JP3865659B2 - 除雪作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除雪作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、従来の除雪作業機には、図4に示すように、トラクタ71の後部に三点リンク機構72を介して除雪機73を装着したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来では、トラクタ71の後部に除雪機73を装着していたため、除雪作業をする場合、オペレータは後方を振り返りながら除雪作業をしなければならず、除雪作業が非常に煩雑になった。また、三点リンク機構72では、除雪機73を持ち上げる高さに限界があるため、高い位置の除雪作業(除雪の段切り作業)ができず、不便であった。
本発明は上記問題点に鑑み、除雪作業をより簡単かつ良好になし得るようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、トラクタ車体4の前側に除雪機35がトラクタ車体4に対して昇降調節自在に取付けられ、トラクタ車体4の後方側に、トラクタ車体4から後方突出したリンク機構40を介してパワーユニット36が設けられ、パワーユニット36は、油圧タンク50と、トラクタ車体4から後方突出したPTO軸を介してトラクタ車体4のエンジン1により駆動される油圧ポンプ51とを備え、パワーユニット36の油圧で、除雪機35を駆動するようにした点にある。
また、本発明の技術的手段は、トラクタ車体4に装着されたフロントローダ11の先端側に除雪機35がトラクタ車体4に対して昇降調節自在に取付けられ、トラクタ車体4の後方側に、トラクタ車体4から後方突出したリンク機構40を介してパワーユニット36が設けられ、パワーユニット36は、油圧タンク50と、トラクタ車体4から後方突出したPTO軸を介してトラクタ車体4のエンジン1により駆動される油圧ポンプ51とを備え、パワーユニット36の油圧で、除雪機35を駆動するようにした点にある。
【0005】
また、本発明の技術的手段は、パワーユニット36に、トラクタ車体4のエンジン1により駆動される油圧ポンプ51が具備され、除雪機35に、雪を掻き集めるオーガ41と、雪を送出するスノーブロア44と、オーガ41及びスノーブロア44を駆動する油圧モータ45とが具備され、前記パワーユニット36の油圧ポンプ51で除雪機35の油圧モータ45を回転駆動するようにした点にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1において、トラクタは、エンジン1、ミッションケース2、前車軸フレーム3等を剛体結合してトラクタ車体4を構成している。このトラクタ車体4は、前輪5と、図示省略の後輪と取り換え自在に装着したセミクローラ6とにより支持され、四輪駆動式とされている。エンジン1は、ボンネット7により被覆されている。トラクタ車体4の後部には、キャビン8が搭載され、該キャビン8内に、走向ハンドル9や運転座席10を有する運転室が形成されている。
【0007】
セミクローラ6は、トラックフレーム13にテンション調整用調整輪14と、遊転の従動輪15とそれらの中間の複数の遊転輪16とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪16の上方にスプロケットで形成された回転駆動体17を配置し、これら全輪にクローラ18を巻き掛け、前記トラックフレーム13を回転駆動体17の軸芯と平行でかつその下方に位置する軸芯回りに揺動自在に構成している。
前記セミクローラ6は、回転駆動体17が後車軸19に取り付けられており、この回転駆動体17を外すと共にトラックフレーム13をトラクタ車体4から分離することにより、トラクタ車体14から離脱でき、後車軸19に後輪を装着することにより、ホイール仕様のトラクタに仕様変更できるようになっている。
【0008】
前記トラクタに、ショートアームにした(通常のフロントローダよりも短い)フロントローダ21が着脱自在に装着されている。フロントローダ21は、左右一対のマスト22と、各マスト22の上端側に上下揺動自在に枢支されたブーム23と、左右ブーム23の先端側に支軸24回りに回動自在に枢着された取付部材25とから主構成されている。
各マスト22と各ブーム23との間には、ブーム23を上下揺動動作させるためのブームシリンダ27が介装され、取付部材25と各ブーム23との間には、取付部材25を支軸廻りに回動動作させるための取付具用シリンダ28が介装されている。前記ブームシリンダ27および取付具用シリンダ28は油圧シリンダから構成されている。
【0009】
左右マスト22の下部は、トラクタ車体4の左右両側に取付固定されたマスト取付台31に上方から嵌脱自在に嵌合されると共に、ピン32等によってマスト取付台31に着脱自在に固定されている。
フロントローダ4の先端側に除雪機35が取付けられ、トラクタの後方側に、左右一対のロアリンク38と1本のトップリンク39とを有する三点リンク機構40を介してパワーユニット36が設けられている。
除雪機35は、雪を掻き集めるオーガ41と、雪を吹き上げるシュート42と、オーガ41の上方及び左右両側等を覆うカバー43と、シュート42に雪を送出するスノーブロア44と、油圧モータ45と、支持部材46とを備える。支持部材46と取付部材25との間にクイックカプラ48が形成されており、除雪機35は、支持部材46によって取付部材25にクイックカプラ48を介してワンタッチで着脱自在に装着できるように構成され、油圧モータ45によりスノーブロア44が回転駆動され、オーガ41はスノーブロア44にギヤ機構等を介して連動されており、油圧モータ45によりスノーブロア44と共に回転駆動されるようになっている。
【0010】
パワーユニット36は、図3に示すように、油圧タンク50と油圧ポンプ51とを具備しており、トラクタ車体4から後方突出した図示省略のPTO軸がユニバーサルジョイント53を介してパワーユニット36に接続され、PTO軸及びユニバーサルジョイント54を介して、トラクタ車体4のエンジン1により油圧ポンプ51を駆動するように構成されている。パワーユニット36と除雪機35の油圧ポンプ51とは油圧ホース55により連結され、パワーユニット36の油圧ポンプ51で除雪機35の油圧モータ45を回転駆動するように構成されている。
【0011】
除雪機35のカバー43の左右両側に、除雪機35の左右両端を示すための横切り部材57が上方突出状に設けられている。一方の横切り部材57の上端部に後方に突出したインジケータ59が設けられている。
上記実施の形態によれば、除雪機35をフロントローダ11の先端側にワンタッチで着脱することができる。また、フロントローダ11をショートアームにしているため、フロントローダ11の先端部に重量の重い除雪機35を装着しても、重量バランスが良く、小回りも良くなる。また、フロントローダ35の昇降によって、除雪機35を相当高い位置まで上昇させることができるようになり、高い位置の除雪(段切り)作業が可能になった。また、パワーユニット36で除雪機73の油圧モータ45を駆動するため、トラクタに無理な荷重がかからなくなる。
【0012】
また、横切り部材57にインジケータ59を設けたので、除雪機35を接地したときに、ボンネット7等が邪魔になってキャビン8内の運転座席10から除雪機32が見えなくなっても、インジケータ59によって、除雪機35の前後方向の傾き(前下がりか後下がりか)を容易に視認することができ、取付具用シリンダ28を伸縮動作させて、除雪機35の傾きを是正しながらスムーズかつ良好に除雪作業を行うことができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、除雪作業を簡単かつ良好になし得る。しかも、パワーユニット36で除雪機73を駆動するため、トラクタに無理な荷重がかからなくなる。また、フロントローダ11の先端側に除雪機35を設けた場合には、高い位置の除雪作業も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す除雪作業機の全体側面図である。
【図2】同除雪機の正面図である。
【図3】同油圧回路である。
【図4】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン
4 トラクタ車体
35 除雪機
44 スノーブロア
45 油圧モータ
51 油圧ポンプ
54 パワーユニット

Claims (3)

  1. トラクタ車体(4)の前側に除雪機(35)がトラクタ車体(4)に対して昇降調節自在に取付けられ、トラクタ車体(4)の後方側に、トラクタ車体(4)から後方突出したリンク機構(40)を介してパワーユニット(36)が設けられ、パワーユニット(36)は、油圧タンク(50)と、トラクタ車体(4)から後方突出したPTO軸を介してトラクタ車体(4)のエンジン(1)により駆動される油圧ポンプ(51)とを備え、パワーユニット(36)の油圧で、除雪機(35)を駆動するようにしたことを特徴とする除雪作業機。
  2. トラクタ車体(4)に装着されたフロントローダ(11)の先端側に除雪機(35)がトラクタ車体(4)に対して昇降調節自在に取付けられ、トラクタ車体(4)の後方側に、トラクタ車体(4)から後方突出したリンク機構(40)を介してパワーユニット(36)が設けられ、パワーユニット(36)は、油圧タンク50と、トラクタ車体4から後方突出したPTO軸を介してトラクタ車体4のエンジン1により駆動される油圧ポンプ51とを備え、パワーユニット(36)の油圧で、除雪機(35)を駆動するようにしたことを特徴とする除雪作業機。
  3. 前記除雪機(35)に、雪を掻き集めるオーガ(41)と、雪を送出するスノーブロア(44)と、オーガ(41)及びスノーブロア(44)を駆動する油圧モータ(45)とが具備され、前記パワーユニット(36)の油圧ポンプ(51)で除雪機(35)の油圧モータ(45)を回転駆動するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の除雪作業機
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