JP3834569B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の曲のカラオケ演奏音が記録された記録媒体を備え、その複数の曲のうちの選択された曲の演奏音を再生するカラオケ再生装置及びカラオケシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ再生装置においては、歌唱音をカラオケ演奏音と共に録音することができるように録音装置或いは録音出力端子を有するものがある。その録音はコンパクトディスク等の記録媒体に行なわれ、その記録媒体を後で演奏することにより歌唱者は自らの歌唱音を聴取することができるのである。
【0003】
このように録音された記録媒体には曲名等の録音曲情報を記したラベルを貼付して、後で何が録音されたか記録媒体を実際に演奏しなくても分かるようにすることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自らラベルに録音曲情報を記入することは手間が掛かり、また曲名だけのように情報不足になるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、歌唱音をカラオケ演奏音と共に録音する場合に記録媒体のラベルを印刷することができるカラオケ再生装置/カラオケシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、入力手段と、再生手段と、記録手段と、制御手段とを備える楽曲再生装置であって、入力手段は、利用者による曲の選曲番号の指定、及び、指定した曲を録音するか否かの指定を可能とし、再生手段は、第一記録媒体の曲データを再生して演奏音を出力し、記録手段は、選曲番号に対応した録音曲情報を記録し、制御手段は、選曲処理と、再生処理と、録音処理を行い、選曲処理は、入力手段からの指定に基づき、選曲番号、及び、録音するか否かを示す録音フラグを順次、選曲リストテーブルに書き込み、再生処理は、選曲リストテーブルに基づいて、選曲番号に対応する曲データを、再生手段に順次再生させると共に、当該選曲番号に対応する録音フラグが録音することを示す場合には、録音処理を行い、録音処理は、録音手段に演奏音とマイクロホンからの歌唱音を第二記録媒体に録音させ、ラベル作成手段に当該選曲番号に対応する録音曲情報を印刷させることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】
図1に示したカラオケ再生装置においては、オートチェンジャー1にはディスク収納部2、ディスク搬送部3及びプレーヤ部4が設けられている。ディスク収納部2には複数のディスク5が収納され、ディスク演奏の際にはその複数のディスク5のうちの1つのディスクが搬送部3によってプレーヤ部4のターンテーブル(図示せず)上に搬送され、演奏が終了するとターンテーブル上のディスクが搬送部3によってディスク収納部2の所定の位置まで戻される。プレーヤ部4はターンテーブル上のディスクを演奏して読取データを出力する。ディスク搬送部3及びプレーヤ部4は後述するシステムコントローラ7からの指令に応じて動作する。
【0009】
プレーヤ部4のデータ出力にはデータ分離回路6が接続されている。データ分離回路6はプレーヤ部4から出力されたデータを圧縮画像データ、圧縮音声データ、制御データ、情報データ等の各種データに分離して個別の出力端から出力する。データ分離回路6には上記したシステムコントローラ7の他にオーディオデコーダ8及びビデオデコーダ9が接続されている。また、データ分離回路6には外部装置10を接続するための端子が設けられている。外部装置10は照明、映像、テロップ等のカラオケ演出用のコントローラである。
【0010】
オーディオデコーダ8は分離された圧縮音声データをデコードしてPCMディジタルデータ等の非圧縮の音声データとして復元する。圧縮音声データには複数チャンネルの音声データが圧縮されているので、システムコントローラ7からの信号に応じて指定されたチャンネルの音声データが復元される。オーディオデコーダ8から出力された音声データはD/A変換器11に供給されてアナログ音声信号に変換され、そのアナログ音声信号はアンプ18を介してスピーカ19に供給されるようになっている。
【0011】
ビデオデコーダ9は分離された圧縮画像データをデコードして非圧縮の画像データとして復元する。ビデオデコーダ9から出力された画像データはD/A変換器12に供給されてアナログ動画映像信号に変換されるようになっている。この動画映像信号はこのままスルー出力となる他、画像合成器21に供給される。
【0012】
システムコントローラ7はマイクロコンピュータからなり、分離された情報データを受け入れる。情報データはRAM(ランダムアクセスメモリ)13に記憶され、またRAM13から選択的に読み出される。読み出された情報データはシステムコントローラ7内で処理されたり、表示文字制御回路20に供給される。表示文字制御回路20はキャラクタジェネレータ及びV−RAMを有し、情報データに応じた表示文字データを生成しそれをV−RAMに書き込み、上記の動画映像信号の同期信号に同期してV−RAMから表示文字データを読み出しそれを文字映像信号に変換して画像合成器21に出力する。その文字映像信号は画像合成器21においてD/A変換器12からの動画映像信号に合成される。
【0013】
システムコントローラ7には操作部15、録音装置16及びプリンタ17が接続されている。操作部15は演奏曲を指定するためのキーボードを有する他、リモコン送信器23からの演奏曲指定を受け入れる受信部(図示せず)を有している。録音装置16はカラオケの演奏音及び歌唱音をCD−R等の録音可能なコンパクトディスク(図示せず)に録音するためのものである。演奏音及び歌唱音を示す音声信号はアンプ18から録音装置16に供給される。プリンタ17はコンパクトディスクに貼付するようにされたラベルに曲名等の録音曲情報を印刷するためのものである。
【0014】
次に、プレーヤ部4で演奏されるディスク5の記録内容について説明する。ディスク5には全ての情報が例えば、MPEG(Moving Picture Expert Group )規格のディジタル信号で記録されており、図2に示すように、ディスク5各々の情報記録エリアは非リアルタイムファイルエリアとリアルタイムファイルエリアを有している。非リアルタイムファイルエリアにTOC等のアクセス情報ファイルと曲名等のカラオケ情報ファイルとが記録されている。リアルタイムファイルエリアにはN(Nは整数で曲数に相当する)個のリアルタイムファイルが記録されている。リアルタイムファイル各々はチャプターという単位で呼ばれ、1チャプターが1曲に相当する。1チャプターのリアルタイムファイルは1つの曲の圧縮画像データ及び圧縮音声データと、画像、音声以外のリアルタイムデータとからなり、これらのデータがファイル内で時分割多重記録されている。
【0015】
アクセス情報ファイルは、各チャプターのディスク内における位置や時間的長さを示す情報等からなり、この情報を参照することにより任意のチャプターにアクセス可能となる。カラオケ情報ファイルはディスク及び曲に関する種々の情報からなり、その構造を図3に示す。カラオケ情報ファイルはディスク関連情報と1つ以上のチャプター情報とからなる。1つのチャプター情報は1つのチャプターすなわち曲の関連情報を表し、チャプター情報数は曲数と一致する。ディスク関連情報はそのディスク全体に関する情報であり、例えば、ディスク内容、ディスク自身の識別、そのディスクに記録された曲数等の情報である。
【0016】
各チャプター情報はチャプター情報ヘッダ、チャプター内共通情報、テロップチャンネル別情報、言語別情報を含み、チャプター情報ヘッダはチャプター情報の識別情報や内容を示す情報等からなる。チャプター内共通情報は(1)曲の国籍、(2)曲の発表年月日、(3)曲の長さ、(4)著作権コード、(5)歌手分類、(6)曲のジャンル、(7)曲の主題イメージと曲テーマ、(8)曲のシチュエーション、(9)曲の特殊ジャンル、(10)曲のテンポ、(11)曲の場所イメージ、(12)曲の難易度、(13)マルチオーディオモード、(14)背景映像、(15)コントロール機器情報及び(16)DSPモード等からなる。
【0017】
テロップチャンネル別情報は、そのチャプターに対応した文字情報(テロップ)に関する情報である。1つのチャプターに複数の文字情報系列(テロップチャンネル)を割り当てることが可能であり、例えば、1つのチャプターに選択可能な複数の異なる言語のテロップを付加することができる。テロップチャンネル別情報は(1)テロップチャンネル数、(2)テロップチャンネル番号、(3)テロップ言語及び(4)テロップの文字形態の各情報を含み、テロップチャンネル番号、テロップ言語及びテロップの文字形態の各情報がテロップチャンネル数だけ繰り返し記録される。
【0018】
言語別情報は、そのチャプターに関する情報のうち言語に依存する情報であり、(1)言語別情報数、(2)言語コード、(3)記述コード体系、(4)言語別情報サイズ、(5)曲名、(6)曲名の読み、(7)歌手名、(8)歌手名の読み、(9)作詞者名、(10)作詞者名の読み、(11)作曲者名、(12)作曲者名の読み、(13)最初のフレーズ、(14)最初のフレーズの読み及び(15)ロケ地データ等の情報からなる。(2)言語コードから(15)ロケ地データまでの情報が言語別情報数だけ繰り返し記録される。
【0019】
次に、上記したカラオケ再生装置の動作について説明する。
【0020】
オートチェンジャー1のディスク収納部2にディスクが新たに収納される場合には先ず、インストール動作が行なわれる。このインストール動作において、システムコントローラ7は、図4に示すように新たなディスクがディスク収納部2に収納され、それを検出すると(ステップS1)、そのディスクをプレーヤ部4のターンテーブルに装着させるべくディスク搬送部3に対しディスクセット指令を発生する(ステップS2)。ディスク搬送部3がディスクをプレーヤ部4のターンテーブルに装着させ終わると、それがシステムコントローラ7に装着終了信号として供給される。よって、システムコントローラ7は装着終了信号を得ると(ステップS3)、プレーヤ部4に対してディスクの回転駆動を指令し(ステップS4)、データの読み取りを指令する(ステップS5)。プレーヤ部4はターンテーブルと共にディスクを回転させ、その回転が所定の回転速度に達した後、ディスクの非リアルタイムファイルエリアからデータを読み取って出力する。
【0021】
読み取られたデータはデータ分離回路6を介してシステムコントローラ7に供給され、システムコントローラ7内のバッファメモリ(図示せず)に一旦格納される。システムコントローラ7は供給されたデータを外部のRAM13に順次書き込み(ステップS6)、プレーヤ部4によるデータの読み取りが終了したか否かを判別する(ステップS7)。例えば、データ供給終了を示すビットが供給されてデータの読み取りが終了したことが分かるまではステップS6の実行により供給されたデータをRAM13に書き込むことが行なわれる。データの読み取りが終了したならば、プレーヤ部4に対し動作停止指令を発生し(ステップS8)、ディスク搬送部3に対しディスクリターン指令を発生する(ステップS9)。よって、プレーヤ部4はターンテーブルの回転駆動を停止させ、その後、ディスク搬送部3はターンテーブル上のディスクをディスク収納部2のそのディスクの定められた収納位置まで搬送して収納する。システムコントローラ7はステップS9の実行後、他に新たなディスクの収納があったか否かを判別する(ステップS10)。ディスク収納部2に他の新たなディスクの収納があるならば、ステップS2に移行し、他に新たなディスクの収納がないならば、インストール動作を終了する。
【0022】
RAM13に書き込むデータとしては上記したアクセス情報ファイルとカラオケ情報ファイルの各データ全てでも良いが、少なくともディスク固有のディスク番号、そのディスクのディスク収納部2の収納位置を示すアドレス、曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名、曲の長さ、著作権コード、曲のジャンル、曲のテンポ、曲の難易度、マルチオーディオモード等の曲データだけでも良い。
【0023】
なお、新たなディスクの収納はユーザによる操作部15からの入力により得ることができる。また、ディスク収納部2の各収納位置にディスクの有無を検出するセンサを設け、その検出結果を記憶する領域をRAM13に備えておき、インストール動作毎に全てのセンサの検出出力とRAM13の記憶内容とを比較し、新たなディスクの収納を判別すると共にRAM13にその検出結果を書き込むようにしても良い。
【0024】
更に、上記の実施例においては、曲名等の曲データを画像データ及び音声データと共に記録されたディスクのインストール時に得ているが、曲名等の曲データだけが記録された専用のディスクからディスクのインストール時に曲データを得ても良い。或いは、画像データ及び音声データが記録された複数のディスクの曲データをこれら複数のディスクのうちの1枚に記録するようにして、この1枚のディスクのインストール時にこれらの曲データを得るようにしても良い。
【0025】
上記のようにインストール動作が行われた後においてはユーザが選択した曲についてのカラオケ再生が可能となる。先ず、選曲動作においては、ユーザが選曲番号を操作部15又はリモコン送信器23の数字キー又はアルファベットキーの操作により入力することになる。選曲番号は複数桁からなり、ディスクとそのディスク中に記録された曲を指定する番号であり、キー操作されると操作部15内のバッファ(図示せず)に保持される。図5に示すようにシステムコントローラ7は所定タイミングで又は割り込み動作で操作部15の選曲キー(図示せず)が操作されたか否かを判別し(ステップS11)、選曲キーが操作されたならば、上記のバッファから選曲番号を読み込みRAM13の選曲リストテーブルに書き込む(ステップS12)。選曲リストテーブルはRAM13に形成され図6に示すように演奏順に選曲番号及び後述の録音フラグが書き込まれ、演奏が終了すると順番が繰り上がるようになっている。その読み込んだ選曲番号に対応する曲名をRAM13から情報データとして読み出し(ステップS13)、その読み出しデータを表示文字制御回路20に供給する(ステップS14)。表示文字制御回路20においては曲名を示す表示文字データが生成されてV−RAMの所定の位置に書き込まれる。V−RAMから表示文字データが読み出されて文字映像信号に変換された後、画像合成器21に出力される。その文字映像信号は画像合成器21において所定の色を示す信号のときD/A変換器12からの動画映像信号に代わって出力されることにより動画映像信号に合成される。よって、ディスプレイ22には曲名が文字映像として表示されてキー操作された選曲の受付が行われたことが確認されるのである。
【0026】
システムコントローラ7はステップS14の実行後、読み込んだ選曲番号に対応する著作権コードをRAM13から読み出す(ステップS15)。RAM13にはインストール動作時にディスクから読み取って書き込まれたデータ中に著作権コードがあるので、それを読み出すのである。著作権コードは曲の著作権者を示すコードである。選択曲が読み出した著作権コードに基づいて録音可能な曲であるか否かを判別する(ステップS16)。システムコントローラ7の外部に設けられたROM(リードオンリメモリ)14には図7に示すように著作権コード、著作権者及び録音可否が録音可否データテーブルとして予め書き込まれている。録音可否については“1”が録音可能で、“0”が録音不可である。よって、録音可否データテーブルから選択曲が録音可能な曲であるか否かが判別される。録音可能ならば録音可能表示をし(ステップS17)、録音不可ならば録音不可表示をする(ステップS18)。これら表示はディスプレイ22にしても良いし、装置に設けられた録音可否のための表示器(図示せず)にしても良い。ディスプレイ22に表示する場合にはシステムコントローラ7からの指令に応じて表示文字制御回路20においては録音可能又は録音不可を示す表示文字データが生成されてV−RAMに書き込まれる。
【0027】
システムコントローラ7は録音可能のためステップS17を実行した後においては、録音予約があるか否かを判別する(ステップS19)。これは操作部15又はリモコン送信器23の録音予約キーの操作があったか否かによって判別される。録音予約があった場合には上記の選曲リストテーブルの録音フラグをセットする(ステップS20)。選曲リストテーブルには非録音を示す“0”が録音フラグの初期値として予め書き込まれているので、録音予約キーの操作があった場合には選曲番号に対応させて録音フラグを録音を示す“1”にするのである。
【0028】
次に、ディスク演奏動作について説明する。システムコントローラ7は図8に示すように、先ず操作部15のキー操作により演奏の開始が指令されると(ステップS21)、RAM13に形成された選曲リストテーブルの演奏順の1番目から選曲番号及び録音フラグを読み出す(ステップS22)。読み出した選曲番号に対応するディスクアドレス及び曲番をRAM13から読み出し(ステップS23)、読み出したディスクアドレスのディスクをプレーヤ部4のターンテーブルに装着させるべくディスク搬送部3に対しディスクセット指令を発生する(ステップS24)。ディスク搬送部3がディスクをプレーヤ部4のターンテーブルに装着させ終わると、それがシステムコントローラ7に装着終了信号として供給される。よって、システムコントローラ7は装着終了信号を得ると(ステップS25)、プレーヤ部4に対してディスクの回転駆動を指令し(ステップS26)、ディスク演奏を開始して良いか否かを判別する(ステップS27)。例えば、操作部15のキー操作により演奏が禁止されている場合にはディスク演奏は開始されない。ディスク演奏を開始して良い場合には、読み出した曲番のトラックからのディスク演奏を指令する(ステップS28)。よって、プレーヤ部4が選曲番号で指定された曲の演奏を開始し、再生された映像信号及び音声信号がディスプレイ22及びスピーカ19に出力される。
【0029】
また、録音予約されているか否かを読み出した録音フラグから判別する(ステップS29)。録音フラグが“1”にセットされている場合には録音開始指令を録音装置16に対し発生する(ステップS30)。録音装置16にはアンプ18から歌唱音を含む音声信号が供給されるので、録音開始指令に応じてコンパクトディスクへの録音が行なわれる。
【0030】
システムコントローラ7はステップS30の実行後、ステップS22で読み出した選曲番号に対応する録音曲情報をRAM13から読み出す(ステップS31)。録音曲情報とは少なくとも曲名、作詞者名及び作曲者名であり、歌唱者、録音日時及び場所等の情報を加えても良い。これらの録音曲情報を読み出した後、プリンタ17に出力する(ステップS32)。プリンタ17はコンパクトディスクに貼付するようにされたラベルに録音曲情報を印刷する。これにより、録音されたコンパクトディスクのラベル面にそのラベルを貼付して置けば、録音された曲についての記録となる。なお、録音曲情報をラベルでなく、コンパクトディスクのラベル面に直接印刷しても良いことは勿論である。
【0031】
システムコントローラ7はステップS32の実行後、選択曲の演奏が終了したか否かを判別する(ステップS33)。これはディスク演奏によってデータ分離回路6から供給される制御データ中のタイム情報から判別される。選択曲の演奏が終了したならば、プレーヤ部4に対し演奏停止指令を発生し(ステップS34)、ディスク搬送部3に対しディスクリターン指令を発生する(ステップS35)。よって、プレーヤ部4はディスク演奏動作を停止し、ディスク搬送部3はターンテーブルの回転が停止した後、ターンテーブル上のディスクをディスク収納部2のそのディスクの定められた収納位置まで搬送して収納する。システムコントローラ7はディスクリターン指令の発生後、選曲リストテーブルの曲順を1曲分繰り上げ(ステップS36)、選曲リストテーブルの1番目に選曲番号が記録されているか否かを判別する(ステップS37)。選曲番号が記録されているならば、ステップS22に戻り上記動作を繰り返す。一方、選曲番号が記録されていないならば、演奏動作を終了する。
【0032】
図9はインストール動作の他の手順を示している。このインストール動作においては、ディスクに著作権コードの他に著作権者及び録音可否並びにその録音可否情報登録日の各情報が記録されたものに対する場合にであって、図7に示した録音可否データテーブルがROM14でなくRAM13に形成される。すなわち、図9に示したようにステップS1〜S7は図4に示したインストール動作と同様であり、読み取られたデータはシステムコントローラ7を介してRAM13に書き込まれる。この書き込み動作では録音可否データテーブルには著作権者及び録音可否データは書き込まれず、単にディスク又は曲毎のデータとして書き込まれる。データの読み取りが終了したならば、ディスクから読み取られた録音可否情報登録日が最新であるか否かを判別する(ステップS41)。RAM13に記憶された最新登録日よりも新しい録音可否情報登録日ではないならば、ステップS8に進んでプレーヤ部4の動作を停止させる。一方、最新登録日よりも新しい録音可否情報登録日ならば、読み取った著作権者及び録音可否の各情報により録音可否データテーブルを更新し(ステップS42)、更に最新登録日を読み取られた録音可否情報登録日により更新する(ステップS43)。このステップS43の実行後、ステップS8に進む。ステップS8〜S10は図4に示したインストール動作と同様である。
【0033】
なお、カラオケ再生装置の保守点検等のサービスマンが操作部15の特別なキー操作により録音可否データテーブルの著作権者及び録音可否データが変更可能にしても良い。
【0034】
また、複数の曲のカラオケ演奏音が少なくとも記録された記録媒体はディスクに限らず、テープ等の他の記録媒体でも良いことは明らかである。
【0035】
【発明の効果】
以上の如く、本発明においては、選択された曲について選曲リストテーブルを作成し、この選曲リストテーブルに基づいて演奏音の再生及び録音を制御し、ラベルの印刷が行われる。よって、歌唱音をカラオケ演奏音と共に録音する場合に記録媒体のラベルを印刷することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】ディスクの情報エリアの構成を示す図である。
【図3】カラオケ情報ファイルの構成を示す図である。
【図4】インストール動作を示すフロー図である。
【図5】選曲動作を示すフロー図である。
【図6】選曲リストテーブルを示す図である。
【図7】録音可否データテーブルを示す図である。
【図8】ディスク演奏動作を示すフロー図である。
【図9】他のインストール動作例を示すフロー図である。
【主要部分の符号の説明】
1 オートチェンジャー
2 ディスク収納部
3 ディスク搬送部
4 プレーヤ部
5 ディスク
7 システムコントローラ
16 録音装置
17 プリンタ
22 ディスプレイ
23 リモコン送信器
Claims (4)
- 入力手段と、再生手段と、記録手段と、制御手段とを備える楽曲再生装置であって、
入力手段は、利用者による曲の選曲番号の指定、及び、指定した曲を録音するか否かの指定を可能とし、
再生手段は、第一記録媒体の曲データを再生して演奏音を出力し、
記録手段は、選曲番号に対応した録音曲情報を記録し、
制御手段は、選曲処理と、再生処理と、録音処理を行い、
選曲処理は、入力手段からの指定に基づき、選曲番号、及び、録音するか否かを示す録音フラグを順次、選曲リストテーブルに書き込み、
再生処理は、選曲リストテーブルに基づいて、選曲番号に対応する曲データを、再生手段に順次再生させると共に、当該選曲番号に対応する録音フラグが録音することを示す場合には、録音処理を行い、
録音処理は、録音手段に演奏音とマイクロホンからの歌唱音を第二記録媒体に録音させ、ラベル作成手段に当該選曲番号に対応する録音曲情報を印刷させる
楽曲再生装置。 - ラベル作成手段は、第二記録媒体のラベル面に直接印刷する請求項1に記載の楽曲再生装置。
- 録音曲情報は、少なくとも曲名、録音日時、録音場所のいずれか一を含む請求項1または2に記載の楽曲再生装置。
- 第二記録媒体は、録音可能なコンパクトディスクである請求項1乃至3の何れか一に記載の楽曲再生装置。
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