JP3838834B2 - Mounting device for vehicle air tank - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コの字形断面を有するサイドメンバの内側にエアタンクを備えている車両のエアタンク取付け装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
コの字形断面を有するサイドメンバとクロスメンバで構成される梯子形フレームを備えた車両では、ブレーキやサスペンションに使用する圧縮エアを貯蔵するエアタンクをサイドメンバに装着させることが一般的である。従来のエアタンク取り付けの１例を示す図１４では、車両内方が開放されたコの字形断面のサイドメンバＦ１のリブＦｒにブラケットＢを介してエアタンクＴ１が配置され、そのエアタンクＴ１を丸鋼材で形成されたＵボルトＵｂによってブラケットＢに螺着させて取り付けている。なを、矢印Ｈは、車両左側外方を示し、矢印Ｕは車両上方を示している。また、符号Ｋは、配管、配索用の切り欠孔を示している。
【０００３】
このエアタンクＴ１の取り付け方法は、部品形状が単純でかつ部品点数が少ない長所があるが、エアタンクの着脱が困難な欠点がある。即ち、ブラケットＢとエアタンクＴ１を予め１体にしてボルトＳでリブＦｒに固定する場合は、上方ボルトＳの締結に際しウエブＦｗ１とブラケットＢ間の隙間が小で、手および工具が入りにくい。下方ボルトＳの締結にはウエブＦｗ２とブラケットＢが邪魔になる。また、ブラケットＢを予めリブＦｒに固定して、そのブラケットＢにエアタンクＴ１を取り付ける場合は、エアタンクＴ１を手で支えながらＵボルトＵｂをナットＮｔで螺結するのでウエブＦｗ１、Ｆｗ２が手および工具操作を困難にしている。そして、この両方の取り付け方法とも、目視確認による作業ができない欠点がある。
【０００４】
図１５は、別の一般的なエアタンク取り付けを示している。サイドメンバＦ１ａのリブに螺結された片持梁形のブラケットＢ１に、エアタンクＴａを配置し、ＵボルトＵｃで緊締している。この方法では、ナットＮｕによるＵボルトＵｃの緊締は比較的容易であるが、エアタンクＴａの重量を片持ちで支えるので位置Ｄｄ近傍に応力が集中して折損しやすいこと、折損予防には強度用重量の犠牲が大であること、等が欠点となっている。
【０００６】
エアタンクを支持する技術では、特開平８ー２８２３０９号公報において複数のエアタンクを安定に取り付ける技術の開示があり、特開平８ー２８２７２０号公報において複数のエアタンクをコンパクトに取り付ける技術の開示があるが、いづれも本発明の目的および作用効果とは異なっている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、コの字形断面を有するサイドメンバの内側にエアタンクを備えている車両のエアタンク取付け装置を着脱容易な装置とすることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、車両のコの字形断面を有するサイドメンバ（Ｆ１）の内側にブラケットを介してエアタンク（Ｔ１）を取付けるための車両のエアタンク取付装置において、サイドメンバ（Ｆ１）のリブ（Ｆｒ）の内側上部に接してボルトで取付けられる第１の板部（２）と、その第１の板部（２）の下端（２ａ）から屈曲して車両中心方向に伸びる第２の板部（３）と、その第２の板部（３）の端部（３ａ）から下方に伸びる第３の板部（４）と、その第３の板部（４）の端部（４ａ）から車両中心側に鈍角に傾斜する第４の板部（５）と、その第４の板部（５）の端部（５ａ）でエアタンク（Ｔ１）と接触する第１の円弧部（６）と、その第１の円弧部（６）の端部（６ａ）から水平方向に前記リブ（Ｆｒ）の方向に延びる第５の板部（７）と、その第５の板部（７）の端部（７ａ）に継続して前記リブ（Ｆｒ）に沿って伸びてそのリブ（Ｆｒ）にボルトで固定される第６の板部（８）と、その第６の板部（８）の端部（８ａ）から車両の中心側に伸びる第７の板部（９）と、その第７の板部（９）の端部（９ａ）はエアタンク（Ｔ１）の所でエアタンク（Ｔ１）に沿うように継続する第２の円弧部（１０）と、その第２の円弧部（１０）の端部（１０ａ）から前記エアタンク（Ｔ１）の外方に伸びる第８の板部（１１）とを備え、さらに一端が第２の板部（３）および第３の板部（４）に端部（３ａ）を挟んで形成したスリット（１３）に係止されそして他端にボルト（３０）を有する帯状体（２０）を有し、前記ボルト（３０）は前記第８の板部（１１）に設けたボルト孔（１２）を挿通してナット（３１）で固定されている。
【０００９】
上記エアタンク取付け装置の場合、エアタンクが非鉄金属材、特にアルミ材の場合は鉄材の取付け装置との間で電食が起こるので、接触部には樹脂塗装等の絶縁処理をすることが必要である。
【００１０】
上記エアタンク取付け装置の取付けに際し、予めサイドメンバに取付け装置を固定してエアタンクを上方から取付け装置に配置する。従って、エアタンク重量を手で支えることがなく、エアタンクの前後および回転方向を容易に位置決めでき、１人作業で取り付けできる。また、取付け装置は角形閉断面形状となるので曲げ剛性が大となり、従って薄板で強度が保証され従来の片持梁式に比して軽量にできる。また、取付け装置とサイドメンバとの空間が大で、配管、配索が容易である。また、取付け装置が天地逆に出荷された車両では、修理時に取付け装置を上下逆にしてエアタンクを上から配置できる。
【００１４】
また本発明によれば、前記帯状体（２０）は一端にスリット（１３）に係止するフック部（２１）を有し、他端に回動自在に装着されたガイド部材（２６）を有している。
【００１５】
したがって、エアタンク取付け装置の取付けに際し、帯状体のＴ字状フックの嵌入位置とボルト緊締位置を自由に選べるので、エアタンク取り付けが一層容易になる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の円形断面を有するタンク例えば、車両用エアタンクの取付け装置１の第１の実施形態を図面を参照して説明する。従来図で使用した部材名称と符号は同一部材に限りそのまま重複使用して説明する。図１で、車両用エアタンクの取付け装置１の取り付け構成を示し、図２においてその複数（この場合はエアタンク２ヶ）の取り付け斜視を、図３においてエアタンク２ヶを取り付けた状態の上面図を示している。
【００２１】
図１において、矢印Ｈは車両の外側方を、矢印Ｕは車両上方を示していて、取付け装置１は左サイドメンバＦ１とエアタンクＴ１の間にあって帯状体２０と共にエアタンクＴ１を支持するよう構成されている。
取付け装置１は、全体を１つの帯状平板材で曲げ加工と、穿孔およびスリット穿削加工のみによって１体に形成されている。取付け装置１は、サイドメンバＦ１のリブＦｒ内面に接してボルト孔Ｓ１で締結される第１の板部２と、その端部２ａで車両中心方向に直角に屈曲する水平板の第２の板部３と、その端部３ａでほぼ直角下方に屈曲する第３の板部４に継続されている。そして、第２の板部３の端部３ａを挟んで、帯状体２０の１端を係止するスリット１３（図２参照）が穿削されている。
【００２２】
第３の板部４は、端部４ａで車両中心側に鈍角に傾斜する第４の板部５に継続され、端部５ａで第１の円弧部６に継続されている。第１の円弧部６の曲率中心は、支持するエアタンクＴ１の中心点Ｃとなっている。第１の円弧部６の端部６ａはサイドメンバＦ１方向にほぼ直角に屈曲して第５の板部７に継続されている。第５の板部７は、リブＦｒに接するまで伸び端部７ａでリブＦｒに沿って下方に屈曲する第６の板部８に継続されている。第６の板部８にボルト孔Ｓ２が設けられている。第６の板部８は、端部８ａで車両中心側にほぼ直角に屈曲して第７の板部９に継続されている。第９の板部９は、端部９ａで第２の円弧部１０に継続されている。第２の円弧部１０は、曲率中心が第１の円弧部６の曲率中心でもあるエアタンクＴ１の中心点Ｃに同心になって形成されている。第２の円弧部１０は、端部１０ａで中心点Ｃの半径方向外方に屈曲して第８の板部１１に継続されている。第８の板部１１にボルト孔１２が設けられて帯状体２０の端部を係止するよう形成されている。
【００２３】
ボルト孔Ｓ１とＳ２とは、中心点Ｃから等距離に設けられている。即ち中心点Ｃを通る水平線に対する垂直距離が等距離に設けられている。
【００２４】
上記のように構成されたエアタンク取付け装置１の作用を説明する。
図１において、エアタンクＴ１を取り付ける際にはまづ、取付け装置１をサイドメンバＦ１に第１および第６の板部２、８をボルトによって締結させる。ついで、第１および第２の円弧部６、１０で位置決めをしながらエアタンクＴ１を取付け装置１に配置する。ついで、図１〜図４に示すように、帯状体２０でエアタンクＴ１の上半周を抑抱して緊締する。図２〜図４は、左右のサイドメンバＦ１およびＦ２にエアタンクＴ１、Ｔ２を取り付ける状態を示している。この方法によって、エアタンクＴ１およびＴ２を手で支えることなしに、取付け装置１を介してサイドメンバＦ１またはＦ２に取り付けができる。このようにして取付け装置１の取り付け後は、全体が閉断面となり曲げ剛性が大となる。また、取付け装置１のサイドメンバＦ１への取り付けが強固であり、エアタンクＴ１の支持が確実なのでエアタンクが小型であれば取付け装置１は１ヶにできる。また、サイドメンバＦ１の内側に沿って取り付けられる各種配管、配索は取付け装置１の各板部間の空隙に自由に配置できる。
【００２５】
図５は、フレームの天地を逆にしてエアタンクＴ１が取り付けられた例を示している。車軸等の装着に容易な天地逆姿勢でエアタンクＴ１を取り付け、その後に正規姿勢に反転させる車両組立ラインから出荷される場合にこのような姿勢になる。この場合は、整備工場では車両の反転ができないので、エアタンクＴ１の修理または交換等の際には、サイドメンバＦ１から一旦取り外した取付け装置１を反転させて装着させる。エアタンクＴ１に対してボルト孔Ｓ２、Ｓ２の位置はＬ１＝Ｌ２となっているので、エアタンクＴ１の高さ位置をかえることがない。これによってエアタンクＴ１を手で支えることなく装着できる。
【００２６】
図６〜図１３は、別発明によるエアタンク取付け装置の第２の実施形態を示している。前記第１の実施形態による取付け装置１が、主としてエアタンクＴ１の配置位置きめおよび重量負担の機能を有していることに対して、本発明は第１の実施形態の取付け装置１にエアタンクＴ１を確実に緊締する機能を有する装置である。
【００２７】
構成全体を前記図１および図２を参照して説明する。エアタンク取付け装置の第２の実施形態である帯状体２０は、端部を図１および図２における取付け装置１のスリット１３および第８の板部１１の２ヶ所に緊締してエアタンクＴ１を抑抱するよう構成されている。
つぎに、図６および図７において、帯状体２０は、薄鋼帯板材で形成されるバンド２３と、バンド２３の１端部に固着されたフック部２１と、他端部に回動自由に装着されたガイド部材２６、とで構成されている。バンド２３は、１端部は切り離し状態で形成され、他端部は折返し部２４が形成されている。折返し部２４にスリット２５が設けられ、そのスリット２５に沿ってガイド部材２６が回動するよう構成されている。フック部２１は、Ｔ字形をなし肩部２１ａで係止するよう構成され、細幅端部２１ｂがバンド２３に溶接等で固着されている。
【００２８】
ガイド２６は、図８および図９に示すように、Ｔ字形をなし平角状の頭部２７に管材で形成された足部２８が固着されていて、足部２７および頭部２７を貫通する孔２９が設けられている。
【００２９】
帯状体２０の作用を図１および図２によって説明する。エアタンクＴ１上に帯状体２０を配し、取付け装置１のスリット１３にフック部２１を挿入し、肩部２１ａによって嵌着させる。ついで、バンド２３をエアタンクＴ１の上半周に巻き付け、予め第８の板部１１のボルト孔１２に挿入されたボルト３０の茎部をスリット２５を介してガイド２６の孔２９を貫通させる。ついで、ナット３１によりボルト３０を緊締させ、エアタンクＴ１を抑抱させる。この方法によって、エアタンクＴ１の取り付けは、上方から目視確認しながら作業空間を大きくしてフック部２１の嵌着およびナット３１の螺着をさせることができる。また、バンド２３が帯状のためエアタンクＴ１の固定は、面接触となって、従来のＵボルトによる線接触固定よりも確実な固定ができる。
【００３０】
図１〜図５は、第１の実施形態である取付け装置１に本発明の第２の実施形態の帯状体２０を組み合わせた形態図である。これに対し、図１０〜図１２は従来形の取付け装置であるブラケットＢ１に本発明の帯状体２０を装着した例を示している。ブラケットＢ１への帯状体２０の装着方法は、取付け装置１への装着とほぼ同様である。従来部品のブラケットＢ１の使用を優先する場合、または使用過程車への適用の場合等に適する。
【００３１】
図１３は、前記帯状体２０の機能を有する別の構造の帯状体２０Ａを示している。バンド２３Ａの端部にボルト３０Ａを固着させ、他部は実質的に前記第２の実施形態と同じに構成されている。取付け装置１Ａに１端をフック部２１Ａで嵌着させ、他端部はボルト３０Ａで緊締する。ナット３１Ａの螺着と緊締作業が目視できない欠点があるが、帯状体２０Ａの構造が簡単で、緊締作業空間が大きいことが長所である。
【００３２】
なお、エアタンクＴ１、Ｔ２がアルミ等の非鉄金属材で形成されている場合には、取付け装置１、帯状体２０、２０Ａ、ボルト等が鉄材では、異種金属接触による電食が発生する。したがって、エアタンクＴ１とこれら装置、部品との接触部には樹脂塗膜等で直接接触を避ける必要がある。
【００４２】
【発明の効果】
本発明の作用効果を、以下に列挙する。
（１） エアタンク取付け装置の第１の実施形態によれば、予めサイドメンバに取付け装置を固定してエアタンクを上方から取付け装置に配置する。従って、エアタンク重量を手で支えることがなく、エアタンクの前後および回転方向を容易に位置決めでき、１人作業で取り付けできる。
（２） 第１の実施形態によれば、取付け装置は角形閉断面形状となるので曲げ剛性が大となり、従って薄板で強度が保証され従来の片持梁式に比して軽量にできる。
（３） 第１の実施形態によれば、取付け装置とサイドメンバとの空隙が大で、配管、配索が容易である。
（４） 第１の実施形態によれば、メーカ組立ラインの都合で取付け装置が天地逆に出荷される車両では、修理時に取付け装置を上下逆にしてエアタンクを上から配置でき、作業を容易にできる。
（５） 第１の実施形態によれば、取付け装置は１つの連続した平板材から形成されているので、材料に無駄がでなくて低コストとなる。
【００４３】
（６） エアタンク取付け装置の第２の実施形態によれば、最初にＴ字状のフック部を取付け装置に嵌着させ、つぎにＴ字状のガイド部材を介してボルト締めするので緊締が１点ですむ。
（７） 第２の実施形態によれば、バンドは薄板で形成されているのでエアタンク外周に密接し、かつ面接触なので緊締が正確にされ、ゆるみ発生の懸念がない。また、電食対策に厚さのあるラバーを挿入する場合でも、抑抱するエアタンク外径が実質的に変化しても締め付けバンド形状が柔軟に変わり締め付け困難にはならない。
（８） 第２の実施形態によれば、緊締ボルトのナット締め付けを上方から目視確認しながら行うので、作業が容易で、確実である。
（９） 第２の実施形態によれば、従来形エアタンク支持ブラケットにも使用できる。
【００４４】
（１０） エアタンク取付け装置の第３の実施形態によれば、第１の実施形態の長所と第２の実施形態の長所を得ることができる。特に、バンドのＴ字状フックの嵌入位置とボルト緊締位置を自由に選べるので、エアタンク取り付けが一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の車両用エアタンクの取付け装置の第１の実施形態を示す側面構成図。
【図２】 図１の取付け装着を２ヶ並べた斜視図。
【図３】 図１の取付け装置によるエアタンク配置を示す上面図。
【図４】 図３の斜視図。
【図５】 図１の取付け装置の天地を逆にした場合の状態を示す側面図。
【図６】 本発明の車両用エアタンクの取付け装置の第２の実施形態を示す側面構成図。
【図７】 図６の正面図。
【図８】 図６に使用されるガイドの正面図。
【図９】 図８のＳＡーＳＡ断面図。
【図１０】 従来形ブラケットに本発明の第２の実施形態を組み合わせた側面構成図。
【図１１】 第２の実施形態を使用してブラケットにエアタンクを取り付けする組立図。
【図１２】 図１１の帯状体の斜視図
【図１３】 別の実施形態を示す側面図。
【図１４】 従来のエアタンク取付け装置の１例を示す側面図。
【図１５】 従来のエアタンク取付け装置の別例を示す側面図。
【符号の説明】
Ｆ１・・サイドメンバ
Ｔ１・・エアタンク
１・・・エアタンク取付け装置
２〜５・・・第１〜第４の板部
６、８・・・第１、第２の円弧部
７、９、１１・・第５、第７、第８の板部
１２・・ボルト孔
１３・・スリット
２０・・帯状体
２３・・バンド
２５・・スリット
２６・・ガイド
３０・・ボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air tank mounting device for a vehicle provided with an air tank inside a side member having a U-shaped cross section.
[0002]
[Prior art]
In a vehicle including a ladder-shaped frame including a side member having a U-shaped cross section and a cross member, an air tank that stores compressed air used for a brake or a suspension is generally attached to the side member. In FIG. 14, which shows an example of conventional air tank mounting, an air tank T1 is disposed on a rib Fr of a side member F1 having a U-shaped cross section with the inside of the vehicle open via a bracket B. The air tank T1 is made of a round steel material. The formed U bolt Ub is screwed to the bracket B and attached. The arrow H indicates the outside of the left side of the vehicle, and the arrow U indicates the upper side of the vehicle. Reference numeral K denotes a cutout hole for piping and wiring.
[0003]
This method of attaching the air tank T1 has the advantage that the part shape is simple and the number of parts is small, but there is a drawback that it is difficult to attach and detach the air tank. That is, when the bracket B and the air tank T1 are pre-assembled and fixed to the rib Fr with the bolt S, when the upper bolt S is fastened, the gap between the web Fw1 and the bracket B is small and it is difficult for hands and tools to enter. The web Fw2 and the bracket B interfere with the fastening of the lower bolt S. Further, when the bracket B is fixed to the rib Fr in advance and the air tank T1 is attached to the bracket B, the U bolt Ub is screwed with the nut Nt while supporting the air tank T1 with the hand, so that the webs Fw1 and Fw2 are used by the hand and the tool. Operation is difficult. And both of these attachment methods have the fault that the operation | work by visual confirmation cannot be performed.
[0004]
FIG. 15 shows another common air tank installation. An air tank Ta is disposed on a cantilever bracket B1 screwed to the rib of the side member F1a, and fastened with a U bolt Uc. In this method, it is relatively easy to tighten the U bolt Uc with the nut Nu. However, since the weight of the air tank Ta is supported by the cantilever, stress is easily concentrated in the vicinity of the position Dd. The sacrifice of weight and the like are disadvantages.
[0006]
In the technology for supporting the air tank, Japanese Patent Laid-Open No. 8-282309 discloses a technique for stably mounting a plurality of air tanks, and Japanese Patent Laid-Open No. 8-282720 discloses a technique for mounting a plurality of air tanks in a compact manner. Any of these is different from the objects and effects of the present invention.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to make an air tank mounting device of a vehicle provided with an air tank inside a side member having a U-shaped cross section easy to attach and detach.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, in a vehicle air tank mounting apparatus for mounting an air tank (T1) via a bracket inside a side member (F1) having a U-shaped cross section of the vehicle, the rib (Fr) of the side member (F1) is provided. ) And a second plate portion bent from the lower end (2a) of the first plate portion (2) and extending in the vehicle center direction ( 3), the third plate portion (4) extending downward from the end portion (3a) of the second plate portion (3), and the vehicle from the end portion (4a) of the third plate portion (4) A fourth plate portion (5) inclined at an obtuse angle toward the center, and a first arc portion (6) in contact with the air tank (T1) at an end portion (5a) of the fourth plate portion (5); A fifth plate portion (in the direction of the rib (Fr) in the horizontal direction from the end portion (6a) of the first arc portion (6) ( And a sixth plate portion (8) extending along the rib (Fr) continuously to the end portion (7a) of the fifth plate portion (7) and fixed to the rib (Fr) with a bolt. ), A seventh plate portion (9) extending from the end portion (8a) of the sixth plate portion (8) toward the center of the vehicle, and an end portion (9a) of the seventh plate portion (9) Is a second arc portion (10) that continues along the air tank (T1) at the air tank (T1), and an end portion (10a) of the second arc portion (10) of the air tank (T1). And an eighth plate portion (11) extending outward, and one end of which is a slit (13) formed by sandwiching the end portion (3a) between the second plate portion (3) and the third plate portion (4). ) And a belt-like body (20) having a bolt (30) at the other end, the bolt (30) being a bolt hole provided in the eighth plate (11). It is fixed by a nut (31) inserted through the 12).
[0009]
In the case of the above air tank mounting device, if the air tank is a non-ferrous metal material, particularly aluminum material, since electrolytic corrosion occurs with the iron mounting device, it is necessary to insulate the contact portion with resin coating or the like. .
[0010]
When mounting the air tank mounting device, the mounting device is fixed to the side member in advance, and the air tank is placed on the mounting device from above. Therefore, the weight of the air tank is not supported by hand, and the front and rear and the rotation direction of the air tank can be easily positioned and can be attached by one person. In addition, since the mounting device has a square closed cross-sectional shape, the bending rigidity is increased. Therefore, the strength is ensured by a thin plate, and the weight can be reduced as compared with the conventional cantilever type. Moreover, the space between the mounting device and the side member is large, and piping and wiring are easy. Further, in a vehicle in which the mounting device is shipped upside down, the air tank can be arranged from above by turning the mounting device upside down at the time of repair.
[0014]
Further, according to the present invention, the belt-like body (20) has a hook portion (21) engaged with the slit (13) at one end and a guide member (26) rotatably attached to the other end. is doing.
[0015]
Therefore, when the air tank mounting device is mounted, the insertion position of the T-shaped hook of the belt-like body and the bolt tightening position can be freely selected, so that the air tank can be mounted more easily.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of a mounting device 1 for a tank having a circular cross section, for example, a vehicle air tank, of the present invention will be described with reference to the drawings. The member names and reference numerals used in the conventional drawings will be described using only the same member as it is. FIG. 1 shows a mounting configuration of a vehicle air tank mounting device 1, FIG. 2 shows a plurality of (in this case, two air tanks) mounting perspective views, and FIG. 3 shows a top view of a state where two air tanks are mounted. ing.
[0021]
In FIG. 1, an arrow H indicates the outer side of the vehicle, and an arrow U indicates the upper side of the vehicle, and the attachment device 1 is configured to support the air tank T1 together with the belt-like body 20 between the left side member F1 and the air tank T1. Yes.
The mounting device 1 is formed as a single body only by bending with a single strip-shaped flat material, and with drilling and slit drilling. The mounting device 1 includes a first plate portion 2 that is in contact with the inner surface of the rib Fr of the side member F1 and fastened by a bolt hole S1, and a second plate that is a horizontal plate that is bent at a right angle in the vehicle center direction at the end portion 2a. It is continued to the part 3 and the third plate part 4 bent at a substantially right angle downward at the end part 3a. And the slit 13 (refer FIG. 2) which latches one end of the strip | belt shaped object 20 on both sides of the edge part 3a of the 2nd board part 3 is drilled.
[0022]
The third plate portion 4 is continued to the fourth plate portion 5 inclined at an obtuse angle toward the vehicle center at the end portion 4a, and continued to the first arc portion 6 at the end portion 5a. The center of curvature of the first arc portion 6 is the center point C of the air tank T1 to be supported. The end 6a of the first arc portion 6 is bent at a substantially right angle in the direction of the side member F1 and continues to the fifth plate portion 7. The fifth plate portion 7 is continued to the sixth plate portion 8 that is bent downward along the rib Fr at the extended end portion 7a until it contacts the rib Fr. A bolt hole S2 is provided in the sixth plate portion 8. The sixth plate portion 8 is bent at a substantially right angle to the vehicle center side at the end portion 8a and continues to the seventh plate portion 9. The ninth plate portion 9 continues to the second arc portion 10 at the end portion 9a. The second arc portion 10 is formed concentrically with the center point C of the air tank T <b> 1 whose center of curvature is also the center of curvature of the first arc portion 6. The second arc portion 10 is bent outward in the radial direction of the center point C at the end portion 10 a and continues to the eighth plate portion 11. Bolt holes 12 are provided in the eighth plate portion 11 so as to lock the end portions of the band-like body 20.
[0023]
The bolt holes S1 and S2 are provided at an equal distance from the center point C. That is, the vertical distance with respect to the horizontal line passing through the center point C is set at an equal distance.
[0024]
The operation of the air tank mounting device 1 configured as described above will be described.
In FIG. 1, when attaching the air tank T1, first, the attachment device 1 is fastened to the side member F1 with the first and sixth plate portions 2 and 8 by bolts. Next, the air tank T <b> 1 is arranged on the attachment device 1 while positioning with the first and second arc portions 6 and 10. Next, as shown in FIGS. 1 to 4, the upper half circumference of the air tank T <b> 1 is restrained and tightened by the belt-shaped body 20. 2 to 4 show a state in which the air tanks T1 and T2 are attached to the left and right side members F1 and F2. By this method, the air tanks T1 and T2 can be attached to the side member F1 or F2 via the attachment device 1 without being supported by hand. Thus, after the attachment device 1 is attached, the whole becomes a closed cross section and the bending rigidity is increased. Further, the attachment device 1 is firmly attached to the side member F1, and the support of the air tank T1 is reliable. Therefore, if the air tank is small, the attachment device 1 can be made one. Various pipes and wirings attached along the inside of the side member F1 can be freely arranged in the gaps between the plate portions of the attachment device 1.
[0025]
FIG. 5 shows an example in which the air tank T1 is attached with the frame upside down. This is the case when the air tank T1 is mounted in an upside-down posture that is easy to mount an axle or the like and then shipped from a vehicle assembly line that is reversed to a normal posture. In this case, since the vehicle cannot be reversed at the maintenance shop, when the air tank T1 is repaired or replaced, the mounting device 1 once removed from the side member F1 is reversed and mounted. Since the positions of the bolt holes S2 and S2 with respect to the air tank T1 are L1 = L2, the height position of the air tank T1 is not changed. Thus, the air tank T1 can be mounted without being supported by hand.
[0026]
6 to 13 show a second embodiment of an air tank mounting device according to another invention. In contrast to the mounting device 1 according to the first embodiment having the function of positioning the air tank T1 and the burden of weight, the present invention provides the mounting device 1 according to the first embodiment with the air tank T1. This device has a function of securely tightening.
[0027]
The entire configuration will be described with reference to FIG. 1 and FIG. The belt-like body 20 which is the second embodiment of the air tank mounting device suppresses the air tank T1 by tightening the end portions thereof at the two positions of the slit 13 and the eighth plate portion 11 of the mounting device 1 in FIGS. It is configured to
Next, in FIG. 6 and FIG. 7, the band-like body 20 includes a band 23 formed of a thin steel strip, a hook portion 21 fixed to one end portion of the band 23, and a free rotation at the other end portion. The guide member 26 is mounted. One end of the band 23 is formed in a cut-off state, and a folded portion 24 is formed at the other end. A slit 25 is provided in the folded portion 24, and the guide member 26 is configured to rotate along the slit 25. The hook portion 21 has a T shape and is configured to be locked by a shoulder portion 21a, and the narrow end portion 21b is fixed to the band 23 by welding or the like.
[0028]
As shown in FIG. 8 and FIG. 9, the guide 26 has a T-shaped flat rectangular head 27 with a foot 28 formed of a tube material fixed thereto, and a hole penetrating the foot 27 and the head 27. 29 is provided.
[0029]
The operation of the band 20 will be described with reference to FIGS. 1 and 2. The belt-like body 20 is arranged on the air tank T1, and the hook portion 21 is inserted into the slit 13 of the attachment device 1 and is fitted by the shoulder portion 21a. Next, the band 23 is wound around the upper half circumference of the air tank T1, and the stem portion of the bolt 30 inserted in advance into the bolt hole 12 of the eighth plate portion 11 is passed through the hole 29 of the guide 26 through the slit 25. Next, the bolt 30 is tightened with the nut 31 to restrain the air tank T1. With this method, the air tank T1 can be attached by fitting the hook portion 21 and screwing the nut 31 by enlarging the work space while visually confirming from above. Further, since the band 23 is belt-shaped, the air tank T1 is fixed in a surface contact, and can be fixed more securely than the conventional line contact fixing by the U-bolt.
[0030]
FIGS. 1-5 is the form figure which combined the strip | belt-shaped body 20 of 2nd Embodiment of this invention with the attachment apparatus 1 which is 1st Embodiment. On the other hand, FIGS. 10 to 12 show an example in which the belt-like body 20 of the present invention is mounted on a bracket B1 which is a conventional attachment device. The method of attaching the band-like body 20 to the bracket B1 is almost the same as the attachment to the attachment device 1. This is suitable when priority is given to the use of the bracket B1, which is a conventional part, or when it is applied to an in-use vehicle.
[0031]
FIG. 13 shows a band-shaped body 20 </ b> A having another structure having the function of the band-shaped body 20. The bolt 30A is fixed to the end of the band 23A, and the other part is configured substantially the same as in the second embodiment. One end of the attachment device 1A is fitted with a hook portion 21A, and the other end portion is fastened with a bolt 30A. Although there is a drawback that the screwing and tightening operation of the nut 31A cannot be visually observed, the structure of the band-shaped body 20A is simple and the tightening operation space is large.
[0032]
In addition, when the air tanks T1 and T2 are formed of a non-ferrous metal material such as aluminum, if the mounting device 1, the strips 20 and 20A, the bolts, and the like are iron materials, galvanic corrosion due to contact with different metals occurs. Therefore, it is necessary to avoid direct contact between the contact portion between the air tank T1 and these devices and parts with a resin coating film or the like.
[0042]
【The invention's effect】
The effects of the present invention are listed below.
(1) According to the first embodiment of the air tank mounting device, the mounting device is fixed to the side member in advance, and the air tank is arranged on the mounting device from above. Therefore, the weight of the air tank is not supported by hand, and the front and rear and the rotation direction of the air tank can be easily positioned and can be attached by one person.
(2) According to the first embodiment, the mounting device has a square closed cross-sectional shape, so that the bending rigidity is increased. Therefore, the strength is ensured by a thin plate, and the weight can be reduced as compared with the conventional cantilever type.
(3) According to the first embodiment, the gap between the attachment device and the side member is large, and piping and routing are easy.
(4) According to the first embodiment, in a vehicle in which the mounting device is shipped upside down for convenience of the manufacturer assembly line, the air tank can be arranged from above with the mounting device turned upside down at the time of repair. it can.
(5) According to the first embodiment, since the attachment device is formed from one continuous flat plate material, the material is not wasted and the cost is low.
[0043]
(6) According to the second embodiment of the air tank mounting device, the T-shaped hook portion is first fitted into the mounting device, and then bolted via the T-shaped guide member, so that tightening is 1 I need only a dot.
(7) According to the second embodiment, since the band is formed of a thin plate, the band is in close contact with the outer periphery of the air tank and is in surface contact, so that the tightening is accurate and there is no concern about the occurrence of looseness. Further, even when a thick rubber is inserted as a measure against electric corrosion, even if the air tank outer diameter to be suppressed changes substantially, the tightening band shape changes flexibly and does not become difficult to tighten.
(8) According to the second embodiment, since the tightening of the tightening bolt is visually confirmed from above, the operation is easy and reliable.
(9) According to the second embodiment, it can also be used for a conventional air tank support bracket.
[0044]
(10) According to the third embodiment of the air tank mounting device, the advantages of the first embodiment and the advantages of the second embodiment can be obtained. In particular, since the insertion position of the T-shaped hook of the band and the bolt tightening position can be freely selected, the air tank can be attached more easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side configuration diagram showing a first embodiment of a vehicle air tank mounting device of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view in which two mounting attachments of FIG. 1 are arranged.
FIG. 3 is a top view showing an air tank arrangement by the mounting device of FIG. 1;
4 is a perspective view of FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a side view showing a state where the top and bottom of the mounting device of FIG. 1 is reversed.
FIG. 6 is a side configuration diagram showing a second embodiment of the vehicle air tank mounting device of the present invention.
7 is a front view of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a front view of the guide used in FIG. 6;
9 is a cross-sectional view of SA-SA in FIG.
FIG. 10 is a side configuration diagram in which a second embodiment of the present invention is combined with a conventional bracket.
FIG. 11 is an assembly diagram of attaching an air tank to a bracket using the second embodiment.
12 is a perspective view of the belt-like body of FIG. 11. FIG. 13 is a side view showing another embodiment.
FIG. 14 is a side view showing an example of a conventional air tank mounting device.
FIG. 15 is a side view showing another example of a conventional air tank mounting device.
[Explanation of symbols]
F1 .. side member T1 .. air tank 1... Air tank mounting devices 2 to 5... First to fourth plate portions 6 and 8... First and second arc portions 7, 9, 11.・ 5th, 7th, 8th plate part 12 ・ ・ Bolt hole 13 ・ ・ Slit 20 ・ ・ Strip 23 ・ ・ Band 25 ・ ・ Slit 26 ・ ・ Guide 30 ・ ・ Bolt

Claims (2)

車両のコの字形断面を有するサイドメンバ（Ｆ１）の内側にブラケットを介してエアタンク（Ｔ１）を取付けるための車両のエアタンク取付装置において、サイドメンバ（Ｆ１）のリブ（Ｆｒ）の内側上部に接してボルトで取付けられる第１の板部（２）と、その第１の板部（２）の下端（２ａ）から屈曲して車両中心方向に伸びる第２の板部（３）と、その第２の板部（３）の端部（３ａ）から下方に伸びる第３の板部（４）と、その第３の板部（４）の端部（４ａ）から車両中心側に鈍角に傾斜する第４の板部（５）と、その第４の板部（５）の端部（５ａ）でエアタンク（Ｔ１）と接触する第１の円弧部（６）と、その第１の円弧部（６）の端部（６ａ）から水平方向に前記リブ（Ｆｒ）の方向に延びる第５の板部（７）と、その第５の板部（７）の端部（７ａ）に継続して前記リブ（Ｆｒ）に沿って伸びてそのリブ（Ｆｒ）にボルトで固定される第６の板部（８）と、その第６の板部（８）の端部（８ａ）から車両の中心側に伸びる第７の板部（９）と、その第７の板部（９）の端部（９ａ）はエアタンク（Ｔ１）の所でエアタンク（Ｔ１）に沿うように継続する第２の円弧部（１０）と、その第２の円弧部（１０）の端部（１０ａ）から前記エアタンク（Ｔ１）の外方に伸びる第８の板部（１１）とを備え、さらに一端が第２の板部（３）および第３の板部（４）に端部（３ａ）を挟んで形成したスリット（１３）に係止されそして他端にボルト（３０）を有する帯状体（２０）を有し、前記ボルト（３０）は前記第８の板部（１１）に設けたボルト孔（１２）を挿通してナット（３１）で固定されていることを特徴とするエアタンクの取付け装置。  In an air tank mounting device for a vehicle for mounting an air tank (T1) through a bracket inside a side member (F1) having a U-shaped cross section of the vehicle, it contacts an inner upper portion of a rib (Fr) of the side member (F1). A first plate portion (2) attached with bolts, a second plate portion (3) bent from the lower end (2a) of the first plate portion (2) and extending in the vehicle center direction, and its first A third plate portion (4) extending downward from the end portion (3a) of the second plate portion (3) and an obtuse angle from the end portion (4a) of the third plate portion (4) toward the vehicle center side. A fourth plate portion (5) to be contacted, a first arc portion (6) in contact with the air tank (T1) at an end portion (5a) of the fourth plate portion (5), and the first arc portion A fifth plate portion (7) extending in the direction of the rib (Fr) in the horizontal direction from the end portion (6a) of (6), and its fifth A sixth plate portion (8) extending along the rib (Fr) continuously to the end portion (7a) of the plate portion (7) and fixed to the rib (Fr) with a bolt; The seventh plate portion (9) extending from the end portion (8a) of the plate portion (8) toward the center of the vehicle, and the end portion (9a) of the seventh plate portion (9) are located at the air tank (T1). And the second arc portion (10) that continues along the air tank (T1), and an eighth portion that extends outward from the end portion (10a) of the second arc portion (10) to the outside of the air tank (T1). A plate portion (11), and one end locked to a slit (13) formed by sandwiching the end portion (3a) between the second plate portion (3) and the third plate portion (4) and the other. It has a belt-like body (20) having a bolt (30) at the end, and the bolt (30) is inserted through a bolt hole (12) provided in the eighth plate portion (11). Mounting device air tank, characterized in that it is fixed by a nut (31). 前記帯状体（２０）は一端にスリット（１３）に係止するフック部（２１）を有し、他端に回動自在に装着されたガイド部材（２６）を有している請求項１記載のエアタンクの取付け装置。  The said strip | belt-shaped body (20) has a hook part (21) latched to a slit (13) at one end, and has a guide member (26) rotatably mounted at the other end. Air tank mounting device.

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