JP3841252B2 - ツルー/コンプリメント冗長構造を有する半導体メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体メモリ装置に関し、さらに詳しくは、新たな冗長構造を有する半導体メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウェーハ収率(wafer yield)は、メモリチップを生産する製造費用の重要な決定要因の1つであり、与えられたウェーハ上での、製造される無欠陥チップ(non−defective chips)と全体チップ(total chips)との比率として定義される。
【0003】
一般に、メモリチップの集積度が増加するにつれて、メモリチップの1つ、又はそれ以上のメモリセル内で欠陥が発生される可能性は、さらに増加する。従って、与えられたウェーハ上で製造される複数のチップの集積度が増加すれば増加するほど、ウェーハの収率は減少するようになっている。ウェーハの収率を増加させるために欠陥を除去する一番効果的な方法は、冗長回路を提供することである。冗長回路(redundancy circuit)は、メモリセルがテストされる間に、即ちウェーハレベルで欠陥は発見されたメモリセルの行、及び/又は列を置き換えるための、1つまたは複数のメモリセルの冗長行、及び/又は冗長列として提供される。冗長回路の一列が、1998年6月16日登録されたU.S.Pat.No.5、768、197号に“REDUNDANCY CIRCUIT FOR SEMICONDUCTOR MEMORY DEVICE”という名称で掲載されている。
【0004】
上述の特許5、768、197号から分かるように、欠陥セルを含むワードラインに沿って配列されたメモリセルの列は、冗長ワードライン、又は冗長ビットラインを選択するため使用されるデコーダ内の欠陥行、又は欠陥列のアドレスをプログラムすることによって、置き換えることができる。特に、レーザ(laser)、又は過電流(overcurrent)を使用してヒューズを溶かす方法がよく知られている。特に、欠陥セルの列を置き換える新しい冗長構造(redundancy scheme)を提供することが注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、冗長動作速度を向上させることができる新しい冗長構造を具えた半導体メモリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明の半導体メモリ装置は、複数のメモリブロックと、複数のメーンワードラインと、冗長セルに対応する冗長ビットラインを有する冗長ブロックとを具えたアレーであって、前記メモリブロック各々が、サブワードラインとビットラインの交差領域に配列された複数のメモリセルを有し、前記冗長ブロックが、所定のメモリブロックのサブワードラインを共有するアレーと、前記複数のメモリブロックに対応するように配列された複数のブロック感知増幅器であって、前記冗長ブロックが、前記所定のメモリブロックに対応するブロック感知増幅器を共有する複数のブロック感知増幅器と、メモリブロックの選択された列のビットラインを示す列アドレス信号を受けて、前記選択された列が欠陥列であるときに、感知増幅制御信号と、行選択信号と、列選択信号とを発生する冗長制御器と、前記複数のメモリブロックに対応する複数のサブワードラインデコーダであって、前記冗長ブロックのサブワードラインが、前記行選択信号によって選択される複数のサブワードラインデコーダと、前記列選択信号に応じて前記冗長ブロックの冗長列を選択する冗長デコーダであって、前記冗長ブロックと前記所定のメモリブロックの間に共有される前記ブロック感知増幅器が、前記冗長ブロックからデータを感知するように前記感知増幅制御信号に応じて活性化される冗長デコーダとを有し、前記列アドレス信号の各々は、1対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を含み、前記冗長ブロックは第1冗長列と第2冗長列とを含む。前記冗長制御器は、前記第1及び第2冗長列に各々対応して冗長列が置き換わるか否かを示す第1及び第2冗長イネイブル回路と、前記第1及び第2冗長イネイブル回路に各々対応する第1及び第2ヒューズボックスであって、前記列アドレス信号に対応するヒューズボックス回路及びヒューズ素子を含み、前記各ヒューズボックス回路が対応する対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を受けて、前記ヒューズ素子に応じて前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号を処理する第1及び第2ヒューズボックスと、前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号の処理された結果をデコーディングして、第1及び第2ツルーパルス信号と第1及び第2コンプリメントパルス信号を発生する第1デコーディング手段と、前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号の処理された結果をデコーディングして、第3及び第4ツルーパルス信号と第3及び第4コンプリメントパルス信号を発生する第2デコーディング手段と、前記第1乃至第4ツルーパルス信号と前記第1乃至第4コンプリメントパルス信号に応じて、前記感知増幅制御信号を発生する感知増幅制御信号発生手段と、前記第1乃至第4ツルーパルス信号に応じて前記行選択信号を発生する行選択信号発生手段とを有する。前記第1デコーディング手段は、ブロック選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第1ツルーパルス信号を発生する第1ツルーデコーダと、ブロック選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第1コンプリメントパルス信号を発生する第1コンプリメントデコーダと、列選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第2ツルーパルス信号を発生する第2ツルーデコーダと、列選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第2コンプリメントパルス信号を発生する第2コンプリメントデコーダとを含む。前記第2デコーディング手段は、ブロック選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第3ツルーパルス信号を発生する第3ツルーデコーダと、ブロック選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第3コンプリメントパルス信号を発生する第3コンプリメントデコーダと、列選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第4ツルーパルス信号を発生する第4ツルーデコーダと、列選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第4コンプリメントパルス信号を発生する第4コンプリメントデコーダとを含むことを特徴とする。
【0008】
又、本発明による半導体メモリ装置は、複数のワードラインと、複数のサブワードライン及びビットラインの交差領域に配列された複数のメモリセルとを有する複数のメモリブロックと、複数の冗長メモリセルに関連する複数の冗長ビットラインを有する冗長メモリブロックであって、所定のメモリブロックと複数のサブワードラインを共有する冗長メモリブロックと、前記複数のメモリブロックに対応する複数のブロック感知増幅器であって、前記冗長メモリブロックが、前記所定のメモリブロックとブロック感知増幅器を共有する複数のブロック感知増幅器と、メモリブロックの欠陥列を示す列アドレス信号を受けて、前記欠陥列に対応する感知増幅制御信号と、行選択信号と、列選択信号とを発生する冗長制御器と、隣接するメモリブロックの間に位置した複数のサブワードラインデコーダであって、前記冗長メモリブロックが、前記所定のメモリブロックとサブワードラインデコーダを共有する複数のサブワードラインデコーダとを有する。前記冗長制御器は、前記冗長メモリブロック内の冗長列を確認するための少なくとも第1及び第2ヒューズを含む冗長イネイブル回路と、前記冗長イネイブル回路に連結され、第3ヒューズを含み、対応する対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を受けて、前記第3ヒューズに応じて前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号を処理するヒューズボックス回路と、前記ヒューズボックス回路に連結され、ブロック選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるツルー列アドレス信号に応じて第1ツルーパルス信号を発生する第1ツルーデコーダと、前記ヒューズボックス回路に連結され、ブロック選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるコンプリメント列アドレス信号に応じて第1コンプリメントパルス信号を発生する第1コンプリメントデコーダと、前記ヒューズボックス回路に連結され、列選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるツルー列アドレス信号に応じて第2ツルーパルス信号を発生する第2ツルーデコーダと、前記ヒューズボックス回路に連結され、列選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるコンプリメント列アドレス信号に応じて第2コンプリメントパルス信号を発生する第2コンプリメントデコーダと、前記第1及び第2ツルーデコーダ、及び第1及び第2コンプリメントデコーダに連結され、前記第1及び第2ツルーパルス信号、及び第1及び第2コンプリメントパルス信号に応じて感知増幅制御信号を発生する感知増幅制御信号発生回路と、前記第1及び第2ツルーデコーダに連結され、前記第1及び第2ツルーパルス信号に応じて行選択信号を発生するサブワードライン選択信号発生回路とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を参照図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本実施の形態による半導体メモリ装置100のブロック図である。
【0011】
図1において、半導体メモリ装置、例えばRAM(Random Access Memory)装置100は、この分野によく知られた階層的なワードライン構造を用いて構成され、複数のメモリブロック(Memory Block)BLK1〜BLKn(n=正の定数)に分れたメモリセルアレー110を含む。各々のメモリブロックBLK1〜BLKnにおいて、図面に図示されなかったが、情報を貯蔵するための複数のメモリセルは、各々サブワードライン及びビットラインの交差領域(intersection)に配列される。図1に図示されたように、メモリブロックBLK1〜BLKnの間には、複数のサブワードラインデコーダ(SWD;Sub Word-line Decoder、又はセクションワードラインデコーダ)120が各々メモリブロックBLK1〜BLKnに対応するように配列される。各メモリブロックBLK1〜BLKn内に提供されるワードラインは、アドレスバッファ(Address Buffer)140からの行アドレスによって、行デコーダ(Row Decoder)130及び対応するサブワードラインデコーダ120によって選択される。各メモリブロックBLK1〜BLKn内のビットラインは、アドレスバッファ140からの列アドレスによって、列デコーダ(Column Decoder)150によって選択される。ワードラインとビットラインの選択動作は、この分野ではよく知られているため、それに対する説明は省略する。
【0012】
図1に図示されたように、メモリブロックBLK1〜BLKnのうちのメモリブロックBLKn内に、メモリブロックBLKnとサブワードラインを共有する冗長メモリブロック(RBLK;Redundancy Block)160が提供される。冗長メモリブロック160内には、メモリブロックBLK1〜BLKn内に発生する1つ、又はそれ以上の欠陥セル(defective cell)の列を置き換えるための冗長メモリセルの冗長列が提供される。冗長メモリブロック160内の冗長メモリセルは、メモリブロックBLK1〜BLKn内のメモリセルと同一の製造工程(例えば、CMOS製造工程)を用いて形成される。本実施の形態のRAM装置100は列冗長を採択しており、冗長列、即ち冗長メモリブロック160内の冗長ビットラインは冗長デコーダ回路(RD;Redundant Decoder circuit)170によって選択される。
【0013】
ブロック感知増幅回路(Block Sense Amplifier circuit)BSA1〜BSAnは、各々対応するメモリブロックBLK1〜BLKnに連結されている。メモリブロックBLK1〜BLKnのうち1つが選択されると、これに対応するブロック感知増幅回路が選択されたメモリブロック内の情報を感知増幅する。そしてメモリブロックBLKnに連結されたブロック感知増幅回路BSAnは、メモリブロックBLKnだけではなく冗長メモリブロック160によっても使用される。
【0014】
続いて図1を参照すると、アドレスバッファ140から列アドレスを受け入れる感知増幅制御信号RYSUMB及び複数の選択信号RYSUMBP、DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、DRS2TBを発生する冗長コントローラ(Redundancy Controller)200が、RAM装置100内に提供される。感知増幅制御信号RYSUMBは、ブロック感知増幅回路BSA1〜BSAnに共通に提供される。ブロック感知増幅回路BSA1〜BSA(n-1)と比較するとき、感知増幅制御信号RYSUMBは、反転されてブロック感知増幅回路BSAnに印加されることに注意しなければならない。従って、感知増幅制御信号RYSUMBが活性化されると(即ち冗長が要求されると)、ブロック感知増幅回路BSAnは活性化される反面、その他のブロック感知増幅回路BSA1〜BSAn-1は非活性化される。
【0015】
例えば、メモリブロックBLK1内の任意の列のメモリセルに対する情報の読出/書き込み動作が実施されるとき、欠陥メモリセルに関連されたメインワードライン(図面に図示されなかったが、メモリブロックBLK1〜BLKnに共通に配列される)は、行デコーダ130によって選択され、選択されたメインワードラインと関連されたサブワードライン(例えば、4つ)のうち1つが、選択されたメモリブロックBLK1に対応するサブワードラインデコーダ120によって選択される。それから、欠陥メモリセルに連結された任意の列(即ち、任意のビットライン)が列デコーダ150によって選択される。同時に冗長コントローラ200は、列アドレスに応じて低レベルの感知増幅制御信号RYSUMBを発生する。これはブロック感知増幅回路BSA1〜BSAn-1を非活性化させ、ブロック感知増幅回路BSAnを活性化させる。
【0016】
欠陥メモリセルの列は、冗長コントローラ200から提供される選択信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、DRS2TBによって冗長デコーダ170によって選択される冗長列に、置き換わる。このとき、冗長メモリブロック160は、メモリブロックBLKnと同一のサブワードラインを使用するため、置き換わった冗長メモリセルに対応するメモリセルブロックBLKnのサブワードラインは、冗長コントローラ200から提供される選択信号RYSUBPによって、対応するサブワードラインデコーダ120によって選択される。従って、メモリブロックBLK1の欠陥メモリセルは、選択されたサブワードライン及び選択された冗長列と関連された冗長メモリセルに置き換えられ、指定された(addressed)冗長メモリセル内の情報は、感知増幅制御信号RYSUMBによって活性化されたブロック感知増幅回路BSAnによって感知増幅される。
【0017】
図2は、図1に図示された冗長コントローラ200のブロック図である。本発明の望ましい実施形態において、2つの冗長列が冗長メモリブロック160内に提供されると仮定してみよう。このような条件下で具現された冗長コントローラ200は、2つのヒューズボックス(Fuse Box)210a、210b、及び対応するヒューズボックス210a、210bに各々連結される2つの冗長イネイブル回路220a、220bを含む。ヒューズボックス210a、210bは、各々ツルー(True)アドレス信号A1TB〜A7TB及びコンプリメント(Complement)アドレス信号A1CB〜A7CBを受け入れ、信号RSiTB(i=1、2、3)、RSiCB、REjTB(j=1、2)、RFjTB及びRFjCBを発生する。冗長イネイブル回路220aは、電源電圧及び対応するヒューズボックス210aの間に直列に連結された1対のヒューズF1a,F2aで構成されている。同様に、冗長イネイブル回路220bは、電源電圧及び対応するヒューズボックス210bの間に直列に連結された1対のヒューズF1b、F2bで構成されている。
【0018】
本発明の望ましい実施形態によるヒューズボックス210aの詳細回路図が図3及び図4に図示されている。図3及び図4に図示されなかったが、ヒューズボックス210bは、ヒューズボックス210aと同一に構成されることは自明である。
【0019】
便宜上、1対のツルー及びコンプリメントアドレス信号A1TB、A1CBに関連されたヒューズボックス回路211が図3及び図4に図示されているが、その他のツルー及びコンプリメントアドレス信号に関連されたヒューズボックス212〜217も、図3及び図4に図示されたヒューズボックス211と同様に構成されることは自明である。
【0020】
図3及び図4に図示されたように、ヒューズボックス回路211は、対応する冗長イネイブル回路220aに連結されている。ヒューズF1a、F1bがカッティングされないとき、信号ラインL1は高レベル(例えば、電源電圧)までチャージされる。反面、ヒューズF1a、F1bがカッティングされるとき、信号ラインL1はフローティング状態になる。
【0021】
図3及び図4に図示されたように、連結された1つのインバータINV1と1つのNMOSトランジスタMN1は、信号ラインL1に連結されたラッチ回路を構成する。NMOSトランジスタMN2は、信号ラインL1と接地電圧の間に連結され、信号POWERUPによって活性化されたり非活性化される。ヒューズF1a、F2aがカッティングされた場合、信号POWERUPが活性化されるとき、信号ラインL1は、NMOSトランジスタMN2を通して低レベル(即ち、接地電圧レベル)に設定される。信号ラインL1に共通に連結された第1入力を有する2つの入力ノーア(NOR)ゲートG1、G2がヒューズボックス回路211に提供されている。ノーアゲートG1の第2入力はノードN1に連結され、ノーアゲートG2の第2入力はインバータINV2を通してノードN1に連結される。ヒューズF3は、ノードN1と電源電圧との間に連結される。図3及び図4に図示されたように、連結された1つのインバータINV3と1つのNMOSトランジスタMN3は、ノードN1に連結されてラッチを構成する。信号POWERUPによってスイッチオン/オフされるNMOSトランジスタMN4は、ノードN1と接地電圧との間に連結される。ヒューズF3がカッティングされた場合、信号POWERUPが活性化されるとき、ノードN1はNMOSトランジスタを通して低レベルに設定され、ノードN1のレベルはインバータINV3とトランジスタMN3によってホールディングされる。
【0022】
続いて、図3及び図4を参照すると、ヒューズボックス回路211内に4つの伝送ゲートG3、G4、G5、そしてG6と、2つのインバータINV4、INV5が提供される。伝送ゲートG3は、入力信号A1CBを入力するための入力端子T1と出力信号RS1TBを出力するための出力端子T3との間に連結され、ノーアゲートG1の出力に連結される1制御端子とインバータINV4を介してノーアゲートG1の出力に連結される他の制御端子とを有する。伝送ゲートG4は、入力信号A1TBを入力するための入力端子T2と出力信号RS1CBを出力するための出力端子T4との間に連結され、ノーアゲートG1の出力に連結される1制御端子とインバータINV4を通してノーアゲートG1の出力に連結される他の制御端子とを有する。入力端子T1と出力端子T4の間に連結される伝送ゲートG6は、ノーアゲートG2の出力に連結される1制御端子とインバータINV5を通してノーアゲートG2の出力に連結される他の制御端子とを有する。入力端子T2と出力端子T3の間に連結される伝送ゲートG5も、ノーアゲートG2の出力に連結される1制御端子とインバータINV5を通してノーアゲートG2の出力に連結される他の制御端子とを有する。ゲートが接地されたPMOSトランジスタMP1は、電源電圧と出力端子T3との間に連結されたチャンネルを有する。同様に、ゲートが接地されたPMOSトランジスタMP2は、電源電圧と出力端子T4との間に連結されたチャンネルを有する。
【0023】
以下、図3及び図4に図示されたヒューズボックス回路211の動作がさらに詳細に説明される。
【0024】
冗長が要求されるとき、ヒューズF1、F2がカッティングされると、信号ラインL1は、パワーアップ(power−up)のときにNMOSトランジスタMN2を通して低レベルに設定されて、ノーアゲートG1、G2の第1入力が各々低レベルになる。ヒューズF3がカッティングされてないと、ノーアゲートG1、G2の第2入力は、各々高レベルと低レベルになる。このような条件下で、伝送ゲートG3、G4は非活性化され、伝送ゲートG5、G6は活性化される。従って、入力端子T1は、伝送ゲートG6を通して出力端子T4に連結され、入力端子T2は、伝送ゲートG5を通して出力端子T3に連結される。結果的に、ツルーアドレス信号A1TBは、ツルーアドレス信号RS1TBとして出力され、コンプリメントアドレス信号A1CBは、コンプリメントアドレス信号RS1CBとして出力される。
【0025】
一方、ヒューズF3がカッティングされると、ノードN1は、信号POWERUPの活性化に応じてNMOSトランジスタMN4を通して接地される。そのため、ノーアゲートG1、G2の第2入力は、各々低レベルと高レベルになる。このような条件下で、伝送ゲートG3、G4は活性化され、伝送ゲートG5、G6は非活性化される。従って、入力端子T1は、伝送ゲートG3を通して出力端子T3に連結され、入力端子T2は、伝送ゲートG4を通して出力端子T4に連結される。結果的に、ツルーゲート信号A1TBは、コンプリメントアドレス信号RS1CBとして出力され、コンプリメントアドレス信号A1CBは、ツルーアドレス信号RS1TBとして出力される。
【0026】
冗長イネイブル回路220aのヒューズF1a、F2aがカッティングされないと、信号ラインL1は引き続いて高レベルを維持する。これは、ノーアゲートG1、G2の1入力を高レベルにさせることによって、伝送ゲートG3、G4、G5、そしてG6を非活性化させる。即ち、冗長が行われない。
【0027】
再び、図2を参照すると、冗長コントローラ200は、バス221aを通してヒューズボックス210aに連結された、第1ツルーデコーダ(First True Decoder)230a及び第1コンプリメントデコーダ(First Complement Decoder)240a、第2ツルーデコーダ(Second True Decoder)250a及び第2コンプリメントデコーダ(Second Complement Decoder)260aと、バス221bを通してヒューズボックス210bに連結された、第1ツルーデコーダ(First True Decoder)230b及び第1コンプリメントデコーダ(First Complement Decoder)240b、第2ツルーデコーダ(Second True Decoder)250b及び第2コンプリメントデコーダ(Second Complement Decoder)260bをさらに含む。デコーダは、以下図5、図6、図7、そして図8に基づいてさらに詳細に説明される。
【0028】
図5を参照すると、本発明の望ましい実施形態による第1ツルーデコーダ230aが図示されている。第1ツルーデコーダ230aは、ヒューズボックス210aからの出力信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBを入力されて、パルス形態のデコーディングされた信号DRS1TBを発生する。図面には図示されなかいが、ヒューズボックス210bに対応する第1ツルーデコーダ230bは、図5の第1ツルーデコーダ230aと同様に構成される。
【0029】
第1ツルーデコーダ230aは、ロジック回路231及びダイナミックインバータ回路232で構成される。ロジック回路231は、ツルーアドレス信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBをデコーディングして、出力信号Aを出力する。ロジック回路231は、2入力ノーアゲートG7、G8、2入力ナンド(NAND)ゲートG9、及び図5に図示されたように連結されたインバータINV6で構成される。ここで、ツルーアドレス信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBは、ツルー及びコンプリメントアドレス信号AiTB、AiCBのうち、ブロック選択情報と関連されたアドレス信号である。信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBが全部低レベルになると、ロジック回路231からデコーディングされた出力信号Aは高レベルのパルスとなる(即ち、活性化される)。反面、信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBのうちのいずれか1つが高レベルになると、ロジック信号231からの信号Aは低レベルに維持される(即ち、非活性化される)。
【0030】
ロジック信号231からの信号Aが高レベルに活性化されるとき、ダイナミックインバータ信号232は、アクティブ低パルス(active low pulse)の出力信号DRS1TBを発生する。信号Aが低レベルに維持される間、ノードN2は、PMOSトランジスタMP4を通して電源電圧のレベルにプリチャージされる。ノードN2は、信号DRS1TBを出力するための出力端子の機能をする。NMOSトランジスタMN4、MN5のチャンネルは、ノードN2と接地電圧との間に直列に連結される。トランジスタNM4のゲートは信号Aに連結され、トランジスタMN5のゲートはセルフリセット回路233の出力ノードN8に連結される。PMOSトランジスタMP3のチャンネルは、電源電圧とノードN2との間に連結され、PMOSトランジスタMP3のゲートはセルフリセット回路233の出力ノードN8に連結される。
【0031】
セルフリセット回路233は、入力信号Aのパルス幅(width or duty)と周期(period)及び信号DRS1TBのパルス幅を決定するための遅延時間に関係なしに、安定的なセルフリセット動作を実施する。セルフリセット回路233は、遮断回路234、ラッチ回路235、遅延回路236、フリップフロップ237、及び3つのインバータINV10、INV11、INV12で構成される。
【0032】
遮断回路234は、図5に図示されたように連結された、PMOSトランジスタMP5、2つのNMOSトランジスタMN6、MN7及びインバータINV7を含む。信号Aが活性化されることによって、ノードN2がプリチャージ状態(例えば、高レベル)からディスチャージ状態(例えば、低レベル)に遷移すると、遮断回路234は、ノードN2をラッチ回路235に連結する。信号Aが活性化されている間に、ノードN2がディスチャージ状態からプリチャージ状態に遷移しても、遮断回路234によってノードN2のプレチャージ状態はラッチ回路234に伝達されない。一方、信号Aが非活性化されている間は、遮断回路234によってノードN2のプリチャージ状態がラッチ回路235に伝達される。
【0033】
フリップフロップ237は、2入力ナンドゲートG10、G11を含む。フリップフロップ237の設定端子(set terminal)として、ナンドゲートG10の1入力(ノードN4)が遅延回路236を通してラッチ回路235に連結される。フリップフロップ237の初期化端子(reset terminal)として、ナンドゲートG11の1入力(ノードN5)がインバータINV10を通してラッチ回路235に連結される。
【0034】
以下、ツルーデコーダ230aの動作が詳細に説明される。
【0035】
ロジック回路231に入力された信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBのうち、1信号が高レベルに維持されるとき、ロジック回路231からの信号Aは低レベルになる。このとき、ノードN2はトランジスタMP4を通して高レベルでプリチャージされる。ノードN8が高レベルであると、PMOSトランジスタMP3はターンオフされ、NMOSトランジスタMN5はターンオンされる。この条件下で、入力信号RS1TB、TS2TB、そしてRS3TBが全部低レベルに遷移するとき、信号Aは高レベルに遷移する。これは、NMOSトランジスタMN4をターンオンさせてノードN2をディスチャージさせる。
【0036】
続いて、信号DRS1TBのパルス幅を決定する時間が経過した後、セルフリセット回路233がノードN2のポテンシャル(potential)に応じて、PMOSトランジスタMP3を活性させ、NMOSトランジスターMN5を非活性化させる。セルフリセット回路233に対するより詳しい説明は、次のようである。
【0037】
ノードN2が低レベルになるため、PMOSトランジスタMP5がターンオンされてノードN3が高レベルでチャージされる。そうすると、フリップフロップ237の初期化端子(Reset N5)がインバータINV10を通して低レベルから高レベルに遷移される。しかし、初期化端子(Reset N5)の入力信号が低レベルから高レベルに遷移されても、ノードN6での出力信号は続いて高レベルを維持する。これは、入力が高レベルから低レベルに遷移されるときだけ、ナンドゲートによって構成されたフリップフロップの出力が変わるためである。
【0038】
遅延回路236によって時間が経過した後、設定端子(Set N4)は高レベルから低レベルに遷移する。これによりノードN7が低レベルから高レベルに遷移して、ノードN6を低レベルになるようにする。そのため、ノードN2がPMOSトランジスタMP3を通して高レベルにプレチャージされる。それから、NMOSトランジスタMN5を活性化させ、PMOSトランジスタMP3を非活性化させるためのセルフリセット動作が、次のように実施される。
【0039】
このようにプレチャージされたノードN2の高レベルが遮断信号234に印加されて、NMOSトランジスタMN6がターンオンされる。上述のように、ノードN2が高レベルにプレチャージされた後、信号Aが高レベルに維持されると、ノードN2はラッチ回路235から電気的に断線(disconnection)される。一方、信号Aが低レベルに非活性化されると、ノードN3(ラッチ回路235の入力)がNMOSトランジスタMN6、MN7を通して高レベルから低レベルに遷移する。
【0040】
続いて、ラッチ回路235の出力(高レベル)が、インバータINV10を通してフリップフロップ237の初期化端子(Reset N5)に印加される。即ち、初期化端子(Reset N5)が高レベルから低レベルに遷移される。これにより、ノードN6は、設定端子(Set N4)のレベル変化に関係なしに低レベルから高レベルに遷移する。そのため、NMOSトランジスタMN5はターンオンされ、PMOSトランジスタMP3はターンオフされる。即ち、信号Aが再び低レベルから高レベルに遷移される前にセルフリセット動作が完了される。上述の過程により、第1ツルーデコーダ230aは、信号遅延(signal delay)なしにデコーディングされた信号PRS1TBを発生する。
【0041】
図6を参照すると、ヒューズボックス210aに対応する第1コンプリメントデコーダ240aの詳細回路図が図示されている。図面に図示されなかったが、ヒューズボックス210bに対応する第1コンプリメントデコーダ240bは、図6の第1コンプリメントデコーダ240aと同様に構成される。
【0042】
第1コンプリメントデコーダ240aは、ロジック回路241とダイナミックインバータ回路242で構成されている。ロジック回路241は、ヒューズボックス210aからのコンプリメントアドレス信号RS1CB、RS2CB、そしてRS3CBをデコーディングして、デコーディングされた出力信号を出力する。ロジック回路241は、図6に図示されたように連結された、2入力ナンドゲートG12、G13、2入力ノーアゲートG14、及び1インバータINV13を有する。ここで、アドレス信号RS1CB、RS2CB、RS3CBは、ツルー及びコンプリメントアドレス信号AiTB、AiCBのうち、ブロック選択情報と関連するアドレス信号である。
【0043】
信号RS1CB、RS2CB、RS3CBのうち1信号が低レベルになると、ロジック回路241からの信号Bは高レベルになる(即ち、活性化される)。反面、信号RS1CB、RS2CB、RS3CBが全部低レベルになると、ロジック回路241からの信号Bは低レベルに維持される(即ち、非活性化される)。図5と図6のダイナミックインバータ回路242は同一に構成されているため、これに対する説明は省略する。又、第1コンプリメントデコーダ240aは、図5と同様な方法で出力信号DRS1CBを発生するため、これに対する説明も省略する。デコーダ構造によって信号遅延なしにデコーディングされた信号DRS1CBが発生される。
【0044】
図7を参照すると、ヒューズボックス210aに対応する第2ツルーデコーダ250aの詳細回路図が図示されている。図面に図示されなかったが、ヒューズボックス210bに対応する第2ツルーデコーダ250bは、図7のデコーダ250aと同一に構成される。
【0045】
第1ツルー及びコンプリメントデコーダのように、第2ツルーデコーダ250aは、ロジック回路251とダイナミックインバータ回路252で構成される。ロジック回路251は、ヒューズボックス210aからのツルーアドレス信号RF1TB、RF2TB、RE1TB、そしてRE2TBをデコーディングして、デコーディングされた信号Cを出力する。ロジック回路は、図7に図示されたように連結された、2入力ナンドゲートG15、G16、2入力ノーアゲートG17、及び1インバータINV14を含む。ここで、ツルーアドレス信号RF1TB、RF2TBは、ヒューズボックス210aからの列選択情報と関連する1対のアドレス信号であり、ツルーアドレス信号RE1TB、RE2TBは、ヒューズボックス210bからの列選択情報と関連する他の1対のアドレス信号である。
【0046】
信号RF1TB、RF2TB、RE1TB、そしてRE2TBの1つが低レベルになると、ロジック回路251からの信号Cは高レベルになる(即ち、活性化される)。一方、信号RF1TB、RF2TB、RE1TB、そしてRE2TBの全てが高レベルになるとき、ロジック回路251からの信号Cが低レベルに維持される(即ち、非活性化される)。図5と図7のダイナミックインバータ回路252は同一に構成されるため、これに対する説明は省略する。又、第2ツルーデコーダ250aは、図5と同一の方法で出力信号DREF1TBを発生するので、これに対する説明も省略する。デコーダ構造によって信号遅延なしにデコーディングされた信号DREF1TBが発生される。
【0047】
図8を参照すると、ヒューズボックス210aに対応する第2コンプリメントデコーダ260aの詳細回路図が図示されている。図面に図示されなかったが、ヒューズボックス210bに対応する第2コンプリメントデコーダ260bは、図8の第2コンプリメントデコーダ250aと同一に構成される。
【0048】
第2ツルーデコーダ260aは、ロジック回路261とダイナミックインバータ回路262で構成される。ロジック回路261は、ヒューズボックス210aからのコンムリメントアドレス信号RF1CB、RF2CB、RE1CB、そしてRE2CBをデコーディングして、デコーディングされた信号Dを出力する。ロジック回路は、図8に図示されたように連結された、2入力ナンドゲートG18、G19、2入力ノーアゲートG20、及び1インバータINV15を含む。ここで、コンプリメントアドレス信号RF1CB、RF2CBは、ヒューズボックス210aからの列選択情報と関連する1対のアドレス信号であり、コンプリメントアドレス信号RE1CB、RE2CBは、ヒューズボックス210bからの列選択情報と関連する他の1対のアドレス信号である。
【0049】
信号RF1CB、RF2CB、RE1CB、そしてRE2CBの1つが低レベルになると、ロジック回路261からの信号Dは高レベルになる(即ち、活性化される)。一方、信号RF1CB、RF2CB、RE1CB、そしてRE2CBの全てが高レベルになるとき、ロジック回路261からの信号Dが低レベルに維持される(即ち、非活性化される)。図7と図8のダイナミックインバータ回路262は同一に構成されるため、これに対する説明は省略する。又、第2コンプリメントデコーダ260aは、図7と同一の方法で出力信号DREF1CBを発生するので、これに対する説明も省略する。デコーダ構造によって信号遅延なしにデコーディングされた信号DREF1CBが発生される。
【0050】
再び図2を参照すると、冗長コントローラ200は、感知増幅制御信号発生部(Sense Amplification Control Signal Generation Section)270をさらに含む。感知増幅制御信号発生部270は、デコーダ230a/b、240a/b、250a/b、260a/bからの信号DRS1TB、DRS1CB、DREF1TB、DRS2TB、DREF2TB、そしてDREF2CBに応じて、ブロック制御増幅器BSA1〜BSAnを制御するための感知増幅制御信号RYSUMBを発生する。感知増幅制御信号発生部270の詳細回路図が図9に図示されている。
【0051】
図9を参照すると、感知増幅制御信号発生部270は、3つのナンドゲートG21、G22、そしてG23、2つのノーアゲートG24、G25、5つのインバータINV16〜INV20、2つのPMOSトランジスタMP6、MP7及び、2つのNMOSトランジスタMN8、MN9で構成される。
【0052】
NMOSトランジスタMN8は、ノードN9(出力信号RYSUMBを出力するための端子)と接地電圧との間に連結される。トランジスタMN8のゲートは、入力信号DREF2TB、DRS2TBをデコーディングするためのノーアゲートG24の出力に連結される。ゲートがノーアゲートG25の出力に連結されたNMOSトランジスタMN9は、ノードN9と接地電圧との間に連結される。ノーアゲートG25は、出力信号DREF1TB、DRS1TBをデコーディングして、NMOSトランジスタMN9のゲートにデコーディングされた結果を出力する。トランジスタMN8、MN9は、各々プルダウントランジスタ(pull down transistor)として機能する。
【0053】
プルアップトランジスタとして機能するPMOSトランジスタMP6は、電源電圧とノードN9との間に連結される。トランジスタMP6のゲートは、ナンドゲートG23の出力に連結される。ノーアゲートG21は、信号DREF2CB、DREF2CBと、インバータINV16を通して信号CRFZ2を入力してデコーディングする。又、ノーアゲートG21は、ナンドゲートG23の1出力にデコーディングされた結果を提供する。ノーアゲートG22は、信号DREF1CB、DRS1CBと、インバータINV17を通して信号CRFZ1を入力してデコーディングする。又、ノーアゲートG22は、ナンドゲートG23の他の入力にデコーディングされた結果を提供する。
【0054】
ゲートにインバータINV18を通して信号POWERUPが入力されるPMOSトランジスタMP7は、電源電圧とノードN9との間に連結される。インバータINV19、INV20とノードN9は、ラッチを構成する。信号POWERUPが活性化(power up)されるとき、ノードN9はトランジスタMP7を通して高レベルでプレチャージされ、ノードN9のポテンシャルは、インバータINV19及びINV20によってラッチされる。
【0055】
この実施形態から、信号CRFZ1は、ヒューズボックス210aのヒューズF1a、F2aがカッティングされたことを示す信号であり、信号CRFZ2は、ヒューズボックス210bのヒューズF1b、F2bがカッティングされたことを示す信号である。例えば、ヒューズF1a、F2a、F1b、そしてF2bがカッティングされなかったときは、信号CRFZ1、CRFZ2は各々高レベルになる。反面、ヒューズF1a、F2a、F1b、そしてF2bがカッティングされるとき、信号CRFZ1、CRFZ2は低レベルになる。
【0056】
再び、図2を参照すると、冗長コントローラ200は、サブワードライン選択信号発生部(Sub Word Line Select Signal Generating section)280をさらに含む。サブワードライン選択信号発生部280は、アクティブ低パルス形態(active low pulse form)の信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBに応じて、サブワードライン選択信号RYSUMBPを発生する。図2に図示されたサブワードライン選択信号発生部280の詳細回路図が図10に図示されている。サブワードライン選択信号発生部280は、3つのノーアゲートG26、G27、そしてG28、3つのNMOSトランジスタMN4、MN5、そしてMN10、2つのPMOSトランジスタMP3、MP4、及び図10に図示されたように連結されたセルフリセット回路281で構成されている。
【0057】
図11乃至図12は、本発明の半導体メモリ装置による冗長動作を説明するためのタイミング図である。以下、冗長動作が図11に基づいて説明される。
【0058】
7ビットの列アドレスがクロック信号CLKに同期されて外部からRAM内部に提供され、2つの冗長列が図1の冗長メモリブロック160に提供されると仮定してみよう。図11に図示されたように、“0000000”の第1列アドレスが提供された後、“1111111”の第2列アドレスが入力されるとする。このような条件下で、“1111111”の第2列アドレスは、選択されたメモリブロック内の少なくとも1つの欠陥メモリセルの列に関連する。即ち、第1列アドレスに対応して選択されたメモリブロック内の列は、一般に読出/書き込みの1周期の間に選択され、以後に詳細に説明されるが、第2列アドレスに対応して選択されたメモリブロック内の列は、冗長メモリブロック内の列に置き換わる。
【0059】
図11に図示されたように、アドレスバッファ140は、“1111111”の第2列アドレスを入力して、“0000000”のツルーアドレス信号A1TB〜A7TBと“1111111”のコンプリメントアドレス信号A1CB〜A7CBを出力する。即ち、アドレス信号XAiが“1”であると、アドレスバッファ140からのツルーアドレス信号AiTBがパルス出力される。アドレス信号XAiが“0”であると、アドレスバッファ140からのコンプリメントアドレス信号AiCBがパルス出力される。これにより発生されるツルー及びコンプリメントアドレス信号A1TB〜A7TB及びA1CB〜A7CBが冗長コントローラ200内に提供される。
【0060】
この実施形態で、アドレス信号XAiが“1”である場合、アドレス信号XAiに対応するヒューズボックス回路のヒューズF3は、カッティングされない。反対に、アドレス信号XAiが“0”である場合、アドレス信号XAiに対応するヒューズボックス回路のヒューズF3は、カッティングされる。
【0061】
説明のため、冗長イネイブル回路220a内のヒューズF1a、F2aがカッティングされたと仮定してみよう。冗長イネイブル回路220aに対応するヒューズボックス回路211〜217に共通に連結された信号ラインL1が、上述のパワーアップ(POWERUP)で低レベルに設定される。上述の条件によって、ヒューズボックス210a内の全てのヒューズF3がカッティングされてないため、各ヒューズボックス回路211〜217内のノーアゲートG1の入力端子が順に低から高レベルに設定され、ノーアゲートG2の入力端子は低レベルに設定される。というわけで、伝送ゲートG5、G6が活性化され、伝送ゲートG3、G4は非活性化される。結果的にツルーアドレス信号は、各々ヒューズボックス210aから対応するツルーアドレス信号として出力され、コンプリメントアドレス信号は、ヒューズボックス210aから対応するコンプリメントアドレス信号として出力される。従って、図11に図示されたように、ヒューズボックス210aからのツルーアドレス信号RS1TB、TS2TB、RS3TB、RE1TB、RE2TB、RF1TB、そしてRF2TBは、各々“0”になり、ヒューズボックス210aからのコンプリメントアドレス信号RS1CB、RS2CB、RS3CB、RE1CB、RE2CB、RF1CB、そしてRF2CBは、各々“1”になる。
【0062】
それから、第1ツルーデコーダ230aは、各々“0”であるツルーアドレス信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBに応じて、アクティブ低パルス形態のデコーディングされた信号DRS1TBを発生する。一方、第1コンプリメントデコーダ240aからのデコーディングされた信号DRS1CBは、各々“1”であるコンプリメントアドレス信号RS1TB、RS2TB、そしてRS3TBによって、高レベル(非活性化状態)に維持される。同様に、第2ツルーデコーダ250aは、各々“0”であるトルアドレス信号RE1TB、RE2TB、RF1TB、そしてRF2TBに応じて、アクティブ低パルス形態のデコーディングされた信号DREF2TBを発生する。一方、第2コンプリメントデコーダ260aからのデコーディングされた信号DREF1CBは、“1”であるコンプリメントアドレス信号RE1CB、RE2CB、RF1CB、そしてRF2CBによって、高レベル(非活性化状態)に維持される。
【0063】
冗長イネイブル回路220bのヒューズF1b、F2bがカッティングされてないため、ヒューズボックス210bに関連する信号ラインL1は、高レベルに設定される。従って、伝送ゲートG3〜G6が全部非活性化されることによって、出力信号は各々非活性化された状態に維持される。結果的にヒューズボックス210bに対応するデコーダ230b、240b、250b、そして260bからのデコーディングされた信号は、持続的に高レベルに維持される。
【0064】
続いて、感知増幅制御信号発生部270は、各々“0”であるデコーディングされた信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBに応じて、アクティブ低パルス形態の感知増幅制御信号RYSUMBを発生する。特に、デコーディングされた信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBによって、ノーアゲートG24、G25の出力が各々低レベルから高レベルに遷移する。というわけで、NMOSトランジスタMN8、MN9がターンオンされて制御信号RYSUMBが低レベルに活性化される。一方、デコーディングされた信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBが各々高レベル状態であるため、PMOSトランジスタMP6は非活性化される。
【0065】
又、冗長デコーダ170は、ヒューズボックス210aに対応するデコーダからのデコーディングされた信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBに応じて、2つの冗長列のうちの1つを選択する。同時にサブワードライン選択信号発生部280は、ヒューズボックス210aに対応するデコーダからのデコーディングされた信号DREF1TB、DREF2TB、DRS1TB、そしてDRS2TBに応じて、サブワードライン選択信号RYSUMBPを発生する。
【0066】
上述の過程を通して、ブロック感知増幅器信号BSA1〜BSAn-1が非活性化される反面、ブロック感知増幅器信号BSAnは活性化される。従って、選択された冗長列と、信号RYSUMBPによって選択されたサブワードラインデコーダ120によって選択されたサブワードラインとに関連する冗長メモリブロック160内のデータが、選択されたブロック感知増幅器回路BSAnによって感知増幅される。
【0067】
以下、本実施の形態によるRAM装置の冗長動作が図12に基づいて詳細に説明される。
【0068】
7ビットの列アドレスがクロック信号CLKに同期されて外部からRAM内部に提供され、2つの冗長列が図1の冗長メモリブロック160に提供されると仮定してみよう。図11に図示されたように、“1111111”の第1列アドレスが提供された後、“0000000”の第2列アドレスが入力されるとする。このような条件下で、“0000000”の第2列アドレスは、選択されたメモリブロック内の少なくとも1つの欠陥メモリセルの列に関連する。即ち、第1列アドレスに対応する選択されたメモリブロック内の列は、一般に読出/書き込みの1周期の間に選択され、以後に詳細に説明されるが、第2列アドレスに対応する選択されたメモリブロックは、冗長メモリブロック内の列に置き換わる。
【0069】
図12に図示されたように、アドレスバッファ140は、“1111111”の第2列アドレスを入力して、“1111111”のツルーアドレス信号A1TB〜A7TBと“0000000”のコンプリメントアドレス信号AICB〜A7CBを出力する。
【0070】
説明のため、冗長イネイブル回路220a内のヒューズF1a、F2aがカッティングされたと仮定してみよう。冗長イネイブル回路220aに対応するヒューズボックス回路211〜217内に共通に連続された信号ラインL1が上述のパワーアップ(POWERUP)で低レベルに設定される。上述の条件によって、ヒューズボックス210a内の全てのヒューズF3がカッティングされるため、各ヒューズボックス回路211〜217内のノーアゲートG1の入力端子が全部低レベルに設定され、ノーアゲートG2の入力端子が各々順に低から高レベルに設定される。これにより、伝送ゲートG5、G6が非活性化され、伝送ゲートG3、G4は活性化される。結果的にツルーアドレス信号は、各々ヒューズボックス210aから対応するコンプリメントアドレス信号として出力され、コンプリメントアドレス信号は、ヒューズボックス210aから対応するツルーアドレス信号として出力される。従って、図12に図示されたように、ヒューズボックス210aからのツルーアドレス信号RS1TB、RS2TB、RE1TB、RE2TB、RF1TB、そしてRF2TBは、各々“0”になり、ヒューズボックス210aからのコンプリメントアドレス信号RS1CB、RS2CB、RS3CB、RE1CB、RE2CB、RF1CB、そしてRF2CBは、各々“1”になる。
【0071】
結果的に、ツルーアドレス信号RS1TB、RS2TB、RS3TB、RE1TB、RE2TB、RF1TB、そしてRF2TBは、“1111111”から“0000000”に変換される。これは、ヒューズボックス210aからの信号が図11によって実施される冗長動作で得られる信号と同一となるよう変換されることを意味する。以後、実施される動作は、図11の動作と同様であるため、これに対する説明は省略する。
【0072】
【発明の効果】
このような本発明を適用すると、冗長動作速度を向上させることができる新しい冗長構造を具えた半導体メモリ装置を提供できる。すなわち、半導体メモリ装置に備えられたツルーデコーダ及びコンプリメントデコーダを用いて、速い速度で冗長動作を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による半導体メモリ装置のブロック図である。
【図2】図1に図示された冗長コントローラのブロック図である。
【図3】本発明の望ましい実施形態による図1の第1ヒューズボックスを示す詳細回路図である。
【図4】本発明の望ましい実施形態による図1の第1ヒューズボックスを示す詳細回路図である。
【図5】本発明の望ましい実施形態による図2の第1ツルーデコーダを示す詳細回路図である。
【図6】本発明の望ましい実施形態による図2の第1コンプリメントデコーダを示す詳細回路図である。
【図7】本発明の望ましい実施形態による図2の第2ツルーデコーダを示す詳細回路図である。
【図8】本発明の望ましい実施形態による図2の第2コンプリメントデコーダを示す詳細回路図である。
【図9】本発明の望ましい実施形態による図2の感知増幅制御信号発生部示す詳細回路図である。
【図10】本発明の望ましい実施形態による図2のサブワードライン選択信号発生部を示す詳細回路図である。
【図11】本実施の形態による1つの冗長作動を説明するためのタイミング図である。
【図12】本実施の形態による他の冗長作動を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
120 サブワードラインデコーダ
130 行デコーダ
140 アドレスバッファ
150 列デコーダ
160 冗長メモリブロック
170 冗長デコーダ
200 冗長コントローラ
210a,210b ヒューズボックス
220a,220b 冗長イネイブル回路
230a,230b 第1トルデコーダ
240a,240b 第1コンプリメントデコーダ
250a,250b 第2トルデコーダ
260a,260b 第2コンプリメントデコーダ
Claims (6)
- 複数のメモリブロックと、複数のメーンワードラインと、冗長セルに対応する冗長ビットラインを有する冗長ブロックとを具えたアレーであって、前記メモリブロック各々が、サブワードラインとビットラインの交差領域に配列された複数のメモリセルを有し、前記冗長ブロックが、所定のメモリブロックのサブワードラインを共有するアレーと、
前記複数のメモリブロックに対応するように配列された複数のブロック感知増幅器であって、前記冗長ブロックが、前記所定のメモリブロックに対応するブロック感知増幅器を共有する複数のブロック感知増幅器と、
メモリブロックの選択された列のビットラインを示す列アドレス信号を受けて、前記選択された列が欠陥列であるときに、感知増幅制御信号と、行選択信号と、列選択信号とを発生する冗長制御器と、
前記複数のメモリブロックに対応する複数のサブワードラインデコーダであって、前記冗長ブロックのサブワードラインが、前記行選択信号によって選択される複数のサブワードラインデコーダと、
前記列選択信号に応じて前記冗長ブロックの冗長列を選択する冗長デコーダであって、前記冗長ブロックと前記所定のメモリブロックの間に共有される前記ブロック感知増幅器が、前記冗長ブロックからデータを感知するように前記感知増幅制御信号に応じて活性化される冗長デコーダとを有し、
前記列アドレス信号の各々は、1対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を含み、
前記冗長ブロックは第1冗長列と第2冗長列とを含み、
前記冗長制御器は、
前記第1及び第2冗長列に各々対応して冗長列が置き換わるか否かを示す第1及び第2冗長イネイブル回路と、
前記第1及び第2冗長イネイブル回路に各々対応する第1及び第2ヒューズボックスであって、前記列アドレス信号に対応するヒューズボックス回路及びヒューズ素子を含み、前記各ヒューズボックス回路が対応する対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を受けて、前記ヒューズ素子に応じて前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号を処理する第1及び第2ヒューズボックスと、
前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号の処理された結果をデコーディングして、第1及び第2ツルーパルス信号と第1及び第2コンプリメントパルス信号を発生する第1デコーディング手段と、
前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号の処理された結果をデコーディングして、第3及び第4ツルーパルス信号と第3及び第4コンプリメントパルス信号を発生する第2デコーディング手段と、
前記第1乃至第4ツルーパルス信号と前記第1乃至第4コンプリメントパルス信号に応じて、前記感知増幅制御信号を発生する感知増幅制御信号発生手段と、
前記第1乃至第4ツルーパルス信号に応じて前記行選択信号を発生する行選択信号発生手段とを有し、
前記第1デコーディング手段は、
ブロック選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第1ツルーパルス信号を発生する第1ツルーデコーダと、
ブロック選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第1コンプリメントパルス信号を発生する第1コンプリメントデコーダと、
列選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第2ツルーパルス信号を発生する第2ツルーデコーダと、
列選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第2コンプリメントパルス信号を発生する第2コンプリメントデコーダとを 含み、
前記第2デコーディング手段は、
ブロック選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第3ツルーパルス信号を発生する第3ツルーデコーダと、
ブロック選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第3コンプリメントパルス信号を発生する第3コンプリメントデコーダと、
列選択情報に関連し前記処理されたツルー列アドレス信号をデコーディングして、前記第4ツルーパルス信号を発生する第4ツルーデコーダと、
列選択情報に関連し前記処理されたコンプリメント列アドレス信号をデコーディングして、前記第4コンプリメントパルス信号を発生する第4コンプリメントデコーダとを含むことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 前記第1及び第2ツルーデコーダ、及び第1及び第2コンプリメントデコーダの各々は、
対応する入力信号を処理するロジック回路と、
前記ロジック回路から出力された信号に応じて、デコーディングされたパルス信号を発生するダイナミックインバータ回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。 - 前記第3及び第4ツルーデコーダ、及び第3及び第4コンプリメントデコーダの各々は、
対応する入力信号を処理するロジック回路と、
前記ロジック回路から出力された信号に応じてデコーディングされたパルス信号を発生するダイナミックインバータ回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。 - 複数のワードラインと、複数のサブワードライン及びビットラインの交差領域に配列された複数のメモリセルとを有する複数のメモリブロックと、
複数の冗長メモリセルに関連する複数の冗長ビットラインを有する冗長メモリブロックであって、所定のメモリブロックと複数のサブワードラインを共有する冗長メモリブロックと、
前記複数のメモリブロックに対応する複数のブロック感知増幅器であって、前記冗長メモリブロックが、前記所定のメモリブロックとブロック感知増幅器を共有する複数のブロック感知増幅器と、
メモリブロックの欠陥列を示す列アドレス信号を受けて、前記欠陥列に対応する感知増幅制御信号と、行選択信号と、列選択信号とを発生する冗長制御器と、
隣接するメモリブロックの間に位置した複数のサブワードラインデコーダであって、前記冗長メモリブロックが、前記所定のメモリブロックとサブワードラインデコーダを共有する複数のサブワードラインデコーダとを有し、
前記冗長制御器は、
前記冗長メモリブロック内の冗長列を確認するための少なくとも第1及び第2ヒューズを含む冗長イネイブル回路と、
前記冗長イネイブル回路に連結され、第3ヒューズを含み、対応する対のツルー及びコンプリメント列アドレス信号を受けて、前記第3ヒューズに応じて前記ツルー及びコンプリメント列アドレス信号を処理するヒューズボックス回路と、
前記ヒューズボックス回路に連結され、ブロック選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるツルー列アドレス信号に応じて第1ツルーパルス信号を発生する第1ツルーデコーダと、
前記ヒューズボックス回路に連結され、ブロック選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるコンプリメント列アドレス信号に応じて第1コンプリメントパルス信号を発生する第1コンプリメントデコーダと、
前記ヒューズボックス回路に連結され、列選択情報に関連し前記ヒューズボックス回 路から出力されるツルー列アドレス信号に応じて第2ツルーパルス信号を発生する第2ツルーデコーダと、
前記ヒューズボックス回路に連結され、列選択情報に関連し前記ヒューズボックス回路から出力されるコンプリメント列アドレス信号に応じて第2コンプリメントパルス信号を発生する第2コンプリメントデコーダと、
前記第1及び第2ツルーデコーダ、及び第1及び第2コンプリメントデコーダに連結され、前記第1及び第2ツルーパルス信号、及び第1及び第2コンプリメントパルス信号に応じて感知増幅制御信号を発生する感知増幅制御信号発生回路と、
前記第1及び第2ツルーデコーダに連結され、前記第1及び第2ツルーパルス信号に応じて行選択信号を発生するサブワードライン選択信号発生回路とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。 - 前記列アドレス信号を受けて、各メモリブロックのビットラインを選択する列デコーダを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
- 前記第1及び第2ツルーデコーダ、及び第1及び第2コンプリメントデコーダの各々は、
対応する入力信号を処理するロジック回路と、
前記ロジック回路からの出力信号に応じて、デコーディングされたパルス信号を発生するダイナミックインバータ回路とを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
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