JP3857761B2 - 人工芝生 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は人工芝生に係り、さらに詳しく言えば、天然芝生に近似した外観性が得られる人工芝生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばテニスコートを施工するにあたっては、導入コスト,維持コストが安価であるとともに、比較的天然芝生に近い接地感が得られる人工芝生が多用されている。
人工芝生は、多数のパイルが植設された基布を下地基盤の上に敷設することにより形成された芝面を有し、用途に応じてパイル間に目砂等の充填材が充填される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような人工芝生においては、芝面が端正な合成樹脂製パイルにより形成されているため、人工的な外観性を有していることが否めず、従来より、テニスプレーヤ等から天然芝生に近似した立体的な、具体的には各パイルの先端により自然な凹凸感を有する芝面が求められている。このような要望は、テニスプレーヤだけではなく、人工芝生を採用した競技場において各種競技を行う、例えばサッカープレーヤ等からも寄せられている。
そして、この要望に対して、例えば色調を異にする2以上の偏平繊維が相互に倒伏している人工芝生や(実開平6−20505号公報参照:従来例1)、色によって背の高いハイループおよび背の低いロウループを作り分け、先端をカットしたパイルにより模様をあらわす人工芝生(実開平7−4505号公報参照:従来例2)等が提案されている。
【0004】
しかしながら、従来例1は、色調を異にする2以上の偏平繊維が相互に倒伏しているため芝面が平面的となり、前述のような立体的な芝面を望む各種競技プレーヤを満足させることはではない。
一方、従来例2では、芝面の表面に絵や模様等をあらわすことを目的としていて、天然芝生に近似した自然な凹凸を芝面に形成するものではない。特に、従来例2では、全パイルの略半分程度が表面に露出するのみであるため無駄が多く、かつ、実際にはロウループが芝面の表面に露出して所望の効果が得られないという問題もある。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は、外観的にも実際にも天然芝生に近似した自然な凹凸感が芝面に得られる人工芝生を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載した発明は、第1パイルおよび第2パイルが混植された人工芝生であって、前記第1パイルおよび第2パイルが色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しており、前記第1パイルおよび前記第2パイルの色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系で、かつ、前記第1パイルと前記第2パイルの高低差が1〜3mmであるとともに、高さが高い方の前記第1パイルが高明度の緑(黄系)に着色され、高さが低い方の前記第2パイルが低明度の緑(青系)に着色されており、前記第1パイルおよび前記第2パイルの色差が0.3以上であることを特徴としている。
【0006】
この場合、第1パイルおよび第2パイルとしては、互いの色相,彩度,明度,透過率,反射率等が相違していればよく、天然芝生の色に近似した顔料を採用するとともに、その濃度等を適宜選択することにより当該間に色差を生じさせればよい。
なお、本明細書において、色相および色差という用語は、財団法人日本規格協会発行のJIS工業用語大辞典第4版に基づいて用いている。すなわち、色相とは赤,黄,緑,青,紫等のように色知覚の性質を特徴づける色の属性の意であり、色差とは色の相違を数量的にあらわしたものの意である。
【0007】
これらの第1パイルおよび第2パイルは、先端から基端までが同一色である必要はなく、グラデーション(無段階な色調変化)を施しておいてもよい。また、すべての第1パイルおよび第2パイルが互いに異なる色相を有している必要はなく、芝面の所定部分において第1パイルおよび第2パイルが同色であってもよい。
そして、第1パイルおよび第2パイルの形態としては、ストレート状,ループ状のスプリットタイプ,フィラメントタイプ等が採用でき、捲縮加工,スリット加工,撚り加工の有無やその度合等も任意である。
さらに、第1パイルおよび第2パイルは、基布に対して規則的(例えばマトリックス状の等間隔)に配置されていてもよく、あるいは不規則(不等間隔)に配置されていてもよい。
【0008】
また、第1パイルおよび第2パイルは、面状の基布に植設し、かつ、適宜なバッキング材を基布に塗布して乾燥させることにより一体化させてもよく、あるいは第1パイルおよび第2パイルと基布とをあらかじめ一体的に樹脂成形してもよい。
そして、第1パイルおよび第2パイルと基布とを一体成形する場合には、各パイルの成形個所に異なる顔料を添加したり、あるいは一体成形後に各パイルに所望色の塗料を塗布してもよい。
さらに、第1パイルおよび第2パイル間には、目砂,ゴムチップの単体あるいは混合体等の充填材を所定高さまで充填してもよい。この場合、充填材は、少なくとも第1パイルおよび第2パイルの一部(先端部,中間部)が充填材から外部に露出して芝面を構成するように適宜充填しておけばよい。
【0009】
上記したように、請求項1に記載した発明においては、第1パイルおよび第2パイルが色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しているため、天然芝生に極めて近似した自然な凹凸感を芝面に表現できることになる。
【0010】
また、前記第1パイルおよび前記第2パイルの色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系であるため、第1パイルおよび第2パイルが天然芝生の色に近い色相を有し、これにより、天然芝生に近似した自然な外観性が得られることになる。
【0011】
また、前記第1パイルおよび前記第2パイルの色差が0.3以上であるため、明確なコントラストが生じ、芝面に立体感が得られることになる。
さらに、請求項2に記載した発明においては、前記第1パイルがストレート糸であるとともに、前記第2パイルが捲縮糸であることを特徴としているため、芝面の面方向だけではなく、芝面の厚み方向にも自然な立体感が得られることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1(A)には、本発明に係る第1実施例が示されている。本実施例における人工芝生10は、テニスコートを施工するために、砕石層11を覆う下地層12の上に敷設されている。
この人工芝生10は、第1パイル21および第2パイル22が混植された基布23を下地12層の上に敷設することにより形成された芝面14を有し、用途に応じて各パイル間に目砂等の充填材15が充填される。充填材15は、デッキブラシ等により第1パイル21および第2パイル22の少なくとも一部(先端部,中間部)が充填材15の外部に露出するように充填される。
【0013】
この実施例において、第1パイル21はモノフィラメントタイプのストレート糸とされているとともに、第2パイル22はスプリットタイプの捲縮糸とされ、第1パイル21が第2パイル22よりも大きな高さ寸法を有している。具体的には、第1パイル21および第2パイル22の高低差は1mm以上、好ましくは3mmである。
そして、第1パイル21および第2パイル22は、マンセル体系の5Yないし10BG(黄〜緑〜青緑)のうち、第1パイル21が高明度の緑(黄系),第2パイル22が低明度の緑(青系)に着色されている。したがって、第1パイル21および第2パイル22の色相は、0.3以上、好ましくは1.0以上とされている。
【0014】
これらの第1パイル21および第2パイル22は、それぞれの基端部が基布23に挿通され、基布23の裏面(図中下面)に適宜なバッキング材を塗布して乾燥させることによりマトリックス状に固定されている。
このような人工芝生10は、高低差のある第1パイル21および第2パイル22の色差により、テニスプレーヤ等の観者に異なる色刺激を与えるようになっている。
【0015】
以上のような第1実施例の人工芝生10によれば、第1パイル21および第2パイル22が色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しているため、天然芝生に極めて近似した自然な凹凸感を芝面14に表現できる。また、第1パイル21および第2パイル22の各色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系であるため、極めて天然芝生に近似した自然な外観性が得られる。
【0016】
さらに、本実施例においては、第1パイル21および第2パイル22の色差が0.3以上であるため、芝面14に明確なコントラストが生じ、良好な立体感が得られる。
そして、この人工芝生10は、第1パイル21がストレート糸であるとともに、第2パイル22が捲縮糸であるため、芝面14の面方向だけではなく、芝面14の厚み方向にも自然な立体的が得られる。
【0017】
図1(B)には、本発明に係る第2実施例が示されている。この図において、第2実施例の人工芝生30は模式的に示されている。この人工芝生30は、第1パイル31および第2パイル32がストレート状の成形物とされている。第1パイル31は、第2パイル32に比較して大きな高さ寸法および高明度を有している。
このような人工芝生30は、樹脂成形により第1パイル31および第2パイル32が基布33に対して一体的に成形されている。第1パイル31および第2パイル32は、樹脂成形時に所定位置に所望色の顔料を添加したり、あるいは樹脂成形後に所望色の塗料を塗布することにより適宜な色差が生ずるようになっている。
【0018】
以上のような第2実施例によれば、第1パイル31および第2パイル32が色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しているため、前述した第1実施例と同様な効果が得られる。
そして、この第2実施例によれば、第1パイル31および第2パイル32が基布33に対して一体成形されているため、パイルを基布に固定する作業が必要なく、第1実施例の人工芝生10に比較して製造工程を簡略化できる。
【0019】
【実施例】
次に、第1パイル21および第2パイル22の色相や形態を選択して実際に複数の人工芝生10を施工し、平面外観性の評価および斜視外観性の評価に基づいて総合評価を行ったので、表1に基づいて比較例とともに説明する。
ここで、平面外観性とは芝面14を垂直方向(1mないし2m上方)から見た外観性の良否の意であり、斜視外観とは芝面14に対して斜め方向(1mないし2m側方)から見た外観性の良否の意である。そして、平面外観性および斜視外観性の評価は、20人の観者が各実施例および各比較例をランダムに観察し、5点満点とする5段階に評価した平均値とした。また、総合評価は、これらの各評価の平均値を四捨五入した。
なお、各実施例および各比較例は、同一太さを有するとともに、色相および形状が異なる第1パイル21および第2パイル22を採用し、タフト機を用いて第1パイル21および第2パイル22を基布23に対して3/16Ge(3/16インチ),4.0St(4本/インチ)の条件でタフティングし、タフティング後、基布23にバッキング材を塗布して乾燥させ、第1パイル21および第2パイル22を基布23と一体化させた。
【0020】
【表1】
【0021】
(実施例1(参考))
ストレート形状でマンセル体系の10Bに彩色され、かつ、異なる高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が0.28となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が1.5,斜視外観性の評価が2.5であり、総合評価が2.0となった(図2(A)参照)。
(実施例2(参考))
ストレート形状でマンセル体系の10Bに彩色され、かつ、異なる高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が0.35となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が2.5,斜視外観性の評価が3.0であり、総合評価が2.8となった(図2(A)参照)。
【0022】
(実施例3)
ストレート形状でマンセル体系の5GYに彩色され、かつ、異なる高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が0.96となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が3.0,斜視外観性の評価が3.6であり、総合評価が3.3となった(図2(A)参照)。
(実施例4)
ストレート形状でマンセル体系の5GYに彩色され、かつ、異なる高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が1.05となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が3.6,斜視外観性の評価が4.0であり、総合評価が3.8となった(図2(A)参照)。
【0023】
(実施例5)
ストレート形状でマンセル体系の5GYに彩色され、かつ、異なる高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が16.0となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が4.0,斜視外観性の評価が4.5であり、総合評価が4.2となった(図2(A)参照)。
(実施例6)
ストレート形状でマンセル体系の5.5Gに彩色された第1パイル21と、捲縮加工が施されてマンセル体系の5Gに彩色され、かつ、第1パイル21と異なる高さ寸法を有する第2パイル22とを色差が15.8となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価,斜視外観性の評価および総合評価が5.0となった(図2(B)参照)。
(実施例7(参考))
ストレート形状でマンセル体系の10Bに彩色された第1パイル21と、捲縮加工が施されてマンセル体系の9.5Bに彩色され、かつ、第1パイル21と異なる高さ寸法を有する第2パイル22とを色差が15.9となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が3.9,斜視外観性の評価が4.1であり、総合評価が4.0となった(図2(B)参照)。
【0024】
(比較例1)
一方、ストレート形状でマンセル体系の10Bに彩色され、かつ、同一高さ寸法を有する第1パイル21および第2パイル22を色差が15.9となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が2.0,斜視外観性の評価が1.5であり、総合評価が1.8となった(図2(C)参照)。
(比較例2)
ストレート形状でマンセル体系の5GYに彩色された第1パイル21と、捲縮加工が施されてマンセル体系の5GYに彩色され、かつ、第1パイル21と異なる高さ寸法を有する第2パイル22とを色差が0.01となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価が,斜視外観性の評価および総合評価が1.5となった(図2(B)参照)。
(比較例3)
ストレート形状でマンセル体系の5Gに彩色された第1パイル21と、ストレート形状でマンセル体系の5Pに彩色され、かつ、第1パイル21と同一高さ寸法を有する第2パイル22とを色差が60.0となるように基布23に混植した結果、平面外観性の評価,斜視外観性の評価および総合評価が1.0となった(図2(C)参照)。
【0025】
以上の評価から、実施例3ないし6は、第1パイル21および第2パイル22の色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系で、かつ、第1パイルおよび第2パイルの色差が0.3以上であるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しているため、比較例1ないし比較例3に比較して、平面外観性の評価,斜視外観性の評価および総合評価が極めて良好であることが判る。
【0026】
また、実施例6は、第1パイル21がストレート糸であるとともに第2パイル22が捲縮糸であるため、他の各例に比較して平面外観性の評価,斜視外観性の評価および総合評価が平均化された高い評価を受けていることが判る。
【0027】
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明を達成できる範囲での改良,変形等は本発明に含まれるものである。
例えば、前述した各実施例では、第1パイルおよび第2パイルのみを例示したが、本発明は第1パイルおよび第2パイルに比較して異なる高さ寸法を有する第3パイルを併用してもよい。
また、第1パイルおよび第2パイル間に充填される充填材の材質,形状や充填高さは本発明を達成できる範囲内で適宜選択でき、充填材の採否も任意である。その他、前述した各実施例で示した第1パイル,第2パイルの材質,形状,寸法,植設形態等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明によれば、第1パイルおよび第2パイルが色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しているため、天然芝生に極めて近似した自然な凹凸感を芝面に表現できる。また、第1パイルおよび前記第2パイルの色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系であるため、第1パイルおよび第2パイルが天然芝生の色に近い色相を有し、これにより、極めて天然芝生に近似した自然な外観性が得られる。さらには、第1パイルおよび前記第2パイルの色差が0.3以上であるため、明確なコントラストが生じ、芝面に立体感が得られる。
【0029】
一方、請求項2に記載した発明によれば、第1パイルがストレート糸であるとともに第2パイルが捲縮糸であるため、芝面の面方向だけではなく、芝面の厚み方向にも自然な立体感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図および第2実施例を示す模式図である。
【図2】各実施例および各比較例を示す模式図である。
【符号の説明】
10,30 人工芝生
21,31 第1パイル
22,32 第2パイル
Claims (2)
- 第1パイルおよび第2パイルが混植された人工芝生であって、
前記第1パイルおよび第2パイルが色相,彩度,明度のうちの少なくとも1つの要素が異なるとともに、互いに異なる高さ寸法を有しており、
前記第1パイルおよび前記第2パイルの色相がマンセル色相の5Yないし10BGの黄〜緑〜青緑系で、かつ、前記第1パイルと前記第2パイルの高低差が1〜3mmであるとともに、高さが高い方の前記第1パイルが高明度の緑(黄系)に着色され、高さが低い方の前記第2パイルが低明度の緑(青系)に着色されており、前記第1パイルおよび前記第2パイルの色差が0.3以上であることを特徴とする人工芝生。 - 前記第1パイルがストレート糸であるとともに、前記第2パイルが捲縮糸であることを特徴とする請求項1に記載した人工芝生。
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