JP3831090B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学系の実効的な開口数を切り替える技術、特に最近の光ディスク装置の光ピックアップにおいて実効的な開口数を切り替え、DVDやCD−ROM用といった異なる開口数から構成される光ピックアップを一つの光ピックアップで共用可能とする技術に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の理解を容易にするため、光学系の開口数について簡単に説明する。幾何光学的にほぼ無収差で設計された光学系においては点像は無限小のスポットで結像されるが、実際は光の波動性による回折の影響でスポットは有限の広がりを持つ。この時、結像もしくは集光に寄与する光学系の開口数をNAとすると、スポットの広がりの物理的定義はk×λ÷NAで表される。ここでλは光の波長、kは光学系に定まる定数で普通は1から2前後の値をとる。NAは光学系の有効入射瞳直径D(一般的には有効光束の直径)と焦点距離fの比D/fに比例する。この式で表されるスポットの広がりが理論解像限界となり回折限界といわれる。
【0003】
先の式から明らかなように、光学系の理論解像度は開口数に大きく左右される。一般に光ディスクの場合の光ピックアップの集光(対物)レンズの開口数はCDやCD−ROM用では0.45程度、DVD(デジタルバーサタイルディスク)用では0.55程度であり、光ディスク基盤の厚みはCD用が約1.2mm、DVD用が約0.6mmである。回折限界まで集光する必要のある光ピックアップの集光レンズは光ディスク基盤の厚みまで考慮に入れて設計される。したがってCDあるいはCDーROMとDVDとでは光ピックアップが共用不可能である。
【0004】
そこでこの問題を解決するため、一台の機器の中に2台のピックアップを設置する方法や、光ピックアップの集光レンズにホログラムを刻み二焦点にする方法、あるいは液晶シャッタを用いて有効入射瞳径を切り替える方法等が用いられている。
【0005】
次に本発明に最も近い従来例を図5に示す。これは光ディスクへの適用を前提としたものである。図を追って説明する。
【0006】
直線偏光レーザ光源501から出射しコリメートレンズ502で平面波にされた直線偏光503は、その偏光軸504が紙面に平行であるY軸方向とする。直線偏光503は90度TN(ツイストネマティック)型液晶素子505により偏光軸504の方向が90度回転しX軸方向となる。集光光学系506により直線偏光503が集光される。この時、中央部が丸く切り抜かれた偏光板507が集光光学系506の手前に設置され、その直線偏光透過軸はY軸方向であるとする。この時、偏光板507と組み合わされた90度TN型液晶素子505の光シャッタ機能により、偏光板のくり貫かれた中央部を透過した直線偏光のみが集光に寄与する。CDの再生にはこの状態で使用する。
【0007】
一方、DVDの再生においては90度TN型液晶素子505にZ方向の電界を加え、後に述べるホメオトロピックの状態にする。この状態では液晶素子に旋光性が無くなるため直線偏光503は偏光板を透過する事ができ先の状態と比べ開口数が大きくなる。この状態においても偏光板の持つ光吸収作用により光量が失われる。また偏光板の中央部がくり貫かれているため、偏光板を透過した直線偏光とそうでない直線偏光に偏光板と空気の屈折率差に起因する光の位相差が生じ、回折限界まで集光する事が困難となる。そのため、くり貫かれた中央部に直線偏光透過軸がX軸方向である同じ種類の偏光板を設置すれば位相差の問題は解決するが、更に光量が失われる事になる。
【0008】
集光光学系506で集光された集光スポット508は光ディスク509で反射されほぼ入射と同じ光路をもどり、光分離素子510で分離された光束511が別の集光光学系512で集光され、集光スポット513が光検出素子514で検出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら一台の機器に2のピックアップを設置する事は機器構成が複雑になりコストアップにもつながる。また集光レンズにホログラムを刻み二焦点にすると常にどちらか一方の不要な集光スポットを発生しているため、光利用効率が低下する。これはDVD−RAMすなわち書き込み書き換え可能なDVDのような大きな光量を必要とする機器においては問題となる。同様に液晶シャッタを用いる方法においても同じ問題が生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明においては直線偏光と直線偏光を集光する集光光学系と集光光学系による集光スポットを反射する反射部材と反射光を入射光路から分離する光分離素子と光分離素子による分離光を検出する光検出素子からなる光学装置において、90度旋光光学素子を入射光路中に、直線偏光検波素子を分離光路中に設置した。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明による実施形態を図1に示す。直線偏光レーザ光源101から出射し、コリメートレンズ102で平面波にされた直線偏光103は、その偏光軸104が紙面に平行であるY軸方向とする。直線偏光103は旋光光学素子105を透過後、旋光光学素子105の旋光機能により偏光軸104の方向が回転する。旋光光学素子105は入射直線偏光をX軸方向に向けて90度旋光する部位106(斜線表示した円形領域)と、0度旋光する部位107から構成される。
【0012】
90度旋光する部位106を透過し90度旋光した直線偏光108は集光光学系110の光軸111を中心としたほぼ円形領域112(斜線表示)に入射する。この円形領域112は集光光学系110に入射する有効光束113の一部分であり、有効光束113により構成される開口数より小さくなっている事がわかる。ここでは有効光束113による開口をDVD用に、円形領域112による開口をCD用に設定する。また図1では集光光学系110に入射する光束を制限する絞り等を用いていないため、有効光束113は旋光光学素子105を透過する直線偏光103の光束と一致している。
【0013】
0度旋光する部位107を透過し0度旋光した直線偏光109は円形領域112以外に入射する。円形領域112と円形領域112以外の領域の直線偏光は偏光軸が互いに直交する事がわかる。
【0014】
光ディスク115で反射された集光スポット114はほぼ入射光路と同一光路を戻り集光光学系110を通過後、光分離素子116で分離される。このときの偏光状態は光ディスク115に強い複屈折性や回折の偏光依存性がなければ入射偏光状態が保存され、一般に光ディスクにおいては複屈折は20nm以下で回折による偏光依存も実際上ほとんど発生しない。
【0015】
分離された光束117は別の集光光学系118で再び集光され集光スポット119が光検出素子120で検出される。分離された光束117の中に直線偏光検波素子121をその方位(直線偏光が透過する方位)を90度方向(X軸方向)にして設置すると0度旋光した直線偏光109の光ディスク115で反射された成分が遮光される。なぜなら0度旋光した直線偏光109の偏光軸は直線偏光検波素子121の方位と直交するからである。この状態はCDやCD−ROMの再生に用いる事が可能である。すなわち0度旋光した直線偏光109は集光光学系110の外周部を通過する光束で開口数の大きい部分である。本来はDVD用に使用する部分の一部であり、CD等に使用するとDVD用のディスク基盤と厚みも異なるため大きな収差を持った反射光束となる。この反射光束が集光スポット119の形を崩してしまい、光検出素子120で集光スポット119の対称性の信号を得る際の信号ノイズとなってしまう。しかしこの集光光学系110の外周部を通過した光束の成分を光検出素子120の手前で遮光すれば問題はない。この光学装置をDVD用に使用するためには0度旋光する部位106を90度旋光に切り替えればよい事は明らかである。すなわち分離された光束117において有効光束113の成分すべてが使用されて集光スポット119が形成されるからである。
【0016】
【実施例】
図2に本発明における実施例をあげる。原理確認のための例であり、一般に使用されている光ディスクのピックアップ光学系とはスケールは異なる。基本的には図1に示した実施形態と同様であるが、旋光光学素子として90度ツイストネマティック型液晶を用いている。最初に本実施例の理解を容易にするため、90度ツイストネマティック型液晶を用いた旋光効果について説明する。
【0017】
図3(a)、図3(b)は電気的制御可能な一般的な90度ツイストネマティック型液晶素子の旋光機能を模式的に表したものである。透明電極がコートされたガラス基盤301に液晶分子302が挟まれている。入射側のガラス基盤は配向軸方向303がY軸方向で、出射側のガラス基盤は配向軸方向303が上半分がY軸方向、下半分がX軸方向となっている。液晶分子302はその長軸方向を配向軸方向にそろえる性質と、連続体として振る舞う性質とから図3(a)に示す様に、上半分側では液晶分子302は平行に並びこれをホモジェニアスという。また下半分では液晶分子302は徐々に滑らかに90度回転する。これを90度ツイストネマティックという。
【0018】
この液晶素子に入射直線偏光304が入射すると、液晶分子の誘電異方性のため入射直線偏光304の偏光軸は液晶分子302の長軸方向に沿って伝搬する。すなわち出射直線偏光305の偏光軸は上半分がY方向、下半分がX方向となり互いに直交する。液晶分子の長軸方向の屈折率をn1、短軸方向の屈折率をn2とし、液晶層厚をdとすると液晶層内を進む入射直線偏光304の光路長は上下両方ともにn1×dで表される事もわかる。
【0019】
厳密にいうなら入射直線偏光304が厳密に直線偏光として出射するためには入射直線偏光304の偏光軸の方向が入射側の配向軸303の方向すなわち液晶分子長軸と一致し、かつ2×(n1−n2)×d÷λが3、15、35等のいずれかの平方根である必要が知られている。ここでλは入射光の波長である。しかし使用する光の波長、液晶分子の屈折率及び液晶層の厚みが先の式を厳密にみたさなくてもさほど不都合は生じない。またこの時は入射直線偏光304の偏光軸の方向を入射側の配向軸方向303から故意に多少ずらすとよい。
【0020】
ガラス基盤にコートされた透明電極を介して液晶素子にZ軸方向の電界を加えると、図3(b)に示す様に液晶分子302の長軸が電界の方向であるZ軸方向に並んで静止する。この状態をホメオトロピックという。このとき出射直線偏光305は変化なく入射直線偏光304と同じY軸方向となる。すなわち旋光性はなくなる。またこのときは液晶層内を進む入射直線偏光304の光路長はn2×dである事もわかる。
【0021】
図2を用いて実施例を説明する。基本的には図1に示した実施形態と同じであるが、旋光光学素子として90度ツイストネマティック型の液晶素子205が用いられ、液晶素子205の基本的な構造及び動作は図3(a)(b)と同じであるがホモジェニアス配向は用いていない。直線偏光203が入射する側の液晶素子205の配向軸の方向は偏光軸204の方向とほぼ一致し共にY軸方向である。
【0022】
直線偏光レーザ光源201から出射しコリメートレンズ202で平面波にされた直線偏光203はその偏光軸204が紙面に平行なY軸方向とし液晶素子205に入射する。液晶素子205は電気信号によりホメオトロピック領域207と90度ツイストネマティック領域206に機能領域が分割される。すなわち図3の説明で明らかなようにホメオトロピック領域207は電気信号により透明電極を介して液晶分子に十分な電界が加えられる。またホメオトロピック領域は光軸211を中心とした円形外の領域である。
【0023】
液晶素子205のホメオトロピック領域207を透過し0度旋光した直線偏光209は集光光学系210の光軸211を中心としたほぼ円形領域212以外に入射する。このとき円形領域212は集光光学系210に入射する有効光束213の一部分であり、有効光束213により構成される開口数より小さくなっている事がわかる。ここでは有効光束213による開口をDVD用に、円形領域212による開口をCD用に設定する。また図2では集光光学系210に入射する光束を制限する絞り等を用いていないため、有効光束213は液晶素子205を透過する直線偏光203の光束と一致している。集光光学系210を通過した有効光束213が集光スポット214を形成する。
【0024】
90度ツイストネマティック領域206を透過し90度旋光した直線偏光208は円形領域212に入射する。円形領域212と円形領域212以外の領域の直線偏光は偏光軸が互いに直交している事がわかる。
【0025】
図4に実際に使用した液晶素子の形状を示す。外形がおよそ15mmの正方形で中央部に直径10mmの液晶封入領域401がある。液晶封入領域401の中央部の直径3mmの円形領域以外に対し、電極部405からの電気信号によりホメオトロピック領域402が形成され、円形の領域は電気信号が加えられないため90度ツイストネマティック領域403のままとなる。光が入射する側の液晶分子の配向軸方向404はY軸方向とする。また光軸Zは紙面垂直に進む方向である。電気信号を除去する事で液晶封入領域401の全域を90度ツイストネマティック領域に戻す事が可能である。この構成の液晶素子では中央の円形領域から引き出し電線を出す必要がないため、ホメオトロピックとなる領域402の透明電極に円形領域からの引き出し電線のためのデッドスペースを形成する必要がない。なおこの液晶素子は波長633nmの光に対し前述に示した15の平方根をほぼ満足している。
【0026】
液晶素子205において、ホメオトロピック領域207は液晶層がなくても偏光軸は旋光しないため基本的な効果は同じである。しかしこの場合は液晶層がある領域と比べ光路長が変わるため入射直線偏光の位相変調が生じるため、集光光学系210あるいはその他の光学系を用いて補正しなければならない可能性が生じる。またホメオトロピック領域207を最初からホモジェニアス配向もしくはホメオトロピック配向しても同様の効果を得る事が可能であるが、液晶素子の製作の際に90度ツイストネマティック配向とホメオトロピック配向、もしくはホモジェニアス配向を施す必要があり、このためにはマスクラビングすなわち一方の配向中は他方の配向領域をマスクするなどの比較的複雑な配向手法が必要となる。
【0027】
集光スポット214は光軸211上でほぼ同位置に設置された光ディスク215によりほぼ入射光と同一光路を戻り、集光光学系210を通過後、光分離素子216で分離される。分離された光束217は別の集光光学系218により集光され、集光スポット219を形成する。集光スポット219は光検出素子220により検出される。直線偏光検波素子221の方位(直線偏光が透過する方位)をX軸方向として分離された光束217の光路中に設置する事で円形領域212を透過した成分のみ取り出すことができCD再生が可能となる。また液晶素子205のホメオトロピック領域207の電気信号を除去して90度ツイストネマティック配向(すなわち液晶素子205の全域が90度ツイストネマティックとなる)とすれば有効光束213全体の成分を取り出せるためDVD等に使用可能となる。
【0028】
実際の光学系では直線偏光検波素子221として偏光板を用い、有効光束213の直径は5mmとした。また偏光板の中央部分を円形にくり貫いて円形領域212を透過した成分のみを素通しにしてもかまわない。偏光板は光吸収があるためこの方が光利用率が改善される。しかし光検出素子220としてよく使用されるフォトダイオードは比較的高感度なためさほど問題ではない。
【0029】
液晶素子205は旋光光学素子として使用され、入射光路中においては偏光板等を用いていないので原理的には光量ロスは生じない。実際の測定においては光量ロスは15%程度であったが、液晶ガラス基盤に無反射コートを施せば10%以下にする事は可能である。
【0030】
【発明の効果】
今までの説明から明らかなように本発明における旋光光学素子と直線偏光検波素子を用いた光学装置を光ディスク装置に適用した場合、原理的に書き込み(もしくは読み出し)のための光量をロスすることなく開口数を電気的に簡単に切り替える事ができる。この事は今後有望視されているDVD−RAM、すなわち書き込みあるいは書き換え可能なデジタルバーサタイルディスク装置の光学系において、CDの再生を兼ね備えた光学系として非常に有効である。なぜなら光源としての半導体レーザの光出力アップは困難な問題だからである。
【0031】
また本発明における液晶素子は現在の複雑な構造を持ったパソコン用等の液晶表示パネルと比べ、サイズも小さく構造も非常に簡単なため特に大きなコストアップにはならない。また偏光板も市販の液晶装置に使われている安価な物をそのまま使う事が可能でる。また本発明は透過型光ディスクにおいても同様の効果を得る事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学装置の構成例である。
【図2】本発明による光学装置の実施例である。
【図3】電気的に制御可能なツイトネマティック型液晶素子の旋光機能を表した図である。
【図4】図2の実施例に用いた液晶素子の構造を表した図である。
【図5】本発明に最も近い従来技術を表した図である。
【符号の説明】
101、201、501、直線偏光レーザ光源
102、202、502、コリーメートレンズ
103、203、503、直線偏光
104、204、504、偏光軸
105、旋光光学素子
205、液晶素子
505、90度TN型液晶素子
106、90度旋光する部位
206、403、90度ツイストネマティック領域
107、0度旋光する部位
207、402、ホメオトロピック領域
108、208、90度旋光した直線偏光
109、209、0度旋光した直線偏光
110、118、210、218、506、512、集光光学系
507、偏光板
111、211、光軸
112、212、円形領域
113、213、有効光束
114、119、214、219、508、513、集光スポット
115、215、509、光ディスク
116、216、510、光分離素子
117、217、511、分離された光束
120、220、514、光検出素子
121、221、直線偏光検波素子
301、透明電極がコートされたガラス基盤
302、液晶分子
303、404、配向軸方向
304、入射直線偏光
305、出射直線偏光
401、液晶封入領域
405、電極部

Claims (2)

  1. 直線偏光レーザ光源と該直線偏光レーザ光源から出射した直線偏光を入射し90度旋光する旋光光学素子と該旋光光学素子で旋光された光束を集光する集光光学系と該集光光学系の焦点近傍に設置された光反射部材と、該光反射部材により反射される反射光を入射光から分離する光分離素子と、該光分離素子で分離された分離光束を検出する光検出素子とを備え、前記旋光光学素子は電気信号により旋光性が制御され、該旋光性が制御される部位は前記集光光学系により利用される前記直線偏光の有効光束中の一部分の領域に作用する光学装置において、前記光分離素子と該光検出素子の光路中に直線偏光検波素子を設置し、該直線偏光検波素子の方位は前記直線偏光の方位とほぼ直交させ、かつ前記旋光光学素子として90度ツイストネマティック型液晶素子を用い、該90度ツイストネマティック型液晶素子の旋光性が制御される部位は前記集光光学系により利用される前記直線偏光の有効光束中の光軸を中心としたほぼ円形領域以外の領域であり、前記90度ツイストネマティック型液晶素子の直線偏光入射側の液晶分子の配向軸方向は、前記直線偏光の偏光軸方向とほぼ一致もしくはほぼ直交し、前記90度ツイストネマティック型液晶素子の旋光性が制御される部位は電気信号によりホメオトロピック配向となることを特徴とする光学装置。
  2. 前記90度ツイストネマティック型液晶素子は、液晶分子の長軸方向の屈折率をn1、短軸方向の屈折率をn2、液晶層厚をd、前記直線偏光の波長をλとし、次式、
    2×(n1−n2)×d÷λ
    の値が3、15、35のいずれかの平方根にほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
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