JP3865814B2 - 光分岐接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブルを切替可能に接続するための光分岐接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、光ファイバケーブルを、光接続により光ファイバ心線へ分岐接続するに際しては、多数の光ファイバ心線を成端して群構成とする光分岐接続箱が使用されている。
【0003】
従来より使用されている光分岐接続箱の一例について、図6を参照して説明する。
図6は、従来の光分岐接続箱1をある1つの光ファイバケーブルに注目して示すもので、符号10は幹線ケーブル、11は幹線側収納箱、20は成端ケーブル、21は成端側収納箱を示している。
【0004】
幹線側収納箱11は、内部に、幹線ケーブル10から導出された光ファイバ心線12とジャンパコード15とを収納している。
光ファイバ心線12は、例えば4心タイプのものであって、その接続端には4心用のMT(Mechanically Transfarable)コネクタ12aが取り付けられている。
ジャンパコード15は、一端が4心用のMTコネクタ15aとされ、4心から単心への分岐部15bを経由して、他端が4つのSCコネクタ15cとされている。
そして、光ファイバ心線12とジャンパコード15とは、MTコネクタ12a、15aどうしの接続により、互いに接続されている。
【0005】
一方、成端側収納箱21は、外壁にSCアダプタ21aが取り付けられているとともに、内部に、成端ケーブル20から導出された光ファイバ心線22と接続用コード25とを収納している。
光ファイバ心線22は、例えば4心タイプのものであって、その接続端には4心用のMTコネクタ22aが取り付けられている。
接続用コード25は、ジャンパコード15と同様の構成であって、一端が4心用のMTコネクタ25aとされ、4心から単心への分岐部25bを経由して、他端が4つのSCコネクタ25cとされている。
そして、光ファイバ心線22と接続用コード25とは、MTコネクタ22a、25aどうしの接続により、互いに接続されている。さらに、接続用コード25のSCコネクタ25cは、SCアダプタ21aに差し込まれている。
【0006】
上記構成のもとに、ジャンパコード15のSCコネクタ15cが、適宜、成端側収納箱21のSCアダプタ21aに差し込まれることにより、光ファイバ心線12、22間の接続が接続切替可能になされるようになっている。
【0007】
また、図6における光分岐接続箱1’は、光分岐接続箱1よりも小規模のものであって、幹線ケーブル10から導出された光ファイバ心線32と、フロアケーブル42とを接続するためのものである。
【0008】
光分岐接続箱1’において、収納箱31は、内部に、光ファイバ心線32と接続用コード35とを収納している。
光ファイバ心線32は、例えば4心タイプのものであって、その接続端には4心用のMTコネクタ32aが取り付けられている。
接続用コード35は、一端が4心用のMTコネクタ35aとされ、4心から単心への分岐部35bを経由して、他端が4つの単心用のMTコネクタ35cとされている。
フロアケーブル42は、単心からなるものである。
【0009】
そして、光ファイバ心線32と接続用コード35とは、MTコネクタ32a、35aどうしの接続により、互いに接続されている。さらに、接続用コード35のMTコネクタ35cは、フロアケーブル42に接続されている。
【0010】
上記構成のもとに、光ファイバ心線32とフロアケーブル42とは、接続用コード35を介して接続されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記ジャンパケーブル15は、図7に示すように、MTコネクタ15aと分岐部15bとの間については、4心テープ心線16の周囲がチューブ16aにより被覆されることによりコード化されており、分岐部15bとSCコネクタ15cとの間については、単心心線17の周囲がチューブ17aにより被覆されることによりコード化されている。結果的に、ジャンパケーブル15は、太いものとなってしまい、ジャンパケーブル15の接続余長を幹線側収納箱11内に収容するに際して、非常にかさばってしまうこととなっていた。よって、幹線側収納箱11の小型化が困難であるという問題があった。
この事情は、接続用ケーブル25についても全く同様であり、よって、成端側収納箱21の小型化も同様に困難であるという問題があった。
光分岐接続箱1は、幹線側収納箱11、成端側収納箱21が多数搭載されるものであるため、結局、光分岐接続箱1の小型化は、困難なものとなっていた。
同様の事情は、光分岐接続箱1’についても同様であり、光分岐接続箱1’の小型化もまた困難なものとなっていた。
【0012】
しかも、上記光分岐接続箱1、1’においては、MTコネクタを多数使用しているということにより、装置全体が高価なものとなってしまうという難点があった。
【0013】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、個々の収納箱を小さくし得ることにより小型化を達成し得るとともに、コスト低減を図り得る光分岐接続箱を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の光分岐接続箱においては、第1の光ファイバケーブルから導出した第1の光ファイバ心線と第2の光ファイバケーブルから導出した第2の光ファイバ心線とを切替可能に接続する光分岐接続箱であって、前記第1の光ファイバ心線を収納するための収納箱と、一端が該収納箱内において前記第1の光ファイバ心線に対して融着接続またはメカニカルスプライス接続により接続され、かつ他端が前記第2の光ファイバ心線に対して接続切替可能にコネクタ接続されたジャンパコードとを備え、前記ジャンパコードは、融着接続部とSCコネクタとの間において、融着接続部側から順に、少なくとも集合テープ化部、心線剥き出し部、コード部からなり、前記コード部は、心線にチューブが被覆されてコード化がなされた領域であって、主に前記収納箱の外部に配置され、少なくとも前記心線剥き出し部および前記集合テープ化部は、前記収納箱内に収納されていることを特徴としている。
請求項2記載の光分岐接続箱においては、請求項1記載の光分岐接続箱において、前記ジャンパコードは、直径が0.25mm以上の光ファイバ心線により構成されていることを特徴としている。
請求項3記載の光分岐接続箱においては、請求項1または2に記載の光分岐接続箱において、前記第2の光ファイバ心線を収納するための収納箱は、上下多段に積み重ねられていることを特徴としている。
請求項4記載の光分岐接続箱においては、請求項1または2に記載の光分岐接続箱において、前記収納箱は、上下多段に積み重ねられていることを特徴としている。
請求項5記載の光分岐接続箱においては、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光分岐接続箱において、前記第1の光ファイバケーブルにおける前記第1の光ファイバ心線とは反対側から導出した光ファイバ心線と、フロアケーブルとが、接続用コードを介して接続されたことを特徴としている。
【0015】
請求項1記載の発明によると、ジャンパコードの接続余長は、少なくとも一部が心線を剥き出しとした状態で収納箱内に収納されているので、ジャンパコードの接続余長がかさだかくならず、収納箱を小さく構成することが可能とされる。よって、光分岐接続箱の小型化が図られる。
また、光ファイバ心線どうしの接続が、融着接続またはメカニカルスプライス接続によりなされていることから、MTコネクタが使用される場合に比べて、相対的にコストが低減される。
請求項2記載の発明によると、ジャンパコードは、直径が0.25mm以上の光ファイバ心線により構成されているので、チューブによるコード化を要することなく、心線を剥き出しとした状態での収納箱内への収納が無理なく実現される。
請求項3記載の発明によると、第1の光ファイバ心線は、単心であり、かつ第2の光ファイバ心線に対して直接的に接続切替可能にコネクタ接続されているので、構成が単純となり、小型化が可能であるとともにコスト低減が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の光分岐接続箱の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の光分岐接続箱の第1実施形態を示すものである。この場合、図1は、光分岐接続箱50、50’をある1つの光ファイバケーブルに注目して示していることに注意されたい。
【0018】
まず、光分岐接続箱50について説明する。
図において、符号60は幹線ケーブル(第1の光ファイバケーブル)、61は幹線側収納箱(収納箱)、70は成端ケーブル(第2の光ファイバケーブル)、71は成端側収納箱を示している。
【0019】
幹線側収納箱61は、内部に、幹線ケーブル60から導出された光ファイバ心線(第1の光ファイバ心線)62とジャンパコード65とを収納している。
光ファイバ心線62は、例えば4心タイプのものである。
ジャンパコード65は、直径が0.25mmの4本の単心心線からなるもので、一端が光ファイバ心線62との融着接続部65aとされ、他端が4つのSCコネクタ65bとされている。
そして、光ファイバ心線62とジャンパコード65とは、融着接続部65aにおいて融着接続されることにより、互いに接続されている。
【0020】
ここで、図2を参照して、ジャンパコード65の構成を詳細に説明する。
図2は、ジャンパコード65を便宜的に展開して示す図であり、図において、ジャンパコード65は、融着接続部65aとSCコネクタ65bとの間において、融着接続部65a側から順に、集合テープ化部66、心線剥き出し部67、ナイロン被覆部68、コード部69とされている。この場合、心線剥き出し部67およびコード部69については、図示の都合上、途中を省略してあることに注意されたい。
集合テープ化部66は、4本の心線が束ねられている領域である。
心線剥き出し部67は、直径が0.25mmの4本の単心心線が剥き出しとされている領域であって、この心線剥き出し部67は、接続余長として幹線側収納箱61内に収納されるものである。このように、心線を剥き出しとして収納箱中に収納することは、心線の直径が0.25mm(あるいは、これ以上の直径でも良い)であることにより無理なく実現することが可能とされている。この場合、心線の直径が0.25mmよりも小さいと、心線自体の機械的強度が弱くなるため、剥き出しの状態で接続余長として収納箱内に収納することが困難となる。
ナイロン被覆部68は、心線に薄いナイロン被覆がなされた領域である。
コード部69は、心線に比較的厚いチューブが被覆されてコード化がなされた領域であって、主に幹線側収納箱61の外部に配置されるものである。
【0021】
一方、成端側収納箱71は、外壁にSCアダプタ71aが取り付けられているとともに、内部に、成端ケーブル70から導出された光ファイバ心線72を収納している。
光ファイバ心線72は、例えば4心タイプのものであって、成端側収納箱71内において単心分岐され、単心とされた接続端の各々には、SCコネクタ72aが取り付けられている。
そして、これらSCコネクタ72aは、SCアダプタ71aに差し込まれている。
【0022】
ここで、図3を参照して、成端側収納箱71の構成例について、詳細に説明する。
成端側収納箱71は、収納箱本体71bとカバー71cとから構成されており、図3においては、便宜的にカバー71cを上方に移動させた状態を示している。
収納箱本体71bには、接続余長を巻回させるためのリール71d、心線を係止するための突片71e、心線をクランプするための心線クランプ部71f等が設けられている。
各光ファイバ心線72は、収納箱本体71b内へと導入された後、接続余長の調整のためにリール71dを巻回され、その途中で単心へと分岐がなされ、心線クランプ部71fにクランプされ、最終的には、SCコネクタ72aがSCアダプタ71aへと差し込まれている。
【0023】
上記構成のもとに、ジャンパコード65のSCコネクタ65cが、適宜、成端側収納箱71のSCアダプタ71aに差し込まれることにより、光ファイバ心線62、72間の接続が接続切替可能になされるようになっている。
【0024】
また、図4には、光分岐接続箱50の全体構成を概略的に示す。図4においては、便宜上、前扉を取り除いた状態を示していることに注意されたい。
図に示すように、幹線ケーブル60、成端ケーブル70は、下方から光分岐接続箱50内へと挿入されているとともに、ケーブルクランプ50aによりクランプされている。
そして、幹線側収納箱61は、多段に積み重ねられているとともに、成端側に向けて横方向にジャンパ線65が引き出されている。
さらに、成端側収納箱71は、多段に積み重ねられているとともに、ジャンパ線65のSCコネクタ65bによる接続切替を容易ならしめるよう、前面側にSCアダプタ71aを向けて整然と配置されている。
【0025】
なお、幹線側収納箱61については、成端側収納箱71と比較して、
▲1▼導入ガイド部61a、導出ガイド部61b、融着接続部65aのためのクランプ部が設けられている点、
▲2▼外壁にSCアダプタが設けられていない点、
を除いて、基本的には同様の構成である。
【0026】
上記光分岐接続箱50によれば、ジャンパコード65は、主に心線剥き出し部67を接続余長として幹線側収納箱61内に収納されているので、ジャンパコード65の接続余長がかさだかくならず、幹線側収納箱61を小さく構成することができ、よって、光分岐接続箱50の小型化が達成できる。
また、光ファイバ心線62とジャンパコード65との接続が、融着接続によりなされていることから、MTコネクタが使用される場合に比べて、相対的にコストを低減することができる。
【0027】
しかも、ジャンパコード65は、直径が0.25mmの光ファイバ心線により構成されているので、チューブによるコード化を要することなく、心線を剥き出しとした状態での幹線側収納箱61内への収納を無理なく実現することができる。
【0028】
さて、次に、図1に示す光分岐接続箱50’について説明する。
光分岐接続箱50’は、光分岐接続箱50よりも小規模のものであって、幹線ケーブル60から導出された光ファイバ心線82と、フロアケーブル92とを接続するためのものである。
【0029】
光分岐接続箱50’において、収納箱81は、内部に、光ファイバ心線82と接続用コード85とを収納している。
光ファイバ心線82は、例えば4心タイプのものである。
接続用コード85は、直径が0.25mmの4本の単心心線からなるもので、一端が光ファイバ心線82に対して光接続部85aにおいてメカニカルスプライス接続されており、他端がフロアケーブル92に対して光接続部85bにおいてメカニカルスプライス接続されている。
フロアケーブル92は、単心からなるものである。
【0030】
上記構成のもとに、光ファイバ心線82とフロアケーブル92とは、接続用コード85を介して接続されている。
【0031】
光分岐接続箱50’においては、上記光分岐接続箱50と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、接続用コード85が、ジャンパコード65と同様にかさだかくならないことにより、個々の収納箱81を小さくしすることができ、よって、光分岐接続箱50’の小型化を達成することができる。加えて、MTコネクタを使用せず、メカニカルスプライス接続を使用しているため、コスト低減を図ることができる。
【0032】
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の光分岐接続箱の第2実施形態を示すものである。この場合、図2は、図1と同様に、光分岐接続箱100、100’をある1つの光ファイバケーブルに注目して示していることに注意されたい。
本実施形態は、幹線ケーブルが単心心線からなる場合の構成例を示すものである。
【0033】
まず、光分岐接続箱100について説明する。
図において、符号110は幹線ケーブル(第1の光ファイバケーブル)、120は成端ケーブル(第2の光ファイバケーブル)、121は収納箱を示している。
【0034】
光ファイバ心線112は、単心心線からなるものである。そして、光ファイバ心線112の接続端には、SCコネクタ112aが、取り付けられている。
収納箱121は、外壁にSCアダプタ121aが取り付けられているとともに、内部に、成端ケーブル120から導出された光ファイバ心線122を収納している。
光ファイバ心線122は、例えば4心タイプのものであって、収納箱121内において単心分岐され、単心とされた接続端の各々には、SCコネクタ122aが取り付けられている。
そして、これらSCコネクタ122aは、SCアダプタ121aに差し込まれている。
【0035】
上記構成のもとに、光ファイバ心線112のSCコネクタ112aを、直接、適宜、収納箱121のSCアダプタ121aに差し込むことにより、光ファイバ心線112、122間の接続が接続切替可能になされるようになっている。
【0036】
上記光分岐接続箱100においては、光ファイバ心線112は、単心であり、かつ光ファイバ心線122に対して直接的に接続切替可能にSCコネクタによりコネクタ接続されているので、構成を単純とすることができ、小型化が可能である。加えて、MTコネクタを使用せず、SCコネクタによるコネクタ接続を使用していることにより、相対的にコスト低減を達成することができる。
【0037】
次に、図5に示す光分岐接続箱100’について説明する。
光分岐接続箱100’は、光分岐接続箱100よりも小規模のものであって、幹線ケーブル110から導出された光ファイバ心線132と、フロアケーブル142とを接続するためのものである。
【0038】
光分岐接続箱100’において、収納箱131は、内部に、光ファイバ心線132を収納している。
光ファイバ心線132およびフロアケーブル142は、単心心線からなるものである。
そして、これら光ファイバ心線132およびフロアケーブル142は、光接続部132aにおいてメカニカルスプライスにより接続されている。
【0039】
光分岐接続箱100’においては、より一層構成を単純とすることができ、小型化が可能である。加えて、MTコネクタを使用せず、メカニカルスプライスによる接続を使用していることにより、相対的にコスト低減を達成することができる。
【0040】
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、以下のような変形を行っても、もちろん本発明の主旨を逸脱することはない。
a)光ファイバケーブルとして、様々な材質・構成を有する任意の種類の光ファイバケーブルを使用すること。
b)光ファイバケーブルとして、単心および4心の例示を行ったが、これに代えて、任意の心線数の光ファイバケーブルを使用すること。この場合、使用される心線数に応じて適宜設計変更がなされることはもちろんである。
c)上記第1および第2実施形態における融着接続部分を、SCコネクタによる接続、あるいはメカニカルスプライスによる接続に変更すること。
d)上記第1および第2実施形態におけるメカニカルスプライスによる接続部分を、融着接続、あるいはSCコネクタによる接続に変更すること。
e)ジャンパコード65等を図2に示す構成とすることに代えて、他の任意の構成とすること。ただし、この場合、収納箱内に接続余長として収納される部分を主に心線剥き出し部とすることはもちろんである。
f)ジャンパコード65等において、直径が0.25mmの光ファイバ心線を使用することに代えて、直径が0.25mmよりも大きい光ファイバ心線を使用すること。
【0041】
【発明の効果】
本発明の光分岐接続箱によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の光分岐接続箱によれば、ジャンパコードの接続余長は、少なくとも一部が心線を剥き出しとした状態で収納箱内に収納されているので、ジャンパコードの接続余長がかさだかくならず、収納箱を小さく構成することができ、よって、光分岐接続箱の小型化が達成できる。
また、光ファイバ心線どうしの接続が、融着接続またはメカニカルスプライス接続によりなされていることから、MTコネクタが使用される場合に比べて、相対的にコストを低減することができる。
請求項2記載の光分岐接続箱によれば、ジャンパコードは、直径が0.25mm以上の光ファイバ心線により構成されているので、チューブによるコード化を要することなく、心線を剥き出しとした状態での収納箱内への収納を無理なく実現することができる。
請求項3記載の光分岐接続箱によれば、第1の光ファイバ心線は、単心であり、かつ第2の光ファイバ心線に対して直接的に接続切替可能にコネクタ接続されているので、構成を単純とすることができ、小型化が可能であるとともにコスト低減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光分岐接続箱の第1実施形態を示す説明図である。この場合、光分岐接続箱は、ある1つの光ファイバケーブルのみに注目して示されている。
【図2】 図1におけるジャンパコードの展開図である。
【図3】 図1における成端側収納箱を示す斜視図である。
【図4】 図1における光分岐接続箱の全体構成を概略的に示す正面図である。この場合、便宜上、前扉を取り除いた状態を示している。
【図5】 本発明の光分岐接続箱の第2実施形態を示す説明図である。この場合、光分岐接続箱は、ある1つの光ファイバケーブルのみに注目して示されている。
【図6】 従来の光分岐接続箱の構成例を示す説明図である。この場合、光分岐接続箱は、ある1つの光ファイバケーブルのみに注目して示されている。
【図7】 図2におけるジャンパコードの展開図である。
【符号の説明】
50…光分岐接続箱、60…幹線ケーブル(第1の光ファイバケーブル)、61…幹線側収納箱(収納箱)、65…ジャンパコード、70…成端ケーブル(第2の光ファイバケーブル)、100…光分岐接続箱、110…幹線ケーブル(第1の光ファイバケーブル)、120…成端ケーブル(第2の光ファイバケーブル)。

Claims (5)

  1. 第1の光ファイバケーブル(60)から導出した第1の光ファイバ心線(62)と第2の光ファイバケーブル(70)から導出した第2の光ファイバ心線(72)とを切替可能に接続する光分岐接続箱(50)であって、
    前記第1の光ファイバ心線を収納するための収納箱(61)と、
    一端が該収納箱内において前記第1の光ファイバ心線に対して融着接続またはメカニカルスプライス接続により接続され、かつ他端が前記第2の光ファイバ心線に対して接続切替可能にコネクタ接続されたジャンパコード(65)とを備え、
    前記ジャンパコード(65)は、融着接続部(65a)とSCコネクタ(65b)との間において、融着接続部(65a)側から順に、少なくとも集合テープ化部(66)、心線剥き出し部(67)、コード部(69)からなり、
    前記コード部(69)は、心線にチューブが被覆されてコード化がなされた領域であって、主に前記収納箱(61)の外部に配置され、少なくとも前記心線剥き出し部(67)および前記集合テープ化部(66)は、前記収納箱(61)内に収納されていることを特徴とする光分岐接続箱。
  2. 請求項1記載の光分岐接続箱において、前記ジャンパコード(65)は、直径が0.25mm以上の光ファイバ心線により構成されていることを特徴とする光分岐接続箱。
  3. 請求項1または2に記載の光分岐接続箱において、前記第2の光ファイバ心線(72)を収納するための収納箱(71)は、上下多段に積み重ねられていることを特徴とする光分岐接続箱。
  4. 請求項1または2に記載の光分岐接続箱において、前記収納箱(61)は、上下多段に積み重ねられていることを特徴とする光分岐接続箱。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光分岐接続箱において、前記第1の光ファイバケーブル(60)における前記第1の光ファイバ心線(62)とは反対側から導出した光ファイバ心線(82)と、フロアケーブル(92)とが、接続用コード(85)を介して接続されたことを特徴とする光分岐接続箱。
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