JP3865009B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、携帯電話端末などの通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる電話帳機能を備えた携帯無線通信端末が提供されている。この電話帳機能は、電話を掛ける相手先の名前と電話番号との対応テーブルを携帯電話端末に記憶させておく。そして、必要に応じてこの対応テーブルを携帯電話端末が備えるLCD(液晶ディスプレイ)に、五十音順、アルファベット順などの予め決められた順序で表示して、電話を掛けたい相手先の電話番号を見付け出し、目的とする電話番号を選択する操作を行うことにより、記憶されている電話番号を用いて自動ダイヤルすることができるものである。
【0003】
このような、電話帳機能を用いることにより、ユーザは、他のアドレス帳や電話帳を見ながら相手先の電話番号を調べてダイヤルすることもなく、迅速かつ正確に目的の相手先に電話を掛けることができるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、携帯電話端末が備えるLCDは小さいため、電話帳機能を用いて、電話を掛ける相手先の名前と電話番号との対応テーブルを表示する場合、一度に表示できる対応テーブルの件数は少ない。
【0005】
このため、この相手先の名前と電話番号との対応テーブルを、例えば、相手先の名前の五十音順やアルファベット順でLCDに表示するようにされている場合、当該携帯電話端末の使用者は、この対応テーブルの表示を順次にスクロールさせることにより、目的とする電話を掛ける相手先の名前と電話番号とを探し出すようにする。
【0006】
この場合、頻繁に電話を掛ける相手先であっても、その相手先の名前が五十音順やアルファベット順の後の方に位置する場合には、目的とする電話を掛ける相手先の対応テーブル部分が表示されるまでに手間や時間がかかる。
【0007】
この発明は、以上の点にかんがみ、多数の通信先情報の中から目的の通信先情報を迅速に探し出すことができる通信端末を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明の通信端末は、
相手先に通信の発信を行う際に使用する通信先情報であって、通信の相手先についてのキーワードと、当該相手先の少なくとも電話番号と電子メールアドレスとを含む通信先情報を、複数の相手先について記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記通信先情報の内の必要な情報を、個々の通信先情報毎に順次に並べて表示する表示素子と、
電話番号と電子メールアドレスとのいずれを前記表示素子に表示するかの選択入力を受け付ける表示情報選択手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の前記通信先情報から、目的とする相手先の通信先情報を検索する場合の前記キーワードの先頭文字として現れる可能性のある文字を、定められた順序で並べたときの飛び飛びの文字の検索用とされるとともに、前記検索用とは別個の処理入力キーとしても働くようにされた複数の操作キーと、
目的とする相手先の前記通信先情報を検索する場合に操作される前記複数の操作キーとは別の前記通信先情報の検索開始用操作キーと、
前記検索開始用操作キーが操作されずに、前記複数の操作キーのいずれかが操作されたときには、それぞれの操作キーに対応して予め定められた処理を行い、前記検索開始用操作キーが操作された後に、前記複数の操作キーのいずれかが操作されたときには、操作された前記操作キーに割り当てられている前記飛び飛びの文字を先頭に有する前記キーワードを備えた通信先情報から、前記キーワードと、前記表示情報選択手段を通じて選択された情報とを、前記定められた順序で前記表示手段に表示するように制御する制御手段と、
電話の発呼または応答を行うための電話モードと、電子メールを新規に作成するための電子メールモードとを設定するモード設定手段と、
前記電子メールモードが設定された場合に、前記電子メールアドレスを前記表示素子に表示させる情報として選択させるためのアイコンを前記表示素子に表示するアイコン表示手段と、
を備え、
前記表示情報選択手段は、前記電話モードが設定された状態で、所定の操作子が操作された場合、前記電話番号を前記表示素子に表示する情報として選択入力を受け付け、前記電子メールモードが設定された状態で、前記アイコンが選択された場合、前記電子メールアドレスを前記表示素子に表示する情報として選択入力を受け付ける
ことを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明の通信端末によれば、記憶手段には、通信の相手先についてのキーワードとして、例えば、通信の相手先の名前と、この相手先の少なくとも電話番号と電子メールアドレスとからなる通信先情報が複数記憶される。この通信先情報は、ユーザからの指示に応じて、表示手段に表示され、通信先の指定などに利用されるものである。
【0010】
記憶手段に記憶されている複数の通信先情報の中から、目的とする通信先を検索する場合に、検索のキーワードとなる例えば相手先の名前の先頭文字として現れる可能性のある文字を、予め決められた順序で並べたときの飛び飛びの文字が、例えば、電話番号を入力する場合に用いるダイヤル数字キーなどの通信端末が予め備える複数の操作キーに割り当てられる。
【0011】
例えば、キーワードとなる通信の相手先の名前がアルファベットで前記記憶手段に記憶されている場合には、例えば、アルファベットの2つおきの文字が、予め決められた複数の操作キーに割り当てられる。つまり、アルファベット「A」は、第1の操作キーに、アルファベット「D」は、第2の操作キーに、アルファベット「G」は、第3の操作キーにというように各操作キーにアルファベットの飛び飛びの文字が割り当てられる。
【0012】
そして、目的とする通信先情報を検索する場合に操作される前記飛び飛びの文字が割り当てられた複数の操作キーとは別の検索開始用操作キーが操作された後に、前記飛び飛びの文字が割り当てられた操作キーが操作されたときには、制御手段により、操作された操作キーに割り当てられている前記飛び飛びの文字を先頭に有するキーワードを備えた通信先情報から、前記記憶手段に記憶されている通信先情報の内、キーワードと、前記表示情報選択手段を通じて選択するようにされた情報(電話番号と電子メールアドレスの内の何れか1つ)とが表示手段に表示される。
【0013】
例えば、前記検索開始用操作キーが操作され、通信先情報が、相手先の名前のアルファベット順に、アルファベットの先頭文字である「A」から順に表示された場合に、例えば、前述した例において、アルファベット「G」が割り当てられている第3の操作キーを操作すると、アルファベットGを名前の先頭に有する通信先情報を先頭に位置する情報として、このアルファベットGを名前の先頭に有する通信先情報から順に、通信先情報がアルファベット順で表示される。したがって、この場合には、名前の先頭がアルファベット「G」以降の文字を名前の先頭に有する通信先情報を迅速に検索することができる。
【0014】
このように、通信先情報を予め決められた順序で、その先頭から表示し、これを順次にスクロールさせるなどして、目的とする通信先情報を検索するようにしなくても、前記飛び飛びの文字が割り当てられた操作キーを操作するという簡単な操作で、目的とする通信先情報を迅速に検索することができる。この場合、電話モードが選択され、所定の操作がされると電話番号リストが表示され、電子メールモードが選択され、表示される所定のアイコン([電子メールアドレスリスト]アイコン)が選択されると電子メールアドレスリストが表示されるので、これらを通じて相手先を選択したり検索したりすることができるようにされる。
【0015】
また、請求項2の発明の通信端末は、請求項1に記載の通信端末であって、
前記キーワードの先頭文字として現れる可能性のある文字を並べる順序は、ひらがなの五十音順、あるいは、アルファベット順であり、複数の前記操作キーに割り当てられる前記飛び飛びの文字は、前記並べる順序が五十音順の時には、五十音の各行の先頭文字であり、前記並べる順序がアルファベット順の時には、飛び飛びのアルファベット文字であることを特徴とする。
【0016】
この請求項2に記載の発明の通信端末によれば、複数の前記操作キーのそれぞれには、例えば、五十音の各行の先頭文字が割り当てされる。つまり、各操作キーには、五十音の各行の先頭文字である「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の10文字のうちの1文字づつが割り当てられる。
【0017】
これにより、例えば、目的とする通信先情報を検索する場合、通信先情報が、相手先の名前の五十音順に五十音の先頭文字である「あ」から順に表示するようにされている場合であっても、任意の五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先情報から表示手段に表示して、目的とする通信先情報の検索を行うことができる。したがって、目的とする通信先情報を迅速に検索することができる。
【0018】
また、請求項3の発明の通信端末は、請求項1または請求項2に記載の通信端末であって、
前記複数の操作キーのそれぞれは、発呼操作に用いるダイヤル番号キー、あるいは、前記表示素子に表示される情報とタッチパネルとにより形成するようにされるソフトウェアキーであることを特徴とする。
【0019】
この請求項3の発明の通信端末によれば、通信端末には、発呼操作に用いる0〜9の数字キー、*キー、#キーなどの各ダイヤル番号キー(いわゆるテンキー)が設けられており、このダイヤル番号キーのそれぞれに、あるいは、表示素子に表示される情報とタッチパネルとにより形成するようにされるソフトウェアキーに前記飛び飛びの文字が割り当てられる。
【0020】
これにより、通信端末には、通信先情報の検索のために特別の操作キーを設けることなく、ダイヤル番号キーに前記飛び飛びの文字を割り当てて、通信先情報の検索を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による通信端末の実施の形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による通信端末を携帯無線通信端末に適用したものとして説明する。
【0022】
[携帯無線通信端末についての概要]
この実施の形態の携帯無線通信端末は、以下に説明するように、PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)と呼ばれる携帯電話端末としての機能と、ファクシミリ通信や電子メール通信を行ったり、あるいは、情報提供サービスを受けることができるデータ通信端末としての機能を備える複合端末の構成を有するものである。
【0023】
そして、この実施の形態の携帯無線通信端末は、図4に示すように、この携帯無線通信端末を用いて電話を掛けたり、ファクシミリデータを送信したり、あるいは、電子メールデータを送信したりする通信の相手先の名前、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスからなる通信先情報(以下、電話帳データという)を多数記憶するメモリを備えている。そして、電話を掛ける場合、あるいは、ファクシミリデータや電子メールデータを送信する場合に、相手先の電話番号や電子メールアドレスを一々入力することなく、このメモリに記憶された電話帳データを用いて、電話を掛けたり、ファクシミリデータや電子メールデータを送信することができるようにされている。
【0024】
例えば、後述もするように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、当該携帯無線通信端末のメモリに記憶されている電話帳データに基づいて、携帯無線通信端末の表示手段としてのLCDの表示画面に、図3に示すような通信先の名前と電話番号の一覧表(以下、電話番号リストという)を五十音順に表示することができるようにされている。
【0025】
そして、携帯無線通信端末の使用者は、この電話番号リストを用いて、電話を掛ける相手先の電話番号を検索し、自分が電話を掛ける相手先を指定する。携帯無線通信端末は、自己のメモリに記憶されている通信先情報のうち、使用者により指定された相手先の電話番号を用いて、自動的に発呼処理を行うことができるようにされている。つまり、携帯無線通信端末の使用者は、電話番号リストを介して、電話を掛けようとする相手先を指定するだけで、ダイヤル操作などすることなく自動的に発呼することができるようにされている。
【0026】
また、ファクシミリデータを送信する場合や電子メールデータを送信する場合にも同様に、この実施の形態の携帯無線通信端末のメモリに記憶されている電話帳データに基づいて、相手先の名前と相手先のファクシミリ装置に割り当てられている電話番号(以下、ファクシミリ番号という)の一覧表(以下、ファクシミリ番号リストという)や相手先の名前と相手先の電子メールアドレスの一覧表(以下、電子メールアドレスリストいう)を表示して、ファクシミリ情報の送信先や電子メール情報の送信先を検索し、情報の送信先を指定することができるようにされている。
【0027】
このように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、この携帯無線通信端末に記憶されている電話帳データに基づいて、電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示し、通信の相手先を指定することができるものであるが、以下の説明においては、説明を簡単にするため、電話番号リストを用いる場合を例にして説明する。
【0028】
[携帯無線通信端末について]
図1は、この実施の形態携帯電話端末の外観図であり、図2は、この実施の形態の携帯電話端末を説明するためのブロック図である。まず、図1を参照しながら、前述のように複合端末としての構成を有するこの実施の形態の携帯無線通信端末の外観について説明する。
【0029】
この実施の形態の携帯無線通信端末は、図1(A)および図1(B)に示すように、端末本体100に対して開閉可能のカバーパネル101を備え、このカバーパネル101を閉じた図1(A)の状態では、PHS電話端末として動作する電話モードになり、カバーパネル101を開いた図1(B)の状態では、ファクシミリ通信や電子メール通信を行うことができ、また、情報提供サービスを受けることができるデータ通信モードとなる。また、このデータ通信モード時においては、前述した電話帳データの入力操作などができるようにされる。このモード切り換えのために、図示しないが、カバーパネル101の開閉を検知するセンサが設けられている。
【0030】
このセンサとしては、例えばカバーパネル101の内側に突起を設けると共に、これと対応する本体100側の位置に押圧スイッチを設け、カバーパネル101の前記突起により、機械的に本体100側の押圧スイッチを押圧する機械的なセンサを用いる。
【0031】
また、カバーパネル101と本体100との一方に、磁石を設け、他方に感磁性素子からなるスイッチを設ける構成のセンサスイッチを用いるようにしてもよい。
【0032】
また、カバーパネル101の前面には、図1(A)に示すように、通話キーTK、切断キーSKが設けられている。これら通話キーTK、切断キーSKは、カバーパネル101が閉じられた図1(A)の状態にあるときに主に用いられる。
【0033】
カバーパネル101の表側には、図1(A)に示すように、電話用(ダイヤル用)のテンキー(ダイヤル番号キー)102が設けられている。103は、PHS用のアンテナである。
【0034】
そして、この実施の形態の携帯無線通信端末は、図1(B)に示すように、カバーパネル101を開けた状態のときに現れる本体100側の面に、大型のLCD(液晶ディスプレイ)105を備え、このLCD105の表示面に、通信文、機能一覧メニュー、ファクシミリの受信リストや電子メールの受信リストなどを表示することができるようにされている。また、前述した電話帳データの入力、修正、削除などもこのLCD105に情報を表示して行うようにされる。
【0035】
カバーパネル101を閉じた図1(A)の状態では、例えば透明プラスチック板などからなるLCD窓104を通じてLCD105の表示面が臨めるようにされる。例えば、電話モード時には、LCD105のLCD表示窓104から臨める部分だけに、前述した電話番号リストやダイヤル入力した相手先の電話番号などの表示が行われる。
【0036】
この実施の形態の携帯無線通信端末においては、LCD105の表面には透明のタッチパネル106が貼付されており、カバーパネル101の裏側に、図1(B)のように取り外し自在に取り付けられているペン107によるタッチ操作や、手書き文字入力を受け付ける機能を備えるようにしている。
【0037】
また、カバーパネル101の裏側には、メニューキーK1、オンライン接続キーK2、電話帳機能キーK3、…などの複数個のキー釦108が、ダイレクトキーとして設けられている。さらに、LCD105の右横には、回動キーと押しボタンキーとの2つの機能を合わせ持つジョグダイヤルキー109が設けられる。このジョグダイヤルキー109を回動キーとして回動操作したときには、例えばメニューなどにおける項目選択動作が行え、また、押しボタンキーとして押下操作したときには、選択された項目の決定入力を意味するものとして扱われる。
【0038】
また、ジョグダイヤルキー109は、後述もするように、LCD105に電話番号リストを表示することを要求し、表示された電話番号リストを用いて電話を掛ける相手先の検索を行うようにする検索開始用操作キーとして用いられると共に、LCD105に表示される電話番号リストの中から電話を掛ける相手先の電話番号を選択して、決定する場合にも用いられる。
【0039】
すなわち、図1(A)に示したように、カバーパネル101を本体100に対して閉じられ、この携帯無線通信端末が電話モードとされて、待ち受け状態にあるときに、ジョグダイヤルキー109が押下操作されると、LCD105のLCD窓104から望める表示領域に、この実施の形態に携帯無線通信端末のメモリに記憶されている電話帳データに基づいて、電話帳データのうちの名前と電話番号とからなる図3に示す電話番号リストを前記名前の五十音順に、先頭のあ行から順に表示するようにする。
【0040】
電話番号リストが表示された後、ジョグダイヤルキー109を回動キーとして回動操作したときには、電話番号リストの表示をスクロールさせて、通信先を選択する操作が行え、また、押しボタンキーとして押下操作したときには、選択した通信先の決定入力を意味するものとして扱われる。
【0041】
また、この実施の形態において、携帯無線通信端末のテンキー102の操作キー群のうち、0〜9の各数字キーには、五十音の各行の先頭文字が割り当てられている。つまり、この実施の形態においては、図1(A)において、テンキー102の各数字キーの右下に示されているように、「1」キー…あ行、「2」キー…か行、「3」キー…さ行、「4」キー…た行、「5」キー…な行、「6」キー…は行、「7」キー…ま行、「8」キー…や行、「9」キー…ら行、「0」キー…わ行の先頭文字が予め割り当てられている。
【0042】
そして、詳しくは後述するように、電話番号リストが表示されているときに、テンキー102の数字キーのうちのいずれかが押下されたときには、押下された数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先の情報から五十音順に電話番号リストを表示するようにする。
【0043】
つまり、この実施の形態の携帯無線通信端末において、電話番号リストは、電話帳データとして記憶されている通信先の情報のうち名前と電話番号とが五十音順に「あ」行から順に表示するようにされるが、五十音の行の先頭文字が割り当てられた数字キーが押下されたときには、押下された数字キーに割れ当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先の名前と電話番号から電話番号リストを表示するようにする。この場合、通信先の名前が、五十音の行の先頭文字が割り当てられた数字キーが押下されたときの検索のキーワードとなるようにされている。
【0044】
これにより、五十音順に「あ」行から順に表示するようにされた電話番号リストをスクロールさせて、目的とする通信の相手先を検索しなくても、五十音の任意の行から電話帳データのうちの名前と電話番号とを電話番号リストとして表示して、目的とする通信の相手先の電話番号を迅速に検索することができるようにされている。
【0045】
このように、この実施の形態において、テンキー102のうち、0から9の数字キーは、電話番号リストが表示されているときには、検索条件を示すと共に、検索の実行を指示する検索実行キーとして用いるようにされている。もちろん、電話番号リストが表示されていないときには、各数字キーは、電話番号の入力などに用いられる通常のテンキーとして用いられる。
【0046】
そして、この実施の形態の携帯無線通信端末は、電話番号リストにおいて選択されて決定された通信先の電話番号を用いて発呼を行うことができるようにされている。このように、この実施の形態の携帯無線通信端末の使用者は、テンキー102を用いて一々電話番号を入力しなくても、電話番号リストを表示し、電話を掛ける相手先の電話番号を簡単かつ迅速に検索し、電話を掛けることができるようにされている。
【0047】
次に、図2のこの実施の形態の携帯無線通信端末の回路ブロックについて説明する。この実施の形態の携帯無線通信端末は、大きく分けて、通信機能部110と、制御部120とからなる。
【0048】
通信機能部110は、アンテナ111と、RF処理部112と、送受信データ処理部113と、マイクロホンアンプ114と、スピーカアンプ115と、マイクロホン100MCと、スピーカ100SPとからなる。
【0049】
制御部120は、マイクロコンピュータにより構成されており、CPUで構成されるシステムコントロール部121と、ROM122と、DRAM123と、書き換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ124とを備えている。
【0050】
システムコントロール部121には、カバーパネル101の開閉に応じてオン・オフする前述したような構成のスイッチSWが接続されており、このスイッチSWのオン・オフにより、カバーパネル101が閉状態か、開状態かをシステムコントロール部121は検知し、カバーパネル101が閉状態のときには、当該携帯無線通信端末をPHS電話用端末として制御する。また、カバーパネル101が開状態のときには、当該携帯無線通信端末をファクシミリ通信やメール通信などを行うデータ通信端末として制御する。
【0051】
システムコントロール部121には、また、テンキー102のキースイッチ群や、カバーパネル101の裏側に設けられたキー釦108のスイッチ群の状態を示す情報が入力されるようにされており、システムコントロール部121は、使用者によりキー操作がなされたとき、それがテンキー102やキー釦108のいずれかであるかを検知し、その検知したキーに応じた処理を実行するようにする。
【0052】
同様に、カバーパネル101の前面に設けられた通信キーTK、切断キーSKの状態を示す情報もシステムコントロール部121に入力される。これにより、システムコントロール121は、カバーパネル101が閉じられている状態で、通話キーTKが押下されたときには、オフフックし、切断キーSKが押下されたときにはオンフックするようにこの実施の形態の携帯無線通信端末を制御するようにする。
【0053】
また、システムコントロール部121には、LCDドライバ125が接続され、後述するROM122のプログラムおよび表示データを用いてLCD105に所定の表示画像を表示するようにする。
【0054】
また、システムコントロール部121には、使用者への、電話の着信通知や、ファクシミリおよびメールの着信通知などのためのブザー127やLED(発光ダイオード)126が接続されている。
【0055】
ROM122には、ファクシミリ通信や電子メール通信を行う場合や、情報提供サービスを受ける場合に、無線電話のネットワークを含むネットワークを通じて接続されるサーバ装置との接続のためのシーケンスを制御するプログラムや、PHS電話通信のための制御プログラム、ファクシミリ送信のための制御プログラム、メール送信のための制御プログラム、ファクシミリデータやメールデータを受信するための制御プログラムなどの携帯無線通信端末での通信のために最低限必要な通信アプリケーションプログラムと、LCD105を表示制御するプログラムやメニュー表示などの表示データ、その他が記憶されている。
【0056】
DRAM123は、受信したファクシミリデータや電子メールデータ、情報提供サービスにより得た情報などを一時的に蓄えたり、その他、ワークエリアとして使用するメモリ領域を備えるものである。
【0057】
フラッシュメモリ124には、前述した電話帳データが記憶される領域を有するものである。この実施の形態の携帯無線通信端末においては、例えば、最大で200件の電話帳データをフラッシュメモリ124の電話帳データの記憶領域に記憶させることができるようにされている。さらに、このフラッシュメモリ124には、DRAM123に一時的に蓄えた受信データの内の、特に保存しておきたいデータを格納する領域を備えている。
【0058】
[携帯無線通信端末の動作について]
以上のような構成を備える携帯無線通信端末の動作について説明する。前述したように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、カバーパネル101の開閉に応じてPHS電話端末として動作する電話モードと、データ通信端末として動作するデータ通信モードとを有する。
【0059】
[電話モード時の動作]
まず、PHS電話端末として動作する電話モードについて説明する。カバーパネル101を閉じた状態で、カバーパネル101に設けられている通話キーTKを押下し、テンキー102を用いて、相手方の電話番号をダイヤル入力すると、発呼がなされる。また、カバーパネル101を閉じた状態で、PHS電話端末としての当該携帯無線通信端末に電話の着信があると、それがブザー127により使用者に知らされ、通話キーTKを押下して使用者が応答すると、その電話着信を受けることができ、通話状態になる。
【0060】
また、前述にもしたように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、電話帳機能を備えており、カバーパネル101を閉じた状態で、ジョグダイヤルキー109を押下すると、フラッシュメモリ124に記憶されている電話帳データのうちの通信先の名前と電話番号との一覧表である電話番号リストが、図3(A)に示すようにLCD窓104から観視可能なLCD105の表示面に表示される。
【0061】
この実施の形態において、この電話番号リストは、図3(A)に示すように、五十音の行の先頭文字の表示欄201と、通信の相手先の名前を表示する名前表示欄202と、通信の相手先の電話番号を表示する電話番号表示欄203とからなる。そして、この実施の形態において、当該携帯無線通信端末が電話モードとされて待ち受け状態にあるときに、ジョグダイヤルキー109の押下により表示される電話番号リストは、図3(A)に示すように、通信先の名前の五十音順に「あ」行から表示される。
【0062】
また、電話番号リストを表示した場合に、LCD窓104から観視可能なLCD105の両端には、指示カーソル204a、bが表示される。この指示カーソル204a、bは、一体のカーソルであり、同じ行を指示するようにされている。そして、ジョグダイヤルキー109を押下することにより、指示カーソル204a、bの位置の電話番号が発信に用いられる電話番号として決定するようにされる。
【0063】
そして、前述したように、ジョグダイヤルキー109を回動操作することにより、表示されている電話番号リストを行スクロールさせて、電話を掛ける相手先の電話番号を探し出すことも可能である。しかし、その相手先の名前が五十音順の後の方に位置する場合には、目的とする相手先の電話番号が表示されるまで、行スクロールを行わなければならないので、手間や時間が掛かる場合がある。
【0064】
この実施の形態においては、前述したように、携帯無線通信端末のテンキーの各数字キーには、五十音の各行の先頭文字が割り当てられており、電話番号リストが表示されているときには、電話番号リストに表示する情報の先頭の情報を示すと共に、検索の開始を指示する検索開始キーとして用いるようにされているため、目的とする電話を掛ける相手先を簡単かつ迅速に検索することができるようにされている。
【0065】
例えば、図3(A)に示したように、あ行からの電話番号リストが表示されているときに、「田村△○△」さんの電話番号を探そうとする場合には、テンキー102のうち、た行の先頭文字である「た」が割り振られている数字キーである「4」キーを押下するだけで、図3(B)に示すように、電話番号リストは、た行から表示される。これにより、ジョグダイヤルキー109を回動操作してあ行から順に電話番号リストを行スクロールさせて、目的とする電話を掛ける相手先を探し出すことなく、た行から電話を掛ける相手先の検索を行うことができる。
【0066】
そして、ジョグダイヤルキー109を回動操作することにより、電話番号リストを行スクロールさせて、電話を掛ける相手先の名前と電話番号が表示されている位置に指示カーソル204a、bを位置付けて、ジョグダイヤルキー109を押下することにより決定したすると、この実施の形態の携帯無線通信端末は、ジョグダイヤルキー109により選択、決定された電話番号が用いられて自動ダイヤルが行われ、発呼がなされる。
【0067】
このように、この実施の形態に携帯無線通信端末は、電話を掛ける相手先の名前と電話番号とを、この携帯無線通信端末に登録しておくことにより、電話番号リストを表示し、電話を掛ける相手先の電話番号を選択して発呼に用いることができる。そして、前述したように、五十音の各行の先頭文字が割り当てられた数字キーを用いて、電話番号リストを通信先の名前の五十音順に、五十音の任意の行の先頭から表示することができるようにされている。
【0068】
これにより、自分が電話を掛けようとする相手先を電話番号リストを用いて迅速に検索し、発呼に用いることができる。この場合、発呼処理は、携帯無線通信端末に記憶されている電話番号を用いて行うので、携帯無線通信端末のフラッシュメモリ124に記憶されている電話番号が間違っていない限り、間違い電話を掛けることもない。
【0069】
なお、カバーパネル101を開いた状態で電話着信があったときには、本体100に設けられている通話キーTKを押すことにより、いつでも通話が可能である。ただし、通話は、カバーパネル101を閉じた状態で行うようにする。
【0070】
そして、携帯無線通信端末は、このPHS電話通話時には、システムコントロール部121からの制御を送受信データ処理部113が受けながら、送話信号を送信し、また、受話信号を受信する。
【0071】
すなわち、マイクロホン100MCからの音声信号がアンプ114を介して送受信データ処理部113に供給されて送信データに変換され、RF処理部112を通じ、アンテナ111を通じて無線基地局6に対して送信されると共に、無線基地局6よりの相手側からの通話音声のデータがアンテナ111で受信され、その受信データが送受信データ処理部113で処理されて、相手の通話音声信号が復元され、それがアンプ115を通じてスピーカ100SPに供給されて放音される。
【0072】
[データ通信モード時の動作]
次に、データ通信モードについて説明する。この実施の形態において、データ通信の機能は、PHS用のデータ通信方式PIAFSを用いてネットワークを通じて接続されたサーバ装置と協働して実現される。そして、この実施の形態の携帯無線通信端末を用いて、データ通信を行いたいと希望する希望者は、前記サーバ装置を有する会社との間で契約を結ぶことにより会員になるように手続きする。
【0073】
この契約を結ぶことにより会員になった使用希望者には、前記サーバ装置と契約関係にある会員であることを示し、各会員を識別するための会員番号などの会員IDやパスワードなどの会員識別情報が付与され、これが各会員の携帯無線通信端末に記憶される。そして、この携帯無線通信端末を用いて、データ通信を行う場合には、当該携帯無線通信端末は、記憶している会員識別情報を前記サーバ装置に対して送信する。
【0074】
サーバ装置は、送信されてきた会員識別情報に基づいて、データ通信を要求してきた携帯無線通信端末が会員の端末であることを確認した後に、当該携帯無線通信端末とサーバ装置とが協働して、会員に対してデータ通信サービスが提供されるようにされているものである。
【0075】
このようにして、会員識別情報が付与されて内蔵するメモリに記憶されたこの実施の形態の携帯無線通信端末は、カバーパネル101が開かれ、データ通信モードにされると、ファクシミリ機能、電子メール機能、情報提供サービスを受けることができるWWWブラウザ機能、メモ機能などを実現できるように構成されている。
【0076】
これらの機能の一覧メニューは、キー釦108の内のメニューキーK1を操作することにより、LCD105の画面上に表示される。そして、使用者が、このLCD105の画面に表示される一覧メニューから、ジョグダイヤルキー109の回動操作および押下操作により希望する機能を選択して、決定することにより、この実施の形態の携帯無線通信端末は、その機能を実行するモードの状態になる。
【0077】
そして、この実施の形態の携帯無線通信端末を用いて、ファクシミリ機能によりファクシミリ通信を行う場合や電子メール機能により電子メール通信を行う場合、あるいは、WWWブラウザ機能により情報の提供を受ける場合には、前述したように契約関係にあるサーバ装置を介して処理される。
【0078】
すなわち、この実施の形態の携帯無線通信端末からファクシミリデータや電子メールデータを送信する場合には、この携帯無線通信端末で作成したファクシミリデータや電子メールデータをサーバ装置に送信し、サーバ装置を介して目的の相手先に送信するようにする。また、この携帯無線通信端末に対する相手先からのファクシミリデータや電子メールデータは、一旦、サーバ装置に蓄積される。そして、この携帯無線通信端末からサーバ装置に対して自分宛てのファクシミリデータや電子メールデータの送信を要求することにより、サーバ装置に蓄積されている自分宛てのファクシミリデータや電子メールデータを得る。
【0079】
また、WWWブラウザ機能により情報の提供を受ける場合においても、携帯無線通信端末からサーバ装置に対し、情報提供の要求を送信することにより、サーバ装置から携帯無線通信端末からの通信要求に応じた情報を携帯無線通信端末に送信するようにされる。
【0080】
このように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、本来携帯無線通信端末が行わなければならない処理をサーバ装置が行うというように、携帯無線通信端末とサーバ装置とが協働することにより携帯無線通信端末の付加を軽減し、ファクシミリ通信や電子メール通信を行うことができ、また、情報提供サービスを利用することができるようにされる。
【0081】
そして、この実施の形態の携帯無線通信端末を用いてファクシミリデータや電子メールデータを送信する場合、携帯無線通信端末で作成したファクシミリデータや電子メールデータなどの送信データは、DRAM123に一時格納され、送信実行によりシステムコントロール部121により読み出されて、予め決められた通信プロトコルおよびデータ形式で、送受信データ処理部113、RF処理部112、アンテナ111を順次介して無線送信される。
【0082】
また、サーバ装置からの当該携帯無線通信端末宛ての受信データは、アンテナ111で受信され、RF処理部112、送受信データ処理部113を通じて、システムコントロール部121によりDRAM123に一時格納される。そして、システムコントロール部121の制御により、LCDドライバ125を通じてLCD105Mに表示データとして送られ、受信データによる表示内容が表示される。
【0083】
また、WWWブラウザ機能により情報提供サービスを受ける場合、使用者からの指示入力に応じて、この実施の形態の携帯無線通信端末のメインコントロール部121で作成された通信要求データは、送受信データ処理部113、RF処理部112、アンテナ111を順次介して無線送信される。
【0084】
この通信要求に応じて、サーバ装置からの当該携帯無線通信端末に対する送信データが、前述したファクシミリ機能、電子メール機能時の当該携帯無線通信端末宛ての情報の受信の場合と同様に、アンテナ111で受信され、RF処理部112、送受信データ処理部113を通じて、システムコントロール部121の制御により、DRAM123に一時記憶される。そして、システムコントロール部121の制御により、LCDドライバ125を通じてLCD105に表示データとして送られ、受信データによる表示内容が表示される。
【0085】
このWWWブラウザ機能の使用時においては、当該携帯無線通信端末の使用者は、当該携帯無線通信端末を介して、順次にサーバ装置に対して情報の提供を要求することにより、サーバ装置は要求に応じた情報を形成して返信し、当該携帯無線通信端末を介して使用者に提供する。
【0086】
また、メモ機能には、ペン107とタッチパネル106とを用いて入力を行う「手書きメモ」と、LCD105の画面にキーボードを表示して、その表示キーボードを利用して文書を作成する「タイプメモ」とがある。そして、手書きメモとタイプメモのいずれの場合も、作成したイメージまたは文書をファクシミリデータとして送信できるように構成されている。
【0087】
[電話帳データの新規入力、修正、削除処理について]
この実施の形態の携帯無線通信端末は、データ通信モード時において、通信先の名前、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスからなる電話帳データの登録、あるいは、登録されている電話帳データの修正、削除などの電話帳データの保守を行うことができるようにされている。
【0088】
この実施の形態の携帯無線通信端末においては、データ通信モード時に、カバーパネル101の裏側にダイレクトキーとして設けられている電話帳機能キーK3を押下することにより、電話帳機能が実行される。
【0089】
電話帳機能キーK3が押下されたことをシステムコントロール部121が検知すると、システムコントロール部121は、フラッシュメモリ124に記憶されている電話帳データを読み出し、図4に示すように、名前の五十音順に、名前、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス、チェック欄などからなる電話帳データの一覧表である電話帳リストを表示する。
【0090】
この場合、LCD105の上側部分には、[電話帳リスト]という表示情報の名称が表示されると共に、この状態において実行可能な処理に対応して、[表示]アイコン301、[新規入力]アイコン302、[指定項目削除]アイコン303、[通話]アイコン304、[切断]アイコン305などが表示される。
【0091】
そして、LCD105上に設けられたタッチパネル106の[新規入力]アイコン302が表示されている位置にペン107を接触させると、図5(A)に示すように、電話帳データの新規入力画面となり、電話帳データの新規入力が可能となる。
【0092】
この実施の形態においては、図5(A)に示すように、通信の相手先となる対象の名前の「よみがな」の入力欄、「名前」の入力欄、「電話番号」の入力欄、「ファクシミリ番号」(図では「FAX番号」と記載)の入力欄、「電子メールアドレス」の入力欄、および、「備考」の入力欄を有し、これらの情報を電話帳データとして通信の相手先となる対象毎に入力し、この実施の形態の携帯無線通信端末のフラッシュメモリ124に記憶させることができるようにされている。
【0093】
この実施の形態の携帯無線通信端末においては、電話帳データを構成する各情報は以下のように予め決められた文字数分入力することができる。「よみがな」は、全角ひらがなで10文字、「名前」は、全角漢字で10文字または半角英数字で20文字、「電話番号」は、半角数字30文字および−、(、)、スペース、「FAX番号」は、電話番号と同様に、半角数字30文字および−、(、)、スペース、「電子メールアドレス」は、半角英数および記号で60文字の入力が可能とされている。また、「備考」は、全角40文字の入力が可能とさ、半角文字の混在も可能とされている。
【0094】
これらの情報の入力は、図5(A)に示したすように、[新規入力]を選択した場合にLCD105の下側部分に表示される、いわゆるソフトウエアキーボード306を介して行われる。このソフトウエアキーボード306は、ペン107を用いて情報の入力が可能とされており、このソフトウエアキーボード306にペン107を接触させることにより、電話帳データの各情報の入力を行う。
【0095】
このように、電話帳機能の[新規入力]を用いることにより、随時、新たな電話帳データをこの実施の形態の携帯無線通信端末に記憶させることができる。
【0096】
また、既に携帯無線通信端末に記憶されている電話帳データの修正や削除は、以下のようにして行うことができる。
【0097】
前述のようにして、電話帳機能キーK3が押下され、図4に示した電話帳リストが表示された後、修正あるいは削除したい電話帳データを選択し、決定する。この処理は、電話帳リストが表示された状態で、ジョグダイヤルキー109を回動させて目的とする電話帳データを選択し、ジョグダイヤルキー109を押下することにより行う。
【0098】
また、ペン107をタッチパネル106の目的の電話帳データが表示されている位置に接触させて選択し、ジョグダイヤルキー109を押下するか、あるいは、再度、ペン107をタッチパネル106の選択した電話帳データが表示されている位置に接触させることによっても、修正あるいは削除する電話帳データを選択決定することができる。
【0099】
このようにして選択、決定された電話帳データは、図5(B)に示すように単独で表示される。また、ジョグダイヤルキー109またはペン107を用いて、修正あるいは削除する電話帳データを選択した後、LCD105の上側部分に表示されている[表示]アイコンが表示されている位置のタッチパネル106上にペン107を接触させた場合にも、選択された電話帳データを修正あるいは削除の対象として決定し、図5(B)に示したように、電話帳データが単独で表示される。
【0100】
そして、図5(B)に示すように、電話帳データが単独で表示されたLCD105の上側部分には、[修正]アイコン401、[削除]アイコン402、[戻る]アイコン403が表示され、ペン107により選択可能とされる。
【0101】
そして、ペン107により、[修正]アイコンを選択すると、前述した電話帳データの新規入力の場合と同様に、ソフトウエアキーボード306が表示され、電話帳データを構成する各項目の修正入力ができるようにされる。
【0102】
また、ペン107により、[削除]アイコンを選択すると、「削除してもよろしいですか?」という確認メッセージと共に、ペン107により選択可能な[OK]アイコンおよび[取消し]アイコンが表示される。
【0103】
ここでペン107により[OK]アイコンを選択すると、表示中の電話帳データが携帯無線通信端末のフラッシュメモリ124から削除される。また、[取消し]アイコンを選択した場合には、削除処理は取り消されて、表示されたメッセージが消去され、電話帳データが単独で表示された画面に戻る。
【0104】
また、電話帳データが単独で表示された状態で、[戻り]アイコン403が選択されたときには、図4に示した電話帳リストの表示画面に戻ることができる。また、図5(B)に示した電話帳データの表示画面になっているときに、ジョグダイヤルキー109を押下した場合にも、[戻り]アイコンをペン107により選択した場合と同様に電話帳リストの表示画面(図4)に戻ることができるようにされている。
【0105】
このように、データ通信モード時に実行可能な電話帳機能を用いて、この実施の形態の携帯無線通信端末の使用者は、随時に、電話を掛ける可能性のある相手先や、ファクシミリデータや電子メールデータを送信する可能性のある相手先の情報を電話帳データとしてフラッシュメモリ124に登録したり、変更したり、削除するなどの処理を行うことができるようにされている。
【0106】
そして、前述したように、携帯無線通信端末に登録された電話帳データに基づいて、通信の相手先の名前と電話番号の一覧表である電話番号リストを表示し、目的とする電話を掛ける相手先の検索、決定を行って、ダイヤル入力することなく、携帯無線通信端末に登録されている通信の相手先の電話番号を用いて自動的に発呼処理を行ことができるようにされている。
【0107】
[電話モード時の処理]
次に、前述したように、電話番号リストを用いての自動発呼、あるいは、テンキー102を用いて電話番号を入力することにより行う発呼が可能であると共に、相手先から当該携帯無線通信端末に掛かってきた電話に応答することができる電話モード時の携帯無線通信端末の処理について、図6フローチャートを用いて説明する。
【0108】
この実施の形態の携帯無線通信端末の主電源が投入され、カバーパネル101が図1(A)に示したように、本体100に対して閉じられた状態にあるときには、この実施の形態の携帯無線通信端末は電話モードとなり、この携帯無線通信端末において、通信端末を用いて電話を掛けたり、この携帯無線通信端末に掛かってきた電話を受けることができるいわゆる待ち受け状態になる。
【0109】
そして、携帯無線通信端末のシステムコントロール部121は、使用者によりキー操作が行われたことを検知すると(ステップS1)、当該キー操作は、ジョグダイヤルキー109を押下する電話番号リストの表示操作か否かを判断する(ステップS2)。
【0110】
ステップS2の判断処理において、ジョグダイヤルキー109を押下する電話番号リストの表示操作であると判断したときには、後述する電話番号リストの表示処理を実行する(ステップS3)。この電話番号リストの表示処理においては、後述もするように、テンキー102の数字キーを、各操作キーに割り当てられた文字の検索開始キーとして用いるようにされる。つまり、この実施の形態においては、ジョグダイヤルキー109が押下され、電話番号リストが表示された場合に、テンキー102の意味する機能が切り換えられる。そして、電話番号リストの表示処理が終了すると、図6に示す処理を終了し、待ち受け状態に戻る。
【0111】
ステップS2の判断処理において、電話番号リストの表示操作でないと判断したときには、検知したキー操作は、通話キーTKを押下するオフフック操作か否かを判断する(ステップS4)。
【0112】
ステップS4において、オフフック操作であると判断した場合には、システムコントロール121は、着信応答のためのオフフック操作か否かを判断する(ステップS5)。このステップS5の判断処理は、この携帯無線通信端末に着信がある場合のオフフック操作か否かを判断する処理である。
【0113】
ステップS5の判断処理において、着信応答のためのオフフック操作でないと判断したときには、テンキー102を用いて相手先の電話番号を入力して電話を掛けるようにする手動発呼処理を実行する(ステップS6)。この場合には、テンキー102は、通常通り、いわゆるダイヤルキーとして機能するようにされ、予め割り当てられた文字の検索開始キーとしては機能しないようにされる。
【0114】
また、ステップS5の判断処理において、着信応答のためのオフフック操作であると判断したときには、着信に応答し、通話を行うようにする通話処理を実行する(ステップS7)。
【0115】
そして、システムコントロール121は、切断キーSKを押下するオンフックする操作が行われたか否かを判断し(ステップS8)、オンフック操作されたときには、図6に示す処理を終了し、待ち受け状態に戻る。
【0116】
また、ステップS4の判断処理において、オフフック操作でないと判断された場合には、操作されたキーに応じた処理を行って、この図6に示す処理を終了し、待ち受け状態に戻る。
【0117】
[電話番号リスト表示処理について]
次に、図6を用いて説明した電話モード時の処理において、いわゆる待ち受け状態にあるときに、ジョグダイヤルキー109が押下された場合に、ステップS3において実行される電話番号リスト表示処理について、図7、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0118】
図6のフローチャートを用いて前述したように、この実施の形態の携帯無線通信端末が、電話モードとされ待ち受け状態にあるときに、ジョグダイヤルキー109が押下されると、図7、図8に示す電話番号リスト表示処理が実行される。まず、システムコントロール部121は、フラッシュメモリ124に記憶されている電話帳データから名前と電話番号を読み出す(ステップS31)。そして、システムコントロール121は、読み出した名前と電話番号とを五十音順に並べ(ステップS32)、図3(A)に示したように、五十音のあ行から順に電話番号リストを表示する(ステップS33)。
【0119】
そして、システムコントロール部121は、キー操作の有無を判断し(ステップS34)、キー操作が行われたと判断したときには、行われたキー操作は終了操作か否かを判断する(ステップS35)。ステップS35の判断処理において、終了操作が行われたと判断したときには、この電話番号リスト表示処理を終了する。
【0120】
また、ステップS35の判断処理において、行われたキー操作が終了操作でないと判断されたときには、決定キーが押下されたか否かを判断する(ステップS36)。このステップS36の判断処理は、表示された電話番号リストにおいて、電話を掛ける相手先が決定されたか否かを判断する処理であり、前述にもしたように、電話番号リストが表示されている状態のときに、ジョグダイヤルキー109が押下されたか否かを判断する処理である。
【0121】
ステップS36の判断処理において、決定キーが押下されたと判断したときには、図3に示したように、指示カーソル204a、bが位置付けられている相手先の電話番号を用いて発呼処理を行う(ステップS37)。
【0122】
ステップS36の判断処理において、決定キーが押下されていないと判断したときには、図8に示すように、五十音の各行の先頭文字が割り当てられているテンキー102の数字キーが押下されたか否かを判断する(ステップS38)。
【0123】
ステップS38の判断処理において、五十音の各行の先頭文字が割り当てられているテンキー102の数字キーが押下されたと判断したときには、押下された数字キーは何かを判別し(ステップS39)、判別された数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信の相手先から五十音順に電話番号リストを表示する(ステップS40)。
【0124】
したがって、電話番号リストが五十音順に、あ行から表示されても、目的とする五十音の行の先頭文字が割り当てられている数字キーを押下することにより、押下した数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先の情報から電話番号リストに表示され、電話を掛けようとする相手先の電話番号を簡単かつ迅速に検索できるようにされる。そして、図7に示すステップ34からの処理が繰り返される。
【0125】
ステップS38の判断処理において、五十音の各行の先頭文字が割り当てられている数字キーは押下されていないと判断したときには、操作されたキーは、スクロールキーか否かを判断する(ステップS41)。この実施の形態の携帯無線通信端末において、電話番号リストの行スクロールは、ジョグダイヤルキー109を回動操作することにより行われるので、このステップS41の処理は、電話番号リストが表示された状態のときに、ジョグダイヤルキー109が回動操作されたか否かを判断する処理である。
【0126】
ステップS41の判断処理において、スクロールキーが操作されたと判断したときには、システムコントロール部121は、ジョグダイヤルキー109の回動操作に応じて、電話番号リストの行スクロールを実行する。この行スクロールにより、電話を掛けようとする相手先の電話番号を選択する処理、すなわち、指示カーソル204a、bを電話を掛ける相手先に位置付けることができるようにされる。
【0127】
また、ステップS41の判断処理において、操作されたキーがスクロールキー(この場合には、ジョグダイヤルキー109の回動操作)でないと判断したときには、そのキー操作を無視する。つまり、この実施の形態においては、電話番号リストが表示されている場合において、操作可能とされるキーは、ジョグダイヤルキー109と、五十音の各行の先頭文字が割り当てられている数字キー、および、終了操作キーに限られているため、これら以外のキーが操作された場合には無視されることになる。
【0128】
そして、ステップS40、ステップS42、ステップS43の処理の後には、図7に示すステップ34からの処理が繰り返される。そして、前述したように、電話番号リストの表示を終了させたり、電話番号リスト上で決定された相手先の電話番号を用いて自動発呼を行うようにしたり、あるいは、電話番号リストを用いて電話を掛ける相手先の検索を続行することができるようにされている。
【0129】
このように、この実施の形態の携帯無線通信端末は、フラッシュメモリ124に予め登録される図4に示した情報を有する電話帳データを用いて、図3に示した電話番号リストを表示する。そして、この電話番号リストを介して、電話を掛ける相手先を検索して指定し、指定した相手先の電話番号を用いて自動的に発呼することができるようにされている。
【0130】
そして、電話番号リストを介しての電話を掛ける相手先の検索は、五十音の各行の先頭文字が割り当てられたテンキー102の数字キーを用いることにより、その数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する情報から五十音順に電話番号リストを表示することができるようにされている。このため、電話番号リストを五十音順のあ行から順にスクロールして検索することなく、電話を掛ける相手先の名前の先頭文字が属する五十音の行の先頭から電話番号リストを表示し、迅速に目的とする相手先の電話番号を検索することができる。
【0131】
この場合、テンキー102の各数字キーに、五十音の各行の先頭文字を予め割り当てておくことで、単に数字キーを押下するだけで、目的の五十音の行の先頭文字を名所の先頭に有する相手先情報から順に電話番号リストを表示することができる。
【0132】
[ファクシミリ番号リスト等について]
この実施の形態の携帯無線通信端末は、前述したように、自己のフラッシュメモリ124に記憶されている電話帳データに基づいて、通信の相手先となる対象の名前とファクシミリ番号とからなるファクシミリ番号リストや通信の相手先となる対象の名前と電子メールアドレスとからなる電子メールアドレスリストを、前述した電話番号リストの場合と同様に、LCD105に表示することができるものである。
【0133】
したがって、以下に説明するように、この実施の形態の携帯無線通信端末の使用者は、ファクシミリ番号リストや電子メールアドレスリストを用いて、ファクシミリデータや電子メールデータの送信先を迅速かつ正確に指定して送信することができるようにされている。
【0134】
この実施の形態の携帯無線通信端末のカバーパネル101が開かれて、データ通信モードの時に、メモ機能により、ファクシミリデータとして送信が可能な情報の作成ができるようにされている。このメモ機能には、前述にもしたように、「手書きメモ」と「タイプメモ」の2つのモードがあり、いずれのモードの場合においても、LCD105の画面上には、「FAX送信(ファクシミリ送信)」のアイコンを含むメニューバーが表示されている。
【0135】
そして、例えば、「手書きメモ」モードで、ペン107とタッチパネル106とを用いて、ファクシミリデータとして相手先に送信する情報を作成した後、「FAX送信」のアイコンをペン107で選択すると、送信すべき相手方端末の電話番号(ファクシミリ番号)や、ファクシミリタイトルなどの入力モード画面になり、図5(A)に示したようにソフトウエアキーボード306が表示され、ファクシミリ番号やファクシミリタイトルの入力が可能にされる。
【0136】
この入力モード画面には、作成した情報の送信を中止するための[中止]アイコンや、作成した情報の送信を開始するための[送信]アイコン、および、ファクシミリ番号リストを表示するための[ファクシミリ番号リスト]アイコンが表示される。
【0137】
そして、ファクシミリ番号リストの表示を実行させるために[ファクシミリ番号リスト]アイコンをペン107で選択すると、LCD105にファクシミリ番号リストを表示するためのウインドウが開かれ、このウインドウにファクシミリ番号リストが、相手先の名前の五十音順に表示される。
【0138】
すなわち、このファクシミリ番号リストの表示処理は、図7、図8を用いて前述した電話番号リストの表示の場合と同様に、この携帯無線通信端末に記憶されている電話帳データから名前とファクシミリ番号とが読み出される。読み出された名前とファクシミリ番号は、五十音順に並べられ、これに基づいてファクシミリ番号リストが表示される。
【0139】
この場合、ソフトウエアキーボード306の予め決められた操作キーである、例えば、0〜1までの数字キーには、前述した実施の形態の場合と同様に、五十音の各行の先頭文字が割り当てられるようにされている。また、このファクシミリ番号リストが表示されたウインドウのウインドウ枠には、上方向スクロールアイコン、下方向スクロールアイコンが表示される。
【0140】
そして、ペン107を用いて、五十音の各行の先頭文字が割り当てられたソフトウエアキーボード306の10個の数字キー(0〜9の数字キー)のうち、目的の五十音の行の先頭文字が割り当てられた数字キーを選択すると、選択された数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先の情報(名前とファクシミリ番号)から順次に名前の五十音順にファクシミリ番号リストを表示する。
【0141】
そして、ウインドウ枠に表示される上方向スクロールアイコン、下方向スクロールアイコンをペン107を用いて指示することにより、ファクシミリ番号リストを行スクロールさせて、目的のファクシミリデータの送信先の名前とファクシミリ番号を検索し、目的の相手先の名前とファクシミリ番号が表示されている位置にペン107を接触させることにより、ペン107が接触された位置に表示されている相手先をファクシミリデータの送信先として決定することができる。
【0142】
このようにしてファクシミリデータの送信先が選択、決定されると、決定されたファクシミリデータの送信先のファクシミリ番号が、ファクシミリデータの送信先のファクシミリ番号の入力欄に表示される。そして、送信アイコンを選択し、ファクシミリ送信を実行すると、指定されたファクシミリ番号の相手先に、サーバ装置を介してファクシミリデータが送信されるようにされる。
【0143】
また、開かれたウインドウに表示されるファクシミリ番号リストからファクシミリデータの送信先を選択、決定する場合には、ペン107とタッチパネル106とを用いるようにしたが、これに限るものではなく、例えば、前述した電話番号リストから、電話番号を掛ける相手先を選択、決定する場合と同様に、ジョグダイヤルキー109を回動操作、押下操作することにより、ウインドウに表示されるファクシミリ番号リストからファクシミリデータの送信先を選択し、決定するようにすることもできる。
【0144】
また、電子メールを送信する場合にも、ファクシミリデータの送信先をファクシミリ番号リストから選択する場合と同様に、電子メールの送信先の入力画面において、ウインドウを開き、このウインドウに、通信先の名前と電子メールアドレスとからなる電子メールアドレスリストを表示して、電子メールデータの送信先を指定することができる。
【0145】
すなわち、電子メールを新規に作成するモードにされると、この実施の形態のLCD105には、送信先の電子メールアドレスや、電子メールデータの入力画面と、ソフトウエアキーボードが表示される。そして、ペン107とタッチパネル106とを用いて、送信先の電子メールアドレスや電子メールデータとして相手先に送信する電子メールを作成する。
【0146】
この入力画面には、作成した情報の送信先を選択し、指定することができる電子メールアドレスリストを表示するための[電子メールアドレスリスト]アイコンが表示されるので、[電子メールアドレスリスト]アイコンを選択することにより、LCD105に電子メールアドレスリストを表示するためのウインドウが開かれ、このウインドウに電子メールアドレスリストが、相手先の名前の五十音順に表示される。
【0147】
この場合にも、ソフトウエアキーボードの予め決められた操作キーである、例えば、0〜1までの数字キーには、前述した実施の形態の場合と同様に、五十音の各行の先頭文字が割り当てられるようにされている。また、この電子メールアドレスリストが表示されたウインドウのウインドウ枠には、上方向スクロールアイコン、下方向スクロールアイコンが表示される。
【0148】
そして、ペン107を用いて、五十音の各行の先頭文字が割り当てられたソフトウエアキーボード306の10個の数字キー(0〜9の数字キー)のうち、目的の五十音の行の先頭文字が割り当てられた数字キーを選択すると、選択された数字キーに割り当てられている五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先の情報(名前と電子メールアドレス)から順次に名前の五十音順に電子メールアドレスリストを表示する。
【0149】
そして、ウインドウ枠に表示される上方向スクロールアイコン、下方向スクロールアイコンをペン107を用いて指示することにより、電子メールアドレスリストを行スクロールさせて、目的の電子メールの送信先の名前と電子メールアドレスを検索し、指定することができる。
【0150】
そして、この電子メールアドレスリストを用いて指定された電子メールアドレスを、電子メールの送信先の電子メールアドレスとして用いて、この実施の形態の携帯無線通信端末において作成した電子メールデータを目的とする相手先にサーバ装置を介して送信することができる。
【0151】
もちろん、この電子メールアドレスリストの場合にも、ジョグダイヤルキー109を回動操作、押下操作することにより、ウインドウに表示されるファクシミリ番号リストからファクシミリデータの送信先を選択し、決定するようにすることもできる。
【0152】
なお、例えば、ファクシミリ番号リストや電子メールアドレスリストが表示されるウインドウ内に、五十音の各行の先頭文字が割り当てられた複数のアイコン(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わの10文字に対応する10個のアイコン)を設けるようにしてもよい。この場合においても、五十音の各行の先頭文字が割り当てられたこのアイコンを操作することによって、アイコンに割り当てられた五十音の各行の先頭文字から相手先の情報を表示するようにすることができる。
【0153】
このように、この実施の形態の携帯無線通信端末のファクシミリ機能や電子メール機能を用いて、ファクシミリデータや電子メールデータを送信する場合においても、ファクシミリ番号リストや電子メールアドレスリストを表示し、五十音の各行の先頭文字が割り当てられたアイコンを用いて、ファクシミリデータや電子メールデータを送信する相手先を簡単かつ迅速に検索し、決定することができる。
【0154】
また、この実施の形態の携帯無線通信端末は、目的の行から五十音順で電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示することができるので、目的とする通信の相手先の電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスを迅速に探し出し、携帯無線通信端末のメモリに記憶されている探し出した電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスを用いて、電話を掛けたり、ファクシミリデータや電子メールデータを送信することができる。
【0155】
この場合、携帯無線通信端末の使用者は、テンキー102やソフトウエアキーボード306を用いて相手先の電話番号やファクシミ番号、あるいは、電子メールアドレスを直接入力することなく、携帯無線通信端末のメモリに記憶されている電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレスを用いて通信を行うことができる。したがって、携帯無線通信端末のメモリに電話番号、ファクシミリ番号、電子メール番号を正確に記憶させておけば、間違え電話を掛けたり、間違った相手先にファクシミリデータや電子メールデータを送信してしまうなどということも起こらない。
【0156】
なお、前述の実施の形態においては、電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを通信先の名前の五十音順で表示するようにしたが、これに限るものではなく、名前のアルファベット順に電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示するようにすると共に、アルファベットの予めきめられた飛び飛びの文字を名前の先頭に有する通信先情報から電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示するようにすることもできる。
【0157】
このように、電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを携帯無線通信端末に記憶されている名前のアルファベット順に表示する場合には、例えば、電話帳データとして登録する情報の1つに、アルファベット表記による名前を登録しておく。
【0158】
そして、例えば、前述した実施の形態の場合と同様に、テンキー102の数字キーを検索条件を示すと共に、検索の実行を指示する検索実行キーとして用いる場合には、アルファベットのAから2つおきにアルファベットの文字を割り当てるようにすればよい。
【0159】
例えば、「1」キー…A、「2」キー…D、「3」キー…G、「4」キー…J、「5」キー…M、「6」キー…P、「7」キー…S、「8」キー…V、「9」キー…Yというように、各数字キーにアルファベットの飛び飛びの文字を割り当てるようにすれば、「1」キーを押下すれば、何時でも、アルファベット順にその先頭文字である「A」を名前の先頭に有する通信先情報から電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示することができる。同様に、「2」キーを押下すれば、何時でも、アルファベット順に、「D」を名前の先頭に有する通信先情報から電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示することができる。
【0160】
また、電話帳データとして携帯無線通信端末に登録されている通信先の名前の五十音順、アルファベット順に電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示する場合に限るものではない。電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストとして表示する情報を他の順序で表示するようにすることもできる。
【0161】
この場合には、その予め決められる順序の飛び飛びの文字を検索実行キーとして用いる複数のキーに割り当てるようにすれば、五十音順やアルファベット順の場合と同様に、飛び飛びの文字が割り当てられる検索開始キーを用いて、任意の飛び飛びの文字を先頭に有する情報から順に電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールアドレスリストを表示することができる。
【0162】
したがって、諸外国で用いられる言語で表される情報を検索のキーワードとし、この言語について予め決められた順序で並べたときの飛び飛びの文字を各キーに対応して割り付けることができる。
【0163】
また、前述の実施の形態にように、通信先情報の名前を検索のキーワードとし、予め決められた順序で通信先の情報を表示する場合に限るものではなく、電子メールアドレスのアルファベット順に通信先情報を表示するなど、電話帳データの他の項目を検索のキーワードとして、予め決められる順序で並べかえ、この並べ変えた情報に基づいて、電話番号リスト、ファクシミリ番号リスト、電子メールリストを表示するようにすることもできる。
【0164】
また、前述したように、検索のキーワードとなる情報の先頭文字として現れる可能性のある文字を予め決められた順序に並べ、この並べた複数の文字の飛び飛びの文字が割り当てあれる操作キーは、前述したように、携帯無線通信端末に予め設けられているテンキーに限るものではなく、他の操作キーでもよいし、LCD105に表示するアイコンでもよい。
【0165】
また、前述した実施の形態においては、データ通信モード時においてのファクシミリ機能や電子メール機能などの各種の機能は、メニューキーK1を押下することにより表示されるメニューから、目的の機能を選択、実行するものとして説明したが、これに限るものではない。
【0166】
例えば、この携帯無線通信端末をデータ通信モードにしたときに、データ通信モードで可能となるファクシミリ通信機能や電子メール通信機能、あるいは、情報提供サービスを受けることができるWWWブラウザ機能に対応したダイレクトキーをこの携帯無線通信端末に設けるようにしてもよい。
【0167】
このように各機能に対応するダイレクトキーを設けておくようにした場合には、ダイレクトキーを押下するという簡単な操作で、目的とする機能を実行させることができる。
【0168】
また、前述した実施の形態においては、この発明をPHS電話端末の機能とデータ通信端末の機能とを有する複合端末である携帯無線通信端末に適用したものとして説明したが、これに限るものではない。
【0169】
例えば、携帯電話端末や家庭で用いられる電話端末、あるいは、ファクシミリ装置や電子メール通信が可能な通信端末などにこの発明を適用することができる。
【0170】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の通信端末によれば、通信先情報を検索する場合、キーワードの先頭文字として現れる可能性のある文字を予め決められた順序で並べたときの飛び飛びの文字が割り当てられた操作キーを操作するという簡単な操作で、操作された操作キーに割り当てられた文字を先頭に有するキーワードを備えた通信先情報から表示することができる。この場合表示される情報は、相手先のキーワードと、選択された情報(電話番号と電子メールアドレスとの内の1つ)である。これにより、目的とする通信先情報を迅速に検索することができる。この場合、電話モードが選択され、所定の操作がされると電話番号リストが表示され、電子メールモードが選択され、表示される所定のアイコン([電子メールアドレスリスト]アイコン)が選択されると電子メールアドレスリストが表示されるので、これらを通じて相手先を選択したり検索したりすることができる。
【0171】
また、請求項2の発明の通信端末によれば、例えば、ひらがなの五十音の行の先頭文字を名前の先頭に有する通信先情報から表示手段に表示して、目的とする通信先情報の検索を行うことなどができる。したがって、目的とする通信先情報を簡単かつ迅速に検索することができる。
【0172】
また、請求項3の発明の通信端末によれば、通信端末が備えている0〜9の数字キー、*キー、#キーなどの各ダイヤル番号キー(テンキー)のそれぞれやいわゆるソフトウェアキーに飛び飛びの文字が割り当てられるので、通信端末には、通信先情報の検索のために特別の操作キーを設けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信端末の一実施の形態の外観を示す図である。
【図2】この発明による通信端末の一実施の形態のブロック図である。
【図3】この発明による通信端末の一実施の形態における電話番号リストの表示例を示す図である。
【図4】この発明による通信端末の一実施の形態における電話帳データの表示例を示す図である。
【図5】この発明による通信端末の一実施の形態における電話帳機能時の電話帳データの入力、修正、削除処理を行うための画面の例を示す図である。
【図6】この発明による通信端末の一実施の形態における電話モード時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明による通信端末の一実施の形態における電話番号リストの表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7に続くフローチャートである。
【符号の説明】
100…携帯無線通信端末本体、101…カバーパネル、SW…スイッチ、100MC…マイクロホン(送話器)、100SP…スピーカ(受話器)、102…テンキー、103…アンテナ、105…LCD、106…タッチパネル、107…ペン、108…キー釦、111…アンテナ、112…RF処理部、113…送受信データ処理部、121…システムコントロール部、122…ROM、123…DRAM、124…フラッシュメモリ

Claims (4)

  1. 相手先に通信の発信を行う際に使用する通信先情報であって、通信の相手先についてのキーワードと、当該相手先の少なくとも電話番号と電子メールアドレスとを含む通信先情報を、複数の相手先について記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記通信先情報の内の必要な情報を、個々の通信先情報毎に順次に並べて表示する表示素子と、
    電話番号と電子メールアドレスとのいずれを前記表示素子に表示するかの選択入力を受け付ける表示情報選択手段と、
    前記記憶手段に記憶されている複数の前記通信先情報から、目的とする相手先の通信先情報を検索する場合の前記キーワードの先頭文字として現れる可能性のある文字を、定められた順序で並べたときの飛び飛びの文字の検索用とされるとともに、前記検索用とは別個の処理入力キーとしても働くようにされた複数の操作キーと、
    目的とする相手先の前記通信先情報を検索する場合に操作される前記複数の操作キーとは別の前記通信先情報の検索開始用操作キーと、
    前記検索開始用操作キーが操作されずに、前記複数の操作キーのいずれかが操作されたときには、それぞれの操作キーに対応して予め定められた処理を行い、前記検索開始用操作キーが操作された後に、前記複数の操作キーのいずれかが操作されたときには、操作された前記操作キーに割り当てられている前記飛び飛びの文字を先頭に有する前記キーワードを備えた通信先情報から、前記キーワードと、前記表示情報選択手段を通じて選択された情報とを、前記定められた順序で前記表示手段に表示するように制御する制御手段と、
    電話の発呼または応答を行うための電話モードと、電子メールを新規に作成するための電子メールモードとを設定するモード設定手段と、
    前記電子メールモードが設定された場合に、前記電子メールアドレスを前記表示素子に表示させる情報として選択させるためのアイコンを前記表示素子に表示するアイコン表示手段と、
    を備え、
    前記表示情報選択手段は、前記電話モードが設定された状態で、所定の操作子が操作された場合、前記電話番号を前記表示素子に表示する情報として選択入力を受け付け、前記電子メールモードが設定された状態で、前記アイコンが選択された場合、前記電子メールアドレスを前記表示素子に表示する情報として選択入力を受け付ける
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記キーワードの先頭文字として現れる可能性のある文字を並べる順序は、ひらがなの五十音順、あるいは、アルファベット順であり、複数の前記操作キーに割り当てられる前記飛び飛びの文字は、前記並べる順序が五十音順の時には、五十音の各行の先頭文字であり、前記並べる順序がアルファベット順の時には、飛び飛びのアルファベット文字であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記複数の操作キーのそれぞれは、発呼操作に用いるダイヤル番号キー、あるいは、前記表示素子に表示される情報とタッチパネルとにより形成するようにされるソフトウェアキーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記通信端末は、携帯型無線通信端末であり、前記表示素子にはスクロール可能の状態で所定個数の通信先情報が表示されることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の通信端末。
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