JP3843035B2 - 携帯型メモリの装着機構を備えたカメラおよび携帯機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリカードなどの携帯型メモリが着脱自在に装着されるカメラやPDA(Personal Digital Assistant)、あるいは携帯電話等の携帯機器に関し、特に、携帯機器におけるメモリの装着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタルカメラやPDAといった携帯機器では、コンパクトフラッシュ(CF)カード(登録商標)、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどのメモリカードが着脱自在に装着可能である。携帯機器が屋外で使用されることから、メモリカードの保護および防塵目的でカバー部材が設けられている場合があり、メモリカードが装着されると、メモリカードを覆って装着部を塞ぐようにカバー部材が閉じる。
【0003】
近年では、通常のメモリカードにスキャナ機能、無線通信機能、あるいはGPS(Global Positioning System)などの機能が備えられた特殊なカード(以下では、特殊カードという)が開発されている。特殊カードには、その機能を実現するための構成部分がカードに組み込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような特殊メモリカードを携帯機器に装着させる場合、機能実現のためカードに付随する構成部が障害となり、特殊メモリカードをカバーすることができない。そのため、ゴミや埃等が装着部に付着して、機器の故障を招く恐れがある。
【0005】
そこで本発明では、通常のメモリカードとともに特殊カードにも対応可能な、優れた防塵性を備えた携帯機器(特にカメラ)を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラは、データを格納可能な携帯型メモリが着脱自在に装着されるとともに、データ格納以外の機能を実現するための特殊構成部が付随する特殊携帯型部材が着脱自在に装着可能なカメラである。カメラには、携帯型メモリおよび特殊携帯型部材が選択的に挿入される差込口を有する装着部が設けられている。カメラとしては、例えば静止画像を記録するデジタルスチルカメラであって、レンズ一体型のコンパクト型デジタルカメラや、交換レンズを使用する一眼レフ方デジタルカメラが適用される。あるいは、動画像を記録できるデジタルムービーカメラであってもよい。
【0007】
携帯型メモリは、カメラに加え、モバイルコンピュータ、あるいはPDAといった携帯機器にも装着可能である着脱自在なメモリであり、例えば、コンパクトフラッシュカード、SDメモリカードなどが適用される。携帯型メモリには、画像データや音声データなどのデジタルデータが記録可能である。一方、特殊携帯型部材では、差込口へ挿入される装着部分が携帯型メモリの形状と実質的に同じであり、携帯型メモリがカード形状である場合、特殊携帯型部材はカード状に形成される。カード状の特殊携帯型部材としては、例えば、遠距離通信/近距離通信機能、GPS機能を備えたものがあり、メモリを内蔵しているものもあれば、内蔵していないものもある。
【0008】
特殊構成部の存在により、特殊携帯型部材の全体的形状は、携帯型メモリの全体的形状と異なる。通信機能を備えた特殊携帯型カードの場合、アンテナを内蔵する構成部が通常のメモリカードに付随されており、その構成部の分だけサイズが異なる。長手方向に沿ってメモリカードと比較すると、アンテナ内蔵の部分だけ余分にサイズが大きい。
【0009】
本発明のカメラは、カメラに開閉自在に設けられ、装着部を携帯型メモリが装着された状態で閉塞または露出可能なカバー部材を有しており、携帯型メモリが装着されると、カバー部材が携帯型メモリを塞ぐため閉じる。カバー部材が開くと、装着型メモリが露出され、携帯型メモリの取り出しが可能となる。カバー部材は、第1のカバー部材と第2のカバー部材とを備えている。第1のカバー部材は差込口に対応するサイズの開口部を有しており、第2のカバー部材は、開口部を塞ぐために閉じる一方、特殊携帯型部材を差込口へ挿入するために開く。第2のカバー部材が開くと、特殊携帯型部材は開口部を介して差込口に挿入される。携帯型メモリが装着された状態においては、第2カバー部材は第1カバー部材の開口部を塞いだ状態で維持され、カバー部材は携帯型メモリを覆って装着部を塞ぐことができる。
【0010】
本発明のカメラでは、第2のカバー部材が、特殊携帯型部材の挿入動作に従い、第1のカバー部材が閉じた状態で開く。開口部のサイズが差込口のサイズに対応しているため、特殊携帯型部材が差込口に挿入されると、特殊携帯型部材のうち特殊構成部を除いた装着部分は第1のカバー部材によって覆われて閉塞される。したがって、特殊携帯型部材を装着した場合においても埃や塵などが差込口に入ることがなく、電気回路の不具合による機器の故障を防ぐことができる。
【0011】
簡易な構成によって装着機構を実現することを考慮すれば、第1のカバー部材は、軸回転により開閉するのがよく、また、第2のカバー部材も軸回転により開閉するのがよい。第1および第2のカバー部材が軸回転することから、開閉作業をスムーズに行うことができる。また、できるだけカバー部材がカメラ全体の中でスペースをとらないようにするため、第2のカバー部材が第1のカバー部材に取り付けられた状態でカバー部材を構成するのがよい。この場合、第2のカバー部材は第1のカバー部材の開閉に連動する。
【0012】
オペレータが特別な操作をすることなく第2のカバー部材の開閉を行えるのが望ましい。この場合、特殊携帯型部材を差込口に挿入する動作に応じて第2のカバー部材が開くようにするのがよい。したがって、第2のカバー部材は、挿入動作の際に特殊携帯型部材が第2のカバー部材を押す力の作用によって開くことが望ましい。これにより、オペレータは開口部を塞いでいる第2のカバー部材に対して特殊携帯型部材を押し込むだけでよい。また、第2のカバー部材が開くことによって携帯機器の操作性、グリップ性が損なわれないようにするため、第2のカバー部材は、特殊携帯型部材の挿入方向、すなわち差込口の方へ退避するように開くことが望ましい。この場合、第2のカバー部材は、第1のカバー部材、すなわちカメラ表面から突出することがない。
【0013】
簡易な構成によって第2のカバー部材を開閉させるため、第2のカバー部材は、弾性部材を適用して開閉するのがよい。例えば、第2のカバー部材は、第2のカバー部材を閉じる方向へ付勢させる弾性部材であって、挿入動作に従って弾性変形する弾性部材を有する。この場合、特殊携帯型部材が第2のカバー部材を押すと、その押す力によって第2のカバー部材が開く。弾性部材としては、例えばコイルバネを適用すればよい。
【0014】
特殊携帯型部材を装着した時にカメラのグリップ性能、操作に悪影響を与えないようにするため、差込口はカメラ上面に形成されていることが望ましい。カメラ側面、背面に差込口が形成されていないことにより、オペレータはカメラをしっかりと保持することができる。
【0015】
また、本発明の携帯機器は、データを格納可能な携帯型メモリが着脱自在に装着されるとともに、装着部分が携帯型メモリと実質的に同形状であってデータ格納以外の機能を実現するための特殊構成部が付随する特殊携帯型部材が着脱自在に装着可能な携帯機器であって、携帯型メモリおよび特殊携帯型部材が選択的に挿入される差込口を有する装着部と、携帯機器に開閉自在に設けられ、装着部を携帯型メモリが装着された状態で閉塞または露出可能なカバー部材とを備えた携帯機器であって、カバー部材は、差込口に対応するサイズの開口部を有する第1のカバー部材と、開口部を塞ぐとともに特殊携帯型部材を差込口へ挿入するために開閉する第2のカバー部材とを備え、第2のカバー部材が、特殊携帯型部材の挿入動作に従って、第1のカバー部材が閉じた状態で開くことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を参照して本発明の実施形態であるデジタルスチルカメラについて説明する。
【0017】
図1は、本実施形態であるデジタルスチルカメラを後方から示した斜視図である。
【0018】
デジタルスチルカメラ10は、メモリカードの1つとして規格化されているセキュアデジタル(SD)メモリカード(ここでは図示せず)が着脱自在に装着可能なコンパクト型デジタルスチルカメラであり、画像データ、音声データなどのデジタルデータをSDメモリカードに記録することができる。本実施形態では、SDメモリカードを装着させる装着部17が後方(撮影者側)から見てカメラ右側上部に設けられている。デジタルスチルカメラ10の上面10Uにはカードカバー17Aが設けられており、カードカバー17Aを開くことによってSDメモリカードが装着可能となる。また、後述するように、カードカバー17Aには、付随カバー17Bが設けられている。本実施形態では、カードカバー17Aおよび付随カバー17Bによってカバー部材が構成されている。カメラ上面10Uには、レリーズボタン14、モードダイアル21、パワースイッチボタン15なども設けられており、モードダイアル21では、撮影モード、再生モード、露出設定モードなどのモード設定が行われる。撮影モードが設定されている場合、レリーズボタン14を押下することによって被写体像が画像データとして記録される。
【0019】
デジタルスチルカメラ10の側面10Sには、カードカバー17Aを開けるための開放レバー19が設けられており、SDメモリカード取り外しのために開放レバー19が操作される。デジタルスチルカメラ10の背面10Bには、十字型の設定ボタン20、ズームボタン22、液晶モニタ16、光学ファインダの接眼部12が設けられている。モードダイアル21において再生モードが選択されている場合、撮影された被写体像が液晶モニタ16に表示される。設定ボタン20は、モードダイアル21において露出設定モードが選択されている時などに操作され、所定の操作により露出条件を設定し、カメラのカスタマイズなどを行う事ができる。ズームボタン22は、カメラ前面に取り付けられた撮影光学系(ここでは図示せず)をズーミングするために操作される。
【0020】
図2は、デジタルスチルカメラ10のブロック図である。
【0021】
CPU(Central Processing Unit)を含むシステムコントロール回路50はデジタルスチルカメラ10を制御し、レリーズ半押しスイッチ51、レリーズ全押しスイッチ53、モードダイアルスイッチ55などがシステムコントロール回路50に接続されている。モードダイアルスイッチ55では、モードダイアル21において選択されるモードに応じた信号がシステムコントロール回路50へ送られる。また、ズームスイッチ59、設定スイッチ57では、それぞれズームボタン22、設定ボタン20に対する操作に応じて発生する信号がシステムコントロール回路50へ送られる。
【0022】
被写体を撮影するためにレリーズボタン14が半押しされると、レリーズ半押しスイッチ51がON状態となって半押し操作が検出され、カメラ前面に設けられた露出検出器63において被写体の明るさ、被写体との距離などが検出される。レリーズボタン14がさらに全押しされると、レリーズ全押しスイッチ53がON状態となって全押し操作が検出される。まず、焦点調整のために撮影光学系13内のフォーカスレンズがレンズ駆動回路64によって駆動される。そして、システムコントロール回路50から出力される制御信号に基いてシャッタ28が開き、被写体から撮影光学系13を通った光がCCD40に到達する。また、シャッタ28は、露出調整のために所定の開度まで所定期間だけ開く。レンズ駆動回路64、シャッタ28は露出制御回路58によって制御されており、システムコントロール回路50からの制御信号に基いてシャッタ28、撮影光学系13を駆動させる。被写体像がCCD40の受光面に形成されることにより、被写体像に応じたアナログの画像信号が発生する。CCD40はCCD駆動回路52によって駆動されており、発生した画像信号は、CCD40から読み出されてアンプ回路42へ送られる。
【0023】
CCD40から読み出された画像信号がアンプ回路42において増幅処理されると、A/D変換器44において、アナログの画像信号がデジタルの画像信号に変換され、画像処理回路46に送られる。画像処理回路46では、ホワイトバランス、ガンマ補正処理などの様々な信号処理がデジタル画像信号に対して施される。処理された画像信号は、一度フレームメモリ45に格納された後、システムコントロール回路50を介して記録制御回路62へ送られる。記録制御回路62では、画像信号に対して圧縮処理が施され、圧縮された画像信号はSDメモリカード(以下では、符号60Aで表す)に記録される。
【0024】
本実施形態では、後述するように、カメラ10に装着される形状部分がSDメモリカード60Aと同一であって近距離通信機能などを備えた特殊SDカード60Bをカメラ10に装着することが可能である。特殊SDカード60Bには通信機能やGPS機能など特殊機能を実現するためにコントローラモジュールが内蔵されており、近距離通信の規格としては、ここではブルートゥース(Bluetooth)が適用される。特殊SDカード60Bが装着された場合、システムコントロール回路50では特殊SDカード60Bの装着が検知される。そして、圧縮された画像データは、通信機能を備えた機器(モバイルコンピュータ、携帯電話など)に向けて電波となって発信される。
【0025】
モードダイアル21において再生モードが選択されている場合、SDメモリカード60Aから圧縮された画像信号が読み出され、記録制御回路62において伸張処理される。そして、画像処理回路46を介して一時的にフレームメモリ45に格納された後、LCDドライバ47へ送られる。LCDドライバ47では、送られてきた画像信号に基いて液晶モニタ16を制御し、これにより、記録された被写体像が液晶モニタ16に表示される。なお、撮影モード設定時において、動画像をリアルタイムで液晶モニタ16に表示するようにしてもよい。
【0026】
図3は、デジタルスチルカメラ10のカードカバー17Aを上から見た平面図である。図4は、SDメモリカード60Aが装着された時の装着部17の概略的な断面図である。そして、図5は、特殊SDカード60Bが装着された時の装着部17の概略的な断面図である。
【0027】
カメラ上面10Uに設けられたカードカバー17Aは軸M周りに回転することによって開閉する。カードカバー17Aは回転用バネ(図示せず)によって開く方向に付勢されているが、開放レバー19により閉じた状態で係止されている。カードカバー17Aには開口部17Cが形成されており、開口部17Cのサイズおよび形成エリアは、差込口17Sのサイズおよび形成エリアに対応する。カードカバー17Aに取り付けられた付随カバー17BはバネBNを有しており、バネBNが巻かれている軸K周りに付随カバー17Bが軸回転する。バネBNは、常に閉方向、すなわち開口部17Cを塞ぐ方向へ付随カバー17Bを付勢する。したがって、付随カバー17Bは、通常閉じた状態に維持される(図3参照)。付随カバー17Bの間挿部17Dは、付随カバー17Bが閉じた状態において開口部17Cを塞ぐ。
【0028】
SDメモリカード60Aあるいは特殊SDカード60Bが差し込まれる差込口(カードスロット)17Sは、カメラ上面10Uにおいてレリーズボタン14の後方(撮影者側)に形成されている。SDメモリカード60Aあるいは特殊SDカード60Bが差込口17Sに差し込まれると、SDメモリカード60A(特殊SDカード60B)の端部とカメラ10内の回路基板(図示せず)とが電気的に接続され、システムコントロール回路50との間でデータ送受信可能となる。
【0029】
図4に示すように、SDメモリカード60Aを使用する場合、オペレータの操作によってカードカバー17Aが開き、SDメモリカード60Aが差込口17Sに挿入される。オペレータが開放レバー19を前方へ操作すると、係止状態が解除されることにより、カードカバー17Aは付随カバー17Bと一体になって撮影者側、すなわちカメラの背面10Bへ向かって開く(図4破線参照)。SDメモリカード60Aが挿入された後、カードカバー17Aが閉じられる。その結果、SDメモリカード60Aは、カードカバー17Aによって塞がれ、覆われる。なお、SDメモリカード60Aの長手方向サイズに合わせて差込口17Sの深さおよびカードカバー17Aが形成する内部空間17Kの大きさが定められており、オペレータが所定以上の力でSDメモリカード60を差込口17Sへ押し込むことにより、SDメモリカード60Aの複数の配列ピン(図示せず)とカメラ10内部の回路基板の接点部(図示せず)とが電気的に接続される。なお、図4では、本来図示されないバネBNを図示している。
【0030】
一方、通信機能を備えた特殊SDカード60Bは、通常のSDメモリカード60Aの形状にアンテナを内蔵した付随部KPが取り付けられた構成になっており(図5参照)、付随部KPは、内部空間17K内に収まらない。すなわち、特殊SDカード60Bが装着された場合、カードカバー17Aによって特殊SDカード60Bを塞ぐことができない。本実施形態では、特殊SDカード60Bを使用する場合、オペレータは特殊SDカード60Bを付随カバー17Bの間挿部17Dの表面に当て、差込口17Sの方へ押し込む。バネBNは、オペレータの特殊SDカード60Bを押し込む力により、退避する方向、すなわち差込口17Sの方へ押し戻される。その結果、付随カバー17Bが開く。開口部17Cのサイズおよび形成エリアが差込口17Sの開口サイズおよび形成エリアに対応していることから、特殊SDカード60Bは、カードカバー17Aを閉じた状態でそのまま差込口17Sに差し込まれる。図5に示すように、特殊SDカード60Bの付随部KP以外の部分は、カードカバー17Aにより塞がれる。
【0031】
このように本実施形態によれば、SDメモリカード60Aを塞ぐように覆うカードカバー17Aに付随カバー17Bが設けられており、特殊SDカード60Bを装着する時には、カードカバー17Aが閉じた状態で付随カバー17Bのみ開く。
【0032】
本実施形態では、バネBNの作用によって付随カバー17Bが開閉するように構成されているが、それ以外の弾性部材を用いて開閉するようにしてもよい。また、付随カバー17Bを挿入方向とは逆の方向へ開くように構成してもよい。
【0033】
特殊SDカード60Bが付随カバー17Bを押す力の作用によって付随カバー17Bを開ける代わりに、スイッチなどの操作によって付随カバー17Bが開くように構成してもよい。また、付随カバー17Bがカードカバー17Aに取り付けられる代わりにカメラ本体に取り付けられる構成にしてもよい。
【0034】
本実施形態では、付随カバー17Bは軸回転によって開閉するが、スライド式に開閉するなど他の方式によって開閉するように構成してもよい。カードカバー17Aについても同様である。また、差込口17Sは、カメラ上面10U以外の面(側面10Sなど)に形成してもよい。
【0035】
本実施形態では、メモリカードとしてSDメモリカードが適用されているが、その他メモリカード(コンパクトフラッシュなど)を適用させてもよい。また、カード形式に限定されず、携帯機器に着脱自在に装着可能な携帯機能を有するメモリであればよい。
【0036】
本実施形態では、カメラとしてコンパクト型デジタルスチルカメラが適用されているが、一眼レフ型のデジタルスチルカメラに適用してもよい。さらには、動画像を記録するデジタルムービーカメラに適用させてもよい。さらには、銀塩フィルム使用のカメラであって、メモリカードなどの携帯型メモリが装着可能なカメラに適用させてもよい。
【0037】
本実施形態では、携帯機器としてカメラが適用されているが、それ以外の携帯機器(PDA、モバイルコンピュータ、携帯電話など)に対して本実施形態におけるメモリの装着機構を適用させてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、通常のメモリカードとともに特殊カードにも対応し、優れた防塵性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態であるデジタルスチルカメラを後方から示した斜視図である。
【図2】デジタルスチルカメラのブロック図である。
【図3】デジタルスチルカメラのカードカバーを上から見た平面図である。
【図4】SDメモリカードが装着された時の装着部の概略的な断面図である。
【図5】特殊SDカードが装着された時の装着部の概略的な断面図である。
【符号の説明】
10 デジタルスチルカメラ
10U カメラ上面
17 装着部
17A カードカバー(第1のカバー部材)
17B 付随カバー(第2のカバー部材)
17C 開口部
17S 差込口
60A SDメモリカード(携帯型メモリ)
60B 特殊SDカード(特殊携帯型部材)
BN バネ(弾性部材)
KP 付随部(特殊構成部)
Claims (9)
- データを格納可能な携帯型メモリが着脱自在に装着されるとともに、装着部分が前記携帯型メモリと実質的に同形状であってデータ格納以外の機能を実現するための特殊構成部が付随する特殊携帯型部材が着脱自在に装着可能なカメラであって、
前記携帯型メモリおよび前記特殊携帯型部材が選択的に挿入される差込口を有する装着部と、
前記カメラに開閉自在に設けられ、前記装着部を前記携帯型メモリが装着された状態で閉塞または露出可能なカバー部材とを備えたカメラであって、
前記カバー部材は、
前記差込口に対応するサイズの開口部を有する第1のカバー部材と、
前記開口部を塞ぐとともに前記特殊携帯型部材を前記差込口へ挿入するために開閉する第2のカバー部材とを備え、
前記第2のカバー部材が、前記特殊携帯型部材の挿入動作に従って、前記第1のカバー部材が閉じた状態で開くことを特徴とするカメラ。 - 前記第1のカバー部材が、軸回転により開閉することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記第2のカバー部材が、軸回転により開閉することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記第2のカバー部材が、前記挿入動作の際に前記特殊携帯型部材が前記第2のカバー部材を押す力の作用によって開くことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記第2のカバー部材が、前記差込口の方へ退避するように開くことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記第2のカバー部材が、前記第2のカバー部材を閉じる方向へ付勢させる弾性部材であって、前記挿入動作に従って弾性変形する弾性部材を有することを特徴とする請求項4ないし請求項5のいずれかに記載のカメラ。
- 前記差込口が、カメラ上面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記携帯型メモリがメモリカードであり、前記特殊携帯型部材がカード形状であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- データを格納可能な携帯型メモリが着脱自在に装着されるとともに、装着部分が前記携帯型メモリと実質的に同形状であってデータ格納以外の機能を実現するための特殊構成部が付随する特殊携帯型部材が着脱自在に装着可能な携帯機器であって、
前記携帯型メモリおよび前記特殊携帯型部材が選択的に挿入される差込口を有する装着部と、
前記携帯機器に開閉自在に設けられ、前記装着部を前記携帯型メモリが装着された状態で閉塞または露出可能なカバー部材とを備えた携帯機器であって、
前記カバー部材は、
前記差込口に対応するサイズの開口部を有する第1のカバー部材と、
前記開口部を塞ぐとともに前記特殊携帯型部材を前記差込口へ挿入するために開閉する第2のカバー部材とを備え、
前記第2のカバー部材が、前記特殊携帯型部材の挿入動作に従って、前記第1のカバー部材が閉じた状態で開くことを特徴とする携帯機器。
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