なる。共通する部材には同一の符号を付し、重複する図示および説明は省略する。
【0063】
洗浄液タンク41は調圧・開閉弁42を基部に内蔵した吐出ノズル43を有し、吐出ノズル43を内蔵したばねに抗して押し込まれることにより、調圧・開閉弁42が開き洗浄液3が吐出されるようになっている。本実施の形態2では、電池室6と往復運動源8の内蔵部との間にタンク室44を形成して、ヒンジ部45を中心に開閉できる蓋46を設け、蓋46を開くことにより洗浄液タンク41をタンク室44に着脱できるようにしてある。タンク室44の一端壁には吐出ノズル43を接続する接続口44aを、他端壁には洗浄液タンク41を接続口44a側に押圧するばね47が設けられ、ばね47は洗浄液タンク41を接続口44aの側に押圧することにより、吐出ノズル43が接続口44aに挿入されて突き当たることにより押し戻されて調圧・開閉弁42を開いた状態とする。
【0064】
従って、洗浄液タンク41をタンク室44に装着して接続口44aに接続すると、調圧・開閉弁42が開き、洗浄液3は流出する状態となる。
【0065】
このため、本実施の形態2では、前記接続口44aに繋がる実施の形態1の場合と同様な洗浄液通路34の途中または接続口44aとの繋ぎ部に設けられる開閉弁36の存在が必須となり、この開閉弁36を往復運動源8の動作とともに、あるいは必要に応じて開くことにより、洗浄液3が洗浄液通路34に流出できるようにする。
【0066】
蓋46は自由端部に一体成形したフック46aが本体部2側の係合凹部48に弾性係合することにより、閉じ状態に係止され、洗浄液タンク41を装着状態に安定させるとともに、外観を整える。蓋46は前記フック46aと係合凹部48との係合が外れるようにしながら開くことができ、洗浄液タンク41をカートリッジ式に着脱したり交換したりできるようにする。
【0067】
(実施の形態3)
本実施の形態3は図6〜図8に示すように、往復運動源8のクランク部8aの回転軸Xが本体部2の軸線方向と一致する向きに設置された点が、実施の形態1の場合と大きく異なる。これにより、本体部2の軸線方向に向くモータ軸ないしは連結軸51を長くすることにより、本体部2のモータ16から大きく離れてノズル部12の基部に位置するクランク部8aを駆動し、ブラシ体11の剛毛11bを図1、図2の(a)に示すように先端により近い位置から往復運動を与えて剛毛11bが進出するときの逃げを小さくして歯磨き効果およびマッサージ効果をさらに向上することができる。
【0068】
本実施の形態3のクランク部8aは、回転軸Xが本体部2の軸線に一致する向きの円盤22上のクランクピン52と、これの動きを本体部2の軸線に対し120°程度傾斜したノズル部12に案内される剛毛11bを持ったブラシ体11に伝達する伝達軸23とを連結するのに、図7の(b)に示すようにクランクピン52の先端に一体形成した球面部52aと合成樹脂製の伝達軸23に一体形成した椀状部23bとを嵌め合わせた球面自在継手を利用しており、円盤22の回転によって伝達軸23を介しブラシ体11を往復運動させるときにブラシ体11の姿勢が種々に変化しても問題ないようにしてある。
【0069】
また、本体部2の着脱連結部32はノズル部12のノズル先端とノズル基部との間に設け、ブラシ体11の基体11aと伝達軸23との間の着脱連結部25は前記着脱連結部32に対応する部分としてある。本実施の形態3での着脱連結部25は図7の(b)に示すように伝達軸23に一体成形した割溝付きの椀状部23cと基体11aに一体成形した球状部11dとを弾性的に嵌め合わせて着脱できるようにしている。
【0070】
また、本実施の形態3では、往復運動源8を復元させるのに、連結軸51の途中にクランク53を形成する一方、モータ16のオン、オフ操作する操作部材18にラック・ギヤ機構30によって連動する操作アーム18cを採用し、操作部材18が図8の(b)に示す位置にあってモータ16をオンしている間は、操作アーム18cがクランク53の公転軌跡外に図8の(a)に示すように位置し、動作する往復運動源8と干渉し合わないようにしながら、操作部材18が図8の(a)に示すようにモータ16をオフする位置にあるとき、操作アーム18cは図8の(a)に仮想線で示す位置に移動させられてクランク53を図8の(a)の仮想線で示す位置に押し動かして、ブラシ体11の剛毛11bがノズル部12内に引き込まれて格納された状態に安定させる。
【0071】
他の構成は実施の形態1の場合と変わらないので、同じ部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0072】
(実施の形態4)
本実施の形態4は図9に示すように、往復運動源8は、ソレノイドコイル61とこのソレノイドコイル61によって往復運動される磁性体のアクチュエータ62とからなる電磁往復運動機構としてある。ソレノイドコイル61は図10に示すように直流電源EdおよびサイリスタS1、S2を用いたインバータ制御回路63によって給電し、例えば毎分5000回〜10000回程度の振動的な往復運動を達成できるようにしている。他の構成は実施の形態1の場合と変わらないので、同一部材には同一の符号を付し、重複する図示および説明は省略する。
【0073】
本実施の形態4では、電磁往復運動源8の電磁作用で往復運動されるアクチュエータ62の動きを直接ブラシ体11に伝達してこれを往復運動させられるので、構成が簡略化し本体部の小型化に寄与することができる。
【0074】
また、上記のようなインバータ制御した給電により、直流電池を電源に用いて所定周波数の往復運動を難なく実現することができる。
【0075】
(実施の形態5)
本実施の形態5は図11に示すように、例えばダイヤフラム型の電動のポンプ71を採用し、これを往復運動源8を駆動源として駆動されるようにしてある。
【0076】
このために、円盤22上のクランクピン72を伝達軸23で図示しないブラシ体に連結するのと同時に、ポンプ71に軸73にて連結し、往復運動源8が動作されてブラシ体の剛毛を長手方向に往復運動させるのと同時に、ポンプ71を駆動して洗浄液タンク4内の洗浄液3を吸い出し、洗浄液通路34に吐出するようにしてある。しかし、ポンプ71は洗浄液3を加圧して吐出させるものでもよいのは勿論である。
【0077】
このように、電動のポンプ71を用いるのに往復運動源8を駆動源に共用するので、専用の駆動源を省略することができ構成が簡略なものとなる。
【0078】
(実施の形態6)
本実施の形態6は図12に示すように、グリップ1をなす本体部2に、電池室6、この電池室6に装着する電池7からの給電により動作する往復運動源8を装備し、かつ洗浄液3を貯留して高所に設置される洗浄液タンク81と合成樹脂製の可撓性チューブ82にて接続されるとともに、本体部2の往復運動源8が設けられた部分から一端側に延び、往復運動源8に連結されるブラシ体11の基体11aに植設された剛毛11bが長手方向に出入りするように案内し、かつ、前記洗浄液タンク81から本体部2に流入してくる洗浄液3を注出するノズル部12を設け、前記基体11aを往復運動源8に連結してブラシ体11を剛毛11bの長手方向に往復運動させるようにしてある。
【0079】
洗浄液タンク81は高所に設置するために、固定部に掛け止めるフック83、および平滑面に吸着する吸盤84を有し、フック83および吸盤84のどちらによっても洗浄液タンク81を高所に設置できるようにしてある。しかし、定置型のものを含み、どのように高所に設定できるものでもよいが、本実施の形態6のものは手軽で安価なものとなる。
【0080】
本体部2の可撓性チューブ82の接続部からノズル部12に至る洗浄液通路34は、本体部2の尾端部からノズル部12の近くまで、本体部2の表面に近い部分に複数並列に設けられ、総通路断面積が大きくなることにより、高所に設置される洗浄液タンク81からの洗浄液3の重力だけによるノズル部12への流れをスムーズにするのと同時に、本体部2がなすグリップ1を握る手によって洗浄液3が温められるので、冬季に洗浄液3が冷たいことで不快感を与えるようなことを防止することができる。本体部2とノズル部12との間の部分には、ノズル部12に供給される洗浄液3が本体部2内を尾端部側に逆流するのを防止し、かつモータ軸ないしは連結軸51の途中を軸受するために、シール兼用の軸受盤85が設けられている。
【0081】
本実施の形態6のように、洗浄液タンク81が本体部2の外部にあり、しかも洗浄液タンク81が高所に設置されることにより洗浄液3は重力で本体部2に流れ込みノズル部12から流出するので、洗浄液3の供給にポンプが不要であり、本体部2がさらに小さく、かつ低コストなものとなる点で実施の形態1などよりも優れるし、洗浄液タンク81は点滴容器風のものをその都度取り替えて接続し使用できる便利がある。
【0082】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、本体部を把持して、この本体部の一端側に延びるノズル部を口腔内に挿入し、歯や歯ぐきのどの部分にもノズル部で出入りする一束の剛毛を当てがって歯磨きやマッサージをすることができるが、電池室に装着する電池からの給電により動作する往復運動源の全てを装備しているので、従来のような定置型の本体と接続した状態でしか使用できないものに比し、単独で小型かつハンディなものとなり使用しやすい。また、ブラシ体は往復運動源によって一束の剛毛の長手方向に強制的に往復運動させるので、歯磨き効果およびマッサージ効果の大きな一束の剛毛の長手方向の往復運動が、設定通りに、従って毎分6000回や10000回と言った振動的な状態にも確実かつ強力に達成されるので、従来の水流の脈流を利用したものに比し、歯磨き効果およびマッサージ効果が向上する。しかも、往復運動源は基体に剛毛を一束植設しただけのブラシ体を往復運動させればよいので小容量な小型のものでよい。従って、歯磨き効果およびマッサージ効果が従来のものよりも高く、しかも、コンパクトで使いやすい、低コストなものとなり、ランニングコストも安くつく。
また、ノズル部から本体部の往復運動源を装備している部分までを細長なノズル形状にして、ノズル部を口腔内の各部に挿入し、また移動させやすくすることができ、歯磨きやマッサージしやすいものとなる。特に、ノズル部が本体部の軸線に対しノズル部途中の湾曲部を介して傾斜していることにより、ノズル部が上に向いた姿勢に本体部を把持したままでノズル部の先端を口腔内の歯のまわりのどの部分にも位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内に一束の剛毛が長手方向に対向させられるので、各部を歯磨きしまたはマッサージするのに本体部の向きを複雑に操作しなくてよいので、使用しやすいし、本体部に高所に設置される洗浄液タンクを接続していてもこれが邪魔になることはない。
さらに、ノズル部を本体部から着脱連結部にて取り外すことにより、ブラシ体を露出させ、ブラシ体を往復運動源から着脱連結部にて取り外せるので、ブラシ体を極く小さく安価な消耗部品として交換使用して、へたりや汚れのない一束の剛毛による効果的で衛生的な歯磨きやマッサージを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す電動歯ブラシの断面図および平面図である。
【図2】図1の電動歯ブラシの一部の断面図である。
【図3】図1の電動歯ブラシのブラシ体と往復運動源との着脱連結部の分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2を示す電動歯ブラシの要部の斜視図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3を示す電動歯ブラシの一部を断面して見た側面図である。
【図7】図6の電動歯ブラシのノズル部を示す断面図およびブラシ体と往復運動源との着脱連結部の分解斜視図である。
【図8】図6の電動歯ブラシの往復運動源の復元機構を示す断面図および側面図である。
【図9】本発明の実施の形態4を示す電動歯ブラシの断面図である。
【図10】図9の電動歯ブラシの往復運動源のインバータ制御回路図である。
【図11】本発明の実施の形態5を示す電動歯ブラシの要部の機構図である。
【図12】本発明の実施の形態6を示す電動歯ブラシの断面図である。
【符号の説明】
1 グリップ
2 本体部
3 洗浄液
4、41、81 洗浄液タンク
5、71 ポンプ
6 電池室
7 電池
8 往復運動源
8a クランク部
16 モータ
17 スイッチ
18 操作部材
18a、18b、18c 操作アーム
22 円盤
23 伝達軸
24 リンク
25、32 着脱連結部
34 洗浄液通路
35 調圧弁
36 開閉弁
42 調圧・開閉弁
43 吐出ノズル
44 タンク室
51 連結軸
53 クランク
61 ソレノイドコイル
62 アクチュエータ
63 インバータ制御回路
72 クランクピン
73 軸
82 可撓性チューブ
83 フック
84 吸盤
X 回転軸

Claims (1)

  1. 本体部に給電により動作する往復運動源を装備するとともに、本体部の往復運動源が設けられた部分から一端側に延び、往復運動源に連結されるブラシ体の基体に植設された一束の剛毛が長手方向に出入りするように案内するノズル部を設け、前記基体を往復運動源に連結してブラシ体を一束の剛毛の長手方向に往復運動させるようにし、ノズル部から本体部の往復運動源を装備している部分までを、ノズル部を口腔内の各部に挿入し、また移動させやすい細長なノズル形状にするのに併せ、ブラシ体の基体と往復運動源との連結部が本体とノズル部との着脱連結部に位置し、ノズル部が上に向いた姿勢に本体部を把持したままでノズル部の先端を口腔内の歯のまわりのどの部分にも位置させ、また、歯肉溝やこれが深くなったポケット内に一束の剛毛が長手方向に対向させられる向きとするノズル部途中の湾曲部を介した傾斜を先端部に設けたことを特徴とする電動歯ブラシ。
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