JP3832984B2 - 露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板を露光する露光装置およびその露光装置を用いるデバイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、LSIあるいは超LSIなどの極微細パターンから形成される半導体素子の製造工程において、縮小型投影露光装置が使用されている。半導体素子の実装密度の向上に伴いパターンのより一層の微細化が要求され、レジストプロセスの発展と同時に露光装置の微細化への対応がなされてきた。
【0003】
露光装置の解像力を向上させる手段としては、露光波長をより短波長にかえていく方法と、投影光学系の開口数(NA)を大きくしていく方法とがある。一般に解像力は露光波長に比例し、NAに反比例することが知られている。また、解像力を向上させる一方で、投影光学系の焦点深度を確保するための努力もなされている。一般に焦点深度は露光波長に比例し、NAの2乗に反比例するため、解像力向上と焦点深度確保とは相反する課題である。こうした問題を解決する方法として、位相シフトレチクル法やFLEX(Focus Latitude enhancement Exposure) 法などが提案されている。
【0004】
露光波長については、365nmのi線から最近では248nm付近の発振波長を有するKrFエキシマレーザが主流になっており、さらには次世代露光光源として193nm付近の発振波長を有するArFエキシマレーザの開発が行われている。
【0005】
また、半導体素子の製造コストの観点から、露光装置におけるより一層のスループット向上が図られてきている。例えば、露光光源の大出力化により、1ショット当たりの露光時間を短縮する方法、あるいは露光面積の拡大により、1ショット当たりの素子数を増やす方法などがあげられる。
【0006】
さらに、近年においては半導体素子のチップサイズ拡大に対応するため、マスクパターンを順次焼き付けおよびステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式のいわゆるステッパから、マスクとウエハを同期させながら走査露光し、次のショットに順次移動させるステップ・アンド・スキャン方式の露光装置へと移行しつつある。このステップ・アンド・スキャン方式の露光装置は露光フィールドがスリット状であるため、投影光学系を大型化することなく露光面積を拡大できる特徴を持っている。
【0007】
ところで、前述のごとく紫外線を露光光源として用いた場合、長期にわたる装置使用の結果、光路中に配置された光学素子の表面に硫酸アンモニウム(NH4 )2 SO4 や二酸化ケイ素SiO2 などが付着し、光学特性が著しく低下する現象が発生する。これは周囲の環境に含まれるアンモニアNH3 、亜硫酸SO2 、およびSi化合物などが紫外線を照射することで化学反応を起こし生成されるものである。従来よりこうした光学素子の劣化を防止するために、クリーンドライエアーや窒素等の不活性ガスで光路全体をパージすることが行われている。
【0008】
さらに、遠紫外線とりわけ193nm付近の波長を有するArFエキシマレーザにおいては、上記波長付近の帯域には酸素(O2 )の吸収帯が複数存在することが知られている。また、酸素が上記光を吸収することによりオゾン(O3 )が生成され、このオゾンが光の吸収をより増加させ、透過率を著しく低下させることに加え、前述のようにオゾンに起因する各種生成物が光学素子表面に付着し、光学系の効率を低下させる。
【0009】
従って、ArFエキシマレーザ等の遠紫外線を光源とする投影露光装置の露光光学系の光路においては、窒素等の不活性ガスによるパージ手段によって、光路中に存在する酸素濃度を低レベルにおさえる方法がとられている。
【0010】
上述のような従来の投影露光装置における照明光学系の不活性ガスパージについて図8を用いて説明する。
図中201はエキシマレーザ、202は照明光学系の容器、203はレチクル、204,205,206はミラー、207はビーム整形光学系、208はオプティカルインテグレータ、209,210,211は集光レンズである。
【0011】
エキシマレーザ201から射出されたレーザビームは、ビーム整形光学系207により所定のビーム形状に整形された後、オプティカルインテグレータ208に入射し、オプティカルインテグレータ208の射出面近傍に二次光源(不図示)を形成する。二次光源からの光束は集光レンズ209,210,211によりレチクル203を均一に照明するケーラー照明光学系となっている。
【0012】
上記光学素子周辺および光路上を不活性ガス雰囲気にするために、不図示の不活性ガス供給手段より給気口202aから容器202内に、例えば窒素ガス等が供給される。供給された不活性ガスは前述の照明光学系内を順次経由し、大気等の残存ガスがないように置換した後、排気口202bより排気手段(不図示)に排出される。
【0013】
また、不活性ガスによる置換時間をなるべく少なくして装置スループットを向上させたり、置換後の不活性ガス消費量を必要最小限にしてランニングコストを押えたりする目的で、例えば特開平6−216000号に示すように、供給ガス量を制御する方法が本出願人より提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところが現在では、高解像力と高焦点深度を両立させる目的で、前述の二次光源の分布を各種変形させて照明する変形照明法(例えば、特開平6−204114号)が主流であり、照明条件を可変とするためには、照明光学系内の各種光学素子を種々切り換えて使用する必要がある。この場合、従来の不活性ガス置換方法では、切り換える光学素子の保持具(鏡筒)の内部空間を強制的に置換するのは究めて困難であった。特に、193nm付近の発振波長を有するArFエキシマレーザを用いた場合は、前述のごとく酸素が光路上に残存すると光吸収が起こり、光学効率が著しく低下する問題があった。もし、可動鏡筒内部も強制置換しようとすると、ガス流通経路が複雑になり、装置のコストアップと、置換完了までの時間がより延長されることによる装置スループット低下を招く問題があった。
【0015】
本発明は上述の従来例における問題点に鑑みてなされたもので、光路の不活性ガス雰囲気への置換時間を短縮することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の露光装置は、基板を露光する露光装置において、
光源から前記基板に至る光路中に選択的に配置されるべき複数の光学素子を収納する容器と、
前記複数の光学素子を該複数の光学素子の鏡筒、該鏡筒に固定された回転板および該回転板を回転させるためのシャフトにより保持する、前記容器内に配置された保持手段と、
前記容器、前記保持手段および前記複数の光学素子によって囲まれた、前記光路を含む第1の空間に、前記容器外から不活性ガスを供給する第1の供給手段と、
前記鏡筒および前記複数の光学素子によって囲まれた第2の空間に前記シャフトおよび前記回転板を介して不活性ガスを供給する、前記第1の供給手段とは異なる第2の供給手段と、
前記第1の空間から前記容器外への排気を行う排気手段と
を備え、
前記鏡筒は、前記第1の空間と前記第2の空間との間の通気孔を備え、かつ前記第1の供給手段による不活性ガス供給流量は、前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量より大きいことを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の露光装置は、前記第2の空間内の不活性ガス置換レベルをモニターするモニター手段と、前記モニター手段の出力に応じて前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする。
さらに、本発明の露光装置は、前記第1の供給手段による不活性ガス供給流量と前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量とを制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
さらに、本発明の露光装置は、前記容器が、前記光源からの光をマスクまで導く照明光学系の少なくとも一部を収納したものであることを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明のデバイス製造方法は、前記露光装置を用いて基板を露光するステップを有することを特徴とする。
【0019】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
(第1の実施例)
図1に、本発明の一実施例を示す。同図において、
1はArFエキシマレーザ、2はミラー、3はビーム整形光学系、4はインプットレンズ、5は結像レンズ、6はミラー、7はオプティカルインテグレータ、8はストッパー、9は集光レンズ、10はブラインド、11は集光レンズ、12はミラー、13は集光レンズである。
【0020】
ArFエキシマレーザ1から射出されたレーザビームは、ミラー2を介してビーム整形光学系3に導かれ、所定のビーム形状に整形された後、インプットレンズ4、結像レンズ5、ミラー6を介して微小レンズが二次元的に配列されたオプティカルインテグレータ7に入射する。オプティカルインテグレータ7の射出面7a近傍には、二次光源像が形成される。尚、二次光源像が形成される面の近傍には、ストッパー8が配置され、インプットレンズ4の切り換えとともにストッパー8を切り換えることで、二次光源分布を所望の状態にすることが可能である。14および15はいずれもアクチュエーターであり、それぞれインプットレンズおよびストッパーの切り換え駆動を行うものである。
【0021】
さらに、二次光源からの光は集光レンズ9により集光され、この集光点を含む光軸直交方向面の近傍には、マスク16の照明範囲を規定するブラインド10が配置されている。前記集光面からの光は、集光レンズ11,13およびミラー12を介して、マスク16を均一に照明するケーラー照明光学系を形成している。また、上記照明光学系全体は容器17内に収納され、外部との通気が遮断されている。
【0022】
次に、18はマスクステージ、19はミラー、20は干渉計、22は投影光学系、23はウエハ、24はウエハチャック、25はウエハステージ、26はミラー、27は干渉計である。
【0023】
前述の照明光学系は、図2に示すようにマスク16のパターン28の一部をスリット状の光束によりスリット状照明29を行い、投影光学系22によりウエハ23上に上記パターン28の一部を縮小投影している。
【0024】
この時、マスク16およびウエハ23を投影光学系22とスリット状照明29に対し、投影光学系22の縮小比率と同じ速度比率で図示されている矢印の様に互いに逆方向にスキャンさせながら、ArFエキシマレーザ1からのパルス光による多パルス露光を繰り返すことにより、マスク16全面のパターン28をウエハ23上の1チップ領域または複数チップ領域に転写する。
【0025】
図1に戻り、18はマスク16を保持しているマスクステージで、不図示の駆動系により矢印Cの方向にスキャン駆動する。19はマスクステージ18に固定されたミラー、20はマスクステージ18の速度を検出するレーザ干渉計、24はウエハ23を保持しているウエハチャック、25はウエハチャック24を保持しているウエハステージで、不図示の駆動系により矢印Dの方向にスキャン駆動する。26はウエハステージ25に固定されたミラー、27はウエハステージ25の速度を検出するレーザ干渉計である。
【0026】
31は不活性ガス供給手段で、本実施例においては照明光学系の容器17と投影光学系22の2箇所に供給を行っている。
照明光学系の容器17への供給は、供給系32によりArFエキシマレーザ1のレーザ射出端近傍より行われ、レーザ光路に沿って順次各光学素子を経由し、容器17内の気体を排出するように流れ、最終的には集光レンズ13近傍から排気系33を介して排気手段34に排気される。
【0027】
また、投影光学系22への不活性ガス供給は、供給系35により投影光学系22の一端から行われ、内部の光学素子(不図示)の間を順次経由して他端から排気系36を介して排気手段34に排気される。
【0028】
37はさらに別の不活性ガス供給手段で、本実施例においては供給系38により、インプットレンズ4に個別に供給を行っている。
【0029】
図3にインプットレンズ4およびその周辺の詳細を示す。同図において、41a〜41bは図1で述べたビーム整形光学系3内の光学素子の一部、42はケース、43a,43bはスペーサ、44は押え環、45a〜45bは配管、46は容器、47は導風板である。
【0030】
さらに、48a,48bは図1で述べた結像レンズ5内の光学素子の一部、49はケース、50はスペーサ、51a,51bは配管である。
【0031】
また、14は図1で述べた通りアクチュエータで、52はハウジング、53はシャフト、54はシール材、55は軸受け、56は回転板、57a,57bは第1のインプットレンズ要素、58は鏡筒、59a,59bは押え環、60は排気口、61a,61bは第2のインプットレンズ要素、62は鏡筒、63a,63bは押え環、64は排気口である。
【0032】
次に、図3に沿って、各部の作用について説明する。
図1の説明で述べた通り、ビーム整形光学系を通過したビームは所定のビーム形状に整形されるが、その終端部の要素が図中の光学素子41a,41bである。光学素子41a,41bおよびビーム整形光学系を形成する他の光学素子(不図示)は、ケース42に収納されており、本図においては、スペーサ43a、光学素子41a、スペーサ43b、光学素子41bが順次組込まれ、これらがケース42の終端の内周に螺合された押え環44によって固定されている。ケース42およびスペーサ43a,43bにはガス流通孔が備えられ、光源側から順次光路を通過してきた不活性ガスは、図中における矢印Aのように光学素子43a部に到達し、各流通孔および配管45a,45bを経由し、光学素子41aと41bの空間を不活性ガス置換しながら容器46内に導かれる。導風板47は、導かれた不活性ガスが容器46内全体をよどみなく置換するように配置されている。容器46を経由した不活性ガスは、配管51aより光学素子48aと48bの間の空間に導かれ、この空間を不活性ガス置換した後配管51bより不図示の後続光学系へと流通する。尚、光学素子48a,48bおよび結像レンズを形成する他の光学素子(不図示)は、ケース49に収納されており、本図においては、光学素子48a、スペーサ50、光学素子48bが順次組込まれ、これらが不図示の固定手段でケース49内に固定されている。ケース42と容器46、および容器46とケース49の接続部は、外気との通気性がないように密閉されているため、上述の不活性ガスが外部にリークすることはない。
【0033】
次に、第1のインプットレンズ要素57aおよび57bはそれぞれ鏡筒58の両端より組込まれ、鏡筒58両端の内周に螺合された押え環59a,59bにより固定されている。同様にして、第2のインプットレンズ要素61aおよび61bは、それぞれ鏡筒62の両端より組込まれ、鏡筒62両端の内周に螺合された押え環63a,63bにより固定されている。上述の第1のインプットレンズと第2のインプットレンズは異なる光学素子より形成されているため、レーザ光路にいずれか一方を切り換え挿入することで、図1中の結像レンズ5を介することでオプティカルインテグレータ7に入射するビームの強度分布をコントロールすることが可能となっている。
【0034】
次に、上記インプットレンズの切り換え機構について説明する。
鏡筒58および鏡筒62は、回転板56に固定されている。回転板56はアクチュエータ14に対してシャフト53で連結されている。さらに、シャフト55は軸受け55を介してハウジング52に支持されるとともに、アクチュエータ14は、不図示のホルダーに固定されている。第1のインプットレンズと第2のインプットレンズの位置決めは、アクチュエータに内蔵された角度センサー(不図示)により行われる。
【0035】
ハウジング52には、図1に示した不活性ガス供給手段37より個別に供給されたガス導入口65が備えられ、図中矢印Bのごとく導入された不活性ガスは、ハウジング52の内周に設けられ、かつ導入口65と連通した内周溝66に導かれる。
【0036】
シャフト53には、上記内周溝66と連通する通気孔67があり、シャフト53が回転しても、常に内周溝66との連通は維持される。尚、シャフト53とハウジング52との間には、図示のごとくシール材54があり、内周溝66と通気孔67の連通において不活性ガスがリークすることなく回転運動が可能になっている。
【0037】
通気孔67は、さらに回転板56内に設けられた通気孔68と連通し、鏡筒58の通気孔69および鏡筒62の通気孔70を経由してそれぞれの鏡筒に不活性ガスが導かれ第1のインプットレンズ要素57aと57bの間を置換したガスは排気口60より、また第2のインプットレンズ要素61aと61bの間を置換したガスは排気口64よりそれぞれ容器46内に放出される。矢印Aで示される、図1の不活性ガス供給手段31から供給されるガス流量に対して、矢印Bで示される図1の不活性ガス供給手段37から供給されるガス流量は相対的には究めて微量である。つまり、矢印Aのガスは、図1に示す照明光学系全体の容器17内を置換する必要があり、矢印Bは第1および第2のインプットレンズの鏡筒58および62の内部のみ置換するもので、容器17の内容積に比べて鏡筒58,62の内容積は非常に少ない。従って、排気口60,64から排出されるガスの流れが矢印Aからのガスの流れに多大な悪影響を及ぼし、置換効率の低下を招くようなことは実質的にはないものの、排出口60および64の形状としては、容器46内全体のガス流通を不安定にしないように配慮することが望ましい。
【0038】
次に、図1の不活性ガス供給手段31および37の詳細について、図4を用いて説明する。
図4は、不活性供給手段からガスを供給する各ユニットまでをブロック図にして示したものである。同図において、81は、不活性ガスである窒素の供給源(不図示)に接続された給気ラインで、途中二分岐され、一方は不活性ガス供給手段31へ、他方は不活性ガス供給手段37に接続される。
【0039】
まず、不活性ガス供給手段31の内部構成について説明する。給気ライン81はさらに82と83のラインに分岐される。ライン82は第1電磁弁84に接続され、さらに第1圧力計85を経由後、絞り86,87に分岐して接続される。絞り86,87によるガス流量の設定については後述する。絞り86は供給系32に接続され、絞り87は供給系35に接続される。
【0040】
また、ライン83は第2電磁弁88に接続され、さらに第2圧力計89を経由後、絞り90,91に分岐して接続される。絞り90は供給系32に接続され、絞り91は供給系35に接続される。
【0041】
次に不活性ガス供給手段37の内部構成について説明する。
給気ライン81からの分岐ラインは、第3電磁弁92に接続され、さらに第3圧力計93を経由して絞り94に接続される。
【0042】
図1で説明したように、供給系32は照明光学系全体を含む容器17に接続され、排気系33を経由して排気手段34に接続される。また、供給系35は、投影光学系22に接続され、排気系36を経由して排気手段34に接続される。絞り94は照明光学系の容器17内に配置されたインプットレンズ4に接続され、インプットレンズ4から排出されたガスは容器17、排気系33を経由して排気手段34に排気される。
排気手段34は、さらに不図示の排気設備に排気ライン95を介して接続される。
【0043】
次に、図4の構成にしたがって各構成要素の設定および動作について説明する。
窒素供給の開始は、不図示のコントローラの指令により、第1電磁弁84および第3電磁弁92が開かれることで行われる。その際、第2の電磁弁88は閉じた状態となっている。圧力計85および93は、上述のコントローラ(不図示)に接続されており、第1電磁弁84および第3電磁弁92が開いて、所定のガス圧力に達したことを確認する。もしも給気系に異常が発生し、所定のガス圧力に達しない場合はコントローラに異常を知らせる信号を送り、装置の停止等の処置をとるシステムとなっている。
【0044】
絞り86,87は、それぞれ容器17、投影光学系22内の大気等のガスを必要最小限の時間で窒素に置換するように、最適流量にそれぞれ設定されている。絞り94については、前述の通り容器17の置換が行われ、実質的にArFエキシマレーザ1の発振を開始しても良い状態になるまでの間に、インプットレンズ内の置換が終了されるように流量設定されている。
【0045】
不図示のコントローラは、所定の時間経過した後に第1電磁弁84と第3電磁弁92を閉じる一方で、第2電磁弁88を開く。圧力計89は、第2電磁弁88が開いて所定のガス圧力に達したことを確認する。もしも給気系に異常が発生し、所定のガス圧力に達しない場合はコントローラに異常を知らせる信号を送り、装置の停止等の処置をとるシステムとなっている。
【0046】
既に容器17および投影光学系22内の窒素ガスによる置換は終了しているため、以後はこの置換状態を維持するレベルで窒素が供給されれば良い。従って、絞り86の設定流量をQ86、絞り87の設定流量をQ87、絞り90の設定流量をQ90、絞り91の設定流量をQ91とした場合、Q90<Q86およびQ91<Q87といった関係になる。
【0047】
図5に、上述のフローに沿った窒素流量と窒素置換状態の推移の概念図を示す。図5の中で、(A)は容器17への窒素供給量を示し、横軸は時間で縦軸は窒素流量である。t0 にて窒素供給を開始し、流量はQ86で一定である。時間t1 にて窒素流量をQ90に切り換える。この過程における容器17内の窒素置換状態を示す指標としての酸素濃度の推移を(B)に示す。横軸は時間、縦軸は容器17内の酸素濃度である。窒素供給開始時点(t0 )での初期酸素濃度をd0 、露光を開始しても実質的に支障のない酸素濃度をd1 で示す。酸素濃度がd1 に到達する時間をt2 としたとき、t2 ≦t1 の関係になるように窒素流量切り換えのタイミングを設定している。
【0048】
次に、(C)はインプットレンズ4への窒素供給量を示し、(D)はインプットレンズ内の酸素濃度の推移を示す。(C)において、t0 にて窒素供給を開始し、流量はQ94で一定で、時間t3 にて窒素供給を停止する。(D)において、インプットレンズ4内の酸素濃度が、露光を開始しても実質的に支障のない酸素濃度d1 に到達する時間はt4 で示され、t4 ≦t3 の関係になるように窒素流量切り換えのタイミングを設定している。また、(C)のごとくt3 以降窒素供給を停止しても、容器17内であるためインプットレンズ4の周囲は窒素雰囲気であることから、窒素置換レベルが供給停止後に悪化することはない。
【0049】
次に、(E)は投影光学系22への窒素供給量を示し、(F)は投影光学系22内の酸素濃度の推移を示す。(E)において、t0 にて窒素供給を開始し、流量はQ87で一定である。時間t1 にて窒素流量をQ91に切り換える。(F)において、投影光学系22内の酸素濃度が、露光を開始しても実質的に支障のない酸素濃度d2 に到達する時間はt5 で示され、t5 ≦t1 の関係になるように窒素流量切り換えのタイミングを設定している。
【0050】
以上説明したように、所定の窒素置換レベルまでの到達時間が予めわかっていれば、図4の電磁弁86,87,90,91,92切り換えタイミングを不図示のコントローラに任意に設定することが可能になるが、さらに窒素流量の切り換えタイミングを最適化して窒素消費量を少なくしたい場合は、容器17、インプットレンズ4および投影光学系22内に酸素濃度計等の置換レベルモニター手段を設け、モニター出力に応じてコントローラにより窒素流量切り換えを行ってもよい。
【0051】
また、上記説明においては、インプットレンズ4への窒素供給を所定時間で停止する場合について述べたが、もしも窒素供給を停止せずに微量だけ窒素を供給したい場合は、図6に示す構成にしてもよい。図中、図4と共通の要素については同じ番号を付けるとともに、説明を省略する。
【0052】
図6において、96は第4電磁弁、97は第4圧力計、98は絞りである。この場合、絞り94の窒素流量Q94と絞り98の窒素流量Q98との関係はQ98<Q94となっており、不図示コントローラにより第3電磁弁92が閉じる際、第4電磁弁96が開き、インプットレンズ4には窒素が所定量供給される。
【0053】
(第2の実施例)
図7は、図1に示した実施例に加えて、さらに投影光学系22内の特定レンズ空間に、個別窒素供給を付加した例を示すものである。図中、図1と共通の要素については同じ番号を付けるとともに、その説明を省略する。
【0054】
投影光学系22の構成は以下の通りである。
図7において、101a〜101gはレンズ、102a〜102eはレンズホルダー、103は群ホルダー、104は投影光学系容器、105はアクチュエータ、106は連結器である。
【0055】
レンズ101aはレンズホルダー102aに保持されており、以下同様にレンズ101d,101e,101f,101gは各々レンズホルダー102b,102c,102d,102eに保持されている。また、レンズ101bと101cは群ホルダー103に保持され、アクチュエータ105により光軸方向に駆動することで投影光学系22の収差補正を行う。尚、アクチュエータ105は連結器106を介して群ホルダー103に連結されている。
【0056】
本実施例においては、不活性ガス供給手段31より投影光学系容器104の上端付近より内部にガス供給され、レンズホルダー102b,102c,102dに備えられた通気孔を介してレンズ間の空間を順次窒素置換を行い、最終的に排気手段34に排気される。さらに不活性ガス供給手段37より、群ホルダー103内に窒素が供給され、レンズ101bと101cの間の空間を窒素置換した後、群ホルダー103に備えられた通気孔より容器104内に排出される。その後、上述と同様、各レンズホルダーの通気孔を介してレンズ間の空間を順次経由し、最終的に排気手段34に排気される。第1の実施例で述べたように、本実施例においても不活性ガス供給手段31からの窒素流量に比べて、不活性ガス供給手段37からの窒素流量は微量で済むため、群ホルダー103からの排出ガスが容器104内の窒素の流通を乱すことは、実質的にはない。
【0057】
群ホルダー103への窒素供給については、第1の実施例と同様、所定時間で供給を停止してもよいし、あるいは、停止することなく流量を小さくした状態に切り換える方法でもよい。
【0058】
以上、2つの実施例について説明したが、不活性ガス供給手段37から個別に不活性ガスを供給する対象は、本実施例のように駆動を行う光学素子に限定するものではなく、例えば、光学素子あるいは周辺の構造物の配置上、不活性ガス置換が行われにくい所であっても構わない。
【0059】
さらに、前述の実施例においては、不活性ガスとして窒素を述べたが、不活性ガスであれば他のものを使用しても、本発明の効果にかわりはない。
【0060】
(デバイス生産方法の実施例)
次に上記説明した露光装置を利用したデバイスの生産方法の実施例を説明する。
図9は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設計したパターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0061】
図10は上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0062】
本実施例の生産方法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度のデバイスを低コストに製造することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、光路の不活性ガス雰囲気への置換時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る投影露光装置の概略構成図である。
【図2】 図1の装置における走査露光の概念を説明する図である。
【図3】 図1におけるインプットレンズ部分の詳細図である。
【図4】 図1の装置における不活性ガス供排気系統図である。
【図5】 図1の装置における窒素流量と窒素置換状態の推移の概念を示すグラフである。
【図6】 図4の供排気系統の変形例を示す図である。
【図7】 本発明の他の実施例に係る投影露光装置の概略構成図である。
【図8】 従来例の投影露光装置の概略の構成を示す説明図である。
【図9】 微小デバイスの製造の流れを示す図である。
【図10】 図9におけるウエハプロセスの詳細な流れを示す図である。
【符号の説明】
1:ArFエキシマレーザ、4:インプットレンズ、17:容器、16:マスク、22:投影光学系、24:ウエハ、31:不活性ガス供給手段、34:排気手段、37:不活性ガス供給手段、101a〜101g:レンズ、102a〜102e:レンズホルダー、103:群ホルダー、104:容器。
Claims (5)
- 基板を露光する露光装置において、
光源から前記基板に至る光路中に選択的に配置されるべき複数の光学素子を収納する容器と、
前記複数の光学素子を該複数の光学素子の鏡筒、該鏡筒に固定された回転板および該回転板を回転させるためのシャフトにより保持する、前記容器内に配置された保持手段と、
前記容器、前記保持手段および前記複数の光学素子によって囲まれた、前記光路を含む第1の空間に、前記容器外から不活性ガスを供給する第1の供給手段と、
前記鏡筒および前記複数の光学素子によって囲まれた第2の空間に前記シャフトおよび前記回転板を介して不活性ガスを供給する、前記第1の供給手段とは異なる第2の供給手段と、
前記第1の空間から前記容器外への排気を行う排気手段と
を備え、
前記鏡筒は、前記第1の空間と前記第2の空間との間の通気孔を備え、かつ前記第1の供給手段による不活性ガス供給流量は、前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量より大きいことを特徴とする露光装置。 - 前記第2の空間内の不活性ガス置換レベルをモニターするモニター手段と、前記モニター手段の出力に応じて前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
- 前記第1の供給手段による不活性ガス供給流量と前記第2の供給手段による不活性ガス供給流量とを制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
- 前記容器が、前記光源からの光をマスクまで導く照明光学系の少なくとも一部を収納したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の露光装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の露光装置を用いて基板を露光するステップを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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