JP3848954B2 - パケットスイッチングネットワーク及びパケットスイッチ装置 - Google Patents

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Description

大量のコネクションレスなデータトラヒックをATM等のコネクションオリエンティッドな網を用いて効率よく処理するネットワークやパケットスイッチングネットワーク、パケットスイッチ装置及び網管理装置に関する。
近年のインターネットの急速な進展に伴って、大量のコネクションレスなデータトラヒックをATM等のコネクションオリエンティッドな網を用いて効率よく処理するネットワークやスイッチングシステムの提案がなされている。尚、ここで言うコネクションレスとは、通信に先立って予めコネクション設定を行わないことを意味し、コネクションオリエンティッドとは、通信に先立って予めコネクション設定が必要であることを意味している。
例えば、非特許文献1にMPOAプロトコルのアーキテクチャが記載されている。ここでMPOAとは、Multi Protocol over ATM(マルチプロトコル・オーバー・エイ・ティー・エム)の略である。MPOAで通信する場合、MPOAサーバにてレイヤ3の宛先アドレス(例えば、宛先IP(Internet Protocol)アドレス)から変換されたATMアドレスを入手した後に、ATMのシグナリング手続きを用いてATMコネクションを設定する。ここでのATMコネクションは、SVC("Switched Virtual Connection"−スイッチト・バーチャル・コネクション)、つまり、送信されるべきトラヒックがある時に、リクエストベースでその都度張られるコネクションである。SVCを扱うためのシグナリング手続きは、例えば、非特許文献2に記載されている。
また他の通信プロトコルの例としては、非特許文献3に記載のRSVP(リソース・リザベーション・プロトコル)がある。RSVPにおいては、まず送信側と受信側の間のデータ送信経路に沿って、受信側より順次、通信帯域やルータのバッファ資源等を予約してゆく。次に、資源予約が完了してからデータ送信を開始する。
ATMインターネットワーキング」:日経BP出版センタ:1995年9月22日1版発行:121ページ "ATM Forum UNI version3.1":Prentice-Hall, Inc.:1995年発行 "RSVP:A New Resource ReSerVation Protocol":IEEE Network:1993年9月号
コネクションオリエンティッドな通信の代表は、通常の電話である。呼受付制御というリアルタイムソフト処理を必要とし、それに伴うリソースの確保が必要であるが、一旦リソースが確保されれば、その通信帯域は保証される。しかも通常は双方向の帯域が確保される。もちろん無音でもリソースは開放されないのでリソースの使用効率は良くない。
一方、コネクションレス通信は通常のLAN等で主に使われており、データのかたまり毎にその都度リソースが確保され使われる。ファイル転送のように片方向で瞬時的に多量のデータが発生する通信には有利である。しかし、通信帯域は常に保証されるわけではないので、ネットワーク全体の使用率が高くなってくると、リソースの奪い合いが起こり、更には、リソースが確保出来なかった転送データの再送が起こり、ますますリソース不足が起こる、いわゆる輻輳状態に陥りやすい。
これら双方の欠点を補う目的で登場したのがATMであり、リソースの効率的利用という面では貢献が著しい。しかし、一方では双方の欠点を合わせ持つという面もある。複雑な呼受付制御は依然として必要であるし、リソース不足が起こればやはり輻輳状態を招く。
また、全ての通信がATMに切り替わればATMの長所が充分生き、理想的であるが、現実には従来の電話も必要であるし、LANやWAN(Wide Area Network)も広く行き渡り、簡単には設備の更改は行われない。特に今後は後者のデータ通信の利用がますます多くなりトラヒックが増加する。したがって、これら従来のデータ通信網とATM網との効率良い共存が必要となってくる。
さらに、従来のデータ通信は、LANという名の示すとおり、文字通りローカルな通信が主体であったのに対し、最近ではインターネットに代表されるように世界的な広がりが求められるようになった。コネクションレス通信で世界中を結んでいては、あるひと所の通信障害等が、データの再送を次々に起こさせ、瞬時に世界中に輻輳を起こす事も考えられる。したがって、大規模ネットワークでは適切な帯域割当等のリソース管理が必要である。また、大規模な物を管理するには当然、階層的概念の導入が必要になる。
以上では、「量」と「規模」に関しての課題について主に述べたが、「質」の問題も無視できない。通信が身近になるにつれ、さまざまなサービスへの要求が高まってきている。たとえば、電話網では自動転送や発信者番号通知、着信者課金、会議電話サービスといったものがある。これに対応するために制御信号を効率的に通信するためのインテリジェントネットワークが構築されてきた。データ通信に関しても同様な要求が生じることが予想できる。これに対して、電話網と同様にインテリジェントネットワークを用いる案もあるし、ATM網においてはその特徴を生かして、仮想的な制御網をATM網の中に論理的に構築する事も可能である。しかし、上記従来のLANを中心とするデータ通信網との整合性は必ずしも良いとは言えない。従って、大規模データ通信網においては、トラヒック状態の把握や、通信帯域のダイナミックな制御、サービス提供のための付加的情報のやりとり等が必須になってくる。また、「質」の問題では当然、網の一部の障害が広く波及しない仕組みや、予め輻輳を防止するような手段の提供が必要である。
以下では、本発明が解決しようとする課題をもう少し具体的に述べる。
MPOAで通信する場合、送信されるべきトラヒックがある時に、リクエストベースでその都度SVCのATMコネクションを張るので、ATMコネクション設定時間の影響によるデータ転送遅延時間が大きくなる。また、場合によっては、データ転送時間よりATMコネクション設定時間のほうが大きくなってしまうという不合理が起こりうる。更に、リクエストベースでコネクションを張るので、データを発生させるユーザが増えた場合、コネクションを設定したり切断したりするための制御パケットがデータ転送の前後で頻繁に発生してネットワークの輻輳をまねく。
一方、RSVPを用いて通信する場合、資源予約が完了してからデータ送信を開始するため、データ転送遅延、遅延変動が大きくなる。また、帯域等の資源を確保し続けるためには資源保持用のリフレッシュパケットを定期的に受信側から送る必要がある。したがって、データを発生させるユーザが多くなると資源を確保するために必要な制御用パケットが多くの帯域をとってしまうことになり、網管理自体も複雑になってしまう。
そこで本発明においては、以下に列挙する課題の解決を目的とする。
第一の目的として、コネクション設定遅延を避けて、データ転送の遅延と遅延変動を小さくすると共に、コネクション設定ないしは資源確保のための制御用パケットの発生数を減らすパケットスイッチングネットワーク、パケットスイッチ装置及び網管理装置を提供することにある。
第二の目的として、大規模データネットワークにおけるコネクションレスデータフローの処理を効率良く行うパケットスイッチングネットワーク、網管理装置及びパケットスイッチ装置を提供することにある。
さらに第三の目的として、物理レイヤの障害(伝送路の切断など)や論理パスの障害(VC(Virtual Circuit)やVP(Virtual Path)などの切断)に対する耐性の強いパケットスイッチングネットワーク、網管理装置及びパケットスイッチ装置を提供することにある。
さらに第四の目的として、連続的に大量に発生するデータ、即ち、バーストデータの集中によって出現するネットワーク中の中期的(例えば秒オーダー)、局所的(例えばノード単位)輻輳の回避をするパケットスイッチングネットワーク、網管理装置及びパケットスイッチ装置を提供することにある。
本発明では、ネットワークはコネクションオリエンティッドなコア網とそこに接続されるコネクションレスなアクセス網に分かれていて、エッジノードからエッジノードへはあらかじめ複数のコネクション(パーマネントバーチャルルート(PVR)、と本明細書内では呼ぶ)が張られている。網管理手段は、アクセス網から入ってきたコネクションレスなデータフローに対して、該複数のPVRの中から1つのルートを選択し、そのPVRに沿ってデータを転送する。複数のPVRの中からのルート選択基準として各PVRの状態、例えば各PVRの使用可能な帯域、を用いる。これによって上記第1の目的が達成される。
該使用可能帯域を把握する手段として、網管理装置による各ノードにおけるトラヒックの集中把握、または、RMパケット(リソースマネジメントパケット)を用いたエッジノード間のフロー制御による帯域把握を使用する。これによって第2の目的が達成される。
予め複数のコネクションを設定しておき、輻輳または障害が検知された場合に、該コネクションを現用系から予備系へ切り替える。これによって第3の目的が達成される。
エッジノードのアクセス網側インタフェースでPVR別にあらかじめ定められた帯域にデータフローの転送速度を調整(シェーピング)することにより、帯域保証された論理的なルートに沿ってデータ転送を行う。
さらに、アクセス網からコア網へマルチリンク手順を用いて複数のデータリンクを張りコア網への入力トラヒック量を分割する。これによって第4の目的が達成される。
第一の効果として、予めコネクションを設定しておくことにより、コネクション設定時間を無くし、データ転送に伴う遅延と遅延変動を小さくすると共に、コネクション設定ないしは資源確保のための制御用パケットの発生数を減らすことができる。
第二の効果として、コネクションオリエンティッドなコア網の状態に応じてコネクションレスなアクセス網からのトラヒックが通るルートを変えることにより、大規模データネットワークにおけるコネクションレスデータフローの処理を効率よく行える。
第三の効果として、予め複数のコネクションを設定しておくことにより、物理レイヤの障害(伝送路の切断など)や論理パスの障害(VCやVPなどの切断)に対する耐性の強いパケットスイッチングネットワークが提供される。
第四の効果として、アクセス網からコア網へマルチリンク手順を用いて複数のデータリンクを張り、コア網への入力トラヒック量を分割することにより、バーストデータの集中によって出現するネットワーク中の中期的、局所的輻輳を未然に回避できる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明のパケットスイッチングネットワークの一実施例である。サブネットワーク#A、#B、#C、#Dは、それぞれボーダルータRA、RB、RC、RDを介してエッジノードEA、EB、EC、EDに接続されている。エッジノードEA、EB、EC、EDで囲まれたネットワーク領域をコア網と呼ぶことにする。コア網100に接続されたサブネットワークを総称してアクセス網と呼ぶことにする。コア網とアクセス網を、図中で太線の楕円により表示している。
コア網100はコネクションオリエンティッドな網、例えばATM網であって、エッジノードEA、EB、EC、EDと中継ノードN1、N2、N3の間は、図1に細線で示すデータリンクが張られている。上記のエッジノードEA、EB、EC、ED及び中継ノードN1、N2、N3には、制御信号線(極細線で示す)を介して網管理装置200が接続されている。
IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)等のアクセス網内の
ルーティングプロトコルはエッジノードで終端され、コア網100内は、例えば
ATM(非同期転送モード)、FR(フレームリレー)等のコネクションオリエンテ
ィッドなプロトコルが稼働している。
エッジノードEA、EB、ECとEDには、それぞれIPアドレスとして、"101
.102.103.104"、"104.101.102.103"、"103.104.101.102"102.103.104.101"が付与されているとする。
図2は、本発明のパケットスイッチングネットワークにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート、と呼ぶ)の設定例である。図1における網管理装置200は省略した。図1に記載のコア網構成において、網管理装置200によってエッジノード間でR1からR6までのPVRがあらかじめ登録されている。R1からR6までのPVRと図1のデータリンクの間に図3の対応関係がある。
図3は、PVR毎に、コア網の対地接続情報、ルート、割り当て帯域が管理されている例を図2の記載に対応させて表している。図3の状態データが図4のの網管理データ格納部に登録されている。
エッジノード間は該PVRに沿って、例えばATMセルでスイッチングされて、データ転送される。エッジノードEAとエッジノードECの間には、異なったデータリンクを通る複数(2本)のPVR、すなわちR2とR6があらかじめ登録されている。
以下、図4は、図1の網管理装置200の構成例である。網管理装置200は、網管理制御部と網管理データ格納部からなっている。網管理制御部は、起動部、データ書込部、データ解析部、データ収集部、データ入力部と送受信部からなり、それらはバスによって相互接続されている。
送受信部は各ノードと接続されており、エッジノードや中継ノードの各種状態データのやりとりを行う。データ書込部とデータ解析部は網管理データ格納部と接続されており、各種状態データの記録と解析を行う。
次に、図21に各ノードでの帯域情報の登録方法を示す。動的に変化する帯域を各エッジノードもしくは中継ノードで測定するステップと、測定した帯域を各ノードから網管理装置へ通知するステップと、各ノードから送られた帯域情報から、各ルートの利用可能帯域を網管理装置が設定するステップと、網管理装置にて対地ルート別の割り当て帯域を管理するステップと、網管理装置から各ノードに帯域情報を分配するステップと、各ノードにて帯域情報を登録するステップからなる。
図2における各エッジノード、中継ノードもまた、それぞれ状態データを持って
いる。図5から図11までは、図2の網構成におけるエッジノードEA、EB、EC、EDと中継ノードN1、N2、N3のPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例である。図3の網管理装置200の管理データに基づき、各エッジノードごとに宛先サブネット、VPI/VCI、ポートINF(Interface:インタフェース)が設定されている。
図5は、エッジノードEAのPVRの登録例を表したものである。図5において、PVR−IDはパーマネントルート識別子であり、図2に記載のものと対応し、宛先サブネットはサブネットAからのデータの送信先となるサブネットを表し、VPIは、バーチャルパス識別子であり、エッジノードEAと接続される各ノード、ここでは、中継ノードN1、N2、エッジノードED,EBとを接続するためのバーチャルパスを特定するためのデータである。また、VCIは、バーチャルパス識別子と同様に、エッジノードEAと接続される各ノードのバーチャル・チャネルを特定するための情報であるバーチャルチャネル識別子である。ポートINFは、エッジノードEAのポートインターフェースの番号であり、ポート1は中継ノードN1と接続されるインターフェースのポート番号である。以下、図6は、図5と同様の規則でエッジノードEBのPVRの登録例を表したものであり、図7は、エッジノードECのPVRの登録例を表したものであり、図8は、エッジノードEDのPVRの登録例を表したものである。
図9から図11は、図5から図8と同様の規則であるが、中継ノードのPVRの登録例を示したものであり、図9が中継ノードN1、図10が中継ノードN2,図11が中継ノードN3の内容である。
図12は、エッジノードEA、EB、EC、EDの構成例である。アクセス網側回線インタフェース10、ATMスイッチ部20、コア網側回線インタフェース30とノード制御部40からなる。ノード制御部40は、アクセス網側回線インタフェース10、ATMスイッチ部20、コア網側回線インタフェース30と接続されている。
ATMスイッチ部には、例えば、特開平4−276943号公報「スイッチングシステム」に開示の共通バッファスイッチ技術が使用される。
図13は、アクセス網側回線インタフェース10の構成例である。回線制御部、経路テーブル、フレーム処理部、IP(Internet Protocol)処理部、AAL5(ATM Adaptation Layer5)処理部、ATM処理部を含んで構成される。IP処理部からAAL
5処理部へのデータ引き渡しには、例えば、各種インタネットプロトコルの標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force:インタネット・エンジニアリング・タスク・フォース)のRFC1483(リクエスト・フォー・コメント1483)に記載のマルチプロトコル・エンキャプスレーション技術を用いる。
図13のATM処理部には、特開平4−260245号公報「非同期転送モードにおける加入者線伝送路容量表示方式」に記載のセル流量モニタ回路、が含まれており、コネクションごとの伝送容量を測定し、かつ、伝送容量を調整できる。
図13のアクセス網側インタフェース10にて、IPのコネクションレスなデータフローがATMセル流に変換される。図18にアクセス網側から入力されるIPパケットのフォーマットを、図19にコア網側へ出力されるATMセルのフォーマットを示す。
図14は、コア網側回線インタフェース30の構成例である。回線制御部、スケジューラ、セル送・受信部、セルバッファ、セレクタ、物理レイヤ処理部を含んで構成される。セルバッファ、セレクタ、スケジューラには、例えば、特願平8−280860号公報「ネットワークノード内フロー制御方法、並びにパケットスイッチ」に記載のマルチQOSシェーパが使用される。
帯域情報の登録フロー図(図21)とアクセス網側回線インタフェース図(図13)との間には、図21の”動的に変化する帯域を測定”する部分が図13のATM処理部であり、測定した帯域を各エッジノードから図13に記載の経路テーブル13、回線制御部、図12のノード制御部40を経由して、図4の網管理装置200へ通知し、各エッジノードから送られてきた帯域情報は、網管理装置200の送受信部を通って、データ収集部へいったん蓄積される。各ルートの利用可能帯域を網管理装置200のデータ解析部で求め、データ書き込み部を介して、網管理データ格納部へ設定される、この網管理データ格納部にて対地ルート別の割り当て帯域を管理する。この帯域情報が、網管理装置200から各エッジノードへ、図4の網管理データ格納部、データ書き込み部、送受信部、図12のノード制御部40、図13の回線制御部を介して経路テーブル13へ分配される。各エッジノードの経路テーブル13に帯域情報を登録する。
以下、サブネット#A内から発生したデータが、ボーダルータRA、エッジノードEA、とエッジノードECを経てサブネット#C内へ転送される場合について、本発明にかかるネットワークとエッジノードの動作について説明する。
図15にエッジノードEAにおける経路テーブル検索及び設定手順の例を示す。エッジノードEAから宛先サブネット#Cへは、PVRとしてあらかじめR2とR6が設定されている。図21で示される帯域情報の登録手続きを経て、PVRのR2とR6に対してそれぞれ20Mbit/sと10Mbit/sの帯域があらかじめ設定されている。
サブネット#A内から発生したサブネット#Cゆきのコネクションレスデータフローは、ボーダルータRAを経てエッジノードEAに到着する。宛先アドレスから宛先サブネットがサブネット#Cと判定される。サブネット#CゆきのPVRとしてR2とR6が登録されているが、そのうち最も帯域の大きいR2が選択される。最も大きい帯域をもつルートの高速検索方法として、例えば「データ構造とアルゴリズム」((株)培風館:1987年3月初版発行)の239ページに記載されているヒープソート法が用いられる。
この選択されたPVR-IDのR2に対応するVPI/VCIとポートINFの組として、VPI/
VCI=11/12とポートINF=2を得る。ATMセルのヘッダに、VPI/VCI=11/12が設定され
て送信される。
図23にPVRが選択されデータが転送されている状態を示す。PVRのR2とR6を比べると、R2の帯域がR6の帯域よりも大きいので、エッジノードEAに入ってきたサブネット#Cゆきの第1のIPパケットは、ATMセルに変換された後にPVRのR2に割り付けられて送信される。第1のIPパケットに対応するATMセルに記された1、2、3という番号はATMセルの送信順序を示している。
このように、本実施例ではコア網100にあらかじめPVR(パーマネント・バーチャル・ルート)を登録し、データ転送時に宛先IPアドレスをATMアドレスに変換し、そのATMアドレスに対応するPVR(パーマネント・バーチャル・ルート)を選択してIPパケットを転送するため、コネクション設定遅延時間が無くなり、データ転送に伴う遅延と遅延変動を小さくすることができる。同時に、コネクション設定ないしは資源確保のための制御用パケットの発生数を減らすことが出来る。
また転送されるデータに対して、コア網100内ではプロセッサ処理によるホップ・バイ・ホップルーティング(すなわち、ルータでIPパケットを振り分けるときのように、宛先IPアドレスをプロセッサによって解読し、該IPパケットの出力ポート先を決めること)を行わず、データをATMセルにのせてハードウェアでスイッチングするので、コア網内のデータ転送遅延が小さくなる。
さらに、コア網100にてあらかじめ登録された複数のPVR(パーマネント・バーチャル・ルート)の内から帯域の最も大きいルートを選択することにより、大規模データネットワークにおけるコネクションレスデータフローの転送を効率よく処理することができる。
次に、コア網内の状態が変化したときの動作について説明する。
図22は、図23のようにPVRのR2が選択されてIPデータが転送されている状態において、網管理装置200と各ノードの間で図21に示される手順で各ノードでの帯域情報がさらに再登録されて、PVRのR2とR6に対してそれぞれ10Mbit/sと15Mbit/sの帯域が新たに設定された状態を示す。
これは、IPデータの転送中において、網管理装置200と各ノードの連携によってコア網の状態(ここでの例では、帯域)が再把握されたことを意味する。
サブネット#A内から発生したサブネット#Cゆきのコネクションレスデータフローは、ボーダルータRAを経てエッジノードEAに到着する。宛先アドレスから宛先サブネットがサブネット#Cと判定される。サブネット#CゆきのPVRとしてR2とR6が登録されているが、そのうち最も帯域の大きいPVRとして今度はR6が選択される。
この選択されたPVR-IDのR6に対応するVPI/VCIとポートINFの組として、VPI/
VCI=10/17とポートINF=1を得る。ATMセルのヘッダに、VPI/VCI=10/17が設定され
て送信される。
図24に新たなPVRが選択された後の、データが転送されている状態を示す。PVRのR2とR6を比べると、今度はR6の帯域がR2の帯域よりも大きいので、エッジノードEAに入ってきたサブネット#CゆきのIPデータフローは、ATMセルに変換された後にPVRのR6に割り付けられて送信される。すなわち、図23の状態と比べると、ATMセルの運ばれるルートが変更されている。ATMセルに記された1、2、3、4、5、6という番号はATMセルの送信順序を示している。1、2、3は図23の状態のとき、PVRのR2経由で転送されたATMセルであり、4、5、6は状態変更後のPVR、即ちR6経由で転送される。ATMセル1、2、3は、図23の第1のIPパケットに対応し、ATMセル4、5、6は、図24の第2のIPパケットに対応する。
尚、図21の状態から図22の状態へ遷移するようなルート切替を行う場合には、例えば、特願平8−344981号に記載のIPスイッチを利用することにより、先行するIPパケットの最終セル通過後にルートを切り替えることによりパケット廃棄を防止することができる。
異なったPVR経由で転送されたATMセルは、エッジノードECのアクセス網側インタフェース10でIPパケットに組み立てられ、ボーダルータRCを経てサブネット#Cへ転送される。
このように、コア網100にて定期的にPVRの帯域を把握し、その得られた帯域に応じて適切なPVRへIPパケットを振り分けることにより、大規模データネットワークにおけるコネクションレスデータフローの転送をさらに効率よく処理することができる。
また、コア網100でコネクション設定ないしは資源確保のための制御用パケットが発生する局面は、PVRを設定する時とPVR帯域情報を更新するときに限られ、アクセス網間でデータ転送のたびごとにリクエストベースでその都度コネクションが張られるわけではないので、コア網での制御用パケットの発生数を減らすことができる。
図26にエッジノードの図13のアクセス網側回線インタフェース10の入力側のAAL5処理部及びATM処理部の一構成例を示す。入力パケットを、PVR対応に配備した論理キューへ入力しバッファリングする。該論理キューからの出力パケットをセグメント化手段へ入力し、SAR-PDU(Segmentation and Reassembly-Protocol Data Unit:セグメンテイション・アンド・リアセンブリ−プロトコル・データ・ユニット)として出力する。こうして、PVR対応にAAL5処理部(入力側)11から出力されたSAR-PDUをATM処理部12のセル化手段へ入力してセル化し、次にデータ速度調整手段へ入力する。このデータ速度調整手段では、経路テーブル13にあらかじめ設定されている割り当て帯域通りにPVRごとにシェーピングを行う。(ここでシェーピングとは、各パケットをいったんバッファメモリに蓄積し、瞬時データ速度値を越えないようにデータの読み出し速度を調整することをいう。)さらに、サーバにてセル出力順序が調整された後にセル出力される。
割り当て帯域通りにPVRごとにシェーピングを行うことにより、各サブネットからのコネクションレスなデータフローを帯域保証されたPVRへ割り付けることができる。したがって、バーストデータの集中によって出現するネットワーク中の中期的、局所的輻輳の回避が可能となる。
尚、本実施例では、エッジノードにおけるPVRの選択に、使用可能帯域を用いたが、これは一例であって、他の情報、例えば各エッジノードのバッファの状態等を用いても良いし、時刻によって予め選択ルートを決めておいても良いし、ランダムにルートを選択しても良い。
次に、コア網内で輻輳や障害が発生したときの動作を説明する。
図17にエッジノードEAにおける経路テーブル設定例を示す。エッジノードEAからサブネット#CゆきのPVRとして最初はR2が設定されている。
図16に示すようにR2で輻輳または障害が検知された場合は、図17に示すようにPVRがR2(現用系)からR6(予備系)へルート変更される。
伝送路の障害は、ATMのOAM(Operation and Management:保守管理)機能によ
り検知される。輻輳は、例えば輻輳の起こったノードが網管理装置200に通知することにより検知され、さらに網管理装置200から各ノードへPVRの切替を指示することによりPVRが予備系に切り替わる。
このように、物理レイヤの障害(伝送路の切断など)や論理パスの障害(VCやVPなどの切断)に対する耐性の強いパケットスイッチングネットワークが提供できる。
(実施例2)
上記実施例1では、図21に示すように各ノードで計測された帯域情報をもとに、網管理装置200がPVRの帯域を集中的に経路テーブル13へ設定している。PVRの帯域設定方法としては、それ以外に、エッジノード間でABR(Available Bit Rate:アベイラブル・ビット・レート)に基づくフロー制御(民間の標準化団体であるATM-Forumのトラヒック管理仕様バージョン4.0)を行って帯域設定する方法がある。このフロー制御は、RMセル(リソースマネジメントセル)をデータセル流中に周期的に埋め込み、レートベースの閉ループフィードバック制御を行うことを特徴としている。RMセルは、コア網のエッジノード間の使用可能な(Availableな)帯域を周期的にモニタし、該帯域に応じてセル出力速度を調整するためのセルとして使用される。
図27にエッジノードの図13のアクセス網側回線インタフェース10の入力側のAAL5処理部及びATM処理部の一構成例を示す。入力パケットを、PVR対応に配備した論理キューへ入力しバッファリングする。該論理キューからの出力パケットをセグメント化手段へ入力し、SAR-PDU(Segmentation and Reassembly-Protocol Data Unit:セグメンテイション・アンド・リアセンブリ−プロトコル・データ・ユニット)として出力する。こうして、PVR対応にAAL5処理部(入力側)11から出力されたSAR-PDUをATM処理部12のセル化手段へ入力してセル化し、次にデータ速度調整手段へ入力する。このデータ速度調整手段では、経路テーブル13に設定されているPVRごとにシェーピングを行う。
次にPVRごとの動的シェーピング動作について説明する。
1)明示的レート制御の場合、ATM処理(出力側)14にて捕捉した逆方向RMセル内の明示的な帯域情報を基にして、最大許容データ速度値(ACR:Allowed Cell Rate)を経路テーブル13に設定する。このACR値に従って帯域制御テーブル50が設定され、その指示によりPVRごとにセル出力速度が調整される。PVRごとのシェーパとしては、例えば、特開平4−276943号公報「スイッチングシステム」に開示されている共通バッファ技術が使用される。すなわち、共通バッファ上にPVRごとの論理キューが形成されており、該共通バッファからのセル読み出しを帯域制御テーブルを用いて制御する(これが、データ速度調整手段に相当する)。ここで帯域制御テ
ーブルとは、どの時刻にどの共通バッファ上の論理キューからパケットを読み出すかを指定するテーブルのことである。
逆方向RMセル内の明示的な帯域情報を適宜用いて、帯域制御テーブルを順次書き換えることにより、PVRごとの動的シェーピング動作が実現できる。
2)バイナリモードレート制御の場合
ATM処理(出力側)14にて捕捉した逆方向RMセル内のCI(Congestion Indica
tion:輻輳通知)ビットやNI(No Increase:レート増大禁止)ビットを基にして、レート計算回路15にて最大許容データ速度値(ACR:Allowed Cell Rate)を計算する。明示的レート制御の場合との違いは、CIビットやNIビットの表示を用いてACR値が相対的に増加、減少、ないしは変化無しとなることである。ACR値が確定した後の動作は、明示的レート制御の場合と同様である。
なお、データ速度調整手段は、RMセルの発生及びデータへの挿入を行う手段を含んで構成されている。
図20−(a)及び図20−(b)に、帯域設定に用いられるRMセル(リソースマネジメントセル)のフォーマットを示す。またレート計算用の回路、RMセルの発生及びデータへの挿入を行う手段としては、特願平8−51314号公報「セル出力制御回路および制御方法」を使用する。
コア網の状態を反映してPVRごとに動的に帯域をシェーピングすることにより、各サブネットからのコネクションレスなデータフローを効率よくPVRへ割り付けることができる。したがって、バーストデータの集中によって出現するネットワーク中の中期的、局所的輻輳の回避が可能となる。
(実施例3)
図25に示すのは、IETF(インタネット・エンジニアリング・タスク・フォース)のRFC1990(リクエスト・フォー・コメント1990)で規定されているPPP Multilink Protocol(ポイント・ツー・ポイント・マルチリンク・プロトコル)を利用して、ボーダルータRAからエッジノードEAとエッジノードEBの両方へデータリンク(図では極太線で示している)が張られている例である。ここで「マルチリンク・プロトコル」は、複数張られているデータリンクをまとめて1本の論理的なデータリンクに見せる役割を果たしている。(図25は、ボーダルータRAとエッジノードEA間、及び、ボーダルータRAとエッジノードEB間が物理的に接続されている場合を想定した図である。)本例では、サブネット#Aから発生されたサブネット#Cゆきのデータフローを、ボーダルータRAにてエッジノードEAゆきとエッジノードEBゆきに分割することができる。
エッジノードEAからエッジノードEC、エッジノードEBからエッジノードECまでは、それぞれPVRとして例えばR2とR3が割り当てられている。
このようにマルチリンクプロトコルを用いてトラヒックの分割を行うことにより、バーストデータ集中によるコア網での中期的、局所的輻輳を回避し、コア網100でのトラヒックロードバランスの向上をはかることができる。
また、本構成においてはボーダルータRAからコア網100へ複数のデータリンクが張られているので、たとえボーダルータRAからエッジノードEAへのデータリンクに障害が起こっても、ボーダルータRAからエッジノードEBへトラヒックを迂回できるので、耐障害性を高くすることができる。
本発明のパケットスイッチングネットワークの構成例を示す接続図である。 本発明のパケットスイッチングネットワークにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート、と呼ぶ)の設定例を示す模式図である。 図4の網管理データ格納部に登録されている状態データの例を示す表である。 図1における網管理装置の構成例を示すブロック図である。 エッジノードEAにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 エッジノードEBにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 エッジノードECにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 エッジノードEDにおけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 中継ノードN1におけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 中継ノードN2におけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 中継ノードN3におけるPVR(パーマネントバーチャルルート)の登録例を示す表である。 図1におけるエッジノードEA、EB、EC、EDの構成例を示すブロック図である。 図12におけるアクセス網側回線インタフェースの構成例を示すブロック図である。 図12におけるコア網側回線インタフェースの構成例を示すブロック図である。 エッジノードEAにおける経路テーブル検索及び設定手順の例を示すフロー図である。 図2におけるR2で輻輳または障害が検知されたことを示す模式図である。 エッジノードEAにおける経路テーブル設定例を示すフロー図である。 各種のデータフォーマットを示す図である。 各種のデータフォーマットを示す図である。 各種のデータフォーマットを示す図である。 各ノードでの帯域情報の登録方法を示すフロー図である。 エッジノードEAにおける経路テーブル設定例を示すフロー図である。 PVRが選択されデータが転送されている状態を示す模式図である。 PVRが選択されデータが転送されている状態を示す模式図である。 本発明のパケットスイッチングネットワークの他の構成を示す接続図である。 図13における入側のAAL5処理部及びATM処理部の構成例を示すブロック図である。 図13における入側のAAL5処理部及びATM処理部の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
#A、#B、#C、#D…サブネット、RA、RB、RC、RD…ボーダルー
タ、EA、EB、EC、ED…エッジノード、N1、N2、N3…中継ノード、
R1、R2、R3、R4、R5、R6…パーマネントバーチャルルート、100
…コア網、200…網管理装置、10…アクセス網側回線インタフェース、11
…AAL5処理(入力側)、12…ATM処理(入力側)、13…経路テーブル、14
…ATM処理(出力側)、15…レート計算回路、20…ATMスイッチ部、30…コ
ア網側回線インタフェース、40…ノード制御部、50…帯域制御テーブル

Claims (7)

  1. 複数のパケット通信網間でパケットを転送するネットワークであって、
    前記パケット通信網とパケットを送受信する複数のノードと、該複数のノードと前記ネットワークの状態を監視制御する網管理装置とを備え、
    前記網管理装置は、前記パケットの送信元通信網と接続された第1のノードと前記パケットの送信先通信網と接続された第2のノードとの間に予め複数のルートを設定する手段を有し、
    第1のノードは、前記パケットの送信元通信網から第1のパケットを受信すると、該第1のパケットの宛先と前記ネットワークの状態に基づき前記複数のルートの一つを選択し、前記第1のパケットを、該第1のパケットの出力先に対応した第1の情報を付加した第2のパケットに変換して前記選択したルートの中間ノードに転送する手段を有し、
    前記中間ノードは、前記第1のノードから前記第2のパケットを受信すると、該第2のパケットの前記第1の情報を該第2のパケットの出力先に対応した第2の情報に変換して前記第2のノードに転送する手段を有し、
    前記第2のノードは、前記中間ノードから前記第2のパケットを受信すると、該第2のパケットから前記第2の情報を削除し、該削除した元の前記第1のパケットを該第1のパケットの送信先通信網に転送する手段を有する
    ことを特徴とするネットワーク。
  2. 前記網管理装置が監視制御する前記ネットワークの状態として、使用可能な帯域の大きさを用いることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  3. 前記網管理装置が監視制御する前記ネットワークの状態として、障害の有無を用いることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  4. 前記網管理装置が監視制御する前記ネットワークの状態として、輻輳の有無を用いることを特徴とする請求項1記載のネットワーク。
  5. 前記第1のパケットは、インターネットプロトコルを使用するパケットであることを特徴とする請求項1乃至4記載のネットワーク。
  6. 複数のパケット通信網間でパケットを転送するネットワークであって、
    前記パケット通信網とパケットを送受信する複数のノードを備え、前記パケットの送信元通信網と接続された第1のノードと前記パケットの送信先通信網と接続された第2のノードとの間に予めルートを設定する手段を有し、
    第1のノードは、前記パケットの送信元通信網から第1のパケットを受信すると、該第1のパケットを、該第1のパケットの出力先に対応した第1の情報を付加した第2のパケットに変換して前記ルートの中間ノードに転送する手段を有し、
    前記中間ノードは、前記第1のノードから前記第2のパケットを受信すると、該第2のパケットの前記第1の情報を該第2のパケットの出力先に対応した第2の情報に変換して前記第2のノードに転送する手段を有し、
    前記第2のノードは、前記中間ノードから前記第2のパケットを受信すると、該第2のパケットから前記第2の情報を削除し、該削除した元の前記第1のパケットを該第1のパケットの送信先通信網に転送する手段を有する
    ことを特徴とするネットワーク。
  7. 前記第1のパケットは、インターネットプロトコルを使用するパケットであることを特徴とする請求項6記載のネットワーク。

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