JP3857058B2 - 反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置 - Google Patents

反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、恒星、惑星、星雲、星団、ガス等で電波、赤外線、可視光等を放射する天体を観測する反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、例えば特開平05―19179号公報に示されたカセグレン光学系での従来の反射型光学望遠鏡装置を示す断面図であり、図9は、図8に示された従来の反射型光学望遠鏡装置の光学系を示す断面図であり、図8及び図9において、1は天体からの電波であり、2は天体からの赤外線及び可視光であり、3は曲面ガラスの表面3aに薄くアルミ等の金属膜11を蒸着した主反射鏡であり、4は主反射鏡3からの反射光をカセグレン焦点に集光させるための、曲面ガラスの表面4aに薄くアルミ等の金属膜11を蒸着した副反射鏡であり、6はカセグレン焦点でありこの焦点6に受光素子または観測装置用光学系9を設置する。
以上の説明は、赤外線、可視光望遠鏡での代表的例であるが、主反射鏡及び副反射鏡の材料をガラスに代えてアルミまたはCFRP等の導電性材料とし、受光素子または観測装置用光学系9に代えて受信機用一次放射器またはビーム伝送系8とすれば従来の電波望遠鏡装置となる。
【0003】
次に動作について説明する。
天体からの電波1若しくは赤外線及び可視光2は、主反射鏡3で反射後、主反射鏡焦点の手前に置かれた副反射鏡4で再度反射され、主反射鏡3の後方のカセグレン焦点6に像を結び、カセグレン焦点に置いた電波望遠鏡の受信機用一次放射器またはビーム伝送系8あるいは赤外線、可視光望遠鏡の受光素子または観測装置用光学系9等で天体観測を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
天体からの電波若しくは赤外線及び可視光を受信、受光して天体観測をおこなっているが、電波は低温部分から、赤外線、可視光は高温部分からのみそれぞれ放射されている。一方、従来の望遠鏡装置は、以上のように構成されているので、温度が部分的に異なる天体の全体を一度に観測出来ず、各周波数に対応した専用の望遠鏡で観測したものを継ぎ合わせて全体を求めなければならないという課題があった。更に、近年は、電波望遠鏡の観測周波数が可視光及び赤外線の周波数の約300分の1程度迄近づき、電波望遠鏡の所要精度が大幅に高くなっているため高価であり、各周波数に応じた望遠鏡を別々に持つことは、経済的でないといった課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、電波と、赤外線及び可視光との天体観測を同時にしかも一台の望遠鏡で可能とする反射型望遠鏡による天体観測用望遠鏡装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、電波を反射させ赤外線及び可視光を透過させる格子状金属膜が密着された表面と、上記電波と上記赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された裏面とを備え厚みを有する第1の反射鏡により、前記格子状金属膜が密着された表面が反射する電波の焦点と前記前面金属膜が密着された裏面が反射する赤外線及び可視光の焦点とが異なるように設定したものである。
【0007】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、電波を反射させ赤外線及び可視光を透過させる格子状金属膜が密着された表面と、上記電波と上記赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された裏面とを備えた第2の反射鏡を更に有するものである。
【0008】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、電波と赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された表面を備えた第2の反射鏡を更に有するものである。
【0009】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、第1の反射鏡が凹面鏡からなり、第2の反射鏡が凸面鏡からなるカセグレン光学系であるものである。
【0010】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、第1の反射鏡が凸面鏡からなり、第2の反射鏡が凹面鏡からなるカセグレン光学系であるものである。
【0011】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、第1の反射鏡が凹面鏡からなり、第2の反射鏡が凹面鏡からなるグレゴリアン光学系であるものである。
【0012】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、第1の反射鏡のみを用いる主焦点光学系であるものである。
【0013】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、第1の反射鏡の光軸上の電波の焦点の手前に受けられた平面鏡と、上記第1の反射鏡の光軸上の赤外線及び可視光の焦点の手前に受けられた平面鏡とを更に有するものである。
【0014】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点の位置をずらし、それぞれの焦点位置に受信機、カメラ等の観測機器を置いたものである。
【0015】
この発明に係る反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置は、電波と、赤外線及び可視光とに限定せず、互いに異なる周波数の2つの入射波の観測が同時に可能なものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の全体構成図であり、図2は、この実施の形態1の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。
【0017】
図2において、1は天体からの電波であり、2は天体からの赤外線及び可視光であり、3はガラス製の主反射鏡であり、4はガラス製の副反射鏡であり、主反射鏡3の表面3a及び副反射鏡の表面4aには天体からの電波1を反射させ、赤外線及び可視光2を透過させる格子状金属膜10が、主反射鏡の裏面3b及び副反射鏡の裏面4bには、電波1と赤外線及び可視光2とを反射させる全面金属膜11が密着させてある。
【0018】
5は主反射鏡3に設けられた中心開口であり、6は天体からの電波1の焦点であり、7は赤外線及び可視光2の焦点であり、8及び9は上記焦点6及び7に置かれた天体観測用の観測装置のセンサ部であり、8は電波1の受信機用ホーンまたはビーム伝送系等が、9は赤外線及び可視光2の受光素子または観測装置用光学系等が、各々、使用される。
【0019】
この実施の形態1では、主反射鏡3が第1の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡4が第2の反射鏡であって凸面鏡からなる。したがって、この実施の形態1の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、カセグレン光学系である。
【0020】
この明細書では、主反射鏡3及び副反射鏡4の表面3a及び表面4aとは、その反射鏡に入射した電波若しくは赤外線及び可視光がその反射鏡によって反射される側の面を表し、主反射鏡3及び副反射鏡4の裏面3b及び裏面4bとは、その反射鏡に入射した電波若しくは赤外線及び可視光がその反射鏡によって反射される側とは反対側の面を表すものとする。
【0021】
次に動作について説明する。
図2に示す天体からの電波1は、主反射鏡3の表面3aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射され、副反射鏡4の表面4aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点6で集束する。
【0022】
一方、天体からの赤外線及び可視光2は、主反射鏡3の表面3aの格子状金属膜10を通過し、主反射鏡3の裏面3bに密着して設けられた全面金属膜11により反射され、副反射鏡4の表面4aの格子状金属膜10を通過し、副反射鏡4の裏面4bの全面金属膜11で反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点7で集束する。
【0023】
ここで、格子状金属膜10は主反射鏡3の表面3a及び副反射鏡4の表面4aの全域に設けられており、格子線の幅と間隔は、観測対象となる電波と赤外線及び可視光との波長比が少なくとも300以上であることを利用して、電波の反射率と赤外線及び可視光の透過率とが最適となるよう設定してある。すなわち、格子状金属膜10は、電波を反射し、赤外線及び可視光を透過するように設定されている。これに対して、全面金属膜11は、電波と赤外線及び可視光とを反射するように設計されている。
【0024】
この実施の形態1及び以下に説明する実施の形態2から実施の形態6では、電波と、赤外線及び可視光との波長比が300以上であることを利用して、電波を反射し、赤外線及び可視光を透過する格子状金属膜10を用いて、電波と、赤外線及び可視光とを分離しているが、電波、赤外線及び可視光に限定せず、互いに異なる波長の、したがって互いに異なる周波数の2つの入射波を分離することもできる。
【0025】
天体からの電波1の焦点6の位置と、天体からの赤外線及び可視光2の焦点7の位置は、主反射鏡3の表面3a及び裏面3bの焦点距離、及び副反射鏡4の表面4a及び裏面4bの焦点距離と、副反射鏡4の主反射鏡3に対する位置とを適当に選ぶことにより、それぞれ独立かつ任意に決めることができる。
【0026】
以上のように、この実施の形態1によれば、電波1の焦点6と、赤外線及び可視光の焦点7とを異なる位置に配置したので、焦点6に集束した電波1を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系8と、焦点7に集束した赤外線及び可視光2を観測装置に導くための受光素子または光学系9とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、焦点6及び焦点7の周囲に設けることができるので、電波と、赤外線及び可視光との各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【0027】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。図3において、図2と同一符号は、同一の構成要素を示しているので、説明を省略する。図3において、16は焦点6の手前に置かれた平面鏡であり、17は焦点7の手前に置かれた平面鏡である。6’は平面鏡16を配置することにより設けられた新たな焦点であり、7’は平面鏡17を配置することにより設けられた新たな焦点である。
【0028】
この実施の形態2では、主反射鏡3が第1の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡4が第2の反射鏡であって凸面鏡からなる。したがって、この実施の形態2の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、カセグレン光学系である。
【0029】
次に動作について説明する。
上記の実施の形態1では、主反射鏡3の光軸上に焦点6及び焦点7を設けているが、例えば、天体からの電波1を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系、及び、赤外線及び可視光2を観測装置に導くための受光素子または光学系9が大型なため、これらを同時に配置かつ使用可能なスペースが得られない等の場合がある。
【0030】
そこで、図3に示すように図2に示す主反射鏡3の光軸上の焦点6及び焦点7の手前に平面鏡1617を設けて、天体からの電波1と、赤外線及び可視光2を反射させて、主反射鏡3の光軸から離れた位置に設けられた新たな焦点6’及び新たな焦点7’で集束させるようにして、焦点の位置をずらしている。
【0031】
以上のように、この実施の形態2によれば、主反射鏡3の光軸から離れた位置に焦点の位置をずらしたので、上記の実施の形態1と同様の作用、効果を奏しながら、大型な受信機用一次放射器またはビーム伝送系及び受光素子または光学系9を同時に配置かつ使用可能なスペースを得ることができるという効果が得られる。
【0032】
この実施の形態2は、実施の形態1において、平面鏡16及び平面鏡17を設けることにより、主反射鏡の光軸から離れた位置に焦点6’及び焦点7’を設けたものであるが、以下に説明する実施の形態3から実施の形態6においても、同様に、平面鏡16及び平面鏡17を設けて、主反射鏡の光軸から離れた位置に焦点6’及び焦点7’を設けることができる。
【0033】
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。図4において、図2と同一符号は、同一の若しくは相当する構成要素を示しているので、説明を省略する。図4において、副反射鏡4にはその表面4aに全面金属膜11が密着して設けられていて、その裏面4bには金属膜は設けられていない。
【0034】
この実施の形態3では、主反射鏡3が第1の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡4が第2の反射鏡であって凸面鏡からなる。したがって、この実施の形態3の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、カセグレン光学系である。
【0035】
次に動作ついて説明する。
この実施の形態3は、副反射鏡4の表面4aに全面金属膜11が密着して設けられ、副反射鏡4の裏面4bには金属膜は設けられていないこと以外は、実施の形態1と同様の構成を有するものなので、以下の説明では、この構成の相違による動作の相違についてのみ説明する。
【0036】
図4に示す天体からの電波1は、主反射鏡3の表面3aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射され、副反射鏡4の表面4aに密着して設けられた全面金属膜11により反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点6で集束する。
【0037】
一方、天体からの赤外線及び可視光2は、主反射鏡3の表面3aの格子状金属膜10を通過し、主反射鏡3の裏面3bに密着して設けられた全面金属膜11により反射され、副反射鏡4の表面4aの全面金属膜11で反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点7で集束する。
【0038】
以上のように、この実施の形態3によれば、上記の実施の形態1及び実施の形態2では、格子状金属膜10を主反射鏡3及び副反射鏡4の両方の裏面に設けたのに対して、図4に示すように格子状金属膜10を主反射鏡3の表面3aのみに設けるようにしたので、より少ない金属膜を用いて、上記の実施の形態1及び実施の形態2と同様の作用、効果を奏することができる効果が得られる。
【0039】
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。図5において、図2と同一符号は、同一の若しくは相当する構成要素を示しているので、説明を省略する。図5において、主反射鏡3にはその表面3aに全面金属膜11が密着して設けられていて、その裏面3bには金属膜は設けられていない。
【0040】
この実施の形態4では、主反射鏡3が第2の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡4が第1の反射鏡であって凸面鏡からなる。したがって、この実施の形態4の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、カセグレン光学系である。
【0041】
次に動作ついて説明する。
この実施の形態4は、主反射鏡3の表面3aに全面金属膜11が密着して設けられ、主反射鏡3の裏面3bには金属膜は設けられていないこと以外は、実施の形態1と同様の構成を有するものなので、以下の説明では、この構成の相違による動作の相違についてのみ説明する。
【0042】
図5に示す天体からの電波1は、主反射鏡3の表面3aに密着して設けられた全面金属膜11により反射され、副反射鏡4の表面4aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点6で集束する。
【0043】
一方、天体からの赤外線及び可視光2は、主反射鏡3の表面3aの全面金属膜11により反射され、副反射鏡4の表面4aの格子状金属膜10を通過し、副反射鏡4の裏面4bの全面金属膜11で反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点7で集束する。
【0044】
以上のように、この実施の形態4によれば、上記の実施の形態1及び実施の形態2では、格子状金属膜10を主反射鏡3及び副反射鏡4の両方の裏面に設けているのに対して、図5に示すように格子状金属膜10を副反射鏡4の表面4aのみに設けるようにしたので、より少ない金属膜を用いて、上記の実施の形態1及び実施の形態2と同様の作用、効果を奏することができる効果が得られる。
【0045】
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。図6において、図2と同一符号は、同一の若しくは相当する構成要素を示しているので、説明を省略する。図6において、副反射鏡4は凹面鏡である。
【0046】
この実施の形態5では、主反射鏡3が第1の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡4が第2の反射鏡であって凹面鏡からなる。したがって、この実施の形態5の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、グレゴリアン光学系である。
【0047】
次に動作について説明する。
この実施の形態5は、副反射鏡4が凹面鏡であること以外は、実施の形態1と同様の構成を有するものなので、以下の説明では、この構成の相違による動作の相違についてのみ説明する。
【0048】
図6に示す天体からの電波1は、主反射鏡3の表面3aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射され、副反射鏡4の表面4aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点6で集束する。
【0049】
一方、天体からの赤外線及び可視光2は、主反射鏡3の表面3aの格子状金属膜10を通過し、主反射鏡3の裏面3bに密着して設けられた全面金属膜11により反射され、副反射鏡4の表面4aの格子状金属膜10を通過し、副反射鏡4の裏面4bの全面金属膜11で反射されて、主反射鏡3の開口5を通過して主反射鏡3の背後の焦点7で集束する。
【0050】
以上のように、この実施の形態5によれば、上記の実施の形態1から実施の形態4が、主反射鏡3が凹面鏡、副反射鏡4が凸面鏡であるカセグレン光学系であるのに対して、図6に示すように主反射鏡3及び副反射鏡4が凹面鏡であるグレゴリアン光学系とすることによっても、上記の実施の形態1から実施の形態4と同様の作用、効果を奏することができる効果が得られる。
【0051】
実施の形態6.
図7は、この発明の実施の形態6による反射型望遠鏡を用いた天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す図である。図7において、図2と同一符号は、同一の若しくは相当する構成要素を示しているので、説明を省略する。
【0052】
次に動作について説明する。
この実施の形態6では、主反射鏡3が第1の反射鏡であって凹面鏡からなり、副反射鏡は用いられていない。したがって、この実施の形態6の天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系は、主焦点光学系である。
【0053】
この実施の形態6では、主反射鏡3のみを用いて副反射鏡4を用いない主焦点光学系であること以外は、実施の形態1と同じ構成なので、以下にこの構成の相違による動作の相違についてのみ説明する。
図7に示す天体からの電波1は、主反射鏡3の表面3aに密着して設けられた格子状金属膜10により反射されて、主反射鏡3の前面の焦点6で集束する。
一方、天体からの赤外線及び可視光2は、主反射鏡3の表面3aの格子状金属膜10を通過し、主反射鏡3の裏面3bに密着して設けられた全面金属膜11により反射されて、主反射鏡3の前面の焦点7で集束する。
【0054】
以上のように、この実施の形態6によれば、上記の実施の形態1から実施の形態4では、主反射鏡3と副反射鏡4とを用いたカセグレン光学系であるのに対して、図7に示すように主反射鏡3のみを用いた副反射鏡4が無い主焦点光学系によっても、上記の実施の形態3と同様の作用、効果を奏することができる効果が得られる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点とを異なる位置に配置したので、焦点に集束した電波を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系と、焦点に集束した赤外線及び可視光を観測装置に導くための受光素子または光学系とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、各焦点の周囲に設けることができるため、電波と、赤外線及び可視光との各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【0056】
この発明によれば、格子状金属膜を第1の反射鏡の表面のみに設けるようにしたので、より少ない金属膜を用いることで、電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点とを異なる位置に配置して、焦点に集束した電波を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系と、焦点に集束した赤外線及び可視光を観測装置に導くための受光素子または光学系とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、各焦点の周囲に設けることで、電波と、赤外線及び可視光との各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【0057】
この発明によれば、カセグレン光学系によるだけでなく、レゴリアン光学系によっても、電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点とを異なる位置に配置して、焦点に集束した電波を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系と、焦点に集束した赤外線及び可視光を観測装置に導くための受光素子または光学系とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、各焦点の周囲に設けることで、電波と、赤外線及び可視光との各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【0058】
この発明によれば、カセグレン光学系によるだけでなく、主反射鏡のみを用いた副反射鏡が無い主焦点光学系によっても、電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点とを異なる位置に配置して、焦点に集束した電波を受信機に導くための受信機用一次放射器またはビーム伝送系と、焦点に集束した赤外線及び可視光を観測装置に導くための受光素子または光学系とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、各焦点の周囲に設けることで、電波と、赤外線及び可視光との各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【0059】
この発明によれば、主反射鏡の光軸から離れた位置に焦点の位置をずらしたので、大型な受信機用一次放射器またはビーム伝送系及び受光素子または光学系を同時に配置かつ使用可能なスペースを得ることができるという効果が得られる。
【0060】
この発明によれば、電波、赤外線及び可視光に限らず、周波数の異なる2つの入射波の焦点を異なる位置に配置したので、一方の焦点に集束した入射波を受信機若しくは観測装置に導くための装置と、もう一方の焦点に集束した入射波を受信機若しくは観測装置に導くための装置とを同時に配置かつ使用可能なスペースを、2つの焦点の周囲に設けることができるため、2つの入射波の各周波数での同時天体観測が可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置を示す断面側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【図8】 従来の反射型望遠鏡による天体観測用望遠鏡装置を示す断面側面図である。
【図9】 従来の反射型望遠鏡による天体観測用望遠鏡装置の光学系を示す断面図である。
【符号の説明】
1 天体からの電波、2 天体からの赤外線及び可視光、3 主反射鏡、3a 主反射鏡の表面、3b 主反射鏡の裏面、4 副反射鏡、4a 副反射鏡の表面、4b 副反射鏡の裏面、5 主反射鏡中心開口、6 電波の集束する焦点、6’ 電波の集束する焦点、7 赤外線及び可視光の集束する焦点、7’ 赤外線及び可視光の集束する焦点、8 受信機用一次放射器またはビーム伝送系、9 観測装置用受光素子または観測装置用光学系、10 格子状金属膜、11 全面金属膜、12 副反射鏡支持構造、13 主反射鏡支持構造、14 受信機または観測装置等の収容部、15 経緯台または赤道儀等の架台、16 平面鏡、17 平面鏡

Claims (11)

  1. 電波を反射させ赤外線及び可視光を透過させる格子状金属膜が密着された表面と、上記電波と上記赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された裏面とを備え厚みを有する第1の反射鏡により、前記格子状金属膜が密着された表面が反射する電波の焦点と前記前面金属膜が密着された裏面が反射する赤外線及び可視光の焦点とが異なるように設定したことを特徴とする反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  2. 電波を反射させ赤外線及び可視光を透過させる格子状金属膜が密着された表面と、上記電波と上記赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された裏面とを備えた第2の反射鏡を更に有することを特徴とする請求項1に記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  3. 電波と赤外線及び可視光線とを反射する全面金属膜が密着された表面を備えた第2の反射鏡を更に有することを特徴とする請求項1記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  4. 第1の反射鏡が凹面鏡からなり、第2の反射鏡が凸面鏡からなるカセグレン光学系であることを特徴とする請求項2記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  5. 第1の反射鏡が凹面鏡からなり、第2の反射鏡が凸面鏡からなるカセグレン光学系であることを特徴とする請求項3記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  6. 第1の反射鏡が凸面鏡からなり、第2の反射鏡が凹面鏡からなるカセグレン光学系であることを特徴とする請求項3記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  7. 第1の反射鏡が凹面鏡からなり、第2の反射鏡が凹面鏡からなるグレゴリアン光学系であることを特徴とする請求項2記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  8. 第1の反射鏡のみを用いる主焦点光学系であることを特徴とする請求項1記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  9. 第1の反射鏡の光軸上の電波の焦点の手前に受けられた平面鏡と、
    上記第1の反射鏡の光軸上の赤外線及び可視光の焦点の手前に受けられた平面鏡とを更に有することを特徴とする請求項4乃至請求項8の何れか1項記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  10. 電波の焦点と、赤外線及び可視光の焦点の位置をずらし、それぞれの焦点位置に受信機、カメラ等の観測機器を置いたことを特徴とする請求項4乃至請求項9記載の何れか1項記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
  11. 電波と、赤外線及び可視光とに限定せず、互いに異なる周波数の2つの入射波の観測が同時に可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項記載の反射型望遠鏡による天体観測用多周波共用望遠鏡装置。
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