JP3849400B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射型液晶装置を利用したプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、反射型液晶装置を使用したプロジェクタとして特開昭63−39294号公報に記載された装置が知られている。図16はこのプロジェクタの一例を示す構成図である。プロジェクタの光学系は偏光ビームスプリッター106、第1乃至第3プリズム107a、107b、107cの3個のプリズムで構成されるダイクロイックプリズム107、第1乃至第3の反射型液晶装置108R,108G,108Bを備えている。
【0003】
光源101から出射した光束はリフレクター102で反射後、集光レンズ103にて偏光ビームスプリッター106に導かれ偏光分離面106aに入射する。偏光分離面106aに入射した光束のS偏光成分は反射されて不要光として系外に導かれ、P偏光成分は偏光分離面106aを透過して色分離合成素子であるダイクロイックプリズム107に入射する。
【0004】
ダイクロイックプリズム107は入射したP偏光光束を第1、第2及び第3の色成分光束にそれぞれ分離して出射するものであり、第1プリズム107aの第2プリズム107b側の面107d及び第2プリズム107bの第3プリズム107c側の面107eにはダイクロイック膜が形成されている。、面107dに青色光を反射しそれより長波長域の光を透過させるダイクロイック膜が形成され、面107eに赤色光を反射し緑色光を透過させるダイクロイック膜が形成されている。したがって、青色光束は面107dで反射され第1の反射型液晶装置108Bに入射し、赤色光束は面107eで反射され第2の反射型液晶装置108Rに入射し、緑色光束は第3の反射型液晶装置108Gに入射する。
【0005】
反射型液晶装置108R、108G、108Bは映像信号に応じて各色光束の位相状態を変調する。従って、反射型液晶装置108R、108G、108Bを反射した各色光束は映像信号に応じてS偏光成分も有する光束となり、入射時とは逆の経路をたどってダイクロイックプリズム107にて合成される。合成された光束は再び偏光ビームスプリッター106の偏光分離面106aに入射し、S偏光成分は反射後、投写レンズ109にてスクリーン110に投影され画像を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の反射型液晶装置を用いたプロジェクタにおいては表示画像のコントラスト特性が悪いという課題があった。その原因を図17、18を用いて説明する。
【0007】
図17は偏光ビームスプリッターへの光線の入射角度の定義を説明する図である。まず図17(a)に示すように、偏光分離面106aの法線106bと光軸111を含む面301に含まれる入射光線成分1701を考え、この光線成分1701が光軸111となす角をθと定義し、以後この角度θを面301内にある角度という意味で面内入射角度とする。また入射光線成分1701を面内入射成分と呼ぶ。なお、光軸は、光の中心軸によって規定される仮想軸である。
【0008】
また、図17(b)に示すごとく面301に垂直な面1703に含まれる光線成分1702が光軸111となす角をψとし、以後この角度ψを垂直入射角度とする。また入射光線成分1702を垂直入射成分と呼ぶ。
【0009】
図18は一般的な偏光ビームスプリッターのコントラストの光線入射角度依存性を面内入射成分と垂直入射成分に分けて示したものであり、縦軸に相対的なコントラストを横軸に入射角度をとっている。実線は面内入射成分のコントラストの入射角度依存性を示し、破線は垂直入射成分のコントラストの入射角度依存性を示しを示している。
【0010】
この図からわかるように、偏光ビームスプリッターのコントラストは面内入射角度成分と垂直入射角度成分で大きく異なり、後者のそれは前者のそれに対して入射角度の絶対値が大きくなるに連れて著しく劣化する。従って、偏光ビームスプリッターに入射する光線の垂直入射角度成分が大きくなると表示画像のコントラストが劣化することとなる。
【0011】
以上述べた偏光ビームスプリッターのコントラスト入射角依存性を考慮して高いコントラスト性能を実現し、さらには、高いコントラスト性能を維持したまま表示画像の明るさ、その均一性を向上させたプロジェクタの構成は知られていない。
【0012】
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的とするところは、コントラスト特性、明るさ、明るさの均一性に優れた反射型液晶装置を用いたプロジェクタを実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のプロジェクタは、複数の光源像を反射型液晶装置上で重畳させる照明光学系と、前記照明光学系と前記反射型液晶装置との間に配置された偏光分離面と、前記偏光分離面によって選択された光を投射する投射レンズと、を備えるプロジェクタであって、
前記照明光学系は出射端面の形状が略長方形であるグラスロッドを備えており、前記出射端面の長辺が、前記偏光分離面の法線と光軸を含む面に対して略直交することを特徴とする。
【0014】
後程詳細を述べるようにグラスロッド出射光束の長辺に平行な成分の角度分布は短辺に平行な成分のそれに比べて低角度成分の割合が多くなる。また、先述したように偏光分離面に入射する光束において垂直入射角度成分の大きな角度成分の比率が大きくなると投写画像のコントラストが著しく劣化する。
【0015】
本発明のプロジェクタでは、グラスロッド出射光束の長辺に平行な成分と、偏光分離面への入射光束の垂直成分が一致するようにグラスロッドと偏光分離面とを配置してあるため、コントラストの劣化を小さくすることが可能となり、投写画像のコントラストを高めることが可能となる。
【0016】
本発明のプロジェクタにおいて、前記光源と前記偏光ビームスプリッターの間の光路上に、前記光源から出射されたされた光束を偏光面の揃った光束に変換する偏光変換手段が配置され、前記偏光変換手段は、交互に配列された複数の反射膜と偏光分離膜とを有し、前記反射膜と偏光分離膜の配列方向は、前記グラスロッドの出射端面の長辺に略平行であることが好ましい。
【0017】
このようにすれば、照明光学系に偏光変換手段を含むため、投写画像の明るさを向上させることが可能となる。さらには、偏光変換手段により光源像の増加する方向を比較的照度比の低いグラスロッドの長辺方向と一致させてあるので、グラスロッドだけでは補えきれない照度比の向上を補完することが可能となる。
【0018】
なお、この場合、前記偏光変換手段は前記複数の光源像が形成される位置の近傍に配置されていることが好ましい。このような構成とすれば、グラスロッドによる複数の光源像形成位置に前記偏光変換手段を配置するため、効率よく投写画像の明るさの向上を図ることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明によるプロジェクタの第1の実施形態の光学系の全体像を示す図である。
【0021】
本実施形態のプロジェクタは、光源101と、リフレクター102(反射手段)と、集光レンズ103(第1の集光手段)と、グラスロッド104と、集光レンズ105(第2の集光手段)と、偏光ビームスプリッター106(偏光分離手段)と、ダイクロイックプリズム107(色分離・合成素子)と反射型液晶装置108R、108G、108Bと、投写レンズ109(結像手段)を備えており、反射型液晶装置108R、108G、108Bの像を合成してスクリーン110上に表示するものである。また、集光レンズ105は、グラスロッド104の出射端面104bの像を反射型液晶装置108R、108G、108B上に結像する機能を有している。反射型液晶装置108R、108G、108Bはそれぞれ赤色画像、緑色画像、青色画像を入力された各色別の入力信号に応じて画像形成部に形成する。これ以降の説明においては各色別の反射型液晶装置108R、108G、108Bを一括して指し示す場合は反射型液晶装置108と呼ぶことにする。なお、説明の便宜上、同構成における座標軸を以下のように定める。
【0022】
光源101を出射した光束が液晶装置108に入射した後、反射して偏光ビームスプリッター106の偏光分離面106aに至る光路の光軸111に平行にy軸を設定する。また、同光束が偏光分離面106aで反射後、投写レンズ109を経てスクリーン110に至る光路の光軸112に平行にx軸を設定する。また、偏光分離面106aの法線106bはx−y平面に平行な面に含まれるものとする。z軸はx−y平面に垂直に設定する。なお、以降においては特に断りの無い限り偏光分離面106aの法線106bは偏光分離面106aと光軸111の交点における偏光分離面の法線を指し示すこととする。この定義によれば偏光分離面106aの法線106bはx−y平面に含まれることとなる。
【0023】
光源101から出射した光束はリフレクター102で反射されてグラスロッド104の入射端面104aからグラスロッド104に入射する。
【0024】
グラスロッド104は、投写画像の明るさの均一性を向上させるための均一照明光学系の一部を構成している。このような均一照明光学系の原理については、International Display Workshop '98予稿集P721に紹介されている。この照明光学系の機能を図2を用いて説明する。
【0025】
図2(a)はグラスロッドを用いた均一照明光学系の構成図である。グラスロッド104はガラスを断面が矩形形状の六面体としたものである。グラスロッド104bの出射端面104aは略長方形であり、反射型液晶装置108の画像形成領域とほぼ相似形状となっている。ここで、略長方形とは、角が面取りされた長方形など、実質的に長方形と見なせる形状を含むものである。出射端面104aと反射型液晶装置108とは、長辺どうし、短辺どうしが対応するように配置されている。
【0026】
なお、本図においては説明を簡単にするために、集光レンズ103、偏光ビームスプリッター106、ダイクロイックプリズム107は省略してある。また、本実施形態では光束をグラスロッド104の入射端面104aに向けて集光する集光手段として集光レンズ103を用いているが、リフレクター102を楕円リフレクターのように集光機能を有するリフレクターとすれば、集光レンズ103を省略することも可能である。
【0027】
本構成の照明光学系においては、集光レンズ105を構成する二つのレンズ105aと105bの間の仮想面501の近傍に複数の光源像が形成される。
【0028】
図2(b)は仮想面501を反射型液晶装置108側から見た時の複数の光源像1401の様子を示したものであり、個々の光源像1401が仮想面内501にy軸、z軸を対称軸として軸対称に配列している。
【0029】
反射型液晶装置108にはこれらの複数の光源像1401からの光束が重畳して照射されるため、個々の光源像が有する照明ムラが平均化されることにより、その面内の明るさのムラは極めて少なく従ってその投写画像も明るさの均一性が極めて高いものとなる。また、グラスロッド104の出射端面104bの形状は反射型液晶装置108の画像表示領域と略相似に形成されており、集光レンズ105により所望の倍率で反射型装置108上に結像されるため光のロスが少ない。
【0030】
図3は均一照明光学系において仮想面501近傍に複数の光源像が形成されるメカニズムの説明図である。
【0031】
図3(a)に光源101から立体角ωaに放射される光束の光路を示す。この光束は光軸111に対して比較的小さな角度で入射端面104aの中心Cに入射しグラスロッド104の内部では一回も反射する事無く出射面104bを出射しレンズ105aによって仮想面501上の集光点1501の近傍に集光する。同様に光源101を出射した光束で入射面104aのC以外の領域に入射した光束でグラスロッド104内で一度も反射をしない光束は集光点1501の近傍に集光されそれらによって集光点1501近傍の光源像が形成される。
【0032】
図3(b)に光源101から立体角ωbに放射される光束の光路を示す。この光束は光軸111に対して比較的大きな角度で入射面104aの中心Cに入射しグラスロッド104の内部で一回反射をしてグラスロッドを出射しレンズ105aによって仮想面501上の集光点1502の近傍に集光する。同様に光源101を出射した光束で入射面104aのC以外の領域に入射した光束でグラスロッド104内で一回反射する光束は集光点1502の近傍に集光されそれらによって集光点1502近傍の光源像が形成される。
【0033】
上記の光束以外にもグラスロッド内で2回以上反射する光束や、グラスロッドの紙面に平行な側面で反射される光束により集光点1501,1502以外の点にも複数の光源像が形成される。
【0034】
再び図1に戻って説明を行なう。グラスロッド104から射出された光は集光レンズ150を介して偏光ビームスプリッター106に導かれ、偏光分離面106aに入射する。偏光分離面106aに入射した光束のS偏光成分は反射されて不要光として系外に導かれ、P偏光成分は偏光分離面106aを透過してダイクロイックプリズム107に入射する。
【0035】
ダイクロイックプリズム107は入射したP偏光光束を第1、第2及び第3の色成分光束にそれぞれ分離して出射するものであり、第1プリズム107aの第2プリズム107b側の面107d及び第2プリズム107bの第3プリズム107c側の面107eにはダイクロイック膜が形成されている。本実施形態では、面107dに青色光を反射しそれより長波長域の光を透過させるダイクロイック膜が形成され、面107eに赤色光を反射し緑色光を透過させるダイクロイック膜が形成されている場合は青色光束は面107dで反射され第1の反射型液晶装置108Bに入射し、赤色光束は面107eで反射され第2の反射型液晶装置108Rに入射し、緑色光束は第3の反射型液晶装置108Gに入射する。
【0036】
反射型液晶装置108R、108G、108Bは映像信号に応じて各色光束の位相状態を変調する。従って、反射型液晶装置108R、108G、108Bを反射した各色光束は映像信号に応じてS偏光成分も有する光束となり、入射時とは逆の経路をたどってダイクロイックプリズム107にて合成される。合成された光束は再び偏光ビームスプリッター106の偏光分離面106aに入射し、そのうちS偏光成分のみが反射されて、投写レンズ109を介してスクリーン110に投写される。
【0037】
なお、本実施形態ではP偏光成分の光を液晶装置108に入射し、S偏光成分の光を投写するようにしているが、逆に、S偏光成分の光を液晶装置108に入射し、P偏光成分の光を投写するようにしてもよい。また、面107d、面107eに形成するダイクロイック膜の波長特性は本例で説明した特性に限定されない。さらに、液晶装置108R、108G、108Bを配置する位置についても図1の構成に限定されない。
【0038】
図4は本実施形態における反射型液晶装置108、偏光ビームスプリッター106、グラスロッド出射端面104bの光学的配置関係の説明図である。なお、本図においては説明の便宜上、グラスロッド104と偏光ビームスプリッター106の間に配置してある集光レンズ105、偏光ビームスプリッター106と反射型液晶装置108の間に配置してあるダイクロイックプリズム107は省略して描いてある。また、R,G,B3枚の反射型液晶装置は光学的に全く等価な配置にあるので1枚の反射型液晶装置108で代表させて描いてある。なお、以降の説明において反射型装置108は反射型装置の画像形成領域を指し示すものとする。
【0039】
本実施例においては反射型液晶装置の長辺201、およびグラスロッド出射端面104bの長辺202が偏光ビームスプリッター106の偏光分離面の法線106bと光軸111を含む面に略直交するように配置されている。
【0040】
これを図5を用いて更に詳細に説明する。図5(a)における斜線を施した面301は偏光分離面の法線と光軸111を含む面を示しており、先述の定義によりそれはx−y平面である。図5(b)はy軸の正方向から見たときの面301とグラスロッド出射端面104aの位置関係を示している。図5(b)から明らかなように面301とグラスロッド出射端面104aの長辺202は略直交している。また、グラスロッド出射端面104aは反射型液晶装置108と略相似形状で同じ方位で配置されているので反射型液晶装置108の長辺201も同様に面301に略直交している。
【0041】
このような配置をとった場合の偏光ビームスプリッター106への入射光束の入射角度分布を図6にしめす。この図は横軸に入射角度を縦軸に相対強度をとったものである。ここで実線は図17で説明した面内入射成分の角度分布を示し横軸の入射角度はθに対応する。また点線は垂直入射成分の角度分布をしめし横軸の入射角度はψに対応する。図6から明らかなように垂直入射成分は入射角度範囲Aの低角度成分の比率が高く、入射角度範囲Bの高角度成分はほとんど無い。その一方で面内角度成分は入射角度範囲Aの低角度成分の比率は垂直成分のそれに比して少なく、入射角度範囲Bの高角度成分も持っている。
【0042】
この理由を図7、図8を用いて説明する。
【0043】
図7(a)、図8(a)は照明光学系の光源から光源像の結像面501までの光路をグラスロッド104の短辺側から見た側面図であり、本態様においてはこの面内の光束成分は偏光ビームスプリッター106における面内成分に一致する。
【0044】
図7(b)、図8(b)は照明光学系の光源から光源像の結像面501までの光路をグラスロッド104の長辺202側から見た側面図であり、本態様においてはこの面内の光束成分は偏光ビームスプリッター106における垂直成分に一致する。
【0045】
なお、図7、図8においては集光レンズ103を省略してある。
【0046】
図7はグラスロッド104内で1回も反射せずに光源像を形成する光束の光路を示している。この光束による光源像はほぼ光軸111の近傍に形成されるため、その光源像からの偏光ビームスプリッターへの入射角度は小さなものとなる。図6における範囲Aの低角度成分の大半はこの光束によるものである。
【0047】
いま、図7(a)におけるこの光束の光源101からの放射立体角をω1とする。同様に、図7(b)における放射立体角をω1'とする。ここで、図7(a)におけるグラスロッド104の幅W1はその端面の短辺の長さに等しく、図7(b)における幅W2はの長辺の長さに等しいので、W1<W2の関係に有る。次に、図7(a)におけるグラスロッド104の入射端面の中心点C、出射端面の上端点U、下端点Pで形成される三角形CUPと図7(b)におけるグラスロッド104の入射端面の中心点C、出射端面の上端点U'、下端点P'で形成される三角形CU'P'とを比較すると、UP<U'P'の関係がある。したがって、図7(a)におけるグラスロッド104内の光束の立体角ω2と、図7(b)におけるグラスロッド内の光束の立体角ω2'の大小関係はω2<ω2'であることがわかる。また図から、光源101からの光束の放射立体角はグラスロッド内の光束の立体角に比例するので図7(a)における放射立体角ω1と図7(b)における放射立体角ω1'の大小関係はω1<ω1'となる。したがって、光軸近傍に形成される光源像の強度はより大きな放射立体角を有する光束で形成される図7(b)の方が大きい。これを偏光ビームスプリッターへの入射角度に置き換えてみると、先述したグラスロッド104の出射端面と偏光ビームスプリッターとの配置関係から垂直入射成分の低角度成分が多くなることを意味する。
【0048】
図8はグラスロッド内で1回反射して光源像を形成する光束の光路を示している。従来の技術の項において説明したようにこの光束による光源像は光軸111から離れた位置に形成される。従って、そこからの光束は光軸近傍に形成される光源像からの光束に比べて偏光ビームスプリッターへより大きな入射角度で入射する。
【0049】
図7で説明したように図8(a)と図8(b)ではグラスロッド104の幅W1、W2が異なるため、グラスロッド104へ最も大きな立体角で入射する光線601と602が光軸となす角度ω3とω3'は異なる。そして図7の説明とほぼ同様な考え方によりω3<ω3'であることがわかる。次に、図8(a)におけるグラスロッドの入射端面の中心点C、光線601とリフレクター102の交点M、交点Mから光軸111に垂直に降ろした垂線と光軸の交点Nで形成される三角形CMNと、図8(b)におけるグラスロッドの入射端面の中心点C、光線602とリフレクター102の交点M'、交点M'から光軸111に垂直に降ろした垂線と光軸の交点N'で形成される三角形CM'N'とを比較すると、ω3<ω3'の関係からCN>CN'が導かれる。したがって交点M'は、交点Mよりリフレクター102の縁に近い位置にあることがわかる。
【0050】
グラスロッド内で2回以上反射した光束は反射回数に比例してより光軸から離れた位置に光源像を形成する。したがってその光束の偏光ビームスプリッターへの入射角度は反射回数に比例して大きなものとなる。図6における角度範囲Bの高角度成分の大半はこの光束によるものである。
【0051】
この2回以上グラスロッド104内で反射する光束は、1回反射する光束よりも光軸111に対して大きな角度でグラスロッドに入射する。したがってその光束が光源101に対して張る放射立体角は図8(a)では交点Mとリフレクター102の縁にはさまれたω4、図8(b)では交点M'とリフレクター102の縁にはさまれたω4'であり、先述の議論から交点M'は、交点Mよりリフレクター102の縁に近い位置にあるので、その大小関係はω4>ω4'である。したがって、光軸から離れた位置に形成される光源像の強度は図8(b)の成分の方が小さい。これを偏光ビームスプリッターへの入射角度に置き換えてみると、先述したグラスロッド出射端面と偏光ビームスプリッターの配置関係から垂直入射成分の高角度成分が少なくなることを意味する。
【0052】
以上、本実施例の構成において、偏光ビームスプリッターへの入射光束の垂直入射成分は、低角度成分の比率が高く逆に高角度成分はほとんど無い理由と、面内成分は、低角度成分が比較的少なく逆に高角度成分が多くなる理由を説明した。
【0053】
図18に示したように、垂直入射成分は角度が大きくなると急激に表示画像のコントラストを劣化させる。本実施形態の構成における垂直入射成分はコントラストの高い低角度成分が多く、その逆の高角度成分は少ない。一方、水平角度成分は高角度成分を有するものの、図18に示すようにこの成分によるコントラスト劣化は小さい。
【0054】
以上の理由により、本実施形態の構成によれば、表示画像のコントラストを高く維持する事が可能となる。
【0055】
(第2の実施形態)
第1の実施形態で説明したように、均一照明光学系を用いれば、反射型液晶装置にはグラスロッドと集光レンズによって形成される複数の光源像からの光束が重畳して照射されるため、個々の光源像が有する照明ムラが平均化され、その面内の明るさのムラは少なくなり、従ってその投写画像も明るさの均一性が極めて高いものとなる。しかしながら、それぞれの光源像は光源からの放射立体角が異なる光束成分で形成されており、従ってその強度は異なる。また、図8を用いて説明したように、グラスロッドの端面の長辺方向に分離された光源像の強度は短辺方向に分離された光源像に比べより小さい放射立体角光束で形成されるため、その強度は比較的小さくなる。この結果、短辺方向に分離された個々の光源像の強度のばらつきに対して長辺方向に分離された個々の光源像の強度のばらつきが大きくなり、それが原因となって投写画像の長辺方向と短辺方向の照度ムラに相違が生じる。
【0056】
この様子を図9を用いて説明する。図9(a)は投写画像701の各部位における明るさを示したグラフであり、縦軸に相対的な明るさを、横軸に各部位の投写画像中心からの距離をとってある。実線は図9(b)に示すところの投写画像701の中心を通り短辺に平行な軸702上の各部位の明るさを示し、破線は投写画像701の中心を通り長辺に平行な軸703上の各部位の明るさを示している。図9(a)からも明らかなように、投写画像の横方向(軸703に平行な方向)の照度比は縦方向(軸702に平行な方向)のそれよりも大きくなっている。これは、長辺方向に分離された個々の光源像の強度のばらつきが大きいことに起因する。
【0057】
図10は、本発明によるプロジェクタの第2の実施形態の光学系の全体像を示す図である。本実施形態においては図1に示した第1の実施形態の光学系に対してグラスロッド104とレンズ105aにより複数の光源像が形成される位置の近傍に偏光変換素子801が配置されている。この偏光変換素子801以外の構成要素およびその配置ならびに変形の形態については実施形態1と同様であるため、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0058】
偏光変換素子801は、偏光方向がランダムな光を1種類の偏光光に変換して投射画像の明るさを向上させるための素子であり、特開平8−304739号等に紹介されている。
【0059】
図11(a)を用いて本実施形態の照明光学系を説明する。本図においては説明を簡単にするために集光レンズ103、偏光ビームスプリッター106、ダイクロイックプリズム107を省略してある。
【0060】
光源101を出射した光束は、第1実施形態で説明したように、楕円リフレクター102、グラスロッド104、レンズ105a、105bにより反射型液晶装置108を照明する。偏光変換素子801は、図2における仮想面501の近傍に配置される。
【0061】
図11(b)は偏光変換素子801の断面構成図、図11(c)は入射側から見た斜視図である。偏光変換素子801は、断面が平行四辺形である複数の透光性部材801a、801bの間に、反射膜801dと偏光分離膜801cとが交互に配置された構成となっている。グラスロッド104とレンズ105aにより形成された複数の光源像1401は、図11(c)に示すように透光性部材801aの入射面近傍に集光する。この光束のうちP偏光成分1602は図11(b)に示すごとく偏光分離膜801cを透過し、透光性部材801bの出射面に形成されたλ/2位相差板801eによって偏光振動面が90°回転され、S偏光となって偏光変換素子801から出射される。一方、S偏光成分1603は偏光分離膜801cで反射され、反射膜801dで反射され、S偏光のまま出射される。したがって偏光変換素子801への入射時点で偏光方向がランダムであった光束は、ほとんど単一の直線偏光(本実施形態ではS偏光)の光に変換される。
【0062】
なお、本実施形態ではS偏光に変換するようにしたが、P偏光に変換することも可能である。この場合は透光性部材801aの出射面にλ/2位相差板801eを設ければよい。
【0063】
図12は本実施形態における偏光ビームスプリッター106、偏光変換素子801、グラスロッド104の出射端面104bの光学的配置関係の説明図である。なお、本図においては説明の便宜上、グラスロッド104、偏光変換素子801および偏光ビームスプリッター106の間に配置してある集光レンズ105は省略して描いてある。
【0064】
本実施形態においては偏光変換素子801の反射膜801dと偏光分離面801cの配列方向801eが偏光ビームスプリッター106の偏光分離面の法線106bと光軸111を含む面に略直交するように配置されている。
【0065】
図13(a)は偏光分離面の法線と光軸111を含む面301を示しており、第1の実施形態における定義によりそれはx−y平面である。図13(b)は面301と偏光変換素子801の反射膜801dと偏光分離面801cの対の配列方向801fの位置関係を示している。図13(b)から明らかなように面301と配列方向801fは直交している。
【0066】
このように偏光変換素子801を配置した場合、光源像は偏光変換素子801の配列方向801fの方向に分割され、その出射側から見ると、図14に示すように配列される。ここで、実線で描いてある光源像は偏光変換素子801への入射時点における照明光束のP偏光成分で形成されている。また破線で描いてある光源像は偏光変換素子801への入射時点における照明光束のS偏光成分で形成されており、本来の光源像に対してZ軸と平行である配列方向801f側にシフトして見える。
【0067】
本実施形態においてはグラスロッドの端面104dの長辺方向側に光源像が倍増しているため、反射型装置における光束の重畳による長辺方向側の照度ムラを低減する効果が倍増する。その結果、短辺方向側に比べて劣っていた照度ムラを改善することができ、表示画像の照度の均一性を更に高めることが可能となる。
【0068】
また偏光変換素子801を使用することにより光利用効率が向上し明るい投写画像を表示できることは言うまでもない。
【0069】
(第3の実施形態)
本発明の第1、第2の実施形態においては、これまでの説明から明らかなように、表示画像の長辺が図1のz軸に平行になる。したがって本発明のプロジェクタはy軸方向を上にした縦長の形態となり実際の使用環境においては装置の設置位置の自由度や安定性が低いものとなる。
【0070】
本発明の第3の実施形態は、このような課題を回避するための構成を提供するものであり図15(a)、(b)に示すごとく偏光ビームスプリッター106と照明光学手段の間に折り返しミラー1201を配置することにより装置全体の縦方向長さを短くしている。折り返しミラー1201以外の構成要素の構成及び配置ならびに変形の形態については、第2の実施形態と同様であるため、第2の実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、本実施形態は、第2の実施形態に折り返しミラー1201を追加した構成となっているが、第1の実施形態に折り返しミラー1201を追加することも可能である。
【0071】
折り返しミラー1201は、図15(a)に示すごとくx−y平面に対して垂直に配置しても、図15(b)のごとくy−z平面に対して垂直に配置してもかまわない。さらには図15においてはレンズ105bと偏光ビームスプリッター106の間に折り返しミラー1201が配置されているが、これに限定されること無く、例えばレンズ105aと105bの間に配置してもよく、さらには装置全体のコンパクト化を図るために照明光学手段内に別の折り返しミラーを配置してもよい。
【0072】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形や変更が可能である。
【0073】
例えば、グラスロッド104として光軸に沿った方向にテーパーがついたテーパードグラスロッドや、側面を反射ミラーで構成した中空状のロッドを使用してもかまわない。
【0074】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明のプロジェクタによれば、グラスロッド端面の長辺方向を偏光分離面の法線と光軸を含む面に対して垂直に配置することにより、高いコントラストを有するプロジェクタを実現することができる。さらには、偏光変換素子の反射膜と偏光分離面の対の配列方向を偏光分離面の法線と光軸を含む面に対して垂直に配置することにより、高いコントラストを有し、明るく、かつ、明るさの均一性に優れたプロジェクタを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプロジェクタの第1の実施形態の構成図。
【図2】 グラスロッド照明系の構成図。
【図3】 グラスロッド照明系の作用の説明図。
【図4】 第1の実施形態における構成要素の配置図。
【図5】 第1の実施形態における構成要素の配置図。
【図6】 偏光ビームスプリッターへの入射光束の強度と入射角度の関係を示す図。
【図7】 光路の説明図。
【図8】 光路の説明図。
【図9】 投写画像の部位における明るさを示す図。
【図10】 本発明によるプロジェクタの第2の実施形態の構成図。
【図11】 偏光変換素子の構成図。
【図12】 第2の実施形態における構成要素の配置図。
【図13】 第2の実施形態における構成要素の配置図。
【図14】 第2の実施形態における光源像の説明図。
【図15】 本発明によるプロジェクタの第4の実施形態の構成図。
【図16】 従来のプロジェクタの構成図。
【図17】 偏光ビームスプリッターへの光束入射角度の定義の説明図。
【図18】 偏光ビームスプリッターへの光線入射角度とコントラストの
関係を示す図。
【符号の説明】
101 光源
102 リフレクター
103 集光レンズ
104 グラスロッド
104a 入射端面
104b 出射端面
105 集光レンズ
105a レンズ
105b レンズ
106 偏光ビームスプリッター
106a 偏光分離面
106b 偏光分離面の法線
107 ダイクロイックプリズム
107a プリズム
107b プリズム
107c プリズム
108 反射型液晶装置
108R 赤画像用反射型液晶装置
108G 緑画像用反射型液晶装置
108B 青画像用反射型液晶装置
109 投写レンズ
110 スクリーン
111 光軸
112 光軸
201 反射型液晶装置の長辺
202 出射端面の長辺
301 偏光分離面の法線と光軸を含む面
501 光源像形成面
601 光線
602 光線
701 表示画像
702 表示画像の短辺に平行な軸
703 表示画像の長辺に平行な軸
801 偏光変換素子
801a 透光性部材
801b 透光性部材
801c 偏光分離膜
801d 反射膜
801e λ/2板
801f 配列方向
1201 折り返しミラー
1401 光源像
1501 集光点
1701 光線
1702 光線
1703 面

Claims (3)

  1. 複数の光源像を反射型液晶装置上で重畳させる照明光学系と、前記照明光学系と前記反射型液晶装置との間に配置された偏光分離面と、前記偏光分離面によって選択された光を投射する投射レンズと、を備えるプロジェクタであって、
    前記照明光学系は、光源と、前記光源と前記偏光分離面との間に配置された出射端面の形状が略長方形であるグラスロッドと、を備えており、前記出射端面の長辺が、前記偏光分離面の法線と光軸を含む面に対して略直交することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1記載のプロジェクタにおいて、
    前記光源と前記偏光ビームスプリッターの間の光路上に、前記光源から出射されたされた光束を偏光面の揃った光束に変換する偏光変換手段が配置され、
    前記偏光変換手段は、交互に配列された複数の反射膜と偏光分離膜とを有し、
    前記反射膜と偏光分離膜の配列方向は、前記グラスロッドの出射端面の長辺に略平行であることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2記載のプロジェクタにおいて、
    前記偏光変換手段は前記複数の光源像が形成される位置の近傍に配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
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