JP3863121B2 - 製品流通管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品の製造から小売を経て消費者に至るまでの流通過程において製品の寿命分析に供するデータを収集し管理する製品流通管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
製品の製造拠点において、非接触で各種情報の書込み及び読出しが可能なメモリを有した無線タグを製品1品毎に付し、製品が製造から卸,小売りを経て消費者に至るまでの流通過程の各拠点において、該当製品が該当拠点を経由することによって得られるその拠点での管理データ等の人為的な情報を、その製品に付された無線タグのメモリに対して順次書き加えていく。そして、必要に応じて各製品に付された無線タグのメモリに記憶された情報を読取ることによって、製品流通過程における各拠点の管理を効率的に実施するようにした技術は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−144012号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば電子部品を用いた製品である電器,電子機器等の寿命は、その製品が置かれた環境の温度や湿度の影響を受けやすいのではないかと推測される。ところが、従来の製品流通管理システムにおいては、製品流通過程の各拠点における管理データ等の人為的な情報を取得することはできるものの、その製品が流通過程で置かれた各拠点の温度,湿度等の環境データを取得することはできなかった。このため、製品の寿命分析を詳細に行なうことはできなかった。
【0005】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、製品が流通過程で置かれた各拠点の正確な環境データを容易に取得することができ、製品の寿命分析を詳細に行なうことができる製品流通管理システムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の製品流通管理システムは、固有の識別コードをメモリに記憶した無線タグがそれぞれ付された各製品の製造から小売を経て消費者に至るまでの流通過程の各拠点、例えば工場等の製造拠点,倉庫等の卸拠点,店舗等の販売拠点等にそれぞれ無線タグ処理装置を設けるとともに、各無線タグ処理装置を管理用コンピュータに接続する。そして、各無線タグ処理装置は、温度等の環境データを取得する環境データ取得手段と、拠点で保管される製品に付されている無線タグのメモリに対して当該拠点での保管期間とその期間中に環境データ取得手段によって取得した環境データとを書込むデータ書込み手段と、拠点から次の拠点へ移される製品に付されている無線タグから識別コード,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取り管理用コンピュータに送信するデータ送信手段とを設け、管理用コンピュータは、各拠点の各無線タグ処理装置から送られてくる無線タグのメモリ情報により、製品別に各拠点での保管期間とその期間内における各拠点の環境データとを管理するデータ管理手段を設けたものである。
【0007】
このように構成された製品流通管理システムにおいては、各製品が流通過程の各拠点にて保管される毎に、その製品に付されている無線タグのメモリに当該拠点での保管期間とその期間中の温度等の環境データとが書込まれる。また、各製品がそれぞれ次の拠点に移される際には、その製品に付されている無線タグに記憶された識別コード,当該拠点での保管期間及びその期間中における当該拠点の環境データのメモリ情報が管理用コンピュータに送信される。かくして、管理用コンピュータにおいては、製品別に各拠点での保管期間とその期間内における各拠点の環境データとが管理される。
【0008】
したがって、管理用コンピュータによって製品別に管理される情報から、各製品がそれぞれ流通過程で置かれた各拠点の正確な環境データを容易に取得することができ、各製品の寿命分析を詳細に行なうことができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、製造拠点,卸拠点,販売拠点の各拠点を順に経て消費者に至る製品の流通管理システムに適用した場合である。
【0010】
図1は本実施の形態である流通管理システムの全体構成を示す模式図であり、製品1の製造から小売りを経て消費者に至るまでの流通過程の製造拠点2,卸拠点3及び販売拠点4にそれぞれ無線タグ処理装置10を設けている。また、製品のメンテナンス等を行なう保守拠点5に保守拠点用無線タグ処理装置20を設けている。さらに、各拠点2〜5を集中管理するデータセンタ6に管理用コンピュータ30を設けており、この管理用コンピュータ30に、それぞれ通信回線を介して製造拠点2,卸拠点3及び販売拠点4の各無線タグ処理装置10と保守拠点5の保守拠点用無線タグ処理装置20とを接続している。
【0011】
なお、各拠点2〜5はいずれも1箇所に限るものではなくそれぞれ複数箇所とし、各々に無線タグ処理装置10を設けて、管理用コンピュータ30と通信回線を介して接続してもよい。
【0012】
さて、本実施の形態では、工場等の製造拠点2において、製品一品毎にそれぞれRFID(無線自動識別コード)と称される固有の識別コードをメモリに記憶した無線タグ40を付して製造する。そして、この無線タグ40が付された製品1を、物流を経て卸拠点3に移送して倉庫に一時保管した後、再び物流を経て販売拠点4に移送し、消費者に販売されるまで店舗内で保管する。このような製品1の流通過程において、当該製品1が卸拠点3に移送されるまでの保管期間、当該製品1が卸拠点3から販売拠点4に移送されるまでの保管期間及び当該製品1が販売拠点4から消費者に販売されるまでの保管期間と、その各保管期間内における最高温度,最低温度,最高湿度及び最低湿度の環境データとを、データセンタ6にて製品一品毎に管理するものである。
【0013】
無線タグ40は、図2に示すように、カード型,ボタン型,スティック型等の形状をしたタグ本体40aに、アンテナ41と、ICチップからなる回路パターン42と、電池43とを内蔵したもので、上記回路パターン42には、アンテナ41で受信した無線電磁波を解析する受信回路421と、送信情報を無線電磁波に変換してアンテナ41より発信させる送信回路422と、所定周波数の受信電磁波に同調する同調回路423と、データ書換可能なメモリ424と、受信回路421,送信回路422,同調回路423及びメモリ424を制御するCPU(Central Processing Unit)42とを設けている。なお、受信した無線電磁波を整流,安定化して電源を生成する電池無タイプの無線タグを使用してもよい。
【0014】
メモリ424には、図3に示すように、タグ固有のRFIDと、当該無線タグ40が付された製品1の識別コードである製品コードとを予め記憶している。また、開始年月日YYYY/MM/DD,期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminの各データを記憶するようになっている。なお、初期状態としてはRFIDと製品コードとを記憶し、開始年月日YYYY/MM/DD,期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminの各データは記憶していない。
【0015】
管理用コンピュータ30は、各製品1に関する設定データを保存する製品データベース31と、各製品1にそれぞれ付される無線タグ40から取得した情報を保存するRFID別データベース32とを備えている。製品データベース31は、図4に示すように、各製品1の製品コードをキーとして、その製品1の製品名,許容最高温度STmax,許容最低温度STmin,許容最高湿度SHmax及び許容最低湿度SHmin等の各項目からなる製品設定データを保存するものである。許容最高温度及び許容最低温度は、当該製品1が安定に動作することを保障する温度範囲の上限値と下限値である。許容最高湿度及び許容最低湿度は、当該製品1が安定に動作することを保障する湿度範囲の上限値と下限値である。データセンタ6では、製造拠点2にて新製品が製造される毎に、その製品の設定データを製品データベース31に追加している。
【0016】
RFID別データベース32は、図5に示すように、各製品1にそれぞれ付される無線タグ40のメモリ424に記憶されたRFIDと製品コードをキーとして、製造拠点データ,卸拠点データ,販売拠点データ及び保守拠点データを蓄積保存するものである。製造拠点データは、製造拠点2にて製造される製品1に当該RFIDの無線タグ40が付された日付YYYY/MM/DDと、この日付から当該製品が次の段階の拠点に移されるまでに要した保管期間Pと、その期間中の当該製造拠点2における最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとからなる。卸拠点データは、当該製品1が卸拠点3に移された日付YYYY/MM/DDと、この日付から当該製品が次の段階の拠点に移されるまでに要した保管期間Pと、その期間中の当該卸拠点3における最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとからなる。なお、複数の卸拠点3を経た製品1に対してはその数の卸拠点データが保存される。販売拠点データは、当該製品1が販売拠点4に移された日付YYYY/MM/DDと、この日付から当該製品が消費者に販売されるまでに要した保管期間Pと、その期間中の当該販売拠点4における最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとからなる。保守拠点データは、当該製品1が消費者から保守拠点5に届けられた日付YYYY/MM/DDと、当該製品1に発生した障害に関する情報とからなる。保守拠点データは、製品1が消費者から保守拠点5に届けられる毎に追加される。
【0017】
図6は製造拠点2,卸拠点3及び販売拠点4にそれぞれ設けられる無線タグ処理装置10の要部構成を示すブロック図である。この無線タグ処理装置10は、無線タグリーダライタ11、メモリ12,時計部13,通信部14,操作部15及びこれらを制御するコントローラ16を備えている。また、温度計17と湿度計18とから計測データを取込みディジタルデータに変換してコントローラ16に入力するA/Dコンバータ19を備えている。温度計17は、当該無線タグ処理装置10が設けられている拠点の温度を計測するためのものである。湿度計18は、同拠点の湿度を計測するためのものである。ここに、温度計17,湿度計18及びA/Dコンバータ19は、自己が設けられた拠点の温度,湿度等の環境データを取得する環境データ取得手段を構成している。
【0018】
無線タグリーダライタ11は、各製品1に付された無線タグ40のメモリ424に記憶された情報を非接触で読取ったり、コントローラ16の制御により当該メモリ424に情報を非接触で書込んだりするもので、所定周波数の無線電磁波を送受信するアンテナANTを具備している。ここに、無線タグリーダライタ11は、コントローラ16とともにデータ書込み手段を構成している。
【0019】
メモリ12は、当該無線タグ処理装置10が設けられている拠点を特定するための拠点コード等が予め設定されたROM(Read Only Memory)領域12aと、最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMIN等の各データを書換自在に記憶するRAM(Random Access Memory)領域12bとからなる。
【0020】
時計部13は、現在の日付及び時刻を計時する。通信部14は、通信回線で接続されたデータセンタ6の管理用コンピュータ30との間でコントローラ16の制御によりデータ通信を行なう。操作部15は、オペレータが各種情報を入力するのに供する。ここに、通信部14は、コントローラ16とともにデータ送信手段を構成している。
【0021】
コントローラ16は、特に図7の流れ図に示す処理手順の1日処理を繰り返し実行している。すなわちコントローラ16は、時計部13にて計時されている現在時刻が計測時刻になるか書込み時刻になるのを待機している(ST1,ST2)。計測時刻としては、例えば午前1時,午前3時,午前5時,……というように複数の時刻を予め設定しておく。なお、計測時刻は、上記のように2時間おきの時刻に限定されるものではなく、1時間おきや3時間おきに計測時刻を設定してもよい。また、一定の時間間隔でなく適当な間隔で計測時刻を設定してもよい。書込み時刻としては、例えば午前0時というように1日のいずれかの時刻を予め設定しておく。
【0022】
そしてコントローラ16は、現在時刻が計測時刻に一致する毎に、以下の処理を実行する。すなわちコントローラ16は、A/Dコンバータ19から入力されるディジタルデータにより、温度計17によって計測されている現在温度Tと湿度計18によって計測されている現在湿度Hとを取得する(ST3)。そして、RAM12bに記憶している最高温度TMAX及び最低温度TMINと現在温度Tとを比較して、現在温度Tが最高温度TMAXを超えたか(ST4)、あるいは現在温度Tが最低温度TMINを下回ったか(ST5)を判断する。その結果、現在温度Tが最高温度TMAXを超えた場合には、RAM12bの最高温度TMAXを現在温度Tに更新する(ST6)。また、現在温度Tが最低温度TMINを下回った場合には、RAM12bの最低温度TMINを現在温度Tに更新する(ST7)。同様に、コントローラ16は、RAM12bに記憶している最高湿度HMAX及び最低湿度HMINと現在湿度Hとを比較して、現在湿度Hが最高湿度HMAXを超えたか(ST8)、あるいは現在湿度Hが最低湿度HMINを下回ったか(ST9)を判断する。その結果、現在湿度Hが最高湿度HMAXを超えた場合には、RAM12bの最高湿度HMAXを現在湿度Hに更新する(ST10)。現在湿度Hが最低湿度HMINを下回った場合には、RAM12bの最低湿度HMINを現在湿度Hに更新する(ST11)。なお、先に湿度を比較し、後から温度を比較してもよい。
【0023】
またコントローラ16は、現在時刻が書込み時刻に一致する毎に、図8の流れ図に具体的に示すタグデータ更新処理を、自己が置かれている拠点2,3または4で保管された各製品1に付された無線タグ40に対してそれぞれ実行する。
【0024】
先ずコントローラ16は、無線タグ40のメモリ424に記憶されているタグデータを、無線タグリーダライタ11を介して読込む(ST21)。そして、このタグデータに開始日YYYY/MM/DDのデータがあるか否かを判断する(ST22)。
【0025】
ここで、開始日YYYY/MM/DDのデータがない場合には、コントローラ16は、時計部13にて計時されている現在の日付をタグデータの開始日YYYY/MM/DDとする(ST23)。また、“1”をタグデータの期間Pとする(ST24)。さらに、RAM12bに記憶している最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMINをそれぞれタグデータの最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとする(ST25,26,27,28)。そして、この開始日YYYY/MM/DD,期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminからなるタグデータを、無線タグリーダライタ11を介して当該無線タグ40のメモリ424に書込んで(ST38:データ書込み手段)、当該無線タグ40に対する処理を終了する。
【0026】
一方、無線タグ40から読取ったタグデータに開始日YYYY/MM/DDのデータがある場合には、コントローラ16は、そのタグデータの期間Pを“1”だけ増加する(ST29)。また、そのタグデータの最高温度TmaxとRAM12bに記憶している最高温度TMAXとを比較する(ST30)。そして、最高温度Tmaxよりも最高温度TMAXの方が高いときには、最高温度Tmaxを最高温度TMAXに変更する(ST31)。次に、タグデータの最低温度TminとRAM12bに記憶している最低温度TMINとを比較する(ST32)。そして、最低温度Tminよりも最低温度TMINの方が低いときには、最低温度Tminを最低温度TMINに変更する(ST33)。次に、タグデータの最高湿度HmaxとRAM12bに記憶している最高湿度HMAXとを比較する(ST34)。そして、最高湿度Hmaxよりも最高湿度HMAXの方が高いときには、最高湿度Hmaxを最高湿度HMAXに変更する(ST35)。次に、タグデータの最低湿度HminとRAM12bに記憶している最低湿度HMINとを比較する(ST36)。そして、最低湿度Hminよりも最低湿度HMINの方が低いときには、最低湿度Hminを最低湿度HMINに変更する(ST37)。しかる後、この期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminからなるタグデータを、無線タグリーダライタ11を介して当該無線タグ40のメモリ424に上書きして(ST38:データ書込み手段)、当該無線タグ40に対する処理を終了する。
【0027】
またコントローラ16は、操作部15の操作入力により製品1の搬出処理開始が指令されると、図9の流れ図に示す製品搬出処理を、搬出対象の製品1に付された無線タグ40に対してそれぞれ実行する。
【0028】
先ずコントローラ16は、無線タグ40のメモリ424に記憶されているタグデータを、無線タグリーダライタ11を介して読込む(ST41)。そして、このタグデータに開始日YYYY/MM/DDのデータがあるか否かを判断する(ST42)。
【0029】
ここで、開始日YYYY/MM/DDのデータがない場合には、コントローラ16は、時計部13にて計時されている現在の日付をタグデータの開始日YYYY/MM/DDとする(ST43)。また、“1”をタグデータの期間Pとする(ST44)。さらに、RAM12bに記憶している最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMINをそれぞれタグデータの最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとする(ST45,46,47,48)。そして、無線タグ40から読取ったRFID及び製品コードと、取得した開始日YYYY/MM/DD,期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminとからなるタグデータを、ROM領域12に記憶している拠点コードとともに通信部14を介してデータセンタ6の管理用コンピュータ30に送信する(ST58:データ送信手段)。しかる後、当該無線タグ40のメモリ424を初期化、すなわちRFIDと製品コードとを記憶し、開始年月日YYYY/MM/DD,期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminの各データは記憶していない状態にして(ST59:データクリア手段)、当該無線タグ40に対する処理を終了する。
【0030】
一方、無線タグ40から読取ったタグデータに開始日YYYY/MM/DDのデータがある場合には、コントローラ16は、そのタグデータの期間Pを“1”だけ増加する(ST49)。また、そのタグデータの最高温度TmaxとRAM12bに記憶している最高温度TMAXとを比較する(ST50)。そして、最高温度Tmaxよりも最高温度TMAXの方が高いときには、最高温度Tmaxを最高温度TMAXに変更する(ST51)。次に、タグデータの最低温度TminとRAM12bに記憶している最低温度TMINとを比較する(ST52)。そして、最低温度Tminよりも最低温度TMINの方が低いときには、最低温度Tminを最低温度TMINに変更する(ST53)。次に、タグデータの最高湿度HmaxとRAM12bに記憶している最高湿度HMAXとを比較する(ST54)。そして、最高湿度Hmaxよりも最高湿度HMAXの方が高いときには、最高湿度Hmaxを最高湿度HMAXに変更する(ST55)。次に、タグデータの最低湿度HminとRAM12bに記憶している最低湿度HMINとを比較する(ST56)。そして、最低湿度Hminよりも最低湿度HMINの方が低いときには、最低湿度Hminを最低湿度HMINに変更する(ST57)。しかる後、無線タグ40から読込んだRFID,製品コード及び開始日YYYY/MM/DDと、更新後の期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminからなるタグデータを、ROM領域12に記憶している拠点コードとともに通信部14を介してデータセンタ6の管理用コンピュータ30に送信する(ST58:データ送信手段)。その後、当該無線タグ40のメモリ424を初期化して(ST59:データクリア手段)、当該無線タグ40に対する処理を終了する。
【0031】
なお、無線タグ40から読取ったタグデータに開始日YYYY/MM/DDのデータがある場合にST49〜ST57の各処理を省略して、搬出時点の環境データを無線タグ40のメモリ情報に反映させなくてもよい。
【0032】
図10は保守拠点5に設けられる無線タグ処理装置20の要部構成を示すブロック図であり、この無線タグ処理装置20は、他の拠点2,3,4に設けられる無線タグ処理装置10から環境データ取得手段を構成する温度計17,湿度計18及びA/Dコンバータ19を省略している。すなわち、無線タグ処理装置20は、無線タグリーダライタ21、メモリ22,時計部23,通信部24,操作部25及びこれらを制御するコントローラ26を備えている。そして、メモリ12のROM領域12aには、当該保守拠点5を特定するための拠点コードを予め設定している。また操作部25は、製品1に発生した障害の具体的内容等の障害に関する情報を入力するのに供する。
【0033】
この無線タグ処理装置20のコントローラ26は、図11に示すように、保守拠点5に持ち込まれた製品1に付された無線タグ40のメモリ424に記憶されているタグデータを、無線タグリーダライタ21を介して読込んだならば(ST61:識別コード取得手段)、操作部25から当該製品1に発生した障害に関する情報が入力されるのを待機する(ST62)。そして、障害情報が入力されたならば、この障害情報と、時計部23にて計時されている現在日付YYYY/MM/DDと、無線タグ40から読取ったタグデータのRFID及び製品コードとを、ROM領域22に記憶している拠点コードとともに通信部24を介してデータセンタ6の管理用コンピュータ30に送信するものとなっている(ST63:データ送信手段)。
【0034】
管理用コンピュータ30は、各拠点2,3,4,5の無線タグ処理装置10,20から送信されるデータに基づいて製品1別に各拠点での保管期間とその期間内における各拠点の環境データとを管理する機能を有している(データ管理手段)。
【0035】
すなわち管理用コンピュータ30は、図12に示すように、各拠点2,3,4,5の無線タグ処理装置10,20から送信されるデータを受信する毎に、受信データに含まれる拠点コードからデータ送信元の無線タグ処理装置10,20が設けられている拠点を判別する(ST71,72,73)。ここで、製造拠点2の無線タグ処理装置10から送られてきたデータ(拠点コード,タグデータ)であった場合には、RFID別データベース32にそのタグデータのRFIDと製品コードとをキーとして管理するデータを追加する(ST74)。また、そのタグデータの開始日YYYY/MM/DDと、更新後の期間P,最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminで製造拠点データを作成する(ST75)。そしてRFID別データベース32を検索して、受信したタグデータのRFIDと製品コードとをキーとして管理するデータの1つとしてこの製造拠点データを追加する(ST78)。
【0036】
また、保守拠点5の無線タグ処理装置10から送られてきたデータ(拠点コード,タグデータ,日付,障害情報)であった場合には、その受信データの日付と障害情報から保守拠点データを作成する(ST76)。そしてRFID別データベース32を検索して、受信したタグデータのRFIDと製品コードとをキーとして管理するデータの1つとしてこの保守拠点データを追加する(ST78)。
【0037】
一方、他の拠点、すなわち卸拠点3または販売拠点4から送られてきたデータ(拠点コード,タグデータ)であった場合には、その受信データのタグデータから卸拠点データまたは販売拠点データを作成する(ST77)。そしてRFID別データベース32を検索して、受信したタグデータのRFIDと製品コードとをキーとして管理するデータの1つとしてこの卸拠点データまたは販売拠点データを追加する(ST78)。
【0038】
また管理用コンピュータ30は、RFID別データベース32により製品1に付された無線タグ40のRFID別に管理された各拠点2,3,4,5のデータに基づいて、製品1の寿命分析に供するデータを製品毎に生成し出力する機能を有している(データ出力手段)。
【0039】
すなわち管理用コンピュータ30は、図13に示すように、図示しない入力手段により製品1に付されている無線タグ40のRFIDが入力されると(ST81)、そのRFIDでRFID別データベース32を検索して、当該RFIDに対応して記憶されている製品コードを取得する(ST82)。そして、製品データベース31を検索して、当該製品コードに対応して記憶されている製品名,許容最高温度STmax,許容最低温度STmin,許容最高湿度SHmax及び許容最低湿度SHminを取得する。
【0040】
次に、管理用コンピュータ30は、RFID別データベース32から当該RFIDに対応して記憶されている製造拠点データ,卸拠点データ及び販売拠点データを読み出す。そして、これらの拠点データにより製造拠点2,卸拠点3及び販売拠点4の保管状況データを作成する(ST84)。
【0041】
すなわち、製造拠点データの開始日YYYY/MM/DDを製造日とし、期間Pを保管期間とする。そして、製造日から期間P経過後の日付を出荷日として算出する。また、当該製造拠点データの最高温度Tmaxと最低温度Tminから保管期間P内の温度範囲Tmax〜Tminを導出し、最高湿度Hmaxと最低湿度Hminから保管期間P内の湿度範囲Hmax〜Hminを導出する。そして、温度範囲Tmax〜Tminが当該製品1の許容温度STmax〜STminの範囲内か否かを評価する。また、湿度範囲Hmax〜Hminが当該製品1の許容湿度SHmax〜SHminの範囲内か否かを評価する。そして、この製造日,出荷日,保管期間,温度範囲Tmax〜Tmin,湿度範囲Hmax〜Hmin及びその評価結果から保管状況データを作成する。
【0042】
同様に、卸拠点データの開始日YYYY/MM/DDを入庫日とし、期間Pを保管期間とする。そして、入庫日から期間P経過後の日付を出庫日として算出する。また、当該卸拠点データの最高温度Tmaxと最低温度Tminから保管期間P内の温度範囲Tmax〜Tminを導出し、最高湿度Hmaxと最低湿度Hminから保管期間P内の湿度範囲Hmax〜Hminを導出する。そして、温度範囲Tmax〜Tminが当該製品1の許容温度STmax〜STminの範囲内か否かを評価する。また、湿度範囲Hmax〜Hminが当該製品1の許容湿度SHmax〜SHminの範囲内か否かを評価する。そして、この入庫日,出庫日,保管期間,温度範囲Tmax〜Tmin,湿度範囲Hmax〜Hmin及びその評価結果から保管状況データを作成する。
【0043】
同じく、販売拠点データの開始日YYYY/MM/DDを仕入日とし、期間Pを保管期間とする。そして、仕入日から期間P経過後の日付を販売日として算出する(販売時期管理手段)。また、当該販売拠点データの最高温度Tmaxと最低温度Tminから保管期間P内の温度範囲Tmax〜Tminを導出し、最高湿度Hmaxと最低湿度Hminから保管期間P内の湿度範囲Hmax〜Hminを導出する。そして、温度範囲Tmax〜Tminが当該製品1の許容温度STmax〜STminの範囲内か否かを評価する。また、湿度範囲Hmax〜Hminが当該製品1の許容湿度SHmax〜SHminの範囲内か否かを評価する。そして、この仕入日,販売日,保管期間,温度範囲Tmax〜Tmin,湿度範囲Hmax〜Hmin及びその評価結果から保管状況データを作成する。 なお、卸拠点データまたは販売拠点データが管理されていない場合には、それぞれ該当する保管状況データの作成処理は省略される。
【0044】
次に、管理用コンピュータ30は、RFID別データベース32から当該RFIDに対応して記憶されている保守拠点データを読み出す。そして、この保守拠点データにより使用状況データを作成する(ST85)。
【0045】
すなわち、保守拠点データの日付を受付日とし、この受付日から販売日までの期間を製品使用期間として算出する(使用期間管理手段)。そして、この受付日,製品使用期間および当該保守拠点データの障害情報から使用状況データを作成する。
【0046】
しかる後、管理用コンピュータ30は、それぞれ作成した保管状況データと使用状況データとから、例えば図14に示すレイアウトの保管状況/使用状況リストを製品別に作成し、表示又は印字出力する(ST86)。この際、許容範囲を逸脱している環境データについては、他のデータと色を変える等して目立つようにする。
【0047】
このように本実施の形態においては、製品1の製造から小売りを経て消費者に至るまでの流通過程の各拠点2,3,4にそれぞれ無線タグ処理装置10を設けている。そして、製造拠点2に設けられた無線タグ処理装置10は、当該拠点2の温度及び湿度の環境データを定期的に取得し、その日の最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMINを管理している。また、この製造拠点2で保管されている製品1に付された無線タグ40のメモリ424に対して、当該拠点2での保管期間Pとともに、その期間中の環境データとして最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminを書込むようにしている。そして、この製造拠点2から次の拠点へ製品1が移される際には、その製品1に付された無線タグ40からRFID,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取り、管理用コンピュータ30に送信するものとなっている。
【0048】
同様に、卸拠点3に設けられた無線タグ処理装置10は、当該拠点3の温度及び湿度の環境データを定期的に取得し、その日の最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMINを管理している。また、この卸拠点3で保管されている製品1に付された無線タグ40のメモリ424に対して、当該拠点3での保管期間Pとともに、その期間中の環境データとして最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminを書込むようにしている。そして、この卸拠点3から次の拠点へ製品1が移される際には、その製品1に付された無線タグ40からRFID,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取り、管理用コンピュータ30に送信するものとなっている。
【0049】
また、販売拠点4に設けられた無線タグ処理装置10は、当該拠点4の温度及び湿度の環境データを定期的に取得し、その日の最高温度TMAX,最低温度TMIN,最高湿度HMAX及び最低湿度HMINを管理している。また、この販売拠点4で保管されている製品1に付された無線タグ40のメモリ424に対して、当該拠点4での保管期間Pとともに、その期間中の環境データとして最高温度Tmax,最低温度Tmin,最高湿度Hmax及び最低湿度Hminを書込むようにしている。そして、この販売拠点4から消費者の下へ製品1が移される際には、その製品1に付された無線タグ40からRFID,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取り、管理用コンピュータ30に送信するものとなっている。
【0050】
一方、管理用コンピュータ30においては、各拠点2,3,4の無線タグ処理装置10から送られてくる無線タグ40のメモリ情報に基づき、RFID毎つまりは製品一品毎に、各拠点2,3,4での保管期間とその期間内における各拠点の環境データとを記憶管理している。
【0051】
したがって、管理用コンピュータ30で記憶管理されるデータから、製品1毎に、その製品1の流通過程で保管された各拠点2,3,4での保管期間とその期間内の正確な温度範囲及び湿度範囲を容易に取得することができる。その結果、例えば製品1に故障が発生した場合に、その製品1が流通過程で保管された各拠点2,3,4での保管期間とその期間内の正確な温度範囲及び湿度範囲が分かるので、その製品が寿命に至るまでの分析を詳細に行なうことができる。
【0052】
また本実施の形態では、保守拠点5に無線タグ処理装置20を設けている。そして、保守拠点5に製品1が持ち込まれる毎にその製品1に付された無線タグ40のRFIDを読取り、操作部25を介して入力される障害情報等とともに管理用コンピュータ30に送信するものとなっている。
【0053】
一方、管理用コンピュータ30においては、販売拠点4の無線タグ処理装置10から送られてくる情報に基づいて、消費者に販売された製品の販売時期を管理している。また、保守拠点5の無線タグ処理装置10から送られてくる情報に基づいて、障害発生までの製品使用期間及び障害情報を製品別に記憶管理している。したがって、これらの管理データを調べることによって、より詳細にその製品の寿命分析を行なうことができるようになる。
【0054】
ところで、本実施の形態では、製造拠点2,卸拠点3及び販売拠点4の各無線タグ処理装置10は、自己が設けられた拠点で保管される製品1に付された無線タグ40のメモリ424に対して当該拠点での保管期間とその期間中に取得した環境データとを書込み、自己が設けられた拠点から次の拠点へ移される製品1に付された無線タグ40からRFID,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取って管理用コンピュータ30に送信するようにしている。したがって、各拠点2,3,4の各無線タグ処理装置10と管理用コンピュータ30との間のデータ通信回数は製品1品当たり1回だけなので、通信コストを節約することができる。
【0055】
また、自己が設けられた拠点から次の拠点へ移された製品1に付された無線タグ40のメモリ424はその都度初期化されるので、メモリ424の容量も節約できる利点がある。
【0056】
なお、本実施の形態では各拠点の環境データとして温度と湿度の両方を示したが、いずれか一方だけを管理していもよい。また、天候,風力等、製品1によっては寿命に影響を及ぼす他の環境データが存在する場合には、その環境データを無線タグ処理装置10で取得し、データセンタ6の管理用コンピュータ30で製品別に記憶管理してもよい。
【0057】
また、製品寿命分析データをリストとして出力するだけでなく、例えば横軸を時間とし、縦軸を温度または湿度として、製造から販売に至るまでに製品が保管された各拠点での温度変化又は湿度変化をグラフ化して表示又は印字出力するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、製品が流通過程で置かれた各拠点の正確な環境データを容易に取得することができ、製品の寿命分析を詳細に行なうことができる製品流通管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である流通管理システムの全体構成を示す模式図。
【図2】 同実施の形態で使用する無線タグの要部構成を示すブロック図。
【図3】 同無線タグのメモリに記憶されるデータ構造を示す模式図。
【図4】 同実施の形態の管理用コンピュータが有する製品データベースのデータ構造を示す模式図。
【図5】 同実施の形態の管理用コンピュータが有するRFID別データベースのデータ構造を示す模式図。
【図6】 同実施の形態において製造,卸及び販売の各拠点にそれぞれ設けられる無線タグ処理装置の要部構成を示すブロック図。
【図7】 図6に示す無線タグ処理装置のコントローラが実行する1日処理の要部を示す流れ図。
【図8】 図7に示す1日処理の中のタグデータ更新処理を具体的に示す流れ図。
【図9】 図6に示す無線タグ処理装置のコントローラが実行する製品搬出処理の要部を示す流れ図。
【図10】同実施の形態において保守拠点に設けられる無線タグ処理装置の要部構成を示すブロック図。
【図11】図10に示す無線タグ処理装置のコントローラが実行する主要な処理の要部を示す流れ図。
【図12】同実施の形態の管理用コンピュータが実行する受信処理の要部を示す流れ図。
【図13】同管理用コンピュータが実行する出力処理の要部を示す流れ図。
【図14】同管理用コンピュータから出力される保管状況/使用状況リストの一例を示す模式図。
【符号の説明】
1…製品、2…製造拠点、3…卸拠点、4…販売拠点、5…保守拠点、六…データセンタ、10…無線タグ処理装置、20…保守拠点用無線タグ処理装置、30…管理用コンピュータ、31…製品データベース、32…RFID別データベース、40…無線タグ。

Claims (1)

  1. 固有の識別コードをメモリに記憶した無線タグがそれぞれ付された各製品の製造から小売を経て消費者に至るまでの流通過程の各拠点にそれぞれ無線タグ処理装置を設けるとともに、前記各無線タグ処理装置を管理用コンピュータに接続し、
    前記各無線タグ処理装置は、温度等の環境データを取得する環境データ取得手段と、拠点で保管される製品の保管期間が経過する毎に、その製品に付されている無線タグの前記メモリに対して当該拠点での保管期間とその期間中に前記環境データ取得手段によって取得した環境データとを書込むデータ書込み手段と、製品が拠点から次の拠点へ移されるときのみに当該製品に付されている前記無線タグから識別コード,保管期間及び環境データのメモリ情報を読取り前記管理用コンピュータに送信するデータ送信手段と、このデータ送信手段により前記管理用コンピュータにメモリ情報が送信された前記無線タグの前記メモリを初期化するデータクリア手段とを具備し、
    前記管理用コンピュータは、前記各拠点の各無線タグ処理装置から送られてくる前記無線タグのメモリ情報により、製品別に各拠点での保管期間とその期間内における各拠点の環境データとを管理するデータ管理手段を具備したことを特徴とする製品流通管理システム。
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