JP3866008B2 - ディジタル式映像および音声記録再生装置 - Google Patents

ディジタル式映像および音声記録再生装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像と音声信号のディジタルデータをディスク装置等に記録するディジタル式映像および音声記録再生装置に関するものであり、特に、監視カメラシステムにおいて複数台のカメラ映像と音声を記録するディジタル式映像および音声記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の映像と音声信号の記録再生装置としては、ディジタル化はされていないがVTRが広く知られている。特に、監視用途向けのタイムラプスVTR5と称されるものは、図9に示すように、複数あるカメラ1からの映像信号をフレームスイッチャ3と称される映像切り替え手段を介して擬似的な一本のアナログ映像信号として入力し、これを記録するのが一般的である。また、前記のタイムラプスVTR5に代えて、記録媒体がVTRからディジタル化してハードディスク装置や光磁気ディスク装置などに置き換わったディジタル式映像および音声記録再生装置は、複数あるカメラからの映像信号を一般にフレームスイッチャと称される映像切り替え手段を用いて擬似的な一本のアナログ映像信号とし、これをディジタル化して記録するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のディジタルディスクレコーダやタイムラプスVTRにおいては、擬似的に一本の映像信号となったものを一定のフレームレートで記録する為、各映像入力について異なるフレームレートで記録する事は不可能であるという問題点があった。
【0004】
また、複数の監視場所を記録しようとする場合、監視場所によって異なる記録レートやデータ圧縮率や記録時間が要求される為、各監視場所に従来のディジタルディスクレコーダやタイムラプスVTRを設置し個別に記録レート等の記録条件を設定して記録しなければならなかった。その上、記録した映像を再生する場合も各監視場所に設置した従来のディジタルディスクレコーダやタイムラプスVTRで個別に再生しなければいけなく、記録媒体の交換やメンテナンス作業も個別に行わなくてはならないという問題点があった。
【0005】
また、タイムラプスVTRの場合、監視対象に何か異常(イベント)が発生した場合、VTRの巻き戻しを行い、イベント状況を確認する事は可能であるが、この場合、この操作中は映像の記録はできない。従って、この様な操作を行っているときに次の異常が発生しても映像記録がなされていない不都合があった。
【0006】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、一台のディジタル式映像および音声記録再生装置で複数箇所の映像記録をそれぞれ個別の記録条件、例えば、記録レート、記録時間、データ圧縮率等で記録できるとともに、記録しながら所望の箇所の記録映像を再生することが可能な優れたディジタル式映像および音声記録再生装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、複数のアナログ映像信号を入力し、この入力された映像信号をフレーム単位で切り替えて一本のアナログ映像信号を選択する選択手段と、この選択されたアナログ映像信号をディジタル化してディジタルデータとする映像信号A/D変換手段と、アナログ音声信号入力してディジタル化してディジタルデータとする音声信号A/D変換手段と、この映像信号A/D変換手段および音声信号A/D変換手段によって変換されたディジタルデータを合成して記録データとして記録するディスク装置と、前記ディスク装置に記録された記録データを再生する再生手段と、前記ディスク装置に入出力される記録データを一時的に格納するメモリとを備えたディジタル式映像および音声記録再生装置において、前記アナログ映像信号を記録する記録条件は記録レート、記録枚数、データ圧縮率からなり、複数からなる記録グループのそれぞれに前記記録条件を複数設定する記録条件設定手段と、前記メモリに、前記記録グループ毎に所定の記憶容量を有し、前記複数の記録する条件に対応してしきい値を設定する記録用データ格納領域と、所定の記憶容量を有する少なくとも一つの再生用データ格納領域とを設ける格納領域設定手段と、前記メモリの前記各データ格納領域に一時的に保存される記録データの容量を前記データ格納領域毎に制御するメモリ制御手段とを備えている。
【0008】
記録条件とは、例えば記録レート、記録枚数、データ圧縮率などである。複数のアナログ映像信号は、例えば、複数の監視場所に設置されたカメラから入力される。メモリに設けられる複数のデータ格納領域は、複数のリングバッファから構成される。
【0009】
この構成により、一台のディジタル式映像および音声記録再生装置で、複数の監視場所の記録をそれぞれ個別の記録条件で記録できるとともに、記録を中断することなく所望の箇所の記録映像を再生することができることとなる。
【0018】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記メモリ制御手段が、前記メモリの各データ格納領域内に一時保存されているデータ容量を検出する検出部を有するとともに、この検出部で検出されたデータ容量を前記データ格納領域毎に所定のしきい値で監視し、この監視結果に基づいて、前記データ格納領域毎に前記記録データの入出力を制御する構成を有している。
【0019】
この構成により、メモリの各データ格納領域に保存されているデータ量を逐次外部CPUから監視して、データ転送の開始および停止を制御する必要がなくなり、また、各データ格納領域のデータオーバーフローやアンダーフローを防止することができるという作用を有することとなる。
【0020】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記メモリ制御手段が、前記検出部で検出された前記データ格納領域のデータ容量を第1のしきい値以上か否かを判定する第1判定部を有し、前記メモリ制御手段が、この第1判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第1のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域から前記ディスク装置への記録データの転送を開始する構成を有している。
【0021】
この構成により、メモリの各データ格納領域に保存されているデータ量を逐次外部CPUから監視して、データ転送の開始および停止を制御する必要がなくなり、また、各データ格納領域のデータオーバーフローを防止することができるという作用を有することとなる。
【0022】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記ディスク装置が、所定のセクタサイズを有する固定磁気ディスクであり、前記固定磁気ディスクはデータキャッシュを内蔵し、前記第1のしきい値が、前記固定磁気ディスクのデータキャッシュの容量の整数倍または前記固定磁気ディスクの1セクタサイズの整数倍に設定される構成を有している。
【0023】
この構成により、映像および音声の記録時にディスク装置内部のキャッシュを効率良く用いて固定磁気ディスクへの書き込み動作が行うことができるという作用を有することとなる。
【0024】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記メモリ制御手段が、前記検出部で検出された前記データ格納領域のデータ容量、前記第1のしきい値より大きい第2のしきい値以上か否かを判定する第2判定部を有し、前記メモリ制御手段が、この第2判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第2のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域への記録データの転送を停止する構成を有している。
【0025】
この構成により、映像および音声の記録時に、ディスク装置へのデータ転送が何らかの支障により遅れた場合に、各データ格納領域のオーバーフローを防ぐことができるという作用を有することとなる。
【0026】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記ディスク装置が、所定のセクタサイズを有する固定磁気ディスクであり、前記固定磁気ディスクはデータキャッシュを内蔵し、前記第2のしきい値が、前記メモリの各データ格納領域の容量から前記固定磁気ディスクのデータキャッシュの容量の整数倍を減算した値または前記メモリの各データ格納領域の容量から前記固定磁気ディスクの1セクタサイズの整数倍を減算した値であり、かつ第1のしきい値より大きい値に設定される構成を有している。
【0027】
この構成により、映像および音声の記録時に、ディスク装置へのデータ転送が何らかの支障により遅れた場合に、各データ格納領域のオーバーフローを防ぐとともに、ディスク装置へのデータ転送が復旧した際にディスク装置内部のキャッシュを効率良く用いてディスクへの書き込み動作が行うことができるという作用を有することとなる。
【0028】
さらに、本発明のディジタル式映像および音声記録再生装置は、前記メモリ制御手段が、前記検出部で検出された前記データ格納領域のデータ容量、前記第2のしきい値より小さく、かつ第1のしきい値より大きい第3のしきい値以上か否かを判定する第3判定部を有し、前記メモリ制御手段が、この第3判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第3のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域への記録データの転送を抑制する構成を有している。
【0029】
この構成により、映像および音声の記録時に、ディスク装置へのデータ転送が何らかの支障により遅れた場合に、各データ格納領域のオーバーフローを防ぐとともに、そのデータ格納領域を使用している記録グループの記録動作が設定された記録レートを満足することはできないが記録停止という状態を回避することができるという作用を有することとなる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素は同じ参照記号および符号を用いて示してある。
【0033】
図1に、本発明の実施の形態のディジタル式映像および音声記録再生装置(以下、略して「ディジタルディスクレコーダ」と呼ぶ)の概略ブロック図を示す。同図に示すように、ディジタルディスクレコーダ10は、映像信号切替手段11と、映像信号A/D変換手段13と、音声信号A/D変換手段15と、映像信号D/A変換手段17と、音声信号D/A変換手段19と、メモリ制御手段31と、メモリ33と、ディスク装置35と、装置制御手段21とを備えている。
【0034】
映像信号切替手段11は、例えば、n入力1出力アナログビデオクロスポイントスイッチから構成され、複数のアナログの映像信号41を入力し、この入力されたアナログの映像信号41の中から一本のアナログ映像信号を選択し出力するものである。
【0035】
映像信号A/D変換手段13は、A/D変換回路とフレームメモリ等から構成される。映像信号A/D変換手段13は、映像信号切替手段11に電気的に接続され、映像信号切替手段11で選択された一本のアナログ映像信号を入力し、このアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換し、出力するものである。また、必要に応じてデータ圧縮の作用も行うものである。
【0036】
音声信号A/D変換手段15は、A/D変換回路とメモリ等から構成される。音声信号A/D変換手段15は、アナログの音声信号43を入力し、このアナログの音声信号43をディジタル音声信号に変換し、出力するものである。また、必要に応じてデータ圧縮の作用も行うものである。
【0037】
映像信号D/A変換手段17は、D/A変換回路とフレームメモリ等から構成される。映像信号D/A変換手段17は、メモリ制御手段31に電気的に接続され、メモリ制御手段31からディジタル映像信号を入力し、この入力されたディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、アナログの映像信号45を出力する。また、必要に応じてデータ伸張の作用を行うものである。
【0038】
音声信号D/A変換手段19は、D/A変換回路とメモリ等から構成される。音声信号D/A変換手段19は、メモリ制御手段31に電気的に接続され、メモリ制御手段31からディジタル音声信号を入力し、この入力されたディジタル音声信号をアナログの音声信号に変換し、アナログの音声信号47を出力するものである。また、必要に応じてデータ伸張の作用も行うものである。
【0039】
装置制御手段21は、ディジタルディスクレコーダ10全体の動作を制御するものであり、動作制御作用を有するCPU23と、動作制御を行う手順を記述した所定のプログラムが書き込まれているROM25と、制御を行う為に一時的に処理するデータを書き込むRAM27とから構成される。
【0040】
メモリ制御手段31は、映像信号A/D変換手段13と、音声信号A/D変換手段15と、装置制御手段21と、メモリ33と、ディスク装置35とに電気的に接続される。メモリ制御手段31は、録画をするために、映像信号A/D変換手段13および音声信号A/D変換手段15からディジタルの映像信号および音声信号をそれぞれ入力し、入力されたディジタルの映像信号と音声信号を合成したディジタルデータを、メモリ33を介してディスク装置35に転送して記録させるデータ転送制御を行うものである。また、メモリ制御手段31は、再生をするために、ディスク装置35に記録されているディジタルデータを、メモリ33を介してディジタル映像信号45およびディジタル音声信号47に分離して映像信号D/A変換手段17および音声信号D/A変換手段19にそれぞれ転送するデータ転送制御を行うものである。
【0041】
メモリ33は、通常の半導体メモリで、録画および再生時に、ディジタル映像および音声信号を一時的に記憶するものである。
【0042】
ディスク装置35は、ハードディスクまたは光ディスク装置等から構成され、ディジタル化された映像および音声信号を記録する作用を有するものである。
【0043】
図2は、図1に示したディジタルディスクレコーダ10のメモリ制御手段31の構成を示すブロック図である。同図において、メモリ制御手段31は、メモリアクセス制御手段51と、第1映像および音声データ入出力コントローラ53と、第2映像および音声データ入出力コントローラ55と、ディスクインターフェースコントローラ57と、CPUインターフェースコントローラ59とを有し、これらはすべてメモリバス61を介して相互に電気的に接続されている。
【0044】
メモリアクセス制御手段51は、メモリバス61に対するアクセスの競合調整の作用とメモリアクセス制御の作用を行うものである。
【0045】
第1映像および音声データ入出力コントローラ53は、ディジタル映像信号およびディジタル音声信号の入出力チャンネルに対応して、ディジタル映像および音声信号の入出力を制御する映像および音声メモリーアクセスコントローラであ、メモリバス61に対する映像信号A/D変換手段13および音声信号A/D変換手段15からのアクセスを直接制御する。
【0046】
第2映像および音声データ入出力コントローラ55は、ディジタル映像信号およびディジタル音声信号の入出力チャンネルに対応しており、メモリバス61に対する映像信号D/A変換手段17および音声信号D/A変換手段19のアクセスを直接制御する映像および音声メモリーアクセスコントローラである。
【0047】
ディスクインターフェースコントローラ57は、ディスク装置35の一般的なディスクインターフェース仕様、例えばSCSI仕様やIDE仕様に準拠した制御システムから構成され、メモリバス61に対するディスク装置35からのアクセスを直接制御するディスクアクセスコントローラである。
【0048】
CPUインターフェースコントローラ59は、メモリアクセス制御手段51、映像および音声データ入出力コントローラ53および55、ディスクインターフェースコントローラ57の制御を行うCPU23のアクセスコントローラである。
【0049】
このように構成されたディジタルディスクレコーダ10は、複数のアナログ映像信号41を入力し、フレーム単位毎に順次一本のアナログ映像信号を選択して録画するものである。複数のアナログ映像信号41は、それぞれ所定の記録条件で録画されるものであり、本実施の形態では、4種類の記録条件が予め設定されており、複数のアナログ映像信号41は4つの記録グループA、B、CおよびDの何れかに登録される。設定可能な記録条件は、例えば、記録レート、記録枚数、データ圧縮率などである。ここでは、記録グループAに、映像信号V1とV2が登録されており、記録グループBに、映像信号V3が登録されており、記録グループCに、映像信号V4が登録されており、記録グループDに、映像信号V5およびV6が登録されている。
【0050】
図3に示すように、メモリ33は、複数のリングバッファ、本実施例では、5つのリングバッファ33A、33B、33C、33Dおよび33Eから構成される。
【0051】
リングバッファ33A、33B、33Cおよび33Dは、録画用のバッファであり、記録グループA、B、CおよびDにそれぞれ対応して準備されるものであり、各記録グループに登録された映像信号41と音声信号43をディジタル化したディジタルデータが一時的に格納される。リングバッファ33Eは、再生用のバッファである。リングバッファの構成は、予めCPU23により設定される。
【0052】
録画時は、メモリ制御手段31は、この設定に基づいて、映像信号A/D変換手段13から第1映像および音声データ入出力コントローラ53を介して、記録グループA、B、CおよびDのディジタルデータをリングバッファ33A、33B、33Cおよび33Dにそれぞれ転送するよう制御する。さらに、メモリ制御手段31は、メモリ33に転送され、一時的に格納されたディジタルデータを、ディスクインターフェースコントローラ57を介してディスク装置35に転送するよう制御する。
【0053】
再生時は、メモリ制御手段31は、ディジタルデータをディスク装置35からディスクインターフェースコントローラ57を介してリングバッファ33Eに転送するよう制御する。さらに、メモリ制御手段31は、メモリ33に転送され、一時的に格納されたディジタルデータを、第2映像および音声データ入出力コントローラ55を介して映像信号D/A変換手段17に転送するよう制御する。
【0054】
このように構成されたディジタルディスクレコーダ10の動作について図4を用いて説明する。同図に示すように、映像信号切替手段11に入力された複数のアナログ映像信号41が、フレーム信号に同期して、フレーム単位で一本のアナログ映像信号が選択される。
【0055】
図4において、映像信号切替手段11は、フレーム信号に応じて、映像信号V1、V3、V4、V5、V2、V6、V1、...の順に切り替えて選択する。選択された映像信号は、映像信号A/D変換手段13に入力され、ディジタル化されて映像信号として取り込まれ、この映像信号と同一のタイミングで音声入力Aから音声信号A/D変換手段15にてディジタル化された音声信号が取り込まれ、映像と音声信号を合成したディジタル映像音声信号データとしてメモリ33に蓄積される。
【0056】
図4では、メモリ33のリングバッファ33Aには、映像信号V1およびV2に対応するディジタル映像音声信号データVA1およびVA2が一時的に格納され、メモリ33のリングバッファ33Bには、映像信号V3に対応するディジタル映像音声信号データVA3が一時的に格納され、メモリ33のリングバッファ33Cには、映像信号V4に対応するディジタル映像音声信号データVA4が一時的に格納され、メモリ33のリングバッファ33Cには、映像信号V5およびV6に対応するディジタル映像音声信号データVA5およびVA6が一時的に格納される。
【0057】
以下、本実施の形態のディジタルディスクレコーダ10の作用を図5乃至8を用いて説明する。
【0058】
図5は、録画時における、メモリ33の録画用リングバッファの状態を示す図である。ここでは、記録グループA用のリングバッファ33Aの状態を代表で示してある。リングバッファは、所定の記憶容量を有し、ディジタルデータが順次蓄積され、格納されたデータは、格納された順に、すなわち古いデータから読み出され、ディスク装置35に転送される。
【0059】
図5では、リングバッファ内のデータが格納されているアドレスをDPからVAPで示してある。ここで、VAPは、第1映像および音声データ入出力コントローラ53を介して入力されたディジタルデータが格納されたアドレスを示し、メモリ33にメモリ制御手段31により構成された複数のリングバッファ33A〜33Dに入力されたディジタルデータ量に対応する。VAPは、第1映像および音声データ入出力コントローラ53を介してのディジタルデータの転送が継続される間、増加していく。DPは、リングバッファからディスクインターフェースコントローラ57を介してディスク装置35に転送されたディジタルデータの最後尾アドレスを示し、リングバッファ33A〜33Dからディスク装置35に出力されたデータ量に対応する。
【0060】
リングバッファに格納されているデータ、すなわち、一時的にリングバッファに格納されて、ディスク装置35に転送されていない残データの容量は、(VAP−DP)×nとなる。ここで、nは、リングバッファの1アドレスの容量である。本実施例では、nは1バイトであるので、(VAP−DP)バイトで示される。
【0061】
本実施の形態のディジタルディスクレコーダ10は、図示されないVAP検出手段と、図示されないDP検出手段とを有する。VAP検出手段は、メモリ制御手段31およびCPU23から構成され、リングバッファ毎にVAPを検出するものである。DP検出手段は、メモリ制御手段31およびCPU23から構成され、リングバッファ毎にDPを検出するものである。
【0062】
本実施の形態において、メモリ制御手段31は、メモリ33のリングバッファ33A〜33D内の蓄積データ容量をリングバッファ毎に監視する。詳しくは、図6に示すように、各リングバッファの(VAP−DP)の値、すなわち蓄積データ容量に対して第1、第2および第3のしきい値を設けて監視する。これらのしきい値は、CPU23により設定可能であり、この設定値をディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、ディスク装置の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。また、しきい値は、装置外部から設定できるようにしてもよい。
【0063】
また、リングバッファ毎にしきい値は設定可能であり、これにより、各記録グループの記録条件に合わせた設定が可能となる。これは、記録レート、記録枚数、データ圧縮率などの記録条件が異なると、リングバッファへのデータ転送速度も、データ容量も異なるため、個別にしきい値を設定する必要があるためである。
【0064】
メモリ制御手段31は、リングバッファ内の蓄積データ容量が、第1のしきい値以上か否かを監視し、第1のしきい値以上になると、CPU23に対して割り込み信号を発して通知する。CPU23は、この割り込み信号に応じて、リングバッファに蓄積されているディジタルデータのディスク装置35に対するデータ転送を開始するよう制御する。
【0065】
ここで、第1のしきい値は、ディスク装置35のセクタバイト数の512バイトの整数倍に装置外部から設定して良い。あるいは、ディスク装置35の内蔵キャッシュ容量の整数倍にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0066】
さらに、メモリ制御手段31は、リングバッファ内の蓄積データ容量(VAP−DP)が、第2のしきい値以上か否かを監視し、第2のしきい値以上になると、CPU23に対し割り込み信号を発して通知する。この割り込み信号に呼応して、CPU23は、該当するリングバッファへのディジタルデータの入力を停止する制御を行う。さらに、第2のしきい値以上であることが検出された後は、CPU23は、リングバッファ内の蓄積データ容量(VAP−DP)が、第2のしきい値以下になるまで、映像信号切り替え手段11が、該当する記録グループに割り当てられている映像入力を選択しないように制御し、リングバッファへのデータ転送を停止させる。
【0067】
ここで、第2のしきい値は、ディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、それぞれのディスク装置35の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。第2のしきい値としては、例えば、リングバッファの容量からセクタバイト数の512バイトの整数倍を減算した値を装置外部から設定して良い。あるいは、リングバッファの容量からディスク装置35の内蔵キャッシュ容量を減算した値にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0068】
さらに、メモリ制御手段31は、リングバッファ内の蓄積データ容量(VAP−DP)が、第3のしきい値以上か否かを監視し、第3のしきい値以上になると、CPU23に対し割り込み信号を発して通知し、リングバッファ内の蓄積データ容量が、第3のしきい値以下になるまで、リングバッファへのデータ転送を抑制するように映像信号切り替え手段11が、該当する記録グループの映像入力の選択を少なくして結果的に記録レートを下げるよう制御する。
【0069】
ここで、第3のしきい値は、ディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、それぞれのディスク装置35の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。第3のしきい値としては、例えば、第2のしきい値より小さくし、リングバッファの容量からセクタバイト数の512バイトの整数倍を減算した値を装置外部から設定しても良い。あるいは、第2のしきい値より小さくし、リングバッファの容量からディスク装置の内蔵キャッシュ容量を減算した値にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0070】
他の実施の形態として、ディジタルディスクレコーダ10は、外部からのアラーム信号を検出するアラーム検出手段(図示無し)を備えても良い。
【0071】
CPU23は、アラーム検出手段でアラーム信号が検出されない間は、メモリ33からディジタルデータを読み出してディスク装置35への転送を所定期間停止し、メモリ33のデータ格納領域に記録データを所定期間分格納し、アラーム検出手段でアラーム信号が検出された時、メモリ33に所定期間分格納されているディジタルデータを読み出してディスク装置35に転送するようメモリ制御手段31を制御する。この構成によれば、第1映像および音声データ入出力コントローラ53から入力されたディジタルデータを全てディスク装置35に記録するのではなく、CPU23より指示があるまでリングバッファにディジタルデータを蓄積しておき、CPU23より転送指示を受領した時、リングバッファに格納されているディジタルデータを、ディスク装置35に転送するようにして、転送指示を受領する前の過去のディジタルデータを所定期間分記録することができる。
【0072】
図7は、再生時における、メモリ33の再生用リングバッファ33Eの状態を示す図である。リングバッファ33Eは、所定の記憶容量を有し、ディジタルデータが順次蓄積され、格納されたデータは、格納された順に、すなわち古いデータから読み出され、再生手段である映像信号D/A変換手段17および音声信号D/A変換手段19に転送される。以後、映像信号D/A変換手段17および音声信号D/A変換手段19は、まとめて「再生手段」と呼ぶ。
【0073】
図7では、リングバッファ33E内のデータが格納されているアドレスをVAPからDPで示してある。ここで、DPは、ディスクインターフェースコントローラ57を介してディスク装置35から入力されたディジタルデータが格納されたアドレスを示し、メモリ33にメモリ制御手段31により構成されたリングバッファ33Eに入力されたディジタルデータ量に対応する。DPは、ディスク装置35からのディジタルデータの転送が継続される間、増加していく。VAPは、リングバッファ33Eから第2映像および音声データ入出力コントローラ55を介して再生手段に転送されたディジタルデータの最後尾アドレスを示し、リングバッファ33Eから再生手段に出力されたデータ量に対応する。
【0074】
リングバッファ33Eに格納されているデータ、すなわち、一時的にリングバッファ33Eに格納されて、再生手段に転送されていない残データの容量は、(DP−VAP)×nとなる。ここで、nは、リングバッファ33Eの1アドレスの容量である。本実施例では、nは1バイトであるので、(DP−VAP)バイトで示される。
【0075】
上述のVAP検出手段は、リングバッファ33EのVAPも検出し、DP検出手段は、リングバッファ33EのDPも検出する。
【0076】
本実施の形態において、メモリ制御手段31は、メモリ33のリングバッファ33E内の蓄積データ容量を監視する。詳しくは、図8に示すように、リングバッファ33Eの(DP−VAP)の値、すなわち蓄積データ容量に対して第1、第2および第3のしきい値を設けて監視する。これらのしきい値は、CPU23により設定可能であり、この設定値をディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、ディスク装置の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。また、しきい値は、装置外部から設定できるようにしてもよい。
【0077】
メモリ制御手段31は、リングバッファ33E内の蓄積データ容量が、第1のしきい値以上か否かを監視し、第1のしきい値以上になると、CPU23に対して割り込み信号を発して通知する。CPU23は、この割り込み信号に応じて、リングバッファ33Eに蓄積されているディジタルデータ第2映像および音声データ入出力コントローラ55を介し再生手段にデータ転送を開始するよう制御する。
【0078】
ここで、第1のしきい値は、ディスク装置35のセクタバイト数の512バイトの整数倍に装置外部から設定して良い。あるいは、ディスク装置35の内蔵キャッシュ容量の整数倍にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0079】
さらに、メモリ制御手段31は、リングバッファ33E内の蓄積データ容量(DP−VAP)が、第2のしきい値以上か否かを監視し、第2のしきい値以上になると、CPU23に対し割り込み信号を発して通知する。この割り込み信号に呼応して、CPU23は、該当するリングバッファ33Eへのディジタルデータの入力を停止する制御を行う。さらに、第2のしきい値以上であることが検出された後は、CPU23は、リングバッファ33E内の蓄積データ容量(DP−VAP)が、第2のしきい値以下になるまで、ディスク装置35からリングバッファ33Eへのデータ転送を停止させる。
【0080】
ここで、第2のしきい値は、ディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、それぞれのディスク装置35の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。第2のしきい値としては、例えば、リングバッファ33Eの容量からセクタバイト数の512バイトの整数倍を減算した値を装置外部から設定して良い。あるいは、リングバッファ33Eの容量からディスク装置35の内蔵キャッシュ容量を減算した値にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0081】
さらに、メモリ制御手段31は、リングバッファ33E内の蓄積データ容量(DP−VAP)が、第3のしきい値以上か否かを監視し、第3のしきい値以上になると、CPU23に対し割り込み信号を発して通知し、リングバッファ33E内の蓄積データ容量が、第3のしきい値以下になるまで、ディスク装置35からリングバッファ33Eへのデータ転送を抑制するように制御する。
【0082】
ここで、第3のしきい値は、ディスク装置35の容量などに応じて設定することにより、それぞれのディスク装置35の特性に合わせたディジタルディスクレコーダとすることができる。第3のしきい値としては、例えば、第2のしきい値より小さくし、リングバッファの容量からセクタバイト数の512バイトの整数倍を減算した値を装置外部から設定しても良い。あるいは、第2のしきい値より小さくし、リングバッファの容量からディスク装置の内蔵キャッシュ容量を減算した値にしても、またはその他の値に設定しても良い。
【0083】
以上のように、本発明の実施の形態のディジタル式映像および音声記録再生装置は、メモリ33に複数のリングバッファ33A〜33Eを構成し、各リングバッファ33A〜33Dにおいて転送するべきデータ量が第1のしきい値で設定した量を越えると、メモリ制御手段31からディジタルディスクレコーダ10全体を制御するCPU23にその情報を通知して、リングバッファ33A〜33Dに蓄積されているディジタルデータをディスク装置35に対する転送を開始させるように制御するようにしたことと、各リングバッファ33A〜33Dにおいて転送するべきデータ量が第2のしきい値で設定した量を越えると、メモリ制御手段31からディジタルディスクレコーダ10全体を制御するCPU23にその情報を通知して、映像信号切り替え手段11にて該当する記録グループの映像入力を選択しないようにしてリングバッファ33A〜33Dに対する転送を停止させるように制御するようにしたことと、メモリ33に再生用リングバッファ33Eを用意してリングバッファ33E内のデータ量の検出に伴う制御を記録と同様にすることにより、メモリ33に対する複数のディジタルデータの蓄積系とディスク装置35に対するデータの転送系とが独立して動作するようになることで、一台のディジタルディスクレコーダ10で複数の場所の記録をそれぞれ個別の記録イベントで記録できるとともに、記録を中断することなく記録した映像および音声を再生することができる。
【0084】
尚、上記実施の形態では、ディスク装置とディスクインターフェースコントローラが1組とした例について説明したが、本発明は、複数組のディスク装置とディスクインターフェースコントローラを備えても同様の効果が得られるものである。
【0085】
以上説明したように、本発明は、複数のアナログ映像信号を入力し、この入力された映像信号をフレーム単位で切り替えて一本のアナログ映像信号を選択する選択手段と、この選択されたアナログ映像信号をディジタル化してディジタルデータとする映像信号A/D変換手段と、アナログ音声信号入力してディジタル化してディジタルデータとする音声信号A/D変換手段と、この映像信号A/D変換手段および音声信号A/D変換手段によって変換されたディジタルデータを合成して記録データとして記録するディスク装置と、前記ディスク装置に記録された記録データを再生する再生手段と、前記ディスク装置に入出力される記録データを一時的に格納するメモリとを備えたディジタル式映像および音声記録再生装置において、前記アナログ映像信号を記録する記録条件は記録レート、記録枚数、データ圧縮率からなり、複数からなる記録グループのそれぞれに前記記録条件を複数設定する記録条件設定手段と、前記メモリに、前記記録グループ毎に所定の記憶容量を有し、前記複数の記録する条件に対応してしきい値を設定する記録用データ格納領域と、所定の記憶容量を有する少なくとも一つの再生用データ格納領域とを設ける格納領域設定手段と、前記メモリの前記各データ格納領域に一時的に保存される記録データの容量を前記データ格納領域毎に制御するメモリ制御手段とを備えたことにより、一台のディジタル式映像および音声記録再生装置で、複数の監視場所の記録をそれぞれ個別の記録条件で記録できるとともに、記録を中断することなく所望の箇所の記録映像を再生することができるという優れた効果を有するディジタル式映像および音声記録再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディジタル式映像および音声記録再生装置の構成を示すブロック図
【図2】図1のディジタルディスクレコーダのメモリ制御手段の構成を示すブロック図
【図3】図1のディジタルディスクレコーダにおけるメモリに構成されるリングバッファと、リングバッファとデータ転送するコントローラのデータ転送動作を示す図
【図4】図1のディジタルディスクレコーダにおける記録動作を説明するためのタイミングチャート
【図5】図1のディジタルディスクレコーダにおける記録動作時のリングバッファへのデータ転送動作を示す図
【図6】図1のディジタルディスクレコーダにおける記録動作時のリングバッファのしきい値によるCPUへの通知動作を示す図
【図7】図1のディジタルディスクレコーダにおける再生動作時のリングバッファへのデータ転送動作を示す図
【図8】図1のディジタルディスクレコーダにおける再生動作時のリングバッファのしきい値によるCPUへの通知動作を示す図
【図9】従来の映像および音声記憶再生装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 映像信号切り替え手段(選択手段)
13 映像信号A/D変換手段
15 音声信号A/D変換手段
17 映像信号D/A変換手段(再生手段)
19 音声信号D/A変換手段(再生手段)
21 装置制御手段
23 CPU(記録条件設定手段、メモリ制御手段)
25 ROM
27 RAM
31 メモリ制御手段(第1〜第3転送部)
33 メモリ
33A〜33D リングバッファ(記録用データ格納領域)
33E リングバッファ(再生用データ格納領域)
35 ディスク装置
41 映像入力
43 音声入力
45 映像出力
47 音声出力
51 メモリアクセス制御手段
53 第1映像および音声データ入出力コントローラ(第1転送部)
55 第2映像および音声データ入出力コントローラ(第3および4転送部)
57 ディスクインターフェースコントローラ(第2および3転送部)
59 CPUインターフェースコントローラ
61 メモリバス

Claims (7)

  1. 複数のアナログ映像信号を入力し、この入力された映像信号をフレーム単位で切り替えて一本のアナログ映像信号を選択する選択手段と、この選択されたアナログ映像信号をディジタル化してディジタルデータとする映像信号A/D変換手段と、アナログ音声信号入力してディジタル化してディジタルデータとする音声信号A/D変換手段と、この映像信号A/D変換手段および音声信号A/D変換手段によって変換されたディジタルデータを合成して記録データとして記録するディスク装置と、前記ディスク装置に記録された記録データを再生する再生手段と、前記ディスク装置に入出力される記録データを一時的に格納するメモリとを備えたディジタル式映像および音声記録再生装置において、
    前記アナログ映像信号を記録する記録条件は記録レート、記録枚数、データ圧縮率からなり、
    複数からなる記録グループのそれぞれに前記記録条件を複数設定する記録条件設定手段と、
    前記メモリに、前記記録グループ毎に所定の記憶容量を有し、前記複数の記録する条件に対応してしきい値を設定する記録用データ格納領域と、
    所定の記憶容量を有する少なくとも一つの再生用データ格納領域とを設ける格納領域設定手段と、
    前記メモリの前記各データ格納領域に一時的に保存される記録データの容量を前記データ格納領域毎に制御するメモリ制御手段とを備えたことを特徴とするディジタル式映像および音声記録再生装置。
  2. 前記メモリ制御手段が、
    前記メモリの各データ格納領域内に一時保存されているデータ容量を検出する検出部を有するとともに、
    この検出部で検出されたデータ容量を前記データ格納領域毎に所定のしきい値で監視し、この監視結果に基づいて、前記データ格納領域毎に前記記録データの入出力を制御することを特徴とする請求項1に記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
  3. 前記メモリ制御手段が、
    前記検出部で検出された前記データ格納領域毎にデータ容量を第1のしきい値以上か否かを判定する第1判定部を有し、
    前記メモリ制御手段が、この第1判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第1のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域から前記ディスク装置への記録データの転送を開始することを特徴とする請求項1または2に記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
  4. 前記ディスク装置が、所定のセクタサイズを有する固定磁気ディスクであり、前記固定磁気ディスクはデータキャッシュを内蔵し、
    前記第1のしきい値が、前記固定磁気ディスクのデータキャッシュの容量の整数倍または前記固定磁気ディスクの1セクタサイズの整数倍に設定されることを特徴とする請求項3に記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
  5. 前記メモリ制御手段が、
    前記検出部で検出された前記データ格納領域毎データ容量、前記第1のしきい値より大きい第2のしきい値以上か否かを判定する第2判定部を有し、
    前記メモリ制御手段が、この第2判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第2のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域への記録データの転送を停止することを特徴とする請求項3または4に記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
  6. 前記ディスク装置が、所定のセクタサイズを有する固定磁気ディスクであり、前記固定磁気ディスクはデータキャッシュを内蔵し、
    前記第2のしきい値が、前記メモリの各データ格納領域の容量から前記固定磁気ディスクのデータキャッシュの容量の整数倍を減算した値または前記メモリの各データ格納領域の容量から前記固定磁気ディスクの1セクタサイズの整数倍を減算した値であり、かつ第1のしきい値より大きい値に設定されることを特徴とする請求項5に記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
  7. 前記メモリ制御手段が、
    前記検出部で検出された前記データ格納領域毎データ容量、前記第2のしきい値より小さく、かつ第1のしきい値より大きい第3のしきい値以上か否かを判定する第3判定部を有し、
    前記メモリ制御手段が、この第3判定部で、前記データ格納領域のデータ容量が第3のしきい値以上と判定されたとき、前記メモリのデータ格納領域への記録データの転送を抑制することを特徴とする請求項3乃至6の何れかに記載のディジタル式映像および音声記録再生装置。
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