JP3845811B2 - 縦型穀類選別機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀類を良穀と屑粒とに選別するとともに、前記穀類に混在する穂芒、わら屑、ほこり、ぬか等の異物を除去することができる縦型穀類選別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の縦型穀類選別機の一例について説明する。
【0003】
図8に示すように、ベース101上に配設された中空の基台102は、吐出口109aを有する吐出側が基台102の側壁から外方へ突出するとともに、図示しない吸込口を有する吸込側が基台102内に挿入された状態で配設された略円筒状の排気室109を備えている。排気室109は、その内部に回転自在に配設された排気ファン(不図示)をモータ111によって伝動機構112を介して回転駆動すると、前記吸込口より基台102内の空気を吸引して前記吐出口109aに接続された排気ダクト110から機外へ排気できるように構成されている。
【0004】
なお、排気ダクト110は、高さが殻体103より低く、排気室109の吐出口109aに接続された一端側が殻体3と略平行であり、他端側、つまり大気開放側が反殻体側へ略L字状に折れ曲がっている。
【0005】
基台102上に配設された殻体103は、その内部に図示しない選別網体と揚穀螺旋体とが同心状に配設されており、両者を相対回転させることにより、下方に設けられている唐箕105が付設されたホッパ106より供給された穀類を上方へ揚穀する間に良穀と屑粒とに選別し、良穀を上方に設けられた貯留タンク104に貯留するとともに、屑粒は屑粒放出シュート108より機外へ放出できるように構成されている。
【0006】
図9に示すように、殻体103内には、前記選別網体と干渉しない偏平な形状の排塵ダクト120が設けられており、該排塵ダクト120は、その上方部に前記選別網体に向けて開口されたガラリ121が設けられているとともに下端側が連通室113を介して基台101の中空部内に連通されている。このガラリ121は、図7に示すように、排塵ダクト120に上下方向に互いに間隔をおいて形成された複数の長孔122と、各長孔122の開口上縁部122aから開口下縁部122bに向かって外方へ逆L字状に突出する突出片123を備え、該突出片123はその先端123aと長孔122の開口下縁部122bとの間に白抜き矢印方向から見て間隙tが生じる突出長さに設定されている。
【0007】
この従来の縦型穀類選別機において、ホッパ106上に配設されている唐箕105に穀類を投入すると、唐箕105において穀類に混在するわら屑、ほこり等の比重の小さい異物が分離されて吸引ダクト107より基台102内に吸引され、さらには排気室109を経て排気ダクト110より機外へ排除される。他方、穀類はホッパ106を介して殻体103内へ導入されて相対回転する前記選別網体および前記揚穀螺旋体により良穀と屑粒とに選別され、良穀が貯留タンク104に貯留されるとともに屑粒は屑粒放出シュート108より機外へ放出される(特開平8−276156号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、ガラリを介して排塵ダクト内に吸引される選別網体の網目を通過した異物に混じって、選別網体の網目を通り抜けた屑粒がガラリを介して排塵ダクト内に飛び込み、ひいては基台内に蓄積して行く。このため、基台内に蓄積した屑粒を取り出すために運転を中断しなければならず、作業効率が低い。
【0009】
また、排気ダクトの高さが殻体よりも低いため、排気ダクトから排出される異物の放出方向が反殻体側のみに制約されるという問題点があった。
【0010】
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであって、排塵ダクト内に屑粒が飛び込むおそれがなく、長時間にわたる連続運転ができる縦型穀類選別機を実現することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の縦型穀類選別機は、中空の基台と、前記基台の中空部に開口された吸込口を有するとともに排気ダクトに接続された吐出口を有する排気室と、前記排気室に内設された前記吸込口から前記基台内の空気を吸引して前記排気ダクトを介して機外へ排気するための排気ファンと、前記基台上に配設された下方側にホッパを有するとともに上部に貯留タンクを有する殻体を備え、前記殻体内に同心状に配設された選別網体と揚穀螺旋体とを相対回転させることにより、前記ホッパより供給された穀類を揚穀する間に良穀と屑粒とに選別して前記良穀を前記貯留タンクに貯留するとともに前記屑粒を機外へ排出するように構成された縦型穀類選別機において、前記殻体の側壁に設けられた開口部と、前記開口部を開閉するためのふた部材と、前記殻体内における前記開口部を避けた部位に設けられた下端側が前記基台の中空部に連通されているとともに上方部位における前記選別網体に対向する面にガラリを有する排塵ダクトを備え、前記ふた部材の下方部位には前記殻体内に外気を取り入れるための空気吸引ガラリが設けられ、他方、前記排塵ダクトの前記ガラリが、上下方向に互いに間隔をおいて形成された複数の長孔および前記長孔の開口上縁部から開口下縁部に向かって外方へ庇状に突出してその自由端が少なくとも前記開口下縁部と同一水平面上に達する突出片からなることを特徴とするものである。
【0012】
また、貯留タンクの上面壁に吸引口を設けるとともに、前記貯留タンク内における前記吸引口の下方部位に分散板を配設し、前記吸引口と基台の中空部とを吸引ダクトを介して連通することにより、貯留タンク内において良穀中に混在する異物を分離して機外へ排除するように構成する。
【0013】
さらに、排気ダクトが、殻体の高さより高い直立部と、前記直立部の上端部に旋回自在に接続された略L字状に湾曲した旋回部を備えたものとする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る縦型穀類選別機の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図3に示すように、ベース1上に配設された中空の基台2は、吐出口7bを有する吐出側が基台2の側壁から外方へ突出するとともに吸込口7aを有する吸込側が基台2の中空部S内に挿入された状態で配設された略円筒状の排気室7を備えている。排気室7は、その内部に回転自在に配設された排気ファン8をモータ10によって伝動手段10aを介して回転駆動すると、吸込口7aより基台2の中空部S内の空気を吸引して吐出口7bに接続された排気ダクト6から機外へ排気できるように構成されている。
【0016】
本実施の形態において、排気ダクト6は、高さが殻体3よりも高い上方へ向けて突出した直立部6aと、直立部6aの上端部に継手部6cを介して旋回自在に接続された略L字状に湾曲した旋回部6bよりなり、該旋回部6bを図4に示すように360度にわたって旋回することができるように構成されている。
【0017】
また、基台2上には、下方側にホッパ5が設けられているとともに上部に貯留タンク4が設けられた殻体3が配設されている。殻体3内において、基台2の天板2a上に上面が開放された円筒状の供給筒16が固着されており、供給筒16の側壁上方部位にはホッパ5のシュート(不図示)が連通されている。供給筒16内に同心状に配設された誘導筒17は、その外周面にホッパ5より導入された穀類を下方へ導くための誘導翼17aを有するとともに、上部開口部周縁に設けられたフランジ部18には上方へ向けて突出する屑粒掻出し羽根18aが突設されており、その底板には二出力ギアモータ11の低速回転軸11aが固着されている。
【0018】
選別網体12は、その下縁部に形成された図示しないスリットをフランジ部18に突設された屑粒掻出し羽根18aに係合させることにより誘導筒17と一体に回転するようにフランジ部18上に載置されており、その上端部近傍の外周面には、首振り運動しないように上部仕切板3cに支軸21aを介して自由回転自在に支持された支持ローラ21が当接されている。
【0019】
選別網体12および誘導筒17内には、外周面に螺旋翼13aを有する揚穀螺旋体13が同心状に配設されており、その底板13bに二出力ギアモータ11の高速回転軸11bが固着されているとともに、上板13cが殻体3の上面壁3aに回転自在に支持された回転軸22に固着されている。さらに、殻体3の上部仕切板3cより上方に突出する揚穀螺旋体13の上端部の外周面には、選別された良穀を貯留タンクへ掻出すための複数の良穀掻出し羽根19が突設されている。
【0020】
さらに、殻体3は、その側壁(例えばホッパ5が設けられている側壁)にふた部材30によって開閉される開口部が設けられているとともに、殻体3内における前記開口部を避けた部位には後述する排塵ダクト14が配設されている。
【0021】
本実施の形態において、ふた部材30は、図5に示すように、下方部位に外気を殻体3内に取り入れるための空気吸引ガラリ32が設けられているとともに、上方部位の外面には開閉時に用いる把手31が突設されている。加えて、ふた部材30の内面に、ゴム等からなる目詰まり防止板34が取付け部材33を介して着脱自在に設けられており、この目詰まり防止板34はふた部材30を殻体3にビス等(不図示)により固着して殻体3の前記開口部を閉鎖すると、目詰まり防止板34の自由端側が選別網体12の外周面に当接して選別網体12の目詰まりを防止できるように構成されている。
【0022】
排塵ダクト14は、選別網体12と干渉しないように殻体3の側壁に沿って偏平に形成されており、該排塵ダクト14は、その上方部における選別網体12に対向する面にガラリ15が設けられているとともに、下端側を基台2の中空部Sに連通させることにより、選別網体12の網目を通過した比重の小さい異物を基台2内に吸引できるように構成されている。
【0023】
本実施の形態において、排塵ダクト14に設けられているガラリ15は、図6に示すように、排塵ダクト14の選別網体12に対向する面に上下方向に互いに間隔をおいて形成された複数の長孔25と、各長孔25の開口上縁部25aから開口下縁部25bに向かって庇状に外方へ突出し、かつ、その自由端が少なくとも開口下縁部25bと同一水平面上に達する突出片26からなる。このため、選別網体12の網目を通過して排塵ダクト14に向かって飛散する屑粒は、前記突出片26に衝突して長孔25から排塵ダクト14内へ飛び込むことがなくなり、選別網体12の網目を通過した異物のみが排塵ダクト14内へ吸引される。
【0024】
貯留タンク4は、底部に良穀を放出するための放出口4aが設けられており、該放出口4aには付設されている図示しないシャッタを開くと良穀が落下するように構成されている。
【0025】
なお、貯留タンク4の上面壁には、良穀中に混在する穂芒、わら屑、ぬか等の異物を吸引して除去するための吸引口4bが設けられており、該吸引口4bは吸引ダクト9を介して基台2の中空部Sに連通されている。また、貯留タンク4の吸引口4bの下方部位には、揚穀螺旋体13と一体に回転する良穀掻出し羽根19によってはじき飛ばされて貯留タンク4内へ放出された良穀を分散させて落下させるための分散板24が配設されており、加えて、貯留タンク4の側壁の下方部位には、空気を流入させるための金網や多孔板等からなる空気流入用窓4cが設けられている。
【0026】
続いて、本実施の形態による縦型穀類選別機の動作について説明する。
【0027】
▲1▼ 二出力ギアモータ11を起動して選別網体12および揚穀螺旋体13を相対回転させるとともに、モータ10を起動して排気ファン8を回転させ、ホッパ5に穀類を供給すると、供給された穀類は、供給筒16内に入り、誘導筒17の誘導翼17aによって下方へ導かれて誘導筒17の側壁下方部位に形成された図示しない導入口より誘導筒17内へ導入される。
【0028】
▲2▼ 上記▲1▼により誘導筒17内へ導入された穀類は、相対回転する同心状に配設された選別網体12と揚穀螺旋体13の相互作用により揚穀される間に、網目の大きさより粒径の小さい屑粒および異物は選別網体12と殻体3の間の間隙部へ放出され、屑粒は下部仕切板3b上に落下して屑粒放出口23より機外へ放出され、前記異物はガラリ15より排塵ダクト14を経て基台2の中空部S内へ吸引される。この際、ガラリ15の突出片26に選別網体12の網目を通過して飛散してくる屑粒が衝突して下方へ落下するため、前記屑粒が排塵ダクト14内へ異物とともに吸引されるおそれがない。その結果、排塵ダクト14を介して基台2の中空部S内に前記異物とともに吸引される屑粒の量が著しく低減し、ひいては、屑粒が基台2内にほとんど蓄積しなくなるため、従来例の如く運転を中断して基台2内に蓄積した屑粒を取り出す必要がなくなり長時間にわたる連続運転が可能になる。
【0029】
加えて、ふた部材30の下方部位に設けられた空気吸引ガラリ32から外気が殻体3内に取り入れられる一方、排塵ダクト14の上方部位に設けられたガラリ15から殻体3内の空気が吸引されるため、殻体3内に前記空気吸引ガラリ32から前記ガラリ15へ向かう空気流が発生し、該空気流に伴なわれて前記異物がガラリ15を介して排塵ダクト14内へ効率良く吸引される。
【0030】
また、異物は排気ダクト6を介して機外へ排除されるが、排気ダクト6は高さが殻体3よりも高い直立部6aおよび直立部6aの上端に旋回自在に設けられる旋回部6bからなり、旋回部6bを旋回させることにより、作業場の状況等に対応して排除される異物の放出方向を360度にわたって任意に変更できるため、作業者の作業環境を良好なものにすることができる。
【0031】
他方、網目を通過しない粒径の大きな良穀および異物は上部仕切板3c上に放出され、良穀掻出し羽根19により貯留タンク4内へ向けてはじき飛ばされて貯留タンク4に放出される。
【0032】
▲3▼ 上記▲2▼により貯留タンク4へ放出された良穀は、貯留タンク4の吸引口4bの下方部位に設けられた分散板24に衝突して分散されて落下し、逐次貯留タンク4内に貯留される。前記良穀が分散板24に衝突して分散されて落下する過程において、良穀中に混在する異物が分離され、該異物は吸引口4bと基台2の中空部Sとを連通する吸引ダクト9を介して基台2の中空部S内に吸引される。その結果、貯留タンク4内には異物の混在しない良品質の良穀が貯留される。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、上述のとおり構成されているため、次に記載するような効果を奏する。
【0034】
貯留タンクに貯留された良穀が、異物の混在しない良質のものになる。また、穀類の選別中に選別網体の網目を通過した屑粒が、排塵ダクトに飛び込むことが防止されるため、基台内に屑粒が蓄積するおそれがなくなる。このため長時間にわたる連続運転が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態による縦型穀類選別機の模式正面図である。
【図2】図1に示す縦型穀類選別機の模式側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う模式断面図である。
【図4】図1に示す縦型穀類選別機の模式平面図である。
【図5】図1に示す縦型穀類選別機における殻体の側壁開口部を開閉するためのふた部材の模式斜視図である。
【図6】図1に示す縦型穀類選別機における排塵ダクトの模式部分断面図である。
【図7】従来の縦型穀類選別機における排塵ダクトの模式部分断面図である。
【図8】従来の縦型穀類選別機の一例を示し、(a)は模式正面図、(b)は模式側面図である。
【図9】図8に示す縦型穀類選別機において、選別網体および揚穀螺旋体を取外した状態で示す主要部の模式部分断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 基台
2a 天板
3 殻体
3a 上面壁
3b 下部仕切板
3c 上部仕切板
4 貯留タンク
4a 放出口
5 ホッパ
6 排気ダクト
7 排気室
7a 吸込口
7b 吐出口
8 排気ファン
9 吸引ダクト
10 モータ
10a 伝動手段
11 二出力ギアモータ
11a 低速回転軸
11b 高速回転軸
12 選別網体
13 揚穀螺旋体
13a 螺旋翼
14 排塵ダクト
15 ガラリ
16 供給筒
17 誘導筒
17a 誘導翼
18 フランジ部
18a 屑粒掻出し羽根
19 良穀掻出し羽根
21 支持ローラ
21a 支軸
22 回転軸
23 屑粒放出口
24 分散板
25 長孔
26 突出片
30 ふた部材
31 把手
32 空気吸引ガラリ
33 取付け部材
34 目詰まり防止板

Claims (3)

  1. 中空の基台と、前記基台の中空部に開口された吸込口を有するとともに排気ダクトに接続された吐出口を有する排気室と、前記排気室に内設された前記吸込口から前記基台内の空気を吸引して前記排気ダクトを介して機外へ排気するための排気ファンと、前記基台上に配設された下方側にホッパを有するとともに上部に貯留タンクを有する殻体を備え、前記殻体内に同心状に配設された選別網体と揚穀螺旋体とを相対回転させることにより、前記ホッパより供給された穀類を揚穀する間に良穀と屑粒とに選別して前記良穀を前記貯留タンクに貯留するとともに前記屑粒を機外へ排出するように構成された縦型穀類選別機において、
    前記殻体の側壁に設けられた開口部と、前記開口部を開閉するためのふた部材と、前記殻体内における前記開口部を避けた部位に設けられた下端側が前記基台の中空部に連通されているとともに上方部位における前記選別網体に対向する面にガラリを有する排塵ダクトを備え、前記ふた部材の下方部位には前記殻体内に外気を取り入れるための空気吸引ガラリが設けられ、他方、前記排塵ダクトの前記ガラリが、上下方向に互いに間隔をおいて形成された複数の長孔および前記長孔の開口上縁部から開口下縁部に向かって外方へ庇状に突出してその自由端が少なくとも前記開口下縁部と同一水平面上に達する突出片からなることを特徴とする縦型穀類選別機。
  2. 貯留タンクの上面壁に吸引口を設けるとともに、前記貯留タンク内における前記吸引口の下方部位に分散板を配設し、前記吸引口と基台の中空部とを吸引ダクトを介して連通することにより、貯留タンク内において良穀中に混在する異物を分離して機外へ排除するように構成したことを特徴とする請求項1記載の縦型穀類選別機。
  3. 排気ダクトが、殻体の高さより高い直立部と、前記直立部の上端部に旋回自在に接続された略L字状に湾曲した旋回部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の縦型穀類選別機。
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