JP3868886B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯槽内に設けられた撹拌体を回転駆動して、洗剤が投入された洗濯水により生成された水流にて洗濯物を洗い、その後にすすぎを行なうようにした洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用の一般的な洗濯機では、洗濯槽底部に撹拌体としてのパルセーターを備え、洗い運転では給水弁等の給水手段により洗濯物量に応じた水位まで給水した後、パルセーターを正逆回転駆動して水流を生成し、洗剤とともに洗濯物を洗浄するようにしている。従って、この種の洗濯機における洗浄性能を高めるには、洗剤を溶解してなる洗濯水を洗濯物に浸透させ、洗剤が有する酵素による洗浄力を十分に発揮させることが重要である。勿論、そのために給水量や洗剤量が多く使用して無駄とならないようにするとともに、パルセーターとの機械的な接触による洗濯物の傷み(以下、布傷みと称す)も抑えることが望ましい。
【0003】
そこで、洗浄性能を向上する手段として、例えばパルセーターの上方を覆う仕切体を設けるととともに、パルセーターの裏羽根によるポンプ室を形成し、更にはこのポンプ室から洗濯槽上部に送水する送水路を設けて、洗濯水がポンプ作用を受けて送水路を経て循環する構成とし、且つ設定水位までの途中に複数の所定水位でパルセータを間欠駆動するようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、洗濯水は衣類の下部から浸透するとともに、衣類間の空気だまりを防止して循環する洗濯水が衣類の汚れをきれいに洗うことができるというものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−225175号公報(第4,5頁、図1,2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如く循環水流を利用した構成では、パルセーターの周囲に仕切体や、循環水路として機能するポンプ室及び送水路等の複雑な機構を洗濯槽に増設せねばならず、組立工数や製造コストの高騰、しかも洗濯槽の下部にポンプ室を設け、更には仕切体で覆う構成のため洗濯容量が減少することも避けられないなど、実用に供するには不利な点も多い。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、布傷みの防止や洗剤及び水量の無駄に使用することなく簡易な構成にて、洗濯物への洗濯水の浸透性を促進して洗浄性能の向上を図り得る洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、洗濯槽内に設けられた撹拌体をオン・オフ駆動し、洗剤を溶解した洗濯水にて洗濯物の洗いや、その後のすすぎ行程を連続して行なうようにしたものにおいて、前記洗い行程では、給水制御手段により設定水位まで至る間に複数回の給水動作を段階的に行なうとともに、これら給水動作の各所定水位に応じて前記撹拌体のオン・オフ時限が異なる水流を生成し、少なくとも前記所定水位が低いほど前記撹拌体のオン時限を長く設定した洗い動作を行なうようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0008】
斯かる構成によれば、低水位から洗濯物の動きを活発にして洗濯水を十分に浸透させることができるとともに、段階的に上昇する水位に応じた最適の水流のもとに洗い動作が行なわれるので、布傷みを抑えつつ洗剤が有する洗浄力を十分に活用した効率の良い洗浄性能が期待できる。
【0009】
そして、請求項1記載のものにおいて、所定水位での撹拌体のよる水流は、水位が低いほど弱い水流としたことを特徴とする(請求項2の発明)。
【0010】
斯かる構成によれば、水位が低いときでも布傷みを有効に抑えることができ、以って洗濯物の動きを活発にして低水位でも洗濯水が十分に行きわたり、効率の良い洗浄作用が得られる。
【0011】
また、請求項1記載のものにおいて、給水制御手段として給水弁を備えるとともに、すすぎ行程では、複数回のすすぎ動作を選択的に設定可能とし、このすすぎ回数が規定回数より多くなる場合は、洗い行程における前記給水弁による給水動作回数を減らすようにしたことを特徴とする(請求項3の発明)。
【0012】
斯かる構成によれば、すすぎ回数に応じた上記給水制御手段とすることにより、給水弁が使用頻度過多により早期に使用不可となることなく、且つ長期使用のために特殊構造の弁機構としたり、或は給水弁を複数個配設するなどコスト高を招くことがないなど、給水弁の耐久性を考慮しながら洗浄性能の向上を図ることができる。
【0013】
また、請求項3記載のものにおいて、給水制御手段として洗濯槽内に風呂水等を給水するため給水ポンプを選択的に使用可能に備えるとともに、洗い行程の給水に前記給水ポンプを使用する場合、その給水動作回数を給水弁による給水動作回数より減らした設定としたことを特徴とする(請求項4の発明)。
【0014】
斯かる構成によれば、給水ポンプが使用頻度過多により早期に使用不可となることなく、且つ長期使用のために強靭な特殊構造としたり、或は給水ポンプを複数個配設するなどのコスト高を招くことなく、給水ポンプの耐久性を考慮しながら洗浄性能の向上を図ることができる。
【0015】
また、請求項1記載のものにおいて、洗い行程における給水開始時には、撹拌体を一方向に回転駆動するようにしたことを特徴とする(請求項5の発明)。
【0016】
斯かる構成によれば、洗い行程の給水開始と合わせて撹拌体を一方向回転させることにより、洗濯槽内の洗濯物に満遍なく注水してふり掛けることができ、水を逸早く浸透させることができる。従って、以降の給水により洗濯槽内の水位が徐々に上昇するも、洗濯物の水位上面への浮き上がりを有効に抑えることができ、しかも洗濯水を十分に且つ速やかにしみ込ませことができる。以って、撹拌体による撹拌性能を効果的に活用でき、且つ洗剤が含む酵素による洗浄力を十分に発揮させることが可能となり、しかも洗剤を洗い行程の初期の段階から有効活用した洗浄効果が得られる。
【0017】
また、請求項1記載のものにおいて、洗い行程を行なった後、つけ置き行程を実行するようにしたことを特徴とする(請求項6の発明)。
【0018】
斯かる構成によれば、つけ置き行程の前段に水位に応じた水流による洗い動作が行なわれるので、洗濯水は洗濯物に十分にしみ込んだ状態でつけ置き行程に移行することができ、効率の良いつけ置き洗浄効果が得られるとともに、この場合の撹拌体による洗い動作は短時間で良いため、洗濯物の布傷みを極力抑えながら洗浄効果の向上が期待できる 。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施例につき、図1〜図11を参照して説明する。
まず、図2は洗濯機全体の概略構成を示す要部を破断した側面図で、該洗濯機の概略構成につき説明すると、矩形箱状の外殻をなす筐体1は、外箱2とトップカバー3とで構成され、このトップカバー3のほぼ中央部には衣類などの洗濯物を投入する投入口(図示せず)を有し、これを開閉する蓋4を回動可能に設けている。また、上記トップカバー3の後部には、例えば詳細は省略するが洗剤を自動的に投入可能な電動式の洗剤投入装置5や、給水手段としての電磁式の給水弁6及び電動式の給水ポンプ7が設けられている。
【0020】
そして、上記外箱2の内部には、有底円筒状の水受槽8が弾性吊持機構9により弾性支持されるとともに、その内部に有底円筒状の脱水槽を兼用した洗濯槽10が垂直な縦軸周りに回転可能に設けられている。この洗濯槽10は、本実施例では内槽体11と、その外周に若干の間隙を介して設けた外槽体12とからなる所謂2重槽構成としていて、内槽体11には周壁部のほぼ全域には多数の透孔11aが形成され、また外槽体12には上端部のみに透孔12aを有する実質的に無孔状の槽体を形成している。
斯かる洗濯槽10の上端開口部には、バランスリング13を備え、また内底部には撹拌体としてのパルセーター14を回転可能に設けていて、洗い行程ではパルセータ14のみが正逆回転駆動され、脱水行程では洗濯槽10がパルセーター14と共に一体的に一方向に高速回転駆動される。
【0021】
一方、上記水受槽8にあっては、その底部に形成された排水口8aと上記洗濯槽10内とを連通した排水路22が形成され、そしてこの排水口8aに連通して排水弁15を有する排水管16が接続され、機外に排水可能としている。
更に、上記排水口8aの反対側に位置して補助排水口8bが設けられ、その連通路は図示しないが上記排水弁15の下流側における上記排水管16に連通接続され、水受槽8内の水を機外に直接排水可能としている。
【0022】
また、水受槽8の外底部中央には、駆動モータ17が装着されていて、これは例えばダイレクトドライブ式のアウターロータ形であって、図示しないステータ側が水受槽8に固定され、図示しないクラッチ機構を介して洗い及びすすぎ運転ではアウターロータに連結された回転軸18を介して前記パルセーター14を正逆回転駆動し、一方脱水運転では中空軸19を介して前記洗濯槽10をパルセーター14と共に一方向に回転駆動する構成にある。
【0023】
更には、前記トップカバー3の前方には各種の洗濯運転コースの設定や、洗い時間やすすぎ回数等の洗濯条件を設定したり、動作状態などを表示する操作パネル20が設けられ、その内部にはマイクロコンピュータを主体とした回路構成からなる制御装置21が設けられている。この制御装置21は、上記操作パネル20からの入力操作に応じて、図示しない水位検知手段や洗濯物量検知手段等の検知結果を入力するなどして、前記洗剤投入装置5や給水手段である給水弁6または給水ポンプ7による給水制御をはじめ、前記駆動モータ17をインバータ制御して高精度の可変速度制御を可能とするなど、洗濯機の作動全般を制御する。
【0024】
また、図3(a)は本実施例における洗濯運転コースの「標準コース」における全体の行程内容を示したものであり、同図(b)は、そのうちの洗い行程の具体的な動作内容を示している。即ち、「標準コース」の運転内容としては周知のように洗い、中間脱水、すすぎ、最終脱水の各行程が自動的に進行され、特にすすぎ行程では、複数の通常3回のすすぎ動作が設定されていて、例えば2回のシャワー注水すすぎ(注水しながら洗濯槽10を低速回転)と、1回のためすすぎ(設定水位による撹拌すすぎ)が実行されるようにしている。
【0025】
そして、図3(b)に示す洗い行程の具体的内容については、図1及び図4を参照して説明する。本実施例における洗い行程では、駆動モータ17が駆動制御されパルセーター14により生成される図4に示す5種類の水流(水流▲1▼〜水流▲5▼)が採用された洗い運転が行なわれる。
例えば、図4(a)に示す「水流▲1▼」では、要件a,b,c,dを備えたもので、即ち要件a:オン時限が1.0秒で、要件b:オフ時限1.1秒による正逆回転による水流の洗い動作が行なわれ、且つ要件d:回転数110rpmの低い回転数にして、要件c:立上時間0.6秒とする長い時間に設定された条件にある。
尚、上記a,b,c,dの各要件は、正逆回転波形に基づき同符号を付記した図4(b)から明らかである。
【0026】
一方、「水流▲5▼」にあっては、要件a,b,cの各時間は最も短くて、要件dの回転数は最も高く設定されており、このことから「水流▲5▼」ではパルセータ14による回転動作(オン時限)は短いが、オフ時限も短く、且つ立上速度が速いため正逆回転動作が素早く行なわれて強い撹拌水流が得られる。従って、上記「水流▲1▼」では緩やかな立上りのもとにオン・オフ時限が長く、所謂弱い撹拌水流が生成されるもので、斯かる図4から明らかなように「水流▲1▼」が最も弱く「水流▲5▼」に向けて徐々に強くなる水流パターンを構成している。
【0027】
しかるに、これら各水流は洗濯槽10への給水水位に応じて選択的に用いられるようにしている。
即ち図1は、洗い行程(排水行程除く)における上記した洗濯槽10内の水位と水流との関係を経時的に示したもので、この実施例では縦軸に示す水位のうち、「設定水位」は洗濯物量に応じた本来の洗いに必要な水位(水量)を示し、「所定水位1〜4」は上記「設定水位」に至るまでの間を複数段階に水位制御されたところの夫々の所定水位を示している。
【0028】
しかして、この図1に基づきまず概略的に述べると、給水制御手段により給水弁6からの給水にて水位は段階的に上昇し、まず給水開始初期の最も低水位の「所定水位1」に達すると、「給水1」が停止されるとともに図4(a)にて開示した弱い水流の「水流▲1▼」による洗い動作が行なわれ、所定時間後「給水2」が開始されるなどして「所定水位2」では「水流▲2▼」、「所定水位3」では「水流▲3▼」、そして「所定水位4及び設定水位」では「水流▲4▼と▲5▼との組合せ水流」が用いられ、順次水位に応じた水流による洗い動作が行なわれる。
そのうちの「所定水位4」では、「水流▲4▼→▲5▼→▲4▼」となした「水流▲4▼」を主体とした洗い動作が夫々所定時間行なわれ、また「設定水位」では「水流▲5▼→▲4▼→▲5▼」とする「水流▲5▼」を主体とした洗い動作が行なわれるよう制御される。
【0029】
このように、水位に応じた水流による洗い動作(図中水位/水流洗いと記す)が行われ、且つ低水位ほど弱い水流が生成されるようになっており、従って所定水位が段階的に高まるに伴ない水流は強くなり、「設定水位」に至り本来の適正な水量のもとに強い撹拌水流による洗い動作が行なわれ、以って予め設定された時間の洗い行程の運転が実行される。
【0030】
従って、給水弁6を含む給水制御手段としては、各所定水位に達した時点で一時給水停止し、夫々の水流により撹拌する時間を経た後、再び給水開始する動作を繰り返し行なわれ、この場合「給水1」〜「給水5」の5段階に亘って給水開始と停止が実行される。
尚、本実施例では、図1及び図3(b)に示すように洗い行程スタート初期の「給水1」にあっては給水開始に合わせてパルセーター14を一方向回転による断続運転(オン・オフ駆動)を、予め設定された時間(例えば、40秒間)行なうようにしており、その意義や作用説明については後述する。
【0031】
次に、上記のように構成された洗濯機の作用につき、上記「標準コース」における洗い行程に基づき図5を参照して説明する。この図5は、前記制御装置21に基づく制御内容を説明するための要部のフローチャートを示したもので、以下このフローに沿って説明する。
まず、洗濯槽10内に図示しない洗濯物を投入し蓋4を閉じ、また水道の蛇口を開栓するなどの準備をした後、電源を投入して操作パネル20を操作し、図3に示す運転行程を有する「標準コース」を設定しスタート操作する。すると、まず最初に周知のように図示しない洗濯物量検知手段により洗濯物量が検知され、この容量に対応した設定水位及び洗剤量が決定される。
尚、上記周知の洗濯物量検知手段としては、例えば駆動モータ17の回転数を検知する回転センサを設け、一定の通電パターンにてパルセーター14を回転させ、給水前の洗濯物量に応じて変化する回転数に基づき当該洗濯物量を算出するようにしている。
【0032】
しかして、図5のステップS1に示す「給水1」(図1及び図3(b)参照)が開始され、給水弁6による給水は水受槽8底部の排水路22を満たした後、洗濯槽10内の水位として上昇し、そしてこの給水とともに洗剤投入装置5から上記決定された洗剤量が投入される。また、この給水に合わせて駆動モータ17が通電駆動され、図1,3で開示したようにパルセーター14を所定の低速回転数にて一方向に回転駆動させる。例えば、本実施例ではオン・オフ駆動による断続運転として40秒間行なわれる(ステップS2)。このパルセーター14の断続的でゆっくりとした一方回転駆動により、給水弁6から洗濯槽10内方への給水が洗濯物に満遍なくふり掛かり、水を逸早く浸透させることができ、このことは洗濯物の浮き上がりを抑えるとともに、洗剤が溶解した所謂洗濯水を十分にしみ込ませるにも有効となる。
【0033】
そして、上記40秒間の断続運転後も続けて給水動作が行なわれ、次のステップS3では図1に示した最初の「所定水位1」まで水位が達したか否かを、図示しない水位検知手段による検知し判定する。その結果、「所定水位1」に到達した場合(YES)には、ステップS4に移行し「給水1」が停止されるとともに、このときの水位である「所定水位1」に対応した図4に示す「水流▲1▼」による撹拌が開始され(ステップS5)、未だ少水量の貯水状態のもとで所謂弱い洗い動作が行なわれて洗濯物を移動させる。
【0034】
この「水流▲1▼」による水位に応じた洗い動作が所定時間(例えば、20秒)経過したか否か判定され(ステップS6)、経過した場合(YES)には、再び給水弁6が開放作動して「給水2」が開始(ステップS7)されるとともに、水流パターンは「水流▲1▼」から「水流▲2▼」に変更されて、洗い動作が継続して行なわれる(ステップS8)。
【0035】
そして、上記「給水2」による給水が進んで次のステップS9では「所定水位2」に達したか否かが水位検知手段を介して判定される。この場合、水道水圧が正常な範囲内であれば何ら問題ないが、例えば水道水圧が極めて低くい状態では、その「所定水位2」に達するまでの給水時間が大きく長引くことになり、このことは水流パターンとして設定された「水流▲2▼」による洗い動作が、「給水2」の開始時点から長時間行なわれることとなり、本来求むべき想定された撹拌作用とは異なるおそれが生じる。
【0036】
そこで、本実施例では上記のような不具合を想定して、上記ステップS9で「所定水位2」に達しない場合にはステップS13に移行し、上記「給水2」による給水時間をチェックするようにしている。即ち、正常な範囲の上限となる給水時間を予め設定しておき、実際に要した時間と比較判定するようにしたもので、例えば給水動作が上記設定時間を超えても継続している場合には(YES)、「水流▲2▼」による洗い動作を直ちに停止し(ステップS14)、以降の運転を停止するとともに、例えば操作パネル29にアラーム表示等を行ない(ステップS15)、使用者に知らせることで対処するようにしている。
【0037】
従って、通常では上記ステップS9にて予想される範囲内での給水時間にて、2段目の低水位である「所定水位2」に到達したことが検知されると、次ステップS10に移行して「給水2」は停止される。そして、先のステップS8にて開始された「水流▲2▼」による洗い動作が、所定時間(例えば、80秒)行なわれたか否かを判定し(ステップS11)、所定時間経過の場合(YES)、ステップS12に移行し「設定水位」に達する最終の「給水5」が行なわれたか否かの判定がなされる。この判定は、例えば洗濯物量に応じて決定された「設定水位」に到達したか否かにより「給水5」の終了を判定することができる。
【0038】
しかして、ここでは上記「給水2」を終了した時点であるから、「NO」の判定のもとにステップS7に移行し「給水3」による給水が開始される。尚、このステップS7の「給水3」をはじめ「給水4」及び「給水5」の各給水開始から、ステップS12の「給水5」の終了判定に至るまでは、先に述べた「給水2」開始以降の関連ステップと実質的に同じにつき、同一のステップ符号にて()内に記述し簡略化している。また、その間の給水事情の不具合に対処可能としたステップS13〜15も、夫々同様に機能することは云うまでもない。
【0039】
従って、ステップS7の「給水3」以降「給水4」及び「給水5」による給水と、夫々の所定水位に応じて設定された上記水流▲3▼による所定時間(例えば、80秒)の洗い動作、及び水流▲4▼と▲5▼との組合せ等による所定時間(例えば、4分)の洗い動作が夫々実行され、特に高水位になるに伴ない強い水流による撹拌動作が行なわれる。
【0040】
そして、今「設定水位」における「水流▲5▼→▲4▼→▲5▼」による洗い動作がステップS11にて所定時間(上記4分)経過し、且つステップS12にて最終の「給水5」が終了したことが確認されると(YES)、洗い運転を終了し(ステップS16)次行程に進行するもので、以降図3にて開示したように中間脱水を挟んですすぎ洗い(計3回のすすぎ動作)及び最終脱水の各行程が実行され「標準コース」の全行程を終了する。
【0041】
このように、上記実施例によれば次の効果を有する。
まず、洗い行程における「給水1」の開始と合わせて駆動モータ17をオン・オフ駆動し、撹拌体たるパルセーター14を低速度で一方向回転による断続運転を所定時間行なうようにした。従って、この断続的でゆっくりとした一方向への回転駆動により、未だ洗濯槽10内に貯水される以前の洗濯物に対し、急激な衝撃等の機械力を与えることなく洗濯物を動かし、これに満遍なく注水してふり掛けることができ、所謂布傷みを抑えつつ水を逸早く浸透させることができる。
【0042】
この結果、以降の給水により洗濯槽10内に徐々に水位が上昇するも、洗濯物の水位上面への浮き上がりを有効に抑えることができ、また洗剤が溶解してなる洗濯水を十分に且つ速やかにしみ込み易くすることができる。従って、パルセータ14による撹拌性能を効果的に活用でき、且つ洗剤が有する酵素による洗浄力を十分に発揮させることが可能となり、洗剤量の有効活用を図るのに極めて有効である。
【0043】
しかも、洗濯物量に応じて決定された「設定水位」まで至る間に、複数回に亘り給水開始及び停止の所謂給水動作を行ないながら段階的に水位を増すようにして、本実施例では夫々の「所定水位1〜4及び設定水位」毎に異なる水流パターンを設定して、洗い動作を行なうようにした。殊に、水位が低いほどオン・オフ時限が長くなるようにしている(図4参照)。
【0044】
このことは、一般には水位が低くてパルセーター14のオン時限が長いほど布傷みは大きくなる傾向にあるが、反面洗濯物の動きが良くて洗剤分を十分に浸透させるに有効である。そこで、上記布傷みの現象のみを取り除くべく図4に示す要件c:立上時間を長くする、及びd:回転数を低くすることで、洗濯物に与える機械的作用を十分に小さくすることができる。
【0045】
この結果、水位が低いほどオン時限を長くして洗濯物の動きを活発にしながら、布傷みを抑えて洗剤分を十分に浸透させ、洗剤による洗浄力を有効活用した効率の良い洗浄作用が期待でき、更には夫々の水位に応じた最適の水流のもとに段階的に行なわれるので、一層の布傷みを抑えた洗浄性能の向上を図ることができる。勿論、水量としても本来必要な「設定水位」まで上昇する水位を複数段階に給水制御するだけであるから、水を無駄に浪費することはない。また、洗濯機の構成としても複雑な構成とすることなく、給水弁6による給水制御及びパルセーター14の駆動制御等による簡易な制御手段にて上記著効を有する洗濯機を提供できる点も、実用に供するに極めて有効である。
【0046】
ところで、上記のように給水開始及び停止の所謂給水動作を繰り返し行なうことは、従来に比し電磁式の給水弁6の通断電する動作回数が多くなる。しかるに、この種電磁式給水弁6は、通常では通電時に開放作動して給水開始するようにしており、その場合の耐久性は、特に通電時の給水開始の動作回数に起因することが大である。しかして、給水弁6の耐久性(寿命)については、洗濯機の耐用年数を考慮して設計製作されており、このまま使用した場合には給水弁6の寿命が短くて早期に使用不可となる可能性がある。
【0047】
特に、上記したように洗い行程において5回の給水動作が行なわれるが、この種洗濯機ではすすぎ回数の増減が操作パネル20上から任意に設定できるようになっており、例えばすすぎ回数を4回、更には5回とすることも可能である。このように条件設定された運転コースによれば、当然すすぎ動作の1回毎に最低1回の給水動作が行なわれ、これと洗い行程の5回を加えた回数が1回の洗濯運転で行われることととなり、給水弁6は使用頻度過多になるおそれがある。
【0048】
そこで、本実施例におけるすすぎ行程にあっては、すすぎ回数が通常(例えば、3回)より多いコース設定された場合には、洗い行程における給水動作の回数を少なくするようにしている。
以下、図6及び図7に基づき説明すると、まず図6は図1相当図で図中実線は、既述した如くすすぎ回数を3回とした例えば「標準コース」における複数段の所定水位を得るべく、この場合給水動作(開始及び停止)が計5回行なわれることを示している。
【0049】
これに対し、すすぎ回数が多い4回に設定された運転コース或は条件設定の場合には、同図中破線で示す区分のみ「標準コース」と異なる水位制御がなされる。即ち、斯かる場合は「給水3(所定水位2)」を飛ばして「所定水位3」まで「給水2」が継続するよう給水制御され、従って給水動作を1回減らした洗い行程が実行される。
また、すすぎ回数が5回に設定された場合には、同図中一点鎖線で示す如く「給水3及び4(所定水位2及び3)」を飛ばして「所定水位4」まで「給水2」が継続する給水制御が行なわれ、この場合は「標準コース」に比して給水動作は2回分減少した回数となる。
【0050】
但し、すすぎ回数が標準の3回より少なく設定された場合は、給水弁6の寿命に対する悪影響はないので、「標準コース」における給水動作回数のまま実行される。また、上記したように「給水2」以降では「給水3」や「給水4」を飛ばした給水制御が行なわれるが、この飛ばされた区域における水流は、上記した所定時間毎に切替えられて実行され、できるだけ同等の洗浄効果を得るようにしている。
【0051】
しかして、図7は上記結果をまとめたもので、すすぎ回数は1回から5回まで設定可能とし、そのうちすすぎ3回の場合には、これに洗い行程における「給水1から給水5」までの計5回(〇印が給水実行)の給水動作を合わせると、所謂1サイクルの給水動作回数としてはトータル8回となり、本実施例ではこれを標準設定とし、すすぎ回数では上記3回を規定回数としている。従って、給水制御手段としてはトータル8回を越えないよう給水制御したもので、上記したようにすすぎの規定回数を越えた5回の場合には、図7中の該当個所に×印で示すように「給水3」及び「給水4」を飛ばした給水制御とすることによりトータル8回の給水動作となるように制御している。
【0052】
斯くして、すすぎ回数に応じた上記給水制御手段とすることにより、給水手段たる電磁式の給水弁6の長期使用を可能とし、例えば長期使用のために特殊構造の弁機構としたり、或は給水弁を複数個配設するなどによるコスト高を招くことなく対処でき、給水弁6の耐久性を考慮しながら洗浄性能の向上を図ることができる。
【0053】
また、この種洗濯機では給水手段として上記した常設の給水弁6以外に、風呂水等の水源から吸水できるように電動式の給水ポンプ7を選択的に使用可能に備えている場合が多い。しかるに、上記した複数段の給水動作を行なう洗い行程に、この給水ポンプ7を利用して給水する場合には、上記給水弁6以上に使用頻度過多による耐久性の問題を有する。
この給水ポンプ7としては、一般的に渦巻形ポンプが用いられ、図示しないがオン・オフの動作が多くなると電動機はもとより、回転軸との間に装着された軸封部材の耐久性(耐摩耗性)などが、該ポンプ7の寿命に影響を与える。
【0054】
そこで、図8(図1相当図)には、洗い行程において給水ポンプ7を選択使用して給水を行なう場合、上記給水弁6を使用した通常5回の給水動作に対して、2回の動作回数に設定した場合の給水制御手段を例示したものである。
即ち、この図から明らかなように、給水ポンプ7を使用した場合には、同図中二点鎖線で示す如く「給水2乃至4(所定水位1乃至3)」を飛ばして「所定水位4」まで「給水1」が継続してなる給水制御が行なわれ、実線で示した「標準コース」の給水弁6による場合に比して3回の給水動作が減少され、2回の給水動作で2段階の水位設定にて実行される。従って、給水ポンプ7により風呂水等他の水源からの給水活用を図りながら、該給水ポンプ7の耐久性を考慮した上で洗浄性能の向上を図ることができる。
【0055】
更には、この種洗濯機が有する「つけ置きコース」を設定した運転コースにつき、図9〜図11を参照して説明する。
この「つけ置き」とは、周知のように洗剤が有する酵素による洗浄力を主体とした洗浄方法で、パルセーター14は補助的に使用する程度で所謂機械的な布傷みを回避しながら黄ばみの要因である皮脂汚れなどを落とすに有効であるのが特徴で、ただ洗浄時間としては長時間を要する。例えば、1時間のつけ置きを行なう場合には、洗濯水中に洗濯物を1時間浸漬した状態とし、且つその間の酵素による洗浄作用の活性化のために10分間隔でパルセーター14をオン・オフ駆動(例えば、オン:1分、オフ:9分の間欠駆動)して撹拌し洗濯物への洗剤分の浸透性を促進するようにしており、一般的につけ置き時間としては1時間乃至8時間ほどの範囲で設定可能としている。
【0056】
因みに図11は、所定の洗浄度を得るべく洗剤量(濃度)とつけ置き時間との関係を表した特性図で、つけ置き時間に比例するように長時間にするほど洗剤量(濃度)は少なくて所期の洗浄性能を引き出すことが可能である。
そして図10は、上記「つけ置きコース」の全行程の一例を示したもので、この例ではつけ置き行程を洗い行程中に編入するとともに、すすぎ回数は2回としたものである。特に洗い行程につき述べると、まず最初に水位に応じた水流による洗い運転が所定時間行なわれる。これは、図9(図1相当図)に示した所定水位毎(5段階)に応じて設定され図4で開示したところの各水流による洗い運転が行なわれるもので、給水制御も含めて先の「標準コース」と実質的に同じステップにて実行されるが、ただ撹拌による洗い動作時間が半分以下に短縮された点で相違する。
【0057】
次いで、つけ置き行程に移行し上記図11で示した1〜8時間のつけ置き時間の設定と、これに見合った洗剤量が予め投入された洗濯水のもとで、パルセーター14の間欠的で一時的な撹拌動作を受けながら洗浄作用が行なわれる。この、つけ置き行程を終えると通常に行なっているパルセーター14の正逆回転駆動による洗い動作が短時間実行され、そして排水動作を終えて「つけ置きコース」における洗い行程が終了する。尚、次行程以降の作用説明は省略する。
【0058】
このように、「つけ置きコース」においても、そのつけ置き行程の前段に水位に応じた水流による洗い動作が行なわれるので、洗濯水は洗濯物に十分にしみ込んだ状態でつけ置き行程に移行するので、効率の良いつけ置き洗浄効果が得られ、またつけ置き行程の前後に洗い動作が行なわれるが、これは短時間でよいため、総じてパルセーター14による撹拌時間は少なくして洗濯物の布傷みを極力抑えた洗浄効果が期待できる。
【0059】
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限らず、例えば上記実施例(例えば、図1参照)では「給水2」の開始と併せて「水流▲2▼」による洗い動作が開始するようにして、無駄な休止時間をなくして効率良く洗い運転が行なえるようにしているが(これは給水2以降給水5まで同様に行なわれる)、これに限らず、例えば所定水位に達した後に当該水位に対応した水流による撹拌を開始するようにしてもよく、この場合には不安定になり易い給水時間は洗い動作には含まれず、従って洗いに必要な運転時間を正確に制御するに有利である。
【0060】
また、給水動作も上記した5段階に限らず洗濯物量に応じて適宜の回数に設定しても良いし、電動式の洗剤投入装置5に限らず、例えば洗濯物量の検知結果に基づき必要な洗剤量を操作パネル20上に表示して、使用者が手操作で洗剤を投入するようにしてもよい。
その他、例えば脱水兼用洗濯機に代えて、脱水機能を有しない単槽の洗濯槽に撹拌体を備えた洗濯機にも適用できるなど、実施に際しては本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できるものである。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたことから明らかなように、本発明の洗濯機は、撹拌体を駆動した洗い行程にあっては、給水制御手段により設定水位まで至る間に複数回の給水動作を段階的に行なうとともに、これら給水動作の各所定水位に応じて前記撹拌体のオン・オフ時限が異なる水流を生成するようにし、少なくとも前記所定水位が低いほど前記オン時限を長く設定した洗い動作を行なうようにしたものである。
斯くして、低水位から洗濯物の動きを活発にして洗濯水を十分に浸透させることができるとともに、段階的に上昇する水位に応じた最適の水流のもとに洗い動作が行なわれるので、布傷みを抑えつつ洗剤が有する洗浄力を活用した効率の良い洗浄性能が期待できる洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す洗い行程における水位と水流との関係を示す図
【図2】 洗濯機全体の概略構成を示す要部を破断した側面図
【図3】 運転内容を説明するための標準コースにおける全行程図(a)、及びそのうちの具体内容を説明するための洗い行程図(b)
【図4】 水流パターンの構成を示す図(a)、及び構成要件の符号を説明するための図(b)
【図5】 作用説明するための要部のフローチャート図
【図6】 異なる運転コースにおける図1相当図
【図7】 すすぎ回数に応じた給水制御手段を説明するための図
【図8】 更に異なる運転コースにおける図1相当図
【図9】 更にまた異なる運転コースにおける図1相当図
【図10】 つけ置きコースの運転内容を説明するための全行程図
【図11】 洗剤濃度とつけ置き時間との関係を説明するための図
【符号の説明】
1は筐体、2は外箱、3はトップカバー、5は洗剤投入装置、6は給水弁(給水手段)、7は給水ポンプ(給水手段)、10は洗濯槽、14はパルセーター(撹拌体)、及び21は制御装置を示す。

Claims (6)

  1. 洗濯槽内に設けられた撹拌体をオン・オフ駆動し、洗剤を溶解した洗濯水にて洗濯物の洗いや、その後のすすぎ行程を連続して行なうようにしたものにおいて、
    前記洗い行程では、給水制御手段により設定水位まで至る間に複数回の給水動作を段階的に行なうとともに、これら給水動作の各所定水位に応じて前記撹拌体のオン・オフ時限が異なる水流を生成し、少なくとも前記所定水位が低いほど前記撹拌体のオン時限を長く設定した洗い動作を行なうようにしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 所定水位での撹拌体のよる水流は、水位が低いほど弱い水流としたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 給水制御手段として給水弁を備えるとともに、すすぎ行程では、複数回のすすぎ動作を選択的に設定可能とし、このすすぎ回数が規定回数より多くなる場合は、洗い行程における前記給水弁による給水動作回数を減らすようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 給水制御手段として洗濯槽内に風呂水等を給水するため給水ポンプを選択的に使用可能に備えるとともに、洗い行程の給水に前記給水ポンプを使用する場合、その給水動作回数を給水弁による給水動作回数より減らした設定としたことを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 洗い行程における給水開始時には、撹拌体を一方向に回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  6. 洗い行程を行なった後、つけ置き行程を実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
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