JP3864322B2 - 養生テープ - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
本発明は良好な粘着力を有すると共に剥離する際に被粘着物への損傷が少なく、かつ糊残りのない粘着剤組成物およびこの粘着剤組成物を用いた養生テープ(あるいは養生シート、本発明において養生テープおよび養生シートを総称して「養生テープ」と記載する)に関する。
【0002】
【従来技術】
建築物へのモルタルなどの吹き付けあるいは塗装などの際に、処理しない部分を隠蔽および/または保護するために養生テープが使用されている。
【0003】
こうした養生テープで使用される粘着剤は、養生テープを貼付ける際には、木材、金属、ガラス、コンクリートなど種々の材料で形成された表面に対して、優れた粘着性能を示すことが必要である。そして、作業終了後には、この養生テープは剥離されるが、この剥離の際に被着体の表面に損傷を与えることなく、しかも糊残りがないことが必要になる。すなわち、養生テープ用の粘着剤には、良好な粘着力を有することと、容易に剥離できることという全く相反する2つの特性が要求されるのである。
【0004】
従来、こうした養生テープの粘着剤としては、通常の粘着強度を有する粘着剤にシリコンオイル、可塑剤あるいは乳化剤などを配合して粘着強度を弱めて剥離時に必要とされる特性を確保していた。また、粘着剤の強度自体を弱めて剥離時に必要とされる特性を確保することも行われている。
【0005】
しかしながら、こうした粘着剤を用いた養生テープでは、概して粘着時の粘着強度が低く、作業中に養生テープが自然剥離することが多かった。
また、微球体粘着剤を用いて、この微球体粘着剤による点接着によって剥離時に必要とされる特性を確保することも行われている。
【0006】
しかしながら、この粘着剤を用いた養生テープは点接着であるために面接着である養生テープと比較すると隠蔽性が低いという問題がある。
【0007】
【発明の目的】
本発明は、良好な粘着強度を有し、隠蔽性および/または保護効果が高いと共に、剥離の際には被着体を損傷することがなく、また糊残りのない養生テープを提供することを目的としている。
【0010】
【発明の概要】
本発明の養生テープは、炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを80〜99.9重量%、アクリル酸および/またはメタクリル酸を0.1〜4重量%および上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとアクリル酸およびメタクリル酸とに共重合可能な他のモノマーを0〜19.9重量%の量で共重合させたアクリル酸エステル系共重合体(A)と、
該アクリル酸エステル系共重合体(A)100重量部に対して1〜25重量部の量の軟化点95〜160℃の粘着付与樹脂(B)とからなる組成物に、反応硬化剤としてポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系硬化剤を配合してゲル分率を40〜60重量%の範囲内に調整した粘着剤組成物からなる粘着剤層を、フィルム基材の一方の面に塗設してなり、該粘着剤組成物について JIS-Z-0237.8 に準拠した粘着力測定法により測定されたステンレスに対する粘着力が600〜1300 g/25mm の範囲内にあり、かつポリエチレンに対する粘着力が400〜1000 g/25mm の範囲内にあることを特徴とする養生テープにある。
また、本発明は、炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを80〜99.9重量%、アクリル酸および/またはメタクリル酸を0.1〜4重量%および上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとアクリル酸および/またはメタクリル酸とに共重合可能な他のモノマーを0〜19.9重量%の量で共重合させたアクリル酸エステル系共重合体 (A) と、
該アクリル酸エステル系共重合体 (A) 100重量部に対して1〜25重量部の量の軟化点95〜160℃の粘着付与樹脂 (B) とからなる組成物に、反応硬化剤としてポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系硬化剤を配合して1〜15日間エイジングすることによりゲル分率を40〜60重量%の範囲内に調整した粘着剤組成物からなる粘着剤層を、フィルム基材の一方の面に塗設してなり、該粘着剤組成物について JIS-Z-0237.8 に準拠した粘着力測定法により測定されたステンレスに対する粘着力が600〜1300 g/25mm の範囲内にあり、かつポリエチレンに対する粘着力が400〜1000 g/25mm の範囲内にあることを特徴とする養生テープにある。
【0011】
本発明の養生テープは、特定のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを主体とするアクリル酸エステル系重合体(A)と、特定の軟化点を有する粘着付与樹脂(B)とを含有し、反応硬化剤としてポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系化合物を配合して好適には所定期間エイジングすることにより、ゲル分率を40〜60重量%の範囲内に調整すると共に、JIS-Z-0237.8に準拠した粘着力評価法により測定されるステンレスに対する粘着力を600〜1300g/25mm、ポリエチレンに対する粘着力を400〜1000g/25mmの範囲内に調整した粘着剤組成物をフィルム基材上に塗布することにより形成されたものである。
【0012】
このような粘着剤組成物を支持体の一方の面に塗設した養生シートは、粘着強度は低くはなく良好な粘着性を有しており隠蔽性および/または保護効果も高いにも拘わらず、剥離する際には被着体に損傷を与えることなく、また糊残りもない。
【0013】
【発明の具体的説明】
次に本発明の粘着剤組成物を用いた養生テープについて具体的に説明する。
【0014】
本発明の養生テープを形成する粘着剤層は、アクリル酸エステル系重合体(A)と粘着付与樹脂(B)とを用いて形成される。アクリル酸エステル系重合体(A)は、(メタ)アクリル酸エステルと極性基含有モノマーであるアクリル酸および/またはメタクリル酸とその他のモノマーとの共重合体である。
【0015】
本発明で使用される(メタ)アクリル酸エステルは、エステル基を形成するアルキル基の炭素数が4〜12の(メタ)アクリル酸エステルである。
このような(メタ)アクリル酸エステルの例としては、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デカニル(メタ)アクリレート、ウンデカニル(メタ)アクリレートおよびドデカニル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびイソノニル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
【0016】
これらの中でも2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレートが好ましい。
【0017】
本発明では、極性基含有モノマーとして、上記(メタ)アクリル酸エステルに共重合可能なモノマーであり、極性基として−COOH基を含有するアクリル酸および/またはメタクリル酸を使用する。
【0018】
これらの中でも、極性基含有モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸等が好ましい。
その他のモノマーの例としては、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、スチレン、ジビニルベンゼン、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アマイド、ジメチルアミドメタアクリレート、ジメチルアミドアクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートおよびベへニル(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
【0019】
本発明で使用するアクリル酸エステル系重合体(A)は、上記(メタ)アクリル酸エステルを80〜99.9重量%、好ましくは90〜99.9重量%、特に好ましくは90〜99重量%の量で使用され、極性基含有モノマーを0.1〜4重量%、好ましくは0.1〜3重量%、特に好ましくは1〜3重量%の量で使用され、その他のモノマーは、0〜19.9重量%、好ましくは、0〜9.9重量%、特に好ましくは0〜9重量%の量で使用される。なお、これらの3成分の合計は100重量%である。
【0020】
このようにアクリル酸エステル系重合体に導入されている極性基の量を少なくすることにより、本発明の粘着剤組成物から形成された粘着剤層が種々の被着体へ貼着可能になる。
【0021】
上記モノマーを、通常は、有機溶媒、例えばトルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、アセトン、アルコール類に溶解または分散させ、この有機溶媒溶液または分散液に、撹拌下に、重合開始剤を添加して、溶媒の沸点以下の温度に加熱することによりアクリル酸エステル系重合体(A)を得ることができる。ここで使用される重合開始剤は、無機系あるいは有機系のいずれの反応開始剤であってもよいが、有機溶媒を使用する場合、有機系反応開始剤は通常はこの有機溶媒に可溶であるので、例えばアゾビスイソブチロニトリル(以下「AIBN」と略記することもある)、ベンジルパーオキサイド(以下「BPO」と略記することもある)のような有機系反応開始剤を使用することが好ましい。
【0022】
こうして得られるアクリル酸エステル系重合体(A)は、重量平均分子量が通常は10万〜60万、好ましくは20万〜50万の範囲内にあり、ゲル分率は通常は0〜5%の範囲内にある。即ち、こうして製造されたアクリル酸エステル系重合体(A)は、この時点では架橋密度が低い。
【0023】
こうして得られたアクリル酸エステル系重合体(A)は、溶媒から分離して次の工程で使用することもできるが、反応溶媒に溶解したまま次の工程で使用することが好ましい。
【0024】
本発明の粘着剤組成物は、特定の軟化点を有する粘着付与樹脂を含有している。
本発明で使用される粘着付与樹脂の軟化点は95〜160℃の範囲内にあることが必要であり、さらに、この軟化点が100〜160℃の範囲内にあることが好ましく、105〜150℃の範囲内にあることが特に好ましい。
【0025】
このような軟化点の高い粘着付与樹脂を使用することにより本発明の粘着剤組成物が良好な粘着力、特に養生テープの粘着剤として使用した際に、養生テープとして必要とされる粘着力を確保することができる。
【0026】
本発明で使用される粘着付与樹脂の例としては、不均化、水添または重合などによって安定化されたロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂および炭素数5〜9の石油系樹脂(例:変性キシレン樹脂)などを挙げることができる。
【0027】
この粘着付与樹脂は、上記アクリル酸エステル系重合体(A)100重量部に対して1〜25重量部の範囲内の量、好ましくは1〜20重量部の範囲内の量で使用される。この粘着付与樹脂が1重量部より少ないと充分な粘着性を確保することができず、また25重量部より多く用いると剥離した際に糊残りが発生することがあり、また被着体の種類によっては貼付中のウキハガレが発生して充分な隠蔽性および/または保護効果が得られないことがある。
【0028】
本発明の粘着剤組成物は、ゲル分率が40〜60重量%の範囲内にある。ゲル分率を上記の範囲内に調整することにより、良好な剥離性が発現する。
【0029】
本発明の粘着剤組成物のゲル分率は、トルエン溶媒に試料を浸漬した後、トルエン不溶分を濾過し、試料全量に対するこの不溶分の重量百分率を測定して求めた値であり、上記アクリル酸エステル系重合体と粘着付与樹脂とに、例えば反応硬化剤などを配合して架橋構造を形成することにより、上記の範囲内に調整することができる。
【0030】
ここで使用する反応硬化剤の例としては、ポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系硬化剤を挙げることができる。例えば本発明で硬化剤として使用されるポリイソソアネート系硬化剤は、樹脂の硬化剤として通常使用されるポリイソシアネート系化合物であればよく、こうしたポリイソシアネート系硬化剤の代表的な例としては、以下に記載するような構造を有する化合物を使用することができる。
【0031】
【化1】
【0032】
また、エポキシ系硬化剤の代表的な例としては、以下に記載する構造を有する化合物を使用することができる。
【0033】
【化2】
【0034】
上記の反応硬化剤は、粘着剤組成物のゲル分率が上記範囲内になるように、その使用量を調整する。即ち、反応硬化剤の使用量は、反応硬化剤の種類よって、得られる粘着剤組成物のゲル分率が著しく変動することから、粘着剤組成物のゲル分率が上記範囲内になるように適宜選定することができる。
【0035】
上記は反応硬化剤を用いてゲル分率を調整する方法を示したが、他の方法でゲル分率を上記範囲内になるように調整することもできる。
上記の反応硬化剤を配合した後、本発明の粘着剤組成物を1〜15日程度穏和な条件、例えば常温でエイジングすることにより、均一に架橋構造を形成することができる。
【0036】
こうして形成された粘着剤組成物は、通常はエイジングする前に溶剤に溶解して塗布し乾燥した後、エイジングされる。
そして、本発明の粘着材組成物は、JIS-Z-0237.8に準拠した粘着力試験法により測定される接着力が、ステンレスに対しては600〜1300g/25mm、ポリエチレンに対しては400〜1000g/25mmの範囲内にあることが必要であり、さらにステンレスに対しては600〜1200g/25mm、ポリエチレンに対しては400〜800g/25mmの範囲内にあることが好ましい。
【0037】
上記範囲の粘着力は、粘着剤としては中程度から高程度の粘着性(粘着強度)に属し、このような粘着力を有することにより養生テープの貼着中にハガレあるいは浮き上がりは発生しない。そして、剥離する際には被着体表面への糊残りがなく、また、剥離の際に被着体に損傷を与えることもなく、良好な剥離性が発現する。
【0038】
本発明の粘着剤組成物において規定される粘着力は、JIS-Z-0237.8に準拠した測定法にて評価した値であり、具体的には25μm厚のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムに、乾燥厚にて25μmになるように粘着剤組成物を塗布した試料を用いる。この際、塗工される粘着剤組成物に配合される硬化剤の種類および添加量は、エイジング後、目的とするゲル分率が得られるように適宜選定することができる。
【0039】
このようにして得られた粘着剤組成物の塗布試料をJISで決められた標準状態においてステンレス板およびポリエチレン板に貼着し、そのまま20分間放置後、剥離角度180゜、剥離速度300mm/min.の条件で剥離して25mm幅当たりの剥離強度を測定する。ここで測定された剥離強度を本発明で規定する粘着力とする。この粘着力がステンレスに対しては600〜1300g/25mm、好ましくは600〜1200g/25mmの範囲内にあり、かつポリエチレンに対しては400〜1000g/25mm、好ましくは400〜800g/25mmの範囲内にある場合に、良好な隠蔽性および/または保護効果と剥離性が得られる。
【0040】
本発明の養生テープは、支持体となる基材テープの一方の面に上記の粘着剤組成物からなる粘着剤層が形成されたテープである。
この養生テープにおいて、支持体は、紙、プラスチック、金属箔、布などで形成することができるが、特に本発明ではこの支持体をプラスチックで形成することが好ましい。
【0041】
支持体を形成することができるプラスチック素材の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなα-オレフィン(共)重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレンテレフタレート、エチレン・酢酸ビニル共重合体などを挙げることができる。
【0042】
こうした支持体の厚さは、通常は10〜1000μmの範囲内にある。
こうした支持体表面に上記粘着剤組成物を直接塗布することもできるが、セパレーターなどに予め粘着剤組成物を含有する塗布液を塗布し、溶媒を除去した後、セパレーター表面に形成された粘着剤層を支持体表面に転写することにより、支持体が溶媒によって浸食されることを防止することができる。
【0043】
このようにして形成される粘着剤層の厚さは、通常は5〜100μm、好ましくは10〜60μmの範囲内にある。
この養生テープは巻回して使用する際には、粘着剤層上に特に剥離紙などを配置することを必要とするものではないが、粘着剤層上に剥離層を設けてもよい。
【0044】
本発明の養生テープは、通常の養生テープと同様に、モルタルなどの吹き付け、塗料の吹き付けなどのマスキングテープとして使用することができる。殊に本発明の養生テープは、金属、木材、プラスチックなど種々の被着体に対して良好な粘着性を有し、隠蔽性および/または保護効果に優れると共に使用後に剥離した際に糊残りがなく、また剥離の際に被着体に損傷を与えることが少ない。
【0045】
【発明の効果】
本発明の粘着剤組成物は、特定組成のアクリル酸エステル系重合体(A)と、特定の軟化点を有する粘着付与樹脂(B)とを含有し、特定のゲル分率を有するように調整することによって、比較的高い粘着力を有し隠蔽性および/または保護効果に優れるが、剥離した際に糊残りがなく、養生テープの粘着剤として好適である。
【0046】
そして、本発明の養生テープは、支持体の表面に上記のような粘着剤組成物からなる粘着剤層が敷設されており、隠蔽性および/または保護効果に優れると共に剥離した際に糊残りなどが発生することがなく、また、被着体に損傷を与えることも少ない。
【0047】
【実施例】
次に本発明の粘着剤組成物および養生テープについて実施例を示して説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0048】
【実施例1】
フラスコに、100重量部のトルエンを入れ、このトルエン中に、2-エチルヘキシルアクリレートとメタクリル酸とを98:2の重量比で合計100重量部配合して、撹拌下に70℃に加熱した後、この反応溶液に、重合開始剤アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.5重量部を添加し、70℃にて10時間重合を行ってアクリル酸エステル系重合物を製造した。
【0049】
このアクリル酸エステル系重合物の重量平均分子量は30万であり、トルエン不溶分として測定したゲル分率は0%であった。
上記のようにして得られたアクリル酸エステル系重合体のトルエン溶液200重量部(アクリル酸エステル系重合物=100重量部)に、不均化ロジン(重合ロジン系粘着付与樹脂、軟化点=125℃、理化ハーキュレス(株)製、ペンタリン-CJ)を20重量部混合した。
【0050】
次いで、上記の混合液(220重量部)に硬化剤として上記式で表される構造のエポキシ系硬化剤(三菱レーヨン(株)製、商品名:テトラッドX)を0.3重量部添加した。
【0051】
こうして得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を、乾燥後、粘着剤厚さが25μmになるように塗工し、乾燥させた。得られた厚さ25μmの粘着剤組成物の塗膜を厚さ25μmのPET基材上に転写して常温で7日間エイジングすることによりJIS-S-0237.8に準拠した接着力評価用の粘着テープ供試体を製造した。
【0052】
また、養生テープとして評価用試料として得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を乾燥後の粘着剤厚さが40μmになるようにセパレーター上に塗工し、乾燥させた。得られた厚さ40μmの粘着剤組成物の塗膜を、OPP基材(延伸ポリプロピレンフィルム基材、厚さ:70μm)上に転写して、常温で7日間エイジングすることにより、本発明の養生テープを製造した。
【0053】
この粘着テープ供試体および養生テープに転写された粘着剤層を形成する粘着剤組成物のゲル分率は、60%であった。
この粘着テープ供試体のステンレス板、ポリエチレン板に対するJIS-Z-0237.8に準拠した評価法で測定した粘着力の測定結果を表1に示す。
【0054】
さらに、この養生テープのステンレス板、ベニヤ板、ポリエチレン板に対するJIS-Z-0237.8に準拠した評価法での接着力の測定結果を表1に併せて記載する。また、この養生テープをステンレス板、ベニヤ板、ポリエチレン板の表面に貼着して貼着中のウキハガレを目視観察した。さらに貼着した養生テープを70℃にて120時間放置後、剥離し、被貼着面への糊残りを調べた。結果を表1に併せて記載する。
【0055】
【実施例2】
フラスコに、100重量部のトルエンを入れ、このトルエン中に、2-エチルヘキシルアクリレートとメタクリル酸と2-ヒドロキシエチルメタクリレートとを97:2:1の重量比で100重量部を配合して、撹拌下に75℃に加熱した後、この反応溶液に、重合開始剤ベンゾイルパーオキサイド(BPO)0.5重量部を添加し、75℃にて10時間重合を行ってアクリル酸エステル系重合物を製造した。
【0056】
このアクリル酸エステル系重合物の重量平均分子量は40万であり、トルエン不溶分として測定したゲル分率は1%であった。
上記のようにして得られたアクリル酸エステル系重合体のトルエン溶液200重量部(アクリル酸エステル系重合物=100重量部)に、テルペンフェノール系粘着付与樹脂(軟化点=105℃、ヤスハラケミカル(株)製、To-105)を10重量部混合した。
【0057】
次いで、上記の混合液(210重量部)に硬化剤として上記式で表される構造のポリイソシアネート系硬化剤(日本ポリウレタン(株)製、商品名:コロネートL)を1.5重量部添加した。
【0058】
こうして得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を、乾燥後、粘着剤厚さが25μmになるように塗工し、乾燥させた。得られた厚さ25μmの粘着剤組成物の塗膜を厚さ25μmのPET基材上に転写して常温で7日間エイジングすることによりJIS-S-0237.8に準拠した接着力評価用の粘着テープ供試体を製造した。
【0059】
また、養生テープとして評価用試料として得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を乾燥後の粘着剤厚さが40μmになるようにセパレーター上に塗工し、乾燥させた。得られた厚さ40μmの粘着剤組成物の塗膜を、OPP基材(厚さ:70μm)上に転写して、常温で7日間エイジングすることにより、本発明の養生テープを製造した。この粘着テープ供試体および養生テープに転写された粘着剤層を形成する粘着剤組成物のゲル分率は、60%であった。
【0060】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0061】
【実施例3】
フラスコに、100重量部のトルエンを入れ、このトルエンに、ブチルアクリレートと2-エチルヘキシルアクリレートとメタクリル酸とを60:39:1の重量比で100重量部を配合して、撹拌下に70℃に加熱した後、この反応溶液に、重合開始剤ベンゾイルパーオキサイド(BPO)0.5重量部を添加し、70℃にて10時間重合を行ってアクリル酸エステル系重合物を製造した。
【0062】
このアクリル酸エステル系重合物の重量平均分子量は35万であり、トルエン不溶分として測定したゲル分率は0%であった。
上記のようにして得られたアクリル酸エステル系重合体のトルエン溶液200重量部(アクリル酸エステル系重合物=100重量部)に、テルペンフェノール系粘着付与樹脂(軟化点=150℃、ヤスハラケミカル(株)製、G-150)を10重量部混合した。
【0063】
次いで、上記の混合液(210重量部)に硬化剤として上記式で表される構造のエポキシ系硬化剤(三菱レーヨン(株)製、商品名:テトラッドX)を0.3重量部添加した。
【0064】
こうして得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を、乾燥後、粘着剤厚さが25μmになるように塗工し、乾燥させた。得られた厚さ25μmの粘着剤組成物の塗膜を厚さ25μmのPET基材上に転写して常温で7日間エイジングすることによりJIS-S-0237.8に準拠した接着力評価用の粘着テープ供試体を製造した。
【0065】
また、養生テープとして評価用試料として得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を乾燥後の粘着剤厚さが40μmになるようにセパレーター上に塗工し、乾燥させた。得られた厚さ40μmの粘着剤組成物の塗膜を、OPP基材(厚さ:70μm)上に転写して、常温で7日間エイジングすることにより、本発明の養生テープを製造した。この粘着テープ供試体および養生テープに転写された粘着剤層を形成する粘着剤組成物のゲル分率は、40%であった。
【0066】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0067】
【実施例4】
フラスコに、100重量部のトルエンを入れ、このトルエン中に、2-エチルヘキシルアクリレートと酢酸ビニルとメタクリル酸と2-ヒドロキシエチルメタクリレートとを87:10:2:1の重量比で100重量部を配合して、撹拌下に70℃に加熱した後、この反応溶液に、重合開始剤ベンゾイルパーオキサイド(BPO)0.5重量部を添加し、70℃にて10時間重合を行ってアクリル酸エステル系重合物を製造した。
【0068】
このアクリル酸エステル系重合物の重量平均分子量は30万であり、トルエン不溶分として測定したゲル分率は0%であった。
上記のようにして得られたアクリル酸エステル系重合体のトルエン溶液200重量部(アクリル酸エステル系重合物=100重量部)に、変性キシレン系粘着付与樹脂(軟化点=120℃、三菱ガス化学(株)製、ニカノール120)を10重量部混合した。
【0069】
次いで、上記の混合液(210重量部)に硬化剤として上記式で表される構造のポリイソシアネート系硬化剤(日本ポリウレタン(株)製、商品名:コロネートL)を1.5重量部添加した。
【0070】
こうして得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を、乾燥後、粘着剤厚さが25μmになるように塗工し、乾燥させた。得られた厚さ25μmの粘着剤組成物の塗膜を厚さ25μmのPET基材上に転写して常温で7日間エイジングすることによりJIS-S-0237.8に準拠した接着力評価用の粘着テープ供試体を製造した。
【0071】
また、養生テープとして評価用試料として得られた粘着剤組成物のトルエン溶液を乾燥後の粘着剤厚さが40μmになるようにセパレーター上に塗工し、乾燥させた。得られた厚さ40μmの粘着剤組成物の塗膜を、OPP基材(厚さ:70μm)上に転写して、常温で7日間エイジングすることにより、本発明の養生テープを製造した。この粘着テープ供試体および養生テープに転写された粘着剤層を形成する粘着剤組成物のゲル分率は、40%であった。
【0072】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0073】
【比較例1】
実施例1において、エポキシ系硬化剤の量を1.5重量部として、粘着剤組成物のゲル分率を85%に調整した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0074】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0075】
【比較例2】
実施例1において、不均化ロジン(重合ロジン)の使用量を40重量部とし、粘着剤組成物のゲル分率を50%にした以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0076】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0077】
【比較例3】
実施例1において、アクリル系エステル重合体を製造する際に使用した2-エチルヘキシルアクリレートとメタアクリル酸(MAA)との比率を95:5に変え、硬化剤として上記式で表されるエポキシ系硬化剤を0.2重量部添加した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0078】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0079】
【比較例4】
実施例1において、エポキシ系硬化剤の量を0.06重量部として、粘着剤組成物のゲル分率を20%に調整した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0080】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0081】
【比較例5】
実施例2において、軟化点105℃のテルペンフェノール系粘着付与樹脂の代わりに、軟化点85℃のテルペンフェノール系粘着付与樹脂(ヤスハラケミカル(株)製、To-85)を使用した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0082】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0083】
【比較例6】
実施例2において、テルペンフェノール系粘着付与樹脂の使用量を40重量部とし、硬化剤として上記式で表されるポリイソシアネート系硬化剤を3.0重量部添加した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0084】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0085】
【比較例7】
実施例3において、テルペンフェノール系粘着付与樹脂の使用量を20重量部とし、硬化剤として上記式で表されるエポキシ系硬化剤を0.4重量部添加した以外は同様にして粘着剤組成物並びに粘着テープ供試体および養生テープを製造した。
【0086】
得られた粘着テープ供試体および養生テープについて実施例1と同様に粘着テープ供試体および養生テープの粘着力、養生テープの貼着中のウキハガレおよび剥離後の糊残りを評価した。結果を表1に示す。
【0087】
【表1】
Claims (2)
- 炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを80〜99.9重量%、アクリル酸および/またはメタクリル酸を0.1〜4重量%および上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーと上記アクリル酸およびメタクリル酸とに共重合可能な他のモノマーを0〜19.9重量%の量で共重合させたアクリル酸エステル系共重合体(A)と、
該アクリル酸エステル系共重合体(A)100重量部に対して1〜25重量部の量の軟化点95〜160℃の粘着付与樹脂(B)とからなる組成物に、反応硬化剤としてポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系硬化剤を配合してゲル分率を40〜60重量%の範囲内に調整した粘着剤組成物からなる粘着剤層を、フィルム基材の一方の面に塗設してなり、該粘着剤組成物について JIS-Z-0237.8 に準拠した粘着力測定法により測定されたステンレスに対する粘着力が600〜1300 g/25mm の範囲内にあり、かつポリエチレンに対する粘着力が400〜1000 g/25mm の範囲内にあることを特徴とする養生テープ。 - 炭素数4〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマーを80〜99.9重量%、アクリル酸および/またはメタクリル酸を0.1〜4重量%および上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとアクリル酸およびメタクリル酸とに共重合可能な他のモノマーを0〜19.9重量%の量で共重合させたアクリル酸エステル系共重合体 (A) と、
該アクリル酸エステル系共重合体 (A) 100重量部に対して1〜25重量部の量の軟化点95〜160℃の粘着付与樹脂 (B) とからなる組成物に、反応硬化剤としてポリイソシアネート系硬化剤および/またはエポキシ系硬化剤を配合して1〜15日間エイジングすることによりゲル分率を40〜60重量%の範囲内に調整した粘着剤組成物からなる粘着剤層を、フィルム基材の一方の面に塗設してなり、該粘着剤組成物について JIS-Z-0237.8 に準拠した粘着力測定法により測定されたステンレスに対する粘着力が600〜1300 g/25mm の範囲内にあり、かつポリエチレンに対する粘着力が400〜1000 g/25mm の範囲内にあることを 特徴とする養生テープ。
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