JP3855392B2 - 無線式住宅設備システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家の中及び家の周辺に設置される無線式の環境検出装置からの情報に基づき空気調和機や換気装置、給湯機などの住宅設備機器を制御する無線式住宅設備システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
環境状態に基いて制御を行う住宅設備機器において、環境検出装置と住宅設備機器を無線で接続することで環境検出の場所的な自由度を向上し適切な環境情報に基いて機器を制御することが望まれている。この際に環境情報の無線送信を効率的に行うために以下のような方法が知られている。
【0003】
図6は特開平4−350437号公報に記載された従来の空気調和機のブロック図である。空気調和機のワイヤレスリモコン1に温度センサ10が内蔵され、運転・停止ボタン3及びリモコンセンサボタン7が押されると室温検出センサ10が検出した室温データを送信回路9を介して室内機13に向けて出力される。この時の送信は第一のタイマ手段11により一定間隔で定期的に続けられる。このような送信が行われている間、ワイヤレスリモコン1の操作が何ら行われないままに一定時間が経過したことを第二のタイマ手段12が知らせると室温データの送信を停止することで無駄な送信を行わないようにしている。
【0004】
また、図7は特開平6−265191号公報に記載された従来の空調管理システムの構成を示すブロック図である。複数のセンサー装置20〜27により環境計測を行って無線通信により計測系伝送中継装置23に集められ、さらに計測データを空調管理装置10に収集し各空調ブロックをトータルに運転制御するものである。
【0005】
計測系伝送中継装置23への環境計測値の収集方法について説明する。まず計測系伝送中継装置が、環境計測値を必要とするセンサー装置に対して送信要求を無線で送信する。送信要求を受けたセンサー装置は計測系伝送中継装置に対して環境計測値を無線送信する。計測系伝送中継装置はセンサー装置20〜27の計測種類に従い、温度など比較的反応速度の速い環境要素に対しては短い周期で、湿度など反応速度の遅い環境要素に対しては長い周期で環境計測値の送信要求を行うことで伝送効率の向上を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では以下の課題がある。
【0007】
特開平4−350437号公報に記載の構成では、検知している環境検出値やその変化速度に関わらず常に一定周期でしか環境検出値の送信が行われない。例えば住宅設備機器が温度を制御している場合を考えると、立ち上がり状態の変化速度が大きい時にその変化の様子を住宅設備機器が正確に把握できる時間間隔で通信するように設定されていると、温度変化の少ない安定状態では不必要に多くの通信を行い、消費電力の増加及び伝送の効率が低くなるという課題がある。特に環境検出装置が電池駆動の場合には電池交換が頻繁になり実用性が低くなるという課題もある。また、特定小電力無線等の無線電波による通信を行っている場合にはトラフィック量の増加を招き、同一電波を使用する他のシステムの通信を妨げるという課題もある。逆に送信間隔を長く設定しておくと、住宅設備機器が温度変化の様子を正確に把握できず、適切な温度制御ができないという課題がある。
【0008】
また、特開平6−265191号公報に記載の構成でも、同一種類のセンサでみれば前記と同じ課題を有している。また、センサ装置が環境検出値の送信要求を受けてから送信するので、センサ装置と設備機器は双方向の通信機能を備える必要がある。このため、通信のプロトコルが複雑になり、システムのコストが高くなるという課題がある。また、センサ装置側は送信だけでなく受信の電力が必要となり、電池駆動の場合には特に重要となる消費電力の増加という課題がある。
【0009】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、環境検出装置と住宅設備機器を無線で接続して環境情報を得る場所的な自由度を向上し、より適切な環境情報に基いて制御する無線式住宅設備システムにおいて、検出情報の伝送を低消費電力で効率的に行い、しかも通信のための複雑なプロトコルを必要とせず、簡単な通信システムで実現することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の無線式住宅設備システムは以下の手段を用いる。
【0011】
家の中及び家の周辺に設置される環境検出装置と、前記環境検出装置と無線回線で接続され前記環境検出装置から間欠的に送られてくる情報に基いて家の環境やエネルギーの使用状況を制御する住宅設備機器とで構成され、前記環境検出装置は環境状態を検出し環境検出値に変換するセンサ手段と、前記住宅設備機器に対して前記環境検出値を無線信号として送信する送信手段と、前記環境検出値を送信する時間間隔を決定する送信間隔制御手段と、前記送信間隔制御手段で決められた時間間隔を計時し前記送信手段に送信指令を与える第一のタイマ手段を備え、前記住宅設備機器は前記環境検出装置からの無線信号を受信し環境検出値として変換した後に前記住宅設備機器の制御回路に伝える受信手段を備え、送信間隔制御手段はセンサ手段による環境検出値に基いて送信間隔を決定する。
【0012】
上記手段により、検出する環境状態に応じて住宅設備機器に対する送信間隔を適切に制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、家の中及び家の周辺に設置される環境検出装置と、前記環境検出装置と無線回線で接続され前記環境検出装置から間欠的に送られてくる情報に基いて家の環境やエネルギーの使用状況を制御する住宅設備機器とで構成されたシステムにおいて、前記環境検出装置は環境状態を検出し環境検出値に変換するセンサ手段と、前記住宅設備機器に対して前記環境検出値を無線信号として送信する送信手段と、前記環境検出値を送信する時間間隔を決定する送信間隔制御手段と、前記送信間隔制御手段で決められた時間間隔を計時し前記送信手段に送信指令を与える第一のタイマ手段を備え、前記住宅設備機器は前記環境検出装置からの無線信号を受信し環境検出値として変換した後に前記住宅設備機器の制御回路に伝える受信手段を備え、前記送信間隔制御手段は前記環境検出値に基いて送信時間間隔を決定するものである。この構成によれば、環境検出値に応じて検出値の送信間隔を制御することができる。
【0016】
そして、住宅設備機器は受信手段を定期的に動作させる第四のタイマ手段と、受信手段での受信タイミングを用いて前記第四のタイマ手段による受信手段の動作タイミングを環境検出装置からの送信タイミングに同期させるタイマ同期手段を備え、環境検出装置は環境検出値の送信を送信間隔制限手段の制限する最小時間間隔の整数倍の時間間隔で行うと共に、住宅設備機器は環境検出値の受信動作を送信可能性のあるタイミングに同期して間欠的に立ち上げるものである。この構成によれば、住宅設備機器は環境検出値が送信される可能性のある時間にだけ受信動作を立ち上げる間欠動作での受信ができる。
【0017】
【実施例】
以下本発明の実施例を図を参照して説明する。
【0018】
(実施例1)
101は環境検出装置、102は住宅設備機器であり、ここでは空気調和機であるとして説明する。103はセンサ手段で温度センサと人検知センサから構成し、環境検出装置101は人の在不在及び室温情報を空気調和機102に送信する。人検知センサは人がいる(1)、いない(0)の二値を、温度センサはAD変換した値を出力する。104は無線電波による送信手段、105は送信間隔の時間を計る第一のタイマ手段、106は送信間隔制御手段、107は環境検出値記憶手段、108は第二のタイマ手段、109は送信間隔制限手段、110は無線電波による受信手段、111は設備機器(ここでは空気調和機)の制御手段、112は第三のタイマ手段、113は通信状態監視手段である。
【0019】
次に環境検出値に基いて送信間隔を決定する場合について説明する。図1において、送信間隔制御手段106は第一のタイマ手段105に対して、人検知センサ103の出力が在(1)の場合には時間間隔T1で、不在(0)に変化すると時間間隔T2で、さらに人が検出されなくなって時間T4が経過すると時間間隔T3で検出値を送信するように要求する。ここでT1<T2<T3とすれば、送信間隔は人がいる場合は短く、人がいない場合には長くなる。
【0020】
次に図2を参照しながら動作を説明する。図2において、(i)は送信間隔制御手段106に入力される人検知センサ103の出力、(ii)は環境検出装置101からの人の在不在及び温度情報の送信タイミング、(iii)は空気調和機102が受信し制御手段111に出力する温度検出値、(iv)は空気調和機102の圧縮機の動作周波数のそれぞれ時間変化を示している。この間、空気調和機102は継続して冷房運転されていたとする。設備機器制御手段111は、人が"在"の場合には室温が設定温度(Th1)になるように、人が"不在"の場合には省エネのために設定温度よりも高い待機温度(Th0)になるように空気調和機102の圧縮機周波数を制御する。人が入室して検知された場合には、環境検出装置101は短い時間間隔(T1)で温度検出値を送信し、設備機器制御手段111は受信する温度検出値(iii)に基いて(iv)のように空気調和機102の圧縮機周波数を制御して、それまでTh0になっていた室温を迅速にTh1に安定させる。人が退室して検知されなくなった場合には、安定速度は問題にせず待機温度Th0にすればよいので、環境検出装置101は長い時間間隔(T2)で温度検出値を送信し、受信された温度検出値に基いて空気調和機102の圧縮機周波数を制御する。さらに時間が経過し、室温Th0に安定していると考えられる不在後時間T4以降には、環境検出装置101はさらに長い時間間隔(T3)で温度検出値を送信する。
【0021】
上記のように人の在不在で送信間隔を制御することで、人がいる場合の細かな温度検出値を必要とする場合には短い時間間隔で、不在の場合には長い時間間隔で送信されるため、効率的に環境検出値の伝送を行える。また、無駄な送信を抑えられるので消費電力も少なくなる。
【0022】
なお本実施例においては、人検知センサの出力に基いて送信間隔を決定したがこれに限定されるものではなく、温度センサや湿度センサ、光センサ、CO2センサなど別の環境検出値に基いて送信間隔を制御してもよい。
【0023】
(実施例2)
本実施例においては、環境検出値の変化率に基いて送信間隔を決定する場合について説明する。図1において、第二のタイマ手段108により環境検出値記憶手段107には温度検出値が時間間隔T1で記憶されている。第一のタイマ手段105がタイムアップし送信されると、送信間隔制御手段は現在と前回(T1前)の温度検出値からこの間の温度変化率の絶対値を算出して3段階のランク分けを行い、大きいランクから順に送信間隔T1、T2、T3を割り当て、第一のタイマ手段105に設定する。ただしT1<T2<T3とする。
【0024】
実際の動作例について図3を参照しながら説明する。図3において(i)はセンサ手段103による検出温度(Ths)、(ii)は環境検出装置101からの環境検出値(温度と人の在不在)の送信タイミング、(iii)は空気調和機の制御手段111が評価する検出温度(Ths)と設定温度(Thset)との差(ΔTh)、(iv)はΔThを基に空気調和機の制御手段111が制御する圧縮機の動作周波数(f)についてそれぞれの時間変化を示している。
【0025】
空気調和機102が運転される前は温度変化が小さいので環境検出値がT3間隔で送信されている。時刻t0に冷房運転が開始され、その時の温度差ΔTh0に基いて圧縮機をf0で駆動する。温度が下がりはじめるとこれに応じて送信間隔もT3→T2→T1と短くなり、この受信データから温度差(ΔTh)に基いて、圧縮機の駆動周波数を(iv)のように制御する。温度が安定し駆動周波数を細かく制御する必要がなくなってくると再び送信間隔はT1→T2→T3と長くなる。
【0026】
上記実施例によれば、温度の変化速度が大きい場合には送信間隔を短く、小さい場合には長く制御されるので送信が有効に行われ、空気調和機側で温度変化の様子をより正確に捉えることができる。また、無駄な送信も抑えられるので消費電力も少なくなる。
【0027】
なお本実施例においては、送信間隔を3段階で設定したがこれに限定されるものではなく、さらに多段階または無段階に設定してもよい。
【0028】
(実施例3)
本実施例においては、環境検出値の受信間隔から通信状態の監視を行う場合について説明する。図1において、送信間隔制限手段109により送信間隔制御手段106で決定できる送信間隔の最大値がTi(MAX)に制限されている。一方、空気調和機側では第三のタイマ手段112により環境検出値の受信間隔が計測され、通信状態監視手段113はこの計測時間と予め決められた時間Ti(ERR)を常に比較し、Ti(ERR)を越えた場合には通信エラーと判定しエラー処理を行う。ただし、次の関係を満たすものとする。
【0029】
Ti(MAX)<Ti(ERR)
通信エラー処理としてはエラー時の運転能力として予め決められた低能力運転を行う。また、図1には特に明記してないが、例えば空気調和機102にエラー表示灯を設けてこれを点滅させることで居住者に通信エラーを知らせることもできる。
【0030】
実際の動作例について図4を参照しながら説明する。図4において(i)は第一のタイマ手段105の出力タイミング、(ii)は環境検出装置101の送信タイミング、(iii)は受信タイミング、(iv)は第三のタイマ手段112の計測時間をそれぞれ示している。時刻t1で受信した後、制限範囲内の時間間隔Ti0で受信すると(時刻t2)第三のタイマ手段の計測値はリセットされ再び計測が開始される。その後、計測時間がTi(MAX)を越え、さらにTi(ERR)を越えても受信できない時刻t4になると受信エラーの通知を行う。
【0031】
上記実施例によれば、環境検出装置からの送信間隔が変化しても所定時間(Ti(MAX))以内には確実に環境検出値は送信され、住宅設備機器がこの所定時間を超えても環境検出値を受信できない場合には通信エラーと判定しエラー処理を行うことが可能となる。
【0032】
(実施例4)
本実施例においては、空気調和機側の受信動作を間欠的に行う場合について説明する。図1において、送信間隔制限手段109により送信間隔制御手段106で決定できる送信間隔は、最小値Ti(MIN)及びその整数倍の値に制限されており、この中から環境検出値またはその変化率に応じた送信間隔を選択する。一方空気調和機側では、第四のタイマ手段114が時間間隔Ti(MIN)を計時し、タイムアップすると受信手段110を受信待ち時間(TW)だけ起動させる。この間に環境検出値を受信しなければ第四のタイマ手段114により再び起動されるまで受信動作を停止する。
【0033】
実際の動作例について図5を参照しながら説明する。図5において、(i)は第一のタイマ手段105の出力タイミング、(ii)は環境検出装置101からの送信タイミング、(iii)は第四のタイマ手段114の出力タイミング、(iv)は受信手段110の動作タイミングをそれぞれ示している。時刻t1でデータ504が送信されると、これに同期した第四のタイマ手段の出力で受信手段110は受信動作を立ち上げデータ507を受信する。Ti(MIN)後の時刻t2に再び受信動作を立ち上げるが、受信待ち時間(TW)の間に受信信号が検出されない場合には受信動作を終了し待機する。こうしてTi(MIN)の時間間隔で順次受信動作を立ち上げるが、送信側と受信側のクロックの誤差により同期がずれてくる可能性がある。そこで次に、環境検出装置の送信タイミングと住宅設備機器の受信タイミングを同期させる方法について説明する。受信手段110は環境検出値を受信すると、受信データの先頭位置の検出と同期してタイマ同期手段115に対して受信エッジ検出の信号を送る。タイマ同期手段115は第四のタイマ手段114の計時開始タイミングを調整し、受信エッジ検出信号を受信待ち時間(TW)のちょうど中央で受けるようにすることで、受信動作のタイミングが環境検出値の送信可能性のある時刻からずれないようにする。ここで、環境検出装置からの送信間隔の最大値は、受信エッジ検出信号が受信待ち時間(TW)から外れてしまわない範囲で設定する。
【0034】
上記実施例によれば、空気調和機の受信手段を常に受信待ち状態にする必要がなく、送信される可能性のある時間にだけ動作させることで環境検出値を受信することができ、低消費電力化を図ることができる。
【0035】
なお上記各実施例においては、住宅設備機器として空気調和機を用いたがこれに限定されるものではなく、換気装置や床暖房装置等の環境に応じて制御を行う他の設備機器や、環境検出値を収集した後に住宅設備機器に対して制御情報を与える無線式の集中管理装置などに広く利用することができる。
【0036】
また上記各実施例においては、住宅設備機器と環境検出装置が1:1のシステムを想定したがこれに限定されるものではなく、一つの環境検出装置から送信データを複数の設備機器で利用(N:1)したり、複数の環境検出装置からの送信データに個別の装置を識別する識別符号を与えて単独または複数の住宅設備機器でこれを受信(1:N、N:M)するような利用形態も可能である。
【0037】
【発明の効果】
上記実施例から明らかなように、本発明の無線式住宅設備システムによれば次の効果が得られる。
【0038】
請求項1記載の発明によれば、送信時間間隔を環境検出値に応じて制御し、環境検出装置から住宅設備機器に対し環境状態に対応した頻度で環境検出値を送信することができる。このため必要以上の送信が行われないので、データ伝送の効率が向上すると共に環境検出装置の低消費電力化が図れる。
【0041】
そして、宅設備機器は環境検出装置から環境検出値が送信される可能性のある時間にだけ間欠的に受信動作を立ち上げればよく、受信待ち受けに要する消費電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における無線式住宅設備システムのブロック図
【図2】同システムの実施例1における送信タイミングと機器動作の説明図
【図3】同システムの実施例2における送信タイミングと機器動作の説明図
【図4】同システムの実施例3における送信タイミングと機器動作の説明図
【図5】同システムの実施例4における送信タイミングと機器動作の説明図
【図6】従来の無線式設備システムのブロック図
【図7】同システムのブロック図
【符号の説明】
101 環境検出装置
102 住宅設備機器
103 センサ手段
104 送信手段
105 第一のタイマ手段
106 送信間隔制御手段
107 環境検出値記憶手段
108 第二のタイマ手段
109 送信間隔制限手段
110 受信手段
111 設備機器の制御手段
112 第三のタイマ手段
113 通信状態監視手段
114 第四のタイマ手段
115 タイマ同期手段

Claims (1)

  1. 家の中及び家の周辺に設置される環境検出装置と、前記環境検出装置と無線回線で接続され前記環境検出装置から送られてくる情報に基いて家の環境やエネルギーの使用状況を制御する住宅設備機器とで構成されたシステムにおいて、
    前記環境検出装置は、環境状態を検出し環境検出値に変換するセンサ手段と、前記住宅設備機器に対して前記環境検出値を無線信号として送信する送信手段と、前記環境検出値を送信する時間間隔を決定する送信間隔制御手段と、前記送信間隔制御手段で決められた時間間隔を計時し前記送信手段に送信指令を与える第一のタイマ手段を備え、
    前記住宅設備機器は、前記環境検出装置からの無線信号を受信し環境検出値として変換した後に前記住宅設備機器の制御回路に伝える受信手段を備え、前記送信間隔制御手段は前記環境検出値に基いて送信時間間隔を決定する無線式住宅設備システムにおいて、
    前記住宅設備機器は、前記受信手段を定期的に動作させる第四のタイマ手段と、前記受信手段での受信タイミングを用いて前記第四のタイマ手段による前記受信手段の動作タイミングを、前記環境検出装置からの送信タイミングに同期させるタイマ同期手段を備え、
    前記環境検出装置は、前記環境検出値の送信を、前記送信間隔制限手段の制限する最小時間間隔の整数倍の時間間隔で行うと共に、前記住宅設備機器は前記環境検出値の受信動作を送信可能性のあるタイミングに同期して間欠的に立ち上げる無線式住宅設備システム。
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