JP3865331B2 - 冷水筒 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫のドアポケットに収納して保管する冷水筒に関し、特にキャップを取り外した状態での開口部直径が比較的大きく、ガラス容器内の洗浄が容易なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫のドアポケットに収納して保管できる冷水筒は、一般に直径90mmが最大径である。そして、従来の冷水筒としては、ガラス容器に下キャップと上キャップとを嵌合させて成り、下キャップに対して上キャップを回転させることにより注水口を開閉操作するものが知られている。このような冷水筒では、開閉機構との関係で、下キャップの注水口がガラス容器の開口より極端に小さく構成されている。従って、従来の冷水筒においては、上キャップを取り外して下キャップをガラス容器に装着したままでガラス容器の内側を洗浄することができず、洗浄作業に手間がかかる難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上キャップを取り外した状態で、下キャップの開口断面積が比較的大きく、従って、ガラス容器の内側まで指を挿入して比較的簡単にガラス容器の内側を洗浄することができる冷水筒を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を解決するため、冷蔵庫のドアポケットに収納できる直径を有するほぼ円筒状のガラス容器1と、このガラス容器1の上部開口部1bの縁を包囲するように、ガラス容器1の上部に着脱自在にスナップ嵌合される弾性合成樹脂製の下キャップ2と、この下キャップ2より硬質の弾性合成樹脂製で、下キャップ2の上部に着脱自在にスナップ嵌合され、ガラス容器1の上部開口部1bを覆う上キャップ3とを具備させて冷水筒を構成する。ガラス容器1には、上部外周に環状の係合凹所1aを設ける。
【0005】
下キャップ2には、ガラス容器1の上端から係合凹所1aまでの外周を包囲し、係合凹所1aの外周に沿うように下端部に向かって徐々にその内径を縮小した環状の把持部2aと、この把持部2aの上端部から内側へ環状に延出してガラス容器1の上端面に当接する当接リブ2bと、把持部2aの上方に連続して環状に延出し、内周下部で当接リブ2bの上に位置して環状の係合溝2dを有する嵌合部2cとを設ける。当接リブ2bは、ガラス容器の上端面に載るだけでよいから、ガラス容器の開口内へ大きく張り出さず、開口部1bの断面積をほとんど縮小しない。
【0006】
上キャップ3には、下キャップ2の嵌合部2cの内側に嵌合し、下端部の外周に、係合溝2dにスナップ係合する環状の係合突条3fを有する環状の内嵌部3aと、この内嵌部3aの上部に、下キャップ2の上端に当接する外周突出段部3gを介して連続し、ガラス容器1の上部開口部1bをほぼ半球形状に覆う被覆部3bと、この被覆部3bの頂部に到らない中間高さ位置に内方端が開放し、ガラス容器1の軸心に対して10°ないし80°の角度で内方端から外側へ突出した注水筒部3cの先端に外方端が開放する注水口3dと、注水口3dから周方向にほぼ180°離れた位置において内外に貫通する通気口3eとを設ける。従って、注水口3dは常時開放している。しかし、注水筒部3cがガラス容器1の軸心に対して所定の角度傾いて突出しているから、異物が侵入しにくく、またガラス容器1内の水を残さずに、水切りよく容易に注出できる。
【0007】
当接リブ2bは、ガラス容器1の開口部1bの断面積の10%を超えない範囲で開口部1bの内側に張り出させても大きく洗浄作業を阻害することがない。
【0008】
注水口の内方端付近に、注水口3dを横断するように、横断バー3hを設けた場合には、内部にティーバッグを収容したときに、それが注水口3dにはまって注水を阻害するのを防止できるし、注水口3dからの異物の侵入を阻止できる利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施の一形態を説明する。図1は冷水筒の一部を切り欠いた正面図、図2は冷水筒の正面図、図3は図1におけるIII矢視図、図4は上キャップの側面図である。
【0010】
図において、ガラス容器1は、冷蔵庫のドアポケットに収納できる直径を有し、上部が若干くびれたほぼ円筒状である。このガラス容器1の上部外周には、環状の係合凹所1aを有する。
【0011】
ガラス容器1の上部には、下キャップ2が着脱自在にスナップ嵌合して取り付けられる。下キャップ2は、ガラス容器1に対して水漏れを生じない水密な嵌合を得るために比較的柔軟な弾性合成樹脂で構成され、ガラス容器1の上部の開口部1bの縁を包囲する。下キャップ2は、ガラス容器1に嵌合する把持部2aと、ガラス容器1に対する上下位置を定める当接リブ2bと、上キャップ3を嵌合させる嵌合部2cとを有する。把持部2aは、ガラス容器1の上端から係合凹所1aまでの外周を包囲し、係合凹所1aの外周に沿うように下端部に向かって徐々にその内径を縮小した環状を成している。当接リブ2bは、把持部2aの上端部から内側へほぼ水平に環状に延出してガラス容器1の上端面に当接する。当接リブ2bは、ガラス容器1の上端面に載るだけでよいから、ガラス容器1の開口1b内へ大きく張り出さず、開口1bの断面積をほとんど縮小しない。従って、ガラス容器1内の洗浄が容易である。当接リブ2bは、ガラス容器1の開口部断面積の10%を超えない範囲で開口部1bの内側に張り出させても洗浄作業を大きく阻害することがない。嵌合部2cは、把持部2aの上方に連続して環状に延出し、内周下部の当接リブ2b直上に位置して環状の係合溝2dを有する。
【0012】
下キャップ2の上部には、ガラス容器1の上部開口部1bを塞ぐ上キャップ3が着脱自在にスナップ嵌合して取り付けられる。上キャップ3は、下キャップ2より硬質の弾性合成樹脂から成り、下キャップ2に嵌合する内嵌部3aと、開口部1bを覆う被覆部3bと、注水筒部3cを貫通する注水口3dと、通気口3eとを具備する。内嵌部3aは環状で、下キャップ2の嵌合部2cの内側に嵌合し、その下端部の外周に、係合溝2dにスナップ係合する環状の係合突条3fを有する。被覆部3bは、内嵌部3aの上部に位置する外周突出段部3gを介して、その上方に連続し、開口部1bをほぼ半球形状に覆っている。突出段部3gは、下キャップ2の上端に当接して下キャップ2に対する上下位置を定める。注水筒部3cは、被覆部3bの頂部に到らない中間高さ位置からガラス容器1の軸心に対してほぼ60°の角度で上向きに突出している。注水口3dは、この注水筒部3cを貫通して外方に開放している。注水筒部3cの傾斜により、ガラス容器1内の水を残さずに容易に注出できる。注水口3dは、ガラス容器1の軸心に対して10°ないし80°の角度で傾斜角度を選択することができる。図4に示すように、通気口3eは、注水口3dから周方向にほぼ180°離れた位置において内嵌部3aの下縁から上方に切り込んで形成されており、被覆部3bの内外に貫通している。
【0013】
注水口3dの内方端付近には、注水口3dを横断するように、横断バー3hが設けられている。横断バー3hは、ガラス容器1内にティーバッグを収容したときに、注水時にそれが注水口3dにはまって注水を阻害するのを防止し、また注水口3dからの異物の侵入を阻止する。従って、注水口3dが常時開放していても大きな支障がない。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明においては、上キャップ3を取り外した状態で、下キャップ2の開口断面積が比較的大きく、従って、ガラス容器1の内側まで指を挿入して比較的簡単にガラス容器1の内側を洗浄できる冷水筒を提供する。
【0015】
横断バー3hは、ガラス容器1内にティーバッグを収容したときに、注水時にそれが注水口3dにはまって注水を阻害するのを防止し、また注水口3dからの異物の侵入を阻止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷水筒の一部を切り欠いた正面図である。
【図2】冷水筒の正面図である。
【図3】図1におけるIII矢視図である。
【図4】上キャップの側面図である。
【符号の説明】
1 ガラス容器
1a 係合凹所
1b 開口部
2 下キャップ
2a 把持部
2b 当接リブ
2c 嵌合部
2d 係合溝
3 上キャップ
3a 内嵌部
3b 被覆部
3c 注水筒部
3d 注水口
3e 通気口
3f 係合突条
3g 突出段部
3h 横断バー

Claims (3)

  1. 冷蔵庫の収容棚に収納できる直径を有するほぼ円筒状のガラス容器と、
    このガラス容器の上部開口部の縁を包囲するように、ガラス容器の上部に着脱自在にスナップ嵌合される弾性合成樹脂製の下キャップと、
    この下キャップより硬質の弾性合成樹脂製で、下キャップの上部に着脱自在にスナップ嵌合され、前記ガラス容器の上部開口部を覆う上キャップとを具備し、
    前記ガラス容器は、上部外周に環状の係合凹所を有し、
    前記下キャップは、前記ガラス容器の上端から係合凹所までの外周を包囲し、係合凹所の外周に沿うように下端部に向かって徐々にその内径を縮小した環状の把持部と、
    この把持部の上端部から内側へ環状に延出して前記ガラス容器の上端面に当接する当接リブと、
    前記把持部の上方に連続して環状に延出し、内周下部で前記当接リブの上に位置して環状の係合溝を有する嵌合部とを有し、
    前記上キャップは、前記下キャップの嵌合部の内側に嵌合し、下端部の外周に前記係合溝にスナップ係合する環状の係合突条を有する環状の内嵌部と、
    この内嵌部の上部に、前記下キャップの上端に当接する外周突出段部を介して連続し、前記ガラス容器の上部開口部をほぼ球形状に覆う被覆部と、
    この被覆部の頂部に到らない中間高さ位置に内方端が開放し、前記ガラス容器の軸心に対して10°ないし80°の角度で内方端から外側へ突出した注水筒部の先端に外方端が開放する注水口と、
    前記注水口から周方向にほぼ180°離れた位置において内外に貫通する通気口とを有することを特徴とする冷水筒。
  2. 前記当接リブは、前記ガラス容器の開口部断面積の10%を超えない断面積で開口部の内側に張り出していることを特徴とする請求項1に記載の冷水筒。
  3. 前記注水口の内方端付近に、注水口を横断するように、横断バーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷水筒。
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