JP3875250B2 - 情報消去方法、移動通信端末装置、サーバシステム、情報消去システム及びプログラム - Google Patents

情報消去方法、移動通信端末装置、サーバシステム、情報消去システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報消去方法、移動通信端末装置、サーバシステム、情報消去システム及びプログラムに係り、より詳しくは、移動通信端末装置内に保存された所定のアプリケーションによって扱われる情報を消去する情報消去方法、その方法を使用する移動通信端末装置、サーバシステム及び情報消去システム、並びに、その方法を実現させるためのプログラムに関する。
従来から、携帯電話をはじめとする移動通信端末装置が普及している。近年の移動通信端末装置においては、通話機能だけでなく、メールやインターネットへの接続など機能も多様化しており、個人のコミュニケーションツールとしてだけでなく、ビジネスを円滑にすすめるためのツールとしても、重要な役割を果たしている。
このように、移動通信端末装置が、個人のコミュニケーションツールやビジネスツールとして、必須なものとなった結果、移動通信端末装置には名前、電話番号及びメールアドレスなどの個人情報や営業秘密情報等の他人に容易に知られてはいけない情報を保持することとなっている。
また、移動通信端末装置には、このような秘密にしたい情報を他人に知られないように、パスワードや指紋認証によりのセキュリティ機能を備える移動通信端末装置も現れてきている(特許文献1及び2参照)。
特開2002−312245号公報 特開2002−316651号公報
上述したように、移動通信端末装置の内部に記憶された秘密にしたい情報を保護するために、セキュリティ機能を備える移動通信端末装置が現れている。しかし、日常的に使用される移動通信端末装置おいて、セキュリティ機能を有効にしておくと操作の手間が多くなるため、普段はセキュリティ機能を無効にして使われている場合も多い。
そのため、セキュリティ機能を有する移動通信端末装置であっても、セキュリティ機能を無効にされた移動通信端末装置を置き忘れた場合には、秘密にしたい情報は容易に盗まれてしまうことになる。また、セキュリティ機能が有効な場合であっても、その情報は移動通信端末装置内に保持されていることになるため、分解されてメモリの情報を読み取るなどの方法により、盗まれてしまう恐れが残ることになる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、手元にない移動通信端末装置に記録された所定のアプリケーションによって扱われる情報を消去することができる情報消去方法、その方法を使用する移動通信端末装置、サーバシステム及び情報消去システム、並びに、その方法を実現させるためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の情報消去方法は、異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、移動通信端末装置において実行される所定のアプリケーションによってのみ扱われる特定情報を消去するための情報消去方法であって、前記移動端末装置に対して、前記特定情報を消去するための情報である消去用情報を含むメールを送信するメール送信工程と; 前記所定のアプリケーションが、前記メール送信工程において送信された前記メールを受信して解析し、前記消去用情報を含み前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定工程と;前記メール解析判定工程において、肯定的な判定がされた場合には、前記所定のアプリケーションが、前記特定情報を消去する情報消去工程と;を備え、前記移動通信端末装置において電源が入っているときは、前記所定のアプリケーションは、常時起動されている、ことを特徴とする情報消去方法である。
ここで、「異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され」とは、携帯電話の個々の端末の実行環境に依存せずに汎用的に使用できる、JAVA(登録商標)やBREW(登録商標)等のいわゆる中間言語で記述されていることをいう。これにより、異なる実行環境の端末においても、所定のアプリケーションを利用することができる。なお、当該所定のアプリケーションは、移動通信端末装置において電源が入っているときは、常時起動されるようになっている。
この情報消去方法では、まず、メール送信工程において、移動通信端末装置に対して、消去用情報を含むメールを送信する。ここで、「所定のアプリケーションのみによって扱われる特定情報」とは、所定のアプリケーションのみにより、保存・参照される情報であることを意味する。また、「消去用情報」とは、移動通信端末装置に含まれる特定情報を消去するための情報であり、メールの本文に限らず、件名、送信元やヘッダに含まれるその他の情報であってもよい。
次に、メール解析判定工程において、移動通信端末装置が、メールを受信して解析し、消去用情報を含み特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定する。ここでは、消去用情報含むことを要件とするが、判定にあたり、その他の要件を付加することもできる。引き続き、メール解析判定工程で肯定的な判定がされた場合には、情報消去工程において、特定情報を消去する。
したがって、この情報消去方法によれば、手元にない移動通信端末装置に記録された特定情報を消去することができる。また、利用者は、普段そのアプリケーションを使用していれば、アプリケーションによって保存・参照される情報は消去されることから、消去すべき情報を意識的に区別して保存する等の必要がない。これにより、消去した際に消去されるべき保存のされ方ではなかったとして、消去漏れになることを防ぐことができる。さらに、移動通信端末装置の電源が入っているときは、所定のアプリケーションが常時起動されているので、移動通信端末装置の電源が入っており、無線通信が可能な場合には、いつでも移動通信端末装置に特定情報を消去させることができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記情報消去工程において前記特定情報が消去された場合には、移動通信網を介して、消去が完了した旨を報告する消去完了報告工程を更に備える、とすることができる。この場合には、この報告を受けたものは、消去が完了した旨が報告されることにより、消去が行われたかどうかを確認することができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記消去用情報を記憶しているネットワーク上のサーバシステムに対して、前記特定情報の消去を要求する消去要求工程を更に備え、前記メール送信工程は、前記サーバシステムにおいて、前記消去要求工程があった場合に行われる、とすることができる。
この場合には、ネットワーク上に1つ以上の装置から成るサーバシステムが用意され、そのサーバシステムには、消去用情報が記憶されている。そして、消去要求工程において、そのサーバシステムに対して、特定情報の消去が要求されると、要求を受けたサーバシステムが、消去用情報を含むメールを送信するメール送信工程を行う。
したがって、移動通信端末装置を管理する者は、どこにいるときでも、ネットワークを介して、このサーバシステムにアクセスすることにより、その移動通信端末装置の情報を消去する指令をすることができる。また、複数の移動通信端末装置を管理する者は、そのサーバシステムに各移動通信端末装置の消去用情報等を管理させておくことにより、複数の移動通信端末装置を一括して管理することができる。更に、サーバシステムにアクセスできなければ、消去用情報を知ることができないことにより、より高いセキュリティのシステムを構築することができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記消去用情報は、前記メールの送信元アドレス及び本文に含まれる情報である、とすることができる。この場合には、メール解析判定工程の判定の要件を、メッセージ本文の内容に加えて、送信元のアドレスとすることにより、他の送信元のアドレスからのメールでは消去されないことから、他人に移動通信端末装置の情報を消去されてしまうことを防ぐことができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記メールは、送受信のアドレスを電話番号とするショートメッセージである、とすることができる。この場合には、インターネットのEメールに比べて、限られた通信網に属する端末からしか送ることができないため、よりセキュリティを高めることができる。
また、サーバシステムへ消去要求工程及び、消去用情報にメールの送信元アドレスを加えることと組み合わせることにより、サーバシステムの電話番号を送信元アドレスとしなければ、移動通信端末装置の情報を消去されることがないため、より高いセキュリティのシステムを構築することができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記特定情報は、少なくとも名前、電話番号及びメールアドレスを情報の項目に有する連絡先情報を含む、とすることができる。この場合には、個人情報や営業秘密情報となるこのような連絡先情報を消去の対象とすることにより、個人情報や営業秘密情報を保護することができる。
また、本発明の情報消去方法では、前記メール送信工程に先立って、前記消去用情報の少なくとも一部を決定する消去用情報決定工程を更に備え、前記消去用情報決定工程は、一度行われると、前記情報消去工程が完了するまで行うことができない、とすることができる。
この場合には、消去用情報決定工程において、消去用情報の少なくとも一部を決定する。この消去用情報決定工程は、メール送信工程に先立って行われるが、一度行われると、情報消去工程が完了するまで行うことができない。ここで、「決定」とは、当該移動通信端末装置に消去用情報の少なくとも一部が保存されること、及び、メール送信工程において使用される移動通信端末装置以外の装置に消去用情報の少なくとも一部が保存されることの意味を含むものとする。
したがって、所定のアプリケーションがインストールされた移動通信端末装置ごとに、消去用情報の少なくとも一部を定めることができると共に、その移動通信端末装置を盗難・紛失等した場合にも、一度決定した消去用情報の少なくとも一部は、消去・修正されることがないため、より確実に情報を消去することができる。
本発明の移動通信端末装置は、異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述された所定のアプリケーションのみよって扱われる特定情報を記録して保持する消去情報記録手段と;メールを受信するメール受信手段と;前記メール受信手段により受信した前記メールを解析し、前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定手段と;前記メール解析判定手段において、肯定的な判定がされた場合には、前記特定情報を消去する情報消去手段と;を備え、電源が入っているときは、前記所定のアプリケーションは、常時起動されている、ことを特徴とする移動通信端末装置である。ここで、「異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され」は、前述の情報消去方法の場合と同じ意味で用いている。
この移動通信端末装置では、消去情報記録手段は、所定のアプリケーションによって扱われる特定情報を記録して保持する。ここで、「所定のアプリケーションによって扱われる特定情報」は、前述の情報消去方法の場合と同じ意味で用いている。メール受信手段はメールを受信し、メール解析判定手段は、メール受信手段により受信したメールを解析し、特定情報を消去するためのメールであるかどうかの判定をする。ここで解析されるメールの情報は、メールの本文に限らず、件名、送信元やヘッダに含まれるその他の情報であってもよい。メール解析判定手段で肯定的な判定がされた場合に、情報消去手段は、特定情報を消去する。
したがって、この移動通信端末装置が手元にない場合であっても、この移動通信端末装置に記録された情報を消去することができ。また、移動通信端末装置の電源が入っているときは、所定のアプリケーションが常時起動されているので、移動通信端末装置の電源が入っており、無線通信が可能な場合には、いつでも特定情報を消去するためのメールを受信して、特定情報を消去することができる。
本発明の情報消去システムは、移動通信網と;前記移動通信網に接続され、請求項8に記載の移動通信端末装置と;前記移動通信網を介して接続され、前記移動通信端末装置に対して、異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、移動通信端末装置で実行される所定のアプリケーションのみによって扱われる特定情報を消去するための情報である消去用情報を含むメールを送信するサーバシステムと;を備える情報消去システムである。
つまり、この情報消去システムは、上述した本発明の移動通信端末装置を用い、上述した本発明の情報消去方法を使用することのできる情報消去システムである。したがって、この情報消去システムによれば、手元にない移動通信端末装置に記録された情報を消去することができる。
また、本発明の情報消去システムでは、前記サーバシステムは、複数の移動通信端末装置の各々に前記消去用情報を含むメールを送信する機能を有し、前記複数の移動通信端末装置の各々について、前記特定情報の消去状態を管理する、とすることができる。したがって、複数の移動通信端末装置の管理者は、それらの移動通信端末装置を一括して管理することができる。
本発明のプログラムは、異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、特定情報を扱うプログラムであって、メールを受信するメール受信手順と;前記メール受信手順により受信した前記メールを解析し、前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定手順と;前記メール解析判定手順において、肯定的な判定がされた場合には、前記特定情報を消去する情報消去手順と;を電源が入っている移動通信端末装置の処理装置に常時実行させるためのプログラムである。
ここで、「異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され」は、前述の情報消去方法の場合と同じ意味で用いている。また、「特定情報」とは、予め移動通信端末装置に保存されている情報だけでなく、このプログラムによって保存・参照される情報を意味する。このプログラムでは、まず、メール受信手順においてメールを受信し、引き続き、メール解析判定手順において、メール受信手順により受信したメールを解析し、特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定する。
次に、メール解析判定手順で肯定的な判定がされた場合には、情報消去手順において、特定情報を消去する。したがって、このプログラムによれば、手元にない移動通信端末装置に記録された情報を消去することができる。また、電源が入っている通信端末装置の処理装置が当該プログラムを常時実行するので、移動通信端末装置の電源が入っており、無線通信が可能な場合には、いつでも特定情報を消去するためのメールを受信して、特定情報を消去することができる。
以上説明したように、本発明の情報消去方法、移動通信端末装置、サーバシステム、情報消去システム及びプログラムによれば、手元にない移動通信端末装置に記録された秘密情報を消去することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報消去システム100の構成が模式的に示されている。図1に示されるように、この情報消去システム100は、(a)携帯電話10と、(b)携帯電話10と無線通信の際に接続される基地局41と、(c)基地局41に接続された移動通信網40と、(d)インターネット網45と、(e)移動通信網40とインターネット網45を接続するインターネット接続サーバ80と、(f)インターネット網45に接続され、携帯電話10をはじめとする携帯電話の管理者61により操作される管理者固定端末60と、(g)インターネット網45に接続されると共に、移動通信網40に接続して電話番号をアドレスとするショートメッセージを送信することができるサーバ装置70とを備えている。
なお、基地局41は一般に複数であり、携帯電話10は、異なる基地局と無線通信を行ってもよいが、ここでは代表的に一つであるとして示している。また、図1には、システムの一部ではないが、携帯電話10の利用者63と、利用者63が有している、基地局41と無線通信を行う別の携帯電話62が、示されている。
図2には、携帯電話10の外観構成が概略的に示されている。図2に示されるように、携帯電話10は、(a)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(b)携帯電話10の操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13と、(c)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(d)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(e)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(f)基地局と無線通信を行うためのアンテナ17とを備えている。
図3には、携帯電話10の内部の情報処理システムである内部システム11が概略的に示されている。内部システム11は、携帯電話10のシステム全体を統括制御する制御部21と、アンテナ17を介して基地局と無線通信をおこなう送受信部22とを備えている。
ここで、制御部21は不図示の中央処理装置(CPU)で処理させるためのプログラムであるソフトウェアプログラム部27を有する。ソフトウェアプログラム部27は、図4に示されるように、(i)異なる実行環境においても汎用的に用いることができる言語、いわゆるJAVA(登録商標)等で記述されたで記述された汎用的なプログラムを備える汎用アプリケーション部30と、(ii)汎用アプリケーション部30以外のソフトウェアプログラムで構成される基本処理部31とを備えている。
また、基本処理部31は、メールの送受信やインターネットの接続の際に、汎用アプリケーション部30と送受信部22の間で情報の授受を行う通信制御部32と、表示部13を利用して出力を行う際に、汎用アプリケーション部30と表示部13の間で情報の授受を行う表示制御部33と、を備えている。
汎用アプリケーション部30は、顧客の名前、電話番号及びメールアドレスをはじめとする連絡先データを保存管理すると共に、送受信されたメールの内容や通話の履歴である通信履歴データを保存管理する電話帳アプリケーション50を有している。ここで、電話帳アプリケーション50は、携帯電話10の電源が入っているときは、常に起動しているアプリケーションである。
電話帳アプリケーション50は、(i)連絡先データと通信履歴データを消去するためのショートメッセージの本文の内容である消去用本文等をサーバ装置70に登録するために、利用者に入力を促したり、サーバ装置70と通信を行ったりする消去用本文登録部51と、(ii)電話帳アプリケーション50により扱われる連絡先データと通信履歴データを消去する電話帳データ消去部52と、(iii)連絡先データと通信履歴データの消去が完了した場合に、消去が完了したことを、http通信により、サーバ装置70に報告する情報消去完了報告部53と、(iv)受信したショートメッセージを解析して、発信元電話番号がサーバ装置70であり、本文が、利用者が定義した消去用本文である場合には、連絡先データと通信履歴データを消去する判定を行うメッセージ解析判定部54と、(v)ショートメッセージの通信を制御するショートメッセージ通信部55と、(vi)送受信されたショートメッセージ及びEメールが保存されると共に、通話履歴が保存される通信履歴データ部56と、(vii)顧客の名前、電話番号及びメールアドレスをはじめとする連絡先等が保存されている連絡先データ部57とを備えている。
図5には、サーバ装置70の内部構成が概略的に示されている。図5に示されるように、サーバ装置70は、サーバ装置全体を統括制御する制御部71と、インターネット網45と接続し、インターネット網45との間の通信の制御を行う送受信部72と、移動通信網40と接続し、ショートメッセージの送受信を行う送受信部73とを備えている。
また、制御部71は、(a)携帯電話10をはじめとする携帯電話の連絡先データ及び通信履歴データの消去を要求したり、消去がされているかどうかの消去状況を管理するデータ消去管理部74と、(b)携帯電話10の連絡先データ及び通信履歴データの消去が完了した際に、http通信を介して携帯電話10から消去が完了した旨の報告を受信し、指定されたEメールアドレスにEメールの送信を要求する消去完了報告受信手段75と、(c)送受信部72及びインターネット網45を介して、Eメールの送受信を行うEメール通信部76と、(d)送受信部73及び移動通信網40を介して、ショートメッセージの送受信を行うショートメッセージ通信部77と、(e)携帯電話10をはじめとする携帯電話の連絡先データ及び通信履歴データを消去するためのショートメッセージの本文の内容である消去用本文、消去の完了報告がされた際にその旨のEメールを送信するためのEメールアドレス、携帯電話の利用者の名前、及び、携帯電話の電話番号が保存されている消去用本文データベース78とを備えている。
次に、上記のように構成された情報消去システム100における情報消去方法について、図6〜10を参照しつつ、説明する。
まず、図6に示されるように、携帯電話10の利用者が、電話帳アプリケーション50を初めて起動した際には、電話帳アプリケーション50の消去用本文登録部51は、図7(A)に示されるような、入力画面90を表示部13に表示する。ここで、利用者63は、電話帳アプリケーション50で使用される連絡先データ及び通信履歴データを消去するためのショートメッセージの本文の内容である消去用本文を、入力ボックス91に入力し、消去の完了報告がされた際にその旨のEメールを送信するためのEメールアドレスを、入力ボックス92に入力する。ここで、Eメールアドレスには、利用者63が所有する携帯電話62のEメールアドレスが入力されたものとする。
次に、電話帳アプリケーション50の消去用本文登録部51は、図7(B)に示されるように、表示部13に入力画面95を表示し、利用者63は、図7(A)の場合と同様にして、入力ボックス96に利用者63の名前、入力ボックス97に携帯電話10の電話番号を入力する。以下、これらの消去用本文、消去完了の報告のためのEメールアドレス、利用者63の名前、携帯電話の電話番号を「消去用本文等」と呼ぶこととする。
これらの消去用本文等の入力が完了し、完了ボタンを押すと、図6に示されるように、消去用本文等は消去用本文登録部51に通知される。消去用本文登録部51は、消去用本文等を、メッセージ解析判定部54に通知して保存すると共に、通信制御部32、送受信部22及びアンテナ17を利用して、http通信により、サーバ装置70に送信する。送信された情報は、基地局41、移動通信網40、インターネット接続サーバ80及びインターネット網45を介して、サーバ装置70の送受信部72により受信される。
サーバ装置70のデータ消去管理部74は、送受信部72から受信した情報を受け取り、消去用本文データベース78に、携帯電話10の情報として、消去用本文等を保存する。なお、消去用本文等が一度登録されると、携帯電話10で、入力画面90及び95は表示されることはなく、消去用本文等は修正できないものとなる。
引き続き、利用者63が電話帳アプリケーション50を使用することにより、通信履歴データ部56及び連絡先データ部57には、様々な個人情報や営業秘密が保存されることとなる。その後、利用者63は携帯電話10を紛失してしまい、利用者63は、携帯電話10をはじめとする携帯電話の管理者に、携帯電話10に保存された連絡先データ及び通信履歴データを消去する旨の依頼をしたとする。
図8に示されるように、データ消去の依頼を受けた管理者61が、管理者固定端末60から端末情報の表示の要求をすると、サーバ装置70のデータ消去管理部74は、携帯電話10をはじめとする携帯電話の消去用本文等を、消去用本文データベース78から取得し、管理者固定端末60に表示させる。表示された情報の中から、管理者61は携帯電話10を選択し、連絡先データ及び通信履歴データの消去を要求する。
要求を受けたサーバ装置70のデータ消去管理部74は、消去用本文データベース78から携帯電話10のショートメッセージのアドレスである電話番号及び消去用本文を取得し、消去用本文を本文とし、送信先電話番号を携帯電話10の電話番号とするショートメッセージ(以下、「情報消去のメッセージ」という。)の送信を、ショートメッセージ通信部77に要求すると共に、データ消去管理部74が管理する各携帯電話の消去状況のうち、携帯電話10についての消去状況を「配信待機」に設定し、その消去状況を管理者固定端末60に表示させる。
情報消去のメッセージの送信要求を受けたショートメッセージ通信部77は、送受信部73、移動通信網40及び基地局41を介して、携帯電話10に当該ショートメッセージを送信し、メッセージの送信済みである旨をデータ消去管理部74に通知する。送信済みである旨の通知を受けたデータ消去管理部74は、携帯電話10についての消去状況を「配信完了」に設定し、その消去状況を管理者固定端末60に表示させる。
アンテナ17、送受信部22及び通信制御部32を介して、情報消去のメッセージを受信した携帯電話10のショートメッセージ通信部55は、情報消去処理S10を行う。情報消去処理S10は、図9の破線枠内に示されるように、通信履歴データ部56に当該ショートメッセージを保存し、送達確認のメッセージを、受信と逆の経路を辿り送信する。図8に戻り、送達確認のメッセージを受信したサーバ装置70のショートメッセージ通信部77は、データ消去管理部74に送達確認の通知を行う。引き続き、送達確認の通知を受けたデータ消去管理部74は、携帯電話10についての消去状況を「配信確認済消去待機中」に設定し、その消去状況を管理者固定端末60に表示させる。
一方、送達確認のメッセージを送信した携帯電話10は、引き続き、図9の情報消去処理S10において、ショートメッセージ通信部55が、メッセージ解析判定部54に、メッセージの解析と、情報消去を行うかどうかの判定を要求する。要求を受けたメッセージ解析判定部54は、解析判定S11を行う。
解析判定処理S11は、図10に示されるように、まず、ステップS15において、送信元電話番号が、サーバ装置70の電話番号であるかどうかを解析し、サーバ装置70の電話番号でない場合には、ステップS18において、消去を行わない旨の判定をし、解析判定処理S11を終了する。一方、サーバ装置70の電話番号である場合には、ステップS16に進み、メッセージ本文が消去用本文であるかどうかが解析される。メッセージ本文が消去用本文でない場合には、ステップS18において、消去を行わない旨の判定をし、解析判定処理S11を終了する。この消去を行わない旨の判定を行った場合には、消去の処理は行われず、携帯電話10は、通常のメーセージ受信した場合の動作を行い、待ち受け状態となる。一方、メッセージ本文が消去用本文である場合には、ステップS17において、消去を行う旨の判定をし、解析判定処理S11を終了する。
消去を行う旨の判定がされた場合には、図9に戻り、メッセージ解析判定部54は、電話帳データ消去部52に、消去の要求を行う。消去の要求を受けた電話帳データ消去部52は、通信履歴データ部56と連絡先データ部57の情報をすべて消去する。消去が完了すると、電話帳データ消去部52は、情報消去完了報告部53に、消去が完了した旨を通知する。
消去が完了した旨の通知された情報消去完了報告部53は、消去用本文登録の場合と同様の経路である、通信制御部32、送受信部22及びアンテナ17を利用して、http通信により、通信履歴データ部56と連絡先データ部57の消去が完了した旨の報告をする。
図8に戻り、消去が完了した旨の報告を受けたサーバ装置70の消去完了報告受信手段75は、データ消去管理部74に、情報消去が完了した旨の通知を行い、通知を受けたデータ消去管理部74は、携帯電話10についての消去状況を「消去完了」に設定し、その消去状況を管理者固定端末60に表示させる。また、消去完了報告受信手段75は、消去用本文データベース78から、完了報告がされた際にその旨を通知するためのEメールアドレスを取得し、消去が完了した旨を本文とするEメールの送信をEメール通信部76に要求する。
Eメール通信部76は、要求されたEメールを、送受信部72及びインターネット網45、インターネット接続サーバ80、移動通信網40及び基地局41を介して、利用者63の携帯電話62に送信する。携帯電話62に受信されたEメールは利用者63により、確認される。
以上説明したように、本実施形態では、携帯電話10において初めて起動された電話帳アプリケーション50は、利用者63に消去用本文等の入力を促し、入力が完了するとその消去用本文等をサーバ装置70に送信する。サーバ装置70は受信した消去用本文等を保存する。
次に、その携帯電話10をはじめとする携帯電話の管理者61が、サーバ装置70に対して、携帯電話10の電話帳データの消去を要求すると、サーバ装置70は、消去用本文を本文とするショートメッセージである情報消去メッセージを携帯電話10に送信する。情報消去メッセージを受信した携帯電話10は、送信元電話番号と本文を解析し、電話帳データの消去を行うかどうかの判定を行う。
電話帳データの消去を行うと判定をした場合には、電話帳アプリケーション50の電話帳データを消去し、消去が完了すると、サーバ装置70に対して、情報消去完了を報告する。報告を受けたサーバ装置70は、利用者63に情報消去完了のEメールを送信する。
したがって、本実施形態によれば、手元にない携帯電話10に記録された情報を消去することができる。また、携帯電話10をはじめとする携帯電話の管理者61は、消去が完了した旨が報告されることにより、消去が行われたかどうかを確認することができ、更に、携帯電話10の利用者63も、サーバ装置70からEメールを受け取ることにより、確認することができる。
また、本実施形態によれば、管理者61は、どこにいるときでも、インターネットを介して、サーバシステムにアクセスすることにより、その移動通信端末装置の情報を消去する指令をすることができる。また、管理者61は、そのサーバシステムに携帯電話10をはじめとする各携帯電話の消去用本文等を管理させておくことにより、複数の携帯電話を一括して管理することができる。
また、ショートメッセージを利用していることから、インターネットのEメールに比べ、送信できる端末は限られる上に、メッセージ解析判定部54の判定要件により、送信元の電話番号がサーバ装置70である必要があるため、結果的に、サーバ装置70にアクセスできなければ、消去用本文を含むメッセージを送れないこととなり、より高いセキュリティのシステムを構築することができる。
また、通信履歴データ及び連絡先データを消去の対象とすることにより、個人情報や営業秘密情報を保護することができる。また、消去の対象となる情報は、電話帳アプリケーション50のみが扱う情報をしているため、情報消去メッセージを受信した電話帳アプリケーション50は、自身のアプリケーションのみが扱う情報のみを消去すればよいため、他のアプリケーションによって使用されていることによる消去失敗等を防ぐことができる。
また、利用者63は、普段から電話帳アプリケーション50を使用していれば、それらの情報は消去されることから、消去すべき情報を意識的に区別して保存する等の必要がない。したがって、消去した際に消去されるべき保存のされ方ではなかったとして、消去漏れになることを防ぐことができる。
また、電話帳アプリケーション50は、実行環境に依存しない汎用的な言語で記述されていることから、異なる実行環境の端末においても、電話帳アプリケーション50を利用することができる。また、電話帳アプリケーション50が常時起動されていることにより、移動通信端末装置の電源が入っており、無線通信が可能な場合には、情報消去を行うことが可能である。
また、消去用本文等が一度サーバ装置70に登録されると、携帯電話10において入力画面90及び95は表示されることはなく、その移動通信端末装置を盗難・紛失等した場合にも、消去用本文等は修正できないため、より確実に情報を消去することができる。
なお、本実施形態においては、メールは電話番号をアドレスとするショートメッセージであるとしたが、Eメールであってもよい。
また、本実施形態においては、利用者が、入力ボックス97に携帯電話10の電話番号を入力することとしたが、携帯電話の電話番号は、自動的に入力される又は送信されることとしてもよい。
また、本実施形態においては、電話帳アプリケーション50が最初に起動された際に、利用者が入力する項目を、消去メール本文、消去完了通知アドレス、名前及び携帯電話の電話番号としたが、サーバ装置の電話番号を更に加えてもよいし、これら以外の項目を加えることとしてもよい。
また、本実施形態においては、解析判定処理に利用される情報は、送信元電話番号及びメッセージの本文であるとしたが、メッセージのヘッダに含まれる情報等その他のメッセージ内の情報であってもよい。
また、消去完了の報告は、サーバ装置70に対して行われるとしたが、サーバ装置70以外の通信端末であってもよい。さらに、消去完了の報告はhttp通信を使用したが、メールであってもよいし、更に別のプロトコルを利用した通信であってよい。
また、本実施形態においては、消去完了の報告を受信したサーバ装置70が送信するEメールは、携帯電話10の利用者63であるとしたが、別の送信先であってもよいのは勿論である。
また、本実施形態においては、ステップS17において、消去を行う旨の判定をした場合には消去が行われることとしたが、消去を行う前に、サーバ装置70等に消去される情報を送信し、サーバ装置70等に保存してから、消去することとし、消去される情報を再利用できるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、サーバシステムとして、単一の装置であるサーバ装置70を用いたが、複数の装置で実現されるサーバシステムであってもよい。
また、本実施形態においては、特定情報としての連絡先データ及び通信履歴データは、単に、所定のアプリケーションである電話帳アプリケーション50により扱われる情報であることとしたが、所定のアプリケーションのみにより扱われ、他のアプリケーションにより扱うことができないことしてもよい。この場合には、他のアプリケーションにより使用されているためにデータの消去できない等の消去失敗を防ぐことができる。
また、本実施形態においては、移動通信端末装置として携帯電話を用いたが、その他の移動通信端末装置であってもよい。
以上説明したように本発明の情報消去方法及び情報消去システムは、メール機能を有する移動通信端末装置とその移動通信端末装置にメールを送信する端末装置からなるシステムに適用することができる。また、本発明の移動通信端末装置は、メール機能を有する移動通信端末装置に適用することができる。また、本発明のプログラムは、移動通信端末装置に適用することができる。
本発明の一実施形態である情報消去システム100を概略的に示す図である。 図1の携帯電話10の外観構成を概略的に示す図である。 図1の携帯電話10の内部システム11を概略的に示す図である。 図3の内部システム11のソフトウェアプログラム部27を概略的に示す図である。 図1のサーバ装置70の内部構成を概略的に示す図である。 図1の情報消去システム100における消去用本文等の登録を説明するためのシーケンス図である。 図1の携帯電話10における、消去用本文等の登録のための情報入力画面を表す図である。 図1の情報消去システム100における情報消去方法を説明するための図である。 図8の情報消去処理S10を説明するためのシーケンス図である。 図9の解析判定処理S11を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10,62…携帯電話(移動通信端末装置)、11…内部システム、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、27…ソフトウェアプログラム部、30…汎用アプリケーション部、31…基本処理部、32…通信制御部、33…表示制御部、40…移動通信網、41…基地局、45…インターネット網、50…電話帳アプリケーション、51…消去用本文登録部(消去情報記録手段)、52…電話帳データ消去部(情報消去手段)、53…情報消去完了報告部(消去完了報告手段)、54…メッセージ解析判定部(メール解析判定手段)、55…ショートメッセージ通信部、56…通信履歴データ部、57…連絡先データ部、60…管理者固定端末、61…管理者、63…利用者、70…サーバ装置(サーバシステム)、71…制御部、72,73…送受信部、74…データ消去管理部、75…消去完了報告受信手段、76…Eメール通信部、77…ショートメッセージ通信部(メール送信手段)、78…消去用本文データベース(消去用情報記憶手段)、80…インターネット接続サーバ、90,95…入力画面、91,92,96,97…入力ボックス、100…情報消去システム。


Claims (11)

  1. 異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、移動通信端末装置において実行される所定のアプリケーションによってのみ扱われる特定情報を消去するための情報消去方法であって、
    前記移動端末装置に対して、前記特定情報を消去するための情報である消去用情報を含むメールを送信するメール送信工程と;
    前記所定のアプリケーションが、前記メール送信工程において送信された前記メールを受信して解析し、前記消去用情報を含み前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定工程と;
    前記メール解析判定工程において、肯定的な判定がされた場合には、前記所定のアプリケーションが、前記特定情報を消去する情報消去工程と;を備え、
    前記移動通信端末装置において電源が入っているときは、前記所定のアプリケーションは、常時起動されている、ことを特徴とする情報消去方法。
  2. 前記情報消去工程において前記特定情報が消去された場合には、移動通信網を介して、消去が完了した旨を報告する消去完了報告工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報消去方法。
  3. 前記消去用情報を記憶しているネットワーク上のサーバシステムに対して、前記特定情報の消去を要求する消去要求工程を更に備え、
    前記メール送信工程は、前記サーバシステムにおいて、前記消去要求工程があった場合に行われる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報消去方法。
  4. 前記消去用情報は、前記メールの送信元アドレス及び本文に含まれる情報である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報消去方法。
  5. 前記メールは、送受信のアドレスを電話番号とするショートメッセージである、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報消去方法。
  6. 前記特定情報は、少なくとも名前、電話番号及びメールアドレスを情報の項目に有する連絡先情報を含む、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報消去方法。
  7. 前記メール送信工程に先立って、前記消去用情報の少なくとも一部を決定する消去用情報決定工程を更に備え、
    前記消去用情報決定工程は、一度行われると、前記情報消去工程が完了するまで行うことができない、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報消去方法。
  8. 異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述された所定のアプリケーションのみよって扱われる特定情報を記録して保持する消去情報記録手段と;
    メールを受信するメール受信手段と;
    前記メール受信手段により受信した前記メールを解析し、前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定手段と;
    前記メール解析判定手段において、肯定的な判定がされた場合には、前記特定情報を消去する情報消去手段と;を備え、
    電源が入っているときは、前記所定のアプリケーションは、常時起動されている、ことを特徴とする移動通信端末装置。
  9. 移動通信網と;
    前記移動通信網に接続され、請求項8に記載の移動通信端末装置と;
    前記移動通信網を介して接続され、前記移動通信端末装置に対して、異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、移動通信端末装置で実行される所定のアプリケーションのみによって扱われる特定情報を消去するための情報である消去用情報を含むメールを送信するサーバシステムと;を備える情報消去システム。
  10. 前記サーバシステムは、複数の移動通信端末装置の各々に前記消去用情報を含むメールを送信する機能を有し、前記複数の移動通信端末装置の各々について、前記特定情報の消去状態を管理する、ことを特徴とする請求項9に記載の情報消去システム。
  11. 異なる実行環境においても汎用的に用いることができるプログラム言語で記述され、特定情報を扱うプログラムであって、
    メールを受信するメール受信手順と;
    前記メール受信手順により受信した前記メールを解析し、前記特定情報を消去するためのメールであるかどうかを判定するメール解析判定手順と;
    前記メール解析判定手順において、肯定的な判定がされた場合には、前記特定情報を消去する情報消去手順と;を電源が入っている移動通信端末装置の処理装置に常時実行させるためのプログラム。
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