JP3839040B1 - 樹脂材及びその樹脂材を用いた成形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、微弱な放射線によるマイナスイオン、及び遠赤外線を放射するとともに耐久性のある合成樹脂、あるいはそれを用いた成形体を提供することを目的とする。
【解決手段】添加剤をポリウレタン12、ポリウレタン22a、ナイロン23a、ポリウレタン33a、および低反発性ポリウレタン41aに添加して形成した樹脂材であって、前記添加剤を、ラジウム粉末15またはブラックシリカ粉末14のうち少なくとも一方と、炭粉末13とで構成し、前記ラジウム粉末15の添加量を樹脂材全体の5〜18重量%、前記ブラックシリカ粉末14の添加量を樹脂材全体の1〜10重量%、及び前記炭粉末13の添加量を樹脂材全体の5〜20重量%とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば微弱な放射線によって生成されるマイナスイオン、及び遠赤外線を放射する合成樹脂、あるいはそれを用いた成形体に関する。
炭は、遠赤外線を放射するとともに、除菌、消臭、蓄熱効果を有することが知られている。炭の上記効果に加えて、微弱な放射線によって生成されるマイナスイオンによる効果を得るために織物炭化材層と放射性物質層とからなるシート状体が提案されている(特許文献1参照)。
上記シート状体は、天然靭皮繊維からなる糸を編み込んだ織物を炭化した織物炭化材層と、ラドン等の粉末状の放射性物質を面状に配した放射性物質層とを天然接着剤で固定したシート状の部材であり、遠赤外線による効果とマイナスイオンによる効果とが相乗効果として高まる。利用者がこれを身体に装着すると、前記シート状体の上記相乗効果によって血行等が促進させられる。
しかし、上記シート状体は、天然靭皮繊維からなる糸を編み込んだ織物を炭化して用いているため耐久性が低く、また織物炭化材層と、放射性物質層とを天然接着剤等で接着固定しているため、使用によって汚れた場合に洗うと放射性物質層が剥がれる惧れがあり、上記放射性物質層が剥がれた場合、上記血行促進等の効果を得ることができなかった。
特開2005−218651号公報
この発明は、微弱な放射線によるマイナスイオン、及び遠赤外線を放射するとともに、耐久性のある合成樹脂、あるいはそれを用いた成形体を提供することを目的とする。
この発明は、添加剤を主材に添加して形成した樹脂材であって、前記添加剤を、ラジウム、ブラックシリカ、並びに炭とで構成した樹脂材であることを特徴とする。
前記主材に添加とは、樹脂材成形前に添加することを含む。
前記樹脂材とは、天然ゴム等の天然樹脂、あるいはポリエチレン、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ナイロン、ポリアセタール、フッ素樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ポリプタジエン、塩酸ゴム等の少なくとも一種、またはそれらの複数からなる合成樹脂を主材とする樹脂材であることを含む。
前記ラジウム、ブラックシリカ、あるいは炭は、それぞれ粉末状、あるいは粒子状で形成されていることを含む。
これにより、成形された樹脂材中に、ラジウム、ブラックシリカ、並びに炭とを含有するため、ブラックシリカ、ラジウム、並びに炭が主材から剥離することがなく、遠赤外線及びマイナスイオンを放射し、耐久性のある樹脂材を得ることができる。
この発明の態様として、前記ラジウムの添加量を全体の5〜18重量%、前記ブラックシリカの添加量を全体の1〜10重量%、及び前記炭の添加量を全体の5〜20重量%とすることができる。
これにより、十分に遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、主材による強度を確保できるため、遠赤外線及びマイナスイオンを放射し、耐久性のある樹脂材を形成することができる。
また、この発明の態様として、前記樹脂材の主材を、ポリウレタンで構成し、
互いに連通する多数の孔部を有する多孔質状の軟質ポリウレタンフォームを形成することができる。
軟質ポリウレタンフォームとは、独立した多数の孔部を有し、硬く復元性のない硬質ポリウレタンフォームと比べて、柔らかく復元性のあるポリウレタンフォームであり、一般的に発泡倍率が約10〜60倍、見かけ密度が約16〜100kg/cm程度のものをいう。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、弾性、衝撃吸収性、復元性及び耐久性を有する軟質ポリウレタンフォームを形成することができる。
また、この発明の態様として、前記ポリウレタンを、低反発性ポリウレタンで構成することができる。
前記低反発性ポリウレタンは、例えば、指で押して変形させた後、指を離すと、そのまま変形を維持し、一定時間をかけて復元するようなゆっくりとした復元性を有する軟質ポリウレタンフォームを成形するポリウレタンであることを含む。
これにより、普通の軟質ポリウレタンフォームより反発弾性率が非常に小さい低反発ポリウレタンフォームを形成することができる。
また、この発明の態様として、軟質ポリウレタンフォームを収容する収容部と、該収容部を身体の一部に装着する装着部を備えたウレタンフォーム装着具を形成することができる。
前記ウレタンフォーム装着具は、軟質ポリウレタンフォームをパットとして収容する関節保護用のサポータ、アイマスク、あるいは軟質ポリウレタンフォームをフィルタとして収容するマスクであることを含む。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射する軟質ポリウレタンフォームを、肘や膝等の所望の箇所に装着することができ、遠赤外線及びマイナスイオンによる上記所望の箇所の血行促進等の効果を得ることができる。
また、この発明の態様として、前記軟質ポリウレタンフォームによりクッション材を形成することができる。
前記クッション材は、前記軟質ポリウレタンフォームを芯材として用いるマット、枕、抱き枕又はクッションであることを含む。
これにより、弾性、衝撃吸収性、復元性及び耐久性を有するとともに、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するクッション材を形成することができ、遠赤外線及びマイナスイオンによる血行促進等の効果を利用者に与えることができる。
また、この発明の態様として、成形された前記軟質ポリウレタンフォームを、ゲルマニウム入り繊維を織り込んだ布帛で被覆したクッション材を形成することができる。
前記ゲルマニウム入り繊維とは、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル系繊維、ビニロン系繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、またはポリウレタン繊維等の合成繊維にゲルマニウム粉末を練り込んで形成した繊維であることを含む。
これにより、クッション材中に含有するラジウムまたはブラックシリカのうち少なくとも一方と、炭とが放射する遠赤外線及びマイナスイオンを布帛を介して利用者に照射するため、布帛に含有するゲルマニウムによってマイナスイオンが増加され、遠赤外線及びマイナスイオンによる利用者の血行促進等の効果を高めることができるとともに、利用者に保温作用を奏することができる。
また、この発明の態様として、前記軟質ポリウレタンフォームを、身体に接触する接触部分の芯材に用いた椅子を形成することができる。
上記椅子とは、事務用や食卓用等の椅子、ソファ、座椅子、ロッキングチェア、安楽椅子、乗り物の座席、またはマッサージチェア等の普通人が座ることのできる椅子であることを含む。
上記身体に接触する接触部分は、該椅子に座った普通人が衣服を介して接触する部分であり、例えば、座面、背凭れ部、肘掛部、またはヘッドレスト等であることを含む。
これにより、快適なクッション性を確保でき、軟質ポリウレタンフォームから遠赤外線及びマイナスイオンを照射するため、遠赤外線及びマイナスイオンによる血行促進等の効果を利用者に与えることができる。
また、この発明の態様として、前記樹脂材の主材を合成樹脂で構成し、前記樹脂材により繊維状の合成繊維を形成することができる。
上記合成繊維は、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル系繊維、ビニロン系繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、またはポリウレタン繊維等であることを含む。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、高強度、軽量、耐薬性、且つ耐久性を有する繊維を形成することができる。
また、この発明の態様として、合成繊維を織り込んで合成布帛を形成することができる。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、高強度、軽量、耐薬性、且つ耐久性を有する布帛を形成することができる。
また、この発明の態様として、前記樹脂材の主材を合成樹脂で構成し、前記樹脂材により、布状の合成不織布を形成することができる。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、高強度、軽量、耐薬性、且つ耐久性を有する不織布を形成することができる。
また、この発明の態様として、前記合成布帛又は前記合成不織布を帯状に形成し、該帯状の片面に接着層を備える布テープを形成することができる。
これにより、遠赤外線及びマイナスイオンを放射するとともに、高強度、軽量、耐薬性、且つ耐久性を有する布テープを形成することができる。
また、この発明の態様として、前記ウレタンフォーム装着具の装着部を、筒状に形成した前記合成布帛又は前記合成不織布で構成することができる。
これにより、軟質ポリウレタンフォームに加えて、装着部からも遠赤外線及びマイナスイオンを放射するため、遠赤外線及びマイナスイオンによる上記血行促進等の効果をさらに向上することができる。
また、この発明の態様として、前記合成布帛又は前記合成不織布を縫製し、あるいは前記合成繊維を編み込んで衣服を形成することができる。
上記衣服とは、ベスト、チョッキ、ガウン、コート、又はYシャツ等の上着、スラックス等のズボンやスカート、パンツ等の下着、あるいは靴下等であることを含む。
これにより、前記合成布帛、前記合成不織布、あるいは前記合成繊維から遠赤外線及びマイナスイオンが放射されるため、上記衣服を着用した利用者は、遠赤外線及びマイナスイオンによる上記血行促進等の効果を得ることができる。
この発明によれば、微弱な放射線によるマイナスイオン、及び遠赤外線を放射するとともに耐久性のある合成樹脂、あるいはそれを用いた成形体を得ることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
岩盤浴テープ1の使用状態の斜視図を示す図1と、使用前の岩盤浴テープ1の斜視図を示す図2と、岩盤浴テープ1の構成の説明図を示す図3とともに、岩盤浴テープ1について説明する。
岩盤浴テープ1は、例えば、図1に示すように、膝A等の周囲に貼り付けることによって、膝Aの正常な稼動範囲を超えないよう制限したり、貼り付けた部位の補強するテーピング用のテープであり、これによって怪我の予防、応急処置、あるいは怪我の再発を防止することができる。
岩盤浴テープ1は、図2に示すように、適宜の幅の帯部10と、該帯部10の片面に設けられた接着部10aとで多層構造に構成され、使用前は接着部10aを内側として芯材19の外周側に巻付けている。なお、本実施例において、膝A用の岩盤浴テープ1を示しているため、約5cmの帯に形成しているが、これに限定されず、貼り付ける箇所にあわせた適宜の幅で形成すればよい。例えば、指に貼り付ける場合は約2cm程度の帯に形成すればよい。
帯部10は、図3に示すように、主材となるポリウレタン12に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14、及びラジウム粉末15を混入して、帯状に形成した軟質ウレタンフォームであり、適宜の弾力性を有する。
炭粉末13は、木炭を粉砕した粉末体である。木炭は平均約12オングストロームの大きさの穴が網の目状に形成されており、その穴によって化学物質や臭い等を吸着するとともに、マイナスイオンを生成し、遠赤外線を放射することができる。
なお、マイナスイオンは身体にもともと備わった生体防衛機能と自然治癒力とを活発にして免疫力及び内分泌ホルモンを向上させるとともに、プラスイオンによって酸化された身体を還元させることで新陳代謝を活発にすることができる。また、マイナスイオンは、体内のプラスイオンが血液中に侵入して起こるデコボコ状や団子状に連なった正常でない赤血球と結合し、該赤血球を正常な丸状に改善することができ、健康な血液を形成することができる。
また、遠赤外線は目視できない長波長の光線であり、物質の中心側の深部を温めることができる。したがって、遠赤外線を照射することによって、身体を芯から暖めて新陳代謝を活発にさせることができるとともに、発汗を促し、体内の毒素を体外に排出させることができる。
また、ブラックシリカ粉末14は天然鉱石であるブラックシリカ(学名:黒鉛珪石)を粉砕した粉末体であり、天然ミネラルをふんだんに含み、遠赤外線や微弱な放射線(α線、β線、γ線)を安定して放射することができる。したがって、ブラックシリカ粉末14は消臭、防菌、防カビ、防湿効果を有するとともに、身体に対し、血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができる。
ラジウム粉末15は、オーストリアのザルツブルク市にあるガシュタイナー・ハイルシュトーレンの坑道内で採掘されるハイルシュトーレン鉱石を粉砕した粉末体である。
ハイルシュトーレン鉱石(別名:バードガシュタイン鉱石)は、一般的な鉱石よりラジウムの含有率の高いラジウム鉱石であり、含有するラジウムがα線を放射しながら崩壊し、放射能を有するガス状のラドンを多く発生する。このラドンを呼吸によって体内に取込むことで抗酸化酸素SODと抗酸化酸素GPXとの分泌を促し、体内の活性酸素を除去あるいは削除することができる。
なお、本実施例において、ハイルシュトーレン鉱石を用いているが、これに限定されず、例えば、北投石や、北海道の南部で採掘される二股温泉ラジウム鉱石等の天然ラジウム鉱石、あるいは人工のラジウム鉱石を用いてもよい。
なお、微量の放射線が照射されることによって、生命体の免疫力及び成長が向上するため(以下「ホルシミス効果」という)、このホルシミス効果によって、温熱効果、新陳代謝、自然治癒力の向上、ストレス改善、活性酸素の除去を促進することができる。したがって、強直性脊椎炎、慢性進行性多発関節炎や軟組織リュウマチ、関節炎等のリュウマチ系疾患、喘息、気管支炎、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患、および乾癬(かんせん)、強皮症等の皮膚疾患に効果があるとされている。また、新陳代謝の活発化によって便秘等の排便障害を改善することができる。
なお、図3中において、炭粉末13を四角形状で示し、ブラックシリカ粉末14を丸で示し、ラジウム粉末15を三角形に示しているが、帯部10内に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15の3種類を含有することを理解しやすくするために示したものであり、それぞれの形状や大きさを示すものではなく、本実施例においては、それぞれが目視できない程度の粒径の粉体である。
炭粉末13は、帯部10に対して約5〜20重量%を含有するが、約10重量%の含有量がより好ましい。また、ブラックシリカ粉末14は、帯部10に対して約1〜10重量%を含有するが、約2重量%の含有量がより好ましい。さらに、ラジウム粉末15は、帯部10に対して約5〜18重量%を含有するが、約8重量%の含有量がより好ましい。
それぞれの含有量が上記下限値を下回る場合は十分な上記ホルシミス効果やそれぞれの効果を得ることができず、上記上限値を上回る場合はポリウレタン12の十分な強度を確保できないため、帯部10の強度低下する惧れがある。
上述した構成により、図1に示すように、適切なテーピング方法で膝A周辺に岩盤浴テープ1を貼り付けて、膝Aの正常な稼動範囲を超えないよう制限することができ、また、怪我等で弱まった部位の補強することができ、怪我の予防、応急処置、あるいは怪我の再発を防止することができる。
また、帯部10に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を含有することによって、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15から放射される微量の放射線によって生じる上記ホルシミス効果による上記温熱効果、新陳代謝、自然治癒力の向上、ストレス改善、活性酸素の除去等の効果を、炭粉末13によって生成されるマイナスイオン及び遠赤外線によってさらに促進することができる。したがって、強直性脊椎炎、慢性進行性多発関節炎や軟組織リュウマチ、関節炎等のリュウマチ系疾患、喘息、気管支炎、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患、および乾癬(かんせん)、強皮症等の皮膚疾患を効率よく改善することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
なお、以下において、帯部10に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を含有することによる相乗効果によって、さらに促進されたホルシミス効果を、秋田県の玉川温泉を発祥とする岩盤浴にちなんで、「岩盤浴効果」と言う。
また、岩盤浴テープ1を貼り付けることによって、炭粉末13による化学物質や臭い等を吸着するとともに、ブラックシリカ粉末14による消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができる。
なお、本実施例においては、膝A周辺に岩盤浴テープ1を貼り付けているが、肘周辺、手首周辺、首周辺あるいは指に貼り付けてもよい。これにより、所望の箇所に上記岩盤浴テープ1による岩盤浴効果を得ることができ、利用者の満足度を向上させることができる。
また、所謂合成樹脂に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入し、その合成樹脂で形成した不織布や合成布帛で上記帯部10を構成すれば本実施例における岩盤浴テープ1と同様の効果を得ることができる。
岩盤浴靴下20の正面図を示す図4と、岩盤浴靴下20の拡大正面図を示す図5、岩盤浴繊維21の構造を説明する説明図を示す図6とともに、岩盤浴靴下20及び岩盤浴繊維21について説明する。
岩盤浴靴下20は、脛中央付近までの長さを有するビジネス用といわれる一般的な形状の靴下であり、岩盤浴繊維21を例えば、リブ網という編み方で編み込んで上記形状に形成している。
岩盤浴繊維21は、芯糸22と、芯糸22を被覆する被覆糸23とで構成されている。芯糸22は、ポリウレタン22aを主成分とし、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14、及びラジウム粉末15を混入して繊維状に形成した弾性を有するポリウレタン弾性糸であり、被覆糸23は、ナイロン23aを主成分とし、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14、及びラジウム粉末15を混入して繊維状に形成したナイロン繊維で構成している。
なお、図2と同様に、図6中において、炭粉末13を四角形状で示し、ブラックシリカ粉末14を丸で示し、ラジウム粉末15を三角形に示しているが、岩盤浴繊維21内に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15の3種類を含有することを理解しやすくするために示したものであり、それぞれの形状や大きさを示すものではなく、本実施例においては、それぞれが目視できない程度の粒径の粉体である。
なお、炭粉末13は、芯糸22又は被覆糸23に対して約5〜20重量%を含有するが、約10重量%の含有量がより好ましい。また、ブラックシリカ粉末14は、芯糸22又は被覆糸23に対して約1〜10重量%を含有するが、約2重量%の含有量がより好ましい。さらに、ラジウム粉末15は、芯糸22又は被覆糸23に対して約5〜18重量%を含有するが、約8重量%の含有量がより好ましい。
それぞれの含有量が上記下限値を下回る場合は十分な上記岩盤浴効果を得ることができず、上記上限値を上回る場合は芯糸22又は被覆糸23の十分な強度を確保できないため、岩盤浴靴下20が強度低下する惧れがある。
上記構成により、岩盤浴靴下20は炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着するとともに、岩盤浴靴下20を着用した利用者に、上記岩盤浴効果を与えることができ、ブラックシリカ粉末14による消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができる。
したがって、暖め作用によって足先を暖めることで全身を暖めることができるとともに、岩盤浴靴下20を着用して就寝した利用者に対して、足先を暖めることで上記安眠作用を促進することができる。また、炭粉末13の臭い吸着作用とブラックシリカ粉末14の消臭、及び防菌作用によって、雑菌による靴を脱いだ後の足の悪臭を防止することができ、着用者の満足度を向上させることができる。
なお、ポリウレタン22aは、着用した利用者の足を適度に締め付ける程度の適宜の弾性を有すればよく、例えばラテックスを主成分とするゴム糸で構成してもよい。また、ナイロン23aは、岩盤浴靴下20の風合いに合わせてポリエステルやアクリルを主成分とするポリエステル繊維やアクリル繊維で構成してもよい。
また、岩盤浴繊維21でレッグウォーマーを形成してよい。これにより、寒い時期に足つりやこむら返りの生じやすい利用者が着用した場合、上記岩盤浴効果や暖め効果によって、足つりやこむら返りが生じることを防止できる。
また、岩盤浴繊維21で手袋を形成してよい。これにより、寒い時期に指の節等の関節痛がある利用者が着用した場合、上記岩盤浴効果や暖め効果によって、関節痛を和らげることができる。また、手にアカギレ等がある利用者が着用した場合、上記岩盤浴効果や新陳代謝の促進によって、アカギレが改善されるため利用者の満足度を向上させることができる。
また、岩盤浴繊維21で、例えば図7に示す岩盤浴ベスト60のような衣服を形成してよい。詳述すると、岩盤浴ベスト60は、例えば図5に示すようなリブ網、あるいは平織りといった様々な編み方によって上記岩盤浴繊維21を編み込んで形成している。これにより、寒い時期に肩等の関節痛や腰痛がある利用者が着用した場合、岩盤浴繊維21に含有する炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15による上記岩盤浴効果や暖め効果によって、関節痛や腰痛を和らげることができる。また、所謂合成樹脂に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入し、その合成樹脂で形成した不織布や合成布帛を縫製してベスト等の服を構成してもよく、この場合においても、岩盤浴繊維21を編み込んで形成した岩盤浴ベスト60と同様の効果を得ることができる。
また、岩盤浴繊維21でパンティ等の女性用下着を形成してよい。これにより、冷やすことで悪化する婦人病を、上記岩盤浴効果や暖め効果によって改善することができる。
使用状態の岩盤浴サポータ30の斜視図を示す図8と、岩盤浴サポータ30の説明図を示す図9と、岩盤浴パット33の拡大断面図を示す図10とともに、岩盤浴サポータ30及び岩盤浴パット33について説明する。
岩盤浴サポータ30は、筒状のサポータ部31と、サポータ部31の表面に備えたポケット状のパット収容部32と、該パット収容部32に収容する岩盤浴パット33とで構成している。
サポータ部31は、伸縮性を有する合成繊維を所謂ゴム網で編み込んで筒状に形成している。なお、上記筒状は、普通人の足の外周よりわずかに小さな大きさに形成するとともに、上下端部に伸縮可能且つ上記筒状部より絞られた絞り部31aを備えている。
パット収容部32は、略四角形に形成したサポータ部31と同質の素材の外縁付近を凹状に、サポータ部31に縫合することで、ポケット状に形成している。なお、パット収容部32の正面サイズは、後述する岩盤浴パット33の正面サイズよりわずかに大きく形成している。これにより、パット収容部32に収容した岩盤浴パット33の周囲の隙間を減らすことができ、また、サポータ部31とパット収容部32の伸縮力によって岩盤浴パット33を適度に押さえつけることができるため、岩盤浴パット33がパット収容部32から不用意に抜け出ることを防止している。
また、パット収容部32をサポータ部31の高さ方向中央より下側に縫着しているため、パット収容部32に収容した岩盤浴パット33が膝Aの前方下側となるようにサポータ部31で膝A周辺を囲繞するように足に装着して使用することができる。
岩盤浴パット33は、適宜の厚みを有する正面視縦長の略四角形に形成し、正面と背面とを貫通する貫通孔34を適宜の間隔を隔てて格子状に複数備えている。
また、岩盤浴パット33は、図10に示すように、主材をポリウレタン33aで構成し、ポリウレタン33aを成形時に発泡させて、それぞれが連通する孔部33bを備えた軟質ポリウレタンフォームで形成している。
さらに、岩盤浴パット33は、成形前のポリウレタン33aに粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して成形した軟質ポリウレタンフォームである。したがって、図10のa部の拡大図に示すように、岩盤浴パット33内には、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15が略全範囲にわたって点在している。なお、図2と同様に、図10中において、炭粉末13を四角形状で示し、ブラックシリカ粉末14を丸で示し、ラジウム粉末15を三角形に示しているが、岩盤浴パット33内に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15の3種類を含有することを理解しやすくするために示したものであり、それぞれの形状や大きさを示すものではなく、本実施例においては、それぞれが目視できない程度の粒径の粉体である。
炭粉末13は、岩盤浴パット33に対して約5〜20重量%を含有するが、約10重量%の含有量がより好ましい。また、ブラックシリカ粉末14は、岩盤浴パット33に対して約1〜10重量%を含有するが、約2重量%の含有量がより好ましい。さらに、ラジウム粉末15は、岩盤浴パット33に対して約5〜18重量%を含有するが、約8重量%の含有量がより好ましい。
それぞれの含有量が上記下限値を下回る場合は十分な上記岩盤浴効果を得ることができず、上記上限値を上回る場合は岩盤浴パット33の十分な強度を確保できず、強度低下する惧れがある。
上記構成により、炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着し、岩盤浴パット33は、利用者に上記岩盤浴効果を与えることができるとともに、ブラックシリカ粉末14による消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができ、膝Aの関節痛のある着用者の満足度を向上させることができる。
また、岩盤浴パット33を、互いに連通する孔部33bを有する軟質ウレタンフォームで形成したことにより、図10のa部の拡大図の矢印aに示すように、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンが孔部33bを通過するため、サポータ部31を介して膝Aに作用し、より効率のよい岩盤浴効果を与えることができる。
また、岩盤浴パット33に、複数の貫通する貫通孔34を備えたことにより、矢印bに示すように、孔部33bを通過するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンを貫通孔34で集約して膝Aに作用することができるため、さらに効率のよい岩盤浴効果を与えることができる。
また、成形前のポリウレタン33aに粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して、軟質ポリウレタンフォームを成形しているため、使用によって岩盤浴パット33が汚れ、岩盤浴パット33を洗濯した場合であっても、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15がマットクッション材41から剥離することがなく、清潔な岩盤浴パット33によって半恒久的に岩盤浴効果を与えることができる。
なお、サポータ部31を構成する合成繊維を、実施例2で用いた岩盤浴繊維21(図6)で構成してもよい。利用者は、岩盤浴繊維21で構成した岩盤浴サポータ30を装着することによって、高い岩盤浴効果を得ることができる。
また、本実施例において、膝用の岩盤浴サポータ30について説明したが、肘用、手首用、方用等のあらゆるサポータに適用することができる。また、適宜の幅と弾性力を有する帯状のバンド部の両端に面ファスナを備えて腰用の保護バンドを構成してもよく、この場合においても、上記バンド部の腰部中央付近となる箇所に岩盤浴パット33を収容できるパット収容部32を備えればよい。また、上記バンド部を岩盤浴繊維21で構成してもよい。これによって、本実施例と同様の効果を得ることができ、腰痛を患っている利用者の満足度を向上させることができる。
岩盤浴アイマスク70の斜視図を示す図11とともに、岩盤浴アイマスク70及びアイマスクパット73について説明する。
岩盤浴アイマスク70は、マスク部71と、該マスク部71の左右両側に供えた取付ゴム72と、該マスク部71に内在するアイマスクパット73とで構成している。
取付ゴム72は、伸縮性を有するゴムひもであり、両端をマスク部71の側辺に上下方向の間隔を隔てて縫合することで、無端状に形成し、マスク部71の左右両側に備えている。利用者は、取付ゴム72を左右の耳に係止することによって、両目を覆うようにして岩盤浴アイマスク70を装着することができる。
マスク部71は、2枚の正面視メガネ状の布帛を、間にアイマスクパット73を挟んで前後に重ね合わせ、各メガネ状の布帛の外縁を縫合することで内側にアイマスクパット73を内在させるメガネ状のマスク部71を形成している。
アイマスクパット73は、利用者が岩盤浴アイマスク70を装着した際に、アイマスクパット73とともにマスク部71が湾曲して利用者の顔面形状にフィットする程度に湾曲できる適宜の厚みを有する正面視メガネ状に形成している。
また、アイマスクパット73は、成形前のポリウレタンに粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して成形した実施例3の岩盤浴パット33と同様の軟質ポリウレタンフォームである。したがって、図10のa部の拡大図と同様に、アイマスクパット73内には、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15が略全範囲にわたって点在している。また、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14、またはラジウム粉末15のアイマスクパット73に対する含有量も実施例3の岩盤浴パット33と同様の範囲であればよい。
上記構成により、炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着し、アイマスクパット73は、利用者に上記岩盤浴効果を与えることができるとともに、ブラックシリカ粉末14による消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができ、眼精疲労や視力低下のある着用者の満足度を向上させることができる。
なお、マスク部71を、上述した天然ゲルマニウム鉱石粉末とジルコニウム鉱石粉末とをセルロース系の再生繊維であるレーヨンに練り込んだ機能性繊維(図示省略)による布帛で構成してもよく、この場合も、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンが該布帛を介して利用者の眼球周辺の顔面に作用するため、該布帛に含有するゲルマニウム鉱石粉末及びジルコニウム鉱石粉末によるマイナスイオン放射及び保温作用によって、上記岩盤浴効果を高めることができる。
岩盤浴マスク80の斜視図を示す図11とともに、岩盤浴マスク80及びマスクフィルタ83について説明する。
岩盤浴マスク80は、マスク部81と、該マスク部81の左右両側に供えた取付ゴム82と、該マスク部81に内在するマスクフィルタ83とで構成している。
取付ゴム82は、伸縮性を有するゴムひもであり、両端をマスク部81の側辺の上下端に取付けることで、無端状に形成し、マスク部81の左右両側に備えている。利用者は、取付ゴム82を左右の耳に係止することによって、口と鼻とを覆うようにして、岩盤浴マスク80を装着することができる。
マスク部81は、2枚の正面視長方形の布帛を、間にマスクフィルタ83を挟んで前後に重ね合わせ、各長方形の布帛の外縁を縫合することで内側にマスクフィルタ83を内在させる長方形のマスク部81を形成している。
また、マスクフィルタ83は、成形前のポリウレタンに粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して成形した実施例3の岩盤浴パット33と同様の軟質ポリウレタンフォームを、肉厚を薄くして形成している。詳述すると、図10のa部の拡大図と同様に、マスクフィルタ83内には、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15が略全範囲にわたって点在するとともに、孔部を有している。また、花粉やほこり等がマスクフィルタ83を通過せず、呼吸をできるだけ妨げない程度の肉厚に形成している。なお、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14、またはラジウム粉末15のマスクフィルタ83に対する含有量も実施例3の岩盤浴パット33と同様の範囲であればよい。
上記構成により、炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着し、マスクフィルタ83は、利用者に上記岩盤浴効果を与えることができるとともに、ブラックシリカ粉末14による消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができ、着用者の満足度を向上させることができる。
なお、マスク部81を、上述した天然ゲルマニウム鉱石粉末とジルコニウム鉱石粉末とをセルロース系の再生繊維であるレーヨンに練り込んだ機能性繊維(図示省略)による布帛で構成してもよく、この場合も、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンが該布帛を介して利用者の口や鼻部分に作用するため、該布帛に含有するゲルマニウム鉱石粉末及びジルコニウム鉱石粉末によるマイナスイオン放射及び保温作用によって、上記岩盤浴効果を高めることができる。
岩盤浴マット40の斜視図を示す図13と、マットクッション材41の拡大断面図を示す図14と、使用状態の岩盤浴マット40の幅方向中央付近の縦断面図を示す図15とともに、岩盤浴マット40について説明する。
岩盤浴マット40は、普通人が上面に横たわった状態でクッション性を確保できる適宜の厚みを有する平面視略正方形のマットクッション材41と、配置した2つの該マットクッション材41を囲繞するマットカバー42とで構成し、上面に普通人が横たわることのできる平面視縦長の略長方形のマットである。
マットカバー42は、長辺側面の縦方向中央付近に、長辺方向で開閉自在なファスナ(図示省略)を備え、マットカバー42内部にマットクッション材41を出し入れ可能に構成している。また、マットカバー42は天然ゲルマニウム鉱石粉末とジルコニウム鉱石粉末とをセルロース系の再生繊維であるレーヨンに練り込んだ機能性繊維(図示省略)による布帛で構成している。
マットクッション材41は、上面と下面とを貫通する適宜の径を有する貫通孔43を適宜の間隔を隔てて複数備えている。
なお、マットクッション材41は、図14に示すように、主材を低反発性ポリウレタン41aで構成し、低反発性ポリウレタン41aを成形時に発泡させて、それぞれが連通する孔部41bを備えた低反発性ポリウレタンフォームで形成している。通常のポリウレタンは、ポリオールとポリイソシアネートを主成分として構成するが、このうちポリオールの構造を変更させて、粘弾性的に変性させたものが低反発性ポリウレタンである。
さらに、マットクッション材41は、成形前の低反発性ポリウレタン41aに、粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して、低反発性ポリウレタンフォームを成形している。したがって、図14のa部の拡大図に示すように、マットクッション材41内には、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15が略全範囲にわたって点在している。なお、図2と同様に、図14中において、炭粉末13を四角形状で示し、ブラックシリカ粉末14を丸で示し、ラジウム粉末15を三角形に示しているが、マットクッション材41内に炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15の3種類を含有することを理解しやすくするために示したものであり、それぞれの形状や大きさを示すものではなく、本実施例においては、それぞれが目視できない程度の粒径の粉体である。
炭粉末13は、マットクッション材41に対して約5〜20重量%を含有するが、約10重量%の含有量がより好ましい。また、ブラックシリカ粉末14は、マットクッション材41に対して約1〜10重量%を含有するが、約2重量%の含有量がより好ましい。さらに、ラジウム粉末15は、マットクッション材41に対して約5〜18重量%を含有するが、約8重量%の含有量がより好ましい。
それぞれの含有量が上記下限値を下回る場合は十分な上記岩盤浴効果を得ることができず、上記上限値を上回る場合はマットクッション材41の十分な強度を確保できず、強度低下する惧れがある。
上記構成である岩盤浴マット40を、図15に示すように、一般的な敷き布団51の上に、岩盤浴マット40を敷設し、岩盤浴マット40の上に寝転がり、上から掛け布団52を掛けて利用する。
上記構成により、岩盤浴マット40は炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着するとともに、利用者に上記岩盤浴効果を与えることができ、ブラックシリカ粉末14によって消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えるため、着用者の満足度を向上させることができる。
また、マットクッション材41を、互いに連通する孔部41bを有する低反発性ウレタンフォームで形成したことにより、図14のa部の拡大図の矢印aに示すように、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンが孔部41bを通過するため、マットカバー42を介して横たわった身体に作用し、より効率のよい岩盤浴効果を与えることができる。
また、マットクッション材41に、複数の貫通する貫通孔43を備えたことにより、矢印bに示すように、孔部41bを通過するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンを貫通孔43で集約して身体に作用することができるため、さらに効率のよい岩盤浴効果を与えることができる。
さらに、マットクッション材41をマットカバー42でカバーしたことによって、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンがマットカバー42を介して身体に作用するため、マットカバー42のゲルマニウム鉱石粉末及びジルコニウム鉱石粉末によるマイナスイオン放射及び保温作用によって、上記岩盤浴効果を高めることができる。
なお、成形前の低反発性ポリウレタン41aに粉末状の炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15を混入して、低反発性ポリウレタンフォームを成形しているため、使用によってマットクッション材41が汚れ、マットクッション材41を洗濯した場合であっても、炭粉末13、ブラックシリカ粉末14及びラジウム粉末15がマットクッション材41から剥離することがなく、清潔なマットクッション材41によって半恒久的に岩盤浴効果を与えることができる。
なお、掛け布団52の布団カバーを、天然ゲルマニウム鉱石粉末とジルコニウム鉱石粉末とをセルロース系の再生繊維であるレーヨンに練り込んだ上記機能性繊維による布帛で構成してもよい。これにより、マットカバー42と同様に、布団カバーのゲルマニウム鉱石粉末及びジルコニウム鉱石粉末によるマイナスイオン放射及び保温作用によって、上記岩盤浴効果をさらに高めることができる。
また、岩盤浴マット40単体を床やベッド上に敷設してもよく、その場合も本実施例の上記効果と同様の効果を得ることができる。
なお、マットクッション材41に上記貫通孔43を設けず、上記孔部41bを大きく形成し、孔部41bを通過するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンの通過量を増大させてもよい。
この場合、貫通孔43を設けた場合と同様のより効率のよい岩盤浴効果を与えることができるとともに、貫通孔43を設けたマットクッション材41より荷重支持力の高いマットクッション材を形成することができる。
また、岩盤浴マット40を、奥行方向に直列配置した3つの岩盤浴マット体45で構成してもよい。なお、各岩盤浴マット体45は、適宜の寸法を有する直方体形状の上記マットクッション材41と、マットクッション材41の外周を囲繞する上記マットカバー42とで構成している。
この場合、図16に示すように、底面側に備えた面ファスナ46で接続して、利用者が横たわることのできる平面寸法、および適宜の肉厚に形成している。詳述すると、面ファスナ46は、底面視四角形の鉤状側面ファスナ46aと、岩盤浴マット体45のマットカバー42底面の対向箇所に備えたループ状側面ファスナ46bとで構成し、底面視四角形の鉤状側面ファスナ46aとループ状側面ファスナ46bとで接着させて各岩盤浴マット体45を接続している。
なお、岩盤浴マット体45の各接続部分の対向側面のマットカバー42に、面ファスナ46を設けてもよい。
上記構成により、面ファスナ46によって容易に岩盤浴マット体45を脱着することができるため、利用者は岩盤浴マット40を岩盤浴マット体45に分割して収容等することができ、利用者の利便性が高まる。
また、岩盤浴マット体45を岩盤浴マット40を奥行方向に均等に3分割した寸法で形成し、それぞれのマットクッション材41を変形可能な低反発性軟質ウレタンフォームで形成したことにより、岩盤浴マット体45を折り曲げて一般的な家庭用の洗濯機に投入でき、該洗濯機で洗濯可能であるため、利用者の利便性をさらに高めるとともに、衛生的な岩盤浴マット体45によって半恒久的に岩盤浴効果を与えることができる。
また、岩盤浴マット体45と同様の構成で枕や抱き枕を構成してもよい。これにより、該枕や抱き枕を用いて就寝した利用者に、岩盤浴マット体45と同様の効果を与えることができるため、利用者の利便性を高めるとともに、満足度を向上することができる。
また、マットクッション材41を、座椅子や車両用座席あるいは図17に示すよう岩盤浴チェア90のクッション材に用いてもよい。
詳述すると、岩盤浴チェア90は、平面視略四角形の座面部91と、該座面部91の背部側上方に前方向きに備えた背凭れ部92と、座面部91を高さ調整、及び移動可能に支持する脚部93とで構成し、利用者は背凭れ部92に凭れかかって座面部91に座ることができる。座面部91及び背凭れ部92は、樹脂製の台座部のそれぞれの利用者側面にマットクッション材41を配し布製のカバーで囲繞して固定している。したがって、岩盤浴チェア90は、マットクッション材41に含有する炭粉末13によって化学物質や臭い等を吸着するとともに、利用者に上記岩盤浴効果を与えることができ、ブラックシリカ粉末14によって消臭、防菌、防カビ、防湿効果、身体に対する血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えるため、利用者の満足度を向上させることができる。さらに、長時間座ることの多い利用者にとっては、岩盤浴チェア90に座るだけで、上記血流が促進されて足のむくみや腰痛等を解消できるため、利便性が高まる。
また、図7に示すような岩盤浴ベスト60を、中綿としてマットクッション材41を用いて構成してもよい。詳述すると、一般的に販売されているようなベストの中綿の代用として適宜の形状に加工したマットクッション材41を用いる。これにより、一般的に販売されているベストを岩盤浴ベスト60として改良して利用することができ、この場合においても、岩盤浴繊維21を編み込んで形成した岩盤浴ベスト60と同様の効果を得ることができる。また、この場合マットクッション材41は、低反発性ウレタンフォームに限らず、軟質ウレタンフォームで形成してもよい。
さらに、マットクッション材41をスリッパの足裏部分の芯材、布団や座布団のクッション材、肩パット、ヌイグルミの詰物、絨毯の裏材等に用いてもよく、その場合も、本実施例におけるマットクッション材41による岩盤浴効果等の上記効果と同様の効果を得ることができる。
また、図示省略するが、ウレタン系等を主材とする塗料にブラックシリカ粉末14またはラジウム粉末15の少なくとも一方と、炭粉末13とを混入して、岩盤浴塗料を構成してもよい。この場合、炭粉末13を塗料全体に対して約5〜20重量%含有すればよく、約10重量%の含有量がより好ましい。ブラックシリカ粉末14を塗料全体に対して約1〜10重量%含有すればよく、約2重量%の含有量がより好ましい。ラジウム粉末15を塗料全体に対して約5〜18重量%含有すればよく、約8重量%の含有量がより好ましい。
それぞれの含有量が上記下限値を下回る場合は十分な上記岩盤浴効果を得ることができず、上記上限値を上回る場合は硬化後の塗料の十分な強度を確保できず、塗装面の耐久性が低下する惧れがある。
日常の生活において、室内の壁面等の内装や家具等の身の回りにあるものをこの岩盤浴塗料で塗装することによって、岩盤浴塗料から、岩盤浴効果を奏するラドンガス、遠赤外線、ならびにマイナスイオンを放射することができ、利用者は、日常生活の中で岩盤浴効果を得ることができ、利用者の利便性を高めることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の主材は、ポリウレタン12、ポリウレタン22a、ナイロン23a、ポリウレタン33a、および低反発性ポリウレタン41aに対応し、
以下同様に、
ラジウムは、ラジウム粉末15に対応し、
ブラックシリカは、ブラックシリカ粉末14に対応し、
炭は、炭粉末13に対応し、
ポリウレタンは、ポリウレタン33a、および低反発性ポリウレタン41aに対応し、
収容部は、パット収容部32、マスク部71又はマスク部81に対応し、
装着部は、サポータ部31、取付ゴム72又は取付ゴム82に対応し、
軟質ポリウレタンフォームは、岩盤浴パット33、アイマスクパット73又はマスクフィルタ83に対応し、
ウレタンフォーム装着具は、岩盤浴サポータ30、岩盤浴アイマスク70又は岩盤浴マスク80に対応し、
クッション材は、マットクッション材41に対応し、
ゲルマニウム入り繊維を織り込んだ布帛は、マットカバー42に対応し、
身体に接触する接触部分は、座面部91及び背凭れ部92に対応し、
椅子は、岩盤浴チェア90に対応し、
合成繊維は、岩盤浴繊維21に対応し、
合成布帛は、岩盤浴靴下20に対応し、
合成不織布は、帯部10に対応し、
布テープは、岩盤浴テープ1に対応し、
衣服は、岩盤浴ベスト60に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
岩盤浴テープの使用状態の斜視図。 使用前の岩盤浴テープの斜視図。 岩盤浴テープの構成の説明図。 岩盤浴靴下の正面図。 岩盤浴靴下の拡大正面図。 岩盤浴繊維の構造を説明する説明図。 岩盤浴ベストの斜視図。 使用状態の岩盤浴サポータの斜視図。 岩盤浴サポータの説明図。 岩盤浴パットの拡大断面図。 岩盤浴アイマスクの斜視図。 岩盤浴マスクの斜視図。 岩盤浴マットの斜視図。 マットクッション材の拡大断面図。 使用状態の岩盤浴マットの幅方向中央付近の縦断面図。 別の実施形態の岩盤浴マットの底面図。 岩盤浴チェアの斜視図。
符号の説明
1…岩盤浴テープ
10…帯部
12…ポリウレタン
13…炭粉末
14…ブラックシリカ粉末
15…ラジウム粉末
20…岩盤浴靴下
21…岩盤浴繊維
22a…ポリウレタン
23a…ナイロン
30…岩盤浴サポータ
31…サポータ部
32…パット収容部
33…岩盤浴パット
33a…ポリウレタン
33b…孔部
41…マットクッション材
41a…低反発性ポリウレタン
41b…孔部
42…マットカバー
60…岩盤浴ベスト
70…岩盤浴アイマスク
71…マスク部
72…取付ゴム
73…アイマスクパット
80…岩盤浴マスク
81…マスク部
82…取付ゴム
83…マスクフィルタ
90…岩盤浴チェア
91…座面部
92…背凭れ部

Claims (14)

  1. 添加剤を主材に添加して形成した樹脂材であって、
    前記添加剤を、ラジウム、ブラックシリカ、並びに炭とで構成した
    樹脂材。
  2. 前記ラジウムの添加量を全体の5〜18重量%、前記ブラックシリカの添加量を全体の1〜10重量%、及び前記炭の添加量を全体の5〜20重量%とする
    請求項1に記載の樹脂材。
  3. 請求項1又は2の樹脂材の前記主材を、ポリウレタンで構成し、
    互いに連通する多数の孔部を有する多孔質状に形成した
    軟質ポリウレタンフォーム。
  4. 前記ポリウレタンを、低反発性ポリウレタンで構成した
    請求項3に記載の軟質ポリウレタンフォーム。
  5. 請求項3または4の軟質ポリウレタンフォームを収容する収容部と、該収容部を身体の一部に装着する装着部を備えた
    ウレタンフォーム装着具。
  6. 請求項3または4の軟質ポリウレタンフォームにより成形したクッション材。
  7. 成形された前記軟質ポリウレタンフォームを、ゲルマニウム入り繊維を織り込んだ布帛で被覆した
    請求項6に記載のクッション材。
  8. 請求項3または4の軟質ポリウレタンフォームを、身体に接触する接触部分の芯材に用いた椅子。
  9. 請求項1又は2の樹脂材の主材を合成樹脂で構成し、前記樹脂材により繊維状に形成した
    合成繊維。
  10. 請求項9の合成繊維を織り込んで形成した合成布帛。
  11. 請求項1又は2の樹脂材の主材を合成樹脂で構成し、前記樹脂材により布状に形成した合成不織布。
  12. 請求項10の合成布帛又は請求項11の合成不織布により帯状に形成し、該帯状の片面に接着層を備えた布テープ。
  13. 請求項5に記載のウレタンフォーム装着具の前記装着部を、
    筒状に形成した請求項10の合成布帛又は請求項11の合成不織布で構成した
    ウレタンフォーム装着具。
  14. 請求項10の合成布帛又は請求項11の合成不織布を縫製し、あるいは請求項8の合成繊維を編み込んで形成した衣服。
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