JP3870356B2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP3870356B2
JP3870356B2 JP26556099A JP26556099A JP3870356B2 JP 3870356 B2 JP3870356 B2 JP 3870356B2 JP 26556099 A JP26556099 A JP 26556099A JP 26556099 A JP26556099 A JP 26556099A JP 3870356 B2 JP3870356 B2 JP 3870356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump chamber
pump
discharge port
chambers
chamber connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26556099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001082341A (ja
Inventor
幸一 中次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oken Seiko Co Ltd
Original Assignee
Oken Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oken Seiko Co Ltd filed Critical Oken Seiko Co Ltd
Priority to JP26556099A priority Critical patent/JP3870356B2/ja
Publication of JP2001082341A publication Critical patent/JP2001082341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3870356B2 publication Critical patent/JP3870356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、小型ポンプでダイヤフラムを利用したポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のダイヤフラムポンプの一例を示す図で、1は駆動用のモーター、2はモーター出力軸、3は出力軸2に固定されたクランク台、4はクランク台3に対し傾斜させれて取付けられた駆動軸、5は駆動軸4に回動可能に取付けられた円板状の駆動体、6A、6Bは駆動体5の周辺部に等間隔に配置されている複数のピストンで、円周に沿って配置された複数のポンプ室(図示するポンプは二つのポンプ室7A、7Bのみからなるポンプの例で同一円周上の180°離れた相対する位置に両ポンプ室7A、7Bが位置する)の夫々に位置し往復動可能になっている。8はポンプ室7A、7Bとピストン6とをポンプ室7A、7Bが気密を保たれるように接続保持しているダイヤフラム、9は逆止弁11を介してポンプ室7Aに連通している吸入口、10は逆止弁15を介してポンプ室7Bに連通している排出口である。
【0003】
又11,12,14,15はいずれも逆止弁であり又13は一つのポンプ室7Aと他のポンプ室7Bとを結ぶ通路である。このポンプは、ダイヤフラム8がピストン6A、6Bと一体に形成され、ピストン6A、6Bをダイヤフラム8にて一体に接続すると共にダイヤフラムの周辺部8cをポンプ室7A、7Bを形成する蓋体16とクランク台3、駆動軸4、駆動体5等からなる駆動機構部分を収容するケース17にて挟むことによって固定している。
【0004】
この従来のダイヤフラムポンプは、モーター1によるその出力軸2の回転によりクランク台3が回転し、これによる駆動軸4の運動により駆動体5はその傾きを変化させながら矢印のように移動する。この駆動体5の運動によって左右のピストン6A、6Bが交互に上下動してポンプ作用を行なう。つまりピストン6Aが下方に移動することによりポンプ室7Aの容積が大になり外部より吸入口9を通り、弁11を開いて流体が流れ込む。この時弁12は閉じている。同時にピストン6Bは上昇し、ポンプ室7Bの容積は減少するためポンプ室7B内の流体は、弁15を開き排出口10よりポンプ外へ排出される。この時弁14は閉じている。続いてピストン6Aが上昇し、ピストン6Bが下降する。これにより逆にポンプ室7Aは容積が減少し、ポンプ室7Bは容積が増大する。これによりポンプ室7A内の流体は、弁12を開き通路13を通り、ポンプ室7Bの方向へ送られる。同時にピストン6Bの作用により弁14が開かれ、流体は通路13からポンプ7Bに入る。更に駆動体5の運動により、ピストン6Aは下降、ピストン6Bは上昇して、ポンプ室7Aは流体を吸入口9より吸入、ポンプ室7Bから流体が排出口10より排出される。
【0005】
このように、この図5に示す従来のダイヤフラムポンプは、駆動体5の運動によるピストン6A、6Bの交互の上下動により、吸入口9より流体を吸入し、ポンプ室7A内に流入させ、更にポンプ室7A内に流入した流体を通路13を通ってポンプ室7B内に流入させ、ポンプ室7B内に流入した流体を排出口10より排出する。
【0006】
この図5に示すポンプは、吸入口9をタンク等に接続し、タンク等の内部の空気、その他のガスやその他の流体を吸入口9よりポンプ内に吸入してタンク等の内部の圧力を減少させるために用いられる。
【0007】
つまり、前述のポンプの操作により、タンク等の内部の流体を吸入口9を通してポンプ室7A内に流入し更にポンプ室7A内の流体と通路13を通してポンプ室7Bに送り、更にポンプ室7Bより排出口10を通して外部に排出する。このようにしてタンク等の内部の流体を外部に排出することによりタンク等の内部の流体の圧力を減少させる。
【0008】
図5示すポンプは、ポンプ室7A、7Bの二つのポンプ室よりなるポンプであるが、前述のように三つ以上のポンプにて構成することもできる。即ち三つ以上のポンプを円周に沿って等間隔に配置し、そのうちの一つの第1のポンプ室を吸入口に接続し、これと隣接する他の第2のポンプ室とを逆止弁を介して流路により接続し、同様に第3、第4・・・のポンプ室を順次接続し、最後のポンプ室を排出口と接続した構成である。
【0009】
このように三つ以上のポンプ室を有するポンプは、図5に示すと同様の駆動機構によるピストンの運動により、流体を吸入口より第1のポンプ室に流入し、第1のポンプ室から順次第2、第3・・・のポンプ室へと送って最後のポンプ室より排出口を通して送る。
【0010】
以上のように、図5に示す二つのポンプ室よりなるポンプ、又は同じ原理の複数のポンプ室よりなるポンプは、いずれも流体を順次各ポンプ室を通して送るもので、直列式のポンプである。
【0011】
このような三つ以上のポンプ室よりなる直列式のダイヤフラムポンプも、前述の二つのポンプ室よりなる直列式のダイヤフラムポンプと同様、吸入口に空気、ガスその他流体を収納したタンクを接続し、ポンプの操作により吸入口よりタンク内の流体を吸入して第1のポンプ室へ送り込み、順次第2、第3、・・・のポンプ室へ送り排出口に接続する最後のポンプ室より排出口を通ってポンプ外へ排出する。これによりタンク内の流体の圧力を減少させるために用いる。
【0012】
このような直列式のダイヤフラムポンプは、例えば吸入口より第1のポンプ室に流体を流入し、第2、第3・・・のポンプ室をへて順次流体を送り、各ポンプ室において流体を加圧して圧力を高め、排出口に接続する最後のポンプ室にて最も高い圧力にして、例えば高圧の空気等の高い圧力の流体をタンク等に送り込むためにも用いられる。つまり増圧のためにも用いられる。
【0013】
この増圧用に設計された直列式のダイヤフラムポンプのうち二つのポンプ室よりなるポンプの一例を示すと図6に示す通りである。
【0014】
この図6に示すポンプも図5に示すポンプと実質上同じ構成であるが、ポンプ室7A、7Bを構成するダイヤフラム8の薄肉部8a、8bの形状が図5に示すポンプと相違する。
【0015】
即ち、図5、図6に示すポンプは、いずれも薄肉部がピストンの運動が可能であってこの運動による形状の変化がスムーズに行ない得て、しかも高い圧力又は低い圧力でその変化に十分耐え得るためにU字状をなしている。しかし図5に示す減圧用の場合ポンプ室内の圧力は逆に低くなり、それによる吸引力によって、ダイヤフラム全体が変形するのを防止することも含めて考えた場合、薄肉部は逆U字形が望ましいため、図5は逆U字形であり、一方図6はU字形になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、一般にダイヤフラムポンプは、図5、図6に示すようにピストンの運動により変形する薄肉の所をU字状にしてポンプ室内が外気等よりも高い又は低い圧力になっても薄肉部が無理なく変形して、スムーズにポンプ作用が行なわれ又破損しないようにしている。
【0017】
前述のように、直列式のダイヤフラムポンプを減圧のために用いる場合、吸入口に接続するポンプ室の圧力が小になり、その圧力は排出口に接続するポンプ室の圧力よりも小になる。しかも排出口に接続するポンプ室の圧力は、排出口を通って直接外部に排出されるために外部の流体の圧力に近い圧力になる。
【0018】
例えば、上記のように減圧することによりタンク内の空気を引いてタンク内の圧力を下げる場合、吸入口をタンクに接続して、まずタンク内の空気を吸入口に接続するポンプ室に吸入し、順次ポンプ室を通って、排出口に接続するポンプ室より外部へ排出する。そのため、吸入口に接続するポンプ室内の圧力は次第に減少するが、排出口に接続するポンプ室は外部に近い圧力になる。
【0019】
また直列式のダイヤフラムポンプで増圧のために用いる場合、排出口に接続するポンプ室は増圧されて、吸入口に接続するポンプ室よりも高い圧力になる。しかも吸入口に接続するポンプ室は外気等の外部の流体が直接流入されこれが次のポンプ室へ送り込まれるため、このポンプ室内の圧力は外部の流体の圧力に近い圧力である。この流体が順次加圧されて次に送られるため、最後の排出口に接続するポンプ室が最も圧力が高くなる。
【0020】
このようにして排出口に接続するポンプ室内の圧力は、吸入口に接続するポンプ室内の圧力より高い圧力になる。しかも前記のように吸入口に接続するポンプ室の圧力は外部の流体の圧力とほぼ同じ圧力である。
【0021】
このように、直列式のダイヤフラムポンプは、増圧のために用いる場合、吸入口に接続するポンプ室は他のポンプ室に比べて圧力が小であり、しかも外部の圧力にほぼ等しい圧力であり、また減圧のために用いる場合、排出口に接続するポンプ室の圧力が大であり、しかも外部の圧力にほぼ等しい圧力になる。
【0022】
このように、直列式のダイヤフラムポンプは、増圧に用いる場合も減圧に用いる場合も、いずれも吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とは大きな圧力差が生ずる。
【0023】
そのため、直列式のダイヤフラムポンプでこのように圧力差の大きいポンプ室が同じ形状の場合、それが外部の流体の圧力とほぼ同じ圧力に強い形状であれ、逆に外部の流体よりも非常に高い圧力又は低い圧力に強い形状であれ、耐久性等において問題が生ずる。
【0024】
本発明は、直列式ダイヤフラムポンプにおける前記の欠点を解消するためのもので、ポンプ室に圧力差が生じてもダイヤフラム部特に肉薄部分の破損が生じないようにしたダイヤフラムポンプを提供するものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明のダイヤフラムポンプは、吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とを含む複数のポンプ室を備え、二つのポンプ室よりなる場合は前記吸入口に接続するポンプ室と前記排出口に接続するポンプ室とを流路又は部屋にて接続するか又は両ポンプ室の他にポンプ室を有する場合は両ポンプ室とその間の他のポンプ室を吸入口に接続するポンプ室から排出口に接続するポンプ室まで順次流路又は部屋にて接続し、各ポンプ室に備えられたピストンの運動により流体を吸入口より吸入して吸入口に接続するポンプ室より排出口に接続するポンプ室へ直接又は順次各ポンプ室を通して送り、排出口に接続するポンプ室より排出口を通して排出するようにした直列式のポンプで、前記各ポンプ室がピストンの運動によりその容積が変化してポンプ作用を行ない得るように変形が容易であるように薄肉部を含んでいてピストンを往復動可能に支持するダイヤフラムを有し、少なくとも吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室の薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とする。
【0026】
即ち、本発明のダイヤフラムポンプは、二つのポンプ室又は三つ以上のポンプ室つまり複数のポンプ室よりなる直列式のダイヤフラムポンプで、減圧又は増圧のために用いるものであって、ダイヤフラムにて形成されたポンプ室の薄肉部の形状をポンプ運転時の各ポンプ室の平均的な圧力に対し最も望ましい形状になるように夫々が異なった形状にした点を特徴とするものである。
【0027】
特に、本発明のような直列式ダイヤフラムポンプにおいて、減圧用に設計される場合、ポンプ運転中の各ポンプ室の圧力は、吸入口に接続するポンプ室が最も圧力が低く、排出口に接続されるポンプ室が比較的高くポンプ室のうちでは最も高い。又増圧用に設計される場合、吸入口に接続するポンプ室の圧力が比較的低く、排出口に接続するポンプ室の圧力が最も高い。いずれにせよ、吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室との圧力差が最も大である。したがって、少なくとも吸入口に接続するポンプ室の薄肉部の形状と排出口に接続するポンプ室の薄肉部の形状を異なるものにすることが望ましい。そして、前記の両ポンプ室の薄肉部の形状をポンプ運転時の最も望ましい形状にすることが好ましい。
【0028】
ここで、二つのポンプ室を有するもので減圧のためと増圧のための夫々について、同様に三つ以上のポンプ室を有するもので減圧のためと増圧のための夫々について述べる。
【0029】
まず、二つのポンプ室よりなる本発明のダイヤフラムポンプは、次の通りの構成である。
【0030】
つまり、吸入口に接続する第1のポンプ室と排出口に接続する他のポンプ室(最後のポンプ室)とを有し、両ポンプ室を流路又は部屋にて接続した構成で、両ポンプ室に夫々設けられたピストンの運動により吸入口よりタンク等又はポンプ外の流体を第1のポンプ室へ流入し、更に流体を第1のポンプ室より流路を通して他のポンプ室へ送り、減圧又は増圧した上で他の最後のポンプ室より排出口を通してポンプ外へ排出するかあるいはタンク等へ送り込むもので、第1のポンプ室の薄肉部の形状と他の最後の薄肉部の形状とが異なるようにしたことを特徴とする。
【0031】
前記の二つのポンプ室よりなる本発明のポンプを減圧のために用いる場合の構成としては、低い圧力になる第1のポンプ室の薄肉部の形状を極めて低い圧力に強い形状である逆U字状とし、外部に通ずる排出口に接続するポンプ室である最後のポンプの薄肉部の形状を外部の流体の圧力に近い圧力に対して最も強い形状である平坦な形状にすることが最も望ましい。しかし、この最後のポンプ室の薄肉部の形状は、平坦(断面直線)でなくとも緩い曲率の湾曲面(断面曲線)でもよい。
【0032】
また増圧のために用いるポンプの場合の第1のポンプ室と最後のポンプ室の薄肉部分の最も望ましい形状は、第1のポンプ室が平坦な形状であり、最後のポンプ室がU字状である。ただし、第1のポンプ室は、平坦又はそれに近い形状であればよく、例えば断面形状が直線でなくとも緩い曲線であってもよい。
【0033】
次に三つ以上のポンプ室よりなる本発明のダイヤフラムポンプは、吸入口に接続する第1のポンプ室と、第1のポンプ室と流路又は部屋により接続する第2のポンプ室と第2のポンプ室と流路又は部屋にて接続し排出口に接続する最後のポンプ室である第3のポンプ室よりなり(三つのポンプ室の場合)又は吸入口に接続する第1のポンプ室と第1のポンプ室と流路又は部屋にて順次接続される第2、第3、・・・のポンプ室と最後のポンプ室とよりなり、少なくとも第1のポンプ室(吸入口に接続するポンプ室)と最後のポンプ室(排出口に接続するポンプ室)とをその薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とする。
【0034】
この三つのポンプ室よりなるポンプで減圧用に設計されたポンプは、第1のポンプ室のダイヤフラム部の薄肉部を逆U字状とし、最後のポンプ室のダイヤフラム部の薄肉部を平坦又は緩い湾曲面にすることが望ましい。
【0035】
以上のように構成すれば、二つのポンプ室よりなるダイヤフラムポンプと同様に各ポンプ室を構成するダイヤフラムが耐久性に富んだものになる。
【0036】
また、三つ以上のポンプ室よりなるダイヤフラムポンプの場合、第1のポンプ室と最後のポンプ室の間のポンプ室のダイヤフラム部の薄肉部の形状は、増圧用の場合はU字状又は平坦のいずれでもよい。また第1のポンプ室を平坦または緩い曲率の湾曲面とし、第2、第3、・・・のポンプ室を順に曲率を強くして最後のポンプ室の薄肉部をU字状にしてもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明のダイヤフラムポンプのうちの二つのポンプ室よりなる直列式ダイヤフラムポンプの実施の形態について述べる。
【0038】
図1は本発明のダイヤフラムポンプの全体の構成を、図2はその要部を示す図で、図5に示す二つのポンプ(ダイヤフラム部)を直列に接続したポンプにおけるダイヤフラム(ダイヤフラム部とピストン)を示すものである。
【0039】
この実施の形態のダイヤフラムポンプは、図5に示すものと同様の構成であって、6A、6Bはピストン、7A、7Bはポンプ室、8はダイヤフラム、9は吸入口、10は排出口、11、12、14、15は逆止弁、13は通路である。
【0040】
そのうち、ダイヤフラム8は、図2の(B)に示すように、第1のポンプ室7Aを構成するダイヤフラム部とピストン6Aとの構成は、図5に示すような従来例と同じ構成(薄肉部分8aが逆U字状)であるが、第2のポンプ室7Bは(B)に示す断面図のように、ピストン6Bの往復運動により変形する薄肉部8bが平坦な形状で、断面直線状をなすことを特徴とする。
【0041】
このように、この実施の形態のダイヤフラムポンプは、吸入口9に接続するポンプ室7Aと排出口10に接続するポンプ室7Bとを構成するダイヤフラム8の薄肉部8a又は8bの形状が異なる形状にしたことを特徴としている。
【0042】
このポンプは、減圧のために用いるものであって、したがって吸入口9に接続するポンプ室7Aより排出口10に接続するポンプ室7Bの方が圧力が高い。つまり吸入口9をタンク等に接続し、ポンプ作用によりタンク等よりポンプ室7Aに吸引し、減圧した後に流体をポンプ室7Bに送り、排出口より排出する。そのためポンプ室7Aはポンプ室7Bより圧力が低下し、またポンプ室7Bは外部に接続するため外部の圧力に近い圧力である。
【0043】
したがって、ポンプ室7Aは圧力が低くなるポンプ室に適した形状である断面逆U字状をなす薄肉部8aを有しており、他のポンプ室7Bは、外部の圧力とほぼ同じ圧力に対して適した比較的平坦な薄肉部を有している。つまり図1、2には平坦な形状(断面が直線)に示してあるが緩く湾曲した形状(断面が曲率の緩い曲線)でもよい。
【0044】
このように構成することにより、排出口に接続するポンプ室のように外部圧力に近い圧力でも亀裂が生ずることなく、また吸入口に接続するポンプ室は、減圧された状態に適した形状であるため、両ポンプ室とも最適な運動を行ない、耐久性にとんだポンプである。
【0045】
尚図1に示すポンプは、ポンプ室7Aとポンプ室7Bとを通路13にて連通させてあるがこのような通路の代わりに広い空間を有する部屋を形成し、ポンプ室7Aとポンプ室7Bとの間にそれらを結んで流体が流れる部分が存在すればよい。そして通路や前記部屋等の部分を介して両ポンプ室とが連通するようにし、前記部屋とポンプ室7Aおよび7Bとの境に逆止弁を夫々設ければよい。また逆止弁はポンプ室7Aの側またはポンプ室7Bの側のいずれか一方のみにしてもよい。同様に通路にて両ポンプ室を結ぶ構成の図1のポンプにおいて逆止弁12または逆止弁14は用いずにいずれか一方の逆止弁を用いるようにしてもよい。
【0046】
この実施の形態において、二つのポンプ室ではなく、三つ以上のポンプ室よりなる直列式ダイヤフラムポンプの場合、吸入口に接続するポンプ室が図2の(B)の左側のポンプ室のような形状で、排出口に接続するポンプ室が図2の(B)の右側のポンプ室のような形状であれば間の他のポンプ室は、薄肉部が逆U字状でも、平坦な形状でも、緩い湾曲面を有する形状でもいずれでもよい。
【0047】
また、三つ以上のポンプ室よりなるポンプの場合、吸入口に接続するポンプ室が逆U字状で、続いて次第に湾曲の度合いを弱くし、排出口に接続するポンプ室の薄肉部が最も緩く湾曲した形状または平坦な形状にしてもよい。
【0048】
図3は他の第2の実施の形態を示す図である。この実施の形態は、本発明を二つのポンプ室よりなる直列式ダイヤフラムポンプで、増圧用として設計されたダイヤフラムに適用した例である。つまり図6に示す従来のダイヤフラムポンプに本発明を適用した実施の形態である。
【0049】
この実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、ポンプ室7Aのダイヤフラムの薄肉部8aとポンプ室7Bのダイヤフラムの薄肉部8bとを異なった形状にしている。しかし薄肉部の形状は、第1の実施の形態とは異なり、吸入口に接続するポンプ室7Aが平坦で、排出口に接続するポンプ室7BがU字状をしている。
【0050】
図6に示すような、増圧のために用いるダイヤフラムポンプは、吸入口に接続するポンプ室7Aは、外部の流体の圧力に比較的近い圧力であるため、ダイヤフラム8の薄肉部8aを平坦な形状とし、また排出口に接続するポンプ室7Bはタンク等に接続し、その内部の圧力を高くするために極めて高い圧力になるためにダイヤフラム8の薄肉部8bの形状をU字状にしてある。
【0051】
この実施の形態においても、ポンプ室7Aのダイヤフラムの薄肉部は平坦な形状でなく緩い湾曲状にしてもよい。
【0052】
また第2の実施の形態のような増圧を目的とした直列式のダイヤフラムポンプにおいて、三つ以上のポンプ室よりなるポンプの場合、吸入口に接続するポンプ室の薄肉部の形状を図3のポンプ室7Aのようにし、排出口に接続するポンプ室7Bの薄肉部と同じ形状にすれば、両ポンプ室の間のポンプ室の薄肉部の形状は、U字状でも平坦でもよい。
【0053】
また三つ以上のポンプ室よりなり増圧のための直列式ダイヤフラムポンプの場合、吸入口に接続するポンプ室を図3のポンプ室7Aのように、平坦または緩い曲率の湾曲面とし、次第に曲率を強くして排出口に接続するポンプ室をU字状とすればより好ましい。
【0054】
以上述べた第1、第2の実施の形態によれば、直列式ポンプであっても、どのポンプ室も亀裂等の破損のおそれのない耐久性の優れたダイヤフラムポンプになし得る。
【0055】
以上本発明のダイヤフラムポンプの実施の形態について述べたが、以上の構成とは異なる次の構成のダイヤフラムポンプも本発明の目的を達成し得る。
【0056】
即ち、複数のポンプ室にて構成された減圧または増圧のためのポンプで、各ポンプ室の形状は同一形状であって、ポンプ室のうち少なくとも吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とがポンプ室の径の異なるポンプ室にするかあるいはピストンの径の異なるポンプ室にしたものである。
【0057】
図4は、前述の吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室をポンプ室の径又はピストンの径を異なるようにして本発明の目的を達成し得るようにしたダイヤフラムポンプを示す。
【0058】
図4において、(A)は減圧式の二つのポンプ室よりなる直列式のダイヤフラムポンプのダイヤフラム(ポンプ室)およびピストンの部分を示し、左側のポンプ室は、ピストンの径がx1、ポンプ室の径がx2であり、右側のポンプ室は、ピストンの径がy1、ポンプ室の径がy2である。
【0059】
この図4(A)において、左側のポンプ室が吸入口に接続されており、右側のポンプ室が排出口に接続されていて、タンク等より吸入口を通して左側のポンプ室に、更に流路を通って右側のポンプ室へ送られ、これらポンプ室にて減圧され排出口よりタンク等に供給される。つまり左側の吸入口に接続するポンプ室よりも右側の排出口に接続するポンプ室が圧力が高く、吸入口に接続するポンプ室は圧力が少なくとも外部の圧力よりは非常に低圧力でありまた排出口に接続するポンプ室の圧力が外部の圧力に近い圧力である。
【0060】
この場合、減圧用では図4の(A)のような構成で、左側の吸入口に接続するポンプ室の径x1を小にしただしピストンの径y1、y2は等しくしてある。つまりx1<x2、y1=y2にしてある。
【0061】
これによって、亀裂等が発生することがなく、良好で耐久性にとんだポンプになし得る。
【0062】
また、左側のポンプ室の径x1と右側のポンプ室の径x2とを等しくしてx1=x2とし、左側のポンプ室のピストンの径y1を右側のポンプ室のピストンの径y2よりも大にしてy1>y2としてもよい。つまりx1=x2,y1>y2とすればよい。
【0063】
また三つ以上のポンプ室よりなる減圧式ポンプの場合、x1<x2<・・・<xnで、y1=y2=・・・ynとすればよい。またx1<xn、y1=y2=・・・=ynとし、x2、x3・・・は例えばx1とxnの間の適宜値であって等しい値にしてもよい。またはx1=x2=・・・=xnでy1>ynとし、y2、y3、・・・はy1とynの間の適宜な値としすべて等しい値にしてもよい。
【0064】
また、図4(B)のダイヤフラムやピストンよりなる増圧式のポンプでポンプ室が三つ以上の場合、x1>x2>x3>・・・>xnでy1=y2=y3=・・・=ynとするか、x1=x2=x3=・・・=xnでy1<y2<y3<・・・<ynとすればよい。
【0065】
また、x1>xn、y1=y2=・・・=ynで、x2、x3、・・・はx1とxnの間の適宜な等しい値にするか、x1=x2=・・・=xnでy1<ynとし、y2、y3、・・・はy1とynの間の適宜な等しい値にしてもよい。
【0066】
更にこのポンプを増圧用として用いる場合図4の(B)のような構成で、左側のポンプ室を吸入口を介して外部に接続し、右側のポンプ室を排出口を介してタンク等に接続したとき、x1>x2で、y1=y2とするか、x1=x2でy1<y2とすればよい。
【0067】
このダイヤフラムポンプにおいては、薄肉部は、外気圧等の外部の圧力よりも高い圧力又は低い圧力に適している断面U字状のままで、ダイヤフラム部(ポンプ室)の径を変化させることにより、あるいはピストンの径を変化させることにより、外気圧等の外部の圧力とほぼ等しい圧力のポンプ室においても亀裂が生ずることがなく、したがって耐久性の優れたダイヤフラムポンプになし得る。
【0068】
以上述べたポンプ室またはピストンの径を変えるようにしたポンプも、ポンプ全体の構成は、減圧式の場合図1に示すものと同じであり、また増圧式の場合は、図3に示す構成と同じである。
【0069】
そしてこれらポンプにおいてもポンプ室とポンプ室の間の接続は、必ずしも通路つまり細長い流体の通り路にする必要はなく、両ポンプ室と別々に接する空間(部屋)でもよい。また通路または部屋と夫々のポンプ室とが接する部分に設ける逆止弁は各ポンプ室に設けてもよいが、両ポンプ室のいずれか一方に設けてもよい。
【0070】
【発明の効果】
本発明のダイヤフラムポンプは、ポンプ室を構成するダイヤフラム部の薄肉部を異なる形状とし、又はポンプ室の径あるいはピストンの径を異なるものにすることによって、各ポンプ室において圧力差の生ずる直列式のダイヤフラムポンプにおいてもポンプ室(ダイヤフラム部)の亀裂が生じにくい耐久性にとんだポンプになし得るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のダイヤフラムポンプの実施の形態の構成を示す図
【図2】 図1に示すダイヤフラムポンプの要部であるダイヤフラム部の構成を示す図
【図3】 本発明のダイヤフラムポンプの他の第2の実施の形態の構成を示す図
【図4】 本発明の目的を達成する他のイヤフラムポンプを説明するための図
【図5】 従来の直列式のイヤフラムポンプの構成を示す図
【図6】 従来の直列式のダイヤフラムポンプの他の構成を示す図
【符号の説明】
6A、6B ピストン
7A、7B ポンプ室
8 ダイヤフラム
8a、8b 肉薄部
9 吸入口
10 排出口

Claims (4)

  1. 吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とを含む複数のポンプ室を備え、二つのポンプ室よりなる場合は前記吸入口に接続するポンプ室と前記排出口に接続するポンプ室とを流路又は部屋にて接続するか又は両ポンプ室の他にポンプ室を有する場合は両ポンプ室とその間の他のポンプ室を吸入口に接続するポンプ室から排出口に接続するポンプ室まで順次流路又は部屋にて接続し、各ポンプ室に備えられたピストンの運動により流体を吸入口より吸入して吸入口に接続するポンプ室より排出口に接続するポンプ室へ直接又は順次各ポンプ室を通して送り、排出口に接続するポンプ室より排出口を通して排出するようにした直列式のポンプで、前記各ポンプ室がピストンの運動によりその容積が変化してポンプ作用を行ない得るように変形が容易であるように薄肉部を含んでいてピストンを往復動可能に支持するダイヤフラムを有し、吸入口に接続するポンプ室の薄肉部を逆U字状とし、排出口に接続するポンプ室の薄肉部を平面もしくはゆるい曲面として両ポンプ室の薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  2. 吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とを含む複数のポンプ室を備え、二つのポンプ室よりなる場合は前記吸入口に接続するポンプ室と前記排出口に接続するポンプ室とを流路又は部屋にて接続するか又は両ポンプ室の他にポンプ室を有する場合は両ポンプ室とその間の他のポンプ室を吸入口に接続するポンプ室から排出口に接続するポンプ室まで順次流路又は部屋にて接続し、各ポンプ室に備えられたピストンの運動により流体を吸入口より吸入して吸入口に接続するポンプ室より排出口に接続するポンプ室へ直接又は順次各ポンプ室を通して送り、排出口に接続するポンプ室より排出口を通して排出するようにした直列式のポンプで、前記各ポンプ室がピストンの運動によりその容積が変化してポンプ作用を行ない得るように変形が容易であるように薄肉部を含んでいてピストンを往復動可能に支持するダイヤフラムを有し、吸入口に接続するポンプ室の薄肉部を平面もしくはゆるい曲面とし、排出口に接続するポンプ室の薄肉部をU字状として両ポンプ室の薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  3. 吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とを含む複数のポンプ室を備え、二つのポンプ室よりなる場合は前記吸入口に接続するポンプ室と前記排出口に接続するポンプ室とを流路又は部屋にて接続するか又は両ポンプ室の他にポンプ室を有する場合は両ポンプ室とその間の他のポンプ室を吸入口に接続するポンプ室から排出口に接続するポンプ室まで順次流路又は部屋にて接続し、各ポンプ室に備えられたピストンの運動により流体を吸入口より吸入して吸入口に接続するポンプ室より排出口に接続するポンプ室へ直接又は順次各ポンプ室を通して送り、排出口に接続するポンプ室より排出口を通して排出するようにした直列式のポンプで、前記各ポンプ室がピストンの運動によりその容積が変化してポンプ作用を行ない得るように変形が容易であるように薄肉部を含んでいてピストンを往復動可能に支持するダイヤフラムを有し、吸入口に接続するポンプ室および排出口に接続するポンプ室の薄肉部を逆U字状とし、吸入口に接続するポンプ室の径が排出口に接続するポンプ室の径より小にし、前記両ポンプ室のピストンの径を等しくするかあるいは吸入口に接続するポンプ室のピストンの径を排出口に接続するポンプ室のピストンの径より大にし、前記両ポンプ室の径を等しくして両ポンプ室の薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
  4. 吸入口に接続するポンプ室と排出口に接続するポンプ室とを含む複数のポンプ室を備え、二つのポンプ室よりなる場合は前記吸入口に接続するポンプ室と前記排出口に接続するポンプ室とを流路又は部屋にて接続するか又は両ポンプ室の他にポンプ室を有する場合は両ポンプ室とその間の他のポンプ室を吸入口に接続するポンプ室から排出口に接続するポンプ室まで順次流路又は部屋にて接続し、各ポンプ室に備えられたピストンの運動により流体を吸入口より吸入して吸入口に接続するポンプ室より排出口に接続するポンプ室へ直接又は順次各ポンプ室を通して送り、排出口に接続するポンプ室より排出口を通して排出するようにした直列式のポンプで、前記各ポンプ室がピストンの運動によりその容積が変化してポンプ作用を行ない得るように変形が容易であるように薄肉部を含んでいてピストンを往復動可能に支持するダイヤフラムを有し、吸入口に接続するポンプ室および排出口に接続するポンプ室の薄肉部をU字状とし、吸入口に接続するポンプ室の径を排出口に接続するポンプ室の径より大にし、前記両ポンプ室のピストンの径を等しくするかあるいは吸入口に接続するポンプ室のピストンの径を排出口に接続するポンプ室の径より小にし、前記両ポンプ室の径を等しくしてして両ポンプ室の薄肉部を異なる形状にしたことを特徴とするダイヤフラムポンプ。
JP26556099A 1999-09-20 1999-09-20 ダイヤフラムポンプ Expired - Lifetime JP3870356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26556099A JP3870356B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 ダイヤフラムポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26556099A JP3870356B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 ダイヤフラムポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082341A JP2001082341A (ja) 2001-03-27
JP3870356B2 true JP3870356B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=17418816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26556099A Expired - Lifetime JP3870356B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 ダイヤフラムポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3870356B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4786950B2 (ja) * 2005-06-28 2011-10-05 応研精工株式会社 ダイヤフラムポンプ
CN109707602A (zh) * 2019-02-19 2019-05-03 深圳市时光电子有限公司 隔膜泵

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001082341A (ja) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4781540A (en) Piston type compressor for air conditioning unit having asymmetric valve mechanism
JP3760440B2 (ja) 流体圧縮装置
KR100317417B1 (ko) 피스톤식 압축기
EP0743452B1 (en) Diaphragm pump
JP3870356B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
CN1162619C (zh) 具有排放脉动降低结构的往复式压缩机
JP3730180B2 (ja) 流体圧縮装置
US7762796B2 (en) Pump valve with controlled stroke
JP2011179394A (ja) 多気筒圧縮機
CN105402102B (zh) 一种单缸往复活塞式压缩机
CN100467864C (zh) 压缩机
CN1890467A (zh) 压缩机
JP3200693B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP3235977U (ja) 二段圧縮型コンプレッサ
JP3236996U (ja) 手動式コンプレッサ
CN1648450A (zh) 密闭型往复式压缩机
US9435322B2 (en) Valveless reciprocating compressor
JPH07139461A (ja) 往復動型2段気体圧縮機
JP2001295756A (ja) 圧縮機
JP2011214463A (ja) 多段圧縮機
US9702350B2 (en) Valveless reciprocating compressor
JP4161302B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP3981233B2 (ja) 多連式ピストンポンプ
JP2003148354A (ja) ダイヤフラムポンプ
JPS5836867Y2 (ja) ダイアフラムポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3870356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131027

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term