JP3849934B2 - プリンタ - Google Patents

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JP3849934B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙に印字し、印字後にその用紙を切断するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロール状に巻回された用紙を被印字媒体として使用し、印字がなされた用紙を適宜任意の位置で切断して使用するプリンタがある。
【0003】
このようなプリンタの一例としては、例えばPOS(Point Of Sales:販売時点管理)端末やECR(Electric Cash Register)などの商品販売登録データ処理装置に内蔵され、売上登録処理における取引内容を明確にするために所定事項を印字したレシートを発行するレシートプリンタがある。
【0004】
レシートは、取引内容に応じて発行されるため、一般的にレシートの長さは発行される毎に異なる。このため、レシートプリンタでは、所定事項を印字した用紙を必要に応じてカッタ部により切断して使用することで、必要な長さの用紙だけを無駄なく使用するようにしている。
【0005】
このような、従来のレシートプリンタを図12に基づいて説明する。レシートプリンタ100は、用紙を収納保持する用紙収納部101、回転駆動されるプラテン102とこのプラテン102に対向する印字ヘッド103とを有する印字部104、固定刃105とこの固定刃105に対向し固定刃105に対して互いの刃部を摺動させるようにして回転駆動される可動刃106とを有するカッタ部であるロータリカッタ107などがフレーム108に取り付けられて構成されている。
【0006】
フレーム108は、下フレーム109に対して上フレーム110がプリンタの後端部に設けられた支持軸111により回動自在に取り付けられて構成されている。
【0007】
このようなレシートプリンタ100で、印字を行なうには、上フレーム110を下フレーム109に対して離反する方向に回動させて、プラテン102と固定刃105とを印字ヘッド103と可動刃106とから離反させ、用紙収納部101に用紙112を収納する。そして、その用紙112をプラテン102と印字ヘッド103との間、固定刃105と可動刃106との間に引き出して用紙112をセットし、その後、上フレーム110を下フレーム109に対して近接する方向に回動させてプラテン102と印字ヘッド103とに用紙112を狭持させる。そして、プラテン102を回転駆動することにより用紙収納部101に保持されている用紙112が引き出されて搬送され、その搬送過程で印字ヘッド103により用紙112に所定事項が印字され、印字後の用紙112がロータリカッタ107により切断されレシートとして発行される。
【0008】
このレシートプリンタ100では、上フレーム110を下フレーム109に対して回動させて、プラテン102と固定刃105とを印字ヘッド103と可動刃106とから離反させることができるので、プラテン102と印字ヘッド103との間及び固定刃105と可動刃106との間への用紙112のセットやそれらの間での用紙112のジャム処理を容易に行うことができるとされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のレシートプリンタ100では、上フレーム110の下フレーム109への取付部などの製造バラツキや経時変化などにより上フレーム110と下フレーム109との位置関係にずれが生じた場合には、プラテン102と印字ヘッド103との位置ずれや、固定刃105と可動刃106との位置ずれが発生して、印字不良や切断不良が生じてしまうことがある。
【0010】
本発明の目的は、プラテンと印字ヘッドとの相対位置、及び、固定刃と可動刃との相対位置を正確に位置決めすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリンタは、第一のフレームと、前記第一のフレームに回動自在に取り付けられた第二のフレームと、用紙が搬送される過程で前記用紙に印字する印字部を構成するプラテンと印字ヘッド(例えばサーマルヘッド)とのいずれか一方と、前記用紙を切断するカッタ部(例えばロータリカッタ)を構成する固定刃と可動刃とのいずれか一方とが前記第一のフレームに取り付けられて構成された第一のユニットと、前記プラテンと前記印字ヘッドとのいずれか他方と、前記固定刃と前記可動刃とのいずれか他方とを有し、前記第一のユニットに対して着脱自在であり、前記第二のフレームに遊嵌状態で取り付けられ、前記第二のフレームの回動に伴い前記第一のユニットに対して着脱される第二のユニットと、を備え、前記第二のユニットを前記第一のユニットに取り付けた状態で、前記印字ヘッドと前記プラテンとが対向し、前記固定刃と前記可動刃とが前記用紙を切断可能な位置に位置付けられる。
【0012】
したがって、第二のフレームを第一のフレームに対して回動させて第二のユニットを第一のユニットに取り付ける際に、第二のユニットは第二のフレームに対して移動可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図10に基づいて説明する。本実施の形態は、POS端末やECRに内蔵されるレシートプリンタへの適用例である。
【0014】
図1は本実施の形態のレシートプリンタを示す縦断左側面図、図2は本体フレームから離反するように上フレームを回動させた状態のレシートプリンタを示す縦断左側面図、図3はレシートプリンタを示す左側面図である、図4はレシートプリンタを示す右側面図、図5は可動刃と回動軸とを示す斜視図、図6は可動刃を取り付けた状態の回動軸を示す平面図である。
【0015】
レシートプリンタ1は、図1及び図2に示すように、フレーム2、用紙収納部3、用紙ガイド4、印字部5及びカッタ部6などから構成されている。レシートプリンタ1には、用紙収納部3を始点として印字部5を経由しカッタ部6へ至る用紙搬送経路7が形成されている。用紙収納部3は、円弧状に形成され、ロール状に巻回された長尺状の用紙8を収納保持する。用紙ガイド4は、用紙収納部3の前端から印字部5に至る間に形成され、用紙8の表面を支持する。
【0016】
フレーム2は、第一のフレームである下フレーム9と、この下フレーム9を構成する本体フレーム10に対して支持軸11によって回動自在に取り付けられた第二のフレームである上フレーム12とから構成されている。
【0017】
印字部5は、プラテン13とこのプラテン13に対向する印字ヘッドであるサーマルヘッド14などから構成されている。プラテン13は、用紙8の裏面を支持するプラテン本体15とこのプラテン本体15の両端から延出して形成された支持軸16とから構成されている。プラテン13の一端側の支持軸16には、図3に示すように、ギヤ17が取り付けられており、プラテン13は、ギヤ17とギヤ17に噛合うギヤ列18を介して図示しないモータにより回転駆動される。サーマルヘッド14は、図1に示すように、平板形状のヘッド保持部材19に取り付けられている。このヘッド保持部材19は、支点20を中心としてプラテン13に近接離反する方向に回動自在に設けられており、後述するフック部材59との間に設けられ圧縮バネとして機能するコイルバネ21によってプラテン13に向けて付勢されている。これによりサーマルヘッド14がプラテン13に当接する。そして、印字部5では、プラテン13とサーマルヘッド14との間に介在された用紙8にサーマルヘッド14によって印字がなされる。また、プラテン13がモータにより回転駆動されることにより用紙8が用紙搬送経路7に沿って搬送される。ここで、印字部5は用紙8を搬送する搬送部としても機能する。
【0018】
カッタ部6は、共に略平板状の固定刃22と可動刃23とを組み合わせてなり、非稼動時には両刃22,23が離間した分離型構造とされている。これらの固定刃22と可動刃23とは、平行位置から僅かに傾斜して位置決めされており、それらの刃部22a,23aが鋏のように噛み合う。つまり、カッタ部6は、固定刃22と可動刃23とを噛み合わせることにより、用紙搬送経路7を搬送される用紙8を切断する構造のロータリカッタである。
【0019】
図4ないし図6に示すように、このようなカッタ部6の可動刃23は、ステッピングモータ(図示せず)を駆動源とし、起動信号に基づいて起動したステッピングモータからの駆動力を受けて支点24を中心に揺動するカッタアーム25を動力伝達媒体として駆動される。つまり、ギヤ列26を介してステッピングモータにより回転駆動される板カム27が設けられ、カッタアーム25はその板カム27を原動節とするカム機構を構成するように従動節として板カム27に連結されている。したがって、カッタアーム25が所定位置から所定量回動することにより、その先端に固定された可動刃保持部である回動軸28に取り付けられた可動刃23が回動駆動され、固定刃22と可動刃23とが噛み合うことになる。
【0020】
可動刃23は、回動軸28に着脱自在とされている。回動軸28は、弾性を有する樹脂製であって棒状に形成され、その軸心方向をプラテン13の軸心方向と平行とされている。回動軸28の両端部には、下ユニットフレーム36に回動自在に支持される支持部29a,29bが形成されている。これらの両支持部29a,29bの間に、可動刃23を着脱自在に保持する可動刃保持部30が形成されている。具体的には、回動軸28は両支持部29a,29bの間では、断面が半円形状に形成されており、これにより両支持部29a,29bの間に平面31が形成されている。この平面31の両端部であって両支持部29a,29bの内側には、可動刃23の両端部が摺動自在に嵌合可能な溝32a,32bがそれぞれ形成されている。これらの溝32a,32bは、嵌合した可動刃23が回動軸28の軸心方向から僅かに傾斜するように形成されている。平面31の下端部の両端部には溝32a,32bに挿入された可動刃23の下端を支持して位置決めする位置決め部33が形成されている。
【0021】
ここで、可動刃23の基部23bには、2つの孔34a,34bが形成されており、回動軸28の平面31にはそれらの孔34a,34bに嵌合する2つの突起35a,35bが形成されている。そして、可動刃23の刃部23aと反対側の下端側を溝32a,32bに挿入することにより、弾性を有する回動軸28が変形し突起35a,35bが孔34a,34bに嵌合する。溝32a,32bに嵌合した可動刃は、弾性を有する溝32a,32bによって挟み込まれた状態となる。これらの嵌合により、回動軸28の移動が規制され、回動軸28に可動刃23が保持される。可動刃23を回動軸28の溝32a,32bから取り外す際には、可動刃23を溝32a,32bから引き抜くことにより、回動軸28が変形し突起35a,35bと孔34a,34bとの嵌合が解除され、可動刃23が取り外される。
【0022】
図7は上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを分離させた状態で示す縦断左側面、図8は上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを連結した状態を示す斜視図、図9は上フレーム12に対する上ユニットの取付構造を示す縦断正面図、図10はサーマルヘッド14及びフック部材の取り付け構造を示す縦断左側面図である。
【0023】
図1、図7及び図8に示すように、上述した、用紙ガイド4、サーマルヘッド14、可動刃23、支点24、カッタアーム25、ギヤ列26、板カム27及びギヤ列18などは、下フレーム9を構成する下ユニットフレーム36に設けられており、これらによって下ユニット37が構成されている。この下ユニット37は、下ユニットフレーム36が下フレーム9にネジ38によりネジ止めされており、これにより、第一のユニットである本体ユニット39が構成されている。また、下フレーム9には、用紙収納部3が設けられている。一方、プラテン13及び固定刃22は、下ユニットフレーム36とは独立して設けられた下側開口のコの字形状の上ユニットフレーム40に設けられており、これらによって第二のユニットである上ユニット41が構成されている。なお、可動刃23を駆動するモータ及びプラテン13を駆動するモータは下ユニットフレーム36に取り付けられている。ここで、図8では、ギヤ17及びギヤ列18が省略されている。
【0024】
上ユニット41は、図9に示すように、上フレーム12の下面42に遊嵌状態で取り付けられている。具体的には、上ユニットフレーム40の上壁43には、2つの孔44が形成されている。一方、上フレーム12の下面42には、先端に平板状の支持部45が形成された2つの支持軸46が形成されている。この支持軸46の径は上ユニットフレーム40の孔44よりも小さく設定され、支持軸46の先端の支持部45の径は上ユニットフレーム40の孔44よりも大きく設定され、支持軸46の長さは上ユニットフレーム40の板厚よりも長く設定されている。そして、上ユニットフレーム40の孔44に支持軸46が挿通されている。これにより、上ユニットフレーム40が上フレーム12に対して遊びを持った状態(移動可能な状態)で保持される。
【0025】
上ユニット41は、連結機構47により本体ユニット39の下ユニット37に対して着脱自在とされている。
【0026】
連結機構47は、上ユニット41の上ユニットフレーム40に取り付けられた連結軸48及びプラテン13と、下ユニット37の下ユニットフレーム36に形成され連結軸48が嵌合可能な第一の支持部としての溝49と、下ユニット37の下ユニットフレーム36に形成されプラテン13の両端部が嵌合可能な第二の支持部としての溝50とから構成されている。
【0027】
連結軸48は、その軸心方向が用紙幅方向となるプラテン13の軸心方向と平行とされプラテン13よりも用紙搬送方向上流側に設けられている。溝49は、下ユニットフレーム36の両側壁51a,51bに上下方向に形成され上部が開口されている。溝50は、下ユニットフレーム36の両側壁51a,51bの内側に立設された一対の内壁52a,52bに上下方向に形成され上部が開口されている。そして、連結軸48及びプラテン13が溝49,50に嵌合することにより上ユニット41が下ユニット37に対して位置決めされて、上ユニット41と下ユニット37とが連結される。この状態では、上ユニット41の下ユニット37に対する回動を規制するように上ユニット41が下ユニット37に固定される。ここで、プラテン13は、連結軸48としても機能している。そして、この連結状態では、プラテン13とサーマルヘッド14とが対向し、プラテン13に取り付けられたギヤ17がギヤ列18に噛合う(図3参照)。また、可動刃23と固定刃22とが用紙8を切断可能な位置に位置付けられる。
【0028】
また、上ユニット41と下ユニット37とが連結されたときには、軸心方向がプラテン13の軸心方向と平行とされ上ユニットフレーム40の一方の側壁53aの外面から側方へ向けて延出して設けられた連結軸54の前側が下ユニットフレーム36に形成された垂直壁55の後面に当接する構造とされている。この垂直壁55と溝49,50とにより第三の支持部56が構成され、連結軸48及び連結軸54とにより第三の支持部56に嵌合する連結軸として機能する連結軸群57が構成され、これらの第三の支持部56と連結軸群57とによって連結機構47の一部が構成されている。
【0029】
下ユニットフレーム36に形成された一対の内壁52a,52bの間隔は、上ユニットフレーム40の両側壁53a,53bの間隔よりも狭く設定されており、上ユニット41を下ユニット37に連結する際に上ユニットフレーム40の両側壁53a,53bの間に下ユニットフレーム36の一対の内壁52a,52bを挿入することにより、上ユニット41の下ユニット37に対する左右方向の位置がガイドされる。
【0030】
また、図10に示すように、下ユニット37には、溝50に嵌合したプラテン13の両支持軸16にそれぞれ係脱自在である2つのフック部58が形成されたフック部材59が設けられている。このフック部材59は、フック部58とこのフック部58に一体に形成された平板状の平板部60とから構成されている。フック部材59は、支点20を中心としてフック部58がプラテン13の両支持軸16に係脱する方向に回動自在とされている。このフック部材59は、ヘッド保持部材19との間に設けられたコイルバネ21によってプラテン13の両支持軸16を係合する方向(図10中の矢印Aの方向)に付勢されている。
【0031】
フック部58には、上ユニット41が下ユニット37に取り付けられる際にプラテン13の両支持軸16に当接しつつその干渉をフック部材59の回動作用で逃すための傾斜部58aと、上ユニット41が下ユニット37から取り外される際にプラテン13の両支持軸16に当接しつつその干渉をフック部材59の回動作用で逃すための傾斜部58bとが形成されている。そして、上ユニット41が下ユニット37に連結される際には、プラテン13の両支持軸16に対するフック部材59の干渉がコイルバネ21の付勢力に抗してのフック部材59の回動動作によって逃がされながら、最終的にはプラテン13の両支持軸16にフック部58が係合し、上ユニット41の下ユニット37に対する上方向への移動がロックされる。また、上ユニット41が下ユニット37から取り外される際には、プラテン13の両支持軸16に対するフック部材59の干渉がコイルバネ21の付勢力に抗してのフック部材59の回動動作によって逃がされながら、最終的にはプラテン13の両支持軸16とフック部58との係合が解除され、上ユニット41を下ユニット37から取り外すことが可能となる。
【0032】
ここで、上ユニット41が本体ユニット39の下ユニット37に連結されていない状態では、コイルバネ21に付勢されているフック部材59とヘッド保持部材19とは、下ユニットフレーム36に形成された位置決め面61,62にそれぞれ当接して位置決めされている。
【0033】
本実施の形態のレシートプリンタ1では、図1に示すように、上述した連結軸48及び用紙ガイド4により用紙ほぐし部63が構成されている。上ユニット41と下ユニット37とが連結された状態では、連結軸48は用紙ガイド4に近接して位置付けられ、用紙8の裏面を支持する。ロール状に巻回された用紙8の終端付近では、その引き出し部分が巻癖によりロール状になってしまうことがあるが、用紙ほぐし部63では、ロール状になって搬送される用紙8を連結軸48と用紙ガイド4とにより上下から挟み込むことによりその用紙8を展開することで、用紙ほぐし機能を発揮する。
【0034】
このような構成において、レシートプリンタ1に用紙8をセットするには、まず、上フレーム12を下フレーム9に対して離反する方向へ回動させる。これにより、上ユニット41が上フレーム12とともに上方へ移動し、フック部材59によるプラテン13のロックが解除され、連結機構47の連結が解除され上ユニット41が本体ユニット39の下ユニット37から取り外される。この状態で、用紙8を用紙収納部3に収納して、用紙8を可動刃23よりも用紙搬送方向下流側に引き出し、上フレーム12を下フレーム9に対して近接する方向に回動させる。これにより、上ユニット41が本体ユニット39の下ユニット37に連結される。このとき、連結軸54が垂直壁55に当接するとともにフック部材59によりプラテン13のロックが行なわれる。そして、このように上ユニット41と本体ユニット39の下ユニット37とが連結されることにより、用紙8が、連結軸48と用紙ガイド4との間、サーマルヘッド14とプラテン13との間及び固定刃22と可動刃23との間に通された状態となる。このように、本実施の形態では、上フレーム12が回動されることにより上ユニットが本体ユニット39に対して着脱され、これにより、印字部5やカッタ部6が分割されるので、レシートプリンタ1への用紙8のセットを簡単に行なうことができる。
【0035】
ここで、例えば、上フレーム12と下フレーム9との取付部などの製造バラツキや経時変化などにより上フレーム12と下フレーム9との位置関係にずれが生じた場合でも、上ユニット41が上フレーム12に遊嵌状態で取り付けられていることにより、上ユニット41を本体ユニット39の下ユニット37に確実に取り付けることができ、これにより、プラテン13とサーマルヘッド14とを相対的に正確に位置決めすることができるとともに、固定刃22と可動刃23とを相対的に正確に位置決めすることができる。
【0036】
印字の際には、用紙収納部3に収納保持された用紙8はプラテン13による搬送駆動を受けて用紙搬送経路7中を印字部5及びカッタ部6に向けて搬送されながら、サーマルヘッド14により所定のレシート印字内容が順次印字される。印字が終了すると、用紙8の後端側がカッタ部6における可動刃23の駆動により切断され、切断された用紙8はレシートとして発行される。
【0037】
その後、レシート発行が進み、ロール状の用紙8の残りが少なくなった場合には、用紙8のロール状の部分が軽くなり巻癖も強くなり、用紙収納部3から浮き上がりつつ全体的に扁平状態となり、この状態で用紙8が搬送されてしまうことがあるが、本実施の形態では、このような状態の用紙8は用紙ほぐし部63によりほぐされて展開されて、印字部5へ搬送される。
【0038】
用紙ほぐし部63や印字部5やカッタ部6などで用紙8のジャムが発生した場合には、用紙8のセットと同様の手順で上ユニット41を本体ユニット39の下ユニット37から取り外すことにより、連結軸48と用紙ガイド4との間、サーマルヘッド14とプラテン13との間及び固定刃22と可動刃23との間が開放されるので、用紙8のジャム処理を簡単に行なうことができる。
【0039】
なお、本実施の形態では、プラテン13と固定刃22とを上ユニット41に設け、サーマルヘッド14と可動刃23とを本体ユニット39の下ユニット37に設けた例を説明したが、これに限るものではなく、それらを逆のユニット37,41に取り付けてもよい。
【0040】
また、本実施の形態では、連結軸48,54を上ユニット41に設け、溝49,50と垂直壁55と用紙ガイド4とを本体ユニット39の下ユニット37に設けた例を説明したが、これに限るものではなく、それらを逆のユニット37,41に取り付けてもよい。
【0041】
このように本実施の形態においては、第二のユニットである上ユニット41は、連結機構47により第一のユニットである本体ユニット39に対して着脱自在であり、連結機構47は、軸心方向を用紙幅方向とされ本体ユニット39と上ユニット41とのいずれか一方に設けられた複数の連結軸である連結軸48及びプラテン13と、本体ユニット39と上ユニット41とのいずれか他方に設けられた複数の支持部としての溝49,50との嵌合により、本体ユニット39に対する上ユニット41の位置決めと固定とを行うことにより、簡単な構成で連結機構47を構成することができる。ここで、カッタ部6の切断動作の際には、回転駆動される可動刃23により固定刃22が押される。このとき、仮に連結軸が連結軸48又はプラテン13のどちらか1軸である場合には、その連結軸48又はプラテン13を中心として上ユニット41に回転モーメントが作用して上ユニット41が本体ユニット39に対して回動してしまうことが考えられるが、本実施の形態では、連結軸が連結軸48及びプラテン13の2軸であるので、連結軸48又はプラテン13を中心とした回転モーメントが発生した場合でも、それらの連結軸48及びプラテン13により上ユニット41が本体ユニット39に固定され上ユニット41の本体ユニット39に対する回動が規制されているので、その回転モーメントによって上ユニット41が回動することがない。
【0042】
また、本実施の形態においては、プラテン13は、用紙8を支持するプラテン本体15とこのプラテン本体15の両端から延出した支持軸16とを有し、連結軸48の内の一つは、支持軸16であることにより、プラテン13が連結軸を兼ねる構成であるので、レシートプリンタ1のコスト低減を図ることができる。
【0043】
また、本実施の形態においては、本体ユニット39と上ユニット41とのいずれか一方においてプラテン13よりも用紙搬送方向上流側に設けられ用紙8の一面を支持する用紙ガイド4を備え、連結軸48,13(プラテン)の内の一つである連結軸48は、本体ユニット39と上ユニット41との内の用紙ガイド4が設けられていない方のユニット39,54に用紙搬送方向と直交する方向を軸心方向として設けられ本体ユニット39と上ユニット41とが連結機構47により連結された状態で用紙ガイド4に対向し用紙8の他面を支持し、用紙ガイド4とともに用紙8を挟み込み可能であることにより、用紙8の巻癖によりその引き出し部分がロール状になった場合に、用紙8をほぐすことができ、ほぐした状態の用紙8を印字部5へ搬送することができる。
【0044】
また、可動刃23を有する方のユニットである本体ユニット39は、可動刃23を保持する可動刃保持部である回動軸28を有し、可動刃23は、回動軸28に対して着脱自在であることにより、可動刃23が寿命に達した場合には、可動刃23を回動軸28から取り外すことにより可動刃23だけを簡単に交換することができる。
【0045】
次に、本発明の第二の実施の形態を図11に基づいて説明する。なお、前述した第一の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。図11は本実施の形態の上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを連結させた状態で示す縦断左側面図である。
【0046】
本実施の形態のレシートプリンタ80は、図11に示すように、本体ユニット81の下ユニット82と、上ユニット83との構成が第一の実施の形態と異なる。具体的には、プラテン13が下ユニットフレーム84に設けられ下ユニット82を構成し、サーマルヘッド14が上ユニットフレーム85に設けられ上ユニット83を構成している。これにより、連結機構86も第一の実施の形態とは異なる。
【0047】
サーマルヘッド14は、ヘッド保持部材87に取り付けられている。このヘッド保持部材87は、支点88を中心としてプラテン13に近接離反する方向に回動自在に設けられており、圧縮バネとして機能するコイルバネ89によってプラテン13に向けて付勢されている。
【0048】
連結機構86は、上ユニットフレーム85に設けられた2本の連結軸90,91と、下ユニットフレーム84に形成され連結軸90の両端部が嵌合可能な支持部としての溝92と、下ユニットフレーム84に形成され連結軸91の両端部が嵌合可能な支持部としての溝93とから構成されている。連結軸90,91は、その軸心方向がプラテン13の軸心方向と平行とされ上ユニットフレーム85の前部と後部とに取り付けられている。溝92,93は下ユニットフレーム84の両側壁(図示せず)の内側に立設された一対の内壁94(一方の内壁は図示せず)にそれぞれ上下方向に形成され上部が開口されている。そして、連結軸90,91が溝92,93に嵌合することにより上ユニット83が下ユニット82に対して位置決めされて、上ユニット83と下ユニット82とが連結される。
【0049】
また、下ユニット82には、溝93に嵌合した連結軸91に係脱自在であるフック部58が形成されたフック部材95が設けられている。このフック部材95は、支点96を中心としてフック部58が連結軸91に係脱する方向に回動自在とされ、また、バネ97によって連結軸91を係合する方向に付勢されており、第一の実施の形態のフック部材59と同様の作用を奏する。
【0050】
このような構成にすることにより、本体ユニット81の下ユニット82にプラテン13を取り付け上ユニット83にサーマルヘッド14を取り付けたレシートプリンタ80を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明のプリンタによれば、第二のフレームを第一のフレームに対して回動させて第二のユニットを第一のユニットに取り付ける際に、第二のユニットは第二のフレームに対して移動できるので、例えば、第二のフレームと第一のフレームとの取付部などの製造バラツキ及び経時変化などにより、第二のフレームと第一のフレームとの位置関係にずれが生じた場合でも、第二のユニットを第一のユニットに確実に取り付けることができ、これにより、プラテンと印字ヘッドとを相対的に正確に位置決めすることができるとともに、固定刃と可動刃とを相対的に正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のレシートプリンタを示す縦断左側面図である。
【図2】本体フレームから離反するように上フレームを回動させた状態のレシートプリンタを示す縦断左側面図である。
【図3】レシートプリンタを示す左側面図である。
【図4】レシートプリンタを示す右側面図である。
【図5】可動刃と回動軸とを示す斜視図である。
【図6】可動刃を取り付けた状態の回動軸を示す平面図である。
【図7】上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを分離させた状態で示す縦断左側面である。
【図8】上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを連結させた状態で示す斜視図である。
【図9】上フレームに対する上ユニットの取付構造を示す縦断正面図である。
【図10】サーマルヘッド及びフック部材の取り付け構造を示す縦断左側面図である。
【図11】本発明の第二の実施の形態の上ユニットと本体ユニットの下ユニットとを連結させた状態で示す縦断左側面図である。
【図12】従来のプリンタを示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…レシートプリンタ(プリンタ)、4…用紙ガイド、5…印字部、6…カッタ部、8…用紙、9…下フレーム(第一のフレーム)、12…上フレーム(第二のフレーム)、13…プラテン(連結軸)、14…サーマルヘッド(印字ヘッド)、15…プラテン本体、16…支持軸、22…固定刃、23…可動刃、28…回動軸(可動刃保持部)、36…下ユニットフレーム(第一のフレーム)、39…本体ユニット(第一のユニット)、41…上ユニット(第二のユニット)、47…連結機構、48…連結軸、49…溝(支持部)、50…溝(支持部)、56…第三の支持部(支持部)、57…連結軸群(連結軸)、80…レシートプリンタ(プリンタ)、81…本体ユニット(第一のユニット)、83…上ユニット(第二のユニット)、86…連結機構、90…連結軸、91…連結軸、92…溝(保持部)、93…溝(保持部)

Claims (5)

  1. 第一のフレームと、
    前記第一のフレームに回動自在に取り付けられた第二のフレームと、
    用紙が搬送される過程で前記用紙に印字する印字部を構成するプラテンと印字ヘッドとのいずれか一方と、前記用紙を切断するカッタ部を構成する固定刃と可動刃とのいずれか一方とが前記第一のフレームに取り付けられて構成された第一のユニットと、
    前記プラテンと前記印字ヘッドとのいずれか他方と、前記固定刃と前記可動刃とのいずれか他方とを有し、前記第一のユニットに対して着脱自在であり、前記第二のフレームに遊嵌状態で取り付けられ、前記第二のフレームの回動に伴い前記第一のユニットに対して着脱される第二のユニットと、
    を備え、
    前記第二のユニットを前記第一のユニットに取り付けた状態で、前記印字ヘッドと前記プラテンとが対向し、前記固定刃と前記可動刃とが前記用紙を切断可能な位置に位置付けられるプリンタ。
  2. 前記第二のユニットは、連結機構により前記第一のユニットに対して着脱自在であり、
    前記連結機構は、軸心方向を用紙幅方向とされ前記第一のユニットと前記第二のユニットとのいずれか一方に設けられた複数の連結軸と、前記第一のユニットと前記第二のユニットとのいずれか他方に設けられた複数の支持部との嵌合により、前記第一のユニットに対する前記第二のユニットの位置決めと固定とを行う請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記プラテンは、前記用紙を支持するプラテン本体とこのプラテン本体の両端から延出した支持軸とを有し、
    前記連結軸の内の一つは、前記支持軸である請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記第一のユニットと前記第二のユニットとのいずれか一方において前記プラテンよりも用紙搬送方向上流側に設けられ前記用紙の一面を支持する用紙ガイドを備え、
    前記連結軸の内の一つは、前記第一のユニットと前記第二のユニットとの内の前記用紙ガイドが設けられていない方の前記ユニットに用紙搬送方向と直交する方向を軸心方向として設けられ前記第一のユニットと前記第二のユニットとが前記連結機構により連結された状態で前記用紙ガイドに対向し前記用紙の他面を支持し、前記用紙ガイドとともに前記用紙を挟み込み可能である請求項2又は3記載のプリンタ。
  5. 前記可動刃を有する方の前記ユニットは、前記可動刃を保持する可動刃保持部を有し、
    前記可動刃は、前記可動刃保持部に対して着脱自在である請求項1,2,3又は4記載のプリンタ。
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