JP3832094B2 - ロール成形装置 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は,幅寸法が異なる複数種類の成形品を1つの装置によって成形することができるロール成形装置に関する。
【0002】
【従来技術】
例えば熱交換器用のチューブとしては,後述する図4(a)に示すごとく,金属条材を折り曲げることにより成形した偏平状の折り曲げチューブ81が用いられる。この折り曲げチューブ81は,同図に示すごとく,中央部に凸部を設けてなると共にその左右に区画された中空部80を有する断面形状を有している。
この折り曲げチューブ81のように金属条材を折り曲げて作製する成形品は,通常,ロール成形装置を用いて成形される。
【0003】
ロール成形装置を用いた成形においては,帯状の金属条材を徐々に所望形状に近づけるように,複数の成形ロールにより順次加工を加える。このとき使用する成形ロールは,得ようとする成形品の幅寸法に対応して設けられる。
そして,異なる幅寸法の成形品をロール成形する場合には,所望の幅寸法に対応する専用の成形ロールを準備して,これを既設の成形ロールと交換することが必要となる。例えば,図4(a)(b)に示すごとく,厚みTが同じであっても幅寸法W1,W2が異なる2種類の折り曲げチューブ81,82を成形する場合には,それぞれ専用の成形ロールに切替える必要がある。
【0004】
従来,成形ロールの交換方法としては,図6〜図8に示すごとく,3種類の方法がある。第1に,図6に示すごとく,各成形ロール90ごとに,別の置場910に保管した成形ロール90と交換する方法がある。第2に,図7に示すごとく,複数のロール90を配設したベースプレート921,922単位ごとに,別の置場920に保管したベースプレート921,922と交換する方法がある。第3に,図8に示すごとく,すべての成形ロール90を左右2列のレーンに分けて設けておき,その全体を空きスペース930に移動させることにより,パスライン95上に位置するレーンを交替させる方法がある。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のロール成形装置においては,次の問題がある。
即ち,上記の成形ロールごとに着脱する方法(図6)は,交換に必要な時間が非常に長くなり,頻繁に幅変更を行う場合には大きなロスタイムとなる。
また,上記のベースプレート単位ごとに交換する方法(図7)や上記レーン単位ごとに交換する方法(図8)においては,占有する装置面積が増大すると共に装置コストが非常に高くなる。
【0006】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,幅寸法が異なる複数種類の成形品の成形を1台の装置によって容易に行うことができるロール成形装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】
請求項1に記載の発明は,幅寸法が異なる複数種類の成形品の成形が可能なロール成形装置であって,
上記成形品の幅寸法に対応した成形を行うための専用ロールを上記幅寸法ごとにそれぞれ有していると共に,すべての専用ロールを成形方向に沿って配列してなり,
また,各専用ロールはこれらを成形可能状態または待機状態に切替えるための切替手段に連結されており,
かつ,成形すべき上記成形品の幅寸法に応じて,これに対応する専用ロールは成形可能状態とし,一方,他の専用ロールは待機状態とするよう構成してあることを特徴とするロール成形装置にある。
【0008】
本発明において最も注目すべきことは,上記専用ロールを上記幅寸法ごとにそれぞれ有していると共にこれらをすべて成形方向に沿って配列してなり,かつ,上記専用ロールには上記切替手段を設けてあることである。
【0009】
上記専用ロールは,ある特定の幅寸法を有する成形品を成形するための成形ロールであって,他の幅寸法の成形は行わない。また,この専用ロールは成形しようとする成形品の幅寸法の種類に対応してそれぞれ設ける。また,各幅寸法ごとの専用ロールは1の専用ロールだけで構成することもできるし,2以上の専用ロールによって徐々に成形を進めるように構成することもできる。
【0010】
また,各専用ロールは,成形方向に沿って配列する。即ち,金属条材等の素材を進行させる長手方向に向かって配列する。この配列順序は,任意に設定することができる。
例えば,各幅寸法に対応する専用ロールがそれぞれ複数である場合には,例えば,成形品の幅寸法に対応する専用ロールを連続して配列し,次いで他の幅寸法に対応する専用ロールを連続して配列することができる。また,まず各幅寸法ごとの最初に成形を行う専用ロールを連続して配列し,次いで,第2番目に成形を行う専用ロールを連続して配列する,という方法もとることができる。
【0011】
また,上記各専用ロールには,ぞれぞれ上記切替手段を連結する。この切替手段は,上記のごとく,専用ロールを成形可能状態または待機状態に切替えるよう構成される。ここで,成形可能状態とは,成形すべき素材に接触可能な位置に専用ロールを配置した状態をいい,一方,待機状態とは,上記素材に接触しない位置に専用ロールを配置した状態を言う。この待機状態は,例えば,後述するごとく上下のロールを大きく開くことにより実現することもできるし,専用ロール全体をラインの側方又は上下方向へずらすことにより実現することもできる。
【0012】
次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,上記構成を有するので,非常に容易に成形品の幅寸法を変更することができる。
即ち,まず,ある特定の幅寸法の成形品を成形する場合には,この幅寸法に対応する専用ロール(第1の専用ロールとする)を上記切替手段によって成形可能状態とし,一方,第1の専用ロール以外の専用ロールを上記切替手段によって待機状態とする。そして,この状態で上記特定の幅寸法の成形品を成形する。
【0013】
次に,上記と異なる幅寸法の成形品を成形する場合には,上記第1の専用ロールを上記切替手段によって待機状態とする一方,今回成形しようとする幅寸法に対応した専用ロール(第2の専用ロール)を成形可能状態とする。これにより,容易に成形幅を切替えることができる。
【0014】
また,第2,第3...の幅寸法に対応する専用ロールがある場合にも,上記と同様に,切替手段を用いて使用する専用ロールのみを成形可能状態とし,他の専用ロールを待機状態とすることによって,容易に成形幅を切替えることができる。
【0015】
このように,本発明においては,成形しようとする幅寸法に対応する専用ロールをそれぞれ設け,かつ,これらを成形方向に沿って,即ち素材が進行する長手方向に沿って配列した状態で上記幅寸法の切替え作業を行うことができる。そのため,従来のように既にセットしていたロールを退去させてスペースをつくるという作業が一切不要となる。そして,上記切替手段によって使用する専用ロールを適宜成形可能状態に移行させる一方,他の専用ロールを待機状態に移行させることにより,非常に容易に成形可能幅を変更することができる。
それ故,成形すべき幅寸法を頻繁に変更する場合にも,非常に高効率の生産性を維持することができる。
【0016】
以上のごとく,本発明によれば,幅寸法が異なる複数種類の成形品の成形を1台の装置によって容易に行うことができるロール成形装置を提供することができる。
【0017】
次に,請求項2に記載の発明のように,上記ロール成形装置は,上記各幅寸法に左右されない成形工程を実施する共用ロールを有していることが好ましい。即ち,上記成形品を成形する成形工程の中には,所望の幅寸法に関係なく同一の成形ロールを用いて成形することができる場合がある。この場合には,すべての幅寸法に対応し,常時使用することができる成形ロールとして共有ロールを設けることが好ましい。これにより,上記専用ロールの数を最低限に減らすことができ,装置のコンパクト化を図ることができる。
【0018】
また,請求項3に記載の発明のように,上記各専用ロールは上下一対の上ロール及び下ロールよりなり,また,上記切替手段は上記下ロールを上下させる昇降手段と上記上ロールと下ロールとの間のギャップ量を調整するギャップ調整手段とよりなることが好ましい。この場合には,上記昇降手段を用いて下ロールを下降させると共に上記ギャップ調整手段を用いて上記上ロールを上昇させることによって,上記専用ロールをパスラインから外すことができ,これにより容易に上記待機状態への移行を行うことができる。
【0019】
また,請求項4に記載の発明のように,上記昇降手段は,上記下ロールの軸受部の下方に設けた偏芯カムを回動させることにより該下ロールを昇降させるよう構成してあることが好ましい。この場合には,下ロールの昇降機構を簡単にすることができる。
【0020】
また,請求項5に記載の発明のように,上記幅寸法は2種類であり,また,上記専用ロールは上記幅寸法ごとにそれぞれ複数設けてあり,かつ,該専用ロールの配列は,上記幅寸法が交互に入れ替わる配列になるよう構成することができる。この場合には,各幅寸法の複数の専用ロールの配置間隔を一定間隔に維持することができ,幅寸法の変更による成形条件のばらつきを抑制することができる。
【0021】
また,請求項6に記載の発明のように,上記成形品は,金属条材を折り曲げて左右に区画された2つの中空部を有する偏平形状に設けてなる折り曲げチューブとすることができる。この場合には,例えば厚み寸法が同じで幅寸法だけが異なるような2種類以上の折り曲げチューブを,1つの装置により容易に成形することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施形態例
本発明の実施形態例にかかるロール成形装置につき,図1〜図5を用いて説明する。
本例のロール成形装置1は,図4に示すごとく,幅寸法が異なる2種類の成形品(折り曲げチューブ)81,82の成形が可能なロール成形装置である。
該ロール成形装置1は,図1に示すごとく,成形品81,82の幅寸法に対応した成形を行うための専用ロール21,22を幅寸法ごとにそれぞれ有していると共に,すべての専用ロール21,22を成形方向に沿って配列してなる。
【0023】
また,各専用ロール21,22はこれを成形可能状態または待機状態に切替えるための切替手段4に連結されている。
かつ,成形すべき上記成形品81,82の幅寸法に応じて,これに対応する専用ロール21又は22は成形可能状態とし,一方,他の専用ロール22又は21は待機状態とするよう構成してある。
【0024】
以下,これを詳説する。
上記幅寸法は2種類であり,また,専用ロール21,22は上記幅寸法ごとにそれぞれ複数設けてある。以下,これらの専用ロール21,22を適宜,第1専用ロール21,第2専用ロール22という。これらの専用ロール21,22の配列は,上記幅寸法が交互に入れ替わる配列,即ち,第1専用ロール21と第2専用ロール3とが交互に入れ替わる配列としてある。
【0025】
また,図2に示すごとく,各専用ロール21,22はいずれも上下一対の上ロール201及び下ロール202よりなる。そして,すべての専用ロール21,22に連結した切替手段4は上記下ロール202を上下させる昇降手段41と上記上ロール201と下ロール202との間のギャップ量を調整するギャップ調整手段42とよりなる。
【0026】
昇降手段41は,図2に示すごとく,下ロール202の軸受部32の下方に設けた偏芯カム415を有しており,これを回動させることにより下ロール202を昇降させるよう構成してある。また,これらの偏芯カム415は,そのシャフト416に歯車417を設けてある。そして,これらの歯車417をラック418に噛み合わせてあり,ラック418を進退させることにより歯車417を介して偏芯カム415が回動するよう構成してある。なお,ラック418には,これを進退させるシリンダを連結してある。
【0027】
また,上記ギャップ調整手段42は,上ロール201の軸受部31の上方に設けた油圧シリンダにより構成してある。そして,これを進退させることにより上ロール201を昇降させて上下ロール間のギャップ量を調整するよう構成してある。
【0028】
また,図2に示すごとく,専用ロール21,22の軸部を保持する上下の軸受部31,32は,ハウジング30内において上下方向にスライド可能に配設されている。そして,上記のごとく,上ロール201の軸受部31の上方には,ハウジングに固定された油圧シリンダよりなる昇降手段41を連結させてある。また,下ロール202の軸受部32の下方には,当接プレート325を介して上記の偏芯カム415に当接させてある。
【0029】
また,同図に示すごとく,各ロール201,202の軸部は,それぞれカップリング37を介してギアボックス6に連結されている。各カップリング37は,いずれも回転軸芯を上下方向に偏芯できるよう構成してあり,上記昇降手段41あるいはギャップ調整手段42により各ロール201,202が上下した際にも,駆動力の伝達を正常に維持できるようにしてある。
【0030】
また,図1に示すごとく,ロール成形装置1は,上記各幅寸法に左右されない成形工程を実施するための複数の共用ロール5を有している。これらの共用ロール5は,上下一対又は左右一対の成形ロールより構成してあり,ロール成形装置1における入側および出側に配置してある。そして,これらの共用ロール5もそれぞれ図示しないカップリングを介してギアボックス6に連結してある。
そして,ギアボックス6は,減速機,ドライブシャフト,マイタギヤーボックス,カップリング等を介して駆動モータに連結されており,上記専用ロール21,22及び共用ロール5に駆動力を伝達するよう構成されている。
【0031】
また,本例のロール成形装置1において成形する成形品81,82は,図4に示すごとく,熱交換器用の折り曲げチューブであって,それぞれ金属条材を折り曲げて左右に区画された2つの中空部80を有する偏平形状に設けてなる。これらの折り曲げチューブ81,82は,厚み寸法Tが同じであり,幅寸法W1,W2が異なり,W2>W1の関係にある。
【0032】
この折り曲げチューブ81,82は,いずれも概ね図5の(a)〜(f)に示す順に金属条材89を折り曲げることにより作製する。このうち,(c)〜(e)までの成形工程は上記専用ロール21,22をそれぞれの幅寸法に応じて使い分ける。具体的には,幅の狭い折り曲げチューブ81を成形する場合には,第1専用ロール21を使用し,一方,幅の広い折り曲げチューブ82を成形する場合には,第2専用ロール22を使用する。
また,図6の(a)〜(b)及び(f)の成形工程については,いずれの折り曲げチューブ81,82も共用ロール5を用いて成形する。
【0033】
次に,本例の作用効果につき説明する。
まず,狭い幅寸法の折り曲げチューブ81を成形する場合には,図3に示すごとく,上記切替手段4を作動させて第1専用ロール21をパスライン10上に位置させると共に,第2専用ロール22を大きく開いてパスライン10から引き離す。
【0034】
具体的には,上記ラック418を進退させて各専用ロール21,22の下方の偏芯カム415を所定量回動させる。これにより,第1専用ロール21の下ロール202は上面がパスライン10に接する位置に移動し,一方,第2専用ロール22の下ロール202はその上面がパスライン10から十分に離れるように下降する。
【0035】
また,これと同時に,第1専用ロール21のギャップ調整手段42におけるシリンダを操作し,上ロール201を下降させ,その下面がパスライン10に接するように移動させる。また,第2専用ロール22のギャップ調整手段42におけるシリンダを操作し,上ロール201を上昇させ,その下面がパスライン10から十分離れるように移動させる。
【0036】
これら一連の操作により,図3に示すごとく,第1専用ロール21が成形可能状態に移行し,一方,第2専用ロール22が待機状態に移行する。この状態においてロール成形装置1の入側から金型素材89を導入し,共用ロール3及び第1専用ロール21により成形を行う。これにより,金属条材89は,前述した図5(a)〜(f)の断面形状を経て,図4に示すごとき折り曲げチューブ81が得られる。
【0037】
次に,成形品を幅の広い折り曲げチューブ82に切替える際には,再び上記切替手段4を操作する。そして,上記と同様の手順によって,今度は第2専用ロール22をパスライン10上に位置させると共に,第1専用ロール21を大きく開いてパスライン10から引き離す。これにより,広幅の折り曲げチューブ82を成形するための準備が簡単に整う。
【0038】
このように,本例のロール成形装置1においては,不要な専用ロールを取り除くことなく,非常に容易に成形幅を変更することができる。そのため,成形幅の変更にようする時間は従来に比べて大幅に短縮することができる。それ故,上記2種類の幅寸法の成形品81,82を高い頻度で切替えながら製造する場合においても,非常に高い効率で生産を続けることができる。
【0039】
なお,本例においては,2種類の幅寸法の成形品81,82を成形する場合について示したが,3種類以上の幅寸法の成形品を成形する場合にも容易に対応することができる。即ち,例えば上記第2専用ロール22の後に第3の幅寸法に対応する専用ロールを上記と同様に配置し,これらにも上記と同様の切替手段4を設けることにより,容易に3種類の幅寸法にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例における,ロール成形装置のロール配置を示す説明図。
【図2】実施形態例における,専用ロールの構成を示す,(a)正面図,(b)側面図。
【図3】実施形態例における,第1専用ロールを成形可能状態に,第2専用ロールを待機状態に移行させた状態を示す説明図。
【図4】実施形態例における,(a)狭幅の折り曲げチューブ,(b)広幅の折り曲げチューブを示す説明図。
【図5】実施形態例における,折り曲げチューブの成形過程を示す説明図。
【図6】従来例における,ロール交換方法を示す説明図。
【図7】従来例における,他のロール交換方法を示す説明図。
【図8】従来例における,他のロール交換方法を示す説明図。
【符号の説明】
1...ロール成形装置,
10...パスライン,
21...専用ロール(第1専用ロール),
22...専用ロール(第2専用ロール),
4...切替手段,
41...昇降手段,
42...ギャップ調整手段,
5...共用ロール,
81,82...折り曲げチューブ,
Claims (6)
- 幅寸法が異なる複数種類の成形品の成形が可能なロール成形装置であって,
上記成形品の幅寸法に対応した成形を行うための専用ロールを上記幅寸法ごとにそれぞれ有していると共に,すべての専用ロールを成形方向に沿って配列してなり,
また,各専用ロールはこれらを成形可能状態または待機状態に切替えるための切替手段に連結されており,
かつ,成形すべき上記成形品の幅寸法に応じて,これに対応する専用ロールは成形可能状態とし,一方,他の専用ロールは待機状態とするよう構成してあることを特徴とするロール成形装置。 - 請求項1において,上記ロール成形装置は,上記各幅寸法に左右されない成形工程を実施する共用ロールを有していることを特徴とするロール成形装置。
- 請求項1又は2において,上記各専用ロールは上下一対の上ロール及び下ロールよりなり,また,上記切替手段は上記下ロールを上下させる昇降手段と上記上ロールと下ロールとの間のギャップ量を調整するギャップ調整手段とよりなることを特徴とするロール成形装置。
- 請求項3において,上記昇降手段は,上記下ロールの軸受部の下方に設けた偏芯カムを回動させることにより該下ロールを昇降させるよう構成してあることを特徴とするロール成形装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項において,上記幅寸法は2種類であり,また,上記専用ロールは上記幅寸法ごとにそれぞれ複数設けてあり,かつ,該専用ロールの配列は,上記幅寸法が交互に入れ替わる配列にしてあることを特徴とするロール成形装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項において,上記成形品は,金属条材を折り曲げて左右に区画された2つの中空部を有する偏平形状に設けてなる折り曲げチューブであることを特徴とするロール成形装置。
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JP15287398A JP3832094B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | ロール成形装置 |
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JPH11347637A JPH11347637A (ja) | 1999-12-21 |
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JP15287398A Expired - Lifetime JP3832094B2 (ja) | 1998-06-02 | 1998-06-02 | ロール成形装置 |
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1998
- 1998-06-02 JP JP15287398A patent/JP3832094B2/ja not_active Expired - Lifetime
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