JP3831608B2 - 通信システムにおける符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおける符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明分野】
本発明は、一般的には、通信システムにおいて情報を転送するためのデジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)及び他の技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
FMラジオ周波数帯においてデジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)を提供するために提案されたシステムは、CD品質並みのオーディオ、データサービス及び現存するアナログFM送信よりも信頼性の高いサービスエリアを提供するものと期待されている。しかしながら、全デジタルDABに移行される時点まで、放送会社は、同じ可聴帯域においてアナログ及びデジタル信号を同時に送信できる中間的な解決策を必要としている。そのようなシステムは典型的には、ハイブリッド・インバンド・オンチャネル(Hybrid In-Band On-Channel:HIBOC)DABシステムと呼ばれ、FM及びAMラジオ帯域の両方において開発が進められている。従来のアナログFM受信機での著しい歪みを防ぐために、典型的なFM HIBOC DABシステム内のデジタル信号は、例えば、アナログFMホスト信号の両側に1つずつの2つの側波帯において送信されている。
【0003】
知覚オーディオ符号化技術(perceptual audio coding technology)がHIBOC DABのようなFM帯及びAM帯送信の応用形態の場合に特に関心を集めている。D.Sinha、J.D.Johnston、S.Dorqard及びS.R.Quackenbushの「知覚オーディオ符号化(The Perceptual Audio Coder)」(Digital Audio, Section 42, 第42-1頁乃至第42-18頁, CRC Press, 1998,参照して本明細書の一部とする)に記載される知覚オーディオ符号器(Perceptual Audio Coder:PAC)のような知覚オーディオ符号化装置は、ノイズ割当て方式(noise allocation strategy)を用いてオーディオ符号化を実行しており、それにより、各オーディオフレームに対して、心理音響学的モデルに基づいてビット要件が計算される。PAC装置及び同様の圧縮技術を組み込んだ他のオーディオ符号化装置は固有のパケット指向(packet-oriented)、すなわち固定の時間間隔(フレーム)の間のオーディオ情報が、可変ビット長のパケットによって表される。各パケットは一定の制御情報を含んでおり、それにオーディオフレームの量子化されたスペクトル/サブバンドの記述が続く。ステレオ信号の場合、そのパケットは、中心チャネル及びサイドチャネル(例えば左チャネル及び右チャネル)のように個別の、異なる2つ以上のオーディオチャネルのスペクトル記述を含む場合がある。
【0004】
上記の引用文献に記載されるPAC符号化は、知覚によって駆動された適応フィルタバンク(adaptive filter bank)或いは変換符号化アルゴリズムと見なすこともできる。それは、拡張信号処理及び心理音響学的モデル化技術を組み込んでおり、高レベルの信号圧縮を達成する。要するに、PAC符号化は、修正離散コサイン変換(Modified Discrete Cosine Transformation:MDCT)とウエーブレット変換(wavelet transform)との間を切り替える信号適応切替式フィルタバンクを用いて、オーディオ信号の圧縮した記述を得る。フィルタバンク出力は、不均一なベクトル量子化を用いて、量子化される。量子化のために、フィルタバンク出力は、いわゆる「符号バンド(coderband)」にグループ化されるため、量子化器パラメータ、例えば量子化器ステップサイズが、各符号バンドに対して個別に選択されるようになる。これらのステップサイズは、心理音響学的モデルに従って生成される。量子化された係数は、適応ハフマン符号化技術(adaptive Huffman coding technique)を用いてさらに圧縮される。PACは全15個の異なる符号ブックを用いており、各符号バンドに対して、個別に最もよい符号ブックを選択することができる。ステレオ及びマルチチャネルオーディオ要素の場合、和/差或いは他の形式の数学的な組み合わせを符号化することができる。
【0005】
PAC符号化は、ブロックサンプリングアルゴリズムを用いて圧縮されたオーディオ情報を、パケット化されたビットストリームにフォーマットする。44.1kHzのサンプリングレートでは、チャネル数に関係なく、各パケットは各チャネルからの1024個の入力サンプルに対応する。ハフマン符号化フィルタバンク出力、符号ブック選択、量子化器、及び1つの1024サンプルブロックに対するチャネル組み合わせ情報は単一のパケットに配列される。1024個の各入力オーディオサンプルブロックに対応するパケットのサイズは可変であるが、以下に記載されるように、長期間一定の平均パケット長が保持されてもよい。
【0006】
応用によっては、最初のフレーム或いは全てのフレームに種々の付加情報が追加される場合がある。DABの応用形態のような信頼性の低い伝送チャネルの場合、各フレームにヘッダが追加される。このヘッダは、誤り再生のための重要なPACパケット同期情報を含み、サンプリングレート、伝送ビットレート、オーディオ符号化方式等のような他の有用な情報を含む場合もある。重要な制御情報はさらに、2つの連続したパケットに繰返し挿入されることにより保護される。
【0007】
上記の説明から、PACビット要求が、心理音響学的モデルに従って決定されるような、量子化器ステップサイズによって主に得られることが明らかである。しかしながら、ハフマン符号化を用いることに起因して、一般に、予め、すなわち量子化及びハフマン符号化ステップの前に正確なビット要求を予測することはできず、ビット要求はフレーム間で変動する。それゆえ従来のPAC符号器は、バッファリング機構及びレートループ(rate loop)を用いて、長期のビットレートの制約を満足する。バッファリング機構のバッファのサイズは、許容可能なシステム遅延によって決定される。
【0008】
従来のPACビット割当てでは、符号器は、特定のオーディオフレームのために一定のビット数をバッファ制御機構に割り当てるための要求を行う。その際、バッファの状態及び平均ビットレートに応じて、バッファ制御機構は、現在のフレームに実際に割り当てることができる最大ビット数を戻す。このビット割当ては、最初のビット割当要求より著しく小さくできることに留意されたい。これは、知覚的に透過性の符号化のための正確なレベルで、すなわち心理音響学的モデルステップサイズによって示されるように、現在のフレームを符号化することができないことを示している。変更されたステップサイズを有するビット要求が実際のビット割当て未満或いはそれに近くなるように、ステップサイズを調整することは、レートループの機能である。レートループは、心理音響学的な原理に基づいて、過剰なノイズの知覚を最小限にするように動作する。
【0009】
PAC符号化を用いるDABシステムの上記の進歩にもかかわらず、これらのシステム及び他のシステムにおいて、より高い動作能力を実現するように、デジタルオーディオ及び他の情報を伝送するための技術をさらに改善する必要がある。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、従来のシステムに対して性能を向上させるように、デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)システム或いは他のタイプのデジタル通信システムにおいて、誤り検出(error screening)を実施するための方法及び装置を提供する。
【0011】
本発明によれば、パケットのための誤り指示子の生成を制御するために、受信した情報の所与のパケットに関連する制御情報が特定され、パケットの復号化要件と比較される。誤り指示子は、制御情報と復号化要件との間の不整合性に応じて生成することができる。例えば、パケット長指示と必要とされるビット数との間の不整合によって、そのパケットに対する誤りフラグが生成される場合に、制御情報は、対応するパケットに適用されるハフマン復号化プロセスにおいて必要とされるビット数と比較することができるパケット長の指示を含む場合がある。
【0012】
デジタル情報は、知覚オーディオ符号器(Perceptual Audio Coder:PAC)符号器及び他の適当な符号器によって生成される一連のパケットを含むビットストリームの形を取る、符号化、圧縮されたオーディオ情報の場合がある。誤り検出の結果として生成される誤りフラグを用いて、PAC復号器内の誤り低減アルゴリズムを起動することもできる。別の例としては、誤りフラグがチャネル復号器に与えられ、ビタビアルゴリズム技術に従って、別の復号化経路を選択する際に用いられる場合もある。
【0013】
バーストチャネル誤りを検出するために特に適しているが、上記の誤り検出は任意のタイプの伝送誤りを検出することができ、任意の特定のタイプの伝送符号化を必要としない。さらに、このタイプの誤り検出は、他のタイプの誤り検出、例えば、巡回冗長符号(Cyclic Redundancy Code:CRC)誤り検出とともに用いることができる。例えば、あまり強力でないCRCを用いて所望レベルの性能を達成するために、ハフマン符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出を、外部符号CRC誤り検出とともに用いることができる。
【0014】
さらに、ここでは、内部チャネル符号及び外部チャネル符号の両方を含む実施例を用いて例示されているが、本発明は、内部符号或いは外部符号のいずれかを用いて、或いはチャネル符号化を用いずに実施することができる。
【0015】
本発明は、例えばデータ、映像及び画像情報を含む他のタイプのデジタル情報に適用することができる。さらに本発明は、FM及びAMハイブリッド・インバンド・オンチャネル(Hybrid In-Band On-Channel:HIBOC)DABシステム以外の種々の応用、例えば、インターネット及び衛星放送システム、オーディオ及びデータの同時配信のためのシステム等において実施することもできる。さらに本発明は、知覚符号器(perceptual coders)に適用できるだけでなく、広範なビットレートに渡って他の圧縮技術を用いる他のタイプのソース符号器(source encoders)にも適用することができる。
【0016】
【発明の詳細な記述】
以下に記載されることになる例示的な実施例における本発明は、オーディオ情報ビット、例えば知覚オーディオ符号器(Perceptual Audio Coder:PAC)のようなオーディオ符号器によって生成される圧縮されたオーディオビットの伝送とともに用いるのに特に適している誤り検出技術を提供する。しかしながら、本発明の誤り検出技術は、多数の他の形式の情報、例えば映像或いは画像情報、及び他の形式の符号化装置に適用することもできることは理解されたい。さらに、本発明は、インターネット及び他のタイプのコンピュータネットワーク上での通信、セルラマルチメディア、衛星、ワイヤレスケーブル、ワイヤレス・ローカル・ループ、高速ワイヤレスアクセス及び他のタイプの通信システム上での通信を含む、広範囲の種々のタイプの通信アプリケーションにおいて利用することができる。本発明は、例えば周波数チャネル、時間スロット、符号分割多元接続(Code Division Multiplex Access:CDMA)スロット、及び非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode:ATM)或いは他のパケット系伝送システムにおける仮想接続のような任意の所望のタイプの通信チャネル(複数及び単数)で用いることもできる。
【0017】
図1は、本発明を実施することができる典型的なFMハイブリッド・インバンド・オンチャネル(Hybrid In-Band On-Channel:HIBOC)デジタルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DAB)システムの周波数スペクトルの一部を示す。そのスペクトルは、周波数fの関数として電力Pについてプロットされている。示されるスペクトルの一部は、関連する下側デジタル側波帯102と上側デジタル側波帯104とを有するアナログホストFM信号100を含む。その側波帯は、HIBOC DABシステムにおいてデジタルオーディオ情報を伝送するために用いられる周波数スペクトルの部分を表す。
【0018】
本発明の例示的な実施例では、DABシステムは、デジタル側波帯102、104において、最適なビット配置(Optimun Bit Placement:OBP)を有する相補的なパンクチュアード対たたみ込み(Complementary Punctured Pair Convolutional:CPPC)符号を、内部符号として用いることもできる。本発明のシステムにおいて用いるのに適したCPPC符号及びOBC技術は、Brian Chen及びCarl-Eric W. Sundbergによる1998年12月21日出願の米国特許出願第09/217,655号「Optimal Complementary Punctured Convolutional Codes」に記載されており、その明細書はここで参照して本明細書の一部とする。より具体的には、その例示的な実施例は、2つの側波帯に対して、例えば一対のレート−4/5、メモリM=6CPPC符号を用いて、結合したレート−2/5符号を生成することができる。そのビット配置は、例えば、最も外側の周波数成分が、第1の隣接干渉を最も受けやすい側波帯成分であると予想される場合に、最適化することができる。
【0019】
ここではCPPC符号を用いて例示されるが、本発明は、多数の別の符号配列、例えばOBPと組み合せられる従来からの符号、多重ストリーム符号化等とともに利用することができる。
【0020】
その例示される実施例のシステムは、外部の順方向誤り訂正(Forward ErrorCorrection:FEC)或いは誤り検出符号として巡回冗長符号(Cyclic Redundancy Code:CRC)を、また差動4相位相変調(Differential Quadrature Phase Shift Keying:DQPSK)/直交周波数分割多重変調(Orthogonal Frequency Division Multiplexed modulation:OFDM変調)を用いることができる。伝送されるシンボルをDQPSK変調することにより、周波数選択性フェージング及び発振器の位相ドリフトに対する耐性が高くなる。差動符号化は、OFDMトーン間の周波数において実行される。伝送されるデジタル信号及び外部CRCブロック符号は、側波帯102、104それぞれにおいて繰り返される。
【0021】
図1に示されるように、側波帯102、104はそれぞれ、N個の成分102−1、102−2、...、102−N及び104−1、104−2、...、104−Nを含む。その成分は例えば、OFDM搬送波の組を表す場合がある。パイロットトーン103が側波帯102の一端に存在し、パイロットトーン105が側波帯104の一端に存在する。図示されないが、さらに別のパイロットトーンが、図の周波数スペクトルのいずれかの部分に存在する場合もある。パイロットトーン103、105は、選択されたOFDM基準トーンに対応し、例えば干渉の存在を判定するために用いられる場合がある。
【0022】
本発明は、図1のHIBOC DABシステム並びに他のタイプの通信システムにおいて実施することもできる改善された誤り検出(error screening)を提供する。図1に示されるタイプのスペクトルを有するHIBOCシステムは、図2及び図3を参照して詳細に記載されるであろう。
【0023】
図2は、本発明を実施することができる典型的なFM HIBOC DABシステム200を示す。システム200は、送信機及び受信機の一部を含んでいる。図2は主にそのシステムのデジタルの部分、すなわちデジタル信号の生成及び処理に関連する部分を示すことに留意されたい。さらに従来の処理素子を用いて、アナログ信号を処理することができる。
【0024】
システム200では、PACオーディオ符号器202が、上記のPAC引用文献、D.Sinha、J.D.Johnston、S.Dorqard及びS.R.Quackenbushによる「The Perceptual Audio Coder」(Digital Audio, Section 42, 第42-1頁乃至第42-18頁, CRC Press,1998)に記載されるオーディオ圧縮技術を用いて、例えば96kbpsのビットレートで符号化されたオーディオ信号を生成する。符号化されたオーディオビットストリームは、CRC符号器204に適用され、CRC符号器204は、CRC誤り検出ブロック符号を用いて従来通りにCRCビットを生成し、その後、符号化されたオーディオビットストリームはチャネル符号化及び変調サブシステム210に適用される。
【0025】
上記のように、CRCは、システム200において用いられる場合がある1つのタイプの外部符号の一例である。本発明とともに用いるのに適した他の利用可能な外部符号は、例えばリード・ソロモン(Reed-Solomon:RS)符号、BCH符号(Bose-Chadhuri Hocquenghem codes)及び他のタイプのブロック符号を含む。他の巡回符号及び非巡回性の短縮された符号を本発明による外部符号として用いることもできる。
【0026】
図3に示されるように、サブシステム210は、チャネル符号化、変調、送信、受信、復調及びチャネル復号化の動作を実行する。例示のために、サブシステム210は、FM放送チャネル230を含み、そのチャネル上でHIBOC DAB信号が伝送されるものと仮定する。図3のサブシステム210は、たたみ込み符号器220、例えば上記のCPPC技術によるオーディオビットストリームを符号化するためのCPPC符号器と、インターリーバ222と、DQPSK変調器224と、OFDM変調器226とを含む送信機部分を備える。
【0027】
上記のように、符号器220において実行されるたたみ込み符号化は、システム200において用いる場合がある内部符号のタイプの一例である。ブロック或いはたたみ込み符号、いわゆる「ターボ(turbo)」符号、並びにトレリス符号化変調(trellis coded modulation)に関連する符号化を含む、他のタイプの内部符号を用いることもできる。OFDM変調器226の変調出力は、デジタル側波帯102、104に対応しており、FM放送チャネル230を介して、OFDM復調器232と、DQPSK復調器234と、デインターリーバ(deinterleaver)238と、ビタビ復号器240とを含む受信機部分に伝送される。
【0028】
再び図2を参照すると、サブシステム210の受信機部分からの復調され、復号化された受信信号は、CRC復号器212に適用され、その後PACオーディオ復号器214に適用される。CRC復号器212は、出力242を介して図3のビタビ復号器240に供給される誤りフラグを生成する。その誤りフラグは、PACオーディオ復号器214において従来の誤り低減処理を起動するために用いることもできる。復号器214からの再構成されたオーディオ信号は、出力装置216、例えば可聴形式に変換するためのスピーカ或いは一組のスピーカに適用される。
【0029】
図3のビタビ復号器240はリスト・ビタビアルゴリズム(List Viterbi Algorithm)技術を用いることができ、その場合に、CRC誤りフラグ或いは他のタイプの外部符号誤りフラグを用いて、復号器によって生成される1つ或いは複数の別の復号化経路の選択を起動する。例えば、出力242を介して供給されるCRC誤りフラグは、その誤りフラグが最も有望な経路において誤りを示す場合には、次に有望な経路の選択を起動する場合もある。
【0030】
本発明とともに用いるのに適したLVA技術の別の例は、いわゆる「ショート・リスト(short list)」タイプのリスト・ビタビ復号化である。例示的な実施例におけるリストのサイズは、例えば、2、3、4エントリ程度であることが好ましい。ショート・リストは、典型的なFM HIBOC DABシステムの第1の隣接する干渉信号が一般に低速で変化する干渉レベル、例えば自動車内の受信機が第1の隣接する干渉信号を有する領域内を移動する際の干渉レベルになるので、許容可能である。さらに、一般的に、所与の消去された成分が、多数のCRCフレームに渡って消去されたままであることが望ましいであろう。厳密なリストのサイズ及び成分消去の数は、当業者には明らかなように、シミュレーションを用いて確立することができる。
【0031】
以下に図7とともに記載されるようなハフマン誤り検出の出力を用いて、LVA技術による別の経路選択を制御することもできる。例えば、所与のCRCが、対応する情報が誤りではないが、ハフマン誤り検出装置が誤りの存在を指示することを示す場合には、ハフマン誤り検出装置によって生成される誤りフラグは、別のLVA復号化経路の選択を起動することができる。
【0032】
図2及び図3とともに記載される例示的な実施例は、図を簡略化するために示されないが、変調器、マルチプレクサ(multiplexer)、アップコンバータ(upconverter)等のような付加的な処理素子を含む場合がある。さらに、これらの実施例は、図示される素子以外の素子を含む、他の素子の配列を用いて実施される場合もある。さらに、符号器及び復号器のような、ある信号処理素子は、少なくとも部分的に、1つ或いは複数の特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit:ASIC)、マイクロプロセッサ或いは他のタイプのデジタルデータプロセッサ、並びにこれらの、及び他の知られている素子の一部或いはその組み合わせを用いて実施される場合もある。例示的な実施例の種々の素子は、全体として、或いは部分的に、デジタルデータプロセッサの中央演算装置(Central Processing Unit:CPU)等によって実行される1つ或いは複数のソフトウエアプログラムの形で実施される場合もある。
【0033】
再び、本発明の例示的な実施例におけるFM HIBOCシステムの上記の構成は、一例にすぎないことを強調したい。当業者は、本発明の改善された誤り検出技術が、多数の他のタイプのシステム、例えばHIBOCシステム以外においても実施できることを理解されるであろう。
【0034】
例示的な実施例のシステムは、受信したビットストリーム内の誤りの存在を判定するために、種々の異なるタイプの誤り検出技術を用いることができる。これらの技術を記載する前に、PAC符号器202において実施されるオーディオ符号化プロセスを、図4、図5及び図6を参照して、より詳細に記載する。
【0035】
図4は、図2のシステムのPACオーディオ符号器202の1つの実現可能な形態を示す。MDCTとウエーブレット変換器との間を切り替える信号適応フィルタバンク250に、入力信号が適用される。先に記載されたのと同様にして、フィルタバンク出力は、いわゆる「符号バンド(coderband)」にグループ化され、その後、不均一なベクトル量子化器を用いて、各符号バンドのために個別に選択される量子化ステップサイズを有する量子化素子252において量子化される。ステップサイズは、適合素子256とともに動作する知覚モデル254によって生成される。量子化素子252によって生成される量子化係数はさらに、この例では、適応ハフマン符号化方式を実施するノイズのない符号化素子258を用いて圧縮される。この実施例では、全15個の異なる符号ブックが用いられ、各符号バンドの場合に、最も適した符号ブックが個別に選択される。このノイズのない符号化素子258の出力は、図に示されるようなビットストリームを発生するフォーマッタ260に提供される。
【0036】
図5は、図4のPACオーディオ符号器202によって生成される1つの典型的なPACパケット262のフォーマットを詳細に示す。44.1kHzサンプリングレートでは、各PACパケットは、実際のオーディオチャネルの数に関係なく、各オーディオチャネルからの1024個の入力サンプルに対応する。各パケットは、1つの1024サンプルブロックに対して、ハフマン符号化フィルタバンク出力、符号ブックセクション、量子化器及びチャネル組み合わせ情報を含む。パケットサイズは可変であり、すなわち、異なる1024入力サンプルの組に対応するパケットは、異なるサイズを有することができる。応用形態によっては、種々のタイプの付加的な制御情報が、所与のビットストリーム内の最初のパケット或いは全パケットに追加される。典型的にはDABに用いられるチャネルような、潜在的に信頼性のない伝送チャネルの場合、一般にヘッダが各パケットに追加される。典型的には、このヘッダは、同期、誤り再生、サンプリングレート、オーディオチャネルの数及び伝送ビットレートのような制御情報を含む。
【0037】
図5の典型的なPACパケット262は、ヘッダ部分264及びペイロード部分(payload portion)266を含む。パケット262のヘッダ部分264は、23ビットのPAC同期(SYNC)符号、5ビットのビットレート指示子、4ビットの入出力サンプリングレート指示子、12ビットからなるブロック長、半ブロック長、次ブロック長及び次半ブロック長指示子、4ビットのビットバッファ状態指示子、5ビットのシーケンス番号、2ビットのストリーム識別子(ID)、1ビット或いは11ビットの付随データ長指示子、10ビットの補助データ長指示子、3ビットのチャネル数指示子、2ビットのオーディオ処理モード指示子を含む。ヘッダ部分264には、エンハンスメントモード、オーディオデータ、補助データ及び付随データ用の可変長フィールドを含むペイロード部分266が後続する。
【0038】
図6は、ペイロード部分266のオーディオデータ部分内のチャネル毎のデータの一例を示す。チャネル毎のデータは、セクション情報270(例えばセクションの数、セクション境界及びハフマン符号ブック)、スケールファクタ(scale factor)272、エンハンスメントデータ(enhancement data)274(例えば、予測子、モデルパラメータ等)及び係数276を含む。図5及び図6に示されるPACパケットフォーマットに関するさらに細かい部分は、上記のPAC引用文献において見出すことができ、それゆえここでは、フォーマットついてこれ以上記載しない。
【0039】
PACによる誤りの低減は主に、パケット間の補間に基づいている。そのような誤り低減は、所与の部分的に誤りのあるPACパケット内で、利用可能な誤りのない任意の部分的な情報を利用することにより改善することができる。部分的な情報を使用することにより、PACによる誤り低減の性能が改善される。本発明の誤り検出技術を用いて、伝送誤りを識別し、その後PAC誤り低減アルゴリズムの動作を起動することができる。
【0040】
本発明によれば、伝送誤りを識別するための誤り検出技術は、ハフマン符号及び制御情報整合性に基づいている。上記のように、PACビットストリームにおいて、各パケットは一般に、固定ブロックのオーディオサンプル、例えば1024個のサンプルを記述する一連のハフマン符号を含む。ハフマン符号が自己パース(self-parseing)であるものとすると、チャネル誤りが存在する場合であっても、受信したビットの復号化は順次継続することができる。しかしながら、オーディオサンプルの所与の固定ブロックを復号化するために必要とされるビットの数は、誤りが存在する際に異なるものと考えられる。これは、PACビットストリームが、パケット長を示す信頼性の高い制御情報を含み、信頼性の高い誤り指示を与えるように設計される事実と結びつけることができる。
【0041】
より具体的には、所与のパケットに関連する制御情報は、他のタスク、例えば受信機における信頼性の高い同期化及びバッファリングのために必要とされるが、パケットのためにハフマン復号化プロセスによって要求されるビット数に対する整合性検査として用いることもできる。制御情報が正確に受信されるものと仮定すると、制御情報において指示されるパケット長と、ハフマン復号化プロセスによって必要とされるビット数との間の不整合性を用いて、伝送誤りのフラグをたてることができる。上記のように、その後この伝送誤り指示を用いて、PAC誤り低減処理を起動することができる。
【0042】
図7は、本発明による図2のPACオーディオ復号器214の1つの実現可能な実施例を示す。この実施例における復号器214は、ハフマン符号及び制御情報整合性に基づく上記の誤り検出を実施する。CRC復号器212から受信される符号化されたオーディオビットストリームは、フレーム同期素子280に適用される。フレーム同期素子280からの符号化されたオーディオビットストリームの同期した出力は、ハフマン復号器282及び付加的な処理回路284に適用される。ハフマン復号器282は、そのビットストリームに関連するオーディオ情報を復号化する。このハフマン復号化プロセスは、よく知られた従来の方法で実施することができ、それゆえここでは詳細には記載しない。
【0043】
処理回路284は、ビットストリームから制御情報を抽出し、パケット長の指示を与える制御情報を含む、この制御情報の少なくとも一部を論理回路286に移送する。論理回路286は、処理回路284から受信される制御情報から判定されるような、所与のパケットのためのパケット長の指示と、ハフマン復号器282によって判定されるような、パケットを復号化するために必要とされる実際のビット数とを比較する。制御情報によって指示されるパケット長と、ハフマン復号器によって指示される必要なビット数との間の不整合性によって、誤りフラグ或いは他の適切な誤り指示子の生成が、論理回路286により起動される。その後誤り指示子によって、従来通りのPAC誤り低減処理を起動することもできる。
【0044】
この例示的な実施例における論理回路286の出力は、復号化されたオーディオ及び誤り指示子を含む。図7には示されないプロセッサ或いは他の素子が、PAC誤り低減処理を実施するために、復号化されたオーディオ及び誤り指示子を受信し、さらに処理する場合もある。そのようなプロセッサ或いは他の素子は、図7の素子280、282、284及び286のうちの1つ或いは複数の素子を、全体として、或いは部分的に実装、或いは組み込むこともできる。
【0045】
バーストチャネル誤りを検出するのに特に適しているが、上記の誤り検出は、任意のタイプの伝送誤りを検出することができ、任意の特定のタイプの伝送符号化を必要としない。さらにこのタイプの誤り検出を、他のタイプの誤り検出、例えば上記の外部符号誤り検出とともに用いることができる。例えば、ハフマン符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出は、あまり強力でないCRC符号を用いて所望のレベルの性能を達成するために、外部符号CRC誤り検出とともに用いることができる。
【0046】
上記の誤り検出の別の実施例は、他のタイプの符号、すなわちハフマン符号以外の符号を利用することができる。例えば、本発明は、いわゆるタンストール(Tunstall)符号、或いは結果的に可変長のパケット或いはフレームを生成する任意の他のタイプのソース符号を用いることもできる。他のタイプの符号で実施される際には、異なるタイプの制御情報を用いる場合があることに留意されたい。例えば、タンストール符号を用いる実施例は、符号化された係数の数を指示する制御情報を用いる場合がある。他の実施例は、所与のハフマン復号化シーケンスの終了時に第2のPAC SYNCワードの検出を利用して、整合性検査を提供することができる。
【0047】
再び、本発明の別の実施例は、他のタイプの外部符号、例えばRS、BCH或いは他のブロック符号、他のタイプの内部符号、例えば様々なタイプのたたみ込み符号、ターボ符号或いはトレリス符号化変調に関連する符号化、並びに種々の異なるタイプのインターリーブ処理、例えばブロックインターリーブ(block interleaving)、たたみ込みインターリーブ(convolutional interleaving)或いはランダムインターリーブ(random interleaving)を利用できることを強調したい。当然、RS、BCH或いは他の同様のタイプの誤り訂正外部符号を用いる実施例も、誤り訂正のための符号及びPAC誤り低減処理を制御するための誤りフラグの生成のための符号を用いることができる。
【0048】
さらに本発明は、任意の特定のチャネル符号配列を用いる必要がない。内部チャネル符号及び外部チャネル符号の両方を含む実施例を用いて例示されるが、本発明は、内部チャネル符号或いは外部チャネル符号のいずれか一方を用いて、又はチャネル符号を用いずに実施することができる。
【0049】
さらに、周波数分割多重(Frequency Division Multiplexing:FDM)の内容に則して例示されてきたが、本発明は、時分割多重(Time Division Multiplex:TDM)及び符号分割多重(Code Division Multiplex)フォーマット、並びにTDM、FDM、CDMの組み合わせ及び他のタイプのフレームフォーマットを含む、種々の幅広いフレームフォーマットに適用することができる。さらに、詳細には記載されていないが、例えば全側波帯成分におけるシングルキャリア変調、或いは例えば、全側波帯成分におけるOFDMのようなマルチキャリア変調を含む多数の異なるタイプの変調技術を、本発明とともに用いることができる。所与の搬送波は、例えば、m値QAM、m相PSK或いはトレリス符号化変調のような技術を含む、任意の所望のタイプの変調技術を用いて、変調することができる。
【0050】
本発明は、例えば、単一周波数帯で、ホスト搬送波信号を持たないスペクトル、3つ以上の側波帯を有するスペクトル等の、種々の幅広い他のタイプ及び配列の周波数スペクトルで用いることができることに留意されたい。
【0051】
上記のように、本発明は、データ、映像、画像及び他のタイプの情報のような、オーディオ以外のデジタル情報の伝送に適用することができる。例示のための実施例は、PAC符号器によって生成されるパケットのような、オーディオパケットを用いているが、本発明は、任意の形式で、任意のタイプの圧縮技術によって生成されるデジタル情報に、全般的に適用することができる。本発明は、同時に多数の番組を聴取及び/または記録する処理、オーディオ及びデータを同時に配信する処理等のような多数の応用形態において実施されることもできる。これら及び多数の別の実施例及び実施例が、添付の請求の範囲内にあることは、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド・インバンド・オンチャネル(HIBOC)デジタルオーディオ放送(DAB)システムの周波数スペクトルの一部を示す図である。
【図2】本発明を実施することができるHIBOC DABシステムのブロック図である。
【図3】図2のHIBOC DABシステムのチャネル符号化及び変調サブシステムをより詳細に示すブロック図である。
【図4】図2のHIBOC DABシステムにおいて用いることができる知覚オーディオ符号器(PAC)オーディオ符号器のブロック図である。
【図5】図4のPACオーディオ符号器によって生成される符号化されたオーディオパケットのための典型的なパケットフォーマットを示す図である。
【図6】図4のPACオーディオ符号器によって生成される符号化されたオーディオパケットのための典型的なパケットフォーマットを示す図である。
【図7】本発明によるPACオーディオ復号器の1つの実現可能な実施例を示す図である。
【符号の説明】
100 アナログホストFM信号
102 下側デジタル側波帯
103、105 パイロットトーン
104 上側デジタル側波帯
200 FM HIBOC DABシステム
202 PACオーディオ符号器
204 CRC符号器
210 チャネル符号化及び変調サブシステム
212 CRC復号器
214 PACオーディオ復号器
216 出力装置(スピーカ)
220 たたみ込み符号器
222 インターリーバ
224 差分QPSK変調器
226 OFDM変調器
230 FM放送チャネル
232 OFDM復調器
234 差分QPSK復調器
238 デインターリーバ
240 ビタビ復号器
242 出力
250 信号適応フィルタバンク
252 量子化素子
254 知覚モデル
256 適合素子
258 ノイズのない符号化
260 フォーマッタ
280 フレーム同期素子
282 ハフマン復号器
284 処理回路
286 論理回路

Claims (10)

  1. 通信システムにおいて受信されるデジタル情報を処理する方法であって、
    受信されたデジタル情報のパケットであって、固定長の時間フレームと関連づけられた制御情報およびデジタル情報から成る可変長パケットの該制御情報を識別するステップと、
    該所与のパケットの該制御情報の少なくとも一部と、該所与のパケットの該デジタル情報に関連する復号化要件とを、少なくとも部分的に比較することにより、該パケットのための誤り指示子を生成するステップと、
    を含む方法。
  2. 該誤り指示子は、該制御情報と該復号化要件との間の不整合性に応じて生成される、請求項1に記載の方法。
  3. 該制御情報はパケット長の指示を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 該デジタル情報はハフマン符号を用いて符号化される情報を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 該復号化要件は、該デジタル情報を復号化するために必要とされる多数のビットの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 該デジタル情報は、該所与のパケットを含む複数のパケットを生成するためにオーディオ符号器を用いて符号化される、請求項1に記載の方法。
  7. 該誤り指示子は、オーディオ復号器によって生成され、該復号器内の誤り低減アルゴリズムとともに用いられる誤りフラグを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 該誤り指示子は、LVA技術に従って別の復号化経路を選択するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  9. 該受信したデジタル情報は、内部符号及び外部符号の少なくとも一方を用いて伝送される、請求項1に記載の方法。
  10. 通信システムにおいて受信されるデジタル情報を処理するための装置であって、
    受信されたデジタル情報のパケットであって、固定長の時間フレームと関連づけられた制御情報およびデジタル情報から成る可変長パケットの該制御情報を識別するように動作し、かつ該所与のパケットの該制御情報の少なくとも一部と、該所与のパケットの該デジタル情報に関連する復号化要件とを、少なくとも部分的に比較することにより、該パケットのための誤り指示子を生成するように動作する復号器を備える装置。
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