JP3832676B2 - コントロールケーブルの長さ調整端末固定装置 - Google Patents

コントロールケーブルの長さ調整端末固定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置に関する。さらに詳しくは、コントロールケーブルの導管の端末を、相手部材に対して長手方向に位置調整しながら固定するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コントロールケーブルの導管を相手部材に取り付ける場合、内索の張り状態を調整するために、導管の固定位置を長手方向に調整する必要がある。実公平7−16900号公報は、このような目的で使用される端末固定装置として、導管の端部を固定した端末筒を筒形ホルダー内に軸方向摺動自在に挿入し、端末筒の表面に形成した凹凸歯列と、ホルダーに設けた一対の爪片とを噛み合わせて固定するものを開示している。
【0003】
ホルダーは相手部材に取り付ける部分と、角筒状の案内部と、それらを連結する左右一対の連結部とを有しており、全体に端末筒を案内する角形の案内孔が貫通している。案内孔は連結部の範囲で上下に開放されている。一対の爪片は、案内部の前端に樹脂ヒンジで連結され、その自由端が外側に拡がるように傾斜して、連結部の範囲で前方に延びている。ホルダーの後部のガイド部上には、軸方向に摺動自在のロック部材を設けている。
【0004】
このものはロック部材を軸方向に前進させて爪片の傾斜している外面を押圧すると、爪片の自由端側が内側に撓み、連結部の上下の開放部に露出している端末筒の凹凸歯列と係合し、端末筒の位置がロックされる。また、ロック部材を後退させて爪片から外すと、爪片が弾力的に復帰して、ロック状態が解除される。
【0005】
他方、特開平8−49718号公報は、ホルダーに設けた薄い金属板からなる係止片と、導管に固定したチューブの係止歯列とを係合/解除させるものを開示している。このものは、係止片とチューブを相対的に軸廻りに90度回転させて、係止片の内側の爪部を係止歯列に噛み合わせることにより、両者を軸方向に動かないように係合する。そして反対方向に90度回転させることにより、係合を解除することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記のロック部材を軸方向に摺動させる端末固定装置は、爪片の先端を半径方向に開いたり閉じたりするので、係止歯列への係合/解除が容易である。しかしロック部材を前進させたり後退させたりするとき、必要な力が急に変化する。そのため操作がしにくい。とくに狭い場所では、力をかける加減を調節するのが難しい。
【0007】
他方、前記チューブまたは係止片を90度回転させて係合・解除する装置は、指で摘んでねじる操作が簡単である。また解除のときの操作も簡単である。しかし係合させるときは、係止片の爪部を歯列の歯の間に側面側から挿入する必要があるので、歯の間と爪部とを合わせる作業が厄介である。
【0008】
本発明は上記従来技術のそれぞれの欠点に鑑み、係合/解除の操作が簡単で、狭い場所でも容易に導管の長さを調整することができるコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置を提供することを技術課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置は、コントロールケーブルの導管の端末を相手部材に対して位置調整しながら固定するための装置であって、(a)中心線に沿って形成されるコントロールケーブルの内索を挿通する孔と、その表面に長手方向に配列される係止歯列と、導管の端部を固定する導管固定部とを備えている断面ほぼ角柱状のアジャスト軸と、(b)そのアジャスト軸を軸方向に摺動自在に案内するガイド部を有し、前記係止歯列と噛み合う内側に撓んだ状態と噛み合わない外側に撓んだ状態との間で揺動自在に設けられる係止片を有し、一端近辺に相手部材に対して固定される固定部を備えたホルダーと、(c)そのホルダーに対して軸心廻りに回動自在に取り付けられ、その内面に、所定の回動位置で前記係止片の外面と当接して内側に押圧する押圧部と、他の回動位置で係止片を押圧しない解除部とを備えているロック部材と、(d)そのロック部材に一端が係止され、他端がアジャスト軸に係止されており、導管の有効長さを長くする方向に弾力的に付勢するバネとからなり、(e)前記ホルダーが、中心部に前記ガイド部を備えた筒状の本体を備えており、その本体の前記固定部とは反対側の端部から前記係止片が突出しており、(f)前記ロック部材が筒状の形態を有し、かつ、その一端がホルダーの本体の前記固定部とは反対側の端部に回動自在に係合されていることを特徴としている。
【0011】
また前記アジャスト軸が互いに反対側の2面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の2ヶ所に設けられているものが好ましい。
【0012】
また、前記ロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続しているものが一層好ましい。
【0014】
【作用】
筒状のロック部材を軸心廻りに一方向に回転させると、その内面の押圧部が係止片の外面と当接し、内側に押圧する。それにより、係止片が歯列と噛み合い、外側に逃げることができなくなる。したがって、アジャスト軸の軸方向の移動をロックすることができる。また、ロック部材を他方向に軸心廻りに回転させ、押圧部を係止片の外面から外すと、係止片が外側に逃げることができるようになる。したがってその状態ではロックが解除され、アジャスト軸を軸方向に移動させることができる。
また、各部品、とくにホルダーの製造が簡単である。またそれらの部品を比較的容易に組み立てることができる。さらに、使用により内索に生じた伸びを吸収する場合に、ロック部材を回動させてロックを解除すると、バネの作用により、導管の長さが適切な長さまで延びる。そのため伸び吸収の操作が簡単である。
【0016】
前記アジャスト軸が互いに反対側の2面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の2ヶ所に設けられている装置は、ホルダーとアジャスト軸とが軸対称の2ヶ所で係合する。そのため係止片を内側に押圧する力も軸心に対して対照的に作用する。したがって安定した係合が得られる。
【0017】
さらにロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続している装置では、解除から係合への途中で、ロック部材の内面が係止片の外面を次第に強く押圧していく。また、係合から解除に切り替えるときは、逆に押圧部の押圧力がしだいに弱くなっていく。したがって係合・解除の切り替え操作がスムーズである。
【0019】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置の好ましい実施形態を説明する。図1は本発明の装置の一実施形態を示す分解斜視図、図2はその装置のロック解除状態を示す縦断面図、図3は図2のIII-III 線断面図、図4はその装置のロック状態を示す縦断面図、図5は図4のV-V 線断面図、図6は本発明の装置の他の実施形態を示す要部断面図である。
【0020】
図1に示すコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置Aは、アジャスト軸1と、ホルダー2と、ロック部材3と、バネ4とから構成されている。アジャスト軸1は、ほぼ角柱状の形態を備えており、上下面には、係止歯列5、5が形成されている。係止歯列5の各歯は、前側(図1の左側)が軸線に直角で、後側が傾斜した三角形状の断面を備えている。なおこの実施形態では、アジャスト軸1の上下を平板状とし、中間部を円筒状にしており、係止歯列5、5は上下の平板部分の表面に形成している(図3の断面図参照)。バネ4は本実施形態では圧縮コイルバネを採用している。
【0021】
アジャスト軸1の後端側には、コントロールケーブルの導管6を固定するための円筒状の導管固定部7と、フランジ状のバネ受け部8とが設けられている。なお導管6の内部には、内索9が摺動自在に挿通されており、アジャスト軸1の中心部には、内索9を挿通するための内索挿通孔(図3の符号10)が貫通している。なおアジャスト軸1の前端には、舌片状の抜け止め片11が設けられている。抜け止め片11はアジャスト軸1をホルダー2に挿入するときに弾力的に撓み、その後開いてアジャスト軸1がホルダーから抜けないように係合するものである。アジャスト軸1は通常は合成樹脂から成形する。しかし金属など、他の材料を採用することもできる。
【0022】
前記ホルダー2は、角柱状の固定部13と、その後方のフランジ部14と、そのフランジ部14の後方の回転支持部15とからなる本体16を有している。さらに回転支持部15の後端面には、一対の係止片17が樹脂ヒンジ18を介して接続されている。本体16および係止片17は合成樹脂で一体に成形されている。
【0023】
前記固定部13は角柱状のブロック19と、その上下の先端側からそれぞれ後方に湾曲するように突出する、4本の係合片20とからなる公知の形態を備えている。この固定部13は、図2に示すように、相手部材21の取付穴21aに挿入し、係合片20とフランジ部14との間に相手部材21の取付穴の内周縁を挟み込むことにより、ホルダー2を相手部材21に係止するものである。
【0024】
フランジ部14は円板状の形態を備え、その上下端には、ホルダー2を相手部材21に取り付けた後のガタツキをなくすための弾性片22が一体に設けられている。なおゴムシートなどの弾性体をフランジ部14と相手部材21との間に挟み込むようにしてもガタツキを防止できるが、本実施形態のようにフランジ部14に弾性片22を一体に設けると、部品点数を少なくすることができ、組立が容易になる。回転支持部15はフランジ部14より小径の円柱状の形態を備え、ロック部材3を回転自在に支持する環状溝23を有している。本実施形態では、係合溝23内に、ロック部材3の回転角度を確認するための球面状の凹部24が形成されている。本体16の全体には、回転支持部15から固定部13にかけて、アジャスト軸1を軸方向に摺動自在に案内する断面矩形状の案内孔25が形成されている。
【0025】
前記係止片17、17は、互いに対向する内面に、アジャスト軸1の係止歯列5と係合する複数の歯26を備えている。それらの歯26は係止歯列5と噛み合うように、係止歯列5の歯と対応する断面形状、すなわち傾斜面と直角面からなる三角形の断面形状を備えている。また一対の係止片17は、自然な状態では、後方に向かって拡がっている。それぞれの係止片17の外面の側方の稜線には、円弧状の面取り部ないしアール面27が形成されている(図3参照)。
【0026】
前記ロック部材3は有底筒状の形態を有し、底部28にはアジャスト軸1を通すための開口29が形成されている。さらに先端側の内面には、ホルダー2の回転支持部15の環状溝23と弾力的に係合して回転自在に支持される環状突起30が設けられている。環状突起30には、前述の凹部24と嵌合する球面状の突部31が設けられている。また先端側には、軸心と平行に4個所のスリット32が形成されている。それらのスリット32は、環状突起30を環状溝23に係合させるときに、ロック部材3の先端側が外側に撓み易いようにするためのものである。ロック部材3は、通常は合成樹脂の成形品を用いるが、金属など、他の材質のものを採用することもできる。
【0027】
ロック部材3の内面の軸方向における所定の範囲33には、図3に詳細に示すように、断面楕円状の内壁面が形成されている。その断面楕円状の範囲の内、短径部はホルダー2の係止片17を半径方向内側に押圧するための押圧部34である。また長径部は押圧を解除する解除部35である。押圧部34と解除部35とは楕円状の内壁面によって滑らかに連続している。
【0028】
前述の球面状の突部31および球面状の凹部24は、押圧部34が係止片17と対応する角度にきたときに互いに係合する位置関係にされている。そのため操作する者は、クリック感により、もっとも強く係止片17を押圧する位置でロック部材3を止めることができる。また一旦、ロックした後、ロック部材3が勝手に回転しない。
【0029】
上記の装置Aを用いてコントロールケーブルの導管6を相手部材21に取り付けるには、まず導管6を導管固定部7に固定する。つぎにバネ4とロック部材3とをアジャスト軸1に嵌挿した後、ロック部材3の楕円の解除部35を上下方向に、すなわち係止片17、17と対向する角度にした上で、アジャスト軸1を係止歯列5と係止片17とが対向する角度でホルダー2の案内孔25に挿入する。なおバネ4はロック部材3の底部28とアジャスト軸1のバネ受け部8との間に介装される。ついでロック部材3の先端をホルダー2の回転支持部15に嵌合する。このようにして組み立てられた装置Aに内索9を挿通し、図示しない内索端末金具を内索9に取りつけてコントロールケーブルを組み立てる。ついでホルダー2を固定部13の係合片20を利用して相手部材21に係止することにより、コントロールケーブルの端部を相手部材21に固定する。それにより装置Aは図2に示すように組み立てられる。
【0030】
この状態ではロック部材3の解除部35が係止片17と対向しており、係止片17を内向きに押圧していない。そのため係止片17は自由に揺動することができ、アジャスト軸1は軸方向に摺動自在である。またこのとき、バネ4はアジャスト軸1を常時後退させる方向、すなわち導管6の有効長さを延ばす方向に付勢する。しかしアジャスト軸1を案内孔25に挿入し、先端の抜け止め片11が案内孔25から外部に出ると、その抜け止め片11がホルダー2の先端と係合する。そのためアジャスト軸1が抜けることはない。なおアジャスト軸1が導管6の有効長さを延ばす方向に移動するとき、係止歯列5と係止片17の歯が、傾斜面同士で当接するので、両者が滑りやすい。
【0031】
つぎにたとえば内索9の両端をシフトレバーなどの操作部材およびトランスミッションなどの***作部材に連結し、操作部材を操作して内索9に張力を与える。それにより導管6には圧縮力が加えられ、バネ4の付勢力に抗してアジャスト軸1が先端側に向かって移動し、バネ4の付勢力とバランスする位置で止まる。この状態で、ロック部材2を指などで摘んで90度回転させると、図4および図5に示すように、ロック部材3の押圧部34が係止片17を内向きに押圧し、係止片17の歯26がアジャスト軸1の係止歯列5と噛み合う。それによりアジャスト軸1の軸方向の位置がロックされる。この状態で、内索9に強い引っ張り力が加わった場合、アジャスト軸1には導管6の長さを縮める方向に付勢される。しかし係止歯列5と係止片17の歯が直角面同士で当接するので、係止片17には拡げようとする力があまりかからない。
【0032】
使用により内索9に伸びが生じてきた場合は、ロック部材3を90度回動させてロックを解除し、そして再び内索9に適切な張力を与えながら、前述の方法でロックすればよい。
【0033】
上記の実施形態では、係止歯列5、5を上下に設け、係止片17を一対としている。しかし係止歯列を1列としてもよく、また3列以上設けてもよい。その場合は係止片17の個数およびロック部材3の押圧部34の個数を係止歯列5の数に合わせればよい。たとえば、ロック部材3の押圧部34は、断面形状が「おむすび状」の内壁面などにより構成することができる。
【0034】
上記の実施形態では、ロック部材3の所定の範囲33を断面楕円状にしているが、たとえば図6に示すように、ロック部材3の内面の2ヶ所に押圧突起36を形成してもよい。その場合、押圧突起36の内面は、係止片17を向きに撓め易いように、傾斜させるのが好ましい。
【0035】
また上記の実施形態では、係止歯列および係合片の歯は断面直角三角形状である。しかし両側とも傾斜した二等辺三角形状などにしてもよい。さらに歯の断面形状は、三角形のほか、波形、あるいは台形状など、他の形状とすることもできる。
【0036】
前記の実施形態では、係止片17をホルダー2の本体16に樹脂ヒンジ18で連結し、本体16と係止片17とを合成樹脂で一体に成形している。しかし係止片17を、本体16に対してピンなどで揺動自在に連結してもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置は、ロック部材を同じ位置で回転させるだけで、係合/解除の操作ができる。そのため操作が簡単で、狭い場所でも容易に導管の長さを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】 その装置のロック解除状態を示す縦断面図である。
【図3】 図2のIII-III 線断面図である。
【図4】 その装置のロック状態を示す縦断面図である。
【図5】 図4のV-V 線断面図である。
【図6】 本発明の装置の他の実施形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
A 装置
1 アジャスト軸
2 ホルダー
3 ロック部材
4 バネ
5 係止歯列
6 導管
7 導管固定部
10 内索挿通孔
13 固定部
15 回転支持部
16 本体
17 係止片
18 樹脂ヒンジ
25 案内孔
34 押圧部
35 解除部
36 押圧突起

Claims (3)

  1. コントロールケーブルの導管の端末を相手部材に対して位置調整しながら固定するための装置であって、
    (a)中心線に沿って形成されるコントロールケーブルの内索を挿通する孔と、その表面に長手方向に配列される係止歯列と、導管の端部を固定する導管固定部とを備えている断面ほぼ角柱状のアジャスト軸と、
    (b)そのアジャスト軸を軸方向に摺動自在に案内するガイド部を有し、前記係止歯列と噛み合う内側に撓んだ状態と噛み合わない外側に撓んだ状態との間で揺動自在に設けられる係止片を有し、一端近辺に相手部材に対して固定される固定部を備えたホルダーと、
    (c)そのホルダーに対して軸心廻りに回動自在に取り付けられ、その内面に、所定の回動位置で前記係止片の外面と当接して内側に押圧する押圧部と、他の回動位置で係止片を押圧しない解除部とを備えているロック部材と、
    (d)そのロック部材に一端が係止され、他端がアジャスト軸に係止されており、導管の有効長さを長くする方向に弾力的に付勢するバネとからなり、
    (e)前記ホルダーが、中心部に前記ガイド部を備えた筒状の本体を備えており、その本体の前記固定部とは反対側の端部から前記係止片が突出しており、
    (f)前記ロック部材が筒状の形態を有し、かつ、その一端がホルダーの本体の前記固定部とは反対側の端部に回動自在に係合されているコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置。
  2. 前記アジャスト軸が互いに反対側の2面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の2ヶ所に設けられている請求項1記載の長さ調整端末固定装置。
  3. 前記ロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続している請求項1記載の長さ調整端末固定装置。
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