JP3832676B2

JP3832676B2 - Control cable length adjustment terminal fixing device

Info

Publication number: JP3832676B2
Application number: JP14799496A
Authority: JP
Inventors: 辰生嶋田
Original assignee: Nippon Cable System Inc; Hi Lex Corp
Current assignee: Nippon Cable System Inc; Hi Lex Corp
Priority date: 1996-05-17
Filing date: 1996-05-17
Publication date: 2006-10-11
Anticipated expiration: 2016-05-17
Also published as: JPH09303491A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置に関する。さらに詳しくは、コントロールケーブルの導管の端末を、相手部材に対して長手方向に位置調整しながら固定するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
コントロールケーブルの導管を相手部材に取り付ける場合、内索の張り状態を調整するために、導管の固定位置を長手方向に調整する必要がある。実公平７−１６９００号公報は、このような目的で使用される端末固定装置として、導管の端部を固定した端末筒を筒形ホルダー内に軸方向摺動自在に挿入し、端末筒の表面に形成した凹凸歯列と、ホルダーに設けた一対の爪片とを噛み合わせて固定するものを開示している。
【０００３】
ホルダーは相手部材に取り付ける部分と、角筒状の案内部と、それらを連結する左右一対の連結部とを有しており、全体に端末筒を案内する角形の案内孔が貫通している。案内孔は連結部の範囲で上下に開放されている。一対の爪片は、案内部の前端に樹脂ヒンジで連結され、その自由端が外側に拡がるように傾斜して、連結部の範囲で前方に延びている。ホルダーの後部のガイド部上には、軸方向に摺動自在のロック部材を設けている。
【０００４】
このものはロック部材を軸方向に前進させて爪片の傾斜している外面を押圧すると、爪片の自由端側が内側に撓み、連結部の上下の開放部に露出している端末筒の凹凸歯列と係合し、端末筒の位置がロックされる。また、ロック部材を後退させて爪片から外すと、爪片が弾力的に復帰して、ロック状態が解除される。
【０００５】
他方、特開平８−４９７１８号公報は、ホルダーに設けた薄い金属板からなる係止片と、導管に固定したチューブの係止歯列とを係合／解除させるものを開示している。このものは、係止片とチューブを相対的に軸廻りに９０度回転させて、係止片の内側の爪部を係止歯列に噛み合わせることにより、両者を軸方向に動かないように係合する。そして反対方向に９０度回転させることにより、係合を解除することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
前記のロック部材を軸方向に摺動させる端末固定装置は、爪片の先端を半径方向に開いたり閉じたりするので、係止歯列への係合／解除が容易である。しかしロック部材を前進させたり後退させたりするとき、必要な力が急に変化する。そのため操作がしにくい。とくに狭い場所では、力をかける加減を調節するのが難しい。
【０００７】
他方、前記チューブまたは係止片を９０度回転させて係合・解除する装置は、指で摘んでねじる操作が簡単である。また解除のときの操作も簡単である。しかし係合させるときは、係止片の爪部を歯列の歯の間に側面側から挿入する必要があるので、歯の間と爪部とを合わせる作業が厄介である。
【０００８】
本発明は上記従来技術のそれぞれの欠点に鑑み、係合／解除の操作が簡単で、狭い場所でも容易に導管の長さを調整することができるコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置を提供することを技術課題とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置は、コントロールケーブルの導管の端末を相手部材に対して位置調整しながら固定するための装置であって、（ａ）中心線に沿って形成されるコントロールケーブルの内索を挿通する孔と、その表面に長手方向に配列される係止歯列と、導管の端部を固定する導管固定部とを備えている断面ほぼ角柱状のアジャスト軸と、（ｂ）そのアジャスト軸を軸方向に摺動自在に案内するガイド部を有し、前記係止歯列と噛み合う内側に撓んだ状態と噛み合わない外側に撓んだ状態との間で揺動自在に設けられる係止片を有し、一端近辺に相手部材に対して固定される固定部を備えたホルダーと、（ｃ）そのホルダーに対して軸心廻りに回動自在に取り付けられ、その内面に、所定の回動位置で前記係止片の外面と当接して内側に押圧する押圧部と、他の回動位置で係止片を押圧しない解除部とを備えているロック部材と、（ｄ）そのロック部材に一端が係止され、他端がアジャスト軸に係止されており、導管の有効長さを長くする方向に弾力的に付勢するバネとからなり、（ｅ）前記ホルダーが、中心部に前記ガイド部を備えた筒状の本体を備えており、その本体の前記固定部とは反対側の端部から前記係止片が突出しており、（ｆ）前記ロック部材が筒状の形態を有し、かつ、その一端がホルダーの本体の前記固定部とは反対側の端部に回動自在に係合されていることを特徴としている。
【００１１】
また前記アジャスト軸が互いに反対側の２面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の２ヶ所に設けられているものが好ましい。
【００１２】
また、前記ロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続しているものが一層好ましい。
【００１４】
【作用】
筒状のロック部材を軸心廻りに一方向に回転させると、その内面の押圧部が係止片の外面と当接し、内側に押圧する。それにより、係止片が歯列と噛み合い、外側に逃げることができなくなる。したがって、アジャスト軸の軸方向の移動をロックすることができる。また、ロック部材を他方向に軸心廻りに回転させ、押圧部を係止片の外面から外すと、係止片が外側に逃げることができるようになる。したがってその状態ではロックが解除され、アジャスト軸を軸方向に移動させることができる。
また、各部品、とくにホルダーの製造が簡単である。またそれらの部品を比較的容易に組み立てることができる。さらに、使用により内索に生じた伸びを吸収する場合に、ロック部材を回動させてロックを解除すると、バネの作用により、導管の長さが適切な長さまで延びる。そのため伸び吸収の操作が簡単である。
【００１６】
前記アジャスト軸が互いに反対側の２面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の２ヶ所に設けられている装置は、ホルダーとアジャスト軸とが軸対称の２ヶ所で係合する。そのため係止片を内側に押圧する力も軸心に対して対照的に作用する。したがって安定した係合が得られる。
【００１７】
さらにロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続している装置では、解除から係合への途中で、ロック部材の内面が係止片の外面を次第に強く押圧していく。また、係合から解除に切り替えるときは、逆に押圧部の押圧力がしだいに弱くなっていく。したがって係合・解除の切り替え操作がスムーズである。
【００１９】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置の好ましい実施形態を説明する。図１は本発明の装置の一実施形態を示す分解斜視図、図２はその装置のロック解除状態を示す縦断面図、図３は図２のIII-III 線断面図、図４はその装置のロック状態を示す縦断面図、図５は図４のV-V 線断面図、図６は本発明の装置の他の実施形態を示す要部断面図である。
【００２０】
図１に示すコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置Ａは、アジャスト軸１と、ホルダー２と、ロック部材３と、バネ４とから構成されている。アジャスト軸１は、ほぼ角柱状の形態を備えており、上下面には、係止歯列５、５が形成されている。係止歯列５の各歯は、前側（図１の左側）が軸線に直角で、後側が傾斜した三角形状の断面を備えている。なおこの実施形態では、アジャスト軸１の上下を平板状とし、中間部を円筒状にしており、係止歯列５、５は上下の平板部分の表面に形成している（図３の断面図参照）。バネ４は本実施形態では圧縮コイルバネを採用している。
【００２１】
アジャスト軸１の後端側には、コントロールケーブルの導管６を固定するための円筒状の導管固定部７と、フランジ状のバネ受け部８とが設けられている。なお導管６の内部には、内索９が摺動自在に挿通されており、アジャスト軸１の中心部には、内索９を挿通するための内索挿通孔（図３の符号１０）が貫通している。なおアジャスト軸１の前端には、舌片状の抜け止め片１１が設けられている。抜け止め片１１はアジャスト軸１をホルダー２に挿入するときに弾力的に撓み、その後開いてアジャスト軸１がホルダーから抜けないように係合するものである。アジャスト軸１は通常は合成樹脂から成形する。しかし金属など、他の材料を採用することもできる。
【００２２】
前記ホルダー２は、角柱状の固定部１３と、その後方のフランジ部１４と、そのフランジ部１４の後方の回転支持部１５とからなる本体１６を有している。さらに回転支持部１５の後端面には、一対の係止片１７が樹脂ヒンジ１８を介して接続されている。本体１６および係止片１７は合成樹脂で一体に成形されている。
【００２３】
前記固定部１３は角柱状のブロック１９と、その上下の先端側からそれぞれ後方に湾曲するように突出する、４本の係合片２０とからなる公知の形態を備えている。この固定部１３は、図２に示すように、相手部材２１の取付穴２１ａに挿入し、係合片２０とフランジ部１４との間に相手部材２１の取付穴の内周縁を挟み込むことにより、ホルダー２を相手部材２１に係止するものである。
【００２４】
フランジ部１４は円板状の形態を備え、その上下端には、ホルダー２を相手部材２１に取り付けた後のガタツキをなくすための弾性片２２が一体に設けられている。なおゴムシートなどの弾性体をフランジ部１４と相手部材２１との間に挟み込むようにしてもガタツキを防止できるが、本実施形態のようにフランジ部１４に弾性片２２を一体に設けると、部品点数を少なくすることができ、組立が容易になる。回転支持部１５はフランジ部１４より小径の円柱状の形態を備え、ロック部材３を回転自在に支持する環状溝２３を有している。本実施形態では、係合溝２３内に、ロック部材３の回転角度を確認するための球面状の凹部２４が形成されている。本体１６の全体には、回転支持部１５から固定部１３にかけて、アジャスト軸１を軸方向に摺動自在に案内する断面矩形状の案内孔２５が形成されている。
【００２５】
前記係止片１７、１７は、互いに対向する内面に、アジャスト軸１の係止歯列５と係合する複数の歯２６を備えている。それらの歯２６は係止歯列５と噛み合うように、係止歯列５の歯と対応する断面形状、すなわち傾斜面と直角面からなる三角形の断面形状を備えている。また一対の係止片１７は、自然な状態では、後方に向かって拡がっている。それぞれの係止片１７の外面の側方の稜線には、円弧状の面取り部ないしアール面２７が形成されている（図３参照）。
【００２６】
前記ロック部材３は有底筒状の形態を有し、底部２８にはアジャスト軸１を通すための開口２９が形成されている。さらに先端側の内面には、ホルダー２の回転支持部１５の環状溝２３と弾力的に係合して回転自在に支持される環状突起３０が設けられている。環状突起３０には、前述の凹部２４と嵌合する球面状の突部３１が設けられている。また先端側には、軸心と平行に４個所のスリット３２が形成されている。それらのスリット３２は、環状突起３０を環状溝２３に係合させるときに、ロック部材３の先端側が外側に撓み易いようにするためのものである。ロック部材３は、通常は合成樹脂の成形品を用いるが、金属など、他の材質のものを採用することもできる。
【００２７】
ロック部材３の内面の軸方向における所定の範囲３３には、図３に詳細に示すように、断面楕円状の内壁面が形成されている。その断面楕円状の範囲の内、短径部はホルダー２の係止片１７を半径方向内側に押圧するための押圧部３４である。また長径部は押圧を解除する解除部３５である。押圧部３４と解除部３５とは楕円状の内壁面によって滑らかに連続している。
【００２８】
前述の球面状の突部３１および球面状の凹部２４は、押圧部３４が係止片１７と対応する角度にきたときに互いに係合する位置関係にされている。そのため操作する者は、クリック感により、もっとも強く係止片１７を押圧する位置でロック部材３を止めることができる。また一旦、ロックした後、ロック部材３が勝手に回転しない。
【００２９】
上記の装置Ａを用いてコントロールケーブルの導管６を相手部材２１に取り付けるには、まず導管６を導管固定部７に固定する。つぎにバネ４とロック部材３とをアジャスト軸１に嵌挿した後、ロック部材３の楕円の解除部３５を上下方向に、すなわち係止片１７、１７と対向する角度にした上で、アジャスト軸１を係止歯列５と係止片１７とが対向する角度でホルダー２の案内孔２５に挿入する。なおバネ４はロック部材３の底部２８とアジャスト軸１のバネ受け部８との間に介装される。ついでロック部材３の先端をホルダー２の回転支持部１５に嵌合する。このようにして組み立てられた装置Ａに内索９を挿通し、図示しない内索端末金具を内索９に取りつけてコントロールケーブルを組み立てる。ついでホルダー２を固定部１３の係合片２０を利用して相手部材２１に係止することにより、コントロールケーブルの端部を相手部材２１に固定する。それにより装置Ａは図２に示すように組み立てられる。
【００３０】
この状態ではロック部材３の解除部３５が係止片１７と対向しており、係止片１７を内向きに押圧していない。そのため係止片１７は自由に揺動することができ、アジャスト軸１は軸方向に摺動自在である。またこのとき、バネ４はアジャスト軸１を常時後退させる方向、すなわち導管６の有効長さを延ばす方向に付勢する。しかしアジャスト軸１を案内孔２５に挿入し、先端の抜け止め片１１が案内孔２５から外部に出ると、その抜け止め片１１がホルダー２の先端と係合する。そのためアジャスト軸１が抜けることはない。なおアジャスト軸１が導管６の有効長さを延ばす方向に移動するとき、係止歯列５と係止片１７の歯が、傾斜面同士で当接するので、両者が滑りやすい。
【００３１】
つぎにたとえば内索９の両端をシフトレバーなどの操作部材およびトランスミッションなどの***作部材に連結し、操作部材を操作して内索９に張力を与える。それにより導管６には圧縮力が加えられ、バネ４の付勢力に抗してアジャスト軸１が先端側に向かって移動し、バネ４の付勢力とバランスする位置で止まる。この状態で、ロック部材２を指などで摘んで９０度回転させると、図４および図５に示すように、ロック部材３の押圧部３４が係止片１７を内向きに押圧し、係止片１７の歯２６がアジャスト軸１の係止歯列５と噛み合う。それによりアジャスト軸１の軸方向の位置がロックされる。この状態で、内索９に強い引っ張り力が加わった場合、アジャスト軸１には導管６の長さを縮める方向に付勢される。しかし係止歯列５と係止片１７の歯が直角面同士で当接するので、係止片１７には拡げようとする力があまりかからない。
【００３２】
使用により内索９に伸びが生じてきた場合は、ロック部材３を９０度回動させてロックを解除し、そして再び内索９に適切な張力を与えながら、前述の方法でロックすればよい。
【００３３】
上記の実施形態では、係止歯列５、５を上下に設け、係止片１７を一対としている。しかし係止歯列を１列としてもよく、また３列以上設けてもよい。その場合は係止片１７の個数およびロック部材３の押圧部３４の個数を係止歯列５の数に合わせればよい。たとえば、ロック部材３の押圧部３４は、断面形状が「おむすび状」の内壁面などにより構成することができる。
【００３４】
上記の実施形態では、ロック部材３の所定の範囲３３を断面楕円状にしているが、たとえば図６に示すように、ロック部材３の内面の２ヶ所に押圧突起３６を形成してもよい。その場合、押圧突起３６の内面は、係止片１７を内向きに撓め易いように、傾斜させるのが好ましい。
【００３５】
また上記の実施形態では、係止歯列および係合片の歯は断面直角三角形状である。しかし両側とも傾斜した二等辺三角形状などにしてもよい。さらに歯の断面形状は、三角形のほか、波形、あるいは台形状など、他の形状とすることもできる。
【００３６】
前記の実施形態では、係止片１７をホルダー２の本体１６に樹脂ヒンジ１８で連結し、本体１６と係止片１７とを合成樹脂で一体に成形している。しかし係止片１７を、本体１６に対してピンなどで揺動自在に連結してもよい。
【００３７】
【発明の効果】
本発明のコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置は、ロック部材を同じ位置で回転させるだけで、係合／解除の操作ができる。そのため操作が簡単で、狭い場所でも容易に導管の長さを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図２】その装置のロック解除状態を示す縦断面図である。
【図３】図２のIII-III 線断面図である。
【図４】その装置のロック状態を示す縦断面図である。
【図５】図４のV-V 線断面図である。
【図６】本発明の装置の他の実施形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
Ａ装置
１アジャスト軸
２ホルダー
３ロック部材
４バネ
５係止歯列
６導管
７導管固定部
１０内索挿通孔
１３固定部
１５回転支持部
１６本体
１７係止片
１８樹脂ヒンジ
２５案内孔
３４押圧部
３５解除部
３６押圧突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a control cable length adjusting terminal fixing device. More particularly, the present invention relates to an apparatus for fixing the end of a conduit of a control cable with respect to a mating member while adjusting its position in the longitudinal direction.
[0002]
[Prior art]
When the conduit of the control cable is attached to the mating member, it is necessary to adjust the fixing position of the conduit in the longitudinal direction in order to adjust the tension state of the inner cable. In fact, as a terminal fixing device used for such a purpose, Japanese Utility Model Publication No. 7-16900 discloses a terminal cylinder in which an end of a conduit is fixed and is inserted into a cylindrical holder so as to be slidable in the axial direction. And a pair of claw pieces provided on the holder to be engaged and fixed.
[0003]
The holder has a portion to be attached to the mating member, a rectangular tube-shaped guide portion, and a pair of left and right connecting portions that connect them, and a rectangular guide hole that guides the terminal tube passes through the holder. The guide hole is opened up and down within the range of the connecting portion. The pair of claw pieces are connected to the front end of the guide portion by a resin hinge, are inclined so that their free ends are spread outward, and extend forward in the range of the connection portion. A lock member slidable in the axial direction is provided on the guide portion at the rear of the holder.
[0004]
In this case, when the locking member is advanced in the axial direction and the inclined outer surface of the claw piece is pressed, the free end side of the claw piece is bent inward, and the irregularities of the terminal cylinder exposed at the upper and lower open parts of the connecting part The position of the terminal tube is locked by engaging with the dentition. Further, when the lock member is retracted and removed from the claw piece, the claw piece is elastically restored and the locked state is released.
[0005]
On the other hand, Japanese Patent Laid-Open No. 8-49718 discloses a device that engages / releases a locking piece made of a thin metal plate provided in a holder and a locking tooth row of a tube fixed to a conduit. In this case, the locking piece and the tube are rotated 90 degrees relative to each other around the axis, and the claws on the inner side of the locking piece are engaged with the locking tooth row so that they do not move in the axial direction. Engage. The engagement can be released by rotating 90 degrees in the opposite direction.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Since the terminal fixing device that slides the lock member in the axial direction opens and closes the tip of the claw piece in the radial direction, it is easy to engage / release the locking tooth row. However, when the lock member is advanced or retracted, the required force changes suddenly. Therefore, it is difficult to operate. Especially in narrow places, it is difficult to adjust the force applied.
[0007]
On the other hand, the device for rotating and engaging / disengaging the tube or the locking piece by 90 degrees is easy to pick and twist with a finger. Also, the operation at the time of release is easy. However, when engaging, it is necessary to insert the claw portion of the locking piece between the teeth of the dentition from the side surface side, so that the operation of aligning the gap between the teeth and the claw portion is troublesome.
[0008]
The present invention provides a control cable length adjusting terminal fixing device that can easily adjust the length of a conduit even in a narrow place, in view of the above-mentioned drawbacks of the prior art. This is a technical issue.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The control cable length adjusting terminal fixing device of the present invention is a device for fixing the end of the conduit of the control cable while adjusting its position with respect to the counterpart member, and is formed along the center line (a). An adjustment shaft having a substantially prismatic cross section having a hole for inserting the inner cable of the control cable, a locking tooth row arranged longitudinally on the surface thereof, and a conduit fixing portion for fixing the end of the conduit; (B) having a guide portion that slidably guides the adjustment shaft in the axial direction, and swings between an inwardly bent state engaging with the locking tooth row and an outwardly bent state not engaging. A holder having a locking piece provided freely, and having a fixing portion fixed to a mating member in the vicinity of one end ; and (c) attached to the holder so as to be rotatable about an axis, On the inner surface, at a predetermined rotational position A pressing portion for pressing inwardly against the outer surface of the locking piece and those, a locking member and a release portion does not press the locking piece in another rotational position, (d) one end engaged to the locking member The other end is locked to the adjusting shaft, and comprises a spring that elastically urges the conduit in the direction of increasing the effective length of the conduit, and (e) the holder has the guide portion at the center. Provided with a cylindrical main body, the locking piece protrudes from an end of the main body opposite to the fixing portion, and (f) the lock member has a cylindrical shape, and One end of the holder is rotatably engaged with an end of the main body of the holder opposite to the fixed portion .
[0011]
In addition, the adjustment shaft includes a locking tooth row on two surfaces opposite to each other, the holder includes a pair of locking pieces that respectively mesh with the locking tooth row, and the pressing portion of the lock member includes Those provided at two axially symmetric positions are preferable.
[0012]
Further, it is more preferable that the inner surface of the lock member is smoothly continuous from the pressing portion to the release portion.
[0014]
[Action]
When the cylindrical lock member is rotated in one direction around the axis, the pressing portion on the inner surface comes into contact with the outer surface of the locking piece and presses inward. As a result, the locking piece meshes with the tooth row and cannot escape to the outside. Therefore, the movement of the adjustment shaft in the axial direction can be locked. Further, when the lock member is rotated about the axis in the other direction and the pressing portion is removed from the outer surface of the locking piece, the locking piece can escape to the outside. Therefore, in this state, the lock is released and the adjustment shaft can be moved in the axial direction.
Also, it is easy to manufacture each part, especially the holder. Moreover, those parts can be assembled relatively easily. Further, when absorbing the elongation generated in the inner cable by use, when the lock member is rotated to release the lock, the length of the conduit is extended to an appropriate length by the action of the spring. For this reason, the operation of stretching absorption is easy.
[0016]
The adjusting shaft has locking tooth rows on two surfaces opposite to each other, the holder has a pair of locking pieces that respectively mesh with the locking tooth rows, and the pressing portion of the lock member is a shaft. In the apparatus provided at two symmetrical places, the holder and the adjusting shaft are engaged at two axially symmetrical places. Therefore, the force that presses the locking piece inward also acts against the shaft center. Therefore, stable engagement can be obtained.
[0017]
Further, in an apparatus in which the inner surface of the lock member is smoothly continuous from the pressing portion to the release portion, the inner surface of the lock member gradually and strongly presses the outer surface of the locking piece during the release to engagement. On the other hand, when switching from engagement to release, the pressing force of the pressing portion gradually decreases. Therefore, the engagement / release switching operation is smooth.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a preferred embodiment of the control cable length adjusting terminal fixing device of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of the apparatus of the present invention, FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing the unlocked state of the apparatus, FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III in FIG. 2, and FIG. FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line VV of FIG. 4, and FIG. 6 is a cross-sectional view of the principal part showing another embodiment of the apparatus of the present invention.
[0020]
A control cable length adjusting terminal fixing device A shown in FIG. 1 includes an adjusting shaft 1, a holder 2, a lock member 3, and a spring 4. The adjusting shaft 1 has a substantially prismatic shape, and locking tooth rows 5 and 5 are formed on the upper and lower surfaces. Each tooth of the locking tooth row 5 has a triangular cross section whose front side (left side in FIG. 1) is perpendicular to the axis and whose rear side is inclined. In this embodiment, the upper and lower sides of the adjusting shaft 1 are formed in a flat plate shape, the intermediate portion is formed in a cylindrical shape, and the locking tooth rows 5 and 5 are formed on the surfaces of the upper and lower flat plate portions (sectional view in FIG. 3). reference). In the present embodiment, the spring 4 employs a compression coil spring.
[0021]
On the rear end side of the adjusting shaft 1, a cylindrical conduit fixing portion 7 for fixing the conduit 6 of the control cable and a flange-shaped spring receiving portion 8 are provided. An inner cord 9 is slidably inserted into the conduit 6, and an inner insertion hole (reference numeral 10 in FIG. 3) for inserting the inner cord 9 is provided at the center of the adjusting shaft 1. It penetrates. A tongue piece-like retaining piece 11 is provided at the front end of the adjusting shaft 1. The retaining piece 11 is elastically bent when the adjusting shaft 1 is inserted into the holder 2 and is then opened to engage so that the adjusting shaft 1 does not come out of the holder. The adjusting shaft 1 is usually molded from a synthetic resin. However, other materials such as metal can be employed.
[0022]
The holder 2 has a main body 16 including a prismatic fixing portion 13, a flange portion 14 behind the prism-shaped fixing portion 13, and a rotation support portion 15 behind the flange portion 14. Further, a pair of locking pieces 17 are connected to the rear end surface of the rotation support portion 15 via a resin hinge 18. The main body 16 and the locking piece 17 are integrally formed of synthetic resin.
[0023]
The fixing portion 13 has a known form including a prismatic block 19 and four engagement pieces 20 that protrude from the upper and lower tip sides so as to bend backward. As shown in FIG. 2, the fixing portion 13 is inserted into the mounting hole 21 a of the mating member 21, and the inner peripheral edge of the mounting hole of the mating member 21 is sandwiched between the engaging piece 20 and the flange portion 14. The holder 2 is locked to the mating member 21.
[0024]
The flange portion 14 has a disk-like form, and elastic pieces 22 are integrally provided at upper and lower ends thereof to eliminate backlash after the holder 2 is attached to the mating member 21. Note that even if an elastic body such as a rubber sheet is sandwiched between the flange portion 14 and the mating member 21, rattling can be prevented. However, if the elastic piece 22 is provided integrally with the flange portion 14 as in this embodiment, the component The number of points can be reduced, and assembly is facilitated. The rotation support portion 15 has a cylindrical shape having a smaller diameter than the flange portion 14, and has an annular groove 23 that rotatably supports the lock member 3. In the present embodiment, a spherical recess 24 for confirming the rotation angle of the lock member 3 is formed in the engagement groove 23. A guide hole 25 having a rectangular cross section for guiding the adjustment shaft 1 in the axial direction is formed from the rotation support portion 15 to the fixed portion 13 in the entire main body 16.
[0025]
The locking pieces 17, 17 are provided with a plurality of teeth 26 that engage with the locking teeth row 5 of the adjusting shaft 1 on the inner surfaces facing each other. The teeth 26 have a cross-sectional shape corresponding to the teeth of the locking tooth row 5, that is, a triangular cross-sectional shape composed of an inclined surface and a right angle surface so as to mesh with the locking tooth row 5. In addition, the pair of locking pieces 17 expands rearward in a natural state. An arcuate chamfered portion or a rounded surface 27 is formed on the side ridge line of the outer surface of each locking piece 17 (see FIG. 3).
[0026]
The lock member 3 has a bottomed cylindrical shape, and an opening 29 through which the adjustment shaft 1 is passed is formed in the bottom portion 28. Further, on the inner surface on the distal end side, an annular protrusion 30 that is elastically engaged with the annular groove 23 of the rotation support portion 15 of the holder 2 and is rotatably supported is provided. The annular protrusion 30 is provided with a spherical protrusion 31 that fits into the aforementioned recess 24. Further, four slits 32 are formed on the tip side in parallel with the axis. These slits 32 are provided so that the distal end side of the lock member 3 is easily bent outward when the annular protrusion 30 is engaged with the annular groove 23. The lock member 3 is usually a synthetic resin molded product, but may be made of other materials such as metal.
[0027]
As shown in detail in FIG. 3, an inner wall surface having an elliptical cross section is formed in the predetermined range 33 in the axial direction of the inner surface of the lock member 3. Within the range of the elliptical cross section, the short diameter portion is a pressing portion 34 for pressing the locking piece 17 of the holder 2 radially inward. The long diameter portion is a release portion 35 for releasing the pressing. The pressing part 34 and the release part 35 are smoothly continuous by an elliptical inner wall surface.
[0028]
The spherical protrusion 31 and the spherical recess 24 described above are in a positional relationship to engage with each other when the pressing portion 34 comes to an angle corresponding to the locking piece 17. Therefore, the operator can stop the lock member 3 at a position where the locking piece 17 is pressed most strongly by a click feeling. Moreover, once locked, the lock member 3 does not rotate arbitrarily.
[0029]
In order to attach the conduit 6 of the control cable to the mating member 21 using the apparatus A, the conduit 6 is first fixed to the conduit fixing portion 7. Next, after the spring 4 and the lock member 3 are fitted and inserted into the adjustment shaft 1, the elliptical release portion 35 of the lock member 3 is adjusted in the vertical direction, that is, at an angle facing the locking pieces 17, 17. The shaft 1 is inserted into the guide hole 25 of the holder 2 at an angle at which the locking tooth row 5 and the locking piece 17 face each other. The spring 4 is interposed between the bottom portion 28 of the lock member 3 and the spring receiving portion 8 of the adjustment shaft 1. Next, the tip of the lock member 3 is fitted into the rotation support portion 15 of the holder 2. The inner cable 9 is inserted into the device A thus assembled, and an inner cable terminal fitting (not shown) is attached to the inner cable 9 to assemble the control cable. Next, the end of the control cable is fixed to the mating member 21 by locking the holder 2 to the mating member 21 using the engaging piece 20 of the fixing portion 13. Thereby, the device A is assembled as shown in FIG.
[0030]
In this state, the release portion 35 of the lock member 3 faces the locking piece 17 and does not press the locking piece 17 inward. Therefore, the locking piece 17 can swing freely, and the adjustment shaft 1 is slidable in the axial direction. At this time, the spring 4 is urged in a direction in which the adjustment shaft 1 is always retracted, that is, a direction in which the effective length of the conduit 6 is extended. However, when the adjusting shaft 1 is inserted into the guide hole 25 and the retaining piece 11 at the tip comes out of the guide hole 25, the retaining piece 11 engages with the tip of the holder 2. Therefore, the adjusting shaft 1 will not come off. When the adjustment shaft 1 moves in the direction of extending the effective length of the conduit 6, the teeth of the locking tooth row 5 and the locking piece 17 come into contact with each other on the inclined surfaces, so that both are easy to slip.
[0031]
Next, for example, both ends of the inner cable 9 are connected to an operating member such as a shift lever and an operated member such as a transmission, and the operating member is operated to apply tension to the inner cable 9. As a result, a compressive force is applied to the conduit 6, the adjusting shaft 1 moves toward the tip side against the biasing force of the spring 4, and stops at a position where it balances with the biasing force of the spring 4. In this state, when the lock member 2 is picked with a finger or the like and rotated 90 degrees, the pressing portion 34 of the lock member 3 presses the locking piece 17 inwardly as shown in FIGS. The teeth 26 of the piece 17 mesh with the locking tooth row 5 of the adjusting shaft 1. As a result, the position of the adjusting shaft 1 in the axial direction is locked. In this state, when a strong pulling force is applied to the inner cable 9, the adjustment shaft 1 is urged in a direction to shorten the length of the conduit 6. However, since the teeth of the locking tooth row 5 and the locking piece 17 are in contact with each other at right-angled surfaces, the locking piece 17 does not have much force for spreading.
[0032]
If the inner cable 9 is stretched due to use, the lock member 3 is turned 90 degrees to release the lock, and then locked with the above-mentioned method while applying an appropriate tension to the inner cable 9 again. .
[0033]
In the above embodiment, the locking tooth rows 5 and 5 are provided on the top and the bottom, and the locking pieces 17 are paired. However, the locking tooth row may be one row, or three or more rows may be provided. In that case, the number of locking pieces 17 and the number of pressing portions 34 of the lock member 3 may be matched with the number of locking tooth rows 5. For example, the pressing portion 34 of the lock member 3 can be configured by an inner wall surface having a cross-sectional shape of “rice ball”.
[0034]
In the above embodiment, the predetermined range 33 of the lock member 3 has an elliptical cross section. However, for example, as shown in FIG. 6, the pressing protrusions 36 may be formed at two locations on the inner surface of the lock member 3. In that case, the inner surface of the pressing projection 36 is to facilitate flexing of the locking pieces 17 inwardly, preferably is inclined.
[0035]
Moreover, in said embodiment, the teeth of a latching tooth row | line | column and an engagement piece are cross-sectional right triangle shapes. However, it may be an isosceles triangle that is inclined on both sides. Furthermore, the cross-sectional shape of the teeth can be other shapes such as a wave shape or a trapezoidal shape in addition to a triangle.
[0036]
In the above-described embodiment, the locking piece 17 is connected to the main body 16 of the holder 2 by the resin hinge 18, and the main body 16 and the locking piece 17 are integrally formed of synthetic resin. However, the locking piece 17 may be pivotably connected to the main body 16 with a pin or the like.
[0037]
【The invention's effect】
The control cable length adjusting terminal fixing device of the present invention can be engaged / released only by rotating the lock member at the same position. Therefore, the operation is simple, and the length of the conduit can be easily adjusted even in a narrow place.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of an apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing an unlocked state of the device.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a locked state of the device.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a main part showing another embodiment of the apparatus of the present invention.
[Explanation of symbols]
A device 1 adjustment shaft 2 holder 3 lock member 4 spring 5 locking tooth row 6 conduit 7 conduit fixing portion 10 groin insertion hole 13 fixing portion 15 rotation support portion 16 main body 17 locking piece 18 resin hinge 25 guide hole 34 pressing portion 35 Release 36 Pressing protrusion

Claims

コントロールケーブルの導管の端末を相手部材に対して位置調整しながら固定するための装置であって、
（ａ）中心線に沿って形成されるコントロールケーブルの内索を挿通する孔と、その表面に長手方向に配列される係止歯列と、導管の端部を固定する導管固定部とを備えている断面ほぼ角柱状のアジャスト軸と、
（ｂ）そのアジャスト軸を軸方向に摺動自在に案内するガイド部を有し、前記係止歯列と噛み合う内側に撓んだ状態と噛み合わない外側に撓んだ状態との間で揺動自在に設けられる係止片を有し、一端近辺に相手部材に対して固定される固定部を備えたホルダーと、
（ｃ）そのホルダーに対して軸心廻りに回動自在に取り付けられ、その内面に、所定の回動位置で前記係止片の外面と当接して内側に押圧する押圧部と、他の回動位置で係止片を押圧しない解除部とを備えているロック部材と、
（ｄ）そのロック部材に一端が係止され、他端がアジャスト軸に係止されており、導管の有効長さを長くする方向に弾力的に付勢するバネとからなり、
（ｅ）前記ホルダーが、中心部に前記ガイド部を備えた筒状の本体を備えており、その本体の前記固定部とは反対側の端部から前記係止片が突出しており、
（ｆ）前記ロック部材が筒状の形態を有し、かつ、その一端がホルダーの本体の前記固定部とは反対側の端部に回動自在に係合されているコントロールケーブルの長さ調整端末固定装置。A device for fixing the end of the conduit of the control cable to the counterpart member while adjusting the position,
(A) A hole for inserting an inner cable control line formed along the center line, a locking tooth row arranged in the longitudinal direction on the surface thereof, and a conduit fixing portion for fixing the end portion of the conduit. An adjustment shaft having a substantially prismatic cross section , and
(B) having a guide portion that slidably guides the adjustment shaft in the axial direction, and swings between an inwardly bent state engaging with the locking tooth row and an outwardly bent state not engaging. A holder having a locking piece provided freely, and having a fixing portion fixed to a counterpart member near one end ;
(C) A pressing portion which is attached to the holder so as to be rotatable about an axis, and which is in contact with the outer surface of the locking piece at a predetermined rotation position and presses inward, and other rotations. A lock member having a release portion that does not press the locking piece in the moving position;
(D) one end of the locking member is locked and the other end is locked to the adjusting shaft, and the spring is elastically biased in the direction of increasing the effective length of the conduit;
(E) the holder includes a cylindrical main body having the guide portion at the center, and the locking piece protrudes from an end of the main body opposite to the fixing portion;
(F) Adjusting the length of the control cable in which the lock member has a cylindrical shape and one end of the lock member is rotatably engaged with the end of the holder body opposite to the fixed portion. Terminal fixing device.

前記アジャスト軸が互いに反対側の２面に係止歯列を備えており、前記ホルダーがそれらの係止歯列とそれぞれ噛み合う一対の係止片を備えており、前記ロック部材の押圧部が軸対称の２ヶ所に設けられている請求項１記載の長さ調整端末固定装置。 The adjusting shaft has locking tooth rows on two surfaces opposite to each other, the holder has a pair of locking pieces that respectively mesh with the locking tooth rows, and the pressing portion of the locking member is a shaft. The length adjusting terminal fixing device according to claim 1, which is provided at two symmetrical places.

前記ロック部材の内面が、押圧部から解除部にかけて滑らかに連続している請求項１記載の長さ調整端末固定装置。 The length adjustment terminal fixing device according to claim 1, wherein an inner surface of the lock member is smoothly continuous from a pressing portion to a release portion.