JP3862406B2 - データ処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、他のデータ処理装置とともにデータ処理システムを構成し、データを処理するデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
操作部の操作により入力された処理データに基づいてデータの処理動作を実行するデータ処理装置として、例えば、カラーディジタル複写機では、近年の多機能化、高性能化にしたがって処理内容の指示操作が複雑化する傾向にある。このため、特開平6−35282号公報に開示されているように、タッチパネル等の入力タブレットを備えた表示部を操作パネル上に配置し、この表示部に設定画面を表示して入力タブレットの操作によるデータの指示入力を受け付けるようにした構成が提案されている。
【0003】
ところが、操作パネル上において表示部を設置するためのスペースには限りがあり、このスペースを越えて表示部を大型化することはできないため、表示できる設定画面の情報量、及び、入力タブレットの操作によって入力できるデータ量には限界がある。また、装置が出荷された段階で、設定画面の表示に関するソフトウェアが確定してしまい、その後に操作性を向上させたソフトウェアに更新することが困難である。
【0004】
そこで、特開平5−145673号公報には、外部の汎用パソコン等を第2の操作手段として使用し、第2の操作手段において設定入力された操作パラメータに基づいてカラーディジタル複写機における処理を実行するようにした構成が開示されている。また、実公平2−6451号公報には、予め設定入力された操作モードを記憶する外部の操作装置を複写機本体に対して着脱自在にし、複写機本体に装着された操作部に記憶されている操作モードによる複写動作を実行するようにした構成が開示されている。
【0005】
この構成により、複写機本体の操作パネルのスペースに限定されることなく表示画面を大型化できるとともに、外部の操作装置において設定画面の表示に関するソフトウェアの更新を容易に行うことができる。
【0006】
このように、従来より、データ処理装置に対して他のデータ処理装置から入力された処理データに基づいてデータの処理動作を実行するようにしたデータ処理システムが提案されており、複数のデータ処理装置の少なくとも1つが複写機である場合に、他のデータ処理装置として所謂モバイルコンピュータ等の携帯端末を用いることも考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、処理データの入力操作を他のデータ処理装置において行えるようにした従来のデータ処理装置では、複数のデータ処理装置のそれぞれにおいて起動動作に要する時間が異なる場合を考慮したものがなかった。
【0008】
このため、例えば、複数のデータ処理装置が、定着装置の温度を所定温度まで上昇させるための比較的長時間のウォーミングアップ処理を必要とする複写機、及び、外部装置が電源投入時から操作入力の受付開始までの起動時間が比較的短時間である携帯端末装置によって構成される場合に、複写機と携帯端末装置との電源を同時に投入すると、携帯端末装置における起動動作が完了した時点では複写機において起動動作が完了しておらず、携帯端末装置の電源を投入した状態のままで複写機の起動動作の完了を待機する必要があり、携帯端末装置の電源が無駄に消費されることになる。
【0009】
このように、従来のデータ処理装置では、起動動作に要する時間が他のデータ処理装置と異なる場合に、一方の装置の起動状態に基づいて他方の装置の起動動作を制御するようにしたものがなく、データ処理システムを構成する各データ処理装置を理想的な状態で動作させることができない問題があった。
【0010】
この発明の目的は、システムを構成する複数の装置の一方の装置の起動状態に基づいて他方の装置の起動動作を制御することにより、システムを構成する複数の装置において起動動作に要する時間に差異がある場合にも、理想的な状態で動作させることができるデータ処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、他のデータ処理装置とともにデータ処理システムを構成するデータ処理装置において、
起動動作が完了した後に他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間に節電モードである第1の動作待機モードを実行するとともに、他のデータ処理装置の起動動作が完了した後に前記第1の動作待機モードを解除して入力操作を待機する第2の動作待機モードを実行することを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載した発明においては、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置が起動動作を完了した際に他のデータ処理装置の起動動作が完了していない場合に、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間において動作待機モードを変更する。したがって、他のデータ処理装置の起動状態に応じてデータ処理装置の動作待機モードが変更され、各データ処理装置が理想的な状態で動作する。
【0013】
請求項2に記載した発明は、自己又は他のデータ処理装置のうち起動時間がより長いいずれか一方における起動動作が所定の段階に達した時に、残る他方に電源を投入する制御を行うことを特徴とする。
【0014】
請求項2に記載した発明においては、起動時間が異なる複数のデータ処理装置のうち、起動時間が長いデータ処理装置における起動動作が所定の段階に達した時に、起動時間が短いデータ処理装置に電源を投入する。したがって、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置において他のデータ処理装置から出力されたデータに基づく処理を実行する際に、複数のデータ処理装置のそれぞれの起動時間が異なる場合にも、起動動作を完了したデータ処理装置において他のデータ処理装置の起動動作の完了を長期間にわたって待機する必要がなく、各データ処理装置が理想的な状態で起動する。
【0017】
請求項3に記載した発明は、前記第1の動作待機モードが、データ処理動作の一部の実行を規制するモードであることを特徴とする。
【0018】
請求項3に記載した発明においては、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置が起動動作を完了した際に他のデータ処理装置の起動動作が完了していない場合に、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間において節電モードを実行する。したがって、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間における電力消費量が減少し、ランニングコストの低廉化が図られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態の一例として、複数のデータ処理装置として、ディジタルカラー複写機、及び、ディジタルカラー複写機(以下、単に複写機という。)に着脱自在にされた携帯端末装置を含むデータ処理システムを例にあげて説明する。なお、データ処理システムに含まれるデータ処理装置としては、互いに処理動作に関するデータの入出力を行うことを条件として、種々の装置を適用することができる。
【0024】
図1は、この発明の実施形態に係るデータ処理装置である複写機の構成を示す図である。複写機1の上面には、原稿台111及び図外の操作パネルが設けられている。原稿台111の上面には、自動原稿送り装置112が原稿台111の上面を開閉自在にして装着されている。一方、複写機1の内部には、画像読取部110、画像形成部210及び用紙給紙部211が構成されている。
【0025】
自動原稿送り装置112としては、積層載置された複数枚の両面原稿を1枚ずつ表裏面を反転して原稿台111に搬送できる自動両面原稿送り装置を用いることができる。自動両面原稿送り装置は、両面原稿については、1枚の原稿をその表面が原稿台111に対向するように搬送し、表面に対する画像読取処理が終了した後にその原稿の表裏面を反転して裏面が原稿台111に対向するように搬送し、1枚の原稿の表裏面について画像読取処理が終了すると、その原稿を排出して次の原稿について同様に原稿台111への搬送を行う。この自動原稿送り装置112における原稿搬送動作は、複写機1の全体の動作の一部として制御される。
【0026】
画像読取部110は、露光ランプ及びミラーを搭載した第1走査ユニット113、ミラーを搭載した第2走査ユニット114、光学レンズ115及び光電変換素子116を備えている。第1走査ユニット113及び第2走査ユニット114は、原稿台111の下面を原稿台111に平行に移動し、露光ランプの光によって原稿台111に対向する原稿の画像を走査して原稿の画像面における反射光を光学レンズ115に配光する。光学レンズ115は、原稿の画像面における反射光を光電変換素子116に結像する。光電変換素子116は、原稿の画像面における反射光に応じた電気信号を画像信号として出力する。
【0027】
用紙給紙部211は、給紙カセットに収納された用紙を1枚ずつ分離して画像形成部210方向に給紙する。用紙給紙部211から給紙された用紙は、レジストローラ212に前端部を当接して一旦停止した後、レジストローラ212の回転により画像形成部210の動作に同期して画像形成部210内に導かれる。画像形成部210の下部には、搬送ベルト機構213が配置されている。搬送ベルト機構213は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間に搬送ベルト216を張架しており、吸着用帯電ブラシ228により帯電した搬送ベルト216の表面に用紙を静電吸着して搬送する。
【0028】
画像形成部210は、第1〜4の画像形成ステーションPa〜Pdを備えている。第1の画像形成ステーションPaは、矢印F方向に回転自在に支持した感光体ドラム222aの周囲に、感光体ドラム222aの表面に単一極性の電荷を帯電する帯電器223a、感光体ドラム222aの表面に画像光を照射するレーザユニット227a、感光体ドラム222aの表面に形成された静電潜像をトナー像に顕像化する現像装置224a、感光体ドラム222aの表面に担持されたトナー像を用紙の表面に転写する転写器225a、及び、感光体ドラム222aの表面に残留したトナーを除去するクリーナ226aを対向して配置している。第2〜4の画像形成ステーションPb〜Pdのそれぞれは第1の画像形成ステーションPaと同一の構成を有している。
【0029】
第1〜4の画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色に対応している。即ち、光電変換素子116から出力された画像信号が後述する画像処理部においてイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像データに画像処理されてレーザユニット227a〜227dのそれぞれに供給される。
【0030】
レーザユニット227a〜227dのそれぞれは、画像データに応じたレーザ光を照射する半導体レーザ素子、レーザ光を主走査方向に偏向させるポリゴンミラー、及び、偏向後のレーザ光を感光体ドラム222a〜222dの表面に結像させるfθレンズを備え、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像データに基づく画像光を感光体ドラム222a〜222dのそれぞれの表面に照射する。
【0031】
また、現像装置224a〜224dのそれぞれには、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色のトナーが収納されている。これによって、感光体ドラム222a〜222dのそれぞれの表面にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色のトナー像が形成される。
【0032】
画像形成ステーションPa〜Pdのそれぞれにおいて形成された各色のトナー像は、搬送ベルト216の表面に静電吸着した用紙に転写される。複写機1の内部において搬送ベルト機構213の下流側には定着装置217が配置されており、トナー像を転写した用紙は定着装置217に導かれて加熱及び加圧を受け、トナー像は用紙の表面に溶融して定着する。定着装置217を通過した用紙は、ゲート218の動作により排紙ローラ219又はスイッチバック搬送路221に選択的に導かれる。即ち、片面複写モード時及び両面複写モードにおける用紙両面への複写終了時には、用紙は排紙ローラ219を介して排紙トレイ220に排出される。一方、両面複写モードにおける用紙片面への複写終了時には、用紙はスイッチバック搬送路221において表裏面を反転して画像形成部210に再度給紙される。
【0033】
図2は、上記複写機の制御部の構成を示すブロック図である。複写機1の各部は、中央処理ユニット44によって統括制御されている。このため、中央処理ユニット44には、画像処理部41、操作パネルユニット45、ADF関係負荷46、データ通信ユニット47、画像読取部関係負荷48、画像形成部関係負荷49、センサ入力部50及び用紙搬送関係負荷51が接続されている。
【0034】
ADF関係負荷46には、自動原稿送り装置112における原稿の搬送動作に必要なモータ、クラッチ及びスイッチ等が含まれる。画像読取部関係負荷48には、画像読取部110における走査ユニット113,114の動作に必要なモータやソレノイド等が含まれる。画像形成部関係負荷49には、感光体ドラム222a〜222dの回転動作等に必要なモータ、ソレノイド及び高圧電源回路等が含まれる。用紙搬送関係負荷51には、用紙給紙部211から画像形成部210を経由して排紙トレイ220に至る用紙搬送路を構成する給紙ローラ、レジストローラ212、搬送ベルト216及び排紙ローラ219等の回転動作に必要なモータやクラッチ等が含まれる。
【0035】
画像処理部41は、画像入力部40、画像データ出力部42及び画像データ記憶部43を備えている。画像処理部41は、画像読取部110の光電変換素子116から入力された画像信号を画像データ入力部40においてディジタルデータに変換し、所定の処理を施して画像データ記憶部43に一時格納した後、画像データ出力部42から画像形成部210のレーザユニット227a〜227dに出力する。
【0036】
センサ入力部50には、用紙給紙部211から画像形成部210を経由して排紙トレイ220に至る用紙搬送路中に配置された複数の用紙検知センサ、及び、複写機1の各部の開閉状態を検出するロック検知センサが接続されている。センサ入力部50は、これら用紙検知センサ及びロック検知センサの検出信号を中央処理ユニット44に入力する。
【0037】
操作パネルユニット45には、複写機1の上面に配置された操作パネルを構成するキースイッチやディスプレイ等が含まれる。操作パネルユニット45は、キースイッチの操作による画像処理データの入力を受け付けて入力された画像処理データを中央処理ユニット44に出力するとともに、中央処理ユニット44から入力された表示データをディスプレイに表示する。
【0038】
データ通信ユニット47には、後述する携帯端末装置が接続される。中央処理ユニット44は、データ通信ユニット47を介して携帯端末装置から画像データ及び画像処理データの入力を受け付けるとともに、データ通信ユニット47を介してて携帯端末装置に表示データ及び制御データを出力する。
【0039】
中央処理ユニット44は、操作パネルユニット45の操作により、又は、データ通信ユニット47を介して入力された画像処理データ、及び、センサ入力部50から入力された検出信号に基づいて、画像処理部41、ADF関係負荷46、画像読取部関係負荷48、画像形成部関係負荷49及び用紙搬送関係負荷51に制御データを出力するとともに、操作パネルユニット45に対する表示データの出力、並びに、データ通信ユニット47を介して携帯端末装置に対する表示データ及び制御データの出力を行う。
【0040】
図3(A)及び(B)は、この発明の実施形態に係る別のデータ処理装置である携帯端末装置の正面図及び背面図である。携帯端末装置2は、所謂モバイルコンピュータであり、正面に透明タッチパネル59を有するカラーディスプレイ3、電源スイッチ4、並びに、置数キー及びリターンキーを含むキースイッチ5を備えている。また、背面に充電型バッテリ6a,6bの装着部7が形成されている。携帯端末装置2は、装着部7に装着した充電型バッテリ6a,6bから電力供給を受ける。また、図外のACアダプタを介して商用電源から電力供給を受けることができる。携帯端末装置2は、可搬可能な薄型に形成されており、後述するように複写機1の操作パネルの一部に装着可能な形状にされている。携帯端末装置2は、入力ペン8によるタッチパネル59の押圧操作、又は、キースイッチ5の操作によりデータの入力を受け付ける。
【0041】
図4は、上記携帯端末装置の制御部の構成を示すブロック図である。携帯端末装置2の各部は、ROM55及びRAM56を備えたCPU54によって統括制御される。このため、CPU54には、ディスプレイデータ処理部52、入力データ処理部53、LEDドライバ57、音源ユニット58、HDDドライバ60、外部データ処理部61及び電源部62が接続されている。
【0042】
ディスプレイデータ処理部52は、CPU54から出力される表示データをデータ展開してディスプレイドライバ63に供給する。ディスプレイドライバ63は、ディスプレイデータ処理部52から供給されたデータに基づいてカラーディスプレイ3を駆動する。入力データ処理部53は、キースイッチ5及びタッチパネル59における操作データをCPU54に出力する。LEDドライバ57は、CPU54から出力される駆動データに基づいて、携帯端末装置2の動作状態を表示するLED64を点灯する。
【0043】
音源ユニット58は、CPU54から出力される音声データに基づいて、携帯端末装置2の動作状態を音声表示するスピーカ65を鳴動させる。HDドライバ60は、携帯端末装置2に入出力されるデータを保存するHDに対してデータの書込及び読取を行う。外部データ処理部61は、フロッピディスクやICカード等の記録媒体に対してデータの書込及び読取を行うとともに、IR通信部やパラレルインタフェースを介して外部装置とのデータの入出力を行う。また、この発明のデータ処理システムを構成する複写機1との間のデータの入出力は、この外部データ処理部61を介して行われる。電源部62は、充電型バッテリ6a,6b又はACアダプタから携帯端末装置2の各部に電源を供給する。
【0044】
図5は、上記携帯端末装置の装着時における複写機の操作パネルを示す図である。複写機1の上面に配置された操作パネル10には、複写枚数の設定入力を受け付ける置数キー11、設定された複写枚数をクリアする指示入力及び連続複写動作を中止する指示入力を受け付けるクリアキー12、複写動作を開始する指示入力を受け付けるスタートキー13、現在設定されている複写処理データの全てをクリアする指示入力を受け付ける全解除キー14、連続複写動作中に別の複写動作の割込を受け付ける割込キー15、設定入力された複写枚数を表示する枚数表示器16、電源のオン/オフや予熱モード等の状態を表示する状態表示器17、並びに、ファックス機能及びプリンタ機能の実行状態を示す機能表示器18を備えている。この操作パネル10の中央部に携帯端末装置2が着脱自在に装着される。
【0045】
図6は、上記携帯端末装置のディスプレイの表示状態を示す図である。上述した通り、携帯端末装置2はモバイルコンピュータであり、複写機1の操作パネル10に装着されていない状態で電源スイッチ4をオンすると、携帯端末装置2のカラーディスプレイ3には、図6(A)に示すように、携帯端末装置2にインストールされているアプリケーションソフトの選択画面が表示され、入力ペン8を介してタッチパネル59を押圧操作していずれかのアプリケーションソフトのプログラムを選択的に起動させることにより、一般的なパーソナルコンピュータとして機能する。
【0046】
これに対して、携帯端末装置2を複写機1の操作パネル10に装着した状態で電源スイッチ4をオンすると、携帯端末装置2のカラーディスプレイ3には、図6(B)に示すように、複写機1における複写動作を制御するための複写処理データの入力画面が表示され、入力ペン8を介してタッチパネル59を押圧操作して画像濃度や複写倍率等の複写条件を表す複写処理データを設定入力することができる。
【0047】
図7は、上記複写機の操作パネルに対する携帯端末装置の装着状態を説明する図である。複写機1の操作パネル10の略中央部に形成された端末装着部10aには、図7(A)に示すように、電源供給部19が収納されている。この電源供給部19は、携帯端末装置2に装着される充電型バッテリ6a,6bと同一の形状を呈しており、図7(B)に示すように、携帯端末装置10aの装着部7から充電型バッテリ6,6bを取り外した後に、装着部7に電源供給部19を装着することができる。このように、携帯端末装置2の装着部7に電源供給部19を装着して電源端子20に接続することにより、携帯端末装置2に対して複写機1から電源を供給することができる。
【0048】
なお、装着部7に2個の充電型バッテリ6a,6bが装着される場合に、複写機1にも2個の電源供給部19を設け、2個の電源端子20のそれぞれに接続するようにしてもよい。また、複写機1に携帯端末装置2を装着していない状態において電源供給部19を保護すべく、複写機1の電源供給部19の収納位置に遮蔽部材を開閉自在に設けることもできる。
【0049】
図8は、上記複写機の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。複写機1に電源が投入されると、複写機1の中央処理ユニット44は起動動作を開始し(s1)、複写機1の各部におけるトラブルの有無をチェックし(s2)、複写機1の各部が動作可能な状態であれば複写機1のウォーミングアップを開始する(s3,s4)。このウォーミングアップには、定着装置217の温度をトナーの溶融温度まで上昇させる処理を含む。
【0050】
次いで、中央処理ユニット44は、複写機1の操作パネル10に携帯端末装置2が装着されているか否かをチェックし(s5)、携帯端末装置2が装着されている場合には携帯端末装置2の電源をオンする(s6)。さらに、中央処理ユニット44は、携帯端末装置2が起動動作を正常に実行するか否かをチェックし(s7)、携帯端末装置2が起動動作を正常に実行した場合には、携帯端末装置2の起動動作の完了及び複写機1のウォーミングアップの完了を経て、複写動作の開始を指示する入力操作を待機する(s8〜s10)。
【0051】
なお、中央処理ユニット44は、複写機1の操作パネル10に携帯端末装置2が装着されていない場合には、複写機1のウォーミングアップを完了するまでの間において携帯端末装置2の装着を待機する(s9→s5)。
【0052】
中央処理ユニット44は、s7において携帯端末装置2が起動動作を正常に実行していないと判断した場合には、複写機1におけるウォーミングアップ処理の一部の実行を制限し(s11)、一部を制限したウォーミングアップ処理の完了を待機する(s12)。中央処理ユニット44は、一部が制限されたウォーミングアップ処理が完了すると、操作パネル10に新たな携帯端末装置2が装着されるのを待機し(s13)、操作パネル10に新たな携帯端末装置2が装着されると、制限していた一部のウォーミングアップ処理を開始するとともに、新たに装着された携帯端末装置2の電源をオンする(s14→s6)。
【0053】
上記s11において一部の実行を制限するウォーミングアップ処理とは、例えば、定着装置217の温度をトナーの溶融温度よりも低い温度に維持する節電モードのウォーミングアップ処理であり、一般的な複写機において所定時間にわたって複写動作が開始されない場合に実行される。この節電モードのウォーミングアップ処理を実行することにより、定着装置217における電力消費量を削減してランニングコストの低廉化を図ることができる。
【0054】
なお、一部が制限されたウォーミングアップ処理が完了した後に、起動動作を正常に実行しなかった携帯端末装置2が操作パネル10から取り外された状態で所定時間を経過した後に、制限していた一部のウォーミングアップ処理を実行し、複写機1のみによる複写処理を受け付けるようにしてもよい。
【0055】
また、操作パネル10に携帯端末装置2が装着されていないと判断した場合、又は、起動動作を正常に実行しなかった携帯端末装置2に代えて新たな携帯端末装置2が装着されるまでの間において、データ通信ユニット47における画像データの受信処理を規制し、原稿台111に載置された原稿又は自動原稿送り装置112にセットされた原稿の画像についての複写処理のみの開始を受け付けるようにしてもよい。
【0056】
さらに、起動動作を正常に実行しなかった携帯端末装置2に代えて新たな携帯端末装置2を操作パネル10に装着する際に、予め携帯端末装置2に電源を投入して起動動作を完了しておくこととし、中央処理ユニット44が携帯端末装置2に対する電源の投入処理に代えて、新たに装着された携帯端末装置2が動作可能な状態であるか否かの判別を行うようにしてもよい。
【0057】
図9は、上記携帯端末装置の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。携帯端末装置2に電源が投入されると携帯端末装置2のCPU54は、携帯端末装置2の各部におけるトラブルの有無をチェックし(s21)、携帯端末装置2の各部が動作可能な状態であれば携帯端末装置2の起動動作を開始する(s22,s23)。
【0058】
次いで、CPU54は、携帯端末装置2が複写機1の操作パネル10に装着されているか否かをチェックし(s24)、携帯端末装置2が複写機1に装着されている場合には複写機1の電源をオンする(s25)。さらに、CPU54は、複写機1が起動動作を正常に実行するか否かをチェックし(s26)、複写機1が起動動作を正常に実行した場合には、携帯端末装置2における起動動作を完了した後に複写機1のウォーミングアップが完了するまでの間において携帯端末装置2において節電モードを実行する(s27〜s29)。この後、複写機1におけるウォーミングアップが完了すると、携帯端末装置2の節電モードを解除して複写動作の開始を指示する入力操作を待機する(s30〜s31)。
【0059】
CPU54は、s24において携帯端末装置2が複写機1の操作パネル10に装着されていないと判断した場合、又は、s26において複写機1の起動動作が正常に実行されていないと判断した場合には、携帯端末装置2の起動動作が完了した後に、複写機1を用いた複写動作に係る入力操作を除く携帯端末装置2のみの処理機能、例えば、計算機能等に係る入力操作を待機する(s32,s33)。
【0060】
上記s29においてCPU54が実行する節電モードでは、例えば、カラーディスプレイ3の駆動を停止する処理が行われる。この節電モードを実行することにより、複写機1のウォーミングアップが完了するまでの間において、携帯端末装置2における電力消費量を削減してランニングコストの低廉化を図ることができる。
【0061】
なお、s29においてCPU54が実行する処理として、節電モードに代えて携帯端末装置のみの処理機能に係る入力装置を待機するようにしてもよい。
【0062】
また、複写機1の操作パネル10に携帯端末装置2が装着されている状態で、複写機1と携帯端末装置2とに電源が同時に投入された場合に、複写機1及び携帯端末装置2のいずれかにおいて、先に起動動作を完了した一方の装置において、残る他方の装置の起動動作が完了するまでの間において、節電モードを実行する処理、又は、一方の装置のみの処理機能に係る入力操作を受け付ける処理を実行するようにしてもよい。
【0063】
図10は、この発明の別の実施形態に係る複写機の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。複写機1に電源が投入されると、複写機1の中央処理ユニット44は起動動作を開始し(s41)、複写機1の各部におけるトラブルの有無をチェックし(s42)、複写機1の各部が動作可能な状態であれば複写機1のウォーミングアップを開始する(s43,s44)。
【0064】
次いで、中央処理ユニット44は、複写機1の操作パネル10に携帯端末装置2が装着されているか否かをチェックし(s45)、携帯端末装置2が装着されている場合には携帯端末装置2の電源をオンする(s46)。さらに、中央処理ユニット44は、携帯端末装置2が起動動作を正常に実行するか否かをチェックし(s47)、携帯端末装置2が起動動作を正常に実行した場合には、携帯端末装置2の起動動作の完了及び複写機1のウォーミングアップの完了の後、複写機1の操作パネルユニット45を節電モードの待機状態とし(s48〜s50)、携帯端末装置2のタッチパネル59の操作による複写作業の開始の指示を待機する(s55)。s50において設定される節電モードの待機状態とは、例えば、操作パネル10に配置されているディスプレイや表示器の駆動を停止する状態であり、複写機1における電力消費量を削減するものである。
【0065】
中央処理ユニット44は、複写機1の操作パネル10に携帯端末装置2が装着されていない場合には、複写機1のウォーミングアップを完了するまでの間において携帯端末装置2の装着を待機する(s49→s45)。
【0066】
中央処理ユニット44は、s47において携帯端末装置2が起動動作を正常に実行していないと判断した場合には、s50における節電モードの待機状態の設定をすることなく、複写機1の操作パネルユニット45の操作による複写機作業の開始の指示を待機する。このとき、中央処理ユニット44は、複写機1におけるウォーミングアップ処理の一部の実行を制限し(s51)、一部を制限したウォーミングアップ処理の完了を待機する(s52)。中央処理ユニット44は、一部が制限されたウォーミングアップ処理が完了すると、操作パネル10に新たな携帯端末装置2が装着されるのを待機し(s53)、操作パネル10に新たな携帯端末装置2が装着されると、制限していた一部のウォーミングアップ処理を開始するとともに、新たに装着された携帯端末装置2の電源をオンする(s54→s46)。
【0067】
以上の処理により、複写機1は、操作パネル10に装着された携帯端末装置2の起動動作が適正に行われたか否かに応じて、操作パネル10を節電モードの待機状態にするか否かを決定し、操作パネル10又は携帯端末装置2のタッチパネル59のいずれかを択一的に有効にする。これによって、複写動作の開始の指示入力に係る操作の待機中における電力消費量を削減することができる。
【0068】
なお、操作パネル10に起動動作を適正に完了した携帯端末装置2が装着されている場合でも、操作パネル10に配置されているいずれかのキー等が操作された際に、操作パネル10の節電モードの待機状態を解除し、操作パネル10において複写動作に係る処理データの入力操作を受け付けるようにしてもよい。このとき、携帯端末装置2を節電モードの待機状態にし、ディスプレイ3の駆動を停止するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置が起動動作を完了した際に他のデータ処理装置の起動動作が完了していない場合に、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間において動作待機モードを変更することにより、他のデータ処理装置の起動状態に応じてデータ処理装置の動作待機モードを変更し、各データ処理装置を理想的な状態で動作させることができる。
【0070】
請求項2に記載した発明によれば、起動時間が異なる複数のデータ処理装置のうち、起動時間が長いデータ処理装置における起動動作が所定の段階に達した時に、起動時間が短いデータ処理装置に電源を投入することにより、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置において他のデータ処理装置から出力されたデータに基づく処理を実行する際に、複数のデータ処理装置のそれぞれの起動時間が異なる場合にも、起動動作を完了したデータ処理装置において他のデータ処理装置の起動動作の完了を長期間にわたって待機する必要がなく、各データ処理装置を理想的な状態で起動させることができる。
【0072】
請求項3に記載した発明によれば、データ処理システムに含まれるいずれかのデータ処理装置が起動動作を完了した際に他のデータ処理装置の起動動作が完了していない場合に、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間において節電モードを実行することにより、他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間における電力消費量を減少し、ランニングコストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るデータ処理システムを構成する複写機の構成を示す図である。
【図2】上記複写機の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】上記データ処理システムを構成する携帯端末装置の正面図及び背面図である。
【図4】上記携帯端末装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】上記携帯端末装置の装着時における複写機の操作パネルを示す図である。
【図6】上記携帯端末装置のディスプレイの表示状態を示す図である。
【図7】上記複写機の操作パネルに対する携帯端末装置の装着状態を説明する図である。
【図8】上記複写機の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。
【図9】上記携帯端末装置の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。
【図10】この発明の別の実施形態に係る複写機の制御部の処理手順の要部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−複写機(データ処理装置)
2−携帯端末装置(データ処理装置)
3−ディスプレイ
10−操作パネル
44−中央処理ユニット
54−CPU
59−タッチパネル
Claims (3)
- 他のデータ処理装置とともにデータ処理システムを構成するデータ処理装置において、
起動動作が完了した後に他のデータ処理装置の起動動作が完了するまでの間に節電モードである第1の動作待機モードを実行するとともに、他のデータ処理装置の起動動作が完了した後に前記第1の動作待機モードを解除して入力操作を待機する第2の動作待機モードを実行することを特徴とするデータ処理装置。 - 自己又は他のデータ処理装置のうち起動時間がより長いいずれか一方における起動動作が所定の段階に達した時に、残る他方に電源を投入する制御を行う請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記第1の動作待機モードが、データ処理動作の一部の実行を規制するモードである請求項1に記載のデータ処理装置。
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